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JP4956944B2 - アバランシェフォトダイオード - Google Patents

アバランシェフォトダイオード Download PDF

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Description

本発明は、アバランシェフォトダイオードに関し、特に、生産性を高めるための技術に関する。
上記アバランシェフォトダイオードを含み、実用に供されているダイオード構造は、pn導電型のうち一方の導電型を選択的領域として形成した長期的信頼性を有するプレーナ型構造である。特に、光通信等で使用される、InPに格子整合した化合物半導体を用いたダイオードにあっては、上記選択的領域として、導電性の低いInP中にp導電型不純物としてZnを熱拡散したp型導電領域が用いられている。さらに、アバランシェフォトダイオードにあっては、上記p型導電領域の周辺部への電界集中によるエッジブレークダウンとよばれる局所的電圧降下を防止するため、外周部にさらにガードリングとよばれるp型導電領域を設けている。このp型導電領域は、Beをイオン注入したり(例えば特許文献1)、Znを熱拡散することにより設けられる(例えば特許文献2)。
また、特許文献3には、InP基板上に、半導体として少なくとも(i型)AlInAsアバランシェ増倍層と、GaInAs光吸収層と、InP窓層とを順に積層し、前記InP窓層の中にp型導電領域を形成したアバランシェフォトダイオードが開示されている。AlInAsアバランシェ増倍層をGaInAs光吸収層よりも下に配置することによりInP窓層における電界強度を弱めることができるので、ガードリングをわざわざ作製せずに済み、簡便に低暗電流で高信頼性を有するアバランシェフォトダイオードを実現することができる。なお、特許文献3においては、p型導電領域は、Znを熱拡散することにより設けられている。
特開昭58−48478号公報(第2図) 米国特許第4857982号明細書(第2図) 特開2004−200302号公報(第1図)
従来のアバランシェフォトダイオードは、以上のように構成されているので、Znの拡散深さが、pinダイオード構造のi層厚を決定し、さらに、アバランシェフォトダイオードにあっては増倍層厚を決定することもある。従って、所望の周波数特性、電気特性、容量などの素子特性を得るためには、Zn拡散深さの精密な制御が必要であった。しかし、不純物の熱拡散深さを、正確に、再現性よく、またウェハ面内でばらつきなく制御することは困難である。従って、歩留まりが低くなり生産性が低減するという問題点があった。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、生産性を高めることが可能なアバランシェフォトダイオードを提供することを目的とするものである。
本発明に係るアバランシェフォトダイオードは、InP基板上に、半導体層として少なくとも光吸収層と、アバランシェ増倍層と、半導体窓層とを積層し、半導体窓層の中にZn拡散した導電領域を形成したアバランシェフォトダイオードであって、InP基板上に、アバランシェ増倍層、光吸収層および半導体窓層が順に積層され、導電領域が設けられた半導体窓層は、第1の窓層と、該第1の窓層の下層に形成された第1の窓層よりもZnの拡散が遅い材料の第2の窓層とを有し、第1の窓層はInP層で構成され、第2の窓層は、第3族元素および第5族元素から構成されInおよびAsを主成分とする第3族・第5族半導体層であって、導電領域の断面形状は、第1の窓層の中での幅が第2の窓層の中での幅より大きく、第1の窓層の中での導電領域の断面形状は、周辺に向かって突き出た形状を有することを特徴とする。
本発明に係るアバランシェフォトダイオードは、InPにZnを拡散させるアバランシェフォトダイオードに比べて拡散速度を遅くできる。従って、Zn拡散深さを、正確に、再現性よく、またウェハ面内でばらつきなく制御することが可能となる。また、処理時間のマージンを大きくできるので、拡散装置の時間的特性変化や拡散時間の影響をうけにくくロバストとすることができる。よって、再現性および歩留まりがよく且つ作製が容易で生産性の高いアバランシェフォトダイオードを実現できる。またアバランシェ増倍層を光吸収層よりも下に配置することにより、半導体窓層における電界強度を弱めることができる。また、導電領域の断面形状は、第1の窓層の中での幅が第2の窓層の中での幅より大きく、第1の窓層の中での導電領域の断面形状は、周辺に向かって突き出た形状とすることで、第2の窓層の中の導電領域の周辺部での電界と電流の集中を緩和し、表面電界強度を下げて、増倍動作の安定化と長期信頼性の向上を図ることができる。さらに、表面側のサイズを大きく内部側のサイズを小さくできるので、素子容量を小さくすることができる。
本発明に係るアバランシェフォトダイオードは、ZnがInPにおいては比較的に速く拡散するがAlInAs等においては比較的に遅く拡散することに着目し、窓層の材料としてInPに代えて(あるいはInPに加えて)AlInAs等を用いることを特徴とする。以下、各実施の形態について詳細に説明する。なお、以下では、基板、光吸収層、アバランシェ増倍層、窓層等がn型である場合について説明するが、これらはn型に限らず、p型であってもよく、また、一般的にi型と呼ばれるキャリア濃度が低いものであってもよい。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係るアバランシェフォトダイオードの概略構造を示す断面図である。半導体基板(InP基板)上への各半導体層の作製は、n型InP基板1上に、有機金属気相成長法(MO−CVD)や分子線エピタキシャル成長法(MBE)などを用いて実現できる。本実施の形態では次の工程順で作製した。
n型InP基板1上に、キャリア濃度1〜5×1018cm-3のn型InPバッファ層2を厚み0.1〜1μmに、キャリア濃度0.1〜3×1015cm-3のn型GaInAs光吸収層3を厚み1〜3μmに、バンドギャップを順次大きくしたキャリア濃度0.1〜3×1015cm-3のn型GaInAsP遷移層4を厚み0.1〜0.5μmに、キャリア濃度0.1〜1×1018cm-3のn型InP電界調節層5を厚み0.01〜0.1μmに、キャリア濃度0.01〜1×1016cm-3のn型InPアバランシェ増倍層6を厚み0.2〜0.8μmに、キャリア濃度0.01〜1×1016cm-3のn型AlInAs窓層7を厚み0.5〜2.0μmに、キャリア濃度0.01〜1×1015cm-3のn型GaInAsコンタクト層(後の工程でp型GaInAsコンタクト層8となる)を厚み0.1〜0.5μmに順次成長させる。
次に、直径20〜100μmの受光領域(図1においては、後述するp型導電領域10に一致)の外周上に、幅5〜20μmの環状領域にBeをイオン注入して熱処理によりp導電型に活性化させp型周辺領域9を形成する。p型周辺領域9は、傾斜型接合を形成してエッジブレークダウンを防ぐためのガードリングとして機能する。
さらに、前記受光領域に、円形をくり貫いたSiNx膜(図示しない)をマスクとして、Znを選択的にn型InPアバランシェ増倍層6に至るまで熱拡散し、マスクのかかっていない円形部にp型導電領域10を形成する。なおZnの熱拡散は、有機Znや金属Znなどを拡散源として用いる気相拡散法や、ZnO膜を形成し窒素雰囲気中などで高温で所定の時間拡散する固相拡散法などで行うことができる。このZnの熱拡散で上記のn型GaInAsコンタクト層をp型とすることにより、p型GaInAsコンタクト層8が形成される。
続いてp型GaInAsコンタクト層8が、p型導電領域10上で幅5〜10μmのリング状に残るように中央部をエッチング除去される。さらに蒸着によりSiNx表面保護膜兼反射防止膜11を形成し、p型GaInAsコンタクト層8の上部にあるSiNx表面保護膜兼反射防止膜11を取り除き、p型GaInAsコンタクト層8の上にp電極12をAuZn/Auによって形成する。さらにn型InP基板1において、n型InPバッファ層2が積層されている面と逆の面を研摩し、n電極13をAuGe/Ni/Auによって形成する。さらにウエハ状のn型InP基板1を劈開分離して300μm角程度の素子とする。この素子に所定の処理を施すことにより、アバランシェフォトダイオードが形成される。なお、本実施の形態に係る図1のアバランシェフォトダイオードにおいては、p型導電領域10はn型AlInAs窓層7の中に収まらずn型InPアバランシェ増倍層6へ達するように突き抜けている。
図2は、各化合物半導体(InP、GaInAs、およびAlInAs)に対するアニール温度490℃におけるZnの熱拡散時間と拡散深さとの関係を示すグラフである。拡散深さは、拡散不純物の種類と拡散される半導体の種類とによって異なるが、おおよそ拡散時間の平方根に比例している。Znの場合、InPでは比較的に速く拡散し、AlInAsやGaInAsでは比較的に遅く拡散する。AlInAsやGaInAsにおける拡散深さは、InPにおける拡散深さのおよそ2/5倍であり、AlInAsPやGaInAsPにおける拡散深さは、これらの間の中間の値をとる。従って、拡散深さは、装置の経時的変動や制御定数に対し、InPに拡散する場合が最も大きく影響を受けて、揺らぎが大きい。上述したように、Znの拡散深さはpinダイオード構造のi層厚や増倍層厚を決定するが、InPに拡散する場合には、作製マージンが小さくなるとともにウェハ内での特性が均一とならないので、作製における制御性や再現性が最も低くなる。また、拡散速度は温度に強く依存するので、熱処理時において前記化合物半導体がアニール温度まで上昇する間はほとんど拡散しない。従って、拡散時間が短い場合には、拡散深さが極めて浅くなるので、上記の揺らぎの影響を非常に受けやすくなる。
このように、本実施の形態に係るアバランシェフォトダイオードにおいては、AlInAs(n型AlInAs窓層7)にZnを熱拡散させるので、InPにZnを熱拡散させる従来のアバランシェフォトダイオードに比べて、拡散速度を遅くできる。従って、アニール温度が低い拡散初期時点等においても、拡散速度が安定し揺らぎの影響を受けにくい。従って、Zn拡散深さを、正確に、再現性よく、またウェハ面内でばらつきなく制御することが可能となる。また、処理時間のマージンを大きくできるので、拡散装置の時間的特性変化や拡散時間の影響をうけにくくロバストとすることができる。従って、再現性および歩留まりがよく且つ作製が容易で生産性の高いアバランシェフォトダイオードを実現できる。また、拡散深さが浅くとも精密に制御できるので、窓層を薄くすることができ、結晶成長に要する時間を短縮できる。
なお、上述した図1の構成では、受光領域(p型導電領域10)の外周上に、Beのイオン注入によりp型周辺領域9を形成するが、これに限らず、例えば図3に示されるように、受光領域の外周から離れて、Znを熱拡散することによりp型周辺領域9を形成してもよい。p型周辺領域9は、Znを熱拡散して形成されることにより、p型導電領域10と同様に、深さを精密に制御することが可能となる。また、p型周辺領域9は、受光領域の外周から離れ、p型導電領域10より浅く形成してもよい。p型周辺領域9を浅く形成する場合には揺らぎの影響を受けやすくなるが、上述したようにAlInAsにZnを熱拡散させることにより、揺らぎを小さくすることができる。図3においては、p型導電領域10の中央部は深く、端部は外側のp型周辺領域9に向かって突き出した形状としており、その結果、深いp型導電領域10の周辺部での電界と電流の集中を緩和し、表面電界強度を下げて、増倍動作の安定化と長期信頼性の向上を図っている。さらに、表面側のサイズを大きく内部側のサイズを小さくできるので、素子容量を小さくすることができる。
また、上述においては、窓層の材料としてAlInAsを用いる場合について説明したが、これに限らず、バンドギャップが大きく被検出光を透過する材料であってInPより拡散速度が遅い材料であればよく、例えば、GaInAsやAlGaInAsやGaInAsPやAlGaInAsPなどの3元系以上の材料であってもよい。すなわち、第3族元素および第5族元素から構成されInおよびAsを主成分とする半導体層(第3族・第5族半導体層)を含めばよい。このように構成することにより、窓層を、n型InP基板1に格子整合させつつZnの拡散速度をInPより遅くすることができる。
また、上述においては、n型InP基板1の反対側から光を入射させるため窓層と表現したが、基板側あるいは側面から光を入射させる場合には、窓層ではなくキャップ層と表現される(実施の形態2以降についても同様)。
<実施の形態2>
実施の形態1においては、窓層を、InPに比べてZnが遅く拡散するAlInAsのみで構成させることにより、拡散深さの精密な制御を可能としている。しかし、窓層をAlInAsのみで構成させた場合には、作製時間が長くなり過ぎる場合がある。このような場合には、窓層は、必ずしもAlInAsのみで構成させる必要はなく、あるいは、AlInAs以外に一部にInPを含んで構成されてもよい。
図4は、実施の形態2に係るアバランシェフォトダイオードの概略構造を示す断面図である。半導体基板(InP基板)上への各半導体層の作製は、n型InP基板1上に、有機金属気相成長法(MO−CVD)や分子線エピタキシャル成長法(MBE)などを用いて実現できる。本実施の形態では次の工程順で作製した。
n型InP基板1上に、キャリア濃度1〜5×1018cm-3のn型InPバッファ層2を厚み0.1〜1μmに、キャリア濃度0.1〜3×1015cm-3のn型GaInAs光吸収層3を厚み1〜3μmに、バンドギャップを順次大きくしたキャリア濃度0.1〜3×1015cm-3のn型GaInAsP遷移層4を厚み0.1〜0.5μmに、キャリア濃度0.1〜1×1018cm-3のn型InP電界調節層5を厚み0.01〜0.1μmに、キャリア濃度0.01〜1×1016cm-3のn型InPアバランシェ増倍層6を厚み0.2〜1.2μmに、キャリア濃度0.01〜1×1016cm-3のn型AlInAs窓層7を厚み0.1〜0.5μmに、キャリア濃度0.01〜1×1016cm-3のn型InP窓層7aを厚み0.1〜2.0μmに、キャリア濃度0.01〜1×1015cm-3のn型GaInAsコンタクト層(後の工程でp型GaInAsコンタクト層8となる)を厚み0.1〜0.5μmに順次成長させる。
次に、直径20〜100μmの受光領域の外周から離れて、幅3〜10μmの環状領域にZnを熱拡散することによりp型周辺領域9を形成する。p型周辺領域9は、実施の形態1と同様に、傾斜型接合を形成してエッジブレークダウンを防ぐためのガードリングとして機能する。
さらに、前記受光領域に、円形をくり貫いたSiNx膜(図示しない)をマスクとして、Znを選択的にn型InPアバランシェ増倍層6に至るまで熱拡散し、マスクのかかっていない円形部にp型導電領域10を形成する。このp型導電領域10の端部は、図3と同様に、外側のp型周辺領域9に向かって突き出している。なおZnの熱拡散は、実施の形態1と同様に、有機Znや金属Znなどを拡散源として用いる気相拡散法や、ZnO膜を形成し窒素雰囲気中などで高温で所定の時間拡散する固相拡散法などで行うことができる。また、実施の形態1と同様に、このZnの熱拡散で上記のn型GaInAsコンタクト層をp型とすることにより、p型GaInAsコンタクト層8が形成される。
続いてp型GaInAsコンタクト層8が、p型導電領域10上で幅5〜10μmのリング状に残るように中央部をエッチング除去される。さらに蒸着によりSiNx表面保護膜兼反射防止膜11を形成し、p型GaInAsコンタクト層8の上部にあるSiNx表面保護膜兼反射防止膜11を取り除き、p型GaInAsコンタクト層8の上にp電極12をAuZn/Auによって形成する。さらにn型InP基板1において、n型InPバッファ層2が積層されている面と逆の面を研摩し、n電極13をAuGe/Ni/Auによって形成する。さらにウエハ状のn型InP基板1を劈開分離して300μm角程度の素子とする。この素子に所定の処理を施すことにより、アバランシェフォトダイオードが形成される。なお、本実施の形態に係る図4のアバランシェフォトダイオードにおいては、実施の形態1に係る図1および図4のアバランシェフォトダイオードと同様に、p型導電領域10はn型AlInAs窓層7の中に収まらずn型InPアバランシェ増倍層6へ達するように突き抜けている。
図4のアバランシェフォトダイオードは、実施の形態1に係る図3のアバランシェフォトダイオードにおいて、n型AlInAs窓層7(およびn型InPアバランシェ増倍層6)を薄くしその上にn型InP窓層7aを追加した構成からなる。窓層をAlInAsのみからではなく拡散速度が速いInPを一部に含んで構成させることにより、作製時間を短縮することができる。すなわち、窓層に含まれるAlInAsの割合とInPの割合とを任意に調節することによって、拡散深さを精密に制御しつつ作製時間を短縮することが可能となる。
このように、本実施の形態に係るアバランシェフォトダイオードは、窓層を、AlInAsのみで構成させるのではなく、一部にInPを含んで構成させる。従って、実施の形態1の効果に加えて、作製時間を短縮することができるという効果を奏する。
<実施の形態3>
実施の形態1〜2においては、図1,3,4に示されるように、エッジブレークダウンを防ぐためにp型周辺領域9を設けている。しかし、特許文献3に開示されているように、アバランシェ増倍層を光吸収層よりも下に配置することにより窓層における電界強度を弱めることができるので、ガードリングとして機能するp型周辺領域9を設けなくてもエッジブレークダウンを防ぐことが可能となる。
図5は、実施の形態3に係るアバランシェフォトダイオードの概略構造を示す断面図である。半導体基板(InP基板)上への各半導体層の作製は、n型InP基板1上に、有機金属気相成長法(MO−CVD)や分子線エピタキシャル成長法(MBE)などを用いて実現できる。本実施の形態では次の工程順で作製した。
n型InP基板1上に、キャリア濃度1〜5×1018cm-3のn型InPバッファ層2を厚み0.1〜1μmに、キャリア濃度0.1〜3×1016cm-3のn型AlInAsアバランシェ増倍層6aを厚み0.1〜0.5μmに、キャリア濃度0.1〜1×1018cm-3のp型InP電界調節層5aを厚み0.01〜0.1μmに、キャリア濃度0.1〜3×1015cm-3のn型GaInAs光吸収層3を厚み1〜3μmに、バンドギャップを順次大きくしたキャリア濃度0.1〜3×1015cm-3のn型AlGaInAs遷移層4aを厚み0.1〜0.5μmに、キャリア濃度0.01〜1×1016cm-3のn型AlInAs窓層7を厚み0.5〜2.0μmに、キャリア濃度0.01〜1×1015cm-3のn型GaInAsコンタクト層(後の工程でp型GaInAsコンタクト層8となる)を厚み0.1〜0.5μmに順次成長させる。
次に、直径20〜100μmの受光領域に、円形をくり貫いたSiNx膜(図示しない)をマスクとして、Znを選択的にn型AlInAs窓層7に熱拡散し(n型AlGaInAs遷移層4aには至らない)、マスクのかかっていない円形部にp型導電領域10を形成する。なおZnの熱拡散は、実施の形態1〜2と同様に、有機Znや金属Znなどを拡散源として用いる気相拡散法や、ZnO膜を形成し窒素雰囲気中などで高温で所定の時間拡散する固相拡散法などで行うことができる。また、実施の形態1〜2と同様に、このZnの熱拡散で上記のn型GaInAsコンタクト層をp型とすることにより、p型GaInAsコンタクト層8が形成される。
続いてp型GaInAsコンタクト層8が、p型導電領域10上で幅5〜10μmのリング状に残るように中央部をエッチング除去される。さらに蒸着によりSiNx表面保護膜兼反射防止膜11を形成し、p型GaInAsコンタクト層8の上部にあるSiNx表面保護膜兼反射防止膜11を取り除き、p型GaInAsコンタクト層8の上にp電極12をTi/Auによって形成する。さらにn型InP基板1において、n型InPバッファ層2が積層されている面と逆の面を研摩し、n電極13をAuGe/Ni/Auによって形成する。さらにウエハ状のn型InP基板1を劈開分離して300μm角程度の素子とする。この素子に所定の処理を施すことにより、アバランシェフォトダイオードが形成される。
図5のアバランシェフォトダイオードは、実施の形態1に係る図1のアバランシェフォトダイオードにおいて、n型GaInAs光吸収層3上に配置されたn型GaInAsP遷移層4、n型InP電界調節層5、およびn型InPアバランシェ増倍層6に代えて、n型GaInAs光吸収層3上にn型AlGaInAs遷移層4aをn型GaInAs光吸収層3下にp型InP電界調節層5aおよびn型AlInAsアバランシェ増倍層6aをそれぞれ設けるとともに、p型周辺領域9を省き、さらに、p型導電領域10を、n型AlGaInAs遷移層4aへ突き抜けずn型AlInAs窓層7の中に収まるように形成した構成からなる。すなわち、n型AlInAsアバランシェ増倍層6aをn型GaInAs光吸収層3よりも下に配置することにより、特許文献3と同様に、n型AlInAs窓層7における電界強度を弱めp型周辺領域9を省くことが可能となる。また、n型GaInAs光吸収層3とn型AlInAs窓層7との間に介在させる遷移層として、Pを含むn型GaInAsP遷移層4ではなくPを含まない(V族原子としてはAsのみを含む)n型AlGaInAs遷移層4aを用いることにより、窓層と遷移層との荷電子帯の不連続量を低減しホールの流れを妨げないようにしている。
このように、本実施の形態に係るアバランシェフォトダイオードにおいては、n型AlInAsアバランシェ増倍層6aをn型GaInAs光吸収層3より下に配置しているので、実施の形態1の効果に加えて、n型AlInAs窓層7における電界強度を弱めることができるという効果を奏する。
なお、上述においては、図5を用いて、p型周辺領域9を省いた場合について説明したが、実施の形態1〜2と同様に、p型周辺領域9を形成してもよい。p型周辺領域9を形成することによりn型AlInAs窓層7における電界強度をさらに弱めることができるので、アバランシェフォトダイオードの長期的な信頼性をさらに高めることが可能となる。
また、上述においては、図5を用いて、窓層がn型AlInAs窓層7のみから構成される単層構成である場合について説明したが、例えば、窓層は、図6に示されるように、二層構成であってもよい。図6は、図5において、図3〜4と同様にp型周辺領域9を形成するとともに、n型AlInAs窓層7とSiNx表面保護膜兼反射防止膜11との間にInP窓層7bを介在させることにより窓層を二層構成としたものである。図6において、n型AlInAs窓層7は、図5におけるよりも薄く形成してもよく、0.1μm以上であればよい(好ましくは0.3μm以上、より好ましくは0.5μm以上)。また、窓層は、図7に示されるように、三層構成であってもよい。図7は、図6において、n型AlInAs窓層7とn型AlGaInAs遷移層4aとの間にInP窓層7cを介在させることにより、窓層を三層構成としたものである。n型AlInAs窓層7に加えてInP窓層7b,7cを設けることにより、実施の形態2と同様に、作製時間を短縮することができる。
なお、上述においては、遷移層として、Pを含まないn型AlGaInAs遷移層4aを用いる場合について説明したが、遷移層の材料として、例えばPを含むGaInAsP遷移層を用いる場合には、n型AlInAs窓層7に代えて、Pを含む窓層を用いればよい。
また、上述においては、n型InP基板1を用いその反対側から光を入射させる表面入射型について説明したが、半絶縁性基板を用いn型バッファ層2にn電極13を電気的に接続し基板側から光を入射させる裏面入射型としてもよく、また側面から光を入射させる導波路型構造であってもよい。
実施の形態1に係るアバランシェフォトダイオードの概略構造を示す断面図である。 各化合物半導体に対するZnの熱拡散時間と拡散深さとの関係を示すグラフである。 実施の形態1に係るアバランシェフォトダイオードの概略構造を示す断面図である。 実施の形態2に係るアバランシェフォトダイオードの概略構造を示す断面図である。 実施の形態3に係るアバランシェフォトダイオードの概略構造を示す断面図である。 実施の形態3に係るアバランシェフォトダイオードの概略構造を示す断面図である。 実施の形態3に係るアバランシェフォトダイオードの概略構造を示す断面図である。
符号の説明
1 n型InP基板、2 n型InPバッファ層、3 n型GaInAs光吸収層、4 n型GaInAsP遷移層、4a n型AlGaInAs遷移層、5 n型InP電界調節層、5a p型InP電界調節層、6 n型InPアバランシェ増倍層、6a n型AlInAsアバランシェ増倍層、7 n型AlInAs窓層、7a n型InP窓層、7b,7c InP窓層、8 p型GaInAsコンタクト層、9 p型周辺領域、10 p型導電領域、11 SiNx表面保護膜兼反射防止膜、12 p電極、13 n電極。

Claims (3)

  1. InP基板上に、半導体層として少なくとも光吸収層と、アバランシェ増倍層と、半導体窓層とを積層し、前記半導体窓層の中にZn拡散した導電領域を形成したアバランシェフォトダイオードであって、
    前記InP基板上に、前記アバランシェ増倍層、前記光吸収層および前記半導体窓層が順に積層され、
    前記導電領域が設けられた前記半導体窓層は、第1の窓層と、該第1の窓層の下層に形成された前記第1の窓層よりもZnの拡散が遅い材料の第2の窓層とを有し、
    前記第1の窓層はInP層で構成され、前記第2の窓層は、第3族元素および第5族元素から構成されInおよびAsを主成分とする第3族・第5族半導体層であって、
    前記導電領域の断面形状は、前記第1の窓層の中での幅が前記第2の窓層の中での幅より大きく、
    前記第1の窓層の中での前記導電領域の断面形状は、周辺に向かって突き出た形状を有することを特徴とするアバランシェフォトダイオード。
  2. 請求項に記載のアバランシェフォトダイオードであって、
    前記3族・第5族半導体層は、
    AlInAs層、AlGaInAs層、GaInAsP層のいずれかを含むことを特徴とするアバランシェフォトダイオード。
  3. 請求項1に記載のアバランシェフォトダイオードであって、
    前記半導体窓層の中において前記導電領域の周辺にp型周辺領域を備え、
    前記p型周辺領域は、前記導電領域よりも浅く形成されることを特徴とするアバランシェダフォトダイオード。
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