JP3410638B2 - ビデオカメラシステム - Google Patents
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Description
用いた単板カラービデオカメラに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2に従来の原色配列カラーフィルタの
CCD撮像素子を使用したカメラシステムの構成を示
す。 【0003】従来のカメラシステムでは、レンズ(1)
より入射した被写体の画像は光学フィルタ(2)により
画像に含まれる高域の周波数成分を減衰させた後、CC
D撮像素子(3)にて光電変換され、画素単位に信号が
出力される。 【0004】CCD出力はCDS/AGC回路(4)に
より映像信号の分離および信号レベルの調整が行われた
後、ADコンバータ(5)により、ディジタル信号に変
換される。 【0005】ディジタル値に変換された映像信号はディ
ジタル信号処理回路(6)にて輝度信号と色信号が作成
され、(24),(25)の端子から出力される。 【0006】ディジタル信号処理回路(6)では、黒レ
ベルクランプ回路であるLCLIP(7)にて、信号に
含まれる黒レベルの値がある規定値に固定された後、ホ
ワイトバランス回路(8)にてレッド(以下Rとす
る)、グリーン(以下Gとする)、ブルー(以下Bとす
る)それぞれの画素信号に対してホワイトバランス調整
が行われる。 【0007】ホワイトバランス回路(8)の出力は 1
水平走査期間の遅延回路である1HDL(9),(1
0),(11)により同時化される。 【0008】輝度信号の処理は、まず(8),(9),
(10),(11)の出力信号に対して、CCD出力が
ラインごとにG,RとB,Rに切り替わるため有彩色の
領域にて発生するラインクロールを防ぐための垂直低域
フィルタYVLPF(12)がかけられた後、水平低域
通過フィルタYHLPF(13)により水平方向の色信
号キャリア成分が取り除かれる。 【0009】YHLPF(13)の出力は輝度γ補正回
路YGAM(14)にてガンマ補正されて、同期信号加
算回路であるSYNCMIX(15)にて同期信号が加
算される。 【0010】色信号処理は、同時化された画素信号
(8),(9),(10)の各出力に対してガンマ補正
が色γ補正回路CGAM(17)にてかけられた後、色
差信号作成回路であるC−G(18)のブロックで垂直
方向に隣接するR/G、およびB/GによりR−G,B
−Gが作成される。 【0011】さらに、C−G(18)出力のR−G、B
−G信号に対してマトリックスMATRIX(22)に
て色差マトリックス演算がおこなわれ、R−Y,B−Y
が作成される。 【0012】色差信号データR−Y,B−YはCGAI
N(23)ブロックにてゲイン調整が行われた後、バー
スト・フラグ・ミックス回路であるBFMIX(24)
にてバースト信号データが重畳され、CMOD(25)
にて色信号変調される。 【0013】本方式ではCCD撮像素子の出力がインタ
ーレースされていないため、INTRCONV(2
2),(23)にてノンインターレース−インターレー
ス変換を行い、所定のビデオ信号のフォーマットで出力
する。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】図2において、輝度信
号を作成するためにホワイトバランスのとれたRGB各
画素信号に対して垂直低域フィルタYVLPF(12)
と水平低域フィルタYHLPF(13)を使用するが、
このとき水平解像度をできるかぎり確保するために、ナ
イキストのサンプリング定理に基づき画素周波数の2分
の1の帯域近くまで通過域となるようなフィルタを構成
する。 【0015】このときの輝度信号の水平周波数スペクト
ルを示したものが図3である。 【0016】図3(a)は無彩色被写体を撮像した場合
の各色フィルタの信号値、図3(b)はこの場合の輝度
信号スペクトル、図3(c)はRに対してGBの成分が
少ない被写体を撮像した場合の各色フィルタの信号値、
図3(d)はこの場合の輝度信号スペクトル、図3
(e)はRのみの成分を持つ被写体を撮蔵した場合の各
色フィルタの信号値、図3(f)はこの場合の輝度信号
スペクトルである。 【0017】図3(a)の場合のように、無彩色被写体
であって かつホワイトバランスが取れている時は色フ
ィルタのRGB各画素信号値は、画像の各画素位置での
輝度信号値を真に示している。 【0018】そのため、このCCDのもつ水平輝度信号
スペクトルは水平画素周期をTとすると、(2π/T)
の整数倍の周波数を中心に輝度信号スペクトルが発生す
る。 【0019】このスペクトルを示したものが図3(b)
であり、折り返しひずみのない信号帯域は(1)の範囲
となる。また、輝度信号を作成するための水平低域フィ
ルタYHLPFの帯域は図の(2)で表されている。 【0020】図3(e)に示すようにR成分のみの画素
信号となった場合、画素のサンプリング位置は水平方向
に2T周期となる。これにより、画像の水平方向の周波
数スペクトルは(2π/2T)の整数倍の周波数を中心
に輝度信号スペクトルが発生する。 【0021】この信号に対して図3(b)と同じ水平低
域フィルタYHLPFを使用すると、(6)に示すよう
な(2π/2T)に発生する成分(5)がベースバンド
域の信号の高域に重なり、これが折り返しひずみとなっ
て輝度偽信号が発生し、画質を劣化させることになる。 【0022】また、図3(c)のホワイトバランスがず
れた場合のように、GBに対してRの信号値が少し大き
い、すなわちR/GあるいはB/Gの比が1からすこし
離れた値のときは、図3(d)の周波数スペクトルに示
すように、GBとRの信号値の差にしたがって(2π/
2T)に発生する成分(3)の量は変化し、同様に折り
返しひずみ(4)の量も変化する。 【0023】以上のように、高解像度の輝度信号を得る
ためにYHLPFの特性を(2π/2T)近くまで広げ
た場合、有彩色の被写体にて折り返しひずみが発生し画
質を大きく劣化させてしまうことになる。また、この折
り返しひずみはRとGBの信号値の差あるいはBとRG
との信号値の差が大きくなるほど顕著に現れることが分
かる。 【0024】なお、この折り返しひずみを発生させない
ためにYHLPFの帯域を狭くする方法も考えられる
が、解像度が十分得られずボケた画像になり高画質の画
像を得ることが出来ない。 【0025】 【課題を解決するための手段】本発明は、カラービデオ
カメラのCCD撮像素子の色フィルタ配列を(グリー
ン、レッド)、(ブルー、グリーン)の順に垂直方向に
並ぶ 水平方向2画素、垂直方向2画素の周期性を持つ
色配列をとし、CCDの光電変換素子により変換された
信号を画素単位で独立に出力する機能をもつCCD撮像
素子を用いたカラービデオカメラシステムにおいて、水
平空間周波数帯域が広い輝度信号を作成する手段と、水
平空間周波数帯域が狭い輝度信号を作成する手段と、色
差信号R−GとB−Gのそれぞれの信号値を規格化した
後、それぞれの2乗和を作成する手段と、その2乗和の
値にしたがって水平広帯域輝度信号と水平狭帯域輝度信
号の加算比を変化させる乗算器と加算器を有することに
より、当該CCDの色フィルタ配列に起因するところの
有彩色の被写体あるいはホワイトバランスがずれた場合
に発生する折り返しひずみによる輝度成分の画質劣化を
防ぐことを目的とするものであり、折り返しひずみの発
生しない狭帯域輝度信号と、無彩色被写体およびホワイ
トバランスが最適に調整されている場合に高解像度が得
られる高帯域輝度信号の加算比を、被写体の着色量にし
たがって調整することにより、画像の無彩色部分では高
解像度の輝度信号、有彩色の部分では折り返しひずみの
無い輝度信号を得ることが出来、画像全体として高解像
度で折り返しひずみによる画質劣化の少ない画像を得る
ことが出来ることを特徴とするビデオカメラである。 【0026】 【発明の実施の形態】図4に本発明に関する輝度信号の
周波数スペクトル特性を示す。図4の(a)はYHLP
Fにより作成される高帯域の輝度信号のスペクトルであ
り、有彩色被写体の場合に折り返しひずみを含んだもの
である。 【0027】(b)は図1のYLブロック(19)にお
いて、RGB各色ごとに分離してそれぞれに(2π/4
T)以下の帯域をもつ低域フィルタ(3)にて補間処理
をし、さらに YL=0.30×R+0.59×G+0.11×B の加算比にて作成した低域輝度信号のスペクトル(2)
であり、折り返しひずみを含んでいない。 【0028】図3で示したように、無彩色ではR/Gお
よびB/Gの比が共に1となり、このとき(a)の(2
π/2T)の周波数を中心に発生する折り返し成分
(4)は0であり、有彩色の被写体ではR/Gあるいは
B/Gの比が1から遠ざかるに従ってこの成分(4)が
大きくなる。 【0029】そこで、各画素ごとに色差信号から色の濃
さに関する係数を求め、色が薄い時はスペクトル(a)
の成分を増やして解像度の高い輝度信号を作成し、色が
濃い時は折り返しひずみのないスペクトル(b)の低域
輝度信号の成分を増やすようにして両方の輝度信号成分
の和により輝度信号を作成する。 【0030】この色の濃さに従って変化させた輝度信号
の周波数スペクトルを(c)、(d)、(e)に示す。
(c)は無彩色すなわちR/GおよびB/Gの比が共に
1である被写体での輝度信号、(e)は有彩色でR/G
あるいはB/Gの比が1から大きく離れている場合の輝
度信号のスペクトル、(d)はその中間的な比の場合の
スペクトルである。 【0031】この図から(c),(d),(e)の順に
従って解像度は低下するが折り返しひずみは非常に少な
くなることがわかり、画質劣化の少ない画像が得られる
ことになる。 【0032】図1に本発明の構成を示す。 【0033】図1において、レンズ(1)より入射した
被写体の画像は光学フィルタ(2)により画像に含まれ
る高域の周波数成分を減衰させた後、CCD撮像素子
(3)にて光電変換され、画素単位に信号が出力され
る。CCD出力はCDS/AGC回路(4)により映像
信号の分離および信号レベルの調整が行われた後、AD
コンバータ(5)により、ディジタル信号に変換され
る。ディジタル値に変換された映像信号はディジタル信
号処理回路(6)にて輝度信号と色信号が作成され、
(27),(28)の端子から出力される。 【0034】ディジタル信号処理回路(6)では LC
LIP(7)にて信号に含まれる黒レベルの値がある規
定値に固定された後、ホワイトバランス回路(8)にて
レッド(以下Rとする)、グリーン(以下Gとする)、
ブルー(以下Bとする)それぞれの画素信号に対してホ
ワイトバランス調整が行われる。 【0035】ホワイトバランス回路(8)の出力は 1
水平走査期間の遅延回路である1HDL(9),(1
0),(11)により垂直方向に隣接する3ラインの信
号が同時化される。 【0036】輝度信号の処理は、まず(8),(9),
(10),(11)の出力信号に対して、CCD出力が
ラインごとにG,RとB,Rに切り替わるため有彩色の
領域にて発生するラインクロールを防ぐための垂直低域
フィルタYVLPF(12)がかけられた後、広帯域の
水平低域通過フィルタYHLPF(13)により水平方
向の色信号キャリア成分が取り除かれる。 【0037】色信号処理は、同時化された画素信号
(8),(9),(10)の各出力に対してガンマ補正
が色γ補正回路CGAM(17)にてかけられた後、C
−G(18)ブロックで垂直方向あるいは水平方向に隣
接するR、G、およびBによりR−G,B−Gが作成さ
れる。 【0038】C−G(18)出力のR−G、B−G信号
は、マトリックスMATRIX(22)にて色差マトリ
ックス演算がおこなわれ、R−Y,B−Yが作成され
る。色差信号データR−Y,B−YはCGAIN(2
3)ブロックにてゲイン調整が行われた後、BFMIX
(24)にてバースト信号データが重畳され、CMOD
(25)にて色信号変調される。 【0039】また、CGAM(17)ブロックの出力は
狭帯域輝度信号作成回路YL(19)ブロックに入力さ
れて低域の輝度信号が作成される。さらに、C−G(1
8)の出力である色差成分R−G/B−G信号により輝
度信号加算比演算回路YH/YLGAIN(20)ブロ
ックにてYHLPF(13)の広帯域輝度信号出力とY
L(19)の狭帯域輝度信号出力の加算比の値を作成す
る。YHLPF(13)の広帯域輝度信号出力とYL
(19)の狭帯域輝度信号出力は輝度信号加算回路YH
/YLMIX(21)にてYH/YLGAIN(20)
の出力値により各々係数倍された後 加算されて、輝度
信号が作成される。 【0040】YH/YLMIX(21)の出力は輝度γ
補正回路YGAM(14)にてガンマ補正され、その後
同期信号加算回路SYNCMIX(15)にて同期信号
が加算される。 【0041】本方式ではCCD撮像素子の出力がインタ
ーレースされていないため、INTRCONV(1
6),(26)にてノンインターレース−インターレー
ス変換を行い、所定のビデオ信号のフォーマットで出力
する。 【0042】図5にYHLPF(13)ブロックの詳細
を説明した図を示す。このブロックではYVLPF(1
2)の出力信号に対して広帯域の低域通過フィルタを通
し、広帯域輝度信号を出力する。そのフィルタの周波数
特性の例を(B)に示す。 【0043】回路構成は(A)に示すようなFIRフィ
ルタにより構成される。 【0044】図6はYL(19)の詳細を示したもので
ある。色γ補正回路CGAM(17)から出力されたD
0H,D1H,D2Hの信号データは(B)のタイミン
グ図の(a),(b),(c)のようになる。 【0045】D0H,D2Hの信号(a),(c)は加
算器(1)にて加算され(d)の信号となる。(2),
(3)のセレクタにより水平走査期間ごとに(d)ある
いは(b)の信号が選択され、(2)の出力(e)はR
/Gの画素信号をもつライン、(3)の出力(f)はB
/Gの画素信号をもつラインのみが出力される。 【0046】次に、(4),(5),(6)のセレクタ
によりR画素信号がセレクタ(4)の出力に、B画素信
号がセレクタ(5)に、G画素信号がセレクタ(6)に
出力される。 【0047】このとき、RとBは1画素おきにしかデー
タが存在しないのでデータの無い画素位置には0を挿入
する。この出力信号を(g),(h),(i)に示す。
(g),(h),(i)の信号は(10),(11),
(12),(16),(17),(18)の加算器と
(7),(8),(9),(13),(14),(1
5)の1画素クロック分の遅延回路により構成される水
平低域通過フィルタにて補間され(j),(k),
(l)の信号になる。 【0048】このときの水平フィルタ特性を(C)に示
す。(C)の特性によりRGB各色信号の帯域は(2π
/4T)に制限されており、折り返しひずみの成分をほ
とんど含まない。 【0049】この補間された(j),(k),(l)の
RGB信号に対して YL=0.30×R+0.59×G+0.11×B の加算比にて狭帯域輝度信号(m)を作成する。この演
算を(19),(20),(21)の乗算器および、
(22),(23)の加算器にて行う。 【0050】図7は輝度信号加算比演算回路YH/YL
GAIN(20)の詳細図である。 【0051】(A)のブロック図において、(1),
(2)の割算器にて入力R−G、B−G信号(a),
(b)は係数R−Gmax、B−Gmaxにより規格化
される。この出力(c),(d)は乗算器(3),
(4)により、2乗される。 【0052】乗算器の出力(e),(f)は加算器
(5)にて加算され、狭帯域輝度信号YLのゲインを示
す係数YLgainとなる。また、符号変換器(6),
加算器(7)のブロックにて(g)の値を1から減ずる
ことにより、広帯域輝度信号のゲインを示す係数YHg
ainを作成する。 【0053】(B)の図はR−GとB−Gを軸とした色
差ベクトル図である。画像の中で、無彩色の領域の画素
の場合、このベクトル図の中心点(a)となり、色の濃
さが増すにつれて円(b)で示す位置に色差ベクトルが
移動する。 【0054】そこで、最大値が1になるようにR−Gお
よびB−Gの信号を規格化したのち、それぞれの値を2
乗すると、(C)図に示すように、ベクトル図の中心点
(a)にて0、周辺に行くにしたがって1に近づく放物
面上の特性が得られる。これを狭帯域輝度信号の加算係
数YLgainとし、また、 YHgain=1−YLgain とすることで、広帯域輝度信号の加算係数YHgain
を作成する。 【0055】図8は輝度信号加算回路YH/YLMIX
(21)の詳細図である。YHLPF(13)出力がY
H入力(a)として入力され、YL(19)出力がYL
入力(b)につながる。また、YH/YLGAIN(2
0)の出力YHgain,Ylgainがそれぞれ
(c),(d)として入力される。 【0056】このブロックでの演算式は、 Y=YH×YHgain+YL×YLgain で表され、このYの値がOUT(e)として出力され
る。このときYH/YLGAIN(20)のブロックの
処理内容から、常に YHgain+YLgain=1 が成立つことから、直流成分はYHgain、YLga
inの値が変化しても一定であり、加算係数の変化によ
る輝度信号の変動は生じず、高域周波数成分のみが変化
することになる。 【0057】 【発明の効果】以上説明した通り本発明によって、従来
の方法では高解像度の輝度信号を得ようとすると有彩色
にて折り返しひずみが生じ画質が劣化したり、また、折
り返しひずみの発生しない狭帯域輝度信号を使用すると
鮮鋭感のない画像しか得られなかった問題を改善し、鮮
鋭感があってかつ有彩色の画像領域での折り返しひずみ
による画質劣化のない画像を得ることが出来る。
す。 【図3】被写体の色の濃さによる輝度信号の周波数スペ
クトル変化の説明図である。 【図4】本方式での周波数スペクトル特性を示す。 【図5】広帯域輝度信号を作成するための広帯域水平低
域通過フィルタ回路の構成を示す。 【図6】狭帯域輝度信号作成回路の構成を示す。 【図7】輝度信号加算比演算回路の構成を示す。 【図8】輝度信号加算回路の構成を示す。 【符号の説明】 1 レンズ 2 光学フィルタ 3 CCD撮像素子 4 CDS/AGC回路 5 A/Dコンバータ 6 ディジタル信号処理回路 7 LCLIP(黒レベルのクランプ回路) 8 WB(ホワイトバランス回路) 9,10,11 1HDL(1水平走査期間の遅延回
路) 12 YVLPF(輝度垂直LPF) 13 YHLPF(広帯域水平低域通過フィルタ) 14 YGAM(輝度γ補正回路) 15 SYNCMIX(同期信号加算回路) 16,26 INTRCONV(ノンインターレス→イ
ンターレース変換回路) 17 CGAM(色γ補正回路) 18 C−G(色差信号作成回路) 19 YL(狭帯域輝度信号作成回路) 20 YH/YLGAIN(輝度信号加算比演算回路) 21 YH/YLMIX(輝度信号加算回路) 22 MATRIX(色マトリックス回路) 23 CGAIN(色差ゲイン調整回路) 24 BFMIX(バースト信号ミックス回路) 25 CMOD(色変調回路)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 光学フィルタを含むレンズ部と、CCD
撮像素子のカラーフィルタが(グリーン、レッド)、
(ブルー、グリーン)の順に垂直方向に並ぶ水平方向2
画素、垂直方向2画素の周期性を持つ色配列を有し、C
CDの光電変換素子により変換された信号を画素単位で
独立に出力する機能をもつCCD撮像素子と、ADコン
バータと、ディジタル信号処理回路と、DAコンバータ
より構成されるビデオカメラにおいて、 水平空間周波数帯域が広い輝度信号を作成する手段と、 水平空間周波数帯域が狭い輝度信号を作成する手段と、 色差信号R−GとB−Gのそれぞれの信号値を規格化し
た後、それぞれの2乗和を作成する手段と、その2乗和
の値にしたがって水平広帯域輝度信号と水平狭帯域輝度
信号の加算比を変化させる乗算器と加算器を有すること
を特徴とするビデオカメラシステム。
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- 1997-07-31 JP JP20599197A patent/JP3410638B2/ja not_active Expired - Fee Related
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