JP2002057364A - アバランシェフォトダイオードの製造方法 - Google Patents
アバランシェフォトダイオードの製造方法Info
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- JP2002057364A JP2002057364A JP2000239879A JP2000239879A JP2002057364A JP 2002057364 A JP2002057364 A JP 2002057364A JP 2000239879 A JP2000239879 A JP 2000239879A JP 2000239879 A JP2000239879 A JP 2000239879A JP 2002057364 A JP2002057364 A JP 2002057364A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 増倍層の結晶性が低いため、素子としての特
性が悪かった。 【解決手段】 エッチングストッパー層を介して第1の
基板の上に増倍層、光吸収層を順に形成するとともに、
上記増倍層、上記光吸収層をエピタキシャル成長させる
工程、上記第1の基板を除去する工程、上記第1の基板
を除去した側とは反対側であって、上記光吸収層の上に
第2の基板を形成する工程、上記第1の基板を除去した
側からイオン注入を行い、ガードリンクを形成する工程
なる工程を有する。
性が悪かった。 【解決手段】 エッチングストッパー層を介して第1の
基板の上に増倍層、光吸収層を順に形成するとともに、
上記増倍層、上記光吸収層をエピタキシャル成長させる
工程、上記第1の基板を除去する工程、上記第1の基板
を除去した側とは反対側であって、上記光吸収層の上に
第2の基板を形成する工程、上記第1の基板を除去した
側からイオン注入を行い、ガードリンクを形成する工程
なる工程を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アバランシェフ
ォトダイオードの製造方法に関するものであり、特に増
倍層の結晶性が高く、低い増倍暗電流となるようなプレ
ーナー型のアバランシェフォトダイオードの製造方法に
関するものである。
ォトダイオードの製造方法に関するものであり、特に増
倍層の結晶性が高く、低い増倍暗電流となるようなプレ
ーナー型のアバランシェフォトダイオードの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来における半導体受光素子(ア
バランシェフォトダイオード)を説明するための図であ
る。以下の工程により半導体受光素子を製作した。p+
型InP基板11上に、p+型InPバッファ層12を
0.5〜1μm厚に、キャリア濃度2×1015cm-3のp
- 型InGaAs光吸収層13を1〜1.5μm 厚に、
キャリア濃度0.5〜1×1018cm-3のp+型InP電
界緩和層14を0.1〜0.05μm厚(p+型InP
電界緩和層14のキャリア濃度に依存)、ノンドープi
型もしくはキャリア濃度〜2×1015cm-3以下のn-型
InAlGaAs/InAlAs超格子増倍層15を
0.23μm厚に、キャリア濃度〜1×1018cm-3のn
+型InAlAs(もしくはInP)キャップ層16を
0.5μm厚に、キャリア濃度〜1×1019cm-3のn+
型InGaAsコンタクト層17を0.1μm厚に順
次、ガスソース分子線成長法(ガスソースMBE)を用
いて成長する。
バランシェフォトダイオード)を説明するための図であ
る。以下の工程により半導体受光素子を製作した。p+
型InP基板11上に、p+型InPバッファ層12を
0.5〜1μm厚に、キャリア濃度2×1015cm-3のp
- 型InGaAs光吸収層13を1〜1.5μm 厚に、
キャリア濃度0.5〜1×1018cm-3のp+型InP電
界緩和層14を0.1〜0.05μm厚(p+型InP
電界緩和層14のキャリア濃度に依存)、ノンドープi
型もしくはキャリア濃度〜2×1015cm-3以下のn-型
InAlGaAs/InAlAs超格子増倍層15を
0.23μm厚に、キャリア濃度〜1×1018cm-3のn
+型InAlAs(もしくはInP)キャップ層16を
0.5μm厚に、キャリア濃度〜1×1019cm-3のn+
型InGaAsコンタクト層17を0.1μm厚に順
次、ガスソース分子線成長法(ガスソースMBE)を用
いて成長する。
【0003】次に、直径30μmの円形SiN膜をマス
クとして、マスクの周囲にキャリア濃度1018〜1019
cm-3台程度のp+型導伝領域を通常のZn選択熱拡散の
手法で形成する。拡散深さは表面より少なくともp+型
InP電界緩和層14以上の深さ、通常はp+型InP
バッファ層12に達するまでの値とする。
クとして、マスクの周囲にキャリア濃度1018〜1019
cm-3台程度のp+型導伝領域を通常のZn選択熱拡散の
手法で形成する。拡散深さは表面より少なくともp+型
InP電界緩和層14以上の深さ、通常はp+型InP
バッファ層12に達するまでの値とする。
【0004】次に、このp+型領域と拡散されていない
円形のn+領域の境界部分を幅数μmのリング同心円状
にn+型InGaAsコンタクト層17をエッチング除
去する。さらにこの同心円部分に該超格子増倍層に達す
るまで(すなわち境界領域のInAlAs層16に)酸
素イオン(O+)あるいはプロトン(H+)、あるいは鉄
(Fe+)、あるいはチタン(Ti)、あるいはコバル
ト(Co)をイオン注入し(注入後は適当な温度でアニ
ールしイオンを活性化する。あるいは活性化しない場合
もある。)高抵抗化領域113を形成する。
円形のn+領域の境界部分を幅数μmのリング同心円状
にn+型InGaAsコンタクト層17をエッチング除
去する。さらにこの同心円部分に該超格子増倍層に達す
るまで(すなわち境界領域のInAlAs層16に)酸
素イオン(O+)あるいはプロトン(H+)、あるいは鉄
(Fe+)、あるいはチタン(Ti)、あるいはコバル
ト(Co)をイオン注入し(注入後は適当な温度でアニ
ールしイオンを活性化する。あるいは活性化しない場合
もある。)高抵抗化領域113を形成する。
【0005】このウェハ表面にパッシベーション膜11
2、n側電極18をAuGeNiで形成する。次に、受
光領域以外の領域に深さがp+型InPバッファ層12
に達するメサエッチングを行い、エッチング表面にp側
電極19をAuZnで形成する。最後に裏面研磨を行っ
てから反射防止膜111をSiN膜で形成する。
2、n側電極18をAuGeNiで形成する。次に、受
光領域以外の領域に深さがp+型InPバッファ層12
に達するメサエッチングを行い、エッチング表面にp側
電極19をAuZnで形成する。最後に裏面研磨を行っ
てから反射防止膜111をSiN膜で形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現在の技術では、完全
な結晶性を有するエピタキシャル層の作製は不可能であ
り、どうしても結晶欠陥、結晶転位、歪み、不純物デイ
ープレベルなどの不完全性が生じる。また、増倍層を超
格子構造など、オングストロームスケールでの精密な結
晶作製が必要な場合は,下地層にフラットネスなども含
めより一層の結晶完全性が求められる事は明らかであ
る。一般に基板の上に成膜を重ね基板からの距離が遠ざ
かるほど、その表面の平坦性は劣っていく。増倍層の結
晶性の精密さを高めるためには増倍層下面を平坦にして
おくのが望ましい。したがって、増倍層は、できるだけ
基板に近い側に形成し、成長させることが望ましい。
な結晶性を有するエピタキシャル層の作製は不可能であ
り、どうしても結晶欠陥、結晶転位、歪み、不純物デイ
ープレベルなどの不完全性が生じる。また、増倍層を超
格子構造など、オングストロームスケールでの精密な結
晶作製が必要な場合は,下地層にフラットネスなども含
めより一層の結晶完全性が求められる事は明らかであ
る。一般に基板の上に成膜を重ね基板からの距離が遠ざ
かるほど、その表面の平坦性は劣っていく。増倍層の結
晶性の精密さを高めるためには増倍層下面を平坦にして
おくのが望ましい。したがって、増倍層は、できるだけ
基板に近い側に形成し、成長させることが望ましい。
【0007】従来のプレーナ型のアバランシェフォトダ
イオードの製造方法は増倍層を表面側に作製し、n型あ
るいは絶縁性のイオン注入を行ってガードリングを形成
しなければならないため、増倍層を光吸収層よりも後に
形成する必要があった。つまり、増倍層は、光吸収層、
電解緩和層の上に設ける必要があるため、先に1〜3μ
m程度の光吸収層を成長させた後、増倍層を成長させな
ければならない。このため、増倍層の下面の平坦性が悪
く、これが増倍層の結晶性の不完全性を導くことにな
る。
イオードの製造方法は増倍層を表面側に作製し、n型あ
るいは絶縁性のイオン注入を行ってガードリングを形成
しなければならないため、増倍層を光吸収層よりも後に
形成する必要があった。つまり、増倍層は、光吸収層、
電解緩和層の上に設ける必要があるため、先に1〜3μ
m程度の光吸収層を成長させた後、増倍層を成長させな
ければならない。このため、増倍層の下面の平坦性が悪
く、これが増倍層の結晶性の不完全性を導くことにな
る。
【0008】特に高電界強度が印加されキャリアを増倍
する増倍層における不完全性は、光を入射させていない
にもかかわらず、光吸収層と超格子層との間に流れる暗
電流が増加するといった素子特性の低下や、素子歩留ま
りの低下などの要因となる。
する増倍層における不完全性は、光を入射させていない
にもかかわらず、光吸収層と超格子層との間に流れる暗
電流が増加するといった素子特性の低下や、素子歩留ま
りの低下などの要因となる。
【0009】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたもので、増倍層の結晶性が高いプレーナー型の
アバランシェフォトダイオードの製造方法を得ることを
目的とするものである。
なされたもので、増倍層の結晶性が高いプレーナー型の
アバランシェフォトダイオードの製造方法を得ることを
目的とするものである。
【0010】また、電子を増倍する方式のアバランシェ
フォトダイオードでは、p電極側に光吸収層、n電極側
に増倍層という構成になる。プレーナー型構造とするた
めには、前述のように増倍層(n電極)が表面側に配置
する必要がある。したがって、p電極はp導電型基板を
介して基板裏面からとる方式がもっとも簡便であるが、
次段プリアンプ(図示せず)との接続を考えると,高さ
的に表面側でとる配置が求められる。
フォトダイオードでは、p電極側に光吸収層、n電極側
に増倍層という構成になる。プレーナー型構造とするた
めには、前述のように増倍層(n電極)が表面側に配置
する必要がある。したがって、p電極はp導電型基板を
介して基板裏面からとる方式がもっとも簡便であるが、
次段プリアンプ(図示せず)との接続を考えると,高さ
的に表面側でとる配置が求められる。
【0011】そこで、従来方式は受光領域周辺のエピタ
キシャル層を除去するか、p導電型化することによっ
て、表面にp電極を配置している。この時、基板として
は半絶縁性の基板が通常用いられる。なぜならば、半絶
縁性の基板はp導電型基板と比較すると、素子容量の減
少や、基板による光吸収が小さいため裏面入射に適して
いるためである。しかしながら、通常、半絶縁性の基板
(FeドープInP基板)は導電型基板と比べ、結晶性
に劣る。
キシャル層を除去するか、p導電型化することによっ
て、表面にp電極を配置している。この時、基板として
は半絶縁性の基板が通常用いられる。なぜならば、半絶
縁性の基板はp導電型基板と比較すると、素子容量の減
少や、基板による光吸収が小さいため裏面入射に適して
いるためである。しかしながら、通常、半絶縁性の基板
(FeドープInP基板)は導電型基板と比べ、結晶性
に劣る。
【0012】したがって、半絶縁性の基板を下地の基板
として増倍層をエピタキシャル成長させると結晶性が劣
る。結晶性が劣ると、アバランシェフォトダイオードを
動作させていないにもかかわらず、光吸収層と増倍層と
の間に流れる暗電流が増加し、これが増倍層内を流れる
ことにより電流が増倍される(増倍暗電流と称す)ため
素子特性の低下や、素子歩留まりの低下などの要因とな
る。本発明は、これらの問題を解決するためになされた
もので、結晶性の高い増倍層、裏面入射に適した光吸収
が小さい基板を有し、素子容量の小さいアバランシェフ
ォトダイオードを得るための製造方法を得ることを目的
とする。
として増倍層をエピタキシャル成長させると結晶性が劣
る。結晶性が劣ると、アバランシェフォトダイオードを
動作させていないにもかかわらず、光吸収層と増倍層と
の間に流れる暗電流が増加し、これが増倍層内を流れる
ことにより電流が増倍される(増倍暗電流と称す)ため
素子特性の低下や、素子歩留まりの低下などの要因とな
る。本発明は、これらの問題を解決するためになされた
もので、結晶性の高い増倍層、裏面入射に適した光吸収
が小さい基板を有し、素子容量の小さいアバランシェフ
ォトダイオードを得るための製造方法を得ることを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るアバラン
シェフォトダイオードの製造方法は、 (a) エッチングストッパー層を介して第1の基板の
上に増倍層、光吸収層を順に形成するとともに、上記増
倍層、上記光吸収層をエピタキシャル成長させる工程 (b)上記第1の基板を除去する工程 (c)上記第1の基板を除去した側とは反対側であっ
て、上記光吸収層の上に第2の基板を形成する工程 (d)上記第1の基板を除去した側からイオン注入を行
い、ガードリングを形成する工程 なる工程を有する。
シェフォトダイオードの製造方法は、 (a) エッチングストッパー層を介して第1の基板の
上に増倍層、光吸収層を順に形成するとともに、上記増
倍層、上記光吸収層をエピタキシャル成長させる工程 (b)上記第1の基板を除去する工程 (c)上記第1の基板を除去した側とは反対側であっ
て、上記光吸収層の上に第2の基板を形成する工程 (d)上記第1の基板を除去した側からイオン注入を行
い、ガードリングを形成する工程 なる工程を有する。
【0014】この発明に係るアバランシェフォトダイオ
ードの製造方法は、増倍層としてAlInAsまたはA
InGaAsのいずれか一方のみを用いたことを特徴と
する。
ードの製造方法は、増倍層としてAlInAsまたはA
InGaAsのいずれか一方のみを用いたことを特徴と
する。
【0015】この発明に係るアバランシェフォトダイオ
ードの製造方法は、増倍層は超格子増倍層であることを
特徴とする。
ードの製造方法は、増倍層は超格子増倍層であることを
特徴とする。
【0016】この発明に係るアバランシェフォトダイオ
ードの製造方法は、第1の基板を導電型基板としたこと
を特徴とする。
ードの製造方法は、第1の基板を導電型基板としたこと
を特徴とする。
【0017】この発明に係るアバランシェフォトダイオ
ードの製造方法は、第2の基板を半絶縁性の基板とした
ことを特徴とする。
ードの製造方法は、第2の基板を半絶縁性の基板とした
ことを特徴とする。
【0018】この発明に係るアバランシェフォトダイオ
ードの製造方法は、ガードリングを形成した後、上記ガ
ードリングの外側にZn拡散層を形成する工程を有す
る。
ードの製造方法は、ガードリングを形成した後、上記ガ
ードリングの外側にZn拡散層を形成する工程を有す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は実施の形態
1のアバランシェフォトダイオードを説明するための図
であり、より具体的には実施の形態1のプレーナ型のア
バランシェフォトダイオードの要部の断面図である。図
1において、2はエッチング液の侵攻を防ぐエッチング
ストッパー層であり、後述する基板1の上に形成したも
ので、その厚さは例えば20nm〜50nm、その材料
として例えばGaInAsを用いるものである。3はバ
ッファー層であり、エッチンッグストッパー層2の上に
形成したもので、その厚さは例えば50nm〜200n
m、その材料として例えばInPを用いるものである。
4は増倍層であり、例えば超格子構造を有する超格子増
倍層である。本実施の形態においては、増倍層として超
格子増倍層を用いたものを例に説明を行う。超格子増倍
層4はエッチングストッパー層2、バッファー層3を介
して基板1の上に形成したものである。超格子構造とは
バンドギャップの異なる材料を薄く(10〜100nm
程度)交互に積層したものであり、ここではAlInA
sと、AlGaInAsとを交互に積層し、その厚さを
200nm〜300nmとしたものを超格子増倍層4と
して用いたものを例に説明する。
1のアバランシェフォトダイオードを説明するための図
であり、より具体的には実施の形態1のプレーナ型のア
バランシェフォトダイオードの要部の断面図である。図
1において、2はエッチング液の侵攻を防ぐエッチング
ストッパー層であり、後述する基板1の上に形成したも
ので、その厚さは例えば20nm〜50nm、その材料
として例えばGaInAsを用いるものである。3はバ
ッファー層であり、エッチンッグストッパー層2の上に
形成したもので、その厚さは例えば50nm〜200n
m、その材料として例えばInPを用いるものである。
4は増倍層であり、例えば超格子構造を有する超格子増
倍層である。本実施の形態においては、増倍層として超
格子増倍層を用いたものを例に説明を行う。超格子増倍
層4はエッチングストッパー層2、バッファー層3を介
して基板1の上に形成したものである。超格子構造とは
バンドギャップの異なる材料を薄く(10〜100nm
程度)交互に積層したものであり、ここではAlInA
sと、AlGaInAsとを交互に積層し、その厚さを
200nm〜300nmとしたものを超格子増倍層4と
して用いたものを例に説明する。
【0020】5は超格子増倍層4と後述する光吸収層6
との境界面にかかる電界を緩和する電界緩和層であり、
超格子増倍層4の上に形成したもので、その厚さは例え
ば20nm〜60nm、その材料として例えばInP、
AlGaInAs、AlInAsまたはGaInAsP
を用いるものである。6は光吸収層であり、電界緩和層
5の上に形成したもので、その厚さは例えば1.0μm
〜4μm、その材料として例えばGaInAsを用いる
ものである。7はバッファー層であり、光吸収層6の上
に形成したもので、その厚さは例えば50nm〜200
nm、その材料として例えばAlInAsを用いるもの
である。8は第2の基板に対応する基板であり、例えば
半絶縁性のもの(例えばFe、Cr、CdまたはZnの
うちの少なくともいずれか1つをドープしたInP基
板:半絶縁性基板と称す)を用いるものである。9はT
iイオン注入を行ったTiイオン注入領域であり、Ti
イオン注入領域9は受光領域外縁での電界集中によるブ
レークダウンを防ぐガードリングとして機能する。10
はTiイオン注入領域9の外側に形成したZn拡散層で
ある。
との境界面にかかる電界を緩和する電界緩和層であり、
超格子増倍層4の上に形成したもので、その厚さは例え
ば20nm〜60nm、その材料として例えばInP、
AlGaInAs、AlInAsまたはGaInAsP
を用いるものである。6は光吸収層であり、電界緩和層
5の上に形成したもので、その厚さは例えば1.0μm
〜4μm、その材料として例えばGaInAsを用いる
ものである。7はバッファー層であり、光吸収層6の上
に形成したもので、その厚さは例えば50nm〜200
nm、その材料として例えばAlInAsを用いるもの
である。8は第2の基板に対応する基板であり、例えば
半絶縁性のもの(例えばFe、Cr、CdまたはZnの
うちの少なくともいずれか1つをドープしたInP基
板:半絶縁性基板と称す)を用いるものである。9はT
iイオン注入を行ったTiイオン注入領域であり、Ti
イオン注入領域9は受光領域外縁での電界集中によるブ
レークダウンを防ぐガードリングとして機能する。10
はTiイオン注入領域9の外側に形成したZn拡散層で
ある。
【0021】図2、図3は図1に示すアバランシェフォ
トダイオードの製造方法を説明するための図である。図
において図1と同一の符号を付したものは同一またはこ
れに相当するものである。図において1は第1の基板に
対応する基板であり、例えば半絶縁性ではなく欠陥が少
ないものであり、より具体的にはInPを用いるもので
ある。また、基板1において、成膜を施す部分に対して
は予め平坦にする処理を施しておけば、その上方に形成
される膜の平坦性は、更に良くなる。
トダイオードの製造方法を説明するための図である。図
において図1と同一の符号を付したものは同一またはこ
れに相当するものである。図において1は第1の基板に
対応する基板であり、例えば半絶縁性ではなく欠陥が少
ないものであり、より具体的にはInPを用いるもので
ある。また、基板1において、成膜を施す部分に対して
は予め平坦にする処理を施しておけば、その上方に形成
される膜の平坦性は、更に良くなる。
【0022】まず、GS−MBE(Gas Source−Molec
ular Beam Epitaxy)装置を用い、超格子増倍層を形
成するための下地になる基板1の上にエッチングストッ
パー層2、バッファー層3、超格子増倍層4、電界緩和
層5、光吸収層6、バッファー層7を順に形成するとと
もに、エピタキシャル成長させる。(図2(a))。こ
のとき、超格子増倍層4は基板1から70nm〜250
nm離れた程度の位置に形成されるため、その下面(こ
こではエッチングストッパー層2)の平坦性は高い。ま
た、エッチングストッパー層2はその厚さが20nm〜
50nm、バッファー層3はその厚さが50nm〜20
0nm程度であるため、超格子増倍層4を結晶成長させ
るときの悪影響は無視できる程度のものである。
ular Beam Epitaxy)装置を用い、超格子増倍層を形
成するための下地になる基板1の上にエッチングストッ
パー層2、バッファー層3、超格子増倍層4、電界緩和
層5、光吸収層6、バッファー層7を順に形成するとと
もに、エピタキシャル成長させる。(図2(a))。こ
のとき、超格子増倍層4は基板1から70nm〜250
nm離れた程度の位置に形成されるため、その下面(こ
こではエッチングストッパー層2)の平坦性は高い。ま
た、エッチングストッパー層2はその厚さが20nm〜
50nm、バッファー層3はその厚さが50nm〜20
0nm程度であるため、超格子増倍層4を結晶成長させ
るときの悪影響は無視できる程度のものである。
【0023】次に基板1を溶かすものの、エッチングス
トッパー層2は溶かさないエッチング液(例えば塩酸、
塩酸/燐酸、塩酸/燐酸:水、塩酸/水など)を用いて
基板1を除去する(図2(b))。次に、基板1を除去
した側とは反対側であって、バッファー層7を介して光
吸収層6の上に半絶縁性の基板8を融着することによ
り、光吸収層6の上に基板8を形成する(図3
(a))。融着時においてはここでは、水素雰囲気中で
630℃で基板8を融着した。なお、ここでは水素雰囲
気中で630℃としたが、これに限定される必要はなく
温度は600〜700℃、圧力は500Pa〜3GPa
の条件に合致するように融着を行えばよい。
トッパー層2は溶かさないエッチング液(例えば塩酸、
塩酸/燐酸、塩酸/燐酸:水、塩酸/水など)を用いて
基板1を除去する(図2(b))。次に、基板1を除去
した側とは反対側であって、バッファー層7を介して光
吸収層6の上に半絶縁性の基板8を融着することによ
り、光吸収層6の上に基板8を形成する(図3
(a))。融着時においてはここでは、水素雰囲気中で
630℃で基板8を融着した。なお、ここでは水素雰囲
気中で630℃としたが、これに限定される必要はなく
温度は600〜700℃、圧力は500Pa〜3GPa
の条件に合致するように融着を行えばよい。
【0024】次に、エッチングストッパー層2側からT
iイオン注入を行いことにより、Tiイオン注入領域9
を形成する(図3(b))。形成されたTiイオン注入
領域9は、ガードリングとして機能する。Tiイオン注
入領域の形成において、温度が600℃〜700℃程度
の雰囲気中で、30分程度の時間をかけた。
iイオン注入を行いことにより、Tiイオン注入領域9
を形成する(図3(b))。形成されたTiイオン注入
領域9は、ガードリングとして機能する。Tiイオン注
入領域の形成において、温度が600℃〜700℃程度
の雰囲気中で、30分程度の時間をかけた。
【0025】次に、ガードリングの外側にZn拡散層を
形成する(図3(c))。これはガードリングとして機
能するTiイオン注入領域9の外側に位置するエッチン
グストッパー層2にZn層を形成するものである。形成
においては、490度程度の雰囲気中において行う。そ
うするとZnがエッチング層2下面へ浸透し拡散してい
くことにより、Zn拡散層がTiイオン注入領域9の外
側に形成される。またTiイオン注入領域9は600℃
〜700℃程度の温度でなければその形状が変わること
がないので、Tiイオン注入領域9を形成後、490度
程度の雰囲気中でZn拡散層を形成すれば、Tiイオン
注入領域9に悪影響を及ぼすことはない。
形成する(図3(c))。これはガードリングとして機
能するTiイオン注入領域9の外側に位置するエッチン
グストッパー層2にZn層を形成するものである。形成
においては、490度程度の雰囲気中において行う。そ
うするとZnがエッチング層2下面へ浸透し拡散してい
くことにより、Zn拡散層がTiイオン注入領域9の外
側に形成される。またTiイオン注入領域9は600℃
〜700℃程度の温度でなければその形状が変わること
がないので、Tiイオン注入領域9を形成後、490度
程度の雰囲気中でZn拡散層を形成すれば、Tiイオン
注入領域9に悪影響を及ぼすことはない。
【0026】このようにすることにより、図1に示すア
バランシェフォトダイオードを製造することができる。
このアバランシェフォトダイオードの製造方法によれ
ば、超格子増倍層4をより基板1に近い側に配置してエ
ピタキシャル成長させるため、より結晶性の優れた超格
子増倍層4が形成されるばかりか、基板1を除去し、バ
ッファー層7を介して光吸収層6の上に基板8を形成す
るため、超格子増倍層4の結晶特性を向上しつつ、超格
子増倍層4を表面側(光吸収層6に比べ基板8から遠い
側)に配置できるため、増倍層における増倍暗電流を低
減でき、高品質で高信頼なプレーナー型構造を有するア
バランシェフォトダイオードを製造できるので、歩留ま
りが向上する。
バランシェフォトダイオードを製造することができる。
このアバランシェフォトダイオードの製造方法によれ
ば、超格子増倍層4をより基板1に近い側に配置してエ
ピタキシャル成長させるため、より結晶性の優れた超格
子増倍層4が形成されるばかりか、基板1を除去し、バ
ッファー層7を介して光吸収層6の上に基板8を形成す
るため、超格子増倍層4の結晶特性を向上しつつ、超格
子増倍層4を表面側(光吸収層6に比べ基板8から遠い
側)に配置できるため、増倍層における増倍暗電流を低
減でき、高品質で高信頼なプレーナー型構造を有するア
バランシェフォトダイオードを製造できるので、歩留ま
りが向上する。
【0027】また、超格子増倍層4の下地となる基板1
として結晶性に優れたp導電型あるいはn導電型の基板
とすれば、高品質な導電型の基板上にエピタキシャル層
を成長させながら超格子増倍層を形成できるので、結晶
特性のより高い超格子増倍層を得ることが可能となり、
増倍暗電流の一層の低減、より高信頼なプレーナー型の
アバランシェフォトダイオードを製造できるので、歩留
まりが一層の向上する。
として結晶性に優れたp導電型あるいはn導電型の基板
とすれば、高品質な導電型の基板上にエピタキシャル層
を成長させながら超格子増倍層を形成できるので、結晶
特性のより高い超格子増倍層を得ることが可能となり、
増倍暗電流の一層の低減、より高信頼なプレーナー型の
アバランシェフォトダイオードを製造できるので、歩留
まりが一層の向上する。
【0028】また、半絶縁性の基板8を融着し補強する
ことにより、以後のプロセス処理、ハンドリングを可能
とするばかりか、素子容量が少なく、光吸収が小さい裏
面入射に適したアバランシェフォトダイオードを製造す
ることが可能となる。また、600℃〜700℃の雰囲
気中でTiイオン注入領域9を形成後、490℃程度の
雰囲気中でZn拡散層10を形成するため、Zn拡散層
10形成時にTiイオン注入領域9へ悪影響を及ぼすこ
とはない。
ことにより、以後のプロセス処理、ハンドリングを可能
とするばかりか、素子容量が少なく、光吸収が小さい裏
面入射に適したアバランシェフォトダイオードを製造す
ることが可能となる。また、600℃〜700℃の雰囲
気中でTiイオン注入領域9を形成後、490℃程度の
雰囲気中でZn拡散層10を形成するため、Zn拡散層
10形成時にTiイオン注入領域9へ悪影響を及ぼすこ
とはない。
【0029】また、本実施の形態では増倍層として超格
子増倍層4を用いたものを例に説明をしたが、これに限
定する必要はなくAlInAsまたはAlInGaAs
のいずれか一方のみを用いた構成としてもよい。このよ
うな構成にすると増倍層をより簡単に構成することがで
きるため、アバランシェフォトダイオードの製造がより
簡単になる。
子増倍層4を用いたものを例に説明をしたが、これに限
定する必要はなくAlInAsまたはAlInGaAs
のいずれか一方のみを用いた構成としてもよい。このよ
うな構成にすると増倍層をより簡単に構成することがで
きるため、アバランシェフォトダイオードの製造がより
簡単になる。
【0030】
【発明の効果】この発明に係るアバランシェフォトダイ
オードの製造方法によれば、 (a) エッチングストッパー層を介して第1の基板の
上に増倍層、光吸収層を順に形成するとともに、上記増
倍層、上記光吸収層をエピタキシャル成長させる工程 (b)上記第1の基板を除去する工程 (c)上記第1の基板を除去した側とは反対側であっ
て、上記光吸収層の上に第2の基板を形成する工程 (d)上記第1の基板を除去した側からイオン注入を行
い、ガードリングを形成する工程 なる工程を有するので、増倍層をより第1の基板により
近い側で形成するため、増倍層の下面の平坦性がより高
くなり、より結晶性の優れた増倍層が生成されるばかり
か、第1の基板を除去し、光吸収層の上に第2の基板を
形成するため、増倍層の結晶特性を向上しつつ、増倍層
を表面側に配置できるため、増倍層における増倍暗電流
を低減するとともに、高品質で高信頼なアバランシェフ
ォトダイオードを製造することが可能となり、歩留まり
が向上する。
オードの製造方法によれば、 (a) エッチングストッパー層を介して第1の基板の
上に増倍層、光吸収層を順に形成するとともに、上記増
倍層、上記光吸収層をエピタキシャル成長させる工程 (b)上記第1の基板を除去する工程 (c)上記第1の基板を除去した側とは反対側であっ
て、上記光吸収層の上に第2の基板を形成する工程 (d)上記第1の基板を除去した側からイオン注入を行
い、ガードリングを形成する工程 なる工程を有するので、増倍層をより第1の基板により
近い側で形成するため、増倍層の下面の平坦性がより高
くなり、より結晶性の優れた増倍層が生成されるばかり
か、第1の基板を除去し、光吸収層の上に第2の基板を
形成するため、増倍層の結晶特性を向上しつつ、増倍層
を表面側に配置できるため、増倍層における増倍暗電流
を低減するとともに、高品質で高信頼なアバランシェフ
ォトダイオードを製造することが可能となり、歩留まり
が向上する。
【0031】この発明に係るアバランシェフォトダイオ
ードの製造方法は、増倍層としてAlInAsまたはA
InGaAsのいずれか一方のみを用いたので、複雑な
工程を経ることなく増倍層が形成できるようになり、ア
バランシェフォトダイオードの製造が簡単になる。
ードの製造方法は、増倍層としてAlInAsまたはA
InGaAsのいずれか一方のみを用いたので、複雑な
工程を経ることなく増倍層が形成できるようになり、ア
バランシェフォトダイオードの製造が簡単になる。
【0032】この発明に係るアバランシェフォトダイオ
ードの製造方法は、増倍層は超格子増倍層であるため、
アバランシェフォトダイオードの特性を高めることが可
能となる
ードの製造方法は、増倍層は超格子増倍層であるため、
アバランシェフォトダイオードの特性を高めることが可
能となる
【0033】この発明に係るアバランシェフォトダイオ
ードの製造方法によれば、第1の基板を導電型基板とし
たので、高品質な導電型の基板上にエピタキシャル層を
成長させながら超格子増倍層を形成できるので、結晶特
性のより高い超格子増倍層を得ることが可能となり、増
倍暗電流の一層の低減、より高信頼なアバランシェフォ
トダイオードを製造することが可能となり、歩留まりが
より一層向上する。
ードの製造方法によれば、第1の基板を導電型基板とし
たので、高品質な導電型の基板上にエピタキシャル層を
成長させながら超格子増倍層を形成できるので、結晶特
性のより高い超格子増倍層を得ることが可能となり、増
倍暗電流の一層の低減、より高信頼なアバランシェフォ
トダイオードを製造することが可能となり、歩留まりが
より一層向上する。
【0034】この発明に係るアバランシェフォトダイオ
ードの製造方法によれば、第2の基板を半絶縁性の基板
としたので、以後のプロセス処理、ハンドリングを可能
とするばかりか、素子容量が少なく、光吸収が小さい裏
面入射に適したアバランシェフォトダイオードを製造す
ることが可能となる。
ードの製造方法によれば、第2の基板を半絶縁性の基板
としたので、以後のプロセス処理、ハンドリングを可能
とするばかりか、素子容量が少なく、光吸収が小さい裏
面入射に適したアバランシェフォトダイオードを製造す
ることが可能となる。
【0035】この発明に係るアバランシェフォトダイオ
ードの製造方法によれば、ガードリングを形成した後、
上記ガードリングの外側にZn拡散層を形成する工程を
有するので、Zn拡散層10形成時にガードリングへへ
悪影響を及ぼすことがなくなり、高品質で高信頼なアバ
ランシェフォトダイオードを製造することが可能とな
り、歩留まりが向上する。
ードの製造方法によれば、ガードリングを形成した後、
上記ガードリングの外側にZn拡散層を形成する工程を
有するので、Zn拡散層10形成時にガードリングへへ
悪影響を及ぼすことがなくなり、高品質で高信頼なアバ
ランシェフォトダイオードを製造することが可能とな
り、歩留まりが向上する。
【図1】 実施の形態1のアバランシェフォトダイオー
ドの構成を説明するための図である。
ドの構成を説明するための図である。
【図2】 実施の形態1のアバランシェフォトダイオー
ドの製造方法を説明するための図である。
ドの製造方法を説明するための図である。
【図3】 実施の形態1のアバランシェフォトダイオー
ドの製造方法を説明するための図である。
ドの製造方法を説明するための図である。
【図4】 従来のアバランシェフォトダイオードを説明
するための図である。
するための図である。
1:基板(第1の基板) 2:エッチングストッパー層 3:バッファー層 4:超格子増倍層 5:電界緩和層 6:光吸収層 7:バッファー層 8:基板(第2の基板) 9:Tiイオン注入領域 10:Zn拡散層
フロントページの続き Fターム(参考) 4K029 AA04 AA24 BA41 BB02 BC07 BD01 CA01 CA10 GA01 5F049 MA08 MB07 MB12 NA05 NA18 PA09 PA10 PA14 PA20 QA06 QA12 QA16 SS04 5F103 AA05 BB05 DD01 GG01 HH03 JJ01 JJ03 LL04 RR04 RR07
Claims (6)
- 【請求項1】 アバランシェフォトダイオードの製造方
法であって、 (a) エッチングストッパー層を介して第1の基板の
上に増倍層、光吸収層を順に形成するとともに、上記増
倍層、上記光吸収層をエピタキシャル成長させる工程 (b)上記第1の基板を除去する工程 (c)上記第1の基板を除去した側とは反対側であっ
て、上記光吸収層の上に第2の基板を形成する工程 (d)上記第1の基板を除去した側からイオン注入を行
い、ガードリングを形成する工程 なる工程を有するアバランシェフォトダイオードの製造
方法。 - 【請求項2】 増倍層としてAlInAsまたはAIn
GaAsのいずれか一方のみを用いたことを特徴とする
請求項1に記載のアバランシェフォトダイオードの製造
方法。 - 【請求項3】 増倍層は超格子増倍層であることを特徴
とする請求項1に記載のアバランシェフォトダイオード
の製造方法。 - 【請求項4】 第1の基板を導電型基板としたことを特
徴とする請求項1に記載のアバランシェフォトダイオー
ドの製造方法。 - 【請求項5】 第2の基板を半絶縁性の基板としたこと
を特徴とする請求項1に記載のアバランシェフォトダイ
オードの製造方法。 - 【請求項6】ガードリングを形成した後、上記ガードリ
ングの外側にZn拡散層を形成する工程を有する請求項
1に記載のアバランシェフォトダイオードの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000239879A JP2002057364A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | アバランシェフォトダイオードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000239879A JP2002057364A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | アバランシェフォトダイオードの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002057364A true JP2002057364A (ja) | 2002-02-22 |
Family
ID=18731346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000239879A Pending JP2002057364A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | アバランシェフォトダイオードの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002057364A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007311705A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Gyoseiin Genshino Iinkai Kakuno Kenkyusho | 光スイッチ |
WO2020202557A1 (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-08 | 三菱電機株式会社 | 半導体受光素子及び半導体受光素子製造方法 |
JP2022524628A (ja) * | 2019-03-12 | 2022-05-09 | デファン リミテッド ライアビリティ カンパニー | アバランシェ光検出器(変形形態)およびこれを製造するための方法(変形形態) |
-
2000
- 2000-08-08 JP JP2000239879A patent/JP2002057364A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007311705A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Gyoseiin Genshino Iinkai Kakuno Kenkyusho | 光スイッチ |
JP2022524628A (ja) * | 2019-03-12 | 2022-05-09 | デファン リミテッド ライアビリティ カンパニー | アバランシェ光検出器(変形形態)およびこれを製造するための方法(変形形態) |
JP7455407B2 (ja) | 2019-03-12 | 2024-03-26 | デファン リミテッド ライアビリティ カンパニー | アバランシェ光検出器(変形形態)およびこれを製造するための方法(変形形態) |
WO2020202557A1 (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-08 | 三菱電機株式会社 | 半導体受光素子及び半導体受光素子製造方法 |
JPWO2020202557A1 (ja) * | 2019-04-05 | 2021-11-25 | 三菱電機株式会社 | 半導体受光素子及び半導体受光素子製造方法 |
JP7134338B2 (ja) | 2019-04-05 | 2022-09-09 | 三菱電機株式会社 | 半導体受光素子及び半導体受光素子製造方法 |
US11862747B2 (en) | 2019-04-05 | 2024-01-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor light-receiving element and method of manufacturing semiconductor light-receiving element |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040707 |