JP2002166677A - 印刷機 - Google Patents
印刷機Info
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- JP2002166677A JP2002166677A JP2000364403A JP2000364403A JP2002166677A JP 2002166677 A JP2002166677 A JP 2002166677A JP 2000364403 A JP2000364403 A JP 2000364403A JP 2000364403 A JP2000364403 A JP 2000364403A JP 2002166677 A JP2002166677 A JP 2002166677A
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- Japan
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- impression cylinder
- cylinder
- varnish
- plate
- paper
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
- B41F13/08—Cylinders
- B41F13/18—Impression cylinders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F22/00—Means preventing smudging of machine parts or printed articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F23/00—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
- B41F23/08—Print finishing devices, e.g. for glossing prints
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙に傷が付くのを防止する。
【解決手段】 差板５側からニスコーティングユニット
２に供給された紙は、圧胴８とゴム胴１５との間を通過
するときに裏面にニスが塗布される。乾燥機１８によっ
てニスが乾燥された紙は、印刷ユニット３の圧胴２３に
くわえ替えられ、裏面が圧胴２３に接触した状態で搬送
される。圧胴２３の周面には、圧胴プレートが装着さ
れ、この圧胴プレートの表面には、フッ素系樹脂が焼き
付け塗装されている。
２に供給された紙は、圧胴８とゴム胴１５との間を通過
するときに裏面にニスが塗布される。乾燥機１８によっ
てニスが乾燥された紙は、印刷ユニット３の圧胴２３に
くわえ替えられ、裏面が圧胴２３に接触した状態で搬送
される。圧胴２３の周面には、圧胴プレートが装着さ
れ、この圧胴プレートの表面には、フッ素系樹脂が焼き
付け塗装されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙の裏面にニスを
塗布するニス装置を備えた印刷機に関する。
塗布するニス装置を備えた印刷機に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の印刷機としては特開平３−１９
０７３５号公報に開示されたものがある。ここに開示さ
れたものは、紙を１枚ずつ給紙する給紙装置と、給紙さ
れた紙の裏面にニスを塗布するコーターユニットと、紙
の表面に印刷する印刷ユニットとを備えている。コータ
ーユニットは、印刷ユニットの圧胴と対接するコーティ
ング用圧胴と、このコーティング用圧胴に対接するコー
タ胴と、このコータ胴にコーティング材を供給するコー
ティング供給装置と、コーティングされたニスを乾燥す
る乾燥装置とを備えている。給紙装置から給紙された紙
は、コーティング用圧胴とコータ胴との間を通過すると
き裏面にニスがコーティングされ、この後、印刷ユニッ
トの圧胴のくわえ爪装置にくわえ替えられて、裏面側が
この圧胴の表面に接触しながら圧胴の回転によって搬送
され、圧胴とゴム胴との間を通過するときに表面が印刷
される。
０７３５号公報に開示されたものがある。ここに開示さ
れたものは、紙を１枚ずつ給紙する給紙装置と、給紙さ
れた紙の裏面にニスを塗布するコーターユニットと、紙
の表面に印刷する印刷ユニットとを備えている。コータ
ーユニットは、印刷ユニットの圧胴と対接するコーティ
ング用圧胴と、このコーティング用圧胴に対接するコー
タ胴と、このコータ胴にコーティング材を供給するコー
ティング供給装置と、コーティングされたニスを乾燥す
る乾燥装置とを備えている。給紙装置から給紙された紙
は、コーティング用圧胴とコータ胴との間を通過すると
き裏面にニスがコーティングされ、この後、印刷ユニッ
トの圧胴のくわえ爪装置にくわえ替えられて、裏面側が
この圧胴の表面に接触しながら圧胴の回転によって搬送
され、圧胴とゴム胴との間を通過するときに表面が印刷
される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の印刷機
においては、使用される乾燥機が、赤外線ヒーターとこ
の赤外線ヒーターの熱を吹き付けるファンとを組合せて
形成していることにより、設置するスペースや印刷機本
体への影響等から乾燥能力が強大な乾燥機を採用するこ
とができなかった。このため、紙に塗布される水性ニス
の種類や塗布量によっては水性ニスの乾燥が不十分とな
り、コーティング用圧胴から印刷ユニットの圧胴に受け
渡される際に、ニスの未乾燥の部分が印刷ユニットの圧
胴の表面に付着してしまうことがある。付着したニスは
硬化し、その硬化した箇所に未乾燥のニスが連続して付
着し、ニスの固まりが堆積されるので、この固まりによ
って印刷ユニットの圧胴に受け渡された紙に傷を付ける
ばかりかコーティング用圧胴のプレートおよび印刷ユニ
ットの圧胴のプレートを損傷させてしまうという問題が
あった。
においては、使用される乾燥機が、赤外線ヒーターとこ
の赤外線ヒーターの熱を吹き付けるファンとを組合せて
形成していることにより、設置するスペースや印刷機本
体への影響等から乾燥能力が強大な乾燥機を採用するこ
とができなかった。このため、紙に塗布される水性ニス
の種類や塗布量によっては水性ニスの乾燥が不十分とな
り、コーティング用圧胴から印刷ユニットの圧胴に受け
渡される際に、ニスの未乾燥の部分が印刷ユニットの圧
胴の表面に付着してしまうことがある。付着したニスは
硬化し、その硬化した箇所に未乾燥のニスが連続して付
着し、ニスの固まりが堆積されるので、この固まりによ
って印刷ユニットの圧胴に受け渡された紙に傷を付ける
ばかりかコーティング用圧胴のプレートおよび印刷ユニ
ットの圧胴のプレートを損傷させてしまうという問題が
あった。
【０００４】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、紙に傷が付く
のを防止した印刷機を提供することにある。
たものであり、その目的とするところは、紙に傷が付く
のを防止した印刷機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る印刷機は、シート状物を保持するシー
ト保持手段を有し、回転自在に支持された胴と、この胴
に対接し、この胴に保持された前記シート状物にニスを
供給するニス装置と、前記胴に対接しこの胴に保持され
たシート状物を受け取るシート保持手段を有し、ニス塗
布面が表面に接するように搬送する搬送胴とを備えた印
刷機であって、前記搬送胴の表面にフッ素系樹脂層を形
成したものである。したがって、搬送胴が胴から紙を受
け取る際に、紙に未乾燥のニスがあったとしてもフッ素
系樹脂層によって未乾燥のニスがはじかれるので、搬送
胴の表面にニスが付着しずらい。
に、本発明に係る印刷機は、シート状物を保持するシー
ト保持手段を有し、回転自在に支持された胴と、この胴
に対接し、この胴に保持された前記シート状物にニスを
供給するニス装置と、前記胴に対接しこの胴に保持され
たシート状物を受け取るシート保持手段を有し、ニス塗
布面が表面に接するように搬送する搬送胴とを備えた印
刷機であって、前記搬送胴の表面にフッ素系樹脂層を形
成したものである。したがって、搬送胴が胴から紙を受
け取る際に、紙に未乾燥のニスがあったとしてもフッ素
系樹脂層によって未乾燥のニスがはじかれるので、搬送
胴の表面にニスが付着しずらい。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
用いて説明する。図１は本発明に係る印刷機の側面図、
図２は図１におけるII部を拡大して示した詳細図であ
る。図１において、全体を符号１で示す枚葉輪転印刷機
は、図示を省略した給紙装置と、紙の裏面にニスを塗布
するニスコーティングユニット２と、紙の表面を印刷す
る印刷ユニット３と、図示を省略した排紙装置とから概
略構成されている。
用いて説明する。図１は本発明に係る印刷機の側面図、
図２は図１におけるII部を拡大して示した詳細図であ
る。図１において、全体を符号１で示す枚葉輪転印刷機
は、図示を省略した給紙装置と、紙の裏面にニスを塗布
するニスコーティングユニット２と、紙の表面を印刷す
る印刷ユニット３と、図示を省略した排紙装置とから概
略構成されている。
【０００７】５は給紙装置の差板であって、給紙装置５
から給紙された紙はこの差板５上を搬送され、前当て
（図示せず）によって先端が揃えられ、スイング装置６
によって先端がくわえられ、渡し胴７のくわえ爪装置に
くわえ替えられる。８は渡し胴７に対接する倍径の圧胴
であって、外周を円周方向に二等分する位置に軸線方向
に延在する切欠き９，９が凹設され、これら切欠き９，
９内にはくわえ爪装置１０，１０が設けられている。
から給紙された紙はこの差板５上を搬送され、前当て
（図示せず）によって先端が揃えられ、スイング装置６
によって先端がくわえられ、渡し胴７のくわえ爪装置に
くわえ替えられる。８は渡し胴７に対接する倍径の圧胴
であって、外周を円周方向に二等分する位置に軸線方向
に延在する切欠き９，９が凹設され、これら切欠き９，
９内にはくわえ爪装置１０，１０が設けられている。
【０００８】１２は水性ニスをゴム胴１５に供給するニ
ス供給装置であって、ゴム胴１５に対接するニス着けロ
ーラ１３と、このニス着けローラ１３の周面に所定の膜
厚のニスを供給するチャンバーブレード装置１４とを備
えている。１７は圧胴８の周面に近接して位置付けられ
た乾燥機であって、圧胴８側が開口した遮光板１９によ
って覆われている。
ス供給装置であって、ゴム胴１５に対接するニス着けロ
ーラ１３と、このニス着けローラ１３の周面に所定の膜
厚のニスを供給するチャンバーブレード装置１４とを備
えている。１７は圧胴８の周面に近接して位置付けられ
た乾燥機であって、圧胴８側が開口した遮光板１９によ
って覆われている。
【０００９】印刷ユニット３には、周面に刷版が装着さ
れた版胴２１と、版面にインキを供給するインキ装置
（図示せず）と、版面に湿し水を供給する給水装置（図
示せず）とが設けられており、版胴２１にはインキと湿
し水とで版面に形成された画像が転写されるゴム胴２２
が対接している。２３はゴム胴２２に対接する搬送胴と
しての倍径の圧胴であって、外周を円周方向に二等分す
る位置に軸線方向に延在する切欠き２４，２４が凹設さ
れ、これら切欠き２４，２４内にはくわえ爪装置２５，
２５が設けられている。
れた版胴２１と、版面にインキを供給するインキ装置
（図示せず）と、版面に湿し水を供給する給水装置（図
示せず）とが設けられており、版胴２１にはインキと湿
し水とで版面に形成された画像が転写されるゴム胴２２
が対接している。２３はゴム胴２２に対接する搬送胴と
しての倍径の圧胴であって、外周を円周方向に二等分す
る位置に軸線方向に延在する切欠き２４，２４が凹設さ
れ、これら切欠き２４，２４内にはくわえ爪装置２５，
２５が設けられている。
【００１０】次に、図２を用いて本発明の特徴である金
属製プレートについて説明する。同図において、２７は
爪軸であって、圧胴２３の両端に設けたベアラ２８に両
端部が回転自在に支持され、この爪軸２７上には軸線方
向に所定の間隔をおいて離間した多数の爪２９が固定さ
れている。３０は段付きバーであって、切欠き２３の側
面に形成された段部２３ａにボルトによって固定され、
この段付きバー３０の段部上方部分にはＬ字状の爪台３
１がビス３２によって固定され、この爪台３１と爪２９
とによってくわえ爪装置２５が構成されている。このく
わえ爪装置２５は、爪軸２７が、その内部に貫挿された
トーションバーとこのトーションバーの端部に固定され
たカムフォロアが係合するカム（いずれも図示せず）と
で、機械の回転に同期して回転駆動されることによっ
て、爪２９が爪台３１に対して開閉するように構成され
ている。
属製プレートについて説明する。同図において、２７は
爪軸であって、圧胴２３の両端に設けたベアラ２８に両
端部が回転自在に支持され、この爪軸２７上には軸線方
向に所定の間隔をおいて離間した多数の爪２９が固定さ
れている。３０は段付きバーであって、切欠き２３の側
面に形成された段部２３ａにボルトによって固定され、
この段付きバー３０の段部上方部分にはＬ字状の爪台３
１がビス３２によって固定され、この爪台３１と爪２９
とによってくわえ爪装置２５が構成されている。このく
わえ爪装置２５は、爪軸２７が、その内部に貫挿された
トーションバーとこのトーションバーの端部に固定され
たカムフォロアが係合するカム（いずれも図示せず）と
で、機械の回転に同期して回転駆動されることによっ
て、爪２９が爪台３１に対して開閉するように構成され
ている。
【００１１】３５は圧胴２３の軸線方向に延在する上下
一対の圧胴プレート用口金であって、切欠き２３の底面
に取り付けられた断面がフック状に形成された圧胴プレ
ート取付金具３６によって位置決めされている。この圧
胴プレート取付金具３６の取付位置は、切欠き２３の底
面に固定されたブロック３７との間を図中左右方向に調
整自在となっている。
一対の圧胴プレート用口金であって、切欠き２３の底面
に取り付けられた断面がフック状に形成された圧胴プレ
ート取付金具３６によって位置決めされている。この圧
胴プレート取付金具３６の取付位置は、切欠き２３の底
面に固定されたブロック３７との間を図中左右方向に調
整自在となっている。
【００１２】４０は本発明の特徴である圧胴プレートで
あって、圧胴２３よりも軟質の材料であるアルミ板に防
錆処理としてのアルマイト処理を施したものによって形
成され、表面にフッ素系樹脂が焼き付け塗装されてい
る。この圧胴プレート４０の一端４０ａは折曲形成さ
れ、切欠き２４の側部と段付きバー３０との間に係入さ
れ、段付きバー３０が段部上方部分においてボルトによ
って圧胴２３に締め付け固定されることによって取り付
けられる。
あって、圧胴２３よりも軟質の材料であるアルミ板に防
錆処理としてのアルマイト処理を施したものによって形
成され、表面にフッ素系樹脂が焼き付け塗装されてい
る。この圧胴プレート４０の一端４０ａは折曲形成さ
れ、切欠き２４の側部と段付きバー３０との間に係入さ
れ、段付きバー３０が段部上方部分においてボルトによ
って圧胴２３に締め付け固定されることによって取り付
けられる。
【００１３】圧胴プレート４０の他端４０ｂを上下一対
の圧胴プレート用口金３５，３５間に挟持し、圧胴プレ
ート取付金具３６を図中右方に移動調整することによっ
て、圧胴プレート４０を引張り、この圧胴プレート４０
を圧胴２３の周面に密着させる。ボルトによって圧胴プ
レート取付金具３６を圧胴２３に固定することにより、
圧胴プレート４０を圧胴２３の周面に装着する。なお、
上述した圧胴８の周面にもフッ素系樹脂層が形成された
圧胴プレート４０と同じ圧胴プレート（図示せず）が、
圧胴２３に装着された構造と同じ支持構造で装着されて
いる。
の圧胴プレート用口金３５，３５間に挟持し、圧胴プレ
ート取付金具３６を図中右方に移動調整することによっ
て、圧胴プレート４０を引張り、この圧胴プレート４０
を圧胴２３の周面に密着させる。ボルトによって圧胴プ
レート取付金具３６を圧胴２３に固定することにより、
圧胴プレート４０を圧胴２３の周面に装着する。なお、
上述した圧胴８の周面にもフッ素系樹脂層が形成された
圧胴プレート４０と同じ圧胴プレート（図示せず）が、
圧胴２３に装着された構造と同じ支持構造で装着されて
いる。
【００１４】次に、このような構成の印刷機における印
刷動作を説明する。図示を省略した給紙装置から１枚ず
つ送り出された紙は、差板５上で天地方向と幅方向が揃
えられ、先端がスイング装置６の爪にくわられ、スイン
グ装置６が揺動することにより、渡し胴７のくわえ爪装
置にくわえ替えられる。くわえ替えられた紙は、渡し胴
７の回転に伴って搬送され、圧胴８との対接部において
圧胴８のくわえ爪装置９にくわえ替えられ、圧胴８の回
転に伴って搬送され、ゴム胴１５との間を通過するとき
に、裏面にニスが塗布される。
刷動作を説明する。図示を省略した給紙装置から１枚ず
つ送り出された紙は、差板５上で天地方向と幅方向が揃
えられ、先端がスイング装置６の爪にくわられ、スイン
グ装置６が揺動することにより、渡し胴７のくわえ爪装
置にくわえ替えられる。くわえ替えられた紙は、渡し胴
７の回転に伴って搬送され、圧胴８との対接部において
圧胴８のくわえ爪装置９にくわえ替えられ、圧胴８の回
転に伴って搬送され、ゴム胴１５との間を通過するとき
に、裏面にニスが塗布される。
【００１５】塗布されたニスは、乾燥機１８を通過する
ときに乾燥され、印刷ユニット３の圧胴２３との対接部
において、くわえ爪装置２５にくわえ替えされる。この
とき、圧胴８と圧胴２３との間に、紙が複数枚重なった
状態で挿入されたとしても、両胴８，２３の周面にこれ
ら圧胴８，２３よりも軟質の材料によって形成された圧
胴プレート４０が装着されているので、両胴８，２３自
体を損傷するようなことがない。
ときに乾燥され、印刷ユニット３の圧胴２３との対接部
において、くわえ爪装置２５にくわえ替えされる。この
とき、圧胴８と圧胴２３との間に、紙が複数枚重なった
状態で挿入されたとしても、両胴８，２３の周面にこれ
ら圧胴８，２３よりも軟質の材料によって形成された圧
胴プレート４０が装着されているので、両胴８，２３自
体を損傷するようなことがない。
【００１６】くわえ爪装置２５にくわえ替えされた紙
は、ニスが塗布された裏面側を圧胴２３の周面に装着し
た圧胴プレート４０に接触するようにして圧胴２３の回
転に伴って搬送され、ゴム胴２２の間を通過するときに
表面が印刷される。このとき、紙の裏面に塗布されたニ
スが乾燥機１８によって充分に乾燥されないで未乾燥部
分が形成されていたとしても、紙の裏面が接触する圧胴
プレート４０の表面に撥水性の高いフッ素系樹脂層が形
成されていることにより、未乾燥のニスが圧胴プレート
４０によってはじかれる。したがって、ニスが圧胴プレ
ート４０に付着することがないから、圧胴プレート４０
に硬化したニスによって部分的に固まりが堆積されると
いうことがないので、圧胴２３に受け取られた紙に傷が
付くようなことがないばかりか、対接する圧胴８の圧胴
プレートの表面を損傷させるようなこともない。
は、ニスが塗布された裏面側を圧胴２３の周面に装着し
た圧胴プレート４０に接触するようにして圧胴２３の回
転に伴って搬送され、ゴム胴２２の間を通過するときに
表面が印刷される。このとき、紙の裏面に塗布されたニ
スが乾燥機１８によって充分に乾燥されないで未乾燥部
分が形成されていたとしても、紙の裏面が接触する圧胴
プレート４０の表面に撥水性の高いフッ素系樹脂層が形
成されていることにより、未乾燥のニスが圧胴プレート
４０によってはじかれる。したがって、ニスが圧胴プレ
ート４０に付着することがないから、圧胴プレート４０
に硬化したニスによって部分的に固まりが堆積されると
いうことがないので、圧胴２３に受け取られた紙に傷が
付くようなことがないばかりか、対接する圧胴８の圧胴
プレートの表面を損傷させるようなこともない。
【００１７】このことは、圧胴８側においても同様であ
って、圧胴８の周面に装着されたフッ素系樹脂層が形成
された圧胴プレート（図示せず）によって、未乾燥のニ
スがはじかれる。したがって、ニスが圧胴８の圧胴プレ
ートに付着することがないから、圧胴プレートに硬化し
たニスによって部分的に固まりが堆積されるということ
がないので、対接する圧胴プレート４０の表面を損傷さ
せるようなことがないばかりか、圧胴２３に受け取られ
た紙に傷が付くようなことがない。また、胴損傷防止用
の圧胴プレート４０を利用し、この圧胴プレート４０の
表面にフッ素系樹脂層を形成したことにより、フッ素系
樹脂層の形成が容易であるとともに、既存の部品を利用
できるので安価で、かつ交換が容易である。
って、圧胴８の周面に装着されたフッ素系樹脂層が形成
された圧胴プレート（図示せず）によって、未乾燥のニ
スがはじかれる。したがって、ニスが圧胴８の圧胴プレ
ートに付着することがないから、圧胴プレートに硬化し
たニスによって部分的に固まりが堆積されるということ
がないので、対接する圧胴プレート４０の表面を損傷さ
せるようなことがないばかりか、圧胴２３に受け取られ
た紙に傷が付くようなことがない。また、胴損傷防止用
の圧胴プレート４０を利用し、この圧胴プレート４０の
表面にフッ素系樹脂層を形成したことにより、フッ素系
樹脂層の形成が容易であるとともに、既存の部品を利用
できるので安価で、かつ交換が容易である。
【００１８】圧胴プレート４０をアルミ板にアルマイト
処理を施したものとしたが、銅板にクロームメッキを施
したものでもよく、要は圧胴２３よりも軟質の材料に防
錆処理を施したものであればよい。また、圧胴プレート
４０の表面にフッ素系樹脂層を形成したが、圧胴２３の
周面に直接フッ素系樹脂層を形成してもよい。また、ニ
スコーティングユニット２の圧胴８に対接する搬送胴と
して、印刷ユニット３の圧胴２３としたが、渡し胴とし
てもよい。また、圧胴２３の周面よりも未乾燥のニスが
付着する量が少ない圧胴８側においては、この圧胴８の
圧胴プレートの表面に必ずしもフッ素系樹脂層を形成す
る必要はない。
処理を施したものとしたが、銅板にクロームメッキを施
したものでもよく、要は圧胴２３よりも軟質の材料に防
錆処理を施したものであればよい。また、圧胴プレート
４０の表面にフッ素系樹脂層を形成したが、圧胴２３の
周面に直接フッ素系樹脂層を形成してもよい。また、ニ
スコーティングユニット２の圧胴８に対接する搬送胴と
して、印刷ユニット３の圧胴２３としたが、渡し胴とし
てもよい。また、圧胴２３の周面よりも未乾燥のニスが
付着する量が少ない圧胴８側においては、この圧胴８の
圧胴プレートの表面に必ずしもフッ素系樹脂層を形成す
る必要はない。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、紙
に傷が付くのを防止できる。
に傷が付くのを防止できる。
【図１】 本発明に係る印刷機の側面図である。
【図２】 図１におけるII部を拡大して示した詳細図で
ある。
ある。
【符号の説明】 １…印刷機、２…ニスコーティングユニット、３…印刷
ユニット、８…圧胴、１０，２５…くわえ爪装置、１
５，２２…ゴム胴、１８…乾燥機、２１…版胴、２９…
爪、３０…段付きバー、３１…爪台、３５…圧胴プレー
ト用口金、３６…圧胴プレート取付金具、４０…圧胴プ
レート。
ユニット、８…圧胴、１０，２５…くわえ爪装置、１
５，２２…ゴム胴、１８…乾燥機、２１…版胴、２９…
爪、３０…段付きバー、３１…爪台、３５…圧胴プレー
ト用口金、３６…圧胴プレート取付金具、４０…圧胴プ
レート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ４１Ｆ 30/00 Ｂ４１Ｆ 30/00 Ｂ 30/02 30/02
Claims (1)
- 【請求項１】 シート状物を保持するシート保持手段を
有し、回転自在に支持された胴と、この胴に対接し、こ
の胴に保持された前記シート状物にニスを供給するニス
装置と、前記胴に対接しこの胴に保持されたシート状物
を受け取るシート保持手段を有し、ニス塗布面が表面に
接するように搬送する搬送胴とを備えた印刷機におい
て、前記搬送胴の表面にフッ素系樹脂層を形成したこと
を特徴とする印刷機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000364403A JP2002166677A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 印刷機 |
| DE60141446T DE60141446D1 (de) | 2000-11-30 | 2001-11-26 | Druckmaschine |
| AT01128047T ATE459472T1 (de) | 2000-11-30 | 2001-11-26 | Druckmaschine |
| EP01128047A EP1211069B1 (en) | 2000-11-30 | 2001-11-26 | Printing press |
| US09/998,561 US6722278B2 (en) | 2000-11-30 | 2001-11-29 | Sheet-fed rotary printing press |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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