JP2000280724A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JP2000280724A JP2000280724A JP9041299A JP9041299A JP2000280724A JP 2000280724 A JP2000280724 A JP 2000280724A JP 9041299 A JP9041299 A JP 9041299A JP 9041299 A JP9041299 A JP 9041299A JP 2000280724 A JP2000280724 A JP 2000280724A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/88—Optimized components or subsystems, e.g. lighting, actively controlled glasses
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】排出内気と導入外気の熱交換及び水分交換を行
うと共に、送風機による吹出風量が変動しても、一定の
外気導入量を保持する。 【解決手段】 外気導入用インペラー9と内気循環用イ
ンペラー25とを駆動する1つのモータ10の送風量を
送風量検出手段100によって検出し、この送風量に対
して、外気導入量及び内気排出量を一定に維持するよう
に、顕熱交換器7を通過する外気量を調節する第1のド
ア11と、前記顕熱交換器7を通過する内気量を調整す
る第2のドア24とを空気交換量調整手段110によっ
て調整するようにしたので、前記モータの回転数が変動
しても外気導入量及び内気排出量を一定にすることがで
きる。
うと共に、送風機による吹出風量が変動しても、一定の
外気導入量を保持する。 【解決手段】 外気導入用インペラー9と内気循環用イ
ンペラー25とを駆動する1つのモータ10の送風量を
送風量検出手段100によって検出し、この送風量に対
して、外気導入量及び内気排出量を一定に維持するよう
に、顕熱交換器7を通過する外気量を調節する第1のド
ア11と、前記顕熱交換器7を通過する内気量を調整す
る第2のドア24とを空気交換量調整手段110によっ
て調整するようにしたので、前記モータの回転数が変動
しても外気導入量及び内気排出量を一定にすることがで
きる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、車両に搭載さ
れ、内気を循環させると共に内気の一部と外気とを、空
調装置の空気吹出条件を変化させることなく、所定の割
合で入れ替えることのできる車両用空調装置に関する。
れ、内気を循環させると共に内気の一部と外気とを、空
調装置の空気吹出条件を変化させることなく、所定の割
合で入れ替えることのできる車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−115737号公報に開示さ
れる「脱臭除湿機能を有する吸着体を使用した脱臭除湿
冷房方法」は、吸入された高温多湿の外気を湿度交換ロ
ータ及び熱交換ロータを通過させ、排出される内気と湿
度及び熱を交換し、さらに加湿して最適な温湿度の給気
として車室内に連続して供給するものである。
れる「脱臭除湿機能を有する吸着体を使用した脱臭除湿
冷房方法」は、吸入された高温多湿の外気を湿度交換ロ
ータ及び熱交換ロータを通過させ、排出される内気と湿
度及び熱を交換し、さらに加湿して最適な温湿度の給気
として車室内に連続して供給するものである。
【0003】また、特開平6−221618号公報に開
示される減湿型空気調和装置は、導入外気と排気とを全
熱交換させる全熱交換器と、全熱交換器を通過した外気
中の水分を吸湿性材料に吸着、脱着させる減湿ロータ
と、減湿ロータを通過した外気を冷却する冷却コイル
と、居室からの排気を加熱し前記減湿ロータの吸湿材料
を乾燥、再生させる再生ヒータとを具備するものであ
る。これによって、居室から吸引された内気の一部は、
全熱交換器と顕熱交換器の2つの熱交換器によって導入
外気と熱交換され、再生ヒータで加熱された後、外気を
除湿する減湿ロータを通過して外部に排出され、居室か
ら吸引された内気の残りは、前記内気の一部と熱交換さ
れると共に除湿ロータによって除湿された導入外気と混
合器で混合されて居室に戻されるものである。
示される減湿型空気調和装置は、導入外気と排気とを全
熱交換させる全熱交換器と、全熱交換器を通過した外気
中の水分を吸湿性材料に吸着、脱着させる減湿ロータ
と、減湿ロータを通過した外気を冷却する冷却コイル
と、居室からの排気を加熱し前記減湿ロータの吸湿材料
を乾燥、再生させる再生ヒータとを具備するものであ
る。これによって、居室から吸引された内気の一部は、
全熱交換器と顕熱交換器の2つの熱交換器によって導入
外気と熱交換され、再生ヒータで加熱された後、外気を
除湿する減湿ロータを通過して外部に排出され、居室か
ら吸引された内気の残りは、前記内気の一部と熱交換さ
れると共に除湿ロータによって除湿された導入外気と混
合器で混合されて居室に戻されるものである。
【0004】さらに、特開平10−16531号公報に
開示される車両用空調装置は、第1送風路に外気、第2
送風路に内気を導入するモードの時に、外気導入による
熱損失を低減することを目的として、外気導入口からデ
フロスタ吹出空気通路にかけての第1送風路と、外気導
入口からフット吹出空気通路にかけての第2送風路と、
内気を車室外に排出する内気排出路とを有し、前記第1
の送風路に外気、前記第2の送風路に内気を導入するモ
ードの時に、内気排出路を流れる内気から吸熱し、外気
導入口から導入される外気へ放熱する全熱交換器を備
え、内気の熱を利用して外気の温度を高め、外気導入に
よる熱損失を低減するようにしたものである。これによ
って、ドアによって切換えられる内気および外気を吸引
して空調ダクトの下流側に送風する第1のファンと、内
気を吸引し、その一部を外気に排出すると共にその残り
を空調ダクト下流側に送風する第2のファンとを1つの
モータによって駆動し、第1のファンによって外気を吸
引して空調ダクトの下流側に送出し、また第2のファン
によって内気の一部を排出し、全熱交換器にて吸入され
た外気と排出される内気との熱交換を行うようにしたも
のである。
開示される車両用空調装置は、第1送風路に外気、第2
送風路に内気を導入するモードの時に、外気導入による
熱損失を低減することを目的として、外気導入口からデ
フロスタ吹出空気通路にかけての第1送風路と、外気導
入口からフット吹出空気通路にかけての第2送風路と、
内気を車室外に排出する内気排出路とを有し、前記第1
の送風路に外気、前記第2の送風路に内気を導入するモ
ードの時に、内気排出路を流れる内気から吸熱し、外気
導入口から導入される外気へ放熱する全熱交換器を備
え、内気の熱を利用して外気の温度を高め、外気導入に
よる熱損失を低減するようにしたものである。これによ
って、ドアによって切換えられる内気および外気を吸引
して空調ダクトの下流側に送風する第1のファンと、内
気を吸引し、その一部を外気に排出すると共にその残り
を空調ダクト下流側に送風する第2のファンとを1つの
モータによって駆動し、第1のファンによって外気を吸
引して空調ダクトの下流側に送出し、また第2のファン
によって内気の一部を排出し、全熱交換器にて吸入され
た外気と排出される内気との熱交換を行うようにしたも
のである。
【0005】さらにまた、特開平5−147423号公
報に開示される車両用空調装置は、冷房負荷を軽減し、
且つクールダウンのような過渡空調を十分に行うことを
目的とするもので、クールダウン時には、車室内空気を
副流ファンによって吸引して副流吹出グリルより車室内
に吹出して乗員に冷感を与え、安定した空調制御に移行
した時には外気吸入ダクトを通ってきた暖かい空気と副
流ファンによって吸引され排出用ダクトを通過する車室
内冷気とを全熱交換器で熱交換するので、エバポレータ
に至る外気は冷却され、エバポレータの冷房負荷の低減
を行うことができるようになっているものである。
報に開示される車両用空調装置は、冷房負荷を軽減し、
且つクールダウンのような過渡空調を十分に行うことを
目的とするもので、クールダウン時には、車室内空気を
副流ファンによって吸引して副流吹出グリルより車室内
に吹出して乗員に冷感を与え、安定した空調制御に移行
した時には外気吸入ダクトを通ってきた暖かい空気と副
流ファンによって吸引され排出用ダクトを通過する車室
内冷気とを全熱交換器で熱交換するので、エバポレータ
に至る外気は冷却され、エバポレータの冷房負荷の低減
を行うことができるようになっているものである。
【0006】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、上述した
特開平5−115737号公報に開示される発明は、室
内空気を吸引して熱交換ロータ側に送出する送風機、湿
度交換ロータを通過する空気を吸引して排出する送風
機、及び湿度交換ロータを迂回する空気を吸引して排出
する送風機を有し、すべての送風機が内気排出通路側に
設けられているので、外気は送風機の稼動による室内の
負圧によって吸引される。このため、外気導入量や外気
と湿度交換する内気量及び温度交換をする内気量を適切
に制御するためには、それぞれの送風機の送風バランス
を考慮する必要があり、適切な外気導入量及び外気と熱
交換する内気量を得るためには非常に難しい制御が必要
であるという不具合を有する。
特開平5−115737号公報に開示される発明は、室
内空気を吸引して熱交換ロータ側に送出する送風機、湿
度交換ロータを通過する空気を吸引して排出する送風
機、及び湿度交換ロータを迂回する空気を吸引して排出
する送風機を有し、すべての送風機が内気排出通路側に
設けられているので、外気は送風機の稼動による室内の
負圧によって吸引される。このため、外気導入量や外気
と湿度交換する内気量及び温度交換をする内気量を適切
に制御するためには、それぞれの送風機の送風バランス
を考慮する必要があり、適切な外気導入量及び外気と熱
交換する内気量を得るためには非常に難しい制御が必要
であるという不具合を有する。
【0007】また、特開平6−221618号公報に開
示される発明は、減湿ロータによって導入外気に含有さ
れる水分が除去され、さらにこの除湿された外気が内気
と混合されて冷却コイルを通過するので、室内に吹出さ
れる空気は、極端に乾燥した空気となる。この引例の場
合、乾燥空気を得ることを目的としているので、その目
的は達成できるが、車両用の空調装置として車両に搭載
するには、不適格であるといえる。
示される発明は、減湿ロータによって導入外気に含有さ
れる水分が除去され、さらにこの除湿された外気が内気
と混合されて冷却コイルを通過するので、室内に吹出さ
れる空気は、極端に乾燥した空気となる。この引例の場
合、乾燥空気を得ることを目的としているので、その目
的は達成できるが、車両用の空調装置として車両に搭載
するには、不適格であるといえる。
【0008】さらに、特開平10−16531号公報に
開示される発明は、第1のファンによって導入された外
気と第2のファンによって排出される内気との間で熱交
換を行うので、外気導入による熱損失を低減できるが、
送風機の回転数が増加すると、それに伴って外気導入量
は第1のファンの回転数の延びに従って増大するが、内
気排出量は第2のファンの回転数の所定の割合でしか増
加しないので、排出内気によって与えられる導入外気へ
の熱は導入外気の増大分に追いつかないという不具合が
生じる。また、外気導入量の増大は、車室内空気の漏出
量を増大させるので、空調制御自体のエネルギーロスが
大きいという不具合が生じる。
開示される発明は、第1のファンによって導入された外
気と第2のファンによって排出される内気との間で熱交
換を行うので、外気導入による熱損失を低減できるが、
送風機の回転数が増加すると、それに伴って外気導入量
は第1のファンの回転数の延びに従って増大するが、内
気排出量は第2のファンの回転数の所定の割合でしか増
加しないので、排出内気によって与えられる導入外気へ
の熱は導入外気の増大分に追いつかないという不具合が
生じる。また、外気導入量の増大は、車室内空気の漏出
量を増大させるので、空調制御自体のエネルギーロスが
大きいという不具合が生じる。
【0009】さらにまた、特開平5−147423号公
報に開示される発明は、第1の送風ファンによって吸引
されて室内に送出される外気と、第2の送風ファンによ
って吸引されて排出される内気とを全熱交換器によって
熱交換する。この場合、導入外気量は第1の送風ファン
を回転させるモータによって制御され、内気排出量は第
2の送風ファンを回転させるモータによって制御され
る。また、第1の送風ファンによって車室内への吹出風
量を増加させた場合、必然的に外気導入量が増大するの
で、車室内から漏出する車室内空気量が増大するので、
空調制御自体のエネルギーロスが大きいという不具合を
有する。
報に開示される発明は、第1の送風ファンによって吸引
されて室内に送出される外気と、第2の送風ファンによ
って吸引されて排出される内気とを全熱交換器によって
熱交換する。この場合、導入外気量は第1の送風ファン
を回転させるモータによって制御され、内気排出量は第
2の送風ファンを回転させるモータによって制御され
る。また、第1の送風ファンによって車室内への吹出風
量を増加させた場合、必然的に外気導入量が増大するの
で、車室内から漏出する車室内空気量が増大するので、
空調制御自体のエネルギーロスが大きいという不具合を
有する。
【0010】また、車室内の二酸化炭素濃度を排出する
のに必要な導入風量は、車両の大きさ等にもよるが、所
定の固定値であればよく、具体的には50m3 /h程度
であればよい。
のに必要な導入風量は、車両の大きさ等にもよるが、所
定の固定値であればよく、具体的には50m3 /h程度
であればよい。
【0011】以上のことから、本願発明に係る車両用空
調装置は、排出内気と導入外気の熱交換及び水分交換を
行うと共に、送風機による吹出風量が変動しても、一定
の外気導入量を保持する車両用空調装置を提供すること
にある。
調装置は、排出内気と導入外気の熱交換及び水分交換を
行うと共に、送風機による吹出風量が変動しても、一定
の外気導入量を保持する車両用空調装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、この発明に係
る車両用空調装置は、図1に示すように、空調ダクト2
内に配された冷却手段28及び加熱手段29からなる温
調手段と、前記空調ダクト2に連結される外気導入ダク
ト3と、外気導入ダクト3を通過する空気を吸引し前記
空調ダクト内に送風する外気導入用インペラー9と、車
室内空気を吸引し前記空調ダクト内に送風する内気循環
用インペラー25と、前記外気導入用インペラー9及び
前記内気循環用インペラー25を駆動するモータと、前
記内気循環用インペラー9の下流側から分岐し内気の一
部を排出する内気排出ダクト20と、前記外気導入ダク
ト3を通過する外気と前記内気排出ダクト20を通過す
る内気の間の熱交換を行う顕熱交換器7と、前記外気導
入ダクト3を通過する外気と前記内気排出ダクト20を
通過する内気の間の湿度交換を行う除湿ロータ6と、前
記外気導入ダクト3の前記除湿ロータ6の上流側に配さ
れる導入外気加熱ヒータ5と、前記内気排出ダクト20
の前記除湿ロータ6の上流側に配される排出内気加熱ヒ
ータ23とを少なくとも具備し、前記外気導入ダクト3
を通過する外気は、前記除湿ロータ6を通過した後前記
顕熱交換器7を通過して外気導入用インペラー9に至
り、前記内気排出ダクト20内を通過する内気の一部
は、内気循環用インペラー25の下流側から前記顕熱交
換器7を通過した後除湿ロータ6を通過して車室外に排
出される車両用空調装置1において、前記外気導入ダク
ト3に設けられ、前記顕熱交換器7を通過する外気量を
調節する第1のドア11と、前記内気排出ダクト20に
設けられ、前記顕熱交換器7を通過する内気量を調節す
る第2のドア24と、前記外気導入用インペラー9と前
記内気循環用インペラー25を駆動するモータの送風量
を検出する送付量検出手段100と、外気導入量及び内
気排出量を所定の値に維持するように、前記送風量検出
手段100の検出結果に従って、前記第1のドア11と
前記第2のドア24の開度を協働させながら調整する空
気交換量調整手段110を具備することにある。
る車両用空調装置は、図1に示すように、空調ダクト2
内に配された冷却手段28及び加熱手段29からなる温
調手段と、前記空調ダクト2に連結される外気導入ダク
ト3と、外気導入ダクト3を通過する空気を吸引し前記
空調ダクト内に送風する外気導入用インペラー9と、車
室内空気を吸引し前記空調ダクト内に送風する内気循環
用インペラー25と、前記外気導入用インペラー9及び
前記内気循環用インペラー25を駆動するモータと、前
記内気循環用インペラー9の下流側から分岐し内気の一
部を排出する内気排出ダクト20と、前記外気導入ダク
ト3を通過する外気と前記内気排出ダクト20を通過す
る内気の間の熱交換を行う顕熱交換器7と、前記外気導
入ダクト3を通過する外気と前記内気排出ダクト20を
通過する内気の間の湿度交換を行う除湿ロータ6と、前
記外気導入ダクト3の前記除湿ロータ6の上流側に配さ
れる導入外気加熱ヒータ5と、前記内気排出ダクト20
の前記除湿ロータ6の上流側に配される排出内気加熱ヒ
ータ23とを少なくとも具備し、前記外気導入ダクト3
を通過する外気は、前記除湿ロータ6を通過した後前記
顕熱交換器7を通過して外気導入用インペラー9に至
り、前記内気排出ダクト20内を通過する内気の一部
は、内気循環用インペラー25の下流側から前記顕熱交
換器7を通過した後除湿ロータ6を通過して車室外に排
出される車両用空調装置1において、前記外気導入ダク
ト3に設けられ、前記顕熱交換器7を通過する外気量を
調節する第1のドア11と、前記内気排出ダクト20に
設けられ、前記顕熱交換器7を通過する内気量を調節す
る第2のドア24と、前記外気導入用インペラー9と前
記内気循環用インペラー25を駆動するモータの送風量
を検出する送付量検出手段100と、外気導入量及び内
気排出量を所定の値に維持するように、前記送風量検出
手段100の検出結果に従って、前記第1のドア11と
前記第2のドア24の開度を協働させながら調整する空
気交換量調整手段110を具備することにある。
【0013】したがって、この発明によれば、外気導入
用インペラー9と内気循環用インペラー25とを駆動す
る1つのモータの送風量を送風量検出手段100によっ
て検出し、この送風量に対して、外気導入量及び内気排
出量を一定に維持するように、顕熱交換器7を通過する
外気量を調節する第1のドア11と、前記顕熱交換器7
を通過する内気量を調整する第2のドア24とを空気交
換量調整手段110によって調整するようにしたので、
前記モータの回転数が変動しても外気導入量及び内気排
出量を一定にすることができ、これによって、車室内の
二酸化炭素濃度の上昇を抑制し、良好な空気質を確保す
ることができる。
用インペラー9と内気循環用インペラー25とを駆動す
る1つのモータの送風量を送風量検出手段100によっ
て検出し、この送風量に対して、外気導入量及び内気排
出量を一定に維持するように、顕熱交換器7を通過する
外気量を調節する第1のドア11と、前記顕熱交換器7
を通過する内気量を調整する第2のドア24とを空気交
換量調整手段110によって調整するようにしたので、
前記モータの回転数が変動しても外気導入量及び内気排
出量を一定にすることができ、これによって、車室内の
二酸化炭素濃度の上昇を抑制し、良好な空気質を確保す
ることができる。
【0014】また、この発明による車両用空調装置1
は、さらに、車室内湿度を検出する湿度検出手段120
と、所定の車室内湿度を維持するように、前記湿度検出
手段120の検出結果に従って、前記導入外気加熱ヒー
タ5と前記排出内気加熱ヒータ23を選択的に稼動さ
せ、前記除湿ロータ6の除加湿量を調整する除湿量調整
手段130とを具備するものである。
は、さらに、車室内湿度を検出する湿度検出手段120
と、所定の車室内湿度を維持するように、前記湿度検出
手段120の検出結果に従って、前記導入外気加熱ヒー
タ5と前記排出内気加熱ヒータ23を選択的に稼動さ
せ、前記除湿ロータ6の除加湿量を調整する除湿量調整
手段130とを具備するものである。
【0015】具体的には、この発明において、前記除湿
量調整手段130は、前記湿度検出手段120によって
検出された車室内湿度が所定値を下回った場合に、前記
排出内気加熱ヒータ23を停止させ且つ前記導入外気加
熱ヒータ5を稼動させて導入外気を加熱し、前記除湿ロ
ータ6を介して排出内気に含有される水分を導入外気に
付加する湿度低下防止制御を行うものである。これによ
って、車室内が所定値よりも乾燥した場合、排出内気に
含有される水分を回収し、導入外気に戻すことで車室内
の湿度の低下を防止することができる。
量調整手段130は、前記湿度検出手段120によって
検出された車室内湿度が所定値を下回った場合に、前記
排出内気加熱ヒータ23を停止させ且つ前記導入外気加
熱ヒータ5を稼動させて導入外気を加熱し、前記除湿ロ
ータ6を介して排出内気に含有される水分を導入外気に
付加する湿度低下防止制御を行うものである。これによ
って、車室内が所定値よりも乾燥した場合、排出内気に
含有される水分を回収し、導入外気に戻すことで車室内
の湿度の低下を防止することができる。
【0016】さらに、この発明においては、前記除湿量
調整手段130は、前記湿度検出手段120によって検
出された車室内湿度が所定値を越えた場合に、前記導入
外気加熱ヒータ5を停止させ且つ前記排出内気加熱ヒー
タ23を稼動させて排出内気を加熱し、前記除湿ロータ
6を介して導入外気に含有される水分を導入外気から除
去する除湿制御を行うものである。これによって、車室
内の湿度が上昇した場合、導入外気の除湿を行うことが
できるので、車室内の湿度を低減できるものである。
調整手段130は、前記湿度検出手段120によって検
出された車室内湿度が所定値を越えた場合に、前記導入
外気加熱ヒータ5を停止させ且つ前記排出内気加熱ヒー
タ23を稼動させて排出内気を加熱し、前記除湿ロータ
6を介して導入外気に含有される水分を導入外気から除
去する除湿制御を行うものである。これによって、車室
内の湿度が上昇した場合、導入外気の除湿を行うことが
できるので、車室内の湿度を低減できるものである。
【0017】また、本願発明に係る前記車両用空調装置
1は、さらに、車室内温度を検出する温度検出手段14
0を有し、前記除湿量調整手段130は、前記湿度検出
手段120によって検出された車室内湿度が所定値を越
え且つ該温度検出手段140によって検出された車室内
温度が乗員による設定値以下であると判定された場合
に、前記空調ダクト2内に配された前記冷却手段28を
停止し且つ前記導入外気加熱ヒータ5を停止させると共
に前記排出内気過熱ヒータ28を稼動させて排出内気を
加熱し、前記除湿ロータ6によって導入外気に含有され
る水分を排出内気に付加して除湿する除湿制御を行うも
のである。これによって、中間期(春・秋)の雨天時
等、室温を下げることなく除湿を行うことが要求される
場合、冷却手段を作動させずに導入外気の除湿を行うこ
とが可能となる。
1は、さらに、車室内温度を検出する温度検出手段14
0を有し、前記除湿量調整手段130は、前記湿度検出
手段120によって検出された車室内湿度が所定値を越
え且つ該温度検出手段140によって検出された車室内
温度が乗員による設定値以下であると判定された場合
に、前記空調ダクト2内に配された前記冷却手段28を
停止し且つ前記導入外気加熱ヒータ5を停止させると共
に前記排出内気過熱ヒータ28を稼動させて排出内気を
加熱し、前記除湿ロータ6によって導入外気に含有され
る水分を排出内気に付加して除湿する除湿制御を行うも
のである。これによって、中間期(春・秋)の雨天時
等、室温を下げることなく除湿を行うことが要求される
場合、冷却手段を作動させずに導入外気の除湿を行うこ
とが可能となる。
【0018】さらに、本願発明において、前記空気交換
量調整手段110は、前記外気導入量と前記内気排出量
とを等しくすることが望ましく、また、前記空気交換量
調整手段110は、前記外気導入量を、前記内気排出量
よりも大きくするようにしてもよいものである。これに
よって、内気排出に伴うエネルギーロスを抑える同時
に、車室内を正圧とし汚れた外気の車室内への侵入を防
止できるものである。
量調整手段110は、前記外気導入量と前記内気排出量
とを等しくすることが望ましく、また、前記空気交換量
調整手段110は、前記外気導入量を、前記内気排出量
よりも大きくするようにしてもよいものである。これに
よって、内気排出に伴うエネルギーロスを抑える同時
に、車室内を正圧とし汚れた外気の車室内への侵入を防
止できるものである。
【0019】また、本願発明に係る車両用空調装置1
は、さらに、図2に示すように、車外の空気条件を検出
する空気条件検出手段150を有し、前記空気交換量調
整手段110は、前記空気条件検出手段150によって
検出された車外の空気条件が悪い場合に、前記外気導入
量を前記内気排出量よりも大きくするものである。これ
によって、外気条件が悪化(例えばNOX や煤煙が増
加)した場合のみ、外気導入量を内気排出量よりも大き
くできるため、内気排出に伴うエネルギーロスを最小限
に抑えることができるものである。
は、さらに、図2に示すように、車外の空気条件を検出
する空気条件検出手段150を有し、前記空気交換量調
整手段110は、前記空気条件検出手段150によって
検出された車外の空気条件が悪い場合に、前記外気導入
量を前記内気排出量よりも大きくするものである。これ
によって、外気条件が悪化(例えばNOX や煤煙が増
加)した場合のみ、外気導入量を内気排出量よりも大き
くできるため、内気排出に伴うエネルギーロスを最小限
に抑えることができるものである。
【0020】さらにまた、本願発明に係る車両用空調装
置1は、さらに、図3で示すように前記外気導入ダクト
3及び前記空調ダクト2に沿って形成され、前記除湿ロ
ータ6を迂回すると共に前記顕熱交換器7及び前記外気
導入用インペラー9を介してデフロスター吹出口30ま
で延出するバイパス通路60と、該バイパス通路60を
開閉するバイパスドア61とを有し、前記湿度低下防止
制御中にフロントガラスの曇り防止が要求された場合、
前記バイパスドアを開いてバイパス通路を開放し、外気
を直接デフロスター吹出口から吹出させる外気バイパス
手段を設けたことにある。これによって、湿度低下防止
制御中は導入外気の湿度が低いことから、フロントガラ
スが曇った場合、バイパス通路を開として直接外気をフ
ロントガラスに吹き付けることができるので、フロント
ガラスの曇りを防止できる。
置1は、さらに、図3で示すように前記外気導入ダクト
3及び前記空調ダクト2に沿って形成され、前記除湿ロ
ータ6を迂回すると共に前記顕熱交換器7及び前記外気
導入用インペラー9を介してデフロスター吹出口30ま
で延出するバイパス通路60と、該バイパス通路60を
開閉するバイパスドア61とを有し、前記湿度低下防止
制御中にフロントガラスの曇り防止が要求された場合、
前記バイパスドアを開いてバイパス通路を開放し、外気
を直接デフロスター吹出口から吹出させる外気バイパス
手段を設けたことにある。これによって、湿度低下防止
制御中は導入外気の湿度が低いことから、フロントガラ
スが曇った場合、バイパス通路を開として直接外気をフ
ロントガラスに吹き付けることができるので、フロント
ガラスの曇りを防止できる。
【0021】また、本願発明に係る車両用空調装置1
は、さらに、前記外気導入ダクト3に形成され、前記顕
熱交換器7の下流側と車室内とを連通する内気導入口
と、該内気導入口を開閉する内外気ドア13とを有し、
フルクール及びフルホット制御時には、前記第1のドア
11及び第2のドア24を閉として外気導入ダクト3及
び内気排出ダクト20を閉鎖すると共に前記内外気ドア
13を開として、前記外気導入インペラー9及び前記内
気循環用インペラー25が共に内気を空調ダクト2内に
送風することにある。これによって、フルクール及びフ
ルホットの場合には、完全な内気循環サイクルを構築す
ることができるものである。
は、さらに、前記外気導入ダクト3に形成され、前記顕
熱交換器7の下流側と車室内とを連通する内気導入口
と、該内気導入口を開閉する内外気ドア13とを有し、
フルクール及びフルホット制御時には、前記第1のドア
11及び第2のドア24を閉として外気導入ダクト3及
び内気排出ダクト20を閉鎖すると共に前記内外気ドア
13を開として、前記外気導入インペラー9及び前記内
気循環用インペラー25が共に内気を空調ダクト2内に
送風することにある。これによって、フルクール及びフ
ルホットの場合には、完全な内気循環サイクルを構築す
ることができるものである。
【0022】さらにまた、前記空調ダクト2の前記冷却
手段28の上流側に集塵脱臭器27を設けることが望ま
しいものである。
手段28の上流側に集塵脱臭器27を設けることが望ま
しいものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより詳細に説述す
るために、添付図面に従って本願発明の実施の形態を説
明する。
るために、添付図面に従って本願発明の実施の形態を説
明する。
【0024】図5乃至図7に示すように、本願発明の実
施の形態に係る車両用空調装置1は、外気導入用インペ
ラー9及び内気循環用インペラー25を上流側に有する
空調ダクト2と、外気導入口4及び前記外気導入用イン
ペラー9の吸入口8の間に設けられる外気導入ダクト3
(3A,3B)と、前記内気循環用インペラー25の下
流側近傍に設けられた内気吹出口21及び内気排出口2
2との間に設けられる内気排出ダクト20(20A,2
0B)とを有する。
施の形態に係る車両用空調装置1は、外気導入用インペ
ラー9及び内気循環用インペラー25を上流側に有する
空調ダクト2と、外気導入口4及び前記外気導入用イン
ペラー9の吸入口8の間に設けられる外気導入ダクト3
(3A,3B)と、前記内気循環用インペラー25の下
流側近傍に設けられた内気吹出口21及び内気排出口2
2との間に設けられる内気排出ダクト20(20A,2
0B)とを有する。
【0025】前記空調ダクト2は、前記外気導入用イン
ペラー9及び内気循環用インペラー25の下流側に、集
塵又は脱臭器27と、冷却手段としてのエバポレータ2
8と、加熱手段としてのヒータコア29とを有する。前
記エバポレータ28は、少なくとも電磁クラッチ37に
よって制御されるコンプレッサ34、コンデンサ35及
び膨張弁36と共に冷凍サイクルを構成し、通過する空
気を冷却する。前記ヒータコア29は、通常エンジン冷
却水を熱源とするもので、図示しないウォータバルブに
よって水量が調整されることで加熱量が調整されるもの
である。さらに、前記空調ダクト2の最下流には、デフ
ロスタ(DEF)吹出口30、ベント(VENT)吹出
口31、フット(FOOT)吹出口32が開口し、モー
ドドア33A,33B,33Cによって適宜開閉される
ものである。また、前記空調ダクト2には、前記内気循
環用インペラー25の吸入口26が開口するものであ
る。
ペラー9及び内気循環用インペラー25の下流側に、集
塵又は脱臭器27と、冷却手段としてのエバポレータ2
8と、加熱手段としてのヒータコア29とを有する。前
記エバポレータ28は、少なくとも電磁クラッチ37に
よって制御されるコンプレッサ34、コンデンサ35及
び膨張弁36と共に冷凍サイクルを構成し、通過する空
気を冷却する。前記ヒータコア29は、通常エンジン冷
却水を熱源とするもので、図示しないウォータバルブに
よって水量が調整されることで加熱量が調整されるもの
である。さらに、前記空調ダクト2の最下流には、デフ
ロスタ(DEF)吹出口30、ベント(VENT)吹出
口31、フット(FOOT)吹出口32が開口し、モー
ドドア33A,33B,33Cによって適宜開閉される
ものである。また、前記空調ダクト2には、前記内気循
環用インペラー25の吸入口26が開口するものであ
る。
【0026】前記外気導入ダクト3及び前記内気排出ダ
クト20には、それぞれのダクト3,20が並んで貫通
する除湿ロータ6が設けられる。この除湿ロータ6は、
通過する空気とそれ自体の湿度交換をするためのもの
で、その回転素子を構成する物質の湿度が通過する空気
の湿度よりも低い場合には、通過する空気から水分を奪
い、反対に通過する空気の湿度より高い場合には、通過
する空気に水分を付加するものである。尚、前記除湿ロ
ータ6の外気導入ダクト3上流側であって外気導入口4
の近傍には導入外気加熱用ヒータ5が設けられ、前記除
湿ロータ6の内気排出ダクト20上流側には、排出内気
加熱用ヒータ23が設けられる。
クト20には、それぞれのダクト3,20が並んで貫通
する除湿ロータ6が設けられる。この除湿ロータ6は、
通過する空気とそれ自体の湿度交換をするためのもの
で、その回転素子を構成する物質の湿度が通過する空気
の湿度よりも低い場合には、通過する空気から水分を奪
い、反対に通過する空気の湿度より高い場合には、通過
する空気に水分を付加するものである。尚、前記除湿ロ
ータ6の外気導入ダクト3上流側であって外気導入口4
の近傍には導入外気加熱用ヒータ5が設けられ、前記除
湿ロータ6の内気排出ダクト20上流側には、排出内気
加熱用ヒータ23が設けられる。
【0027】また、前記外気導入ダクト3と前記内気排
出ダクト20とは、顕熱交換器7で交差するように配さ
れ、ここで外気導入ダクト3を通過する導入外気と前記
内気排出ダクト20を通過する排出内気との間の熱交換
が行われる。この顕熱交換器7を通過する導入外気は、
前記顕熱交換器7の外気の上流側に配された第1のドア
11によって通過する量が調整され、前記顕熱交換器7
を通過する排出内気は、前記顕熱交換器7の排出内気の
下流側に配された第2のドア24によって通過する量が
調整される。
出ダクト20とは、顕熱交換器7で交差するように配さ
れ、ここで外気導入ダクト3を通過する導入外気と前記
内気排出ダクト20を通過する排出内気との間の熱交換
が行われる。この顕熱交換器7を通過する導入外気は、
前記顕熱交換器7の外気の上流側に配された第1のドア
11によって通過する量が調整され、前記顕熱交換器7
を通過する排出内気は、前記顕熱交換器7の排出内気の
下流側に配された第2のドア24によって通過する量が
調整される。
【0028】前記顕熱交換器7は、例えば、図8に示す
もので、両側に配されたエンドプレート7A,7B間に
コルゲートフィン7C,7Dを平プレート7Eを介して
流通方向が垂直となるように交互に配して構成されるも
のである。
もので、両側に配されたエンドプレート7A,7B間に
コルゲートフィン7C,7Dを平プレート7Eを介して
流通方向が垂直となるように交互に配して構成されるも
のである。
【0029】さらに、前記外気導入ダクト3において、
前記顕熱交換器7と前記吸入口8の間の部分3Bには、
内外気ドア13によって開閉される第2の内気導入口1
2が開口するものである。
前記顕熱交換器7と前記吸入口8の間の部分3Bには、
内外気ドア13によって開閉される第2の内気導入口1
2が開口するものである。
【0030】以上の構成の車両用空調装置1において、
モータ10の稼動によって外気導入用インペラー9と内
気循環用インペラー25が回転し、第1の内気導入口2
6から内気循環用インペラー25によって吸引された内
気は、集塵又は脱臭器27を通過して濾過され、エバポ
レータ28及びヒータコア29によって温調されて所定
の吹出口30,31,32から車室内の吹出す。
モータ10の稼動によって外気導入用インペラー9と内
気循環用インペラー25が回転し、第1の内気導入口2
6から内気循環用インペラー25によって吸引された内
気は、集塵又は脱臭器27を通過して濾過され、エバポ
レータ28及びヒータコア29によって温調されて所定
の吹出口30,31,32から車室内の吹出す。
【0031】また前記内気循環用インペラー25の回転
によって吸引され空調ダクト2の下流側に送出された内
気の一部は、前記第2のドア24の開度(θ2)によっ
て制限される量が、内気吹出口21から内気排出ダクト
20の上流側部分20Aに流入して顕熱交換器7を通過
し、導入外気と熱交換した後、除湿ロータ6にて導入外
気と湿度交換し、内気排出口22から排出される。
によって吸引され空調ダクト2の下流側に送出された内
気の一部は、前記第2のドア24の開度(θ2)によっ
て制限される量が、内気吹出口21から内気排出ダクト
20の上流側部分20Aに流入して顕熱交換器7を通過
し、導入外気と熱交換した後、除湿ロータ6にて導入外
気と湿度交換し、内気排出口22から排出される。
【0032】さらに、外気導入用インペラー9の稼動に
よって外気導入口4から吸引された導入外気は、第1の
ドア11の開度(θ1)によって制限される量が、除湿
ロータ6にて排出内気と湿度交換し、そして顕熱交換器
7にて排出内気と熱交換して空調ダクト2内に送出され
るようになっているものである。
よって外気導入口4から吸引された導入外気は、第1の
ドア11の開度(θ1)によって制限される量が、除湿
ロータ6にて排出内気と湿度交換し、そして顕熱交換器
7にて排出内気と熱交換して空調ダクト2内に送出され
るようになっているものである。
【0033】そして、導入外気は、前記内気循環用イン
ペラー25によって吸引された内気と同様に、集塵又は
脱臭器27を通過して濾過され、エバポレータ28及び
ヒータコア29によって温調されて所定の吹出口30,
31,32から車室内の吹出す。
ペラー25によって吸引された内気と同様に、集塵又は
脱臭器27を通過して濾過され、エバポレータ28及び
ヒータコア29によって温調されて所定の吹出口30,
31,32から車室内の吹出す。
【0034】以上の車両用空調装置1を制御するため
に、コントロールユニット51が設けられる。このコン
トロールユニット51は、少なくとも図示しない中央演
算処理装置(CPU)、読出専用メモリ(ROM),ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)、及び入出力ポート
(I/O)等からなる公知のもので、車室内の湿度を検
出する湿度センサ45、車室内温度を検出する温度セン
サ46、外気温度を検出する温度センサ47、外気の汚
染を検出する汚染検出センサ48、さらに、第1のドア
11を駆動するアクチュエータ40から発せられる第1
の開度信号、第2のドア24を駆動するアクチュエータ
41から発せられる第2の開度信号、前記外気導入用イ
ンペラー9及び内気循環用インペラー25を駆動するモ
ータ10から発せられる回転信号等の入力信号がマルチ
プレクサ(MPX)49及びA/D変換器50を介して
入力され、さらに操作パネル52によって設定された設
定信号等が入力され、所定のプログラムで制御信号に変
換された後、前記導入外気加熱用ヒータ5を制御するヒ
ータ制御ユニット38、前記排出内気加熱用ヒータ23
を制御するヒータ制御ユニット39、前記第1のドア1
1を駆動するアクチュエータ40、前記第2のドア24
を駆動するアクチュエータ41、前記モードドア33
A,33B,33Cを駆動するアクチュエータ42、前
記内外気ドア13を駆動するアクチュエータ43、及び
前記除湿ロータ6を回動させる回動装置44に出力され
るものである。
に、コントロールユニット51が設けられる。このコン
トロールユニット51は、少なくとも図示しない中央演
算処理装置(CPU)、読出専用メモリ(ROM),ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)、及び入出力ポート
(I/O)等からなる公知のもので、車室内の湿度を検
出する湿度センサ45、車室内温度を検出する温度セン
サ46、外気温度を検出する温度センサ47、外気の汚
染を検出する汚染検出センサ48、さらに、第1のドア
11を駆動するアクチュエータ40から発せられる第1
の開度信号、第2のドア24を駆動するアクチュエータ
41から発せられる第2の開度信号、前記外気導入用イ
ンペラー9及び内気循環用インペラー25を駆動するモ
ータ10から発せられる回転信号等の入力信号がマルチ
プレクサ(MPX)49及びA/D変換器50を介して
入力され、さらに操作パネル52によって設定された設
定信号等が入力され、所定のプログラムで制御信号に変
換された後、前記導入外気加熱用ヒータ5を制御するヒ
ータ制御ユニット38、前記排出内気加熱用ヒータ23
を制御するヒータ制御ユニット39、前記第1のドア1
1を駆動するアクチュエータ40、前記第2のドア24
を駆動するアクチュエータ41、前記モードドア33
A,33B,33Cを駆動するアクチュエータ42、前
記内外気ドア13を駆動するアクチュエータ43、及び
前記除湿ロータ6を回動させる回動装置44に出力され
るものである。
【0035】上記コントロールユニット51で実行され
る空調制御の一部を示すフローチャート図を図9及び図
10で示す。
る空調制御の一部を示すフローチャート図を図9及び図
10で示す。
【0036】図9で示すフローチャートは、前記導入外
気加熱用ヒータ(ヒータ)5及び前記排出内気加熱用
ヒータ(ヒータ)23の制御を示したものである。ス
テップ200から開始されるヒータ制御は、ステップ2
10において車室内湿度検出センサ45によって検出さ
れた湿度Hinc が所定の値γ1よりも小さいか否かが判
定される。この判定において、車室内湿度Hinc がγ1
よりも小さいと判定された場合、車室内の乾燥を抑制す
る必要があることから、ステップ210に進んで導入外
気加熱用ヒータ5を稼動、ステップ220に進んで排出
内気加熱用ヒータ23を停止し、ステップ330から他
の制御ルーチンへ移行するものである。
気加熱用ヒータ(ヒータ)5及び前記排出内気加熱用
ヒータ(ヒータ)23の制御を示したものである。ス
テップ200から開始されるヒータ制御は、ステップ2
10において車室内湿度検出センサ45によって検出さ
れた湿度Hinc が所定の値γ1よりも小さいか否かが判
定される。この判定において、車室内湿度Hinc がγ1
よりも小さいと判定された場合、車室内の乾燥を抑制す
る必要があることから、ステップ210に進んで導入外
気加熱用ヒータ5を稼動、ステップ220に進んで排出
内気加熱用ヒータ23を停止し、ステップ330から他
の制御ルーチンへ移行するものである。
【0037】これによって、外気導入口4から導入され
た導入外気FO1は加熱されて相対湿度が下がるので、
除湿ロータ6によって排出内気FI4の水分が導入外気
FO1に付加される。さらに、加湿された導入外気F0
2は、顕熱交換器7にて排出内気と熱交換して温度が下
がるので相対湿度が上昇し、この導入外気F03が車室
内の吹出されることで、車室内湿度の低下を抑制するこ
とができるものである。
た導入外気FO1は加熱されて相対湿度が下がるので、
除湿ロータ6によって排出内気FI4の水分が導入外気
FO1に付加される。さらに、加湿された導入外気F0
2は、顕熱交換器7にて排出内気と熱交換して温度が下
がるので相対湿度が上昇し、この導入外気F03が車室
内の吹出されることで、車室内湿度の低下を抑制するこ
とができるものである。
【0038】また、前記ステップ210の判定におい
て、車室内湿度Hinc が所定値γ1以上であることが判
定された場合、ステップ230に進んで、車室内湿度H
inc が所定値γ2より大きいか否かの判定が行われる。
このステップ230の判定において、車室内湿度Hinc
が所定値γ2(γ2>γ1)以下である場合、車室内湿
度Hinc が所定範囲内にあるといえるので、ステップ2
40に進んで導入外気加熱用ヒータ5を停止し、ステッ
プ250に進んで排出内気加熱用ヒータ23を停止する
ようにするものである。
て、車室内湿度Hinc が所定値γ1以上であることが判
定された場合、ステップ230に進んで、車室内湿度H
inc が所定値γ2より大きいか否かの判定が行われる。
このステップ230の判定において、車室内湿度Hinc
が所定値γ2(γ2>γ1)以下である場合、車室内湿
度Hinc が所定範囲内にあるといえるので、ステップ2
40に進んで導入外気加熱用ヒータ5を停止し、ステッ
プ250に進んで排出内気加熱用ヒータ23を停止する
ようにするものである。
【0039】前記ステップ230の判定において、車室
内湿度Hinc が所定値γ2より大きい場合には、ステッ
プ260に進んで温度センサ46によって検出された車
室内温度Tinc が操作パネル52によって設定された設
定温度Tset 以下であるか否かの判定を行う。このステ
ップ260の判定において、車室内温度Tinc が設定温
度Tset よりも高い場合(N)には、ステップ270に
進んでコンプレッサ(COMP) 34を稼動させ、車室内温
度Tinc が設定温度Tset よりも低い場合(Y)には、
ステップ280に進んでコンプレッサ(COMP) 34を停
止させる。そして、ステップ290で導入外気加熱用ヒ
ータ5を停止させ、ステップ300にて排出内気加熱用
ヒータ23を稼動させ、ステップ330から他の制御に
移行するものである。
内湿度Hinc が所定値γ2より大きい場合には、ステッ
プ260に進んで温度センサ46によって検出された車
室内温度Tinc が操作パネル52によって設定された設
定温度Tset 以下であるか否かの判定を行う。このステ
ップ260の判定において、車室内温度Tinc が設定温
度Tset よりも高い場合(N)には、ステップ270に
進んでコンプレッサ(COMP) 34を稼動させ、車室内温
度Tinc が設定温度Tset よりも低い場合(Y)には、
ステップ280に進んでコンプレッサ(COMP) 34を停
止させる。そして、ステップ290で導入外気加熱用ヒ
ータ5を停止させ、ステップ300にて排出内気加熱用
ヒータ23を稼動させ、ステップ330から他の制御に
移行するものである。
【0040】これによって、車室内湿度Hinc が高い場
合であって車室内温度Tinc が設定温度Tset よりも高
い場合には、吹出空気の冷却及び除湿が必要であること
から、コンプレッサ34を稼動させてエバポレータ28
による冷却によって吹出空気の冷却(除湿を含む)を行
うと共に、導入外気の除湿を行うものである。
合であって車室内温度Tinc が設定温度Tset よりも高
い場合には、吹出空気の冷却及び除湿が必要であること
から、コンプレッサ34を稼動させてエバポレータ28
による冷却によって吹出空気の冷却(除湿を含む)を行
うと共に、導入外気の除湿を行うものである。
【0041】具体的には、内気循環用インペラー25に
よって吸引された内気FI1の一部FI3は、顕熱交換
器7にて導入外気と熱交換して温度が上昇して相対湿度
が下がって排出内気FI4となり、さらに内気加熱用ヒ
ータ23によって加熱されるので相対湿度が下がり、除
湿ロータ6から水分を奪って乾燥させる。これによって
乾燥した除湿ロータ6は、導入外気FO1から水分を吸
収して除湿し、除湿された導入外気FO2を得る。そし
て、この導入外気FO2は前記顕熱交換器7にて排出内
気と熱交換して冷却され、その後再度エバポレータ28
にて冷却除湿され、車室内に吹出すので、車室内の湿度
を低下させることができる。
よって吸引された内気FI1の一部FI3は、顕熱交換
器7にて導入外気と熱交換して温度が上昇して相対湿度
が下がって排出内気FI4となり、さらに内気加熱用ヒ
ータ23によって加熱されるので相対湿度が下がり、除
湿ロータ6から水分を奪って乾燥させる。これによって
乾燥した除湿ロータ6は、導入外気FO1から水分を吸
収して除湿し、除湿された導入外気FO2を得る。そし
て、この導入外気FO2は前記顕熱交換器7にて排出内
気と熱交換して冷却され、その後再度エバポレータ28
にて冷却除湿され、車室内に吹出すので、車室内の湿度
を低下させることができる。
【0042】また、車室内湿度Hinc が高い場合であっ
て車室内温度Tinc が設定温度Tset よりも低い場合に
は、除湿のみが必要であることから、コンプレッサ34
を停止させてエバポレータ28による吹出空気の温度低
下を抑制する。
て車室内温度Tinc が設定温度Tset よりも低い場合に
は、除湿のみが必要であることから、コンプレッサ34
を停止させてエバポレータ28による吹出空気の温度低
下を抑制する。
【0043】具体的には、内気循環用インペラー25に
よって吸引された内気FI1の一部FI3は、顕熱交換
器7による熱交換によって外気温度を熱交換して温度が
下げられるが内気加熱用ヒータ23によって加熱される
ので相対湿度が下がり、除湿ロータ6から水分を奪って
乾燥させる。これによって乾燥した除湿ロータ6は、導
入外気FO1から水分を吸収して除湿し、除湿された導
入外気FO2を得る。そして、この導入外気FO2は前
記顕熱交換器7にて排出内気と熱交換して加熱されるの
で相対湿度が低下し、そのまま車室内に吹出されるの
で、車室内の湿度を低下させることができる。
よって吸引された内気FI1の一部FI3は、顕熱交換
器7による熱交換によって外気温度を熱交換して温度が
下げられるが内気加熱用ヒータ23によって加熱される
ので相対湿度が下がり、除湿ロータ6から水分を奪って
乾燥させる。これによって乾燥した除湿ロータ6は、導
入外気FO1から水分を吸収して除湿し、除湿された導
入外気FO2を得る。そして、この導入外気FO2は前
記顕熱交換器7にて排出内気と熱交換して加熱されるの
で相対湿度が低下し、そのまま車室内に吹出されるの
で、車室内の湿度を低下させることができる。
【0044】図10は、第1及び第2のドア11,24
の制御に関するフローチャート図である。ステップ40
0から開始されるドア制御は、ステップ410におい
て、フルクール(急速冷房)/フルホット(急速暖房)
であるか否か(FC/FH?)が判定され、フルクール
モード/フルホットである場合には、ステップ420に
進んで、内外気ドア13が開かれ、ステップ430に進
んで第1のドア11が閉じられ、ステップ440に進ん
で第2のドア24が閉じられ、ステップ510から他の
制御に移行する。
の制御に関するフローチャート図である。ステップ40
0から開始されるドア制御は、ステップ410におい
て、フルクール(急速冷房)/フルホット(急速暖房)
であるか否か(FC/FH?)が判定され、フルクール
モード/フルホットである場合には、ステップ420に
進んで、内外気ドア13が開かれ、ステップ430に進
んで第1のドア11が閉じられ、ステップ440に進ん
で第2のドア24が閉じられ、ステップ510から他の
制御に移行する。
【0045】これによって、車両用空調装置1は、図1
1で示すように、外気導入ダクト3の上流側部分3A
は、第1のドア11によって顕熱交換器7との間が遮断
され、さらに内外気ドア13によって前記顕熱交換器7
と外気導入ダクト3の下流側部分3Bとの間が遮断さ
れ、図11には図示されないが、第2のドアによって顕
熱交換器7と前記内気排出ダクト20の下流側が遮断さ
れるので、外気導入及び内気排出を完全に停止すること
ができると共に、外気導入用インペラー9の吸入口8と
第2の内気導入口12とを直接連通させることができる
ので、フルクール/フルホット制御を実行することがで
きるものである。
1で示すように、外気導入ダクト3の上流側部分3A
は、第1のドア11によって顕熱交換器7との間が遮断
され、さらに内外気ドア13によって前記顕熱交換器7
と外気導入ダクト3の下流側部分3Bとの間が遮断さ
れ、図11には図示されないが、第2のドアによって顕
熱交換器7と前記内気排出ダクト20の下流側が遮断さ
れるので、外気導入及び内気排出を完全に停止すること
ができると共に、外気導入用インペラー9の吸入口8と
第2の内気導入口12とを直接連通させることができる
ので、フルクール/フルホット制御を実行することがで
きるものである。
【0046】また、前記ステップ410の判定でフルク
ール/フルホットでない場合には、ステップ450に進
んで、内外気ドア13が閉じられ、ステップ460に進
んで、汚染濃度Drが所定値λより小さいと判定された
場合、ステップ470に進んでモータ10の回転速度F
に所定の定数αを乗じることによって第1のドア11の
ドア開度θ1を演算し、さらにステップ480に進ん
で、モータ10の回転速度Fに所定の定数βを乗じるこ
とによって第2のドア24のドア開度θ2を演算するも
のである。尚、定数α及びβは、モータの回転速度Fに
対して外気導入量及び排出内気量が等しくなるように設
定された演算定数である。
ール/フルホットでない場合には、ステップ450に進
んで、内外気ドア13が閉じられ、ステップ460に進
んで、汚染濃度Drが所定値λより小さいと判定された
場合、ステップ470に進んでモータ10の回転速度F
に所定の定数αを乗じることによって第1のドア11の
ドア開度θ1を演算し、さらにステップ480に進ん
で、モータ10の回転速度Fに所定の定数βを乗じるこ
とによって第2のドア24のドア開度θ2を演算するも
のである。尚、定数α及びβは、モータの回転速度Fに
対して外気導入量及び排出内気量が等しくなるように設
定された演算定数である。
【0047】これによって、車両用空調装置1は図12
に示す状態となり、モータ10の回転数に対するそれぞ
れのダクトの風量は、図13に示すものとなる。図13
のグラフにおいて、FTはモータ10の回転数に対する
外気導入用インペラー9及び内気循環用インペラー25
の総風量であり、外気導入量FEDは外気導入用インペ
ラー9の回転に伴って実質的にはFED’のように風量
が増大するものであるが、送風量が所定の値(例えば、
50m3 /h)以上となった場合には、第1のドア11
の開度θ1を調整することによって外気導入量を所定の
値に維持するようにするものである。
に示す状態となり、モータ10の回転数に対するそれぞ
れのダクトの風量は、図13に示すものとなる。図13
のグラフにおいて、FTはモータ10の回転数に対する
外気導入用インペラー9及び内気循環用インペラー25
の総風量であり、外気導入量FEDは外気導入用インペ
ラー9の回転に伴って実質的にはFED’のように風量
が増大するものであるが、送風量が所定の値(例えば、
50m3 /h)以上となった場合には、第1のドア11
の開度θ1を調整することによって外気導入量を所定の
値に維持するようにするものである。
【0048】この外気導入量との熱交換率を一定にする
ために、排出内気量も第2のドア24の開度θ2によっ
て調整される。この場合、内気循環用インペラー25に
よって空調ダクト内2Aを通過する内気量FAD’は、
内気循環用インペラー25の回転に伴って増加する排出
内気量が第2のドア24によって制限されることから、
前記外気導入量に対応して排出される排出内気量を除い
た余剰分が前記内気量FAD’に付加されることから実
質的内気量はFADで示すものとなり、この実質的内気
量FADと外気導入量FEDの和は、総風量FTと等し
くなる。
ために、排出内気量も第2のドア24の開度θ2によっ
て調整される。この場合、内気循環用インペラー25に
よって空調ダクト内2Aを通過する内気量FAD’は、
内気循環用インペラー25の回転に伴って増加する排出
内気量が第2のドア24によって制限されることから、
前記外気導入量に対応して排出される排出内気量を除い
た余剰分が前記内気量FAD’に付加されることから実
質的内気量はFADで示すものとなり、この実質的内気
量FADと外気導入量FEDの和は、総風量FTと等し
くなる。
【0049】以上のことから、外気導入量と排出内気量
とは、モータ10の回転の変動にかかわらず第1及び第
2のドア11,24によって一定量に調整されるので、
吸入外気と排出内気の熱交換率を一定にすることがで
き、排出内気の増大による損失を防止することができ
る。
とは、モータ10の回転の変動にかかわらず第1及び第
2のドア11,24によって一定量に調整されるので、
吸入外気と排出内気の熱交換率を一定にすることがで
き、排出内気の増大による損失を防止することができ
る。
【0050】また、前記ステップ460の判定におい
て、汚染濃度Drが所定値λより大きいと判定された場
合、ステップ490に進んでモータ10の回転速度Fに
所定の定数α’を乗じることによって第1のドア11の
ドア開度θ1を演算し、さらにステップ500に進ん
で、モータ10の回転速度Fに所定の定数β’を乗じる
ことによって第2のドア24のドア開度θ2を演算する
ものである。尚、定数α’及びβ’は、モータの回転速
度Fに対して外気導入量が排出内気量よりも所定の値大
きくなるように設定された演算定数である。
て、汚染濃度Drが所定値λより大きいと判定された場
合、ステップ490に進んでモータ10の回転速度Fに
所定の定数α’を乗じることによって第1のドア11の
ドア開度θ1を演算し、さらにステップ500に進ん
で、モータ10の回転速度Fに所定の定数β’を乗じる
ことによって第2のドア24のドア開度θ2を演算する
ものである。尚、定数α’及びβ’は、モータの回転速
度Fに対して外気導入量が排出内気量よりも所定の値大
きくなるように設定された演算定数である。
【0051】このため、汚染濃度Drが所定値λより大
きい場合には、前述した外気導入量及び内気導入量を等
しくする場合に比べて、第1のドア11の開度θ1を大
きく開くように設定されることから、外気導入量を内気
導入量よりも大きくすることができるので、車室内の圧
力が車外の圧力に対して正圧となり、汚染外気が車室内
に侵入することを防止できるものである。
きい場合には、前述した外気導入量及び内気導入量を等
しくする場合に比べて、第1のドア11の開度θ1を大
きく開くように設定されることから、外気導入量を内気
導入量よりも大きくすることができるので、車室内の圧
力が車外の圧力に対して正圧となり、汚染外気が車室内
に侵入することを防止できるものである。
【0052】図14で示す車両用空調装置1は、前記外
気導入ダクト3及び前記空調ダクト2に沿って形成さ
れ、前記除湿ロータ6を迂回すると共に前記顕熱交換器
7及び前記外気導入用インペラー9を介してデフロスタ
ー吹出口30’まで延出するバイパス通路60と、この
バイパス通路60を開閉するバイパスドア61とをさら
に具備したものである。この車両用空調装置1におい
て、外気導入ダクト3は、周囲のバイパス通路の第1の
部分60Aが形成された上流側部分3A’と、周囲にバ
イパス通路の第2の部分60Bが形成された下流側部分
3B’とによって構成され、該下流側部分3B’の下流
側は、バイパス通路60を通過する外気が、空調ダクト
2内に形成された第3の部分60Cにスムースに排出さ
れるように、ラッパ形状に拡径されたラッパ部81を有
する。尚、この実施の形態において、前述の実施の形態
と同一の個所及び同様の効果を奏する個所には同一の符
号を付してその説明を省略する。
気導入ダクト3及び前記空調ダクト2に沿って形成さ
れ、前記除湿ロータ6を迂回すると共に前記顕熱交換器
7及び前記外気導入用インペラー9を介してデフロスタ
ー吹出口30’まで延出するバイパス通路60と、この
バイパス通路60を開閉するバイパスドア61とをさら
に具備したものである。この車両用空調装置1におい
て、外気導入ダクト3は、周囲のバイパス通路の第1の
部分60Aが形成された上流側部分3A’と、周囲にバ
イパス通路の第2の部分60Bが形成された下流側部分
3B’とによって構成され、該下流側部分3B’の下流
側は、バイパス通路60を通過する外気が、空調ダクト
2内に形成された第3の部分60Cにスムースに排出さ
れるように、ラッパ形状に拡径されたラッパ部81を有
する。尚、この実施の形態において、前述の実施の形態
と同一の個所及び同様の効果を奏する個所には同一の符
号を付してその説明を省略する。
【0053】以上の構成の車両用空調装置1において
は、図9で示すように、ステップ210及び220によ
って車室内の除湿低下制御が実行されている場合、ステ
ップ310にてフロントガラスの曇り防止が要求されて
いるか否かが判定され、要求された場合には、ステップ
320に進んで、バイパスドア61を開とすることでバ
イパス通路60を開通し、要求されない場合には、ステ
ップ330に至るようにするものである。この結果、こ
の場合の外気が湿度が低いことから、この湿度の低い外
気を直接フロントガラスに吹き付けることができるの
で、フロンとガラスの曇りを防止することができるもの
である。
は、図9で示すように、ステップ210及び220によ
って車室内の除湿低下制御が実行されている場合、ステ
ップ310にてフロントガラスの曇り防止が要求されて
いるか否かが判定され、要求された場合には、ステップ
320に進んで、バイパスドア61を開とすることでバ
イパス通路60を開通し、要求されない場合には、ステ
ップ330に至るようにするものである。この結果、こ
の場合の外気が湿度が低いことから、この湿度の低い外
気を直接フロントガラスに吹き付けることができるの
で、フロンとガラスの曇りを防止することができるもの
である。
【0054】図15で示す車両用空調装置は、第1のド
ア11’及び第2のドア24’を複数の幅の狭いダンパ
で構成することによって、空調ダクト2の垂直な方向の
寸法を短くしたものである。このように、第1及び第2
のドアの形状を変えることによって、外気導入ダクト3
及び内気排出ダクト20の寸法を自由に設定できるの
で、このような構成としても車両の搭載するのに問題と
ならない。
ア11’及び第2のドア24’を複数の幅の狭いダンパ
で構成することによって、空調ダクト2の垂直な方向の
寸法を短くしたものである。このように、第1及び第2
のドアの形状を変えることによって、外気導入ダクト3
及び内気排出ダクト20の寸法を自由に設定できるの
で、このような構成としても車両の搭載するのに問題と
ならない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、外気導入用インペラーの回転速度に係わらず外気導
入量を一定にできるので、二酸化炭素濃度の上昇を抑制
し良好な空気質を確保することができるものである。
ば、外気導入用インペラーの回転速度に係わらず外気導
入量を一定にできるので、二酸化炭素濃度の上昇を抑制
し良好な空気質を確保することができるものである。
【0056】また、外気導入量を内気導入量に等しい
か、それよりも大きくするようにしたことから、内気排
出に伴うエネルギーロスを抑制することができると同時
に、車室内を正圧にすることができるので、汚れた外気
の車室内への侵入を防止することができるものである。
か、それよりも大きくするようにしたことから、内気排
出に伴うエネルギーロスを抑制することができると同時
に、車室内を正圧にすることができるので、汚れた外気
の車室内への侵入を防止することができるものである。
【0057】さらに、車室内の湿度によって、導入外気
の除加湿が可能となることから、除湿によるエネルギー
増加を抑制しつつ、快適な車室内環境を実現することが
できるものである。
の除加湿が可能となることから、除湿によるエネルギー
増加を抑制しつつ、快適な車室内環境を実現することが
できるものである。
【図1】本発明に係る車両用空調装置の第1のブロック
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明に係る車両用空調装置の第2のブロック
構成図である。
構成図である。
【図3】本発明の係る車両空調装置の第3のブロック構
成図である。
成図である。
【図4】車両用空調装置のフルクール/フルホット時の
構成を示したブロック構成図である。
構成を示したブロック構成図である。
【図5】本発明に係る車両用空調装置の構成を示した概
略構成図である。
略構成図である。
【図6】車両用空調装置の一例を示した正面断面図であ
る。
る。
【図7】(a)は車両用空調装置の一例を示した側面断
面図であり、(b)は平面図である。
面図であり、(b)は平面図である。
【図8】顕熱交換器の一例を示した斜視図である。
【図9】ヒータ制御を示したフローチャート図である。
【図10】ドア制御を示したフローチャート図である。
【図11】フルクール/フルホット時の車両用空調装置
を示した側面断面図である。
を示した側面断面図である。
【図12】(a)は通常制御時の車両用空調装置を示し
た正面断面図であり、(b)はその側面断面図である。
た正面断面図であり、(b)はその側面断面図である。
【図13】モータ回転速度と各ダクトの風量との関係を
示したグラフである。
示したグラフである。
【図14】(a)はバイパス通路を有する車両用空調装
置を示した正面断面図であり、(b)はその側面断面図
である。
置を示した正面断面図であり、(b)はその側面断面図
である。
【図15】第1及び第2のドアの形状が異なる車両用空
調装置を示した正面断面図であり、(b)はその側面断
面図である。
調装置を示した正面断面図であり、(b)はその側面断
面図である。
1 車両用空調装置 2 空調ダクト 3 外気導入ダクト 5 導入外気加熱用ヒータ 6 除湿ロータ 7 顕熱交換器 9 外気導入用インペラー 10 モータ 11 第1のドア 13 内外気ドア 23 排出内気加熱用ヒータ 24 第2のドア 25 内気循環用インペラー 27 集塵又は脱臭器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永山 啓樹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社中央研究所内 (72)発明者 原田 宏昭 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社中央研究所内 (72)発明者 原 慎一 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル江南工場内 (72)発明者 林 直人 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル江南工場内 Fターム(参考) 3L011 AF02 AP02 BE01 CH03
Claims (11)
- 【請求項1】 空調ダクト内に配された冷却手段及び加
熱手段からなる温調手段と、前記空調ダクトに連結され
る外気導入ダクトと、該外気導入ダクトを通過する空気
を吸引し前記空調ダクト内に送風する外気導入用インペ
ラーと、車室内空気を吸引し前記空調ダクト内に送風す
る内気循環用インペラーと、前記外気導入用インペラー
及び前記内気循環用インペラーを駆動するモータと、前
記内気循環用インペラーの下流側から分岐し内気の一部
を排出する内気排出ダクトと、前記外気導入ダクトを通
過する外気と前記内気排出ダクトを通過する内気の間の
熱交換を行う顕熱交換器と、前記外気導入ダクトを通過
する外気と前記内気排出ダクトを通過する内気の間の湿
度交換を行う除湿ロータと、前記外気導入ダクトの前記
除湿ロータの上流側に配される導入外気加熱ヒータと、
前記内気排出ダクトの前記除湿ロータの上流側に配され
る排出内気加熱ヒータとを少なくとも具備し、前記外気
導入ダクトを通過する外気は、前記除湿ロータを通過し
た後前記顕熱交換器を通過して外気導入用インペラーに
至り、前記内気排出ダクト内を通過する内気の一部は、
内気循環用インペラーの下流側から前記顕熱交換器を通
過した後除湿ロータを通過して車室外に排出される車両
用空調装置において、 前記外気導入ダクトに設けられ、前記顕熱交換器を通過
する外気量を調節する第1のドアと、 前記内気排出ダクトに設けられ、前記顕熱交換器を通過
する内気量を調節する第2のドアと、 前記外気導入用インペラーと前記内気循環用インペラー
を駆動するモータの送風量を検出する送風量検出手段
と、 外気導入量及び内気排出量を所定の値に維持するよう
に、前記送風量検出手段の検出結果に従って、前記第1
のドアと前記第2のドアの開度を協働させながら調整す
る空気交換量調整手段を具備することを特徴とする車両
用空調装置。 - 【請求項2】 前記車両用空調装置は、さらに、 車室内湿度を検出する湿度検出手段と、 所定の車室内湿度を維持するように、前記湿度検出手段
の検出結果に従って、前記導入外気加熱ヒータと前記排
出内気加熱ヒータを選択的に稼動させ、前記除湿ロータ
の除加湿量を調整する除湿量調整手段とを具備すること
を特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。 - 【請求項3】 前記除湿量調整手段は、前記湿度検出手
段によって検出された車室内湿度が所定値を下回った場
合に、前記排出内気加熱ヒータを停止させ且つ前記導入
外気加熱ヒータを稼動させて導入外気を加熱し、前記除
湿ロータを介して排出内気に含有される水分を導入外気
に付加する湿度低下防止制御を行うことを特徴とする請
求項2に記載の車両用空調装置。 - 【請求項4】 前記除湿量調整手段は、前記湿度検出手
段によって検出された車室内湿度が所定値を越えた場合
に、前記導入外気加熱ヒータを停止させ且つ前記排出内
気加熱ヒータを稼動させて排出内気を加熱し、前記除湿
ロータを介して導入外気に含有される水分を導入外気か
ら除去する除湿制御を行うことを特徴とする請求項2又
は3に記載の車両用空調装置。 - 【請求項5】 前記車両用空調装置は、さらに、車室内
温度を検出する温度検出手段を有し、前記除湿量調整手
段は、前記湿度検出手段によって検出された車室内湿度
が所定値を越え且つ該温度検出手段によって検出された
車室内温度が乗員による設定値以下であると判定された
場合に、前記空調ダクト内に配された前記冷却手段を停
止し且つ前記導入外気加熱ヒータを停止させると共に前
記排出内気過熱ヒータを稼動させて排出内気を加熱し、
前記除湿ロータによって導入外気に含有される水分を排
出内気に付加して除湿する除湿制御を行うことを特徴と
する請求項2から4のいずれか1つに記載の車両用空調
装置。 - 【請求項6】 前記空気交換量調整手段は、前記外気導
入量と前記内気排出量とを等しくすることを特徴とする
請求項1から5のいずれか1つに記載の車両用空調装
置。 - 【請求項7】 前記空気交換量調整手段は、前記外気導
入量を、前記内気排出量よりも大きくすることを特徴と
する請求項1から5のいずれか1つに記載の車両用空調
装置。 - 【請求項8】 前記車両用空調装置は、さらに、車外の
空気条件を検出する空気条件検出手段を有し、 前記空気交換量調整手段は、前記空気条件検出手段によ
って検出された車外の空気条件が悪い場合に、前記外気
導入量を前記内気排出量よりも大きくすることを特徴と
する請求項7記載の車両用空調装置。 - 【請求項9】前記車両用空調装置は、さらに、 前記外気導入ダクト及び前記空調ダクトに沿って形成さ
れ、前記除湿ロータを迂回すると共に前記顕熱交換器及
び前記外気導入用インペラーを介してデフロスター吹出
口まで延出するバイパス通路と、 該バイパス通路を開閉するバイパスドアとを有し、 前記湿度低下防止制御中にフロントガラスの曇り防止が
要求された場合、前記バイパスドアを開いてバイパス通
路を開放し、外気を直接デフロスター吹出口から吹出さ
せる外気バイパス手段を設けたことを特徴とする請求項
3から8のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 【請求項10】 前記車両用空調装置は、さらに、 前記外気導入ダクトに形成され、前記顕熱交換器の下流
側と車室内とを連通する内気導入口と、 該内気導入口を開閉する内外気ドアとを有し、 フルクール及びフルホット制御時には、前記第1のドア
及び第2のドアを閉として外気導入ダクト及び内気排出
ダクトを閉鎖すると共に前記内外気ドアを開として、前
記外気導入インペラー及び前記内気循環用インペラー共
に内気を空調ダクト内に送風することを特徴とする請求
項1から9のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 【請求項11】 前記空調ダクトの前記冷却手段の上流
側に集塵脱臭器を設けたことを特徴とする請求項1から
10のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9041299A JP2000280724A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9041299A JP2000280724A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000280724A true JP2000280724A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13997887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9041299A Pending JP2000280724A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000280724A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004243873A (ja) * | 2003-02-13 | 2004-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用換気及び空気調和装置 |
JP2009149288A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-07-09 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用空調装置 |
JP2010215143A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd | 建設機械の空調装置 |
WO2012132402A1 (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-04 | パナソニック株式会社 | 車載用空調装置 |
JP5191576B1 (ja) * | 2012-03-22 | 2013-05-08 | パナソニック株式会社 | 車載用空調装置 |
JP2013116714A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Panasonic Corp | 車両用空調装置 |
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JP2019051776A (ja) * | 2017-09-13 | 2019-04-04 | カルソニックカンセイ株式会社 | 車両用の空調装置 |
CN110145844A (zh) * | 2019-05-06 | 2019-08-20 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种空调组的控制方法、控制装置及电子设备 |
JP2019196031A (ja) * | 2018-05-07 | 2019-11-14 | 株式会社デンソー | 車室用空調システム |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP9041299A patent/JP2000280724A/ja active Pending
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