JP2000071031A - 板材加工装置 - Google Patents
板材加工装置Info
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- JP2000071031A JP2000071031A JP10247486A JP24748698A JP2000071031A JP 2000071031 A JP2000071031 A JP 2000071031A JP 10247486 A JP10247486 A JP 10247486A JP 24748698 A JP24748698 A JP 24748698A JP 2000071031 A JP2000071031 A JP 2000071031A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワークがサイドテーブル上に搬送されるとき
にフリーベアに当ることを防止するようにした板材加工
装置を提供することにある。 【解決手段】 板材加工部Kの前側にセンタテーブル1
5を固定して設けると共に、このセンタテーブル15の
左右に左右方向へ移動可能な複数のフリーベア21を備
えたサイドテーブル19を設け、このサイドテーブル1
9の前記板材加工部とは反対側上の端部上にキャレッジ
ベース23を前記センタテーブル15を跨いで設けると
共に、キャレッジベース23に前後方向へワーククラン
プ31を備えたキャレッジ23を設け、前記ワーククラ
ンプ31にクランプされたワークWの前後方向の動きに
合わせて前記フリーベア21を上下動せしめる上下動装
置を設けてなることを特徴とするものである。
にフリーベアに当ることを防止するようにした板材加工
装置を提供することにある。 【解決手段】 板材加工部Kの前側にセンタテーブル1
5を固定して設けると共に、このセンタテーブル15の
左右に左右方向へ移動可能な複数のフリーベア21を備
えたサイドテーブル19を設け、このサイドテーブル1
9の前記板材加工部とは反対側上の端部上にキャレッジ
ベース23を前記センタテーブル15を跨いで設けると
共に、キャレッジベース23に前後方向へワーククラン
プ31を備えたキャレッジ23を設け、前記ワーククラ
ンプ31にクランプされたワークWの前後方向の動きに
合わせて前記フリーベア21を上下動せしめる上下動装
置を設けてなることを特徴とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板材加工部の前
側にある固定のセンタテーブルの両側に設けられた可動
のサイドテーブルを改良した板材加工装置に関する。
側にある固定のセンタテーブルの両側に設けられた可動
のサイドテーブルを改良した板材加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の板材加工装置としての例えばタレ
ットパンチプレスにおいて、板材加工部である上,下タ
レットの加工位置の前側にはセンタテーブルが固定して
設けられている。このセンタテーブルの両側にはサイド
テーブルが前後方向(Y軸方向)へ移動可能に設けられ
ている。
ットパンチプレスにおいて、板材加工部である上,下タ
レットの加工位置の前側にはセンタテーブルが固定して
設けられている。このセンタテーブルの両側にはサイド
テーブルが前後方向(Y軸方向)へ移動可能に設けられ
ている。
【0003】このサイドテーブル101は図9に示され
ているように、複数のフリーベア103が設けられてお
り、このフリーベア103上に加工すべきワークWが載
置され、このフリーベア103上を図9において左右方
向へ走行するようになっている。このフリーベア103
とフリーベア103間は例えば170〜225mmとな
っているため、特に薄板のワークWが来るとだれる傾向
がある。その結果、ワークWがだれたまま近づき乗り上
げて走っていく。
ているように、複数のフリーベア103が設けられてお
り、このフリーベア103上に加工すべきワークWが載
置され、このフリーベア103上を図9において左右方
向へ走行するようになっている。このフリーベア103
とフリーベア103間は例えば170〜225mmとな
っているため、特に薄板のワークWが来るとだれる傾向
がある。その結果、ワークWがだれたまま近づき乗り上
げて走っていく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フリーベア
103にワークWがだれたまま近づくと、ワークWは図
10に示されているように、滑らかに搬送せずにぶつか
って乗り上げる形で走っていく。
103にワークWがだれたまま近づくと、ワークWは図
10に示されているように、滑らかに搬送せずにぶつか
って乗り上げる形で走っていく。
【0005】この衝撃が振動となり、ワークWに伝わっ
ていく。この伝わってきた振動が、図11に示されてい
るように、ミクロジョイント(微小連結部)加工のミク
ロジョイント部MJに伝わり、製品Gがはずれてしま
う。この製品Gがはずれたことで、ワークWから製品G
がとれて傷が付いたり、2枚重ね打ちして金型の破損の
原因になるという問題があった。
ていく。この伝わってきた振動が、図11に示されてい
るように、ミクロジョイント(微小連結部)加工のミク
ロジョイント部MJに伝わり、製品Gがはずれてしま
う。この製品Gがはずれたことで、ワークWから製品G
がとれて傷が付いたり、2枚重ね打ちして金型の破損の
原因になるという問題があった。
【0006】この発明の目的は、ワークがサイドテーブ
ル上に搬送されるときにフリーベアに当ることを防止す
るようにした板材加工装置を提供することにある。
ル上に搬送されるときにフリーベアに当ることを防止す
るようにした板材加工装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの板材加工装置は、板材加工部の前
側にセンタテーブルを固定して設けると共に、このセン
タテーブルの左右に左右方向へ移動可能な複数のフリー
ベアを備えたサイドテーブルを設け、このサイドテーブ
ルの前記板材加工部とは反対側上の端部上にキャレッジ
ベースを前記センタテーブルを跨いで設けると共に、キ
ャレッジベースに前後方向へワーククランプを備えたキ
ャレッジを設け、前記ワーククランプにクランプされた
ワークの前後方向の動きに合わせて前記サイドテーブル
のフリーベアを上下動せしめる上下動装置を設けてなる
ことを特徴とするものである。
に請求項1によるこの板材加工装置は、板材加工部の前
側にセンタテーブルを固定して設けると共に、このセン
タテーブルの左右に左右方向へ移動可能な複数のフリー
ベアを備えたサイドテーブルを設け、このサイドテーブ
ルの前記板材加工部とは反対側上の端部上にキャレッジ
ベースを前記センタテーブルを跨いで設けると共に、キ
ャレッジベースに前後方向へワーククランプを備えたキ
ャレッジを設け、前記ワーククランプにクランプされた
ワークの前後方向の動きに合わせて前記サイドテーブル
のフリーベアを上下動せしめる上下動装置を設けてなる
ことを特徴とするものである。
【0008】したがって、ワーククランプにクランプさ
れたワークはキャレッジを左右方向へ、キャレッジベー
スを前後方向へ移動せしめることにより、前後左右方向
へ移動されてワークの所望位置が板材加工部に位置決め
されて板材加工が行われる。
れたワークはキャレッジを左右方向へ、キャレッジベー
スを前後方向へ移動せしめることにより、前後左右方向
へ移動されてワークの所望位置が板材加工部に位置決め
されて板材加工が行われる。
【0009】ワーククランプにクランプされたワークが
サイドテーブル上を左右方向へ移動されるとき、ワーク
の端部がフリーベアへ当たる前に上下動装置によってフ
リーベアが没してフリーベアに当ることが防止される。
サイドテーブル上を左右方向へ移動されるとき、ワーク
の端部がフリーベアへ当たる前に上下動装置によってフ
リーベアが没してフリーベアに当ることが防止される。
【0010】請求項2によるこの発明の板材加工装置
は、請求項1の板材加工装置において、前記上下動装置
が、前記サイドテーブルの下方に前記フリーベアを備え
たフリーベアガイドと、前後方向に設けたフリーベアに
対応して複数前後方向へ設けられていると共にフリーベ
アガイドのキャレッジ側に設けられたカムフォロアと、
このカムフォロアを上下動せしめるべく前記キャレッジ
の前後における下部に設けられたカムと、で構成されて
いることを特徴とするものである。
は、請求項1の板材加工装置において、前記上下動装置
が、前記サイドテーブルの下方に前記フリーベアを備え
たフリーベアガイドと、前後方向に設けたフリーベアに
対応して複数前後方向へ設けられていると共にフリーベ
アガイドのキャレッジ側に設けられたカムフォロアと、
このカムフォロアを上下動せしめるべく前記キャレッジ
の前後における下部に設けられたカムと、で構成されて
いることを特徴とするものである。
【0011】したがって、キャレッジが左右方向へ移動
されてワークがサイドテーブル上を左右方向へ移動され
る。そのときワークの端部がフリーベアへ当る前に、キ
ャレッジに設けられたカムがフリーベアガイドに設けら
れたカムフォロアを下方へ押すことにより、フリーベア
ガイドを介してフリーベアが没してワークの端部(先
端)がフリーベアに当たることが防止される。
されてワークがサイドテーブル上を左右方向へ移動され
る。そのときワークの端部がフリーベアへ当る前に、キ
ャレッジに設けられたカムがフリーベアガイドに設けら
れたカムフォロアを下方へ押すことにより、フリーベア
ガイドを介してフリーベアが没してワークの端部(先
端)がフリーベアに当たることが防止される。
【0012】請求項3によるこの発明の板材加工装置
は、請求項2の板材加工装置において、前記カムがキャ
レッジにワンタッチで着脱可能に係合されていることを
特徴とするものである。
は、請求項2の板材加工装置において、前記カムがキャ
レッジにワンタッチで着脱可能に係合されていることを
特徴とするものである。
【0013】したがって、カムがキャレッジにワンタッ
チで着脱可能に係合されているので、加工しようとする
ワークのX軸方向長さに合わせて簡単に組付け、組外し
が行われる。
チで着脱可能に係合されているので、加工しようとする
ワークのX軸方向長さに合わせて簡単に組付け、組外し
が行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
面に基いて詳細に説明する。
【0015】図1および図2を参照するに、板材加工装
置としての一例のタレットパンチプレス1は、門型フレ
ーム3を備えており、この門型フレーム3には上,下タ
レット5,7が回転可能に支承されている。上タレット
5の円周上には適宜な間隔でパンチPが装着されている
と共に、下タレット7の円周上には前記パンチPに対応
して適宜な間隔でダイDが装着されている。
置としての一例のタレットパンチプレス1は、門型フレ
ーム3を備えており、この門型フレーム3には上,下タ
レット5,7が回転可能に支承されている。上タレット
5の円周上には適宜な間隔でパンチPが装着されている
と共に、下タレット7の円周上には前記パンチPに対応
して適宜な間隔でダイDが装着されている。
【0016】これらのパンチP,ダイDのうち、図2に
おいて右端が板材加工部としての加工位置Kとなってい
る。この加工位置Kの上方における門型フレーム3の上
部フレームには図1に示されているように、流体シリン
ダ9が設けられている。この流体シリンダ9に装着され
たピストンロッド11の先端(下端)にはラム13が一
体的に設けられている。
おいて右端が板材加工部としての加工位置Kとなってい
る。この加工位置Kの上方における門型フレーム3の上
部フレームには図1に示されているように、流体シリン
ダ9が設けられている。この流体シリンダ9に装着され
たピストンロッド11の先端(下端)にはラム13が一
体的に設けられている。
【0017】前記加工位置Kの前側にはセンタテーブル
15が固定して設けられていると共にこのセンタテーブ
ル15上にはフリーベア17が回転可能に支承されてい
る。前記センタテーブル15の左右(図2において上
下)にはY軸方向(図1,図2において左右方向)へ移
動可能なサイドテーブル19が設けられている。しか
も、この各サイドテーブル19には複数のフリーベア2
1が回転可能にかつ出没可能に設けられている。
15が固定して設けられていると共にこのセンタテーブ
ル15上にはフリーベア17が回転可能に支承されてい
る。前記センタテーブル15の左右(図2において上
下)にはY軸方向(図1,図2において左右方向)へ移
動可能なサイドテーブル19が設けられている。しか
も、この各サイドテーブル19には複数のフリーベア2
1が回転可能にかつ出没可能に設けられている。
【0018】前記サイドテーブル19の図1,図2にお
いて右端上には前記センタテーブル15を跨いでキャレ
ッジベース23がY軸方向へ移動可能に設けられてい
る。このキャレッジベース23にはキャレッジ25がX
軸方向(図1において紙面に対して直交する方向,図2
において上下方向)へ移動可能に設けられている。前記
キャレッジベース23にはX軸方向へ延伸した回転可能
なボールねじ27が設けられており、このボールねじ2
7の一端図2において上端には駆動モータ29が連結さ
れている。しかも、前記ボールねじ27には前記キャレ
ッジ25が螺合されている。このキャレッジ25には複
数のワーククランプ31が備えられている。
いて右端上には前記センタテーブル15を跨いでキャレ
ッジベース23がY軸方向へ移動可能に設けられてい
る。このキャレッジベース23にはキャレッジ25がX
軸方向(図1において紙面に対して直交する方向,図2
において上下方向)へ移動可能に設けられている。前記
キャレッジベース23にはX軸方向へ延伸した回転可能
なボールねじ27が設けられており、このボールねじ2
7の一端図2において上端には駆動モータ29が連結さ
れている。しかも、前記ボールねじ27には前記キャレ
ッジ25が螺合されている。このキャレッジ25には複
数のワーククランプ31が備えられている。
【0019】上記構成により、加工すべきワークWをワ
ーククランプ31にクランプせしめた状態で、駆動モー
タ29を駆動せしめると、ボールねじ27が回転される
ことにより、キャレッジ25がX軸方向へ移動される。
また、図示省略の駆動手段によりキャレッジベース23
がY軸方向へ移動される。その結果、ワークWがX軸,
Y軸方向へ移動されて、ワークWの所望位置が加工位置
Kに移動位置決めされる。この状態で流体シリンダ9を
作動せしめてピストンロッド11を介してラム13を上
下動せしめることにより、パンチPとダイDとの協働で
ワークWにパンチング加工が行われることになる。
ーククランプ31にクランプせしめた状態で、駆動モー
タ29を駆動せしめると、ボールねじ27が回転される
ことにより、キャレッジ25がX軸方向へ移動される。
また、図示省略の駆動手段によりキャレッジベース23
がY軸方向へ移動される。その結果、ワークWがX軸,
Y軸方向へ移動されて、ワークWの所望位置が加工位置
Kに移動位置決めされる。この状態で流体シリンダ9を
作動せしめてピストンロッド11を介してラム13を上
下動せしめることにより、パンチPとダイDとの協働で
ワークWにパンチング加工が行われることになる。
【0020】図3を併せて参照するに、前記サイドテー
ブル19には複数の装着穴33が形成されていると共
に、この各装着穴33には前記フリーベア21が出没可
能に設けられている。前記サイドテーブル19の下方に
は、図4も併せて参照するに、上下動装置の一部を構成
するY軸方向へ延伸したフリーベアガイド35が設けら
れており、このフリーベアガイド35上に前記フリーベ
ア21が取付けられている。しかも、フリーベアガイド
35はスプリング37によりサイドテーブル19に対し
て上方へ付勢されていて、常時は図8に示されているよ
うに、フリーベア21が前記サイドテーブル19の装着
孔33より上方へ突出されている。
ブル19には複数の装着穴33が形成されていると共
に、この各装着穴33には前記フリーベア21が出没可
能に設けられている。前記サイドテーブル19の下方に
は、図4も併せて参照するに、上下動装置の一部を構成
するY軸方向へ延伸したフリーベアガイド35が設けら
れており、このフリーベアガイド35上に前記フリーベ
ア21が取付けられている。しかも、フリーベアガイド
35はスプリング37によりサイドテーブル19に対し
て上方へ付勢されていて、常時は図8に示されているよ
うに、フリーベア21が前記サイドテーブル19の装着
孔33より上方へ突出されている。
【0021】前記フリーベアガイド35はX軸方向へ適
宜な間隔をあけて複数設けられている。前記各フリーベ
アガイド35の図1,図4において右端の垂直部35A
には回転可能なカムフォロア39が設けられている。し
かも、このカムフォロア39に対応したサイドテーブル
19の位置には装着孔41が形成されている。
宜な間隔をあけて複数設けられている。前記各フリーベ
アガイド35の図1,図4において右端の垂直部35A
には回転可能なカムフォロア39が設けられている。し
かも、このカムフォロア39に対応したサイドテーブル
19の位置には装着孔41が形成されている。
【0022】前記キャレッジ25の下部における左右端
には図5を併せて参照するにカム43A,43Bが設け
られている。しかも、カム43A.43Bは図6,図7
に示されているように、バネ45を介してリンク47で
ワンタッチで着脱可能に係合されている。したがって、
加工しようとするワークWのX軸方向長さに合わせて簡
単に組付け、組外しを行うことができる。
には図5を併せて参照するにカム43A,43Bが設け
られている。しかも、カム43A.43Bは図6,図7
に示されているように、バネ45を介してリンク47で
ワンタッチで着脱可能に係合されている。したがって、
加工しようとするワークWのX軸方向長さに合わせて簡
単に組付け、組外しを行うことができる。
【0023】上記構成により、キャレッジ25がX軸方
向へ移動されると、ワークWがサイドテーブル19上を
X軸方向へ移動される。そのときにワークWの端部図2
において上端又は下端がフリーベア21へ当る前にキャ
レッジ25の下部に設けられたカム43A又は43Bが
フリーベアガイド35に設けられたカムフォロア39を
下方へ押すことにより、フリーベアガイド35がスプリ
ング37の付勢力に抗して下降してフリーベア21が図
1に示されているように、装着孔33より没するので、
ワークWの端部はフリーベア21に当たることを防止す
ることができると共に音も静かにすることができる。
向へ移動されると、ワークWがサイドテーブル19上を
X軸方向へ移動される。そのときにワークWの端部図2
において上端又は下端がフリーベア21へ当る前にキャ
レッジ25の下部に設けられたカム43A又は43Bが
フリーベアガイド35に設けられたカムフォロア39を
下方へ押すことにより、フリーベアガイド35がスプリ
ング37の付勢力に抗して下降してフリーベア21が図
1に示されているように、装着孔33より没するので、
ワークWの端部はフリーベア21に当たることを防止す
ることができると共に音も静かにすることができる。
【0024】而して、ワークWに振動を与えないため、
ミクロジョイント部を介して連結されている製品はワー
クからは外れることがなくなり、傷が付くことから防止
することができる。しかも、製品がもぐり込んで2枚重
ね打ちしてパンチPやダイDなどの金型破損を起すこと
もなくなる。
ミクロジョイント部を介して連結されている製品はワー
クからは外れることがなくなり、傷が付くことから防止
することができる。しかも、製品がもぐり込んで2枚重
ね打ちしてパンチPやダイDなどの金型破損を起すこと
もなくなる。
【0025】フリーベア21からワークWの端部が逃げ
て(没して)フリーベア21のセンタにワークWの端部
がくるとフリーベア21が浮上しワークWを支持しワー
クWの搬送を容易にしている。
て(没して)フリーベア21のセンタにワークWの端部
がくるとフリーベア21が浮上しワークWを支持しワー
クWの搬送を容易にしている。
【0026】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態では板材加工装置としてタレットパンチプレスを例に
とって説明したが、レーザ加工機で加工ヘッドを固定
し、ワークをX軸,Y軸方向へ移動せしめるタイプのも
のでも対応可能である。
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態では板材加工装置としてタレットパンチプレスを例に
とって説明したが、レーザ加工機で加工ヘッドを固定
し、ワークをX軸,Y軸方向へ移動せしめるタイプのも
のでも対応可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように、請求項1の発明によれば、ワーククラン
プにクランプされたワークはキャレッジを左右方向へ、
キャレッジベースを前後方向へ移動せしめることによ
り、前後左右方向へ移動されてワークの所望位置が板材
加工部に位置決めされて板材加工が行われる。
されるように、請求項1の発明によれば、ワーククラン
プにクランプされたワークはキャレッジを左右方向へ、
キャレッジベースを前後方向へ移動せしめることによ
り、前後左右方向へ移動されてワークの所望位置が板材
加工部に位置決めされて板材加工が行われる。
【0028】ワーククランプにクランプされたワークが
サイドテーブル上を左右方向へ移動されるとき、ワーク
の端部がフリーベアへ当たる前に上下動装置によってフ
リーベアが没してフリーベアに当ることを防止すること
ができる。
サイドテーブル上を左右方向へ移動されるとき、ワーク
の端部がフリーベアへ当たる前に上下動装置によってフ
リーベアが没してフリーベアに当ることを防止すること
ができる。
【0029】請求項2の発明によれば、キャレッジが左
右方向へ移動されてワークがサイドテーブル上を左右方
向へ移動される。そのときワークの端部がフリーベアへ
当る前に、キャレッジに設けられたカムがフリーベアガ
イドに設けられたカムフォロアを下方へ押すことによ
り、フリーベアガイドを介してフリーベアが没してワー
クの端部(先端)がフリーベアに当たることを防止する
ことができる。
右方向へ移動されてワークがサイドテーブル上を左右方
向へ移動される。そのときワークの端部がフリーベアへ
当る前に、キャレッジに設けられたカムがフリーベアガ
イドに設けられたカムフォロアを下方へ押すことによ
り、フリーベアガイドを介してフリーベアが没してワー
クの端部(先端)がフリーベアに当たることを防止する
ことができる。
【0030】請求項3の発明によれば、カムがキャレッ
ジにワンタッチで着脱可能に係合されているので、加工
しようとするワークのX軸方向長さに合わせて簡単に組
付け、組外しを行うことができる。
ジにワンタッチで着脱可能に係合されているので、加工
しようとするワークのX軸方向長さに合わせて簡単に組
付け、組外しを行うことができる。
【図1】この発明の主要部を示し、図2において一部省
略したI矢視図である。
略したI矢視図である。
【図2】この発明の板材加工装置の平面図である。
【図3】サイドテーブルの斜視図である。
【図4】フリーベアガイドの斜視図である。
【図5】キャレッジの下部にカムを備えた斜視図であ
る。
る。
【図6】キャレッジにカムをワンタッチで係合せしめる
説明図である。
説明図である。
【図7】キャレッジにカムをワンタッチで係合せしめる
説明図である。
説明図である。
【図8】フリーベアを出没せしめる説明図である。
【図9】従来のフリーベア上でワークが搬送する説明図
である。
である。
【図10】従来のフリーベア上をワークが搬送する説明
図である。
図である。
【図11】従来のワークにミクロジョイントで製品が連
結されている説明図である。
結されている説明図である。
1 タレットパンチプレス(板材加工装置) 15 センタテーブル 19 サイドテーブル 21 フリーベア 23 キャレッジベース 25 キャレッジ 31 ワーククランプ 33 装着孔 35 フリーベアガイド(上下動装置) 37 スプリング 39 カムフォロア 41 装着孔 43A,43B カム
Claims (3)
- 【請求項1】 板材加工部の前側にセンタテーブルを固
定して設けると共に、このセンタテーブルの左右に左右
方向へ移動可能な複数のフリーベアを備えたサイドテー
ブルを設け、このサイドテーブルの前記板材加工部とは
反対側上の端部上にキャレッジベースを前記センタテー
ブルを跨いで設けると共に、キャレッジベースに前後方
向へワーククランプを備えたキャレッジを設け、前記ワ
ーククランプにクランプされたワークの前後方向の動き
に合わせて前記サイドテーブルのフリーベアを上下動せ
しめる上下動装置を設けてなることを特徴とする板材加
工装置。 - 【請求項2】 前記上下動装置が、前記サイドテーブル
の下方に前記フリーベアを備えたフリーベアガイドと、
前後方向に設けたフリーベアに対応して複数前後方向へ
設けられていると共にフリーベアガイドのキャレッジ側
に設けられたカムフォロアと、このカムフォロアを上下
動せしめるべく前記キャレッジの前後における下部に設
けられたカムと、で構成されていることを特徴とする請
求項1記載の板材加工装置。 - 【請求項3】 前記カムがキャレッジにワンタッチで着
脱可能に係合されていることを特徴とする請求項2記載
の板材加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10247486A JP2000071031A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 板材加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10247486A JP2000071031A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 板材加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000071031A true JP2000071031A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17164191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10247486A Pending JP2000071031A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 板材加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000071031A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113414287A (zh) * | 2021-07-14 | 2021-09-21 | 刘秀莲 | 一种钢带及其制造工艺 |
-
1998
- 1998-09-01 JP JP10247486A patent/JP2000071031A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113414287A (zh) * | 2021-07-14 | 2021-09-21 | 刘秀莲 | 一种钢带及其制造工艺 |
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