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JP2000292134A - 3次元情報入力カメラ - Google Patents

3次元情報入力カメラ

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Publication number
JP2000292134A
JP2000292134A JP11100629A JP10062999A JP2000292134A JP 2000292134 A JP2000292134 A JP 2000292134A JP 11100629 A JP11100629 A JP 11100629A JP 10062999 A JP10062999 A JP 10062999A JP 2000292134 A JP2000292134 A JP 2000292134A
Authority
JP
Japan
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image
pattern
light
stripe pattern
subject
Prior art date
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Pending
Application number
JP11100629A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Hamada
正隆 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP11100629A priority Critical patent/JP2000292134A/ja
Priority to US09/542,884 priority patent/US6930704B1/en
Publication of JP2000292134A publication Critical patent/JP2000292134A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/20Image signal generators
    • H04N13/204Image signal generators using stereoscopic image cameras
    • H04N13/254Image signal generators using stereoscopic image cameras in combination with electromagnetic radiation sources for illuminating objects

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影者に不快感を与えない3次元情報入力カ
メラを提供する。 【解決手段】 モニタ表示手段10は、投影手段1がパ
ターン光を投影しないときに撮影手段3が撮影したパタ
ーンなし撮影画像を記憶する画像記憶手段を有する。モ
ニタ表示手段10は、投影手段がパターン光を投影した
ときには、撮影手段3が撮影したパターン付き撮影画像
の代わりに、画像記憶手段が記憶したパターンなし撮影
画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元情報入力カ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元情報入力としては、複数の
撮影レンズを通過した2像から3次元情報を得る方法
や、図23に示すように、光を物体に投影し三角測量法
の原理によって距離分布を検出する方法が知られてい
る。
【0003】また、たとえば特開平6−249624号
公報に開示されたのように、フリンジパターンを投影
し、別カメラでパターンを入力して、いわゆる三角測量
により距離分布を検知する方法がある。また、格子パタ
ーンを物体に投影し、異なる角度方向から観察すると、
投影された格子パターンが物体の起伏に応じた変形デー
タを得ることにより、物体の起伏を求める方法も提案さ
れている。(精密工学会誌、55,10,85(198
9))。また、図24に示すように、格子パターン投影
の代わりに、グレイコードパターンを投影し、光学的分
布をCCDカメラで測定する方法である。
【0004】これらの方法により3次元情報を得るに
は、複数画像の撮影が必要となったり画像情報の処理が
面倒であったりするので、撮影時、もしくは後の処理に
時間を要する。そのため、計測機器としては問題ない
が、カメラに使用するには適さないと考えられる。
【0005】短時間の撮影および後演算で3次元情報を
精度よく得られる方法として、以下のような提案があ
る。
【0006】たとえば図25(出典:「光三次元計測」
吉澤徹編、新技術コミュニケーションズ、第89頁、図
5.2.12(a))のように、縞パターンを投影し、投
影した縞パターンに対し、設計的に決まる角度で被写体
からの縞パターンを受光し、被写体の凹凸による縞の変
形画像から被写体の距離分布を検出する。すなわち、各
画像ポイントで測定される画像の位相に対して、オリジ
ナル縞との位相のずれを演算する。この位相のずれには
被写体の高さの情報も含まれている。そこで位相情報と
三角測量による情報とによって、被写体の距離分布を求
める。しかし、検出には高い精度が必要となる。縞パタ
ーンの濃度分布や光度には限界があるため、縞パターン
の位置を少しずつずらした複数の撮影画像によって、被
写体の距離分布を求まる方法がとられてきた。たとえ
ば、0°、90°、180°、270°の4つの位相の
ずれた縞パターンを投影する。
【0007】また、計測機器として、スリット光をスキ
ャンするものが製品化されているが、3次元情報入力す
るためのスキャンを含む3次元情報入力時間が数百ms
もかかっている。また、従来のデジタルカメラにおい
て、連写モードであれば、複数枚連続撮影をするが、メ
モリカードへの記録は撮影後行うカメラがあったが、3
次元情報入力カメラではなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記縞パター
ン投影法には1周期しかない縞パターンでは濃度分布が
荒くなり精度がでない。この点を解消するために、数周
期の縞パターンを投影することが多いが、この場合、距
離分布が深い被写体であれば、どの縞パターンによる情
報かが区別できない。何番目からの縞かによって、いわ
ゆる三角測量の角度が異なったものとして解釈し、間違
えた距離分布を得ることになる。
【0009】たとえば図28で示すように、手前の面P
1上の点Aは3番目の縞による情報となるが、奥の面P
2上の点Bは4番目の縞による情報となる。しかし、何
本目の縞であるかが分からないと、受光部で得られた画
像情報だけでは点A,Bの区別ができない。
【0010】距離分布精度を上げようと縞パターンの縞
数を増やし、検出点を多くしても、縞が何本目かを誤る
と、かえって、3次元情報を誤検出する確率が増すこと
にもなりかねない。
【0011】そこで、本願出願人は、投影する縞パター
ンの改良を試みた。そして、たとえば、周波数を複数も
つパターンや、コードと縞をもつパターン、そして色の
付いたパターン光を投影し、グラデーションのある縞だ
けでなく、位置を特定できるマーカを置き、何本目の縞
かを特定する精度を上げることを提案している(たとえ
ば、特願平11−87124号、未公開)。一方、撮像
機器においては、撮影する画像を確認するためのモニタ
手段を有することが多い。
【0012】ところが、上記のような縞パターンを投影
するカメラにおいて撮影画像を常時モニタできるように
した場合、縞パターンを投影したときの被写体画像は、
撮影者にとって不快感のある画像になっていることが多
いことが判明した。例えば図25のような画像である。
【0013】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、被写体に対してパターンを投影するカメラにおい
て、モニタ画像では撮影者に不快感を与えない3次元情
報入力カメラを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明は以下の構成の3次元情報入力カメラ
を提供する。
【0015】3次元情報入力カメラは、撮影領域を撮影
する撮像手段と、撮影領域にパターン光を投影する投影
手段と、上記撮像手段が撮影した撮影画像を確認するた
めに表示するモニタ表示手段とを備え、上記投影手段が
投影したパターン光により撮影領域内の被写体に形成さ
れた投影パターンを上記撮像手段により撮影するタイプ
のものである。上記モニタ表示手段は、上記投影手段が
パターン光を投影しないときの撮影画像を記憶する画像
記憶手段を有する。上記モニタ手段は、上記投影手段が
パターン光を投影したときの撮影画像の代わりに、上記
画像記憶手段が記憶した撮影画像を表示する。
【0016】パターン光が投影されたときの撮影画像
は、通常の自然な画像にパターンが付加されたパターン
付き画像となり、撮影者に不快感のある画像となる可能
性があるが、上記構成によれば、そのような画像をモニ
タ表示手段は表示しない。代わりに、モニタ表示手段
は、記憶手段が記憶している通常の自然な画像(パター
ンなし画像)を表示する。つまり、撮影者にとって不快
感のあるパターン付き画像を、撮影者には見せないよう
にすることができる。また、撮影時に何も表示しないと
撮影者に不安感を与えるが、記憶しておいた撮影直前の
画像を撮影時に表示すれば、撮影者に不安感や違和感を
与えることもない。
【0017】したがって、撮影者に不快感を与えないよ
うにすることができる。
【0018】撮影画像を表示しないパターン光の態様
は、たとえば、以下の2態様である。
【0019】第1の態様は、上記パターン光は照度分布
を有する非均一光であり、投影されたときに撮影領域内
の被写体に縞状の投影パターンを形成する場合である。
この場合、パターン光の投影によって縞状パターンが付
加された撮影画像は、モニタ表示手段には表示されな
い。
【0020】第2の態様は、上記パターン光は有色光を
含み、投影されたときに撮影領域内の被写体に着色部分
のある投影パターンを形成する場合である。この場合、
パターン光の投影によって着色された撮影画像は、モニ
タ表示手段には表示されない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
3次元情報入力カメラ(以下3Dカメラという)につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0022】3Dカメラは、図1の正面図に示すよう
に、縞パターン投影ユニット1と、箱型のカメラ本体部
2と、直方体状の撮像部3(太線で図示)とから構成さ
れている。撮像部3は、正面から見てカメラ本体部2の
右側面に着脱可能である。
【0023】撮像部3は撮影レンズであるマクロ機能付
きズームレンズ301の後方位置の適所にCCDカラー
エリアセンサ303(図5参照)を備えた撮像回路が設
けられている。また、銀塩レンズシャッターカメラと同
様に、撮像部3内の適所にフラッシュ光の被写体からの
反射光を受光する調光センサ305を備えた調光回路3
04(図5参照)が、また、被写体の距離を測定するた
めの測距センサAF、光学ファインダー31が設けられ
ている。
【0024】一方、撮像部本体3の内部には、上記ズー
ムレンズ301のズーム比の変更と収容位置、撮影位置
間のレンズ移動を行うためのズームモータM1(図5参
照)および合焦を行うためのモータM2(図5参照)と
が設けられている。
【0025】カメラ本体部2の前面には、左端部の適所
にグリップ部4が設けられ、右端部の上部適所に内蔵フ
ラッシュ5が、さらに、3Dカメラと外部機器(たとえ
ば、他の3Dカメラやパーソナルコンピュータ)と赤外
線通信をを行うためのIRDAポート設けられている。
また、カメラ本体部2の上面にはシャッタボタン9が設
けられている。
【0026】縞パターン投影ユニット1は、カメラ本体
部2と撮像部本体3の間に位置し、縞パターン投影部5
01が配置されている。投影部501は撮影レンズ30
1の光軸中心とほぼ同じ高さに縞パターン中心を置く配
置としている。そして縞パターンのパターン方向が光軸
から離れる方向に対し垂直方向になるように配置してい
る。これらは、三角測量の原理から3次元情報を得るこ
とが基本であるため、いわゆる基線長を長くとり、精度
を確保する目的と、オフセットを持たせたり、垂直以外
の角度による配置に比べて相対的に小さな縞パターンで
被写体をカバーすることを目的としている。
【0027】縞パターンの投影は、ここではフラッシュ
光を用いている。別の実施例で説明するが、投影はフラ
ッシュ光以外にランプ光でもよい。
【0028】縞パターンはフィルムを用いる。縞パター
ンは、フィルムだけでなく、ガラス基板に顔料や染料な
どのパターンをつけたものでもよい。
【0029】図2の背面図に示したように、カメラ本体
部2の背面には、撮影画像のモニタ表示(ビューファイ
ンダーに相当)および記録画像の再生表示等を行うため
のLCD表示部10が設けられている。また、LCD表
示部10の下方位置に、3Dカメラの操作を行うキース
イッチ群521〜526、カメラ本体の電源スイッチP
Sとが設けられている。また、電源スイッチPSの左側
には、電源ON状態で点灯するLED1、メモリカード
にアクセス中や撮影準備に必要なためカメラへの入力を
受け付けない状態を表示するBUSY表示LED2が設
けられている。
【0030】さらに、カメラ本体部2の背面には、「撮
影モード」と「再生モード」とを切換設定する撮影/再
生モード設定スイッチ14が設けられている。撮影モー
ドは、写真撮影を行うモードであり、再生モードは、メ
モリカード8(図5参照)に記録された撮影画像をLC
D表示部10に再生表示するモードである。撮影/再生
モード設定スイッチ14も2接点のスライドスイッチか
らなり、たとえば下にスライドすると、再生モードが設
定され、上にスライドすると、撮影モードが設定され
る。
【0031】また、カメラ背面右上方には、4連スイッ
チZが設けられており、ボタンZ1〜Z2を押すことに
より、ズームモータM1(図5参照)を駆動してズーミ
ングを行い、ボタンZ3、Z4を押すことによって露出
補正を行う。
【0032】撮像部3の背面側には、LCD表示をオン
・オフさせるためのLCDボタンが設けられており、こ
のボタンを押す毎にLCD表示のオンオフ状態が切り替
わる。たとえば、専ら、光学ファインダー31のみを用
いて撮影するときには、節電の目的で、LCD表示をオ
フするようにする。マクロ撮影時には、MACROボタ
ンを押すことにより、フォーカスモータM2が駆動され
撮影レンズ301がマクロ撮影可能な状態になる。
【0033】縞パターン投影ユニット1の背面側には、
縞パターン投影をするためのフラッシュ電源、すなわち
3Dフラッシュ電源スイッチZ5を配置している。
【0034】図3の側面図に示すように、3Dカメラの
本体部2の側面には、DC入力端子と、液晶表示されて
いる内容を外部のビデオモニターに出力するためのVi
deo出力端子が設けられている。
【0035】図4の底面に示すように、カメラ本体部2
の底面には、電池装填室18とメモリカード8のカード
装填室17とが設けられ、装填口は、クラムシェルタイ
プの蓋15により閉塞されるようになっている。本実施
の形態における3Dカメラは、4本の単三形乾電池を直
列接続してなる電源電池を駆動源としている。また、底
面には、コネクタおよび鉤状の接続具によって接続され
ている撮像部3と本体部2との係合を解くための解除レ
バーRelが設けられている。
【0036】縞パターン投影ユニット1の底面には、カ
メラ本体部2と同様に電池装填室518および蓋515
を設け、カメラ本体部2とは別のフラッシュ用電池を用
いる。また、縞パターン投影ユニット1の底面には三脚
ねじ502を設けている。三脚ねじ502は、カメラの
バランスから、比較的中央に位置する縞パターン投影ユ
ニット1に設けている。
【0037】次に、図5のブロックを参照しながら、撮
像部3の内部ブロックについて説明する。
【0038】CCD303は、マクロズームレンズ30
1により結像された被写体の光像を、R(赤),G
(緑),B(青)の色成分の画像信号(各画素で受光さ
れた画素信号の信号列からなる信号)に光電変換して出
力する。タイミングジェネレータ314は、CCD30
3の駆動を制御するための各種のタイミングパルスを生
成するものである。
【0039】撮像部3における露出制御は、絞りが固定
絞りとなっているので、CCD303の露光量、すなわ
ち、シャッタスピードに相当するCCD303の電荷蓄
積時間を調節して行われる。被写体輝度が低輝度時に適
切なシャッタスピードが設定できない場合は、CCD3
03から出力される画像信号のレベル調整を行うことに
より露光不足による不適正露出が補正される。すなわ
ち、低輝度時は、シャッタスピードとゲイン調整とを組
み合わせて露出制御が行われる。画像信号のレベル調整
は、信号処理回路313内の後述するAGC回路のゲイ
ン調整において行われる。
【0040】タイミングジェネレータ314は、本体部
2のタイミング制御回路202から送信される基準クロ
ックに基づきCCD303の駆動制御信号を生成するも
のである。タイミングジェネレータ314は、たとえば
積分開始/終了(露出開始/終了)のタイミング信号、
各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信号、垂直
同期信号、転送信号等)等のクロック信号を生成し、C
CD303に出力する。
【0041】信号処理回路313は、CCD303から
出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ
信号処理を施すものである。信号処理回路313は、C
DS(相関二重サンプリング)回路とAGC(オートゲ
インコントロール)回路とを有し、CDS回路により画
像信号のノイズの低減を行ない、AGC回路のゲインを
調整することにより画像信号のレベル調整を行う。
【0042】調光回路304は、フラッシュ撮影におけ
る内蔵フラッシュ5の発光量を本体部2の全体制御部2
11により設定された所定の発光量に制御するものであ
る。フラッシュ撮影においては、露出開始と同時に被写
体からのフラッシュ光の反射光が調光センサ305によ
り受光され、この受光量が所定の発光量に達すると、調
光回路304から制御部211内に設けられたFL制御
回路発光停止信号が出力される。FL制御回路は、この
発光停止信号に応答して内蔵フラッシュ5の発光を強制
的に停止し、これにより内蔵フラッシュ5の発光量が所
定の発光量に制御される。
【0043】3D情報入力には後述のシーケンスで説明
するが、2枚のフラッシュ撮影画像から得る。1枚が縞
パターン投影付き画像でもう1枚が縞パターンを投影し
ない画像である。2枚の画像では、基本光度(図27参
照)が一定であることが理想である。縞パターン情報か
ら位相情報を取り出す場合、基本光度情報は除去されな
ければならない。よって、2枚の撮影では、別々の調光
制御を行わずにフラッシュ発光時間を一定にすることと
する。なお、フラッシュへの調光制御そのものはカメラ
本体部2の全体制御部211から制御される。
【0044】以上述べた、撮像部3と本体部2とは、撮
像部3の装着面334に設けられた、334a〜334
gからなる7グループの接続端子群と、本体2の接続面
233に設けられた234a〜234gからなる7グル
ープの接続端子群によって、撮像部3と本体部2とが縞
パターン投影ユニット1を通って電気的に接続される。
また、縞パターン投影ユニット1と本体部2とは、23
4hの接続端子によって電気的に接続される。
【0045】次にカメラ本体部2の内部ブロックに関し
て説明する。
【0046】カメラ本体部2内において、A/D変換器
205は、画像信号の各画素信号を10ビットのデジタ
ル信号に変換するものである。
【0047】カメラ本体部2内には、基準クロック、タ
イミングジェネレータ314、A/D変換器205に対
するクロックを生成するタイミング制御回路202が設
けられている。タイミング制御回路202は、制御部2
11により制御される。
【0048】黒レベル補正回路206は、A/D変換さ
れた画素信号(以下、画素データという。)の黒レベル
を基準の黒レベルに補正するものである。また、WB回
路207は、γ補正後にホワイトバランスも合わせて調
整されるように、R,G,Bの各色成分の画素データの
レベル変換を行うものである。WB回路207は、全体
制御部211から入力される、レベル変換テーブルを用
いてR,G,Bの各色成分の画素データのレベルを変換
する。なお、レベル変換テーブルの各色成分の変換係数
(特性の傾き)は全体制御部211により撮影画像ごと
に設定される。
【0049】γ補正回路208は、画素データのγ特性
を補正するものである。
【0050】画像メモリ209は、γ補正回路208か
ら出力される画素データを記憶するメモリである。画像
メモリ209は、1フレーム分の記憶容量を有してい
る。すなわち、画像メモリ209は、CCD303がn
行m列の画素を有している場合、n×m画素分の画素デ
ータの記憶容量を有し、各画素データが対応する画素位
置に記憶されるようになっている。
【0051】VRAM210は、LCD表示部10に再
生表示される画像データのバッファメモリである。VR
AM210は、LCD表示部10の画素数に対応した画
像データの記憶容量を有している。
【0052】撮影待機状態においては、撮像部3により
1/30(秒)ごとに撮像された画像の各画素データが
A/D変換器205〜γ補正回路208により所定の信
号処理を施された後、画像メモリ209に記憶されると
ともに、全体制御部211を介してVRAM210に転
送され、LCD表示部10に表示される(ライブビュー
表示)。これにより撮影者はLCD表示部10に表示さ
れた画像により被写体像を視認することができる。ま
た、再生モードにおいては、メモリカード8から読み出
された画像が全体制御部211で所定の信号処理が施さ
れた後、VRAM210に転送され、LCD表示部10
に再生表示される。
【0053】カードI/F212は、メモリカード8へ
の画像データの書込みおよび画像データの読出しを行う
ためのインターフィースである。
【0054】フラッシュ制御回路216は、内蔵フラッ
シュ5の発光を制御する回路である。フラッシュ制御回
路216は、全体制御部211の制御信号に基づき内蔵
フラッシュ5の発光の有無、発光量および発光タイミン
グ等を制御し、調光回路304から入力される発光停止
信号STPに基づき内蔵フラッシュ5の発光量を制御す
る。
【0055】RTC219は、撮影日時を管理するする
ための時計回路である。図示しない別の電源で駆動され
る。
【0056】操作部250には、上述した、各種スイッ
チ、ボタンが設けられている。
【0057】シャッタボタン9は銀塩カメラで採用され
ているような半押し状態(S1)と押し込んだ状態(S
2)とが検出可能な2段階スイッチになっている。待機
状態でシャッターボタンをS1状態にすると、測距セン
サAFからの測距情報によって距離情報を全体制御部2
11へ入力する。全体制御部211の指示によって、A
FモータM2を駆動し、合焦位置へ撮影レンズ301を
移動させる。
【0058】全体制御部211は、マイクロコンピュー
タからなり、上述した撮像部3内およびカメラ本体部2
内の各部材の駆動を有機的に制御して3Dカメラ1の撮
影動作を統括制御するものである。図6のブロック図を
参照しながら説明する。
【0059】また、全体制御部211は、露出制御値
(シャッタスピード(SS))を設定するための輝度判
定部211aとシャッタスピード設定部(SS設定部2
11b)とを備えている。
【0060】輝度判定部211aは、撮影待機状態にお
いて、CCD303により1/30(秒)ごとに取り込
まれる画像を利用して被写体の明るさを判定するもので
ある。すなわち、輝度判定部211aは、画像メモリ2
09に更新的に記憶される画像データを用いて被写体の
明るさを判定するものである。
【0061】シャッタスピード設定部211bは、輝度
判定部による被写体の明るさの判定結果に基づいてシャ
ッタスピード(CCD303の積分時間)を設定するも
のである。
【0062】さらに、全体制御部211は、上記撮影画
像の記録処理を行うために、フィルタリング処理を行う
フィルタ部211fとサムネイル画像および圧縮画像を
生成する記録画像生成部211gとを備え、メモリカー
ド8に記録された画像をLCD表示部10に再生するた
めに、再生画像を生成する再生画像生成部211hを備
えている。
【0063】フィルタ部211fは、デジタルフィルタ
により記録すべき画像の高周波成分を補正して輪郭に関
する画質の補正を行うものである。
【0064】記録画像生成部211fは、画像メモリ2
09から画素データを読み出してメモリカード8に記録
すべきサムネイル画像と圧縮画像とを生成する。記録画
像生成部211hは、画像メモリ209からラスタ走査
方向に走査しつつ、横方向と縦方向の両方向でそれぞれ
8画素ごとに画素データを読み出し、順次、メモリカー
ド8に転送することで、サムネイル画像を生成しつつメ
モリカード8に記録する。
【0065】また、記録画像生成部211fは、画像メ
モリ209から全画素データを読み出し、これらの画素
データに2次元DCT変換、ハフマン符号化等のJPE
G方式による所定の圧縮処理を施して圧縮画像の画像デ
ータを生成し、この圧縮画像データをメモリカード8の
本画像エリアに記録する。
【0066】なお、3D情報入力モードの場合は、JP
EG圧縮を行わないことが望ましいので、記録画像生成
部211fを通過する場合、1/1圧縮という扱いにす
る。
【0067】全体制御部211は、撮影モードにおい
て、シャッタボタン9により撮影が指示されると、撮影
指示後に画像メモリ209に取り込まれた画像のサムネ
イル画像と圧縮率設定スイッチ12で設定された圧縮率
によりJPEG方式により圧縮された圧縮画像とを生成
し、撮影画像に関するタグ情報(コマ番号、露出値、シ
ャッタスピード、圧縮率、撮影日、撮影時のフラッシュ
オンオフのデータ、シーン情報、画像の判定結果等)等
の情報とともに両画像をメモリカード8に記憶する。
【0068】3D情報入力モードの場合は、図7に示す
ように、1コマ目と2コマ目の2枚で初めて1つの被写
体の3D情報となる。すなわち、1枚目がaとし、縞パ
ターン付き画像、2枚目がbで縞パターンなしの通常画
像である。通常40枚撮影できるカードであれば、20
シーンの3D画像ということになる。
【0069】3Dカメラによって記録された画像の各コ
マはタグの部分とJPEG形式で圧縮された高解像度の
画像データ((1600×1200)画素)とサムネイル
表示用の画像データ((80×60)画素)が記録され
ている。
【0070】撮影/再生モード設定スイッチ14を再生
モードに設定したときには、メモリカード8内のコマ番
号の最も大きな画像データが読み出され、再生画像生成
部211hにて、データ伸張され、これがVRAM21
0に転送されることにより、表示部10には、コマ番号
の最も大きな画像、すなわち直近に撮影された画像が表
示される。UPスイッチZ3を操作することにより、コ
マ番号の大きな画像が表示され、DOWNスイッチZ4
を押すことによりコマ番号の小さな画像が表示される。
しかし、3Dモードで撮影した場合、3Dモード情報が
記録されていれば、3D撮影画像であるので2枚セット
画像の2枚目すなわち、図7のb画像を出力するように
する。これは縞パターン付き画像を表示しないようにす
るためである。
【0071】次に、縞パターン投影ユニット1の部分を
説明する。縞パターン投影ユニット1内部回路は3Dフ
ラッシュ電源スイッチZ5のスイッチがONの場合動作
する。ONである場合、カメラ本体のフラッシュ制御回
路216および内蔵フラッシュ5は不動作状態に入る。
縞パターン投影ユニット1の制御回路514は、縞パタ
ーン投影部501のフラッシュ505を動作させる回路
および縞パターンの切り替えを行う回路を含む。マスク
切り替えには、マスクモータM3に信号を送り、マスク
ユニット530を動作させる。縞パターン投影ユニット
1には他に不図示の電源回路および電池が配置される。
【0072】縞パターン投影ユニット1の内部は、図8
のようになっている。図8(a)は、正面透視図、
(b)は平面透視図である。縞パターン投影ユニット1
の内部には、フラッシュ光を発光するキセノンチューブ
531と、パターンを被写体にむけてワイドに投影する
ための凹レンズ532と、2枚のマスクがL字状に結合
したマスクユニット530と、マスクユニット530を
軸534と、軸534を回転させる不図示のモータとを
備える。
【0073】マスクユニット530が図8(a)におい
て実線で示した位置にあるとき、一方のマスクが投影窓
533から投影される。マスクユニット530が実線位
置から図において反時計方向に90度回転すると、他方
のマスクが投影窓533から投影される。マスクユニッ
ト530が実線位置から図において時計方向に90度回
転すると、投影窓533から両方のマスクが完全に待避
する。
【0074】制御回路514には、フラッシュ光用の電
気エネルギーをためるコンデンサや、調光センサ305
の信号を受けフラッシュ発光を打ち切るスイッチIGB
Tなどがあるが、従来のフラッシュ回路と同様の構成で
あるので、説明は省略する。
【0075】マスクユニット530の2つのマスクは、
図11において(s)、(t)で示すように、周波数の
異なるパターンを有する。各マスクのパターンは、グラ
デーション状態である。
【0076】パターンの詳細分布は図12(a)(b)
ようになっている。縞パターン数は、たとえば10から
30周期(図12(a)では14本ある)であり、各縞
は、図12(b)に示すような濃度分布を持っている。
各濃度は、たとえば20%から70%の分布で、三角波
を示す。つまり、グラデーション状態である。この濃度
分布により、受光したときの位相シフトを検知し、位相
画像すなわち距離分布画像(3次元画像)を得ることが
できる。原理的には、単調増加部と単調減少部の組み合
わせであればよいので、各々が正弦波でもガウス分布で
もよい。また、マスクのパターンは、グラデーション状
態以外に、段階的に濃度が変化している状態でもよい。
【0077】図12(a),(b)では、どの周波分か
(何本目の縞か)を特定するため色を変化させた部分K
を持つ。図12(a)の中央の濃度が異なる部分Kが、
色を持つところである。
【0078】図12(c)は、図12(a)のパターン
を中心に配置し、両端にグレイコードを配置したもので
ある。縞パターンの端(縞パターン部の下、または上、
または上下)にグレーコードパターンをつける。コード
は、たとえば3ラインのコードを持ち、3本のデータの
組み合わせで位置を特定することができる。さらに、色
情報や、濃度の変化した縞パターンを設けることで位置
特定の確度を上げることができる。
【0079】図13に別の実施例を示す。図13(a)
では1枚の投影縞パターン、周辺部に縞パターン位置の
特定のしやすい低周波を置き、中央部に精度を上げるた
めに高周波を置く。低周波縞パターンからもしくは低周
波、高周波の両方で縞パターン位置の特定をすることが
できる。周波数は、たとえば1つがfであれば、他は
1.4f、2fと設定する。各縞パターンは正弦波、ま
たは、三角波の濃度を持ち、グラデーション状態になっ
ている。また、グラデーション状態以外に、段階的に濃
度が変化している状態でもよい。図13(b)が正弦波
の場合、図13(c)が三角波の場合である。
【0080】さらに、位置特定の精度を上げるために、
たとえば中央部分には、色の付いたパターンを置き、グ
ラデーションのある縞だけでなく、色情報を利用したマ
ーカを置き位置情報の精度を上げることもできる。ここ
では、濃度を30%から80%のものを使用している。
そして、色の付いている部分の濃度は50%となってい
る。全体の濃度分布は50%程度のコントラストを必要
とする。検出能力から(SN)5%の変化をCCDセン
サがとらえることができれば、ここでは10段階の濃度
は区別できることになる。コントラストは大きいほど分
解能が上がり、3D情報を得る場合の精度が向上する。
【0081】これらを一例として、それぞれの周波数を
低く設定したパターンがtである。図8で示すように、
sによるパターン投影とtによるパターン投影、および
パターンのないフラッシュ光だけの投影を切り換えるこ
とができる。これは、被写体の空間周波数が高い場合
や、投影縞パターンと同じような周波数である場合、縞
位置の特定が難しい場合があるので、そのような場合に
は、縞パターンの周波数を切り換えることで誤検出を防
ぐためである。
【0082】この切り替えの条件は、撮影画像の周波数
に基づく。すなわち、撮像された画像を入力したとき、
周波数チェックを行い、縞パターンと同じ周波数が多く
含まれていれば、その画像をメモリしないで、縞パター
ンを切り換えて縞パターン付きの被写体画像を再撮像す
る。これによって、被写体の空間周波数が縞パターンの
ような繰り返しであっても、縞パターンの位置特定の精
度を下げないで、3次元情報入力を正しく行うことがで
きる。
【0083】マスクユニットの別の例を示す。それぞれ
は図14がsパターンである。図15および図16がt
パターンである。
【0084】図14は、図12(a)と同じようなパタ
ーンであるが、色の付いた部分が複数あるが、ここでは
シアン色(C)を用いている。単色を利用しているのは
マスクの制作が用意であるからである。すなわち低コス
トでできる。シアン色は投影した場合、肌色に対し感度
よく情報が得られ、マーカとして適する。
【0085】しかし、被写体の色や被写体を照明する光
源の色によって位置を特定できない場合が生じ、縞位置
の特定が難しい。そこで、被写体の色や被写体を照明す
る光源の色が特定の色に偏っていても縞パターンの位置
特定の精度を下げないで、3次元情報入力を正しく行う
ために、縞パターンを切り換える。ここでは、図15の
パターンのように、シアン色をマゼンタ色(M)にす
る。
【0086】この切り替えの条件は、撮影画像の色に基
づく。すなわち、撮像された画像を入力したとき、色チ
ェックを行い、縞パターンと同じ色が多く含まれていれ
ば、その画像をメモりしないで、縞パターンを切り換え
て縞パターン付きの被写体画像を再撮像する。これによ
って、被写体の色または光源色が縞パターンのような繰
り返しであっても、縞パターンの位置特定の精度を下げ
ないで、3次元情報入力を正しく行うことができる。
【0087】別の切り換え例として、図16のようなパ
ターンもあり得る。これは、パターンにR(赤)、G
(緑)、B(青)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y
(黄)の色を持つものである。色付きパターンが低コス
トで作成できる場合は、図16のようなパターンを利用
すると誤差確率が減る。
【0088】ここで、縞パターン投影の別の実施例を示
す。
【0089】縞パターン投影時の被写体像の撮像とパタ
ーン投影しない時の撮像の切り替えを、メカ的切り替え
を行わず可動部なしに電気的にのみ切り換える方法であ
る。この目的はパターン投影時の被写体像の撮像と、パ
ターン投影しない時の撮像との間の時間を短くし、手ぶ
れによる像の移動や、被写体の移動による像の移動の影
響を小さくし3次元情報入力精度を上げることである。
パターンあり、なしの画像では被写体とカメラが同じ位
置関係にないと位相画像が正しく求めることができない
のである。電磁気的変化可能な空間変調素子を利用した
マスクパターン切り替えであれば、マスクパターンをメ
カ的切り替えよりも、短時間で切り換え可能となり3次
元情報入力精度が上がる。
【0090】図9は、電磁気的変化可能な空間変調素子
として液晶素子を用いた実施例である。
【0091】図9(a)は、縞パターン投影ユニット1
の正面透視図、(b)は平面透視図であり、541はキ
セノンチューブ、540が液晶パネル(LCD)、54
2はパターン投影のためのレンズ、543はパターン投
影窓である。この場合、図5における回路で、マスクモ
ータM3は不要となる。
【0092】LCD540の液晶自体は、図11〜図1
3のマスクパターンの場合には、たとえば白と黒のよう
な単色で構成可能であり、図14〜図16の場合には、
多色となる。液晶はいろいろなタイプがあり、偏光板を
使用するタイプとゲストホストのようにしないタイプ、
また有機液晶タイプなどがあるが、LCD540にいず
れを使用してもよい。LCD540は、単に表示と非表
示とを2値的に切り換える一般的なLCDとは異なり、
中間調の表示が可能であり、これによってグラデーショ
ン状態のパターンを形成でき、単に2値的な表示しかで
きない一般的なLCDにするよりも、3次元情報入力精
度が上がる。
【0093】また、液晶パネル540の透過光によって
パターンを投影する代わりに、たとえば図9(c)の平
面透視図に示したように、液晶パネル545の反射光に
よってパターンを投影する構成も可能である。すなわ
ち、キセノンチューブ541の光をクロスプリズム54
4で液晶パネル545に照射し、その反射光をパターン
投影窓543から投影する。
【0094】また、液晶以外に、透明タイプにしたエレ
クトロクロミック素子やエレクトロルミネッセンス素子
を、背面からフラッシュ光を投影し、エレクトロクロミ
ック素子やエレクトロルミネッセンス素子を透過した光
で、被写体に縞パターンおよび色マーカをつけることは
可能である。
【0095】ここで図10に、発光ダイオードを用いた
さらに別の実施例を示す。この目的もパターン投影時の
被写体像の撮像と、パターン投影しない時の撮像との間
の時間を短くし、手ぶれによる像の移動や、被写体の移
動による像の移動の影響を小さくし3次元情報入力精度
を上げることである。構成は、フラッシュ光源を使用せ
ず、代わりに発光ダイオード(LED)を使用する。
【0096】発光ダイオードの発光と非発光によるパタ
ーン有無の切り替えであれば、マスクパターンをメカ的
切り替えよりも、短時間で切り換え可能となる。この場
合は、フラッシュ光源なしに、発光ダイオードのパター
ン付き被写体画像と定常光だけの被写体画像とから3次
元情報を得る。
【0097】図10(a)は縞パターン投影ユニット1
の正面透視図、(b)は平面透視図である。発光ダイオ
ードアレイ560は、R(赤)、G(緑)、B(青)の
発光要素が列になっており、各発光要素にはそれぞれマ
イクロレンズが配置されている。この発光要素の列と周
期が合うように、発光ダイオードアレイ560の前には
縞パターンを形成するマスク550が配置されている。
マスク550は、図12のような構成で単色(白と黒)
の透過タイプでよく、また、縞の濃度が変化する部分K
はなくてもよい。発光ダイオードアレイ560の各発光
要素からの光は、マスク550を透過して、パターン投
影窓553から投影される。したがって、R(赤)、G
(緑)、B(青)の縞が繰り返すパターン光が投影され
る。
【0098】発光ダイオードアレイ560の発光要素
は、図10(c)のようにW(白)、R(赤)、W
(白)、G(緑)、W(白)、B(青)、W(白)の列
のようにしてもよい。白がある分色補正が容易となる。
【0099】図10(a)(b)(c)のような構成の
場合には、縞パターン投影ユニット1の投影窓からは縞
が付いたパターン光しか投影できないので、縞パターン
なしの画像を得るには、フラッシュなどの補助光なしの
自然光状態で撮影するか、カメラ本体部2の内蔵フラッ
シュ5を用いることになる。
【0100】マスク550を使用せずに、発光ダイオー
ドアレイ560から直接パターン光を投影することも可
能である。特にこの場合には、図10(d)に示すよう
に、1つのマイクロレンズに対応して2つの発光要素を
1組として配置され、色の切り換えができる発光ダイオ
ードアレイ570を用いれば、各組の発光要素のうち一
方(図においては左側のR,W,G,W,B)を発光さ
せて縞付きのパターン光を投影したときに、パターン付
き画像の撮影を行い、各組の発光要素のうち他方(図に
おいては右側のW,W,W,W,W)を発光させて縞の
ないフラットな白色光を発光したときに、この白色光を
補助光として、パターンなし画像の撮影を行うことがで
きる。
【0101】次に、3Dカメラを使用した動作を、図1
9、図20を参照しながら説明する。
【0102】まず、カメラのメインスイッチPSをON
した後、3DフラッシュスイッチZ5をONする(U
1)。次に3Dモードをセットする(U2)。ここでは
スイッチキー521〜526を使用してモード設定す
る。これはZ5ONで同時に自動設定としてもよい。ま
た、回路形式および電源形式がカメラ本体だけからの供
給であれば、スイッチキー521〜526だけで設定す
るようにしてもよい。
【0103】モード設定されれば、3D入力領域がLC
Dモニタ10に表示され(U3)、BUSY表示(LE
D2)がつき(U4)、縞パターンtがセットされる。
(U5)。LCD表示10に被写体のライブ画像が表示
される(U6)。そして3Dフラッシュのコンデンサ
(不図示)への充電が開始される(U7)。充電終了を
待ち(U8)、終了すればBUSY表示が消える(U
9)。そして、U11でレリーズ信号(シャッターボタ
ン9のオン)を待つ。
【0104】3D撮影には、2枚の連写を必要とする。
1枚が縞パターン付き画像、1枚が縞パターンなしの画
像を得る。レリーズ信号が入れば、1枚目の撮影に入り
撮像センサの積分が始まる(U12)。この積分中に縞
パターン付きフラッシュが発光し、縞パターン画像を得
る(U13)。なお、U13では、縞パターン付き画像
を1枚目としているが、逆に2枚目にしてもよい。
【0105】入力した画像をメモリする前に、被写体画
像の周波数チェックを行う(U14)。周波数が縞パタ
ーン周波数と異なったもので3次元情報入力可能である
場合は、U17およびU19へ進む。しかし、3次元情
報入力不可と判断した場合は、縞パターンをtパターン
からsパターンに切り換える(U16)。そして再撮像
のためにU12に戻る。
【0106】周波数変更は、メカ切り替え方式だけでな
く、LCDパターン切り替え方式も可能である。
【0107】また、U14において周波数をチェックす
る代わりに、画像色をチェックする図21の変形例の方
法も可能である。すなわち、被写体色や光源色によって
3次元情報入力可能かどうかを判断するのである。この
色チェックは、画像用のオートホワイトバランス(AW
B)機能を流用してチェックする(U34)。そして、
U35で、色によってマーカが正しく確認でき、縞パタ
ーンの位置特定ができる位相画像が得られる、すなわち
3次元情報入力が可能であると判断すると、U17およ
びU19へ進む。不可と判断すると、U36で縞パター
ンをtパターンからsパターンへ切り換え、U12へ進
み、すでに撮像した画像をメモリせず再雑像を行う。図
21でいうパターンt、sは、図14および図15のパ
ターンである。
【0108】次に、カメラ本体部2では画像データa
(縞パターン付き画像)をメモリする(U17)。この
時撮像は、縞パターンであるため、LCDモニタ10に
は縞パターン付き被写体ではなく、ライブ画像を表示す
る(U18)。
【0109】一方、縞パターン投影ユニット1では、一
般のフラッシュとは異なり、フラッシュ発光後の追い充
電に入るのを禁止し(U19)、パターンの待避を行う
(U20)。
【0110】マスクは、図10で示したようにマスクモ
ータM3で待避させる。待避時間は短くし、2枚の撮影
間隔をできるだけ短くする。被写体が動いても画像のず
れを無視できる程度にする。たとえばマスクのバウンド
を含め100ms以内を目標とする。この待避をモータ
で行う場合、大きな消費電流を必要とする。よって、こ
こで同時にフラッシュ充電に入ると、双方大電流を必要
とするため、モータが動かない場合がでて、待避できな
くなり、2枚目撮影で縞パターンなし画像を得られなく
なる。そこで、フラッシュコンデンサ充電とモータ通電
の同時動作を避けている。
【0111】パターンが切り替わった後、2枚目の撮像
に入る(U21)。同様にフラッシュ発光し(U2
2)、縞パターンなし画像を得る。
【0112】そして、U23で縞パターンなし画像bを
メモリし、U24で今度は、撮像結果すなわち縞パター
ンなしの被写体画像をLCDモニタ10に表示する。
【0113】一方、これと並行して、縞パターン投影ユ
ニット1では、待避したパターンを復帰する(U2
5)。そして、ここで初めて3Dフラッシュの充電を再
開する(U26)。再びBUSY表示を点灯する(U2
7)。
【0114】U24およびU27の終了後、U28で、
縞パターン付き画像aと縞パターンなし画像bをメモリ
カード8に書き込む。ここでまとめて書き込むのは、2
枚の撮影時間間隔を短くするためである。1枚ごとに書
き込むと時間がかかるためである。すなわち3Dモード
になれば、2枚ずつメモリカード8に書き込むモードに
なる。以下、3DフラッシュスイッチZ5のオンが続い
ていれば、U30でライブ画像表示に切りかえて、U8
に戻る。
【0115】また、図14および図15を用いて説明し
た撮影画像の色によりパターンを切り換える場合のシー
ケンスを、図21に示す。U34,U35,U36以外
のステップは、前述の実施例での図19と同じである。
なお、U35以降(以降)のシーケンスは、前述の実
施例での図20と同様であるので省略する。
【0116】ここで、縞パターン投影にLCDを用いる
場合のシーケンスを示す。
【0117】この場合は、図19からU14、U15、
U16を省略する。そして、U5では、「縞パターンt
セット」に代えて「LCDの縞パターンをオン」にす
る。U20では、「パターンを待避」する代わりに「L
CDの縞パターンをオフ」にする。そして、U25で
は、「パターンを復帰」する代わりに「LCDの縞パタ
ーンをオン」にする。以上で、LCDタイプのシーケン
スとなる。
【0118】LEDタイプのシーケンスの場合は、図2
2のようになる。カメラのメインスイッチPSをONし
た後、3Dモードをセットする(V1)。ここでは、ス
イッチキー521〜526を使用してモード設定する。
これは、Z5のONで、同時に自動設定としてもよい。
また、回路形式および電源形式が、カメラ本体2だけか
らの供給であれば、スイッチキー521〜526だけで
設定するようにしてもよい。
【0119】モード設定されれば、3D入力領域がLC
Dモニタ10に表示され(V2)、LCD表示10に被
写体のライブ画像が表示される(V3)。そしてV4で
レリーズ信号(シャッターボタン9のオン)を待つ。
【0120】レリーズ信号が入れば、縞パターンがLE
Dによって投光され(V5)、1枚目の撮影に入り撮像
センサの積分が始まり(V6)、縞パターン画像を得
る。なお、V6では縞パターン付き画像を1枚目として
いるが、逆に2枚目にしてもよい。
【0121】次に、カメラ本体部2では画像データa
(縞パターン付き画像)をメモリする(V7)。この
時、撮像は縞パターンであるため、LCDモニタ10に
は縞パターン付き被写体ではなく、VRAMに記憶して
いるレリーズ直前のライブ画像を表示する(V8)。
【0122】次に、LEDのパターンをオフにした状態
で(V9)、次の撮像センサの積分に入る(V10)。
LEDのオンとオフだけなので、2枚の撮影間隔は短
い。被写体が動いても画像のずれを無視できる程度にな
る。2枚目の撮像によって、縞パターンなし画像を得
る。この時、LEDのタイプが図10の(d)であれ
ば、白色LEDのみを発光してパターンのない照明を行
い、パターンなし画像を得る。そして、V11で縞パタ
ーンなし画像bをメモリし、V12で今度は、撮像結
果、すなわち縞パターンなしの被写体画像をLCDモニ
タ10に表示する。
【0123】V13で、縞パターン付き画像aと縞パタ
ーンなし画像bをメモリカード8に書き込む。ここでま
とめて書き込むのは、2枚の撮影時間間隔を短くするた
めである。1枚ごとに書き込むと時間がかかるためであ
る。すなわち3Dモードになれば、2枚ずつメモリカー
ド8に書き込むモードなる。
【0124】以下、3Dモードが続いていればV3に戻
って(V14)、ライブ画像表示に切りかえる。
【0125】以上が、カメラでの動作である。3D情報
を得るためのデータは、メモリカード8にある。3D画
像に再現するには、このデータをパソコン等のコンピュ
ータで後処理を行う。この処理は、図18に示す手順で
行う。
【0126】すなわち、メモリカード8をパソコンにセ
ットした後(不図示)、メモリカード8から縞パターン
付き画像aおよび縞パターンなし画像bのデータを入力
する(D1,D2)。画像aから基本光度情報を抽出
し、画像bに対する基本光度倍率nを求める(D3)。
基本光度は、図27で示したように縞パターンに依存し
ない画像データである。
【0127】次に、画像aと画像bの基本光度レベルを
合わせ、縞パターン情報cのみを得る(D4)。そし
て、縞パターン情報cに基づいて、ゲインを規準化した
位相画像を抽出する(D5)。
【0128】そして、D6で位相画像から被写体の距離
分布を演算する。このときに、縞パターンの位置を区別
することができるようにしてあるため、位相位置が何番
目の縞に対応するのを正確に特定できる。つまり、投影
パターンと被写体からの反射パターンの位置のマッチン
グが正確に行える。このようにして被写体までの距離、
および距離分布が正確な情報として得ることができる。
3次元画像を得る場合は、距離分布だけの情報を利用す
るだけでもよい。
【0129】以上説明した3Dカメラは、手ぶれや被写
体ぶれの問題なく3次元情報入力を可能とする。
【0130】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【0131】たとえば、デジタルカメラの実施形態を説
明したが、銀塩カメラでも同様に縞パターン付き画像と
縞パターンなし画像の2枚を銀塩フィルムに撮影し、後
処理によって3D画像を作成することは可能である。こ
の場合、フィルムは現像後、フィルムスキャナでデジタ
イズし、パソコンなどコンピュターに取り込めば、後処
理は同様になる。また、液晶パネル540,545に代
えて、エレクトロクロミック素子やエレクトロルミネッ
センス素子などを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る3次元情報入力カ
メラの正面図である。
【図2】 図1のカメラの背面図である。
【図3】 図1のカメラの左側面図である。
【図4】 図1のカメラの底面図である。
【図5】 図1のカメラの回路ブロック図である。
【図6】 図5の要部詳細ブロック図である。
【図7】 データ配列の説明図である。
【図8】 フラッシュ部の要部構成図である。
【図9】 LCDを用いたフラッシュ部の要部構成図で
ある。
【図10】 LEDを用いたフラッシュ部の要部構成図
である。
【図11】 縞パターンの説明図である。
【図12】 縞パターンの説明図である。
【図13】 縞パターンの説明図である。
【図14】 縞パターンの説明図である。
【図15】 縞パターンの説明図である。
【図16】 縞パターンの説明図である。
【図17】 縞パターン投影の説明図である。
【図18】 撮影画像の後処理のフローチャートであ
る。
【図19】 撮影動作のフローチャートである。画像周
波数をチェックする場合を示す。
【図20】 図19の続きのフローチャートである。
【図21】 画像色でチェックする場合のフローチャー
トである。
【図22】 LEDでパターン投影する場合の撮影動作
のフローチャートである。
【図23】 従来例の説明図である。
【図24】 従来例の説明図である。
【図25】 従来例の説明図である。
【図26】 従来例の説明図である。
【図27】 従来例の説明図である。
【図28】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 縞パターン投影ユニット 2 カメラ本体部 3 撮像部 4 グリップぶ 5 内蔵フラッシュ 8 メモリカード 9 シャッタボタン 10 LCD表示部(モニタ表示手段) 14 モード設定スイッチ 15 蓋 17 カード装填室 18 電池装填室 31 光学ファインダー 210 VRAM(モニタ表示手段、画像記憶手段) 211 全体制御部(モニタ表示手段) 301 ズームレンズ 302 撮像回路 303 CCDカラーエリアセンサ(撮像手段) 304 調光回路 305 調光センサ 501 縞パターン投影部(投影手段) 502 三脚ねじ 515 蓋 518 電池装填室 521〜526 キースイッチ 530 マスクユニット 531 キセノンチューブ 532 凹レンズ 533 投影窓 534 軸 540 液晶パネル 541 キセノンチューブ 542 レンズ 543 パターン投影窓 544 クロスプリズム 545 液晶パネル 550 マスク 553 パターン投影窓 560,570 発光ダイオードアレイ AF 測距センサ M1 ズームモータ M2 フォーカスモータ M3 マスクモータ PS 電源スイッチ Rel 解除レバー Z 4連スイッチ Z1〜Z4 ボタン Z5 3Dフラッシュ電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA06 AA53 BB05 BB28 CC16 DD00 FF04 FF10 GG03 GG07 GG08 HH06 HH07 JJ03 JJ26 LL06 LL53 NN02 NN13 PP22 QQ00 QQ03 QQ14 QQ24 QQ33 QQ44 SS02 SS13 UU01 UU02 UU05 UU07 UU08 UU09 2H059 AC01 5B047 AA07 CA23 5C061 AA20 AA25 AA29 AB03 AB06 AB08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影領域を撮影する撮像手段と、撮影領
    域にパターン光を投影する投影手段と、上記撮像手段が
    撮影した撮影画像を確認するために表示するモニタ表示
    手段とを備え、上記投影手段が投影したパターン光によ
    り撮影領域内の被写体に形成された投影パターンを上記
    撮像手段により撮影する3次元情報入力カメラにおい
    て、 上記モニタ表示手段は、上記投影手段がパターン光を投
    影しないときの撮影画像を記憶する画像記憶手段を有
    し、上記投影手段がパターン光を投影したときの撮影画
    像の代わりに、上記画像記憶手段が記憶した撮影画像を
    表示することを特徴とする3次元情報入力カメラ。
  2. 【請求項2】 上記パターン光は照度分布を有する非均
    一光であり、投影されたときに撮影領域内の被写体に縞
    状の投影パターンを形成することを特徴とする、請求項
    1記載の3次元情報入力カメラ。
  3. 【請求項3】 上記パターン光は有色光を含み、投影さ
    れたときに撮影領域内の被写体に着色部のある投影パタ
    ーンを形成することを特徴とする、請求項1記載の3次
    元情報入力カメラ。
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