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JP2001298675A - 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びに記録媒体

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Publication number
JP2001298675A
JP2001298675A JP2000110953A JP2000110953A JP2001298675A JP 2001298675 A JP2001298675 A JP 2001298675A JP 2000110953 A JP2000110953 A JP 2000110953A JP 2000110953 A JP2000110953 A JP 2000110953A JP 2001298675 A JP2001298675 A JP 2001298675A
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JP
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Pending
Application number
JP2000110953A
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English (en)
Inventor
Takahiro Ichikawa
高廣 市川
Hajime Nitta
元 新田
Tomoyuki Sato
智之 佐藤
Shigeharu Sato
重治 佐藤
Masashi Ota
正志 太田
Masayuki Aiba
雅之 相羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像データに関する情報を容易に知る。 【解決手段】 システムコントローラ151は、プログ
ラムに対応する番組情報を取得する。OSD回路128
は、プログラムの映像データに、プログラムに対応する
番組情報を合成する。入力切換器118は、番組情報が
合成されたプログラムの映像データおよび番組情報が合
成されていないプログラムの映像データのいずれか一方
を選択する。MPEGビデオエンコーダ119は、入力切換
器118により選択されたプログラムの映像データを符
号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びに記録媒体に関し、特に、プログラムに対
応する文字または画像をプログラムの映像に合成する情
報処理装置および方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、米国や欧州諸国において、MPEG
(Moving PictureImageCoding ExpertsGroup)等の高能
率符号化技術を応用して、ビデオ信号及びオーディオ信
号を符号化し、通信衛星等を介して伝送し、受信側にお
いてこれを復調するようにしたシステムが普及しつつあ
る。
【0003】これらのシステムでは、受信側に専用の受
信・復調装置が必要となる。この受信・復調装置におい
ては、複数チャンネルのデータが多重化されたトランス
ポートストリームから所望のチャンネルのトランスポー
トストリームを選択する部分と、所望のチャンネルのト
ランスポートストリームから所望のプログラムの符号化
されている映像データ(以下、符号化映像データと称す
る)と符号化されている音声データ(以下、符号化音声
データと称する)を分離する部分と、分離した符号化映
像データ及び符号化音声データをベースバンドのデータ
またはアナログ信号に復号化する部分とを備えている。
【0004】また、このシステムでは、受信・復調装置
において、前述した所望のチャンネルのトランスポート
ストリームの受信や所望のプログラムの符号化映像デー
タ及び符号化音声データの分離ができるようにするため
に、多重化されたトランスポートストリーム中にPSI(P
rogram Spesific Information:プログラム仕様情報)
やEPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)
あるいはSI(Service Information:サービス情報)を
付加している。
【0005】図1は、MPEGトランスポートストリームを
記録し、または再生する、従来の記録再生装置の構成を
示す図である。
【0006】アンテナ1は、図示せぬ放送衛星または通
信衛星から送信されてくる電波を受信して、受信した電
波をダウンコンバートしてRF信号を生成し、RF信号をIR
D(Integrated Receiver and Decoder)(セットトップ
ボックスとも称する)2に供給する。
【0007】IRD2は、チューナ11、デマルチプレク
サ12、MPEGAV(Audio Video)デコーダ13、基準ク
ロック再生回路14、およびデジタルインターフェース
15で構成される。アンテナ1から供給されたRF信号
は、チューナ11に入力される。
【0008】チューナ11は、受信部とQPSK(Quadratu
re Phase Shift Keying)復調器とエラー訂正回路とか
ら構成されており、多重化されている複数チャンネルの
トランスポートストリームから、使用者が図示せぬフロ
ントパネルから指定した所望のチャンネルのトランスポ
ートストリームを選択してQPSK復調し、さらにエラーの
検出・訂正を行う。チューナ11は、MPEGトランスポー
トストリームを、デマルチプレクサ12およひデジタル
インターフェース15に出力する。
【0009】各プログラムのデータは所定の長さ(18
8バイト)でパケット化されており、その先頭にヘッダ
を持っている。そして、ヘッダにはデータを識別するた
めのPID(Packet Identification:パケットID)が付与
されている。
【0010】デマルチプレクサ12は、チューナ11か
ら供給されたMPEGトランスポートストリームを構成する
パケット(トランスポートパケット)のうち、所定の1
チャンネルに対応するものを抽出して、分離し、MPEGAV
デコーダ13および基準クロック再生回路14に出力す
る。
【0011】デマルチプレクサ12は、この分離に際し
て、パケットに付与されているPID(パケットID)を見
る。そして、それが所望のプログラムの符号化映像デー
タ及び符号化音声データを示すPIDであれば、デマルチ
プレクサ12は、それぞれMPEGAVデコーダ13に送る。
【0012】基準クロック再生回路14は、デマルチプ
レクサ12から供給されたトランスポートパケットに格
納されたデータを基に、基準クロックを生成して、MPEG
AVデコーダ13に供給する。
【0013】MPEGAVデコーダ13は、基準クロック再生
回路14から供給された基準クロックを基に、デマルチ
プレクサ12から供給されたパケットに含まれているMP
EG方式で符号化映像データおよび符号化音声データを復
号して、その結果得られたアナログの映像信号および音
声信号をモニタ3に出力する。
【0014】また、デマルチプレクサ12は、チューナ
11から供給されたMPEGトランスポートストリームを構
成するトランスポートパケットのうち、所定の1チャン
ネルに対応するものを抽出して、デジタルインターフェ
ース15に供給する。または、デマルチプレクサ12
は、チューナ11から供給されたMPEGトランスポートス
トリームを構成するトランスポートパケットのうち、複
数のチャンネルに対応するものを抽出して、デジタルイ
ンターフェース15に供給する。
【0015】デジタルインターフェース15は、IEEE
(Institute of Electrical and Electronics Engineer
s)1394の規格に準拠した通信を行うためのインターフ
ェースである。デジタルインターフェース15は、IEEE
1394の規格に準拠したシリアルバス(IEEE1394シリアル
バス)を介して、HDD(Hard Disk Drive)4に接続され
ている。
【0016】HDD4は、IEEE1394シリアルバスを介して
入力されたトランスポートパケットに、そのトランスポ
ートパケットがHDD4に入力された時刻に対応するタイ
ミング情報としてのタイムスタンプを付加して、タイム
スタンプを付加したパケットを内部のハードディスクに
記録する。HDD4は、タイムスタンプを付加したトラン
スポートパケットを図示せぬバッファメモリに一時記憶
して、時間的に連続したパケットに変換して、ハードデ
ィスクに記録する。
【0017】HDD4が記録しているパケットを再生する
とき、HDD4は、ハードディスクに記録されているパケ
ットを順次読み出して、パケットに付加されているタイ
ムスタンプに基づいて、パケットを送出するタイミング
(送出の時間間隔)を調整して、IEEE1394の規格に準拠
したシリアルバス(IEEE1394シリアルバス)を介して、
それぞれのパケットをIRD2に出力する。タイミングが
調整されたパケットは、IRD2からHDD4に供給されたタ
イミングに対応して、HDD4からIRD2に供給されるの
で、IRD2は、そのパケットを一時的に記憶するバッフ
ァをオーバーフローまたはアンダーフローさせることな
く、画像信号を再生してモニタ3に出力することができ
る。
【0018】以上のようにして、デジタル放送のトラン
スポートストリームを受信し、復号してモニタ装置に表
示することができる。
【0019】次に、トランスポートストリームの付加情
報について説明する。前述したように、多重化されたビ
ットストリーム中にはPSI(プログラム使用情報)やEPG
(電子番組ガイド)あるいはSI(サービス情報)が付加
されている。ここでは、MPEGで規定されているPSIと欧
州のデジタル放送であるDVB(Digital Video Broadcast
ing)システムで規定されているSIについて説明する。
【0020】PAT(Programme Association Table)は、
MPEGで規定されており、PID(パケットID)は0であ
る。そして、主な内容は、後述するNITのPIDと、PMTのP
IDの記述である。
【0021】PMT(Programme Map Table)は、MPEGで規
定されており、PIDは前述したPATにより決められてい
る。主な内容は、プログラム番号とPIDとの対応の記述
と、ECM(番組に付随するスクランブルデータ)のPIDの
記述である。
【0022】CAT(Conditional Access Table)は、MPE
Gで規定されており、PIDは1である。そして、主な内容
は、EMM(顧客向けのスクランブル情報)の記述であ
る。
【0023】NIT(Network Information Table)のPID
は0010である。そして、NITの主な内容は、ネット
ワーク名(衛星名、地上波送信所等)の記述と、その各
トランスポートストリーム(物理チャンネル)に関する
変調方式や周波数の記述である。
【0024】以下のテーブルはDVBで規定されている。
【0025】BAT(Bouquet Association Table)のPID
は0011である。そして、BATの主な内容は、ブーケ
(Bouquet:番組供給者)の名称と仕向国の記述、及び
トランスポートストリーム(物理チャンネル)に関する
サービスの内容とCASS(Conditional Access Service S
ystem)方式の記述である。
【0026】SDT(Service Description Table)のPID
は0011である。そして、SDTの主な内容は、トラン
スポートストリーム(物理チャンネル)に関し、そこに
含まれるサービスIDとそのブーケの名称等の記述であ
る。ここで、サービスIDとは、NHK衛星第1、NHK
衛星第2等の放送チャンネルのことである。すなわち、
MPEGで規定されているブログラム番号と同じである。
【0027】EIT(Event Information Table)のPIDは
0012である。そして、EITの主な内容は、イベントI
Dとその開始時刻、放送時間、番組内容等の記述であ
る。そして、このイベントID毎にトランスポートストリ
ームIDとサービスIDが記述されている。ここで、イベン
トとは、例えば「7時のニュース(12月1日放送
分)」等の番組のことである。
【0028】TDT(Time and Data Table)のIDは001
0である。そして、TDTの主な内容は、世界標準時の情
報の記述である。このTDTを用いて装置内の時計(図示
せず)の時刻合わせを行える。
【0029】RST(Running Status Table)のPIDは00
13である。そして、RSTの主な内容は、イベントの実
行状況の記述である。すなわち、あるイベントの開始
前、実行中、終了等の記述をする。
【0030】次にIRD2が以上説明したPSIとSIをどのよ
うに処理するかについて説明する。
【0031】まず、IRD2は、各ネットワークの方式に
合わせて、定数等の設定を行う。この情報はNITに記述
されているので、各トランスポートストリームに対し変
調方式、周波数、ビットレート、誤り訂正方式等が得ら
れる。設定後、これらの情報はIRD2のEEPROM(図示せ
ず)に格納する。
【0032】次に、EITを用いてイベントの検索を行
う。各放送イベントには固有のイベントIDが付与され、
EITに放送番組の名称や内容が開始時刻と共に記述さ
れ、イベント毎にそのトランスポートストリームIDとサ
ービスIDが記述されている。そこで、EITからトランス
ポートストリームIDを判別し、NITで得たトランスポー
トストリームの定数を用いてデジタル信号処理装置を設
定し、所望のチャンネルのトランスポートストリームを
選択する。
【0033】次にデマルチプレクサ12の出力をMPEGAV
デコーダ13へ送る際のIRD2の処理について説明す
る。
【0034】まず、IRD2は、チューナ11の出力をデ
マルチプレクサ12内部のバッファメモリに書き込む。
バッファメモリは、データ毎に格納エリアが定められて
いるので、それぞれのエリアに書き込む。
【0035】次に、IRD2は、バッファメモリの付加情
報エリアに書き込んだ付加情報の中からPATを探す。こ
の処理はPIDが0のパケットを探せばよい。PATにはプロ
グラム毎のPMTのPIDが記述されている。
【0036】そこで、次にPIDが所定の値を有するのパ
ケットを探す。これにより所望のプログラム番号に対応
するPMTを検出することができる。PMTには、所望のプロ
グラム番号の、MPEG符号化映像データ、MPEG符号化音声
データ、及びECMのPIDが記述されている。
【0037】したがって、所望のプログラム番号の放送
を見る場合には、IRD2は、バッファメモリから、所望
のプログラム番号に対応するPIDを有するパケットを読
み出し、デマルチプレクサ12を通してMPEGAVデコーダ
13へ送る。このときヘッダを除いたデータだけを送
る。
【0038】また、IRD2は、他の所定の値が設定され
たPIDを有するパケットに記述されているECM情報を用い
てスクランブルをデコードする。
【0039】図1のIRD2は、さらにデマルチプレクサ
12で分離した符号化映像データ、符号化音声データ、
及び付加情報をデジタルインタフェース15を介して外
部の記録再生装置、例えばHDD4へ出力することができ
る。また、外部の記録再生装置が出力した符号化映像デ
ータ、符号化音声データ、及び付加情報をデジタルイン
タフェース15を介して受信し、デマルチプレクサ12
へ送ることができる。次にこれらの処理について説明す
る。
【0040】まずデマルチプレクサ12の出力をデジタ
ルインタフェース15から外部へ送出する際の処理につ
いて説明する。この処理の大半は前述した通常の処理と
同じであるため、異なる点についてのみ説明する。
【0041】IRD2は、符号化映像データ及び符号化音
声データをパケットヘッダを付けたままデジタルインタ
フェース15へ送る。つまり、デマルチプレクサ12
は、バッファメモリから読み出すときに、ヘッダごと読
み出し、デマルチプレクサ12を通してデジタルインタ
フェース15へ送る。
【0042】PSI及びSIもヘッダを付けたままデジタル
インタフェース15へ送る。ただし、PATは選択したプ
ログラム番号のPMTを指定するPIDだけを残し、他は除去
する。
【0043】このようにしてデジタルインタフェース1
5へ送られたデータは、ここから外部へ送出される。デ
ジタルインタフェース15は、IEEE1394に準拠したもの
である。この場合、データをIEEE1394のアイソクロナス
(Isochronous)パケットに格納して出力する。デジタ
ルインタフェース15から出力されたアイソクロナスパ
ケットは、外部のHDD4等へ送られる。そして、ここで
アイソクロナスパケットからデータが取り出され、記録
系におけるエラー訂正符号を付加され、チャネルコーデ
ィング処理を受けた後、記録される。
【0044】アイソクロナス通信のパケットは、パケッ
トヘッダ、ヘッダCRC、データフィールド、およびデー
タCRCで構成されている。
【0045】さらに、パケットヘッダは、データ長を表
すData_length、このパケットで伝送されるデータのフ
ォーマットの種類を表すTag、このパケットのチャネル
番号(0乃至63のいずれか)を示すChannel、処理の
コードを表すtcode、および、各アプリケーションで規
定される同期コードSyで構成されている。
【0046】ヘッダCRC(Header_CRC)は、パケットヘ
ッダの誤り検出符号であり、データCRC(Data_CRC)
は、データフィールド(Data field)の誤り検出符号で
ある。データフィールドは、CIPヘッダとリアルタイム
データで構成されている。このうち、リアルタイムデー
タは、伝送する本来のデータである。
【0047】CIPヘッダは、送信ノード番号SID、パケッ
ト化の単位DBS、パケット化におけるデータの分割数F
N、分割時にデータの長さを所定の固定長に合わせるた
めに追加したクワドレット数(1クワドレットは4バイ
トである)QPC、ソースパケットのヘッダのフラグSPH、
パケットの欠落を検出するカウンタDBC、信号フォーマ
ットFMT、および、フォーマット依存フィールドFDFで構
成されている。
【0048】アシンクロナス通信のコマンドとレスポン
スのパケットは、パケットヘッダとデータブロックで構
成されている。パケットヘッダには、転送先を識別する
destination_IDが配置され、その次には、処理のラベル
を表すtl(Transaction Label)、リトライ再生を表すrt
(Retry Code)、および、処理のコードを示すtcode(Tran
saction Code),pri(Priority)が、配置されている。さ
らに、その次には、転送先を表すsource_IDが記録さ
れ、さらにその次には、転送先のアドレスの下位48ビ
ットを表すdestination_offsetが配置されている。
【0049】さらにその次には、データ長を表すdata_l
ength、および、その他の処理コードを表すextended_tc
odeが配置され、最後にヘッダ内における誤りの検出符
号であるheader_CRCが配置されている。
【0050】データブロックは、CTS、CT/RC、HA、OP
C、OPR、および、データ内における誤りの検出符号であ
るdata_CRCで構成されている。コマンドを転送する場
合、CTSには0が配置され、CT/RCとしては、要求の種類
を表すコードが配置される。また、HAには、機器内の宛
先のIDなどが配置される。OPCには、転送すべきコマン
ドが配置され、OPRには、パラメータが配置される。
【0051】レスポンスを転送する場合においては、CT
Sに0が配置され、CT/RCに返事の種類を表すコードが配
置される。HAには、機器内の送り主のIDが配置され、OP
Cには、処理したコマンドのコードが配置される。ま
た、OPRには、パラメータが配置される。
【0052】以上のように、デジタルインターフェース
15は、アイソクロナス通信およびアシンクロナス通信
を行い、アイソクロナス通信を利用してデータの伝送を
行い、アシンクロナス通信を利用してコマンドやレスポ
ンスの通信を行う。
【0053】なお、アイソクロナス通信においては、バ
スで接続されている各AV機器のうちの1つがルートとさ
れ、このルートが、125μsを1サイクルとする最初
のタイミングにおいて、サイクルスタートパケットを送
信する。アイソクロナス通信を行う各AV機器は、各サイ
クル内における特定の時間帯の割り当てを受けており、
その割り当てを受けているタイミングにおいて、所定の
チャネル番号でデータを伝送する。このように、アイソ
クロナス通信においては、一定の時間間隔で通信が行わ
れることになる。
【0054】次に外部からの入力をデジタルインタフェ
ース15からデマルチプレクサ12へ送る際の処理につ
いて説明する。外部からデジタルインタフェース15に
入力されたアイソクロナスパケットは、ここで元の符号
化映像データ、符号化音声データ、及び付加情報が取り
出され、デマルチプレクサ12内部のバッファメモリに
書き込まれる。
【0055】バッファメモリに書き込まれた符号化映像
データ及び符号化音声データの処理は、前述した、チュ
ーナ11から入力されたトランスポートストリーム中の
これらのデータの処理と同じである。一方、バッファメ
モリに書き込まれたPSI及びSIに対して以下のように処
理する。
【0056】PATとPMTはそのまま使用する。前述したよ
うに、IRD2から外部のHDD4へデータを出力する際に、
PATから選択したプログラム番号のPMTを指定するPIDだ
けを残し、他は除去しているので、ここで外部のHDD4
から入力されたデータ中のPATには入力中のプログラム
番号のPMTを指定するPIDだけが記述されている。したが
って、PATを見てPMTを探し、そのPMTを見て入力中のプ
ログラムの符号化映像データ及び符号化音声データを読
み出すことができる。読み出した符号化映像データ及び
符号化音声データは、デマルチプレクサ12を通ってMP
EGAVデコーダ13へ送られ、以後チューナ11からのこ
れらのデータと同様に処理される。
【0057】EITについては、PAT内に記述されているプ
ログラムのアクチュアル(actual)かつプレゼント(pr
esent)の情報のみをデコードし、他は無視する。ここ
で、アクチュアルとは選択したチャンネルのトランスポ
ートストリームであることを意味し、プレゼントとは選
択したプログラムが現在放送中であることを意味する。
【0058】RSTについては、PAT内に記述されているプ
ログラムに関するもののみをデコードし、他は無視す
る。SDTについては、PAT内に記述されているプログラム
のアクチュアルのもののみをデコードし、他は無視す
る。
【0059】NITはチューナ11における設定に必要で
あるが、デマルチプレクサ12においては必要ないので
無視する。BATについても同様に無視する。
【0060】TDTについては、外部の記録/再生装置の
再生信号を入力する際には、記録再生装置の再生信号中
のTDTは録画時の時刻を示すものであって、現在の時刻
を示すものではないため、このTDTは無視する。
【0061】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、IRD2
とHDD4とが共通の番組情報の表示機能または相互に対
応する動作状態の表示機能(例えば、HDD4がスロー再
生している旨のデータを送信して、IRD2がそのデータ
を受信してモニタ3に表示するなど)を持たなければ、
モニタ3で映像を見ている使用者は、HDD4から供給さ
れる映像に関する情報(プログラム名、記録年月日、ま
たは出演者など)、またはHDD4の動作状態(例えば、
スロー再生している、倍速再生しているなど)などを知
ることはできなかった。
【0062】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、使用者が、映像データに関する情報を容易
に知ることができるようにすることを目的とする。
【0063】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、第1の映像データに対応する第2の映像デー
タを取得する取得手段と、第2の映像データと、第1の
映像データとを合成する合成手段と、合成手段により第
2の映像データが合成された第1の映像データおよび第
2の映像データが合成されていない第1の映像データの
いずれか一方を選択する選択手段と、選択手段により選
択された第1の映像データを符号化する符号化手段とを
含むことを特徴とする。
【0064】情報処理装置は、符号化手段により符号化
された第1の映像データを記録する記録手段を更に設け
るようにすることができる。
【0065】情報処理装置は、符号化手段により符号化
された第1の映像データを他の装置に送信する送信手段
を更に設けるようにすることができる。
【0066】請求項4に記載の情報処理方法は、第1の
映像データに対応する第2の映像データを取得する取得
ステップと、第2の映像データと、第1の映像データと
を合成する合成ステップと、合成ステップの処理で第2
の映像データが合成された第1の映像データおよび第2
の映像データが合成されていない第1の映像データのい
ずれか一方を選択する選択ステップと、選択ステップの
処理で選択された第1の映像データを符号化する符号化
ステップとを含むことを特徴とする。
【0067】請求項5に記載の記録媒体のプログラム
は、第1の映像データに対応する第2の映像データを取
得する取得ステップと、第2の映像データと、第1の映
像データとを合成する合成ステップと、合成ステップの
処理で第2の映像データが合成された第1の映像データ
および第2の映像データが合成されていない第1の映像
データのいずれか一方を選択する選択ステップと、選択
ステップの処理で選択された第1の映像データを符号化
する符号化ステップとを含むことを特徴とする。
【0068】請求項6に記載の情報処理装置は、符号化
されている第1の映像データを取得する第1の取得手段
と、第1の取得手段により取得された第1の映像データ
を復号する復号手段と、第1の映像データに対応する第
2の映像データを取得する第2の取得手段と、第2の取
得手段により取得された第2の映像データと、復号され
た第1の映像データとを合成する合成手段と、合成手段
により第2の映像データが合成された第1の映像データ
を符号化する符号化手段と、符号化手段により符号化さ
れた第1の映像データ、および第1の取得手段により取
得された、第2の映像データが合成されていない、符号
化されている第1の映像データのいずれか一方を選択出
力する選択出力手段とを含むことを特徴とする。
【0069】情報処理装置は、符号化されている第1の
映像データを保持している保持手段を更に設け、第1の
取得手段は、保持手段が保持している第1の映像データ
を取得するようにすることができる。
【0070】情報処理装置は、符号化されている第1の
映像データを受信する受信手段を更に設け、第1の取得
手段は、受信手段が受信した第1の映像データを取得す
るようにすることができる。
【0071】情報処理装置は、選択出力手段により選択
出力された第1の映像データを記録する記録手段を更に
設けるようにすることができる。
【0072】情報処理装置は、選択出力手段により選択
出力された第1の映像データを他の装置に送信する送信
手段を更に設けるようにすることができる。
【0073】請求項11に記載の情報処理方法は、符号
化されている第1の映像データを取得する第1の取得ス
テップと、第1の取得ステップの処理で取得された第1
の映像データを復号する復号ステップと、第1の映像デ
ータに対応する第2の映像データを取得する第2の取得
ステップと、第2の取得ステップの処理で取得された第
2の映像データと、復号された第1の映像データとを合
成する合成ステップと、合成ステップの処理で第2の映
像データが合成された第1の映像データを符号化する符
号化ステップと、符号化ステップの処理で符号化された
第1の映像データ、および第1の取得ステップの処理で
取得された、第2の映像データが合成されていない、符
号化されている第1の映像データのいずれか一方を選択
出力する選択出力ステップとを含むことを特徴とする。
【0074】請求項12に記載の記録媒体のプログラム
は、符号化されている第1の映像データを取得する第1
の取得ステップと、第1の取得ステップの処理で取得さ
れた第1の映像データを復号する復号ステップと、第1
の映像データに対応する第2の映像データを取得する第
2の取得ステップと、第2の取得ステップの処理で取得
された第2の映像データと、復号された第1の映像デー
タとを合成する合成ステップと、合成ステップの処理で
第2の映像データが合成された第1の映像データを符号
化する符号化ステップと、符号化ステップの処理で符号
化された第1の映像データ、および第1の取得ステップ
の処理で取得された、第2の映像データが合成されてい
ない、符号化されている第1の映像データのいずれか一
方を選択出力する選択出力ステップとを含むことを特徴
とする。
【0075】請求項1に記載の情報処理装置、請求項4
に記載の情報処理方法、および請求項5に記載の記録媒
体においては、第1の映像データに対応する第2の映像
データが取得され、第2の映像データと、第1の映像デ
ータとが合成され、第2の映像データが合成された第1
の映像データおよび第2の映像データが合成されていな
い第1の映像データのいずれか一方が選択され、選択さ
れた第1の映像データが符号化される。
【0076】請求項6に記載の情報処理装置、請求項1
1に記載の情報処理方法、および請求項12に記載の記
録媒体においては、符号化されている第1の映像データ
が取得され、取得された第1の映像データが復号され、
第1の映像データに対応する第2の映像データが取得さ
れ、取得された第2の映像データと、復号された第1の
映像データとが合成され、第2の映像データが合成され
た第1の映像データが符号化され、符号化された第1の
映像データ、および取得された、第2の映像データが合
成されていない、符号化されている第1の映像データの
いずれか一方が選択出力される。
【0077】
【発明の実施の形態】図2は、本発明に係る映像記録再
生システムの一実施の形態を示す図である。AVHDD31
は、図示せぬアンテナから供給される、地上波に対応す
るRF(Radio Frequency)信号を基に、映像の符号化デ
ータ(以下、符号化映像データと称する)または音声の
符号化データ(以下、符号化音声データと称する)を生
成して、生成した符号化映像データおよび符号化音声デ
ータを多重化して記録するか、またはIEEEE1394などの
規格に準拠したバスなどのAVバスを介して、IRD32ま
たはDVCR(Digital Video Cassette Recorder)34な
どから供給された符号化映像データおよび符号化音声デ
ータを記録する。
【0078】AVHDD31は、入力されたアナログの映像
信号(以下、アナログ映像信号と称する)を符号化し
て、符号化映像データを生成するとともに、入力された
アナログの音声信号(以下、アナログ音声信号と称す
る)を符号化して、符号化音声データを生成して、生成
した符号化映像データおよび符号化音声データを多重化
して記録する。
【0079】AVHDD31は、IRD32若しくはDVCR34か
ら供給された符号化映像データを復号して、アナログ映
像信号およびアナログ音声信号を出力する。
【0080】AVHDD31は、AVバスを介して、記録され
ている符号化映像データおよび符号化音声データをIRD
32またはDVCR34に供給する。
【0081】AVHDD31は、PSI,EPG、またはSIなどの
番組情報などに対応する文字または映像から成る画像の
データ、または、AVバスを介して、IRD32若しくはDVC
R34から供給されたコマンドに対応する文字または映
像から成る画像のデータを生成する。
【0082】AVHDD31は、番組情報に生成した画像の
データと、記録している符号化映像データを復号して得
られたコンポーネントデジタルデータ(以下、映像デー
タと称する)とを、例えば、記録している符号化映像デ
ータに対応する映像が背景になり、番組情報に対応する
画像が表側(使用者が番組情報に対応する画像を全て見
ることができる)になるように合成する。
【0083】AVHDD31は、同様に、番組情報などに対
応する文字または映像から成る画像のデータと、地上波
に対応する映像データ、またはIRD32若しくはDVCR3
4から供給された符号化映像データを復号して得られた
映像データとを合成する。
【0084】AVHDD31は、番組情報などに対応する文
字または映像から成る画像が合成された映像データを符
号化して、符号化映像データと符号化音声データとを多
重化して、多重化されたデータを記録するか、またはAV
バスを介して、多重化されたデータをIRD32またはDVC
R34に供給する。
【0085】IRD32は、図示せぬ放送衛星または通信
衛星から送信される電波を受信した、図示せぬ他のアン
テナから供給されるRF信号を復調してアナログ映像信号
およびアナログ音声信号を生成するか、または、AVバス
を介して、AVHDD31またはDVCR34から供給された、
符号化映像データを復号してアナログ映像信号を生成す
るとともに、符号化音声データを復号してアナログ音声
信号を生成して、モニタ33に供給する。
【0086】IRD32は、図示せぬ他のアンテナから供
給されるRF信号を復調して、復調して得られた符号化映
像データおよび符号化音声データを、AVバスを介して、
AVHDD31またはDVCR34に供給する。
【0087】モニタ33は、IRD32から供給されるア
ナログ映像信号を基に、映像を表示するとともに、IRD
32から供給されるアナログ音声信号を基に、音声を出
力する。
【0088】DVCR34は、AVバスを介して、AVHDD31
またはIRD32から供給された符号化映像データまたは
符号化音声データを装着されているデジタルビデオカセ
ットに記録するとともに、装着されているデジタルビデ
オカセットから符号化映像データまたは符号化音声デー
タを読み出して、AVHDD31またはIRD32に出力する。
【0089】図3は、AVHDD31の構成の例を示す図で
ある。
【0090】AVHDD31の地上波チューナ111は、図
示せぬ放送局からの地上波を受信し、アナログ映像信号
とアナログ音声信号とをそれぞれ復調し、復調したアナ
ログ映像信号およびアナログ音声信号を入力切換器11
2に出力する。
【0091】入力切換器112には、地上波チューナ1
11から供給される、例えば、NTSC(National Televis
ion System Committee)方式のアナログ映像信号および
アナログ音声信号が入力されるだけでなく、外部からの
アナログ映像信号であるコンポジット映像信号およびア
ナログ音声信号も入力される。入力切換器112は、シ
ステムコントローラ151からの指令に基づいて、地上
波チューナ111からのアナログ映像信号およびアナロ
グ音声信号か、並びに、外部からのアナログ映像信号で
あるコンポジット映像信号およびアナログ音声信号のい
ずれか一方を選択し、選択したアナログ映像信号をYC
(輝度信号および色信号)分離器113に出力し、選択
したアナログ音声信号を音声A/D(Analog/Digital)変
換器120に出力する。
【0092】YC分離器113は、入力切換器112から
入力されたアナログ映像信号を輝度信号と色信号とに分
離し、それぞれを入力切換器114に出力する。入力切
換器114には、YC分離器113から入力されるアナロ
グ映像信号(輝度信号および色信号)の他に、外部から
のS映像信号も入力される。入力切換器114は、シス
テムコントローラ151からの指令に基づいて、YC分離
器113からのアナログ映像信号、および、S映像信号
のいずれか一方を選択して、選択した信号を映像A/D変
換器115に出力する。
【0093】映像A/D変換器115は、入力されたアナ
ログ映像信号(輝度信号および色信号に分離されてい
る)にA/D変換処理、および、クロマエンコード処理な
どを施し、映像データに変換し、プリ映像信号処理部1
17に出力する。また映像A/D変換器115は、入力さ
れたアナログ映像信号の水平同期信号を基準に生成した
クロック、入力されたアナログ映像信号の水平同期信
号、垂直同期信号、および、フィールド判別信号などの
同期制御信号を同期制御回路116に供給する。同期制
御回路116は、映像A/D変換器115より供給された
クロック、および同期制御信号に基づいて、各種のクロ
ック信号および同期信号を生成し、適宜、必要な部分に
出力する。
【0094】プリ映像信号処理部117は、入力された
映像データにプリフィルタ処理等を施し、入力切換器1
18およびポスト映像信号処理部127に出力する。
【0095】入力切換器118は、プリ映像信号処理部
117から供給された映像データ、およびOSD(On Scre
en Display)回路128から供給された映像データのい
ずれか一方を選択して、選択した映像データをMPEG(Mo
ving Picture Experts Group)ビデオエンコーダ119
に供給する。
【0096】MPEGビデオエンコーダ119は、入力切換
器118から入力された映像データにブロックDCT(Dis
crete Cosine Transform:離散コサイン変換)符号化処
理などのMPEGビデオエンコード処理を施し、符号化映像
データから構成されるES(Elementary Stream)(以
下、映像ESと称する)を生成し、生成した映像ESを多重
分離回路123に出力する。
【0097】なお、この例においては、映像データの符
号化方式としてMPEG方式を使用しているが、他の映像圧
縮方式でもよく、また、非圧縮でもよい。
【0098】音声A/D変換器120は、入力切換器11
2より入力されたアナログ音声信号を、いわゆる、リニ
アPCM(Pulse Code Modulation)の音声データ(以下、
単に音声データと称する)に変換し、入力切換器121
および切換器130に供給する。
【0099】入力切換器121は、音声A/D変換器12
0から供給された音声データ、およびMPEGAVデコーダ1
26から供給された音声データのいずれか一方を選択し
て、選択した音声データをMPEGオーディオエンコーダ1
22に出力する。
【0100】MPEGオーディオエンコーダ122は、音声
A/D変換器120より入力された音声データをMPEG方式
の符号化音声データに変換した後、符号化音声データの
ES(音声ES)を生成し、生成した音声ESを多重分離回路
123に出力する。
【0101】なお、音声データについても、圧縮方式
は、MPEG以外のものでもよく、また、非圧縮のものでも
よい。
【0102】多重分離回路123は、符号化映像データ
および符号化音声データをHDD(Hard Disk Drive)12
5に記録するとき、同期制御回路116から供給される
制御信号に基づいて、MPEGビデオエンコーダ119から
入力された映像ESと、MPEGオーディオエンコーダ122
から入力された音声ESとを多重化して、TS(Transport
Stream)を生成し、バッファ制御部124に出力する。
【0103】また、多重分離回路123は、HDD125
に記録されている符号化映像データおよび符号化音声デ
ータを読み出すとき、バッファ制御部124から供給さ
れたTSからPES(Packetized Elementary Stream)を抽
出して、抽出したPESをMPEGAV(Audio/Visual)デコー
ダ126に出力するか、または、バッファ制御部124
から供給されたTSをデジタルインターフェース132に
供給する。
【0104】バッファ制御部124は、符号化映像デー
タおよび符号化音声データをHDD125に記録すると
き、多重分離回路123より入力されたTSをHDD125
に断続的に供給できるようにバッファを制御する。すな
わち、例えば、HDD125がシーク動作を実行している
ときには、バッファ制御部124は、TSをHDD125に
書込むことができないので、バッファにTSを一時的に蓄
え、HDD125の書込みが可能なときには、多重分離回
路123より入力されるレートより高いレートで、HDD
125に書込ませるといったバッファ制御を実行する。
また、HDD125に記録されている符号化映像データお
よび符号化音声データを読み出すとき、バッファ制御部
124は、HDD125より断続的に入力されるデータを
連続的なデータとして、多重分離回路123に出力でき
るようにバッファを制御する。
【0105】HDD125は、システムコントローラ15
1に制御され、バッファ制御部124から供給されるTS
を所定のアドレスに記録する。尚、HDD125は、プロ
トコルとして、IDE(Integrated Drive Electronics)
を用いたものとしているが、SCSI(Small Computer Sys
tem Interface)などを使用してもよい。
【0106】また、この例においては、映像データを記
録する記録媒体としてHDD125を用いているが、例え
ば、光ディスク、光磁気ディスク、また、固体メモリな
どを使用するようにしてもよい。
【0107】MPEGデコーダ126は、多重分離回路12
3より供給されたPESを映像ESと音声ESとに分離して、
分離された映像ESに映像MPEGデコード処理を施し、映像
データを生成する。また、MPEGデコーダ126は、分離
された音声ESに音声MPEGデコード処理を施し、音声デー
タを生成する。MPEGデコーダ126は、生成した映像デ
ータを、ポスト映像信号処理部127に、音声データを
切換器130および入力切換器121に、それぞれ出力
する。
【0108】ポスト映像信号処理部127は、MPEGAVデ
コーダ126から入力された映像データか、または、プ
リ映像信号処理部117から入力された映像データのい
ずれかを、システムコントローラ151の指令に基づい
て切換え、動き検出処理を実行し、その結果から映像信
号補間処理を施した後、OSD回路128に出力する。
【0109】OSD回路128は、PSI,EPG、またはSIな
どの番組情報などに対応する文字または映像から成る画
像のデータを生成し、生成した画像データをポスト映像
信号処理部127から入力された映像データに対して、
全体が重ね合わさるように合成したり、または、映像デ
ータの映像に対して番組情報などに対応する文字などが
部分的に表示されるように合成したりするなどして、合
成された映像データを映像D/A変換器129および入力
切換器118に出力する。
【0110】OSD回路128は、インターフェース15
6を介して、システムコントローラ151から供給され
た画像データ(例えば、使用者の入力部155に対する
操作に対応する画像データ)を映像データに合成するよ
うにしてもよい。
【0111】OSD回路128は、映像データに合成する
画像データを、画枠変換、拡大処理、縮小処理、または
マルチ画面に表示するようにしてもよく、また、番組情
報が半透明になるように合成するようにしてもよい。
【0112】図4は、番組情報などに対応する文字また
は映像から成る画像の例を示す図である。番組情報は、
例えば、プログラムの名称、プログラムの内容を説明す
る文、プログラム長などから構成される。
【0113】映像D/A変換器129は、OSD回路128か
ら入力された映像データをYC信号に変換し、D/A(Digit
al/Analog)変換処理を施した後、アナログ映像信号を
生成し、出力すると共に、S映像信号を生成し、出力す
る。
【0114】切換器130は、MPEGAVデコーダ126、
または、音声A/D変換器120から供給された音声デー
タのいずれか一方を、システムコントローラ151から
の指令に基づいて選択して、選択した音声データを音声
D/A変換器131に出力する。音声D/A変換器131は、
入力された音声データをアナログ音声信号に変換し、出
力する。
【0115】ディジタルインタフェース132は、例え
ば、IEEE1394シリアルバスなどのAVバスを介して、IRD
32またはDVCR34から供給されるTSをフォーマット変
換して、多重分離回路123に出力すると共に、多重分
離回路123から入力されたTSなどのデータ等をAVバス
に適合するフォーマットに変換し、IRD32またはDVCR
34に出力する。なお、この例においては、外部装置と
してIRD32またはDVCR34をAVHDD31に接続したが、
テレビジョン受像機やその他のAV(Audio/Visual)機器
をAVHDD31に接続するようにしてもよい。
【0116】ディジタルインタフェース132は、AVバ
スを介して、IRD32またはDVCR34から受信したコマ
ンドを、ホストバス152を介して、システムコントロ
ーラ151に供給する。
【0117】システムコントローラ151は、インター
フェース156を介して、MPEGビデオエンコーダ119
およびMPEGオーディオエンコーダ122に符号化のレー
トをコントロールする制御信号を供給する、または、入
力部155の操作に対応した画像データをOSD回路12
8に供給するなどして、AVHDD31の全体の動作を制御
する。
【0118】また、システムコントローラ151は、ホ
ストバス152を介して、ROM(Read Only Memory)1
53に記憶されている基本プログラムを、適宜RAM(Ran
dom-Access Memory)154に読み込んで実行する。ま
た、HDD125に記録されているOS(Operating Syste
m)などのプログラムを読み込んで、各種の処理を実行
する。さらに、システムコントローラ151は、ドライ
ブ157に装着された、磁気ディスク201、光ディス
ク202、光磁気ディスク203、または、半導体メモ
リ204に記録されているプログラムを適宜RAM154
に読み込んで、実行する。
【0119】システムコントローラ151、ROM15
3、RAM154、入力部155、インターフェース15
6、およびドライブ157は、ホストバス152を介し
て、相互に接続されている。
【0120】次に、AVHDD31による、IRD32から供給
されたTSに含まれる映像に番組情報に対応する画像を付
加して記録する処理を図5のフローチャートを参照して
説明する。ステップS11において、OSD回路128
は、システムコントローラ151から番組情報を取得す
る。
【0121】ステップS12において、AVHDD31のデ
ジタルインターフェース132は、IRD32から供給さ
れたTSを構成するトランスポートパケットを受信して、
受信したトランスポートパケットを多重分離回路123
に供給する。多重分離回路123は、トランスポートパ
ケットからPESを抽出して、MPEGAVデコーダ126に供
給する。ステップS13において、MPEGAVデコーダ12
6は、PESに含まれる符号化映像データを映像データに
復号する。MPEGAVデコーダ126は、ポスト映像信号処
理部127を介して、映像データをOSD回路128に供
給する。
【0122】ステップS14において、OSD回路128
は、番組情報の画像を映像データに合成して、入力切換
器118を介して、合成した映像をMPEGビデオエンコー
ダ119に出力する。OSD回路128は、番組情報の画
像に含まれる文字の形状(いわゆるフォント)を使用者
の設定に対応して変更するようにしてもよい。
【0123】ステップS15において、MPEGビデオエン
コーダ119は、入力切換器118を介して、OSD回路
128から供給された、番組情報の画像を合成した映像
データを符号化して、符号化映像データを生成する。ス
テップS16において、HDD125は、多重分離回路1
23およびバッファ制御部124を介して、MPEGビデオ
エンコーダ119から供給された符号化映像データ(符
号化音声データと多重化されTSを形成している)を記録
する。
【0124】ステップS17において、システムコント
ローラ151は、例えば、使用者の操作に対応して、予
め記憶しているデータを基に、予め設定した時間が経過
したか否かを判定し、予め設定した時間が経過していな
いと判定された場合、手続きは、ステップS12に戻
り、画像を合成した映像の記録の処理を繰り返す。
【0125】ステップS17において、予め設定した時
間が経過したと判定された場合、ステップS18に進
み、HDD125は、デジタルインターフェース132、
多重分離回路123、およびバッファ制御部124を介
して、IRD32から供給されたトランスポートパケット
を記録する。
【0126】ステップS19において、システムコント
ローラ151は、使用者の操作に対応した入力部151
からの信号などを基に、記録を終了させるか否かを判定
し、記録を継続すると判定された場合、ステップS18
に戻り、トランスポートパケットの記録の処理を繰り返
す。
【0127】ステップS19において、記録を終了する
と判定された場合、処理は終了する。
【0128】このように、AVHDD31は、IRD32から供
給されたトランスポートパケットに含まれる映像に番組
情報の画像を合成して、トランスポートパケットとして
記録することができる。
【0129】なお、AVHDD31は、ステップS12の処
理で自分自身が記録しているパケットを読み出して、ス
テップS16およびステップS18の処理で、読み出し
たパケットとは異なるパケットとして記録するようにし
てもよい。また、AVHDD31は、ステップS12の処理
でアナログ映像信号に対応した符号化映像データを生成
するようにしてもよい。
【0130】なお、AVHDD31は、ステップS16およ
びステップS18の処理で、パケットを記録するととも
に、AVバスを介して、IRD32またはDVCR34に伝送す
るようにしてもよい。
【0131】次に、AVHDD31による予約録画の処理を
図6のフローチャートを参照して説明する。ステップS
31において、システムコントローラ151は、使用者
の操作に対応した入力部155からの信号を基に、例え
ば、録画するチャンネル、録画を開始する時刻、録画を
終了する時刻など、予約録画を設定する。ステップS3
2において、OSD回路128は、システムコントローラ
151から、予約録画の設定に対応する番組情報を取得
する。
【0132】ステップS33において、OSD回路128
は、番組情報に対応する映像データを生成して、入力切
換器118を介して、MPEGビデオエンコーダ119に出
力する。ステップS34において、MPEGビデオエンコー
ダ119は、OSD回路128から供給された映像データ
を符号化して、符号化映像データを生成する。ステップ
S35において、HDD125は、多重分離回路123お
よびバッファ制御部124を介して、MPEGビデオエンコ
ーダ119から供給された符号化映像データを記録す
る。
【0133】ステップS36において、システムコント
ローラ151は、予め記憶しているデータを基に、予め
設定した時間が経過したか否かを判定し、予め設定した
時間が経過していないと判定された場合、手続きは、ス
テップS33に戻り、番組情報に対応する映像の記録の
処理を繰り返す。
【0134】ステップS36において、予め設定した時
間が経過したと判定された場合、ステップS37に進
み、システムコントローラ151は、予約録画の設定お
よび図示せぬリアルタイムクロックから供給される時刻
のデータなどを基に、予約録画を実行するか否かを判定
し、予約録画を実行しないと判定された場合、ステップ
S37に戻り、予約録画を実行するまで、判定の処理を
繰り返す。
【0135】ステップS37において、予約録画を実行
すると判定された場合、ステップS38に進み、AVHDD
31は、ステップS31の処理における設定を基に、予
約録画を実行する。
【0136】ステップS39において、AVHDD31は、
ステップS35の処理で記録された番組情報に対応する
符号化映像データを読み出して、予約録画された符号化
映像データを、読み出した番組情報に対応する符号化映
像データとつなぎ合わせて、HDD125に記録し、処理
は終了する。
【0137】このように、AVHDD31は、予約録画に対
応する文字または映像などから成る画像を予約録画に先
立って記録して、予約録画された符号化映像データとつ
なぎ合わせることができる。使用者は、予約録画された
映像を見るだけで、予約録画の設定などを知ることがで
きる。
【0138】なお、予約録画に対応する文字または映像
などから成る画像の記録は、予約録画の実行と同時に行
うようにしてもよい。
【0139】次に、AVHDD31による、記録されている
映像に番組情報に対応する画像を付加して送信する処理
を図7のフローチャートを参照して説明する。ステップ
S51において、OSD回路128は、システムコントロ
ーラ151から番組情報を取得する。
【0140】ステップS52において、HDD125は、
記録されているトランスポートパケットを読み出して、
バッファ制御部124を介して、多重分離回路123に
供給する。多重分離回路123は、トランスポートパケ
ットからPESを抽出して、MPEGAVデコーダ126に供給
する。ステップS53において、MPEGAVデコーダ126
は、PESに含まれる符号化映像データを映像データに復
号する。MPEGAVデコーダ126は、ポスト映像信号処理
部127を介して、復号した映像データをOSD回路12
8に供給する。
【0141】ステップS54において、OSD回路128
は、ステップS51の処理で取得した番組情報の画像を
映像データに合成して、入力切換器118を介して、MP
EGビデオエンコーダ119に出力する。
【0142】ステップS55において、MPEGビデオエン
コーダ119は、OSD回路128から供給された、番組
情報の画像を合成した映像データを符号化して符号化映
像データを生成し、生成した符号化映像データを多重分
離回路123に供給する。多重分離回路123は、符号
化映像データを基に、トランスポートパケットを生成し
て、生成したトランスポートパケットをデジタルインタ
ーフェース132に出力する。
【0143】ステップS56において、デジタルインタ
ーフェース132は、多重分離回路123から供給され
たトランスポートパケットを、AVバスを介して、例え
ば、DVCR34に送信する。
【0144】ステップS57において、システムコント
ローラ151は、予め記憶しているデータを基に、予め
設定した時間が経過したか否かを判定し、予め設定した
時間が経過していないと判定された場合、手続きは、ス
テップS52に戻り、画像を合成した映像を含むトラン
スポートパケットの送信の処理を繰り返す。
【0145】ステップS57において、予め設定した時
間が経過したと判定された場合、ステップS58に進
み、HDD125は、記録されているトランスポートパケ
ットを読み出して、バッファ制御部124および多重分
離回路123を介して、デジタルインターフェース13
2に供給する。ステップS59において、デジタルイン
ターフェース132は、供給されたトランスポートパケ
ットを、AVバスを介して、例えば、DVCR34に送信す
る。
【0146】ステップS60において、システムコント
ローラ151は、使用者の操作に対応した入力部151
からの信号などを基に、送信を終了させるか否かを判定
し、送信を継続すると判定された場合、ステップS58
に戻り、トランスポートパケットの送信の処理を繰り返
す。
【0147】ステップS60において、送信を終了する
と判定された場合、処理は終了する。
【0148】このように、AVHDD31は、記録している
トランスポートパケットに含まれる映像に番組情報の画
像を合成して、トランスポートパケットとして、AVバス
を介して、送信することができる。DVCR34は、受信し
たトランスポートパケットを記録することができる。
【0149】なお、ステップS51乃至ステップS57
の処理は、使用者の操作に対応した設定に基づき、実行
するか否かを判定し、実行しないと判定された場合、ス
テップS51乃至ステップS57の処理をスキップする
ようにしてもよい。
【0150】次に、AVHDD31によるコマンドの実行の
処理を図8のフローチャートを参照して説明する。ステ
ップS101において、デジタルインターフェース13
2は、AVバスを介して、例えば、IRD32から供給され
たコマンド(パケットに格納されている)を受信して、
システムコントローラ151に供給する。ステップS1
02において、システムコントローラ151は、デジタ
ルインターフェース132から供給されたコマンドを実
行する。このコマンドは、例えば、いわゆる、ポーズ、
スロー再生、ステップ再生、早送り、または早戻しなど
を指示するものである。
【0151】ステップS103において、OSD回路12
8は、システムコントローラ151から供給された、コ
マンドに対応する画像データ(予め記憶されている)を
映像データに合成して、入力切換器118を介して、画
像データを合成した映像データをMPEGビデオエンコーダ
119に出力する。
【0152】ステップS104において、MPEGビデオエ
ンコーダ119は、OSD回路128から供給された、コ
マンドに対応する画像を合成した映像データを符号化し
て符号化映像データを生成し、多重分離回路123に供
給する。多重分離回路123は、符号化映像データを基
に、トランスポートパケットを生成して、生成したトラ
ンスポートパケットをデジタルインターフェース132
に出力する。ステップS105において、デジタルイン
ターフェース132は、多重分離回路123から供給さ
れたトランスポートパケットを、AVバスを介して、コマ
ンドを送信した機器であるIRD32に送信する。
【0153】ステップS106において、システムコン
トローラ151は、デジタルインターフェース132か
ら供給されたコマンドなどを基に、画像の合成を終了す
るか否かを判定し、画像の合成を終了しないと判定され
た場合、手続きは、ステップS103に戻り、コマンド
に対応した画像を含むトランスポートパケットの送信の
処理を繰り返す。
【0154】ステップS106において、画像の合成を
終了すると判定された場合、処理は終了する。
【0155】このように、AVHDD31は、実行するコマ
ンドに対応した画像を合成した映像のトランスポートパ
ケットを生成して、AVバスを介して、送信することがで
きる。コマンドを送信した機器(例えば、IRD32)
は、送信したコマンドに対応する画像を合成した映像を
含むトランスポートパケットを受信して、送信したコマ
ンドに対応する画像を合成した映像を表示させる。使用
者は、映像を見ることで、実行させたコマンドを確認す
ることができ、コマンドを容易に選択することができ
る。
【0156】なお、システムコントローラ151は、HD
D125に記録されているHDの符号化画像データを基
に、所定の画像データを生成して、OSD回路128に供
給し、OSD回路128は、その画像データをポスト映像
信号処理部127から供給された映像データに合成する
ようにしてもよい。
【0157】また、AVHDD31は、IEEE1394に規定する
方式に限らず、SCSI、ファイバチャネル、Bluetooth、U
SB(Universal Sirial Bus)などの方式でパケットを伝
送するようにしてもよい。
【0158】なお、バッファ制御回路124は、HDD1
25にパケットを記録させると説明したが、HDD125
に限らず、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、または半導体メモリなどにパケットを記録させるよ
うにしてもよい。
【0159】また、AVHDD31は、NTSC方式の信号が入
力されると共に、出力されるとして説明したが、NTSC方
式の信号に限らず、PAL(Phase Alternation by Line)
方式、またはHD(High Definition)方式の信号でもよ
い。
【0160】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
【0161】この記録媒体は、図3に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク201(フロッピディスクを含む)、光ディスク20
2(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD
(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク2
03(MD(Mini-Disc)を含む)、若しくは半導体メモ
リ204などよりなるパッケージメディアにより構成さ
れるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態
でユーザに提供される、プログラムが記録されているRO
M153や、HDD125などで構成される。
【0162】なお、本明細書において、記録媒体に格納
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0163】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0164】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置、請求項
4に記載の情報処理方法、および請求項5に記載の記録
媒体によれば、第1の映像データに対応する第2の映像
データが取得され、第2の映像データと、第1の映像デ
ータとが合成され、第2の映像データが合成された第1
の映像データおよび第2の映像データが合成されていな
い第1の映像データのいずれか一方が選択され、選択さ
れた第1の映像データが符号化されるようにしたので、
使用者が、第1の映像データに関する情報を容易に知る
ことができるようになる。
【0165】請求項6に記載の情報処理装置、請求項1
1に記載の情報処理方法、および請求項12に記載の記
録媒体によれば、符号化されている第1の映像データが
取得され、取得された第1の映像データが復号され、第
1の映像データに対応する第2の映像データが取得さ
れ、取得された第2の映像データと、復号された第1の
映像データとが合成され、第2の映像データが合成され
た第1の映像データが符号化され、符号化された第1の
映像データ、および取得された、第2の映像データが合
成されていない、符号化されている第1の映像データの
いずれか一方が選択出力されるようにしたので、使用者
が、第1の映像データに関する情報を容易に知ることが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の記録再生装置の構成を示す図である。
【図2】本発明に係る映像記録再生システムの一実施の
形態を示す図である。
【図3】AVHDD31の構成の例を示す図である。
【図4】番組情報などに対応する文字または映像から成
る画像の例を示す図である。
【図5】記録の処理を説明するフローチャートである。
【図6】予約録画の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図7】送信の処理を説明するフローチャートである。
【図8】コマンドの実行の処理を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
31 AVHDD, 118 入力切換器, 119 MPEG
ビデオエンコーダ,121 入力切換器, 122 MP
EGオーディオエンコーダ, 123 多重分離回路,
124 バッファ制御部, 125 HDD, 126 M
PEGAVデコーダ, 128 OSD回路, 130 切換
器, 132 デジタルインターフェース, 151
システムコントローラ, 153 ROM, 154 RA
M, 201 磁気ディスク, 202 光ディスク,
203 光磁気ディスク, 204 半導体メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/03 H04N 7/08 Z 7/035 7/08 7/081 (72)発明者 佐藤 智之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐藤 重治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 太田 正志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 相羽 雅之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C025 BA21 BA28 CA02 CA09 CA19 CB09 DA01 DA04 5C053 FA20 FA22 FA24 GA11 GB11 GB22 GB37 JA05 JA16 JA21 LA07 5C063 AB07 AC01 AC05 CA11 CA12 CA20 CA23 DA03 DA13 DB10 EB27 EB33 EB37 EB49

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の映像データに対応する第2の映像
    データを取得する取得手段と、 前記第2の映像データと、前記第1の映像データとを合
    成する合成手段と、 前記合成手段により前記第2の映像データが合成された
    前記第1の映像データおよび前記第2の映像データが合
    成されていない前記第1の映像データのいずれか一方を
    選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記第1の映像データを
    符号化する符号化手段とを含むことを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記符号化手段により符号化された前記
    第1の映像データを記録する記録手段を更に含むことを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記符号化手段により符号化された前記
    第1の映像データを他の装置に送信する送信手段を更に
    含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 第1の映像データに対応する第2の映像
    データを取得する取得ステップと、 前記第2の映像データと、前記第1の映像データとを合
    成する合成ステップと、 前記合成ステップの処理で前記第2の映像データが合成
    された前記第1の映像データおよび前記第2の映像デー
    タが合成されていない前記第1の映像データのいずれか
    一方を選択する選択ステップと、 前記選択ステップの処理で選択された前記第1の映像デ
    ータを符号化する符号化ステップとを含むことを特徴と
    する情報処理方法。
  5. 【請求項5】 第1の映像データに対応する第2の映像
    データを取得する取得ステップと、 前記第2の映像データと、前記第1の映像データとを合
    成する合成ステップと、 前記合成ステップの処理で前記第2の映像データが合成
    された前記第1の映像データおよび前記第2の映像デー
    タが合成されていない前記第1の映像データのいずれか
    一方を選択する選択ステップと、 前記選択ステップの処理で選択された前記第1の映像デ
    ータを符号化する符号化ステップとを含むことを特徴と
    するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録さ
    れている記録媒体。
  6. 【請求項6】 符号化されている第1の映像データを取
    得する第1の取得手段と、 前記第1の取得手段により取得された前記第1の映像デ
    ータを復号する復号手段と、 前記第1の映像データに対応する第2の映像データを取
    得する第2の取得手段と、 前記第2の取得手段により取得された前記第2の映像デ
    ータと、復号された前記第1の映像データとを合成する
    合成手段と、 前記合成手段により前記第2の映像データが合成された
    前記第1の映像データを符号化する符号化手段と、 前記符号化手段により符号化された前記第1の映像デー
    タ、および前記第1の取得手段により取得された、前記
    第2の映像データが合成されていない、符号化されてい
    る前記第1の映像データのいずれか一方を選択出力する
    選択出力手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 符号化されている前記第1の映像データ
    を保持している保持手段を更に含み、 前記第1の取得手段は、前記保持手段が保持している前
    記第1の映像データを取得することを特徴とする請求項
    6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 符号化されている前記第1の映像データ
    を受信する受信手段を更に含み、 前記第1の取得手段は、前記受信手段が受信した前記第
    1の映像データを取得することを特徴とする請求項6に
    記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記選択出力手段により選択出力された
    前記第1の映像データを記録する記録手段を更に含むこ
    とを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記選択出力手段により選択出力され
    た前記第1の映像データを他の装置に送信する送信手段
    を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理
    装置。
  11. 【請求項11】 符号化されている第1の映像データを
    取得する第1の取得ステップと、 前記第1の取得ステップの処理で取得された前記第1の
    映像データを復号する復号ステップと、 前記第1の映像データに対応する第2の映像データを取
    得する第2の取得ステップと、 前記第2の取得ステップの処理で取得された前記第2の
    映像データと、復号された前記第1の映像データとを合
    成する合成ステップと、 前記合成ステップの処理で前記第2の映像データが合成
    された前記第1の映像データを符号化する符号化ステッ
    プと、 前記符号化ステップの処理で符号化された前記第1の映
    像データ、および前記第1の取得ステップの処理で取得
    された、前記第2の映像データが合成されていない、符
    号化されている前記第1の映像データのいずれか一方を
    選択出力する選択出力ステップとを含むことを特徴とす
    る情報処理方法。
  12. 【請求項12】 符号化されている第1の映像データを
    取得する第1の取得ステップと、 前記第1の取得ステップの処理で取得された前記第1の
    映像データを復号する復号ステップと、 前記第1の映像データに対応する第2の映像データを取
    得する第2の取得ステップと、 前記第2の取得ステップの処理で取得された前記第2の
    映像データと、復号された前記第1の映像データとを合
    成する合成ステップと、 前記合成ステップの処理で前記第2の映像データが合成
    された前記第1の映像データを符号化する符号化ステッ
    プと、 前記符号化ステップの処理で符号化された前記第1の映
    像データ、および前記第1の取得ステップの処理で取得
    された、前記第2の映像データが合成されていない、符
    号化されている前記第1の映像データのいずれか一方を
    選択出力する選択出力ステップとを含むことを特徴とす
    るコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録され
    ている記録媒体。
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