JP2001019499A - 合わせガラス用中間膜 - Google Patents
合わせガラス用中間膜Info
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- B32B17/10559—Shape of the cross-section
- B32B17/10577—Surface roughness
- B32B17/10587—Surface roughness created by embossing
Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
れ、気泡発生による合わせガラスの品質不良が改善され
る合わせガラス用中間膜を提供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂シートの両面に多数の凹凸
からなるエンボスが形成され、少なくとも片面のエンボ
スの各凹部は、溝状に形成され、同一水準になく、Rz
v /Rz≧0.25を満たす合わせガラス用中間膜。こ
こで、Rzは、少なくとも片面のエンボスの表面粗さを
表し、円錐状の触針(先端曲率半径5μm、頂角90
°)を用い、JIS B 0601に基づいて測定され
る十点平均粗さである。Rzv は、少なくとも片面のエ
ンボスの陰原型の表面粗さを表し、図1に示す楔状の触
針(先端幅1000μm、対面角90°)を用い、この
触針を先端幅に対して直交する方向に移動させ、JIS
B 0601に基づいて測定される十点平均粗さであ
る。
Description
るエンボスが形成された合わせガラス用中間膜に関す
る。
ラール等の熱可塑性樹脂シートからなる中間膜を挟着さ
せた合わせガラスは、自動車、航空機、建築物などの窓
ガラスに広く使用されている。
中間膜を挟み、これを押圧ロールに通して扱くか(扱き
ロール法)或いはゴムバックに入れて減圧吸引し(真空
バッグ法)、ガラス板と中間膜との間に残留する空気を
脱気しながら予備圧着し、次いでオートクレーブ内で加
熱加圧して本圧着を行うことにより製造される。
耐候性、耐貫通性、透明性等の基本性能が良好であるこ
とのほかに、保管中に中間膜同士がブロッキングしない
こと、ガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い作業性が
良好であること、さらに空気の巻き込みを無くすため
に、予備圧着工程での脱気性が良好であることが要求さ
れる。
間膜の表面には微細な凹凸からなるエンボスが形成され
ている。微細な凹凸の形態としては、多数の凸部とこの
凸部に対する凹部とからなり、この凹部の全てを同一水
準で連続するように形成した表面形状のエンボスが開示
されている(例えば、特公平1−32776号公報参
照)。
中間膜にあっては、保管中のブロッキング性、取扱い作
業性及び予備圧着工程での脱気性は相当に改善される
が、例えば、面積が広い合わせガラスや曲率が大きい合
わせガラスを製造する場合、或いは合わせガラスの生産
性を上げる場合のように、厳しい条件のもとで脱気する
場合には、脱気性及びシール性の点で十分に満足のいく
ものではなく、未だ改善の余地がある。
で脱気する場合には、特にガラス板と中間膜とのシール
状態を全体にわたって均一にすることが難しく、脱気性
及びシール性が不完全となり、オートクレーブ内で加熱
加圧して本圧着する際に、シール不良部から加圧空気が
侵入して、ガラス板と中間膜との間に気泡が発生しやす
くなる。
非常に狭い範囲で厳密に調節することにより、ある程度
は改善されるが、適性温度範囲が非常に狭いため、気泡
発生による品質不良が多発する。
その目的とするところは、保管中のブロッキング性やガ
ラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い作業性がよいこと
はもとより、予備圧着工程での脱気性及びシール性に優
れ、気泡発生による合わせガラスの品質不良が改善され
る合わせガラス用中間膜を提供することにある。
めに、請求項1記載の発明では、熱可塑性樹脂シートの
両面に多数の凹凸からなるエンボスが形成され、少なく
とも片面のエンボスの各凹部は、溝状に形成され、同一
水準になく、Rzv /Rz≧0.25を満たすことを特
徴とする合わせガラス用中間膜が提供される。
スの表面粗さを表し、円錐状の触針(先端曲率半径5μ
m、頂角90°)を用い、JIS B 0601に基づ
いて測定される十点平均粗さである。
原型の表面粗さを表し、図1に示す楔状の触針(先端幅
1000μm、対面角90°)を用い、この触針を先端
幅に対して直交する方向に移動させ、JIS B 06
01に基づいて測定される十点平均粗さである。
されていることを特徴とする請求項1記載の合わせガラ
ス用中間膜が提供される。
成されていることを特徴とする請求項1記載の合わせガ
ラス用中間膜が提供される。
ートが、可塑化ポリビニルアセタール樹脂シートからな
ることを特徴とする請求項1〜3項のいずれか1項記載
の合わせガラス用中間膜が提供される。
は、従来の合わせガラス用中間膜に用いられているシー
トが使用される。例えば、可塑化ポリビニルアセタール
系樹脂シート、ポリウレタン系樹脂シート、エチレン−
酢酸ビニル系樹脂シート、エチレン−エチルアクリレー
ト系樹脂シート、可塑化塩化ビニル系樹脂シート等が挙
げられる。これ等のシートは、接着性、耐候性、耐貫通
性、透明性等の合わせガラス用中間膜に要求される基本
性能が優れている。
ート等の可塑化ポリビニルアセタール樹脂シートが好適
である。これ等の熱可塑性樹脂シートの膜厚は、合わせ
ガラスとして必要な耐貫通性等を考慮して決められ、従
来の中間膜と同程度で、特に0.2〜2mmとするのが
好ましい。
に、微細な凹凸からなるエンボスが形成される。このよ
うなエンボスを形成するには、従来と同様に、エンボス
ロール法、異形押出法、メルトフラクチャーを利用した
押出リップエンボス法等が採用される。特に、定量的に
一定の微細な凹凸からなるエンボスを得るにはエンボス
ロール法が好適である。
ールは、例えば、所望の凹凸模様を有する彫刻ミル(マ
ザーミル)を用い、この凹凸模様を金属ロール表面に転
写することにより、ロール表面に微細な凹凸模様であっ
て且つ各凹部を溝状に形成したものが好適に使用され
る。なお、上記のようにしてロール表面に微細な凹凸模
様を形成した後、その表面に酸化アルミニウムや酸化珪
素やガラスビーズなどの研削材を用いてブラスト処理を
行ってさらに微細な凹凸模様を形成することもできる。
件を満たすものであれば特に限定されないが、整然と規
則的に分布しているものが好ましい。また、凸部の高さ
は、全て同じ高さであっても異なる高さであってもよい
が、この凸部に対する凹部の深さは同一水準にないもの
である。
を満たすものであれば、特に限定されない。一般に、断
面が三角形状や台形状の多数の凸条と、これ等の凸条に
対する多数の凹溝とから構成された凹凸模様とされる。
なお、上記凸条及び凹溝は線状(直線状、曲線状又は波
状)であっても格子状であってもよい。また、四角錐や
截頭四角錐からなる多数の凸部と、これ等の凸部に対す
る多数の凹部とから構成された凹凸模様とされる。この
場合、互いに隣接する凸部との間の凹部が格子溝状に形
成されることになる。
も、上記特定の条件を満たすものであればよく、特に限
定されない。一般に、凸部の間隔は10〜2000μ
m、特に200〜1000μmのものが好ましい。ま
た、凸部の高さは5〜500μm、特に20〜100μ
mのものが好ましい。また、凸部の基底面の長さ(最大
差渡し長さ)は30〜900μmのものが好ましい。
面のエンボスの各凹部は、同一水準になく、Rzv /R
z≧0.25を満たすことが必要である。ここで、Rz
は、少なくとも片面のエンボスの表面粗さを表し、円錐
状の触針(先端曲率半径5μm、頂角90°)を用い、
JIS B 0601に基づいて測定される十点平均粗
さである。これは、よく知られた通常の十点平均粗さを
意味するもので、一般に、ディジタル形の触針電気式表
面粗さ測定器によって測定される。
スの陰原型(レプリカ又は逆原型ともいう)の表面粗さ
を表し、図1に示す楔状の触針(先端幅1000μm、
対面角90°)を用い、この触針を先端幅に対して直交
する方向に移動させ、JISB 0601に基づいて測
定される十点平均粗さである。これは、一般に、ディジ
タル形の触針電気式表面粗さ測定器によって測定され
る。
ト表面のエンボスの凸部を凹部とし、且つエンボスの凹
部を凸部とした場合について、楔状の触針(先端幅10
00μm)を用いて測定される十点平均粗さということ
ができる。ここで、楔状の触針の先端幅を1000μm
としたのは、エンボスの凸部及び凹部の間隔(通常は2
00〜1000μm)を考慮したもので、このような先
端幅1000μmの触針を用いることにより、エンボス
の凹部のうち、特に深い凹部の形状変化が測定される。
水準を表すパラメーターとなるもので、脱気の際の空気
の抜けやすさ及びシール性と密接な関係があることが判
った。なお、上記Rzは、エンボスの凸部の状態を表す
パラメーターとなるもので、、空気の移動に対する抵抗
となるとともに、合わせ加工時のエンボスの潰れやすさ
と密接な関係がある。
した結果、Rzv /Rz≧0.25を満足しておれば、
予備圧着工程での脱気性及びシール性に優れ、オートク
レーブ内で加熱加圧して本圧着する際に、シール不良部
から加圧空気が侵入して、ガラス板と中間膜との間に気
泡が発生し難い中間膜が得られることを、実験により見
出した。
に重ねられる中間膜の枚数にもよるが、通常、十点平均
粗さ(Rz)が20〜100μmの中間膜が使用され、
しかもこれ等の中間膜は500〜1000枚の自重を考
慮すればよく、そのような状態での荷重では、中間膜が
上述の特定の条件を満たしておれば、耐ブロッキング性
が良好であるとともに、保管中や合わせ加工の際の取扱
い作業が容易であることも判った。
記特定の表面粗さになっているものが好ましいが、一方
の面のみが上記特定の表面粗さになっていて、他方の面
は従来の微細な凹凸からなるエンボスが形成されたもの
であってもよい。こうして、この発明の合わせガラス用
中間膜が得られる。
造するには、通常の合わせガラスの製法と同様に、予備
圧着と本圧着とを行う。例えば、可塑化ポリビニルブチ
ラール樹脂シートからなる中間膜を用いる場合は、具体
的には、次のように予備圧着と本圧着とを行う。
ガラス板の間に中間膜を挟み、この積層体を、例えば、
ゴムバッグに入れ、ゴムバッグを排気系に接続して約−
400〜−750mmHgの真空(絶対圧力360〜1
0mmHg)に吸引減圧しながら温度を上げ、約50〜
100℃で予備圧着する方法(真空バッグ法)、或いは
上記積層体をニップロールに通し、例えば、圧力約2〜
10kg/cm2 、温度約50〜80℃の条件で扱いて
脱気しながら予備圧着する方法(扱きロール法)が採用
される。
よりオートクレーブを用いるか或いはプレスを用いて、
約120〜150℃の温度、約10〜15kg/cm2
の圧力で本圧着される。こうして、合わせガラスが製造
される。
板のみならず、ポリカーボネート板、ポリメチルメタク
リレート板などの有機ガラス板も使用することができ
る。また、合わせガラスの積層構成は、ガラス板/中間
膜/ガラス板の三層構成のみならず、ガラス板/中間膜
/ガラス板/中間膜/ガラス板のような多層構成とする
ことができる。
例を示す。 (実施例1)金属ロール表面を彫刻ミル(直線状の三角
形斜線型カップミル)によりミル加工を行って、金属ロ
ール表面に、断面が三角形状の多数の凹溝(直線状)
と、これ等の凹溝に対する多数の凸条(直線状)とから
構成された凹凸模様(規則的)を形成し、さらにガラス
ビーズ(♯46)を用いて1kgの空気圧で約30cm
の距離からブラスト処理を行って、エンボスロールを作
製した。
合度1700、残存アセチル基1モル%、ブチラール化
度65モル%)100重量部に、可塑剤としてトリエチ
レングリコール−ジ−2−エチルブチレート40重量部
と、接着力調整剤として酢酸マグネシウム0.2重量部
を混合し、この混合物を押出機により溶融混練し押出金
型よりシート状に押出して、厚さ0.76mmのポリビ
ニルブチラールシートを成形した。
ブチラールシートを用い、常法により、ポリビニルブチ
ラールシートの両面に、断面が三角形状の多数の凸条
(直線状)と、これ等の凸条に対する多数の凹溝(直線
状)とから構成された凹凸模様(規則的)が形成され、
各凹溝が同一水準にない中間膜を製造した。この中間膜
の含水率は0.4〜0.5重量%に調整した。
(ピラミッド型カップミル)によりミル加工を行って、
金属ロール表面に四角錐からなる多数の凹部と、これ等
の凹部に対する多数の凸部とから構成された凹凸模様
(規則的)を形成し、さらにガラスビーズ(♯20)を
用いて1kgの空気圧で約30cmの距離からブラスト
処理を行って、エンボスロールを作製した。
実施例1と同様にして、ポリビニルブチラールシートの
両面に、四角錐からなる多数の凸部と、これ等の凸部に
対する多数の凹部とから構成された凹凸模様(規則的)
が形成され、各凹部は同一水準にない中間膜を製造し
た。この場合、互いに隣接する凸部との間の凹部が格子
状の溝状に形成されることになる。
(波状の三角形斜線型カップミル)によりミル加工を行
って、金属ロール表面に、断面が三角形状の多数の凹溝
(波状)と、これ等の凹溝に対する多数の凸条(波状)
とから構成された凹凸模様(不規則)を形成し、さらに
ガラスビーズ(♯20)を用いて1kgの空気圧で約3
0cmの距離からブラスト処理を行って、エンボスロー
ルを作製した。
実施例1と同様にして、ポリビニルブチラールシートの
両面に、断面が三角形状の多数の凸条(波状)と、これ
等の凸条に対する多数の凹溝(波状)とから構成された
凹凸模様(不規則)が形成され、各凹部は同一水準にな
い中間膜を製造した。
(直線状の三角形斜線型カップミル)によりミル加工を
行って、金属ロール表面に、断面が三角形状の多数の凹
溝(直線状)と、これ等の凹溝に対する多数の凸条(直
線状)とから構成された凹凸模様(規則的)を形成し
て、エンボスロールを作製した。
実施例1と同様にして、ポリビニルブチラールシートの
両面に、断面が三角形状の多数の凸条(直線状)と、こ
れ等の凸条に対する多数の凹溝(直線状)とから構成さ
れた凹凸模様(不規則)が形成され、各凹部は全て同一
水準である中間膜を製造した。
について、下記の方法でエンボスの表面粗さRz及びエ
ンボスの陰原型のRzv を測定した。また、これらの中
間膜を用いて、下記の方法で合わせガラスを作製し、こ
れらの合わせガラスについて、下記の方法でベークテス
トを行い、予備圧着工程での脱気性及びシール性を評価
した。その結果をまとめて表1に示した。
触針電気式表面粗さ測定器(SE−2000:(株)小
坂研究所製)により、円錐状の触針(先端曲率半径5μ
m、頂角90°)を用い、JIS B 0601に基づ
いて、上記中間膜の十点平均粗さRzを測定した。
E−20(信越化学社製)を使用し、上記中間膜のエン
ボスの陰原型をとり、この陰原型の表面粗さRzv を、
図1に示す楔状の触針(先端幅1000μm、対面角9
0°)を用い、この触針を先端幅に対して直交する方向
に移動させ、JIS B 0601に基づいて表面粗さ
Rzv を測定した。
(扱きロール法及び真空バッグ法)により予備圧着を行
い、その後本圧着を行って、合わせガラスを作製した。
横30cm×厚さ2mmで中央に対して周辺が1mm湾
曲しているガラス板)の間に挟み、はみ出た部分を切り
取り、こうして得られた積層体を加熱オーブン内で、積
層体の温度(予備圧着温度)がそれぞれ60℃、70
℃、80℃になるように加熱し、その後ニップロール
(エアーシリンダー圧力3.5kg/cm2 、線速度1
0m/分)に通すことにより予備圧着を行った。
横30cm×厚さ2mmで中央に対して周辺が1mm湾
曲しているガラス板)の間に挟み、はみ出た部分を切り
取り、こうして得られた積層体をゴムバッグ内に移し、
ゴムバッグを吸引減圧系に接続し、外気加熱温度で加熱
すると同時に−600mmHg(絶対圧力160mmH
g)の減圧下で10分間保持し、積層体の温度(予備圧
着温度)がそれぞれ60℃、80℃、100℃になるよ
うに加熱し、その後、大気圧に戻して予備圧着を終了し
た。
層体を、それぞれオートクレーブ内で、温度140℃、
圧力13kg/cm2 の条件下に10分間保持した後、
50℃まで温度を下げ大気圧に戻すことにより本圧着を
終了して、合わせガラスを作製した。
せガラスを140℃のオーブンで2時間加熱し、オーブ
ンから取り出し3時間冷却し、合わせガラスに発泡(気
泡)が生じた枚数を調べて、脱気性を評価した。試験枚
数は各100枚とした。
に多数の凹凸からなるエンボスが形成され、少なくとも
片面のエンボスの各凹部は、溝状に形成され、同一水準
になく、本文で説明したような特定の範囲(Rzv /R
z≧0.25)を満たす合わせガラス用中間膜は、保管
中のブロッキング性や合わせ加工の際の取扱い作業性が
よいことはもとより、予備圧着工程での脱気性及びシー
ル性に優れる。
膜を用いて合わせガラスを製造すると、特に面積が広い
合わせガラスや曲率が大きい合わせガラスを製造する場
合や合わせガラスの生産性を上げる場合であっても、脱
気が十分に行われ、ガラス板と中間膜とのシールも十分
に行われ、オートクレーブ内で加熱加圧して本圧着する
際に、シール不良部から加圧空気が侵入して、ガラス板
と中間膜との間に気泡が発生するような品質不良が改善
され、特に透明性が優れた合わせガラスを得ることがで
きる。
れば、予備圧着工程において広い温度範囲で良好な脱気
及びシールが可能となり、予備圧着温度の管理が容易と
なり合わせ加工の作業性が著しく向上するという利点が
ある。
00μm、対面角90°)を示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂シートの両面に多数の凹凸
からなるエンボスが形成され、少なくとも片面のエンボ
スの各凹部は、溝状に形成され、同一水準になく、Rz
v /Rz≧0.25を満たすことを特徴とする合わせガ
ラス用中間膜。ここで、Rzは、少なくとも片面のエン
ボスの表面粗さを表し、円錐状の触針(先端曲率半径5
μm、頂角90°)を用い、JIS B 0601に基
づいて測定される十点平均粗さである。Rzv は、少な
くとも片面のエンボスの陰原型の表面粗さを表し、図1
に示す楔状の触針(先端幅1000μm、対面角90
°)を用い、この触針を先端幅に対して直交する方向に
移動させ、JIS B 0601に基づいて測定される
十点平均粗さである。 - 【請求項2】 溝が線状に形成されていることを特徴と
する請求項1記載の合わせガラス用中間膜。 - 【請求項3】 溝が格子状に形成されていることを特徴
とする請求項1記載の合わせガラス用中間膜。 - 【請求項4】 熱可塑性樹脂シートが、可塑化ポリビニ
ルアセタール樹脂シートからなることを特徴とする請求
項1〜3項のいずれか1項記載の合わせガラス用中間
膜。
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