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レビュー

自宅で「二郎系ラーメン」が作れちゃう! “家二郎”の専用セットを試してみた

「家二郎セット」をレビュー

唯一無二の味わいから、ラーメンファンの間で絶大な人気を誇る「ラーメン二郎」は現在、都内を中心に数十店が営業しています。さらに、「ラーメン二郎」の味を踏襲した“二郎インスパイア系”のラーメン店も数多く存在し、「ラーメン二郎」の味は業界で強固なブランドを確立しています。そんな「ラーメン二郎」のラーメンを、自宅で再現しようと試みる“家二郎”が数年前から流行中。スープの調合など、いちから作る猛者もいますが、最近では「家二郎セット」なるものが登場し、手軽に「ラーメン二郎」の味が再現できるようになりました。というわけで、この「家二郎セット」がどれだけ簡単か、そしてどれだけ店舗の味が再現できているか、試してみました!

ヌードルツアーズ「家二郎セット」を買ってみた!

今回購入したのは、ヌードルツアーズが販売している「家二郎セット 二郎系(以下「家二郎セット」)」。ヌードルツアーズは、ラーメンの通販サイトであり、冷凍ラーメンの自動販売機サービスも手掛けているブランドです。商品の中には、有名店の協力のもと、店舗の味を再現したコラボ商品も多数あります。今回購入した「家二郎セット」は、ヌードルツアーズが「ラーメン二郎」の味を再現したオリジナル商品です。

冷凍自動販売機サービス「ヌードルツアーズ」で販売されている「家二郎セット 二郎系」。公式ECサイトからも購入できます

冷凍自動販売機サービス「ヌードルツアーズ」で販売されている「家二郎セット 二郎系」。公式ECサイトからも購入できます

袋の中には、麺と濃縮スープが4人分入っています。作り方が書かれた用紙も同梱されているので、初心者でも安心。冷凍なので、ある程度日持ちするのがうれしいですね。

麺とスープがクール便で届きます

麺とスープがクール便で届きます

どれだけ簡単? 専用セットを使って“家二郎”を作ってみた!

まずは下ごしらえです。作り方の用紙によると、麺とスープ以外に用意する具材は、基本的に3つ。もやし、キャベツ、刻みニンニク(ニンニクチューブでも可)。キャベツは一口大にちぎり、もやしと一緒に茹でて下ごしらえをします。刻みニンニクは市販の瓶詰めのものを使いました。

もやし、キャベツ、刻みニンニクは自分で用意します

もやし、キャベツ、刻みニンニクは自分で用意します

用紙に「お好みで」と記載されていたのが、チャーシューと卵。今回は、より「ラーメン二郎」に近い一杯を作るために、大きめの豚肉を用意することにしました。

肉も自分で用意しました。こちらは豚肩ロースのブロックを、市販の煮豚のタレと一緒に自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」で1時間半煮込んだもの。自動調理鍋や電気圧力鍋を使うとほったらかしで作れるのでとても楽です!

肉も自分で用意しました。こちらは豚肩ロースのブロックを、市販の煮豚のタレと一緒に自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」で1時間半煮込んだもの。自動調理鍋や電気圧力鍋を使うとほったらかしで作れるのでとても楽です!

ここからは麺とスープを作ります! まずは、多めのお湯で麺を茹でます。用紙には、茹で時間は麺を入れて再沸騰してから5〜7分、と記載されています。今回は麺の硬さを見つつ、6分間茹でました。液体スープはあらかじめ解凍しておき、どんぶりで250mLのお湯と混ぜます。

たっぷりのお湯で麺を茹でます

たっぷりのお湯で麺を茹でます

湯切りをした麺をどんぶりに盛り付けます。醤油とニンニクの香りがして、これだけで「ラーメン二郎」っぽさがでています。期待が高まる〜!

「家二郎セット」の麺は、強力粉オーションが100%使われている極太麺

「家二郎セット」の麺は、強力粉オーションが100%使われている極太麺

最後に豚肉とキャベツ、もやし、刻みニンニクを盛り付けました。作ってみて、キャベツをもやしの下に敷くと、もやしが沈まず山盛りにしやすくなることに気づきました。分厚く切った豚肉をたっぷり載せて、刻みニンニクも載せます。もやしの上に載せるのはバランスが難しかったので、今回は横に添えました。スープの解凍(前日に冷蔵庫に移しました)と、豚肉の調理(調理時間1時間半)を除いて、ここまでの調理時間は約17分。もし、もっと時短したいなら、麺を茹でるのと同時進行で、もやしとキャベツを耐熱ボウルなどに入れて、電子レンジで蒸すのがよさそう。

野菜と肉を載せて完成!

野菜と肉を載せて完成!

ついに実食! “家二郎”の最大のメリットに気づいた……

醤油をベースに、豚骨とニンニクの風味がたっぷりと効いた香ばしくしょっぱいスープは、本格的! この濃厚スープをオーション麺にからめて食べると、その味わいはまさに「ラーメン二郎」の一杯! 豚肉はスープによく沈ませてから食べることで、店舗のチャーシューとほぼ同じ味わいになりました! 今回はホロホロと崩れるほどのやわらかさに作れたため、より本家の味に近づけられたと思います。野菜にスープを染み込ませてから食べると、スープのしょっぱうまさとニンニクの味わいが際立ち、さらに箸がスピードアップ! 中盤以降は、食べながら、「どうして“二郎”を家で食べているんだろう?」という不思議な感覚が沸き起こり、それと同時にすごくテンションが上がり、途中から追いニンニクをしたり、余った豚肉を追加したりして楽しみました! 「二郎」の味を楽しみながら、味のカスタマイズが自在にできることこそ、“家二郎”の最大のメリットではないでしょうか。

“家二郎”には不思議かつ得も言われぬ高揚感がありました!

“家二郎”には不思議かつ得も言われぬ高揚感がありました!

今回“家二郎”を作るにあたり、「ラーメン二郎」のとある店舗に行って、味を復習してきました。「家二郎セット」の味と比べると、店舗のほうが、しょっぱさとニンニクの香りが強かったように感じます。次に“家二郎”を作るときはスープ濃いめ、ニンニク多めでいってみます!

金山 靖
Writer
金山 靖
グルメ、インテリア、日用品、ガジェット、家電など日々の生活を豊かにする物を探求し、その魅力を掘り起こすのが得意なライター。グルメではスーパーやコンビニなどで販売される「食品」を始め、外食にも詳しい。広範囲にアンテナを広げるのが高じてトレンドにも詳しくなり、トレンドウォッチャーを自認する。
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金原望弥(編集部)
Editor
金原望弥(編集部)
大学卒業後、出版社にて月刊誌の編集や付録企画などに従事。その後、カカクコムに入社し、ファッションメディア「TASCLAP」を経て、「価格.comマガジン」へ。腕時計を担当しています。
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