アスファルト:Legends Unite
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ジャンル | レースゲーム |
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対応機種 |
iOS Android Microsoft Windows (Microsoft Store、Steam) macOS Nintendo Switch Xbox One Xbox Series X/S PlayStation 4 PlayStation 5 アーケードゲーム |
開発元 | ゲームロフト |
運営元 | ゲームロフト |
シリーズ | アスファルトシリーズ |
人数 |
1人(iOS / Android / macOS) 最大4人(Windows / Xbox / PS4/5 / Nintendo Switch) マルチプレイで最大8人 |
運営開始日 |
2018年7月25日
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最新版 | 24.1.2b/ 2024年10月8日 |
対象年齢 |
iOS:12+ Android:7+ Nintendo Switch: CERO:B(12才以上対象) Xbox / PS4/5:IARC7+ |
エンジン |
Jet Engine (ゲームロフト内製) |
『アスファルト:Legends Unite』(旧称: アスファルト9:Legends)は、ゲームロフトが開発したレースゲームである。略称は『ALU』(A9)。iOS、Android、Windows、macOS、Nintendo Switch、Xbox One、Xbox Series X/S、PlayStation 4、PlayStation 5向けに配信されている。
概要
[編集]アスファルトシリーズ13作目。ナンバリングでは9作目に当たる。
自動車(ゲーム内ではマシンと呼ぶ)を操作し、市街地や自然を舞台にしたコースで行われるレースで順位を競う。
インストール・基本プレイは無料だが、アプリ内課金が存在する。
2014年3月にゲームロフトはGameloft Londonのコミュニティマネージャーの1人と質問会を開いており、その中でアスファルトシリーズの新作に関する質問をしたがコメントしなかった。しかし、その4日後にアスファルト9のトレーラーが公開された。
最初はソフトローンチとしてiOS版が2018年2月26日にフィリピン版、ついでタイ版、その後フィリピンで2018年5月17日に配信された[1][2]。Android版は2018年3月22日にリリースされた。アーケード版は、2021年に稼働し始めている。
事前登録は2018年6月29日より開始した。
2018年7月24日、ゲームロフトは配信日を同年7月26日とする情報をFacebookとYouTubeに公開した。だが、実際は予定より1日早くリリースされた。
2019年6月7日、Nintendo Switch版をリリースすることを発表[3]。当初は同年夏後半にリリースする予定だったが、延期され10月9日にリリースされた。
2020年1月18日、macOS Catalina版の配信が開始された。ソフトウェア開発ツール「Catalyst」で制作され、iOSとのクロスプラットフォームに対応する[4]。
2021年4月17日、Xbox One版、Xbox Series X/S版をリリースすることを発表。また同月にシリーズ初のアーケード版となる『Asphalt 9 Legends Arcade DX』がIGSより稼働されることが明らかとなった。
2021年9月4日、Xbox One版、Xbox Series X/S版の配信が開始された。またWindows版とのクロスプレイやクロスセーブに対応する[5]。
2022年8月2日、Steamでの配信が開始された。Windows版、Xbox One版、Xbox Series X/S版とのクロスプレイやクロスセーブに対応する[6]。
2024年3月27日、同年7月17日に『アスファルト:Legends Unite』として大型アップデート・リニューアルを行うことを発表[7]。
2024年7月17日、『アスファルト:Legends Unite』としてアップデートを配信開始。同時にPlayStation 4版、PlayStation 5版の配信も開始された。また、すべてのデバイス間でクロスプレイとクロスセーブ(Nintendo Switch版、PlayStation 4/5版を除く)に対応した[8]。
2024年8月19日、遅延していたNintendo Switch向けの『アスファルト:Legends Unite』のアップデートを配信開始[9]。
Legends Uniteリリース後しばらくは不具合が多発していたため、2024年9月23日のアップデートで不具合を一括修正した。
マシン
[編集]本作のマシンは前作同様D/C/B/A/Sの5つのクラスに分けられている。マシンは全て設計図として管理され、設計図を集めることで入手(アンロック)できる。ただしマシンを入手しただけでは性能を最大限までアップグレードすることはできず、さらに設計図を集めて性能上限を開放(スターアップ)しなければならない。スターアップの段階数は星の数で表される。設計図にはアンコモン・レア・エピックと3種類のレアリティがある。設計図はレースの報酬として入手するか、ストアで購入することで集めることができる。一部の車種には「鍵」が設定されており、設計図の枚数を問わずこれを入手しないとアンロックされない。鍵はGP(Grand Prix)や、後述するKey huntイベントで手に入る(なお、鍵が入ったパックがたまに出る)。
また、各マシンにはレースに出走できる回数として燃料というパラメータが設定される。燃料は一定時間待つかトークンを消費することで補給される。
なお、燃料はUnite Pass(旧称:Legend Pass)のティア報酬で増加させることが可能。
アップグレード
[編集]最高速度/加速/ハンドリング/ニトロの4項目をアップグレードすることで、マシンの性能を向上させることができる。アップグレードにはクレジットを消費して各項目のステージを上げるものと、各項目ごとにインポートパーツを適用するものがある。インポートパーツには全マシンに使えるアンコモン、クラスごとに使えるレア、車種ごとに使えるエピックがある。
マシンの最大のスターの数、燃料、アップグレードのステージ数をまとめると以下の表のとおり。
最大の星(スター) | 燃料 | ステージ数 |
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★3 | 6 | 10 |
★4 | 5 | 11 |
★5 | 4 | 12 |
★6 | 3 | 13 |
カスタマイズ
[編集]ほとんどのマシンで車体の色を変更できる上、スターアップをすると車体・ホイール・ブレーキキャリパーの色を自由に設定したり、カーボン製の部品を取り付けるなどより自由度の高いカスタマイズが可能になる。一部マシンではカスタマイズパックで獲得したマシン専用カスタマイズパーツを取り付け可能。リアウイングの変更やボンネットの形の変更も可能。また、リアウイングやリム、エアロパーツの種類を自分で変えることができる。カスタマイズによってマシン性能が変わることはないが、マシンの形状が変化するため挙動に影響を及ぼすことがある。
カードパック
[編集]設計図やインポートパーツ、クレジット、トークンを獲得できるガチャのような物。マルチプレイやイベントの報酬になっており、ストアでトークンを消費して購入することもできる。
インポートパック、インポートパック+
[編集]アンコモンパーツ及びレアインポートパーツを獲得できる。購入不可能。
(クラス名)パック、(クラス名)パック+
[編集]そのクラスの設計図を獲得できるパック。白と水色の通常パックと、赤と黒のプラスパックがある。内容の差はプラスパックだとレアやエピックの設計図がさらに入る、同時に入っているクレジット(低価格でハズレと考えてよい)の確率が下がる。例外的にエピックしかないSクラスパックは内容は変わらず、確率だけが変わる。購入不能。
ガレージレベルパック
[編集]ガレージレベルに基づいて内容の変わるパック。5個でレアもしくはエピック設計図が確定。4時間ごとに無料で1個獲得可能な無料パックも存在するが、ガレージレベルパックよりも高レアリティの設計図が出現しづらい。また、制限はあるが約30秒程度の広告を見て1個獲得することもできる。
無料パックは、UnitePassのティア報酬で獲得スパンを短縮させることが可能。
(イベント名)パック
[編集]開催中のイベントなどのメインマシンの設計図を獲得可能なパック。10個でメインマシン確定が一般的。
(マシン名)パック
[編集]特定のマシン設計図を獲得できるパック。アンコモン・レア設計図は5個で、エピック設計図は10個で確定が一般的。トークンではなく直接金額を支払って購入するバンドルなどにも入っている場合がある。
エピックインポートパック
[編集]エピックインポートパーツのみ獲得するパック。1個1,000トークンと非常に高額だが、エピックインポートを手に入れる数少ない機会である。
コース
[編集]コースは実在する国や地域をモデルにしたロケーションの中に設置される。コース中にはいくつもの分岐があり、それらの選び方や距離によって各ロケーションで7~12種類のコースが設定される。長さは30、60、90、120があり、この数字が大きくなるほど長いコースとなる。マルチプレイでは(特殊ルールのマルチプレイ以外)90のコースのみが登場する。
ロケーション一覧
[編集]順番はゲーム内のプライベートレースモードのロケーション選択画面を参照。
- ROME
- SAN FRANCISCO
- CAIRO
- U.S. MIDWEST
- SCOTLAND
- HIMALAYAS
- SHANGHAI
- THE CARIBBEAN
- OSAKA
- NEW YORK
- NEVADA
- AUCKLAND
- BUENOS AIRES
- GREENLAND
- PARIS
- TUSCANY
- NORWAY
- SINGAPORE
アクション
[編集]本作では大きく分けて2種類の操作方法が設定されている。
- マニュアル
画面のアイコンまたはコントローラを用いて、手動でマシンを操作する(アクセルは自動化可能)。携帯端末・Switchでは旋回操作をジャイロセンサーで行うモードを選択できる。キーボード操作では矢印キーとスペースバーを用いるか、WASDを用いた操作が選べる。スマートフォン端末でもキーボードを接続すればコントローラーとして使用できる。また、スマホでも接続可能なコントローラーを使用すれば使用可能。ただし、ジャイロ操作は出来ない。
- Touch Drive
本作から追加された操作方法(自動運転)。ブレーキとニトロのみを手動で行い、旋回やスタントは表示されるアイコンを選択して行う。これまでのレーシングゲームと異なり、何も操作しなくてもマシンは進みゴールに向かう(なお、放置もできる)。
挙動・判定・テクニック
[編集]過去作と同様に、アクション性を重視したマシン挙動となっているが、前作『アスファルト8』よりも加速しづらく、コーナーでも減速を伴うなど現実志向に変化した部分もある。
ゲーム内では直進や旋回の他、以下のようなアクションを行える。
- ドリフト
ブレーキと旋回の操作を同時に行うことでドリフト走行に移行する。ブレーキ、ニトロ作動または直線での一定時間放置でドリフト状態が終了する。基本的にハンドリング値でドリフト時の減速の仕方が決まるが、「ドリフト補正」によって表記値よりもアンダー・オーバーが出ることがある。また、コーナーからの立ち上がりの際にドリフト状態を解除する場合はニトロを噴射するのではなく、ブレーキをかけてからニトロを噴射した方が減速が少ない。Switch版では自動加速をオフにして、アクセルボタンを離しながらドリフトすると、曲がり具合は落ちるが減速は少ない、通称「オフドリ」というテクニックがあったが、クロスプレイ化によってできなくなった。
- ニトロ
ニトロを噴射することで、最高速度や加速力を向上させる。画面上部には「ニトロゲージ」が表示され、コース上のニトロアイコンを獲得するか、ドリフトやスタント等を決めることでゲージが充填される。ニトロアイコンは青色と黄色の二種類があり、黄色がよりニトロを回復する。ニトロは該当操作(アイコンタップやボタンを押す)を1回または2回行うことで噴射される。ニトロの段階による最高速度は基本的に変わらない。
- ニトロの種類
- ニトロ(黄色ニトロ)
ニトロボタンを1回タップで発生する。ブースト力は最も弱いが、最も持続する。マフラーからは黄色の炎が出る。最も持続するため、直線で速度維持をするのに有効。わずかながら最高速度が伸びる。
- インパクトニトロ(赤ニトロ)
ニトロボタンをニトロゲージの黄色のゾーン2度タップで発生する。ブースト力は強いが、持続時間は短い。マフラーからはオレンジの炎が出る。
- パーフェクトニトロ(青ニトロ)
ニトロボタンを1回タップしたのち、ニトロゲージに出現する青いゾーン中でもう一度タップすると発生する。持続時間とブースト力のバランスの取れたニトロで、ノックダウン耐性がショックウェーブの次に高い。マフラーからは青の炎が出る。持続時間、ブースト力のバランスが良く、ダートや縁石を突っ切って走る時に使われることが多い。一部のEV系マシンで、最高速度が伸びる。
- ニトロショックウェーブ
ニトロゲージが満タンの状態でニトロボタンを1回タップするとできるピンク色のゾーンでもう一度タップすると発生する。ブースト力は非常に強いが、持続時間は全ニトロの中で最も短く、ライバルを最もノックダウンしやすい。車体自体が紫のような光に囲まれる。ブースト力が強いため、カーブからの立ち上がりや、ノックダウンをする時、バレルロールをする時などに使われる。パーフェクトニトロ同様ダート等で減速しないが、パーフェクトニトロより曲がりにくい。
- 360°スピン
ブレーキ操作を2回連続で行うことで、マシンの左右を軸に1回転させる。近接するマシンを攻撃したり、ニトロを少し補充したりすることができる。
- ジャンプ
コースに設置されたジャンプ台や高低差がある箇所を走ることでジャンプができる。滞空時間が長いジャンプでは空中で落下している間に加速し、地上での最高速度を上回る速度(空中最高速度)に達する。なおどれだけ長い時間滞空していようとも各マシンごとに設定されている空中速度を超えることはなく、上位車両でも時速600kmが最大である。ただしマルチプレイの場合、空中で他人のマシンに押されて空中最高速を超えるということが稀にある。
- フラットスピン
ジャンプする直前に360°スピンを行い、ジャンプ中も回転を続ける挙動。一般にスピンジャンプと呼ばれる。着地するまでは回転を止めることはできない(ただし、地面につく直前でドリフト状態に持ち込み、ある程度ステアリングを切ることで着地後の回転を抑えることができる)。フラットスピンの最中はニトロが補充され、他の車への攻撃力が上昇するが、通常より減速しやすい。
- バレルロール
湾曲したジャンプ台に乗ることで、マシンの上下を軸に回転させる。フラットスピン同様、空中にいる間は回転を止めることはできない(ただし、バレルロール中にブレーキをタップすることで回転数を減らすことができる場合がある)。バレルロールの最中はニトロが補充される。
- ノックダウン
レースを競う他のマシンに一定の負荷(ニトロ作動状態での接触や壁に押し付けるなど)を与えクラッシュさせる。1台ノックダウンするごとにニトロが補充される。マルチプレイでライバルにノックダウンされた場合は復活時にニトロが満タンになる。なお、一部のレースで登場する警察車両は地上ではニトロショックウェーブ以外のニトロではノックダウンできない。
- クラッシュ
壁などへの衝突や、タイヤ以外の面での着地、一部のコースに登場する貨物列車への正面衝突をするとクラッシュ扱いになる(稀にクラッシュ判定にならず車両が飛び跳ねるなど異常な挙動を示すことがある。このような異常挙動のことをまとめてファニーモーメントという)。クラッシュ後は若干後戻りした場所から自動でコースに復帰し、ニトロゲージはクラッシュ前のまま、クラッシュ後の一定時間でマシンの残骸がニトロアイコンを獲得すればゲージは増える。稀に不条理にクラッシュや被ノックダウン判定になったりタッチドライブで自ら壁に突っ込む、主に速いマシンで湾曲していないジャンプ台でバレルロールを試みた判定になり失敗してクラッシュするといったこともあり、特に一度のクラッシュが敗北や時間切れに直結する短いコースやTIME ATTACK、クラッシュ禁止のHUNTEDでは注意が必要となる。また、ジャンプ台が連続している場所に高速で突っ込むと、1つ目のジャンプ台で勢いよく飛んだ後2つ目のジャンプ台を通り過ぎてしまい、そこの台の先端にマシンが当たってマシンが下に向いてクラッシュする、という事がある。
- 切り返し
ニトロが切れた時に、すぐに最高速度が元に戻る訳ではなく0.5秒ほどかけて少しづつ元に戻る。これを利用して、〈ニトロを使っている時にブレーキを一瞬かける→ニトロが切れる→すぐにまたニトロを使う〉という操作を行うと、速度をほぼ下げずにニトロを長持ちさせることが出来る。特にニトロの値が低い車に有効。また、着地直後からこの操作を行うと減速を遅らせることができるため、タイムを縮めるのに非常に有効なテクニックである。
- 切り取り
ニトロボトルからニトロを取った際、通常の場合ニトロゲージが4分の1(黄色ボトルからは半分)増えるが、ニトロの使用中にボトルを取ると通常よりも増える量が少なくなる。そこで、ボトルを取る直前にニトロを切り、通常の量のニトロを取る方法。
- ニトロパンチ
ドリフト状態でニトロを噴射するテクニック。通常、ドリフト状態でニトロを噴射するとドリフトが解除されるが、〈ドリフト状態→ブレーキを解除し、その間にニトロ噴射→すぐにまたブレーキをかける〉という操作を行うと、ドリフト状態で一瞬だけニトロを噴射できる。ニトロパンチは一部のマシンで使用すると減速を抑えられるが、他のマシンで使用すると減速を招く恐れがある。
- スピンドリフト
コーナーの手前で360°スピンをしてからドリフト状態に移行するテクニックで、ニトロパンチに360°スピンを組み合わせたようなテクニック。〈コーナーの手前でブレーキを2回押す→360°スピンをする→スピン時にニトロ噴射→スピンが終了する直前にブレーキをかけてハンドルを切る〉という操作でスピンドリフトになる。スピンドリフトはニトロパンチと同様に一部のマシンで減速を抑えられるが、他のマシンで多用すると減速を招く恐れがある。
- 壁走り
カーブの外側の壁にマシンを接触させ、その壁に沿ってマシンを走らせるテクニック。カーブでの速度維持がしやすいため、少しの減速がタイムロスに繋がるカーブを走るときや、ドリフトで減速しやすいマシンなどで有効。ただ、壁走りをすると転覆することががある。また、ステアリング操作をせずにこのテクニックを行うと減速が少なく、その間にドリフトを途切れ途切れに行うと減速ぜずニトロを補充できる。基本的に壁走り中はその速度を維持したままのことが多いが、異常に加速するマシンが一部収録されている。
- 踏み外し
湾曲していないジャンプ台でマシンの片輪を踏み外してバレルロールさせるテクニック。これをすることで通常よりニトロが溜まりやすくなりまた加速しやすくなるが、地面との高低差が低いジャンプ台や、コースの端との距離に余裕がないジャンプ台で行うとクラッシュする恐れがあるため諸刃の剣である。
- パーフェクトラン
マシンが壁に一定時間接触しない走りを行うとニトロが少し補充される。ライバルをノックダウンしても、トラフィックカーと障害物を破壊しても、一定時間壁に接触しなければパーフェクトランになる。壁に接触するとパーフェクトランが中断されるが、壁走りなどでは一度接触した直後からパーフェクトランが再開されるため、壁走りをしていてもパーフェクトランの判定になることがある。
- トラフィックダウン
コース上に配置されている一般車両や路面電車〈トラフィックカー〉に衝突して破壊すること。ニトロが少し補充されるが、かなりの減速を招く。しかし、横から擦り付けるようにして接触することで減速を抑えられる。また、一部コースで登場する貨物列車はトラフィックカーではなく、正面衝突するとクラッシュする。
- 障害物破壊
コース上の障害物を破壊すること。
- ニアミス
コース上のトラフィックカーと近距離ですれ違うことでニトロが少し補充されるテクニック。近距離ですれ違うほど補充されるニトロの量が増える。
イベント
[編集]本作では毎日一部の内容が変わる「デイリーイベント」、およそ1か月間にわたって特定のマシンの獲得を目指す「スペシャルイベント」が存在する。
デイリーイベント
[編集]デイリーイベントには毎日およそ10個ほどのイベントがある(ただし、ガレージレベルやその時開催されているスペシャルイベントによって個数は変わる)。ここではイベントの更新のタイミングは日本時間を基準にして考える。イベントに参加するには「チケット」が必要であり、チケットは10分につき1枚補充される。チケット1枚を5トークンで入手することもできる。また、広告を視聴することでもチケットを入手することもできる(Switch/Xbox/Steamでは不可)。さらに、レジェンドパスを購入すると特典として1日1回チケット10枚を無料で補充できる。所持数の上限は10枚。
- DAILY CAR LOOT
それぞれのクラスのマシンで1回30秒ほどのレースをし、一定の条件をクリアすれば特定の設計図がもらえるイベント。必要チケットは1枚。ガレージレベル(後述)12で自動クリアが可能なイベントの一つ。
- CLASS(クラス) CUP
1週間に一度、あるクラスのマシンの設計図を獲得できるイベント。毎週月曜日にDクラス、火曜日にCクラス、水曜日にBクラス、木曜日にAクラス、金曜日にSクラスと続く。指定されたマシンでタイムをクリアしある特定のマシンの設計図を確実に獲得することもできる。また、このイベントはイベントクラスとその1つ下のクラスのマシンを使用できる(例:CクラスイベントならCクラスとDクラスのマシンを使用可能。Dクラスイベントは例外的に使用可能なマシンはDクラスマシンのみとなる)。必要チケットは1枚。ガレージレベル(後述)12で自動クリアが可能なイベントの一つ。
- LOW CLASS CUP/HIGH CLASS CUP
毎週土曜日・日曜日に開催される、それぞれのクラスマシンの設計図を獲得可能なイベント。LOW CLASS CUPではそれぞれのクラスパックが、HIGH CLASS CUPではそれぞれのクラスパック+(プラス)がタイム報酬。クラスごとにタイムが設定され、LOW CLASS CUPよりもHIGH CLASS CUPの方がクリア難易度は高い。必要チケットは1枚。ガレージレベル(後述)12で自動クリアが可能なイベントの一つ。
- Exclusive:(車両名)
特定のマシンの設計図及びエピックインポートパーツを獲得可能なイベント。毎週決まった曜日に2日間にわたって開催。車両はそれぞれ三台ずつ指定され、レースに勝利で設計図1枚×2回、マシン指定無しで一定タイムクリアでExclusive(車両名)pack1個×10回、2番目のマシンで一定タイムクリアでExclusive(車両名)pack1個×10回、3番目のマシンで一定タイムクリアでExclusive(車両名)pack+(プラス)1個×10回獲得可能。Exclusive packでは設計図とマシンのクラスのレアインポートとアンコモンインポートとクレジットが、Exclusive pack+では前記に加えマシンのエピックインポートが獲得可能。必要チケットは2枚。
- Car Hunt:(車両名)
特定のマシンの設計図を獲得可能な、1週間にわたって開催されるイベント。たいてい、レース完走報酬がマシンの設計図1枚×1回、タイム報酬でCar Hunt pack1個×無制限、特定のマシンでのタイムクリアでマシンの設計図1枚×5回×2種類となっている。タイム報酬は3種類あり、うち1つはイベントマシンの1つ下のクラスでのタイムクリアとなっている(例:Bクラスマシンがイベントマシンの場合、Cクラスマシンでのタイム報酬となる。Dクラスは例外的にDクラスマシンでのタイム報酬となる)。Car Hunt packではイベント車両の設計図とイベントマシンのクラスのレアインポート、アンコモンインポート、クレジットが獲得可能。鍵でアンロックするマシンがイベントマシンの場合は「Key Hunt」という名称となる。Key Huntでは星1状態のノーマルイベントマシンを試乗できるが、鍵は最大までスターアップしたイベントマシンのタイムクリアでしか入手できない。必要チケットは2枚。また、Car Hunt開催期間はイベントマシンのカードパックがストアに登場する。なお、Car Huntパックの出現率は10%と低い。
- Car Hunt Riot:(車両名)
上記のイベント終了後にイベントマシンのみで開催されるランキングイベント。順位が高いほど報酬は豪華。マシンのエピックインポートや、Car Hunt Riot pack、アンコモンインポートパック、イベント車両のクラスのマシン設計図パックが獲得可能。Car Hunt Riot packではイベントマシンのエピックインポートとイベント車両クラスのレアインポート、アンコモンインポート、クレジットが獲得可能。必要チケットは3枚。
- Amateur・Advanced・Expert race (ロケーション名)
毎日、Sクラス、A・Bクラス、C・Dクラスでレースし、一定のタイムをクリアすることでそれぞれクレジットを獲得できるイベント。なお、アップデートでこのイベントは廃止され、代わりにCredits heistイベントが追加された。
- Credits Heist:(コースロケーション)
前記のイベントに代わって追加されたクレジット稼ぎイベント。毎日開催され、曜日ごとに変わるコースをレースする。完走報酬、クラスタイム報酬、スター報酬(星3以上のマシンでこのタイムをクリアなど)でクレジットを稼ぐ。Heist(強盗)の名の通りこのイベントでは必ず警察が登場する。
- Weekly Competition
Dクラス限定のタイムアタックで、1週間に渡って開催されるイベント。ガレージレベル10未満とガレージレベル11以上で競う集団が変わる。上位の何%に位置しているかによって、獲得できるインポートパーツパック・クレジット・トークンの数が変わる。ただし、インポートパーツパックの内容は変わらない。必要チケットは2枚。
- Elite Class(S・A・B・C)
各クラスの上位マシンを使ってタイムアタックする、1週間に渡って開催されるイベント。ガレージレベル10以上で開放される。前述のイベントと同様に、上位何%に位置しているかによってインポートパーツパック・クレジット・トークンの数が変わる。インポートパーツパックの中身はそれぞれのクラスのパーツである。必要チケットは2枚。
その他、各国の風習やイベントを記念して開催されるイベントが存在する。
スペシャルイベント
[編集]本作ではデイリーイベントの他に、スペシャルイベントと呼ばれる形式のものが開催される。
- スペシャルイベント
4週間に渡って開催されるイベント。指定されたマシンで毎日1つずつ開放されるステージに挑戦し、報酬マシンの設計図を集める。チケットはデイリーイベントのものと共通で、1レースあたり2枚、報酬マシンの最大ステータスの試乗が1枚(最終ステージのみ3枚)。
- ドライブシンジケート
犯罪集団とレースで戦うというストーリーで行われるイベント。開催期間は4週間。イベント内のレースにはチケットの代わりに「ハザードレベル」が設定されている。レースに出走するとハザードレベルが上がり、レベル10に達するとプレイできなくなる。レースの目標を達成すると「シンジケートコイン」という専用通貨が手に入り、専用のストアページでアイテムを購入する際に使用できる。なお、シンジケートは無課金ではクリアすることが難しいとされており、4万円~5万円ほどの現金をつぎ込む必要がある。
- Grand Prix(俗称:グランプリ)
タイムアタック形式で行われるイベント。開催期間は3週間程度で、たいてい上記のスペシャルイベントと併催される。まずランダムに選ばれたプレイヤー20人で予選が行われ、上位10人がファイナルラウンドに進出する。ファイナルラウンドは7つのラウンドで構成されており、予選とは別の20人のグループが組み直される。各ラウンドごとにグループ内順位に応じたポイントが与えられ、合計点の順位に応じた報酬が贈られる。チケット消費はなく、練習走行は報酬マシンの燃料分、本番のタイムアタックは各ラウンド3回走ることができる。また、トークンを使うことによって4回目、5回目などと追加走行することが出来るが、そのたびに必要なトークンは増加する(75、150、300と倍々に増えていく)。
また、グランプリの他にもエピックプリックスというものもある。エピックプリックスはグランプリと違い、インポートパーツ(エピック)が順位報酬で配られる。人数グランプリと同じ。しかし、グランプリと最大の違いはマシンが必要になることで、グランプリはマシンを貸し出されるがエピックリックスはマシンを所有していないと参加することはできない。それ以外はグランプリと同じ(Ferrari 488 GTB challenge EVOのように、最大ステータスのマシンが貸し出されることもある。)。
- Road Test
前作の研究開発に相当するイベント。レンタルされた新マシンを使用し、複数の課題の中から一つを選んで挑戦し、経験値を獲得して報酬を集めるモード。レンタルマシンの能力はステージを進むほどにアップグレード可能なレベルが開放される。報酬にはレンタルマシン専用の設計図や専用通貨の他、対象マシンを他のモードでも使用可能にするためのメイン設計図も登場する。研究開発におけるプロトキーに相当する概念として、ドライブシンジケート同様のハザードレベル(このモードでは「警告」と表現)が設定されている。また、マシンのアップグレードには専用通貨を使用する。
また、現時点では無課金ではクリアできない。
THE SHOWROOM
[編集]特定のマシンの入手を目指す常設イベント。入手したいマシンのイベントを選択してプレイし、期間内にマシンの入手を目指す。一度イベントを選択するとイベント終了まで変更できない。Car Huntと似ており、繰り返しレースをしてパックから設計図を入手する。パックからイベントマシンではないマシンを入手し、別のステージで使用するイベントや、イベントマシンの試乗が可能なイベントもある。レースの条件数はかなり多いため容易にクリアできないが、イベント終了後も延長は可能[10]。
また、鍵でアンロックするマシンは最大までスターアップしてから別のイベントで鍵を入手する必要がある。
ステータス/パラメータ
[編集]ゲーム内通貨
[編集]本作では以下のゲーム内通貨が設定される。
- クレジット
マシンのアップグレードやアイテムの購入で使う。レースの報酬としても入手できる。またストアで、トークンを使って購入することができる。
- トークン
設計図の購入、カードパックの購入などで使う。一部イベントの報酬として入手できる。またクレジットと違い、ストアでトークンを購入するには課金が必要である。
- シーズントークン
カードパックの購入、エピックインポートパーツの購入で使う。一部イベントの報酬として入手できる。通常のトークンと違い、シーズン中しか使用することができず、そのシーズンが終了すると残ったシーズントークンの3%(レジェンドパス特典で6%)がトークンに変換される[11]。 なお、このシステムはコミュニティから良い評価を得られなかったことから2024年2月19日のアップデートによりゲームから削除され、現時点で復活の予定はない[12]。
- トレードコイン
設計図やインポートパーツと交換することで入手でき、レアリティが高いほどより多くのトレードコインと交換される。レジェンドストアで特定の設計図やエピックインポートパーツを購入するにはトレードコインが必要。
- シンジケートコイン
スペシャルイベント「シンジケート」開催中のみ使用できる通貨。スペシャルイベントが終わるとクレジットに変換される。
- Rコイン
スペシャルイベント「Road Test」開催中のみ使用できる通貨。スペシャルイベントが終わるとクレジットに変換される。
- Clashコイン
クラブClashと呼ばれるイベント(後述)で獲得可能な通貨。この通貨を使用して設計図を購入できるClashストアがあり、ここでしか獲得できないマシンもある。トークンで購入可能。
- Clashトークン
上記のClashコインと同様の方法で入手可能な通貨。こちらの方が手に入る数が少なく、課金等で入手ができない。
プレイヤーステータス
[編集]ゲームプレイを進めることで、以下のプレイヤーステータスを上げることができる。
- 名声レベル
レースで勝利すると得られる名声ポイントが貯まるとレベルが上がり、1回のレースで獲得できるポイントが増える。また、レベルアップ時には全マシンの給油が完了する。最大100レベル。
- ガレージレベル
マシンを入手したりアップグレードを進めると、ガレージレベルが上がり入手できる設計図の種類やレアリティが高くなる。最大60レベル。12以上になると、一部のデイリーイベントの目標のうち、今のマシンの状態で理論上でも達成可能なものが自動的に達成済みの状態になる。また、20を超えるとコレクターステージ(20でコレクターステージI、40でコレクターステージII)となり、より豪華な内容のコレクターカードパックが最大2つ無料パックに追加される。
また、スタント回数やマシンの保有台数などに応じて実績が達成されると、トークンを入手できる。
クラブ
[編集]オンラインゲームにおける「ギルド」のようなシステムで、プレイヤーはクラブに加入、またはクラブを作成(高額のトークンが必要)できる。クラブのメンバーでレースをしたり、メンバーの名声ポイントの合計に応じて報酬を入手できる。また、クラブClashと呼ばれるクラブ間の抗争をイメージしたイベントが開催されており、このイベントでは事前に参加申請をしたクラブかつ、一定のクラブガレージバリューの合計値が似通っているクラブ同士で戦う。準備ステージ、防衛ステージ、攻撃ステージの3つに分かれており、防衛ステージでストリート内のコースでタイムを記録し、スコアを獲得する。使用できるマシンは固定されている場合もあるが、ある程度制約の緩いコースでは、使用マシンのメーカーや星の数などでボーナススコアが加算される。基本スコアとボーナススコアの合計値がそのコースの最終スコアとなる。攻撃ステージでは、相手クラブのストリート内のコースを襲撃し、相手のタイムより早いタイムを記録することでコースを奪取できる。この際にもボーナススコアは加算される。相手クラブが走らなかったコースは、レースを行わずに奪取できる。そして最終的に合計スコアが高いクラブが勝利となり、報酬を受け取れる。
レースルール
[編集]レースは以下の数種類のルールで行われる。
- CLASSIC
ライバルと順位を競う。自車を含め6~8台が走行する(全てAI)。マルチプレイ以外はスタート時からマシン同士の当たり判定がある。
- SPRINT
警察車両が登場するCLASSIC。自車を含め2台以上で走行する。「Credits Heist」はこのルールで行われる。
- TIME ATTACK
制限時間以内に完走を目指す。前々作の「ARCADE」に「PAINT JOB」の残り時間回復を追加したルール。チェックポイントおよびゴールを制限時間以内に通過できないとゲームオーバーになる。コース上に設置される緑色のストップウォッチを模したアイコンを獲得すると、タイムが加算される(1秒または2秒)。一部イベントではライバルが出現することがある。
- HUNTED
警察に追われているという設定で、多数の警察車両(パトカーや装甲車)が設置されている。パトカーや装甲車は普通のマシンと違い、ニトロショックウェーブや360°スピンなどでしかノックダウン出来ない他、普通のマシンのAIと異なり、プレイヤーの進路を妨害したり、激突させてクラッシュさせてくる。(また、装甲車はパトカーよりさらに頑丈に出来ており、ショックウェーブでもノックダウン出来ない事がある)コースをクラッシュせずに[13]完走し逃げ切ることを目指す。ローリングスタートで行われ、制限時間を超過するか、一度でもクラッシュすると「逮捕」となりゲームオーバーになる。また、立往生してしまった場合も即逮捕される。なおゴール地点は巨大なバリケードで完全に塞がれており、路肩のジャンプ台で飛び越えなければならない。しかしジャンプ台の前にパトカーが止まっていると、それにぶつかりクラッシュして逮捕判定になってしまう。このように難易度が高いためキャリアでの出現頻度は少し低めだが、一部の警察を題材としたステージではこのモードで行われるレースが大量に出現する。
- SLIPSTREAM
一部イベント及びマルチプレイでプレイできる。走行中のマシンの後ろに青色のエフェクトが発生し、それに重なっている間は大量のニトロが自動で充填される。後ろについてニトロを使用し続けることをニトロサーフィンという。ドリフト中は後ろにエフェクトは発生しない。
- ON THE RUN
一部イベントのみ登場する、特殊なモード。ルールはHUNTEDと一緒だが、最後の巨大バリケードが登場しない代わりに一部小さなバリケードが置いてあり、ぶつかると減速する。バリケードのある所では警察は追いかけてこない。また、レース途中でムービーが挟まれる。ムービーに干渉することは出来ず、ムービー内でニトロがたまることもない。
- NITRO POLLUTION
レースの進行はCLASSICと同じだが、コース上に汚染されたニトロアイコンが配置されており、これに触れるとニトロゲージの容量が減少する。過去1度のみ開催。
- The pursit
プレイヤーが警察車両を操り、AIの操作するマシンを制限時間内に所定の台数ノックダウンすることでクリアとなる。
マルチプレイ限定ルール
[編集]- GHOST
ライバルマシンに接触せずにすり抜ける。現在のマルチプレイはレース開始直後にノックダウンされて敗色濃厚となるのを避けるため、CLASSICシーズンでもスタートから10秒間のみこのモードになっている。
- GHOST SLIPSTREAM
上記のGHOSTモードとSLIPSTREAMモードを合わせたモード。ゴーストの後ろにエフェクトが発生する。
- UNBREAKABLE
ライバルにはぶつかるが、ノックダウンできない。かつては他のマルチプレイにおいてスタートから10秒間のみこのモードが採用されていた。
- RUSH
ルールはCLASSICと同じだが、順位により獲得できるレートが固定されており、最下位になっても殆ど減らない。一時期通常のマルチプレイにおいて『CLASSIC』の表記で用いられ、概ね開催期間は1ヶ月前後であった。
- DUEL
前作の「VERSUS」に相当。対戦相手はランダムに選ばれ1対1のレースが行われる。過去1度開催されたのみだが、後に『1vs1 トーナメント』の名称で勝ち抜き方式のルールとして復活した。
- ASPHALT JUNGLE
マシンの制限がなく、DクラスマシンもSクラスマシンも同時にレースする。コースは30秒程度の短いコース。スタート直後のゴースト状態もない。最初からノックダウンが可能となっている仕様。また、SLIPSTREAMと組み合わせて開催されることもある。Legends Unite化された後はSEASON SERIESとなった。
- SEASON SERIES
Legends Unite化後のマシン無制限マルチ。選択したマシンと近いランク帯のマシンとマッチングするシステムになっている。
- TEAM PURSUIT
シンジケートチームまたはセキュリティチーム(警察)になって逃走または追跡を行うモード。Legends Uniteのアップデートで実装された。使えるマシンは変化するが、いずれでも2台のマシンのMaxがそのマシンを所有していなくても試乗できる。レースはシンジケートが先にスタートして後からセキュリティチームがスタートし、セキュリティが5回シンジケートのマシンをノックダウンするとセキュリティの勝利となり、セキュリティが5回ノックダウンできなければシンジケートの勝利となる。レースには制限時間が設定されており、セキュリティはタイムアップになるまでにシンジケートを5回ノックダウンしなければならない。反対にシンジケートは3回クラッシュや被ノックダウン、コースアウトすると脱落する。ただ、セキュリティチームのマシンはシステムが特殊で、ニトロは噴射すると一瞬で使い果たし、ドリフトもジャンプも問わず一定時間走行してゲージが満タンにならなければ使えない。また、シンジケートのマシンが接近すると赤色の矢印が表示され、その時にニトロを噴射するとマシンが自動的にシンジケートのマシンに向かって急加速または横を向いて後方のシンジケートの前方を塞ぐなどしてノックダウンする。また、レースは終了まで同じコースを走行し続けることになる。
ゲームモード
[編集]本作では以下のゲームメニューが用意される。
マイキャリア
[編集]各ステージのレースに挑戦し、クリアを目指す。ステージやレースごとに出走できるマシンが指定されることもある。各レースには成績やスタントに関連したミッションが用意され、達成するとフラッグが手に入る。フラッグを集めることでレースやステージを開放(プレイ可能にする)できる。なお、TIME ATTACKの時間切れやHUNTEDの逮捕は完走したことにならないため、条件を満たしていてもフラッグは手に入らない。推奨ランクというものが設定されており、そのランクを超えていればクリアは簡単だが、わずかに足りない場合、AIが少し強くなる。全く足りていない場合、AIが大幅に強化される。
マルチプレイ
[編集]オンラインで世界のプレイヤーとレースする。各プレイヤーにはレートが設定され、レース結果に応じて上下する。レート帯ごとに5つのリーグに分けられており、上位リーグほどシーズン終了後の報酬が豪華になる。
- World Series
常時開催されているモード。通称上マルチ。期間は2週間で、下から「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「レジェンド」の5つのリーグで構成される。アスファルトレジェンズユナイトのアップデートから、ブロンズ〜プラチナのリーグは4段階(IV→III→II→I)に分けられ、使用できるマシンもその段階ごとに変化していくようになった。また、マルチプレイシーズンが切り替わると次のシーズンで使えるマシンも変化するため、全てのマシンを使えるわけではない。
- Limited Series
特定の複数車種で出走できるモード。通称下マルチ。期間は1週間で、下記のTrial Seriesと持ち回りで開催される。下から「ノービス」「ルーキー」「プロ」「エリート」「マスター」の5つのリーグで構成される。また、マシンを持っていないと、参加することはできない。
- Trial Series
1車種のみで出走できるモード。開催期間は1週間で、上記のLimited Seriesと持ち回りで開催される。リーグ構成はLimited Seriesと同じ。当初は出走回数に制限がなかったが、タッチドライブを用いた放置プレイによって不正に報酬を獲得するプレイヤーが現れたため、燃料消費を伴う仕様に変更された。なお、無制限の場合もある。
報酬
[編集]マルチプレイのシーズン終了後にリーグ報酬及び上位ランキング報酬が獲得できるが、レースをこなすことで「マイルストーン」を獲得し、一定マイルごとに報酬を獲得できる。報酬はクレジット、インポートパック、(リーグ名)パック。マルチプレイパックではマシン設計図を獲得できる。なお、タッチドライブを使用して最下位になった場合、放置プレイでの不正な報酬稼ぎを防ぐため、マイルストーンは与えられない[14]。
デイリーイベント
[編集]ある日程期間(制限あり)で行われるレース。そのレースによってSランクのカードパックやトークンなどの様々な報酬がもらえる。
スペシャルイベント
[編集]ある日程で行われるレース。(例 スターウェイイベントなど)
画面分割モード
[編集]Switch、Windows、Steam、Xbox、PS版に実装。画面を分割して、1台の端末あたり4人までプレイができるモード。分割数とマシンのクラスを指定すると、接続されたコントローラーでマシンを操作できる。カスタムカラーやボディパーツなどは使用不可。
クイックレース
[編集]Nintendo Switch版のみ実装。オフラインでプレイ可能なモード。ミッションをクリアしてトロフィーを集めるチャレンジと、コース・アザーカーの強さ・台数・周回数を自分で設定できるカスタムレースで構成される。燃料は消費しないが、報酬は獲得出来ない。
収録車種
[編集]- Dクラス
- Mitsubishi Lancer Evolution X
- BMW Z4
- Chevolet Camaro LT
- NISSAN Leaf NISMO RC
- NISSAN 370Z NISMO
- KTM X-Bow GTX
- Volkswagen XL Sport Concept
- DS Automobiles DS E-Tense
- Dodge Challenger 392 Hemi Scat Pack
- Renault Dezir
- Italdesign DaVinci
- BMW i8 Roadster
- Peugeot SR1
- Porsche 718 Cayman S
- Infiniti Project Black S
- Lotus Elise Sprint 220
- Lamborghini Countach 25th Anniversary
- FORD Shelby GT350R
- Porsche 911 Targa 4S
- Ginetta G60
- Renault Tre Zor
- NISSAN 370Z Neon Edition
- Honda Civic Type R
- Porsche Taycan Turbo S
- TVR Griffith
- Bentley Continental GT3
- Mazda Furai
- Aston Martin Vantage V12
- Chevolet Corvette C7.R
- Lamborghini Huracan Super Trofeo EVO
- Volkswagen Electric R
- Scuderia Cameron Glickenhaus 004c
- Ford Mustang Mach-E 1400
- Cクラス
- Dodge Challenger SRT8
- BMW 3.0 CSL Hommage
- Porsche Boxster 25th
- Chevolet Camaro ZL1 50th Edition
- Lotus Evola Sports 410
- Mercedes-Benz AMG GTS
- BMW・M4 GTS
- Rezvani Beast X
- Astonmartin V12 Speedster
- Donkervoort D8 GTO Individual Series
- Dodge Viper ACR
- Bolwell MK X Nagari 500
- Ford Shelby GR-1
- Pininfarina H2 Speed
- Artega Scalo Superelletra
- Acura 2017 NSX
- Maserati Alfieri
- Jaguar XJR-15
- Mercedes-Benz 2022 Show Car Vision AMG
- Ferrari Monza SP1
- ATS Automobili Corsa RRTurbo
- Jaguar XE SV Project 8
- Ferrari F40
- Runaut RS 01
- Mercedes-Benz CLK-GTR
- Acura NSX GT3 Evo
- Vencer Sarthe
- Maserati MC12
- Bentley Mulliner Bacalar
- Lamborghini Miura Concept
- Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport
- Chevolet Corvette Stinglay
- Brabham BT62
- Ferrari 599XX Evo
- Ares S1
- Lamborghini Diablo GT
- Arrinera Hussarya 33
- Bugatti EB110
- Porsche Panamera Turbo S
- Lamborghini Gallardo LP560-4
- Ferrari 296 GTB
- McLaren GT
- Mercedes-Benz AMG GT Black Series
- Bクラス
- Porsche 911 GTS Coupe
- Astonmartin DB11
- Exotic Rides W70
- Jaguar F-Type SVR
- Ferrari F50
- Porsche 911 GT1 Evolution
- Ford GT
- Lamborghini Asterion
- Ferrari Roma
- Arash AF10
- BMW M4 GT3
- Cadillac Cien Concept
- Ford GT MK Ⅱ
- Italdesign Zerouno
- McLaren Artura
- Arash AF8 Falcon Edition
- Ferrari 488 GTB
- Kepler Motion
- Drako GTE
- SCG 003S
- McLaren Elva
- Nissan R390 GT1
- Ferrari F12tdf
- Maserati MC20
- Lamborghini Murcielago LP640 Roadster
- McLaren 765LT
- Chevolet Corvette Grand Sport
- APEX AP-0
- Astonmartin Vantage GT12
- Apollo IE
- SIN R1 550
- Lamborghini Reventon Roadster
- Ferrari Enzo Ferrari
- Aston Martin One77
- Apollo N
- Mercedes-Benz SLR McLaren
- Astonmartin DBS Superleggera
- Lamborghini Essenza SCV12
- Puritalia Berlinetta
- McLaren Solus GT
- Lamborghini Invencible
- Lamborghini Huracan EVO Spyder
- Porsche Carrera GT
- Nissan GT-R 50 by Italdesign
- Zenvo TSR-S
- Lamborghini Sesto Elemento
- Porsche 911 GT3 RS
- Ferrari 488 GTB Challenge Evo
- Apollo EVO
- Lotus Evija
- McLaren F1 LM
- Volkswagen W12 Coupe
- Pagani Huayra R
- Lamborghini Revuelto
- Lotus E-R9
- Lamborghini Temerario
- Aクラス
- Aston Martin Vulcan
- Nissan GT-R NISMO
- NIO EP9
- Ferrari J50
- Dodge Viper GTS
- Bentley Continental GT Speed
- Ferrari LaFerrari
- McLaren P1
- Pagani Zonda HP Barchetta
- Lamborghini Aventador SV Coupe
- Ferrari 812 SuperFast
- Chevrolet Corvette ZR1
- Jaguar C-X75
- VLF Force 1 V10
- McLaren Senna GTR
- Lamborghini Aventador SVJ Roadster
- Porsche 918 Spyder
- Vanda Electrics Dendrobium
- Peugeot 9x8
- Aston Martin DBS GT ZAGATO
- McLaren 570S Spyder
- Lamborghini Aventador J
- Peugeot Onyx
- Pagani Zonda R
- SCG 007s
- CITROEN GT by CITROEN
- Porsche 935 (2019)
- Aston Martin Victor
- Porsche 911 GT2 RS Clubsport
- Pagani Huayra BC
- McLaren 650S GT3
- Lamborghini SC18
- Ferrari LaFerrari Aperta
- Ferrari F8 Tributo
- Genty Akylone
- Techrules AT96 TRACK VERSION
- Rimac Concept_One
- Aston Martin Valhalla Concept
- Pagani Imola
- Ford Team Fordzilla P1
- Jaguar XJR-9
- Lamborghini Countach LPI 800-4
- De Tomaso P72
- Mercedes-Benz Vision One-Eleven
- Sクラス
- Lamborghini Centenario
- Ferrari FXX K
- Icona Vulcano Titanium
- W Motors Lykan HyperSport
- Raesr Tachyon Speed
- Jaguar XJ220s TWR
- Lamborghini Veneno
- Lamborghini Egoista
- Chrysler ME412
- Trion Nemesis
- Ferrari SF90 Stradale
- McLaren Senna
- Bugatti Veyron 16.4 Grand Sport Vitesse
- Lamborghini Terzo Millennio
- Vision 1789
- Noble M600 Speedster
- W Motors Fenyr SuperSports
- Aston Martin Valkyrie
- Zenvo TS1 GT 50th Anniversary
- Rimac Concept S
- Automobili Pininfarina Battista
- Naran Hyper Coupe
- McLaren Speedtail
- Faraday Future FFZERO1
- Koenigsegg Regera
- Saleen S7 Twin Turbo
- Ultima RS
- Lamborghini Sián FKP 37
- Ajlani Drakuma
- Inferno Automobili Inferno
- Bugatti Chiron
- BXR Bailey Blade GT1
- Bugatti Divo
- Tushek TS 900 Raser Pro
- Mazzanti Evantra Millecavalli
- Toroidion 1MW
- Inferno Settimo Cerchio
- Koenigsegg Jesko
- Bugatti Centodieci
- Aspark Owl
- Rimac Nevera
- Koenigsegg Agera
- SSC Tuatara
- Bugatti Chiron Super Sport 300+
- Bugatti La Voiture Noir
- Deus Vayanne
- Koenigsegg Gemera
- Hennessey Venom F5
- Koenigsegg CC850
- Bugatti Bolide
- Devel Sixteen
- Koenigsegg Jesko Absolut
- Bugatti Chiron Pur Sport
- Lamborghini Autentica
- ATS Automobili GT
- Bugatti Mistral
- Czinger 21C
動作環境
[編集]動作環境 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “"15 best iOS and Android games in soft launch right now"”. 2018年3月27日閲覧。
- ^ “"Asphalt 9: Legends', the Latest Console-Quality Racing Release From Gameloft, Has Soft Launched on the App Store"”. 2018年3月27日閲覧。
- ^ “シリーズ最新作「アスファルト9:Legends」のSwitch版が今夏後半にリリース決定。“革新的”と謳う「Touchdrive」モードを搭載”. 4Gamer.net (2018年6月7日). 2019年9月19日閲覧。
- ^ “Mac Catalystアプリ『Asphalt 9:Legends』がようやくリリース。iOS版の移植”. Engadget 日本版 (2020年1月18日). 2020年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月8日閲覧。
- ^ “「アスファルト9:Legends」のXbox Series X/Xbox One版が本日リリース。PC版とのクロスセーブ&プレイが可能に”. 4Gamer.net. 2024年7月25日閲覧。
- ^ “BRING THE HEAT PATCH NOTES” (英語). Gameloft SE. 2024年3月21日閲覧。 “Asphalt 9 will be available on Steam this August 2022. Steam will be cross-platform with Windows and Xbox.”
- ^ “「アスファルト 9:Legends」のリニューアル版「アスファルト:Legends Unite」が7月にリリース!”. Gamer (2024年3月27日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ “レースゲーム『アスファルト:Legends Unite』が7月に発売。『アスファルト 9:Legends』のリニューアル版。各種プラットフォームでのクロスプレイに対応”. 株式会社KADOKAWA Game Linkage. 2024年7月19日閲覧。
- ^ “Asphalt Unite coming to Nintendo Switch”. Gameloft SE. 2024年8月20日閲覧。
- ^ “Showroom” (英語). Asphalt Wiki. 2024年4月16日閲覧。
- ^ “SEASON TOKENS” (英語). Gameloft SE. 2024年3月21日閲覧。 “You will receive 3% of your total unspent Season Tokens as Tokens at the end of a season, 〜”
- ^ “ROADMAP: DECEMBER” (英語). Gameloft SE. 2024年3月21日閲覧。
- ^ 前作の「FLAWLESS」を踏襲しているが、コースアウトは失格にならない。
- ^ 一対一のレースに負けた場合や他のプレイヤーが途中棄権している場合はこの限りではない。また、レース内容によってはタッチドライブを使っていなくてもマイルストーンを得られないことがある。
- ^ “Asphalt Legends Unite - Season Patch Notes” (英語). Gameloft SE. 2024年7月30日閲覧。 “Due to the increased performance requirements of the new ingame engine, we will be dropping support all the devices that have no Vulkan API support.”
- ^ “Steam:アスファルト:Legends Unite”. Valve Corporation. 2024年7月30日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]日本語
- Asphalt 9(アーカイブされた)
- Gameloft Video Game Developer Worldwide(アーカイブされた)
- gameloft (gameloftJapan) - Facebook
- gameloftJapan (@gameloftJapan) - X(旧Twitter)
英語
- Asphalt Legends Unite
- Gameloft Video Game Developer Worldwide(アーカイブされた)
- gameloft (gameloft) - Facebook
- Asphalt 9: Legends (@asphaltgames) - Instagram
- Gameloft (@gameloft) - X(旧Twitter)
- Gameloft - YouTubeチャンネル
- 2018年のコンピュータゲーム
- 2021年のアーケードゲーム
- IOSのゲーム
- IPhone用ゲームソフト
- IPad用ゲームソフト
- Android用ゲームソフト
- Windows用ゲームソフト
- MacOS用ゲームソフト
- Nintendo Switch用ソフト
- Xbox One用ソフト
- Xbox Series X/S用ソフト
- PlayStation 4用ソフト
- PlayStation 5用ソフト
- カーレースゲーム
- アメリカ合衆国を舞台としたコンピュータゲーム
- イギリスを舞台としたコンピュータゲーム
- イタリアを舞台としたコンピュータゲーム
- エジプトを舞台としたコンピュータゲーム
- カリブ海を舞台としたコンピュータゲーム
- サンフランシスコを舞台としたコンピュータゲーム
- 中国を舞台としたコンピュータゲーム
- ノルウェーを舞台としたコンピュータゲーム
- パリを舞台としたコンピュータゲーム
- 日本を舞台としたコンピュータゲーム
- ニュージーランドを舞台としたコンピュータゲーム
- ニューヨーク州を舞台としたコンピュータゲーム
- ネバダ州を舞台としたコンピュータゲーム