JP2000175973A - 寝台及びそれを備えた建物ユニット - Google Patents
寝台及びそれを備えた建物ユニットInfo
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- JP2000175973A JP2000175973A JP10357964A JP35796498A JP2000175973A JP 2000175973 A JP2000175973 A JP 2000175973A JP 10357964 A JP10357964 A JP 10357964A JP 35796498 A JP35796498 A JP 35796498A JP 2000175973 A JP2000175973 A JP 2000175973A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 臭気を消臭し、寝台の使用環境を向上し得る
ようにする。 【解決手段】 ベッド台2周囲の空気を消臭できるよう
に消臭装置6をベッド台2の下部に一体的に取付けるよ
うにしている。
ようにする。 【解決手段】 ベッド台2周囲の空気を消臭できるよう
に消臭装置6をベッド台2の下部に一体的に取付けるよ
うにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、寝台に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】ベッドなどの寝台は、一般にベッド台に
マットを載せた構造を備えている(実開昭59−106
34号参照)。このような寝台は、マットの上に毛布や
蒲団類を敷いてその中で人が寝るようになっている。そ
して、毛布や蒲団類は、時々、日に干すなどして乾燥さ
せる必要がある。
マットを載せた構造を備えている(実開昭59−106
34号参照)。このような寝台は、マットの上に毛布や
蒲団類を敷いてその中で人が寝るようになっている。そ
して、毛布や蒲団類は、時々、日に干すなどして乾燥さ
せる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、少子化などによ
る高齢化社会の到来が社会問題となっており、その対策
が急がれているが、高齢者になると、蒲団の出し入れが
大変になるため、寝台が使われる傾向がある。
る高齢化社会の到来が社会問題となっており、その対策
が急がれているが、高齢者になると、蒲団の出し入れが
大変になるため、寝台が使われる傾向がある。
【0004】ところが、高齢者などが寝台を使用する場
合、寝台に横になっている時間が長いこと、および、毛
布や蒲団類を頻繁に干すことが難しいことなどから、寝
台などに体臭などの臭気が移ってしまうという問題があ
る。
合、寝台に横になっている時間が長いこと、および、毛
布や蒲団類を頻繁に干すことが難しいことなどから、寝
台などに体臭などの臭気が移ってしまうという問題があ
る。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、臭気を消臭し、寝台の使用環境を向上すること
のできる寝台を提供することにある。
解消し、臭気を消臭し、寝台の使用環境を向上すること
のできる寝台を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、ベッド台周囲の空
気を消臭できるように消臭装置をベッド台の下部に一体
的に取付けたことを特徴としている。
に、請求項1に記載された発明では、ベッド台周囲の空
気を消臭できるように消臭装置をベッド台の下部に一体
的に取付けたことを特徴としている。
【0007】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、消臭装置を作動すると、ベッド台の下部の
空気が消臭装置で消臭されていく。
明によれば、消臭装置を作動すると、ベッド台の下部の
空気が消臭装置で消臭されていく。
【0008】このようにベッド台の下部に消臭装置を一
体的に取付けたことにより、ベッド台の周囲の空気を集
中的に吸引して消臭させることができる。また、ベッド
台の下部に消臭装置が一体的に取付けられているので、
消臭機能を随時活用することができる。
体的に取付けたことにより、ベッド台の周囲の空気を集
中的に吸引して消臭させることができる。また、ベッド
台の下部に消臭装置が一体的に取付けられているので、
消臭機能を随時活用することができる。
【0009】しかも、部屋中の空気がベッド台の下部に
廻ることとなるため、結果として、部屋全体の消臭も行
わせることができる。
廻ることとなるため、結果として、部屋全体の消臭も行
わせることができる。
【0010】請求項2に記載された発明では、通気性を
有するマットの下部にマットの下部ほぼ全面を覆う空間
と、この空間と外部とをつなぐ連通孔とを形成し、この
空間に、消臭装置を取付けたことを特徴としている。
有するマットの下部にマットの下部ほぼ全面を覆う空間
と、この空間と外部とをつなぐ連通孔とを形成し、この
空間に、消臭装置を取付けたことを特徴としている。
【0011】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、消臭装置を作動すると、マット下部の空間
の空気が消臭装置で消臭されていく。これにより、マッ
トそのものを直接消臭することができる。また、貫通孔
からも室内の空気が空間内へ導入されることとなり、よ
って室内の空気を同時に消臭させることが可能となる。
明によれば、消臭装置を作動すると、マット下部の空間
の空気が消臭装置で消臭されていく。これにより、マッ
トそのものを直接消臭することができる。また、貫通孔
からも室内の空気が空間内へ導入されることとなり、よ
って室内の空気を同時に消臭させることが可能となる。
【0012】請求項3に記載された発明では、マットの
下面全面に対し所要の間隔を置いて多数の吸引ダクトと
排気ダクトとを取付け、この吸引ダクトと排気ダクトと
の間に、温度調節機、除湿機、消臭装置のうちの少くと
も一つを接続したことを特徴としている。
下面全面に対し所要の間隔を置いて多数の吸引ダクトと
排気ダクトとを取付け、この吸引ダクトと排気ダクトと
の間に、温度調節機、除湿機、消臭装置のうちの少くと
も一つを接続したことを特徴としている。
【0013】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、マット内の空気は、吸引ダクトから吸引さ
れ、温度調節機、除湿機、消臭装置を通って、排気ダク
トからマット内へ戻される。
明によれば、マット内の空気は、吸引ダクトから吸引さ
れ、温度調節機、除湿機、消臭装置を通って、排気ダク
トからマット内へ戻される。
【0014】この際、温度調節機を用いるにより、排気
ダクトからマット内へ戻される空気の温度を調節するこ
とができる。これにより、マットや蒲団を快適な温度に
することができる。
ダクトからマット内へ戻される空気の温度を調節するこ
とができる。これにより、マットや蒲団を快適な温度に
することができる。
【0015】また、除湿機を用いることにより、排気ダ
クトからマット内へ戻される空気中の水分を除去し、マ
ットや蒲団を乾燥させることができる。これにより、マ
ットや蒲団をフカフカな状態にすることができる。
クトからマット内へ戻される空気中の水分を除去し、マ
ットや蒲団を乾燥させることができる。これにより、マ
ットや蒲団をフカフカな状態にすることができる。
【0016】更に、消臭装置を用いることにより、マッ
トそのものを直接消臭することができる。
トそのものを直接消臭することができる。
【0017】請求項4に記載された発明では、請求項1
〜3記載の寝台を居室内に固定されていることを特徴と
している。
〜3記載の寝台を居室内に固定されていることを特徴と
している。
【0018】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、請求項1〜3と同様の作用効果を得ること
ができる。
明によれば、請求項1〜3と同様の作用効果を得ること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
形態1について、図示例と共に説明する。
【0020】図1〜図4は、この発明の実施の形態1を
示すものである。
示すものである。
【0021】まず、構成を説明すると、図1に示すよう
に、ベッドなどの寝台1は、ベッド台2とマット3とを
備えている。なお、図中、符号4は枕である。
に、ベッドなどの寝台1は、ベッド台2とマット3とを
備えている。なお、図中、符号4は枕である。
【0022】そして、この実施の形態では、ベッド台2
の下部に床5から離して消臭装置6が一体的に取付けら
れている。この消臭装置6は、例えば、図2〜図4に示
すように、ケーシング7と、このケーシング7に収容さ
れた消臭機構8とを備えている。なお、上記ベッド台2
は、ユニット建物を構成する建物ユニットの居室の床5
に固定させるようにする。
の下部に床5から離して消臭装置6が一体的に取付けら
れている。この消臭装置6は、例えば、図2〜図4に示
すように、ケーシング7と、このケーシング7に収容さ
れた消臭機構8とを備えている。なお、上記ベッド台2
は、ユニット建物を構成する建物ユニットの居室の床5
に固定させるようにする。
【0023】前記ケーシング7は、一側面に吸気ファン
9を備えた吸気孔10を有し、他側面に排気孔11を有
している。
9を備えた吸気孔10を有し、他側面に排気孔11を有
している。
【0024】前記消臭機構8は、ケーシング7の両端部
にそれぞれ配置された紫外光などの触媒活性化光を発生
する一対の触媒活性化光源12と、この触媒活性化光源
12の間に配置された触媒保持部13とで構成されてい
る。
にそれぞれ配置された紫外光などの触媒活性化光を発生
する一対の触媒活性化光源12と、この触媒活性化光源
12の間に配置された触媒保持部13とで構成されてい
る。
【0025】この触媒保持部13は、例えば、上下に隔
てて配した二枚の透明なアクリル板14,15を備えて
おり、上方のアクリル板14は紫外光を効率的に反射導
光するために波板状とされている。また、上方のアクリ
ル板14の表面には酸化チタンなどの紫外光によって活
性化される消臭触媒の触媒層16が被覆形成されてい
る。また、下方のアクリル板15には、鏡面加工などに
よる反射面17が形成されている。
てて配した二枚の透明なアクリル板14,15を備えて
おり、上方のアクリル板14は紫外光を効率的に反射導
光するために波板状とされている。また、上方のアクリ
ル板14の表面には酸化チタンなどの紫外光によって活
性化される消臭触媒の触媒層16が被覆形成されてい
る。また、下方のアクリル板15には、鏡面加工などに
よる反射面17が形成されている。
【0026】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
明する。
【0027】消臭装置6を作動すると、吸気ファン9に
より、ベッド台2の下部と床5との間の空気が吸気孔1
0からケーシング7内へ導入され、この空気は、消臭機
構8によって消臭された後、排気孔11からケーシング
7の外部へ排出される。
より、ベッド台2の下部と床5との間の空気が吸気孔1
0からケーシング7内へ導入され、この空気は、消臭機
構8によって消臭された後、排気孔11からケーシング
7の外部へ排出される。
【0028】具体的には、ケーシング7の両端に配置さ
れた一対の触媒活性化光源12から紫外光などの触媒活
性化光が発生されると、この紫外光によって上方のアク
リル板14に被覆形成された酸化チタンなどの触媒層1
6が活性化され、ケーシング7内へ導入された空気がこ
の触媒層16に接触することにより、空気中に含まれる
体臭などの臭気成分が分解消臭されることとなる。
れた一対の触媒活性化光源12から紫外光などの触媒活
性化光が発生されると、この紫外光によって上方のアク
リル板14に被覆形成された酸化チタンなどの触媒層1
6が活性化され、ケーシング7内へ導入された空気がこ
の触媒層16に接触することにより、空気中に含まれる
体臭などの臭気成分が分解消臭されることとなる。
【0029】この際、上方のアクリル板14を波板状と
し、且つ、上方のアクリル板14の下方に反射面17を
有するアクリル板15を配置したので、一対の触媒活性
化光源12から発生された紫外光を効率的に上方のアク
リル板14の全面に均等に導かせることができる。これ
により、全ての触媒を活性化して、高い消臭効率を得る
ことができる。
し、且つ、上方のアクリル板14の下方に反射面17を
有するアクリル板15を配置したので、一対の触媒活性
化光源12から発生された紫外光を効率的に上方のアク
リル板14の全面に均等に導かせることができる。これ
により、全ての触媒を活性化して、高い消臭効率を得る
ことができる。
【0030】このように、この実施の形態1によれば、
ベッド台2の下部に消臭装置6を一体的に取付けたこと
により、ベッド台2の周囲の空気を集中的に吸引して消
臭させることができる。また、ベッド台2の下部に消臭
装置6が一体的に取付けられているので、消臭機能を随
時活用することができる。
ベッド台2の下部に消臭装置6を一体的に取付けたこと
により、ベッド台2の周囲の空気を集中的に吸引して消
臭させることができる。また、ベッド台2の下部に消臭
装置6が一体的に取付けられているので、消臭機能を随
時活用することができる。
【0031】しかも、消臭装置6の吸気ファン9によ
り、部屋中の空気も循環されてベッド台2の下部に廻る
こととなるため、結果として、部屋全体の消臭も行わせ
ることができる。
り、部屋中の空気も循環されてベッド台2の下部に廻る
こととなるため、結果として、部屋全体の消臭も行わせ
ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態2】図5は、この発明の実施の形態
2を示すものである。なお、前記実施の形態1と同一な
いし均等な部分については、同一の符号を付して説明す
る。
2を示すものである。なお、前記実施の形態1と同一な
いし均等な部分については、同一の符号を付して説明す
る。
【0033】まず、構成を説明すると、この実施の形態
2のものでは、通気性を有するマット3の下部に、覆い
部材22を用いて、マット3の下部全面を気密に覆う空
間21を形成し、この空間21に、消臭フィルタ23
と、空間21内の空気を外部へ排出可能な吸引ファン2
4とを備えた消臭装置25を取付けるようにしている。
2のものでは、通気性を有するマット3の下部に、覆い
部材22を用いて、マット3の下部全面を気密に覆う空
間21を形成し、この空間21に、消臭フィルタ23
と、空間21内の空気を外部へ排出可能な吸引ファン2
4とを備えた消臭装置25を取付けるようにしている。
【0034】具体的には、前記覆い部材22は、ビニル
膜などとし、このビニル膜をベッド台2のマット3を載
置するための棧26の下部に取付けるようにする。な
お、覆い部材22は、保形のためのトレー状をした保形
部材27に取付けるようにしても良い。
膜などとし、このビニル膜をベッド台2のマット3を載
置するための棧26の下部に取付けるようにする。な
お、覆い部材22は、保形のためのトレー状をした保形
部材27に取付けるようにしても良い。
【0035】また、前記消臭装置25は、ビニル膜の下
部中央に取付けるようにする。前記消臭フィルタ23と
して、活性炭フィルター23aなどを用いている。
部中央に取付けるようにする。前記消臭フィルタ23と
して、活性炭フィルター23aなどを用いている。
【0036】更に、ベッド台2、覆い部材22および保
形部材27の、例えば、頭側の位置に、前記空間21の
内部と外部とをつなく貫通孔32を形成する。
形部材27の、例えば、頭側の位置に、前記空間21の
内部と外部とをつなく貫通孔32を形成する。
【0037】なお、図中、符号28は蒲団である。
【0038】次に、この実施の形態2の作用について説
明する。
明する。
【0039】消臭装置25の吸引ファン24を駆動する
と、マット3の下部全面と覆い部材22との間の空間2
1の空気が吸引され、これによって、蒲団28やマット
3を通して部屋の中の空気が前記空間21内へ導入され
る。そして、空間21へ導入された空気は、活性炭フィ
ルター23aなどの消臭フィルタ23を通され、空気中
に含まれる体臭などの臭気が吸収除去され、空間21の
外部へ排出される。
と、マット3の下部全面と覆い部材22との間の空間2
1の空気が吸引され、これによって、蒲団28やマット
3を通して部屋の中の空気が前記空間21内へ導入され
る。そして、空間21へ導入された空気は、活性炭フィ
ルター23aなどの消臭フィルタ23を通され、空気中
に含まれる体臭などの臭気が吸収除去され、空間21の
外部へ排出される。
【0040】このように、この実施の形態によれば、通
気性を有するマット3の下部全面に対し、空間21を有
して気密状態で覆う覆い部材22を取付け、この空間2
1に消臭フィルタ23と、前記マット3を通して空気を
吸引し外部へ排出可能な吸引ファン24とを備えた消臭
装置25を取付けたことにより、蒲団28やマット3そ
のものにしみ込んだ体臭などの臭気を直接除去すること
ができる。
気性を有するマット3の下部全面に対し、空間21を有
して気密状態で覆う覆い部材22を取付け、この空間2
1に消臭フィルタ23と、前記マット3を通して空気を
吸引し外部へ排出可能な吸引ファン24とを備えた消臭
装置25を取付けたことにより、蒲団28やマット3そ
のものにしみ込んだ体臭などの臭気を直接除去すること
ができる。
【0041】更に、ベッド台2、覆い部材22および保
形部材27の、例えば、頭側の位置に、前記空間21の
内部と外部とをつなく貫通孔32を形成することによ
り、貫通孔32からも室内の空気が空間21内へ導入さ
れることとなり、よって室内の空気を同時に消臭させる
ことが可能となる。
形部材27の、例えば、頭側の位置に、前記空間21の
内部と外部とをつなく貫通孔32を形成することによ
り、貫通孔32からも室内の空気が空間21内へ導入さ
れることとなり、よって室内の空気を同時に消臭させる
ことが可能となる。
【0042】
【変形例1】図6は、この実施の形態2の変形例1であ
り、ビニル膜などの覆い部材22とトレー状の保形部材
27とを、ベッド台2の棧26の下部ではなく、マット
3の下部に直接取付けるようにしている。
り、ビニル膜などの覆い部材22とトレー状の保形部材
27とを、ベッド台2の棧26の下部ではなく、マット
3の下部に直接取付けるようにしている。
【0043】また、消臭フィルタ23としてラジウム鉱
石23bを使用している。
石23bを使用している。
【0044】このようにしても上記実施の形態2と同様
の作用効果を得ることができる。また、上記の実施の形
態2に比べて高い気密性が得られるので、少ない動力で
より高い消臭効果を得ることができる。なお、体臭など
の臭気はラジウム鉱石23bによって吸収除去されるこ
ととなる。
の作用効果を得ることができる。また、上記の実施の形
態2に比べて高い気密性が得られるので、少ない動力で
より高い消臭効果を得ることができる。なお、体臭など
の臭気はラジウム鉱石23bによって吸収除去されるこ
ととなる。
【0045】
【変形例2】図7は、この実施の形態2の変形例2であ
り、ベッド台2の棧26の下部に空間21を有して覆い
部材22としての覆い板29をほぼ気密に取付け、ベッ
ド台2の適宜位置(図では、足元側の側板となっている
がここに限ることはない)に空間21と連通する排気孔
30を形成して、この排気孔30に消臭装置25を取付
けるようにしている。
り、ベッド台2の棧26の下部に空間21を有して覆い
部材22としての覆い板29をほぼ気密に取付け、ベッ
ド台2の適宜位置(図では、足元側の側板となっている
がここに限ることはない)に空間21と連通する排気孔
30を形成して、この排気孔30に消臭装置25を取付
けるようにしている。
【0046】また、消臭フィルタ23として酸化チタン
フィルター23cを使用している。また、酸化チタンの
触媒としての機能を活性化させるため紫外光などの触媒
活性化光を発生する冷陰極管などのを触媒活性化光源3
1を設けている。
フィルター23cを使用している。また、酸化チタンの
触媒としての機能を活性化させるため紫外光などの触媒
活性化光を発生する冷陰極管などのを触媒活性化光源3
1を設けている。
【0047】この場合、触媒活性化光源31から紫外光
などの触媒活性化光が発生されると、この紫外光によっ
て酸化チタンフィルター23cの酸化チタンが活性化さ
れ、空間21内へ導入された空気がこの酸化チタンに接
触することにより、空気中に含まれる体臭などの臭気成
分が触媒作用で分解消臭されることとなる。
などの触媒活性化光が発生されると、この紫外光によっ
て酸化チタンフィルター23cの酸化チタンが活性化さ
れ、空間21内へ導入された空気がこの酸化チタンに接
触することにより、空気中に含まれる体臭などの臭気成
分が触媒作用で分解消臭されることとなる。
【0048】このようにしても上記実施の形態2と同様
の作用効果を得ることができる。
の作用効果を得ることができる。
【0049】
【発明の実施の形態3】図8、図9は、この発明の実施
の形態3を示すものである。なお、前記各実施の形態と
同一ないし均等な部分については、同一の符号を付して
説明する。
の形態3を示すものである。なお、前記各実施の形態と
同一ないし均等な部分については、同一の符号を付して
説明する。
【0050】まず、構成を説明すると、この実施の形態
3のものでは、マット3の下面全面に対しほぼ均等とな
るように所要の間隔を置いて多数の吸引ダクト41と排
気ダクト42とを取付け、この吸引ダクト41と排気ダ
クト42との間に、温度調節機43、除湿機44、消臭
装置45のうちの少くとも一つを接続したものである。
3のものでは、マット3の下面全面に対しほぼ均等とな
るように所要の間隔を置いて多数の吸引ダクト41と排
気ダクト42とを取付け、この吸引ダクト41と排気ダ
クト42との間に、温度調節機43、除湿機44、消臭
装置45のうちの少くとも一つを接続したものである。
【0051】吸引ダクト41や排気ダクト42のマット
3に対する取付部46は、図9に示すように、接着や縫
い付けなどとする。
3に対する取付部46は、図9に示すように、接着や縫
い付けなどとする。
【0052】前記温度調節機43としては、例えば、電
気ヒーターなどを使用したものとする。前記除湿機44
としては、例えば、シリカゲルなどを使用したものとす
る。また、消臭装置45などとしては、活性炭などを使
用したものとする。また、温度調節機43、除湿機4
4、消臭装置45の少くとも一つには、ファンを内蔵す
るものとする。
気ヒーターなどを使用したものとする。前記除湿機44
としては、例えば、シリカゲルなどを使用したものとす
る。また、消臭装置45などとしては、活性炭などを使
用したものとする。また、温度調節機43、除湿機4
4、消臭装置45の少くとも一つには、ファンを内蔵す
るものとする。
【0053】次に、この実施の形態3の作用について説
明する。
明する。
【0054】温度調節機43、除湿機44、消臭装置4
5のうちの少くとも一つに内蔵した図示しないファンを
駆動すると、マット3内の空気は、吸引ダクト41から
吸引され、温度調節機43、除湿機44、消臭装置45
を通って、排気ダクト42からマット3内へ戻される。
5のうちの少くとも一つに内蔵した図示しないファンを
駆動すると、マット3内の空気は、吸引ダクト41から
吸引され、温度調節機43、除湿機44、消臭装置45
を通って、排気ダクト42からマット3内へ戻される。
【0055】この際、温度調節機43を用いるにより、
排気ダクト42からマット3内へ戻される空気の温度を
調節することができる。これにより、マット3や蒲団を
快適な温度にすることができる。
排気ダクト42からマット3内へ戻される空気の温度を
調節することができる。これにより、マット3や蒲団を
快適な温度にすることができる。
【0056】また、除湿機44を用いることにより、排
気ダクト42からマット3内へ戻される空気中の水分を
除去し、マット3や蒲団を乾燥させることができる。こ
れにより、マット3や蒲団をフカフカな状態にすること
ができる。、更に、消臭装置45を用いることにより、
マット3や蒲団そのものにしみ込んだ体臭などの臭気を
直接除去することができる。
気ダクト42からマット3内へ戻される空気中の水分を
除去し、マット3や蒲団を乾燥させることができる。こ
れにより、マット3や蒲団をフカフカな状態にすること
ができる。、更に、消臭装置45を用いることにより、
マット3や蒲団そのものにしみ込んだ体臭などの臭気を
直接除去することができる。
【0057】
【変形例1】図10、図11は、この実施の形態3の変
形例1であり、マット3内部を通気性のないビニルなど
の壁47で複数の区画に区切り、各区画に吸引ダクト4
1と排気ダクト42との何れか一つを接続したものであ
る。
形例1であり、マット3内部を通気性のないビニルなど
の壁47で複数の区画に区切り、各区画に吸引ダクト4
1と排気ダクト42との何れか一つを接続したものであ
る。
【0058】このようにすることにより、吸排気の効率
を向上し、小さな動力で空気を循環させることができる
ようになる。
を向上し、小さな動力で空気を循環させることができる
ようになる。
【0059】このようにしても上記実施の形態3と同様
の作用効果を得ることができる。
の作用効果を得ることができる。
【0060】
【変形例2】図12は、この実施の形態3の変形例2で
あり、マット3を独立した複数のマットユニット48で
構成し、各マットユニット48に吸引ダクト41と排気
ダクト42との何れか一つを接続したものである。
あり、マット3を独立した複数のマットユニット48で
構成し、各マットユニット48に吸引ダクト41と排気
ダクト42との何れか一つを接続したものである。
【0061】マットユニット48は、例えば、マジック
テープ(登録商標)49などで相互に固定するようにす
る。
テープ(登録商標)49などで相互に固定するようにす
る。
【0062】このようにすることにより、吸排気の効率
を向上し、小さな動力で空気を循環させることができる
ようになる。
を向上し、小さな動力で空気を循環させることができる
ようになる。
【0063】このようにしても上記実施の形態3と同様
の作用効果を得ることができる。
の作用効果を得ることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、消臭装置を作動すると、ベッド台の下部の
空気が消臭装置で消臭されていく。
明によれば、消臭装置を作動すると、ベッド台の下部の
空気が消臭装置で消臭されていく。
【0065】このようにベッド台の下部に消臭装置を一
体的に取付けたことにより、ベッド台の周囲の空気を集
中的に吸引して消臭させることができる。また、ベッド
台の下部に消臭装置が一体的に取付けられているので、
消臭機能を随時活用することができる。
体的に取付けたことにより、ベッド台の周囲の空気を集
中的に吸引して消臭させることができる。また、ベッド
台の下部に消臭装置が一体的に取付けられているので、
消臭機能を随時活用することができる。
【0066】しかも、部屋中の空気がベッド台の下部に
廻ることとなるため、結果として、部屋全体の消臭も行
わせることができる。
廻ることとなるため、結果として、部屋全体の消臭も行
わせることができる。
【0067】請求項2に記載された発明では、通気性を
有するマットの下部に、マットの下部全面を覆う空間を
形成し、この空間に、消臭装置を取付けたことを特徴と
している。
有するマットの下部に、マットの下部全面を覆う空間を
形成し、この空間に、消臭装置を取付けたことを特徴と
している。
【0068】請求項2の発明によれば、消臭装置を作動
すると、マット下部の空間の空気が消臭装置で消臭され
ていく。これにより、マットそのものを直接消臭するこ
とができる。また、貫通孔からも室内の空気が空間内へ
導入されることとなり、よって室内の空気を同時に消臭
させることが可能となる。
すると、マット下部の空間の空気が消臭装置で消臭され
ていく。これにより、マットそのものを直接消臭するこ
とができる。また、貫通孔からも室内の空気が空間内へ
導入されることとなり、よって室内の空気を同時に消臭
させることが可能となる。
【0069】請求項3に記載された発明では、マットの
下面全面に対し所要の間隔を置いて多数の吸引ダクトと
排気ダクトとを取付け、この吸引ダクトと排気ダクトと
の間に、温度調節機、除湿機、消臭装置のうちの少くと
も一つを接続したことを特徴としている。
下面全面に対し所要の間隔を置いて多数の吸引ダクトと
排気ダクトとを取付け、この吸引ダクトと排気ダクトと
の間に、温度調節機、除湿機、消臭装置のうちの少くと
も一つを接続したことを特徴としている。
【0070】請求項3の発明によれば、マット内の空気
は、吸引ダクトから吸引され、温度調節機、除湿機、消
臭装置を通って、排気ダクトからマット内へ戻される。
は、吸引ダクトから吸引され、温度調節機、除湿機、消
臭装置を通って、排気ダクトからマット内へ戻される。
【0071】この際、温度調節機を用いるにより、排気
ダクトからマット内へ戻される空気の温度を調節するこ
とができる。これにより、マットや蒲団を快適な温度に
することができる。
ダクトからマット内へ戻される空気の温度を調節するこ
とができる。これにより、マットや蒲団を快適な温度に
することができる。
【0072】また、除湿機を用いることにより、排気ダ
クトからマット内へ戻される空気中の水分を除去し、マ
ットや蒲団を乾燥させることができる。これにより、マ
ットや蒲団をフカフカな状態にすることができる。
クトからマット内へ戻される空気中の水分を除去し、マ
ットや蒲団を乾燥させることができる。これにより、マ
ットや蒲団をフカフカな状態にすることができる。
【0073】更に、消臭装置を用いることにより、マッ
トそのものを直接消臭することができる。
トそのものを直接消臭することができる。
【0074】請求項4にかかる発明によれば、請求項1
〜3と同様の効果を得ることができる、という実用上有
益な効果を発揮し得る。
〜3と同様の効果を得ることができる、という実用上有
益な効果を発揮し得る。
【図1】本発明の実施の形態1の概略側面図である。
【図2】図1の寝台に取付けられる消臭装置の斜視図で
ある。
ある。
【図3】図2の消臭装置の側方断面図である。
【図4】図2の消臭装置を上方から見た断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2の概略側方断面図であ
る。
る。
【図6】図5の変形例1を示す概略側方断面図である。
【図7】図5の変形例2を示す概略側方断面図である。
【図8】本発明の実施の形態3の概略側方断面図であ
る。
る。
【図9】図8の部分拡大図である。
【図10】図8の変形例1を示す概略側方断面図であ
る。
る。
【図11】図10のマットの斜視図である。
【図12】図8の変形例2を示す概略側方断面図であ
る。
る。
2 ベッド台 3 マット 6 消臭装置 21 空間 23 消臭フィルタ 24 吸引ファン 25 消臭装置 32 貫通孔 41 吸引ダクト 42 排気ダクト 43 温度調節機 44 除湿機 45 消臭装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C040 AA27 AA29 EE05 GG20 4C080 AA05 AA07 BB02 CC01 HH05 JJ01 KK08 LL02 LL03 MM02 MM05 NN01 QQ12 QQ17
Claims (4)
- 【請求項1】ベッド台周囲の空気を消臭できるように消
臭装置をベッド台の下部に一体的に取付けたことを特徴
とする寝台。 - 【請求項2】通気性を有するマットの下部にマットの下
部ほぼ全面を覆う空間と、この空間と外部とをつなぐ連
通孔とを形成し、この空間に、消臭装置を取付けたこと
を特徴とする寝台。 - 【請求項3】マットの下面全面に対し所要の間隔を置い
て多数の吸引ダクトと排気ダクトとを取付け、この吸引
ダクトと排気ダクトとの間に、温度調節機、除湿機、消
臭装置のうちの少くとも一つを接続したことを特徴とす
る寝台。 - 【請求項4】請求項1〜3記載の寝台が居室内に固定さ
れていることを特徴とする建物ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10357964A JP2000175973A (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | 寝台及びそれを備えた建物ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10357964A JP2000175973A (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | 寝台及びそれを備えた建物ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000175973A true JP2000175973A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18456857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10357964A Pending JP2000175973A (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | 寝台及びそれを備えた建物ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000175973A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002028055A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-01-29 | Makoto Yamamoto | 消臭機能付エアマット及びベット |
JP2010227792A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Fujifilm Corp | 空気清浄機 |
EP2774591A3 (en) * | 2013-03-08 | 2015-09-30 | Hill-Rom Services, Inc. | Method and apparatus for removing moisture from a mattress topper |
CN104997333A (zh) * | 2015-07-27 | 2015-10-28 | 梁淑慧 | 一种能除湿的床垫 |
-
1998
- 1998-12-16 JP JP10357964A patent/JP2000175973A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002028055A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-01-29 | Makoto Yamamoto | 消臭機能付エアマット及びベット |
JP2010227792A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Fujifilm Corp | 空気清浄機 |
EP2774591A3 (en) * | 2013-03-08 | 2015-09-30 | Hill-Rom Services, Inc. | Method and apparatus for removing moisture from a mattress topper |
CN104997333A (zh) * | 2015-07-27 | 2015-10-28 | 梁淑慧 | 一种能除湿的床垫 |
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