国道135号
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一般国道 | |
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国道135号 | |
地図 | |
総延長 | 104.5 km |
実延長 | 104.5 km |
現道 | 83.9 km |
制定年 | 1953年(昭和28年) |
起点 | 静岡県下田市 新下田橋東詰(北緯34度40分37.45秒 東経138度56分48.57秒 / 北緯34.6770694度 東経138.9468250度) |
主な 経由都市 |
静岡県伊東市、熱海市 |
終点 | 神奈川県小田原市 早川口交差点(北緯35度14分47.52秒 東経139度8分58.14秒 / 北緯35.2465333度 東経139.1494833度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道136号 国道414号 国道1号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
国道135号(こくどう135ごう)は、静岡県下田市から伊豆半島東海岸を経由して、神奈川県小田原市に至る一般国道である。
概要
[編集]起点の下田市から、伊豆半島東側に位置する伊東市、熱海市などを経て、相模灘に沿って北上し、終点の小田原市に至る路線である。
路線データ
[編集]一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:下田市(新下田橋東詰 = 国道136号起点)
- 終点:小田原市(早川口交差点 = 国道1号交点)
- 重要な経過地:伊東市、熱海市、神奈川県足柄下郡真鶴町
- 総延長 : 104.5 km(神奈川県 19.6 km、静岡県 84.9 km)[2][注釈 2]
- 重用延長 : なし[2][注釈 2]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 2]
- 実延長 : 104.5 km(神奈川県 19.6 km、静岡県 84.9 km)[2][注釈 2]
- 指定区間:なし[3]
歴史
[編集]- 1953年(昭和28年)5月18日 - 二級国道135号下田小田原線(静岡県賀茂郡下田町[注釈 3] - 小田原市)として指定施行[4]。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道135号として指定施行[1]。
- 1978年(昭和53年)1月14日-伊豆近海大地震によって一部損壊。一部廃道になる。
- 2008年(平成20年)9月4日 - 真鶴道路(旧道)が無料開放、国道135号(山側区間)が神奈川県道740号小田原湯河原線になる[5]。
- 2021年(令和3年)8月15日 - 令和3年8月の大雨により小田原市米神地内で法面が崩壊。乗用車1台が巻き込まれて2人負傷[6]。
路線状況
[編集]バイパス
[編集]- 東伊豆道路稲取区間・熱川区間(河津町 - 伊東市)
- 伊東バイパス(伊東市)
- 宇佐美-網代バイパス(伊東市 - 熱海市)
- 真鶴道路(湯河原町 - 真鶴町)
西湘バイパス石橋IC - 真鶴道路のバイパス整備
[編集]西湘バイパス石橋ICから真鶴道路までの区間はバイパス道路が整備されておらず、2005年度(平成17年度)の道路交通センサスによれば休日は1時間平均で上下線合わせて2,000台以上が走行している。当該区間は地元住民の生活道路でもあるため、1981年(昭和56年)より小田原市、真鶴町と湯河原町は協議会を設置して国や神奈川県へ西湘バイパスの延伸を申し立てた。しかし日本道路公団およびその業務を継承した中日本高速道路側に動きは見られないため、2008年(平成20年)2月8日に神奈川県は当初予算案の中で当該区間のバイパス道路整備計画を示した。
整備計画では当該区間を西湘バイパスの延伸ではなく、神奈川県が主体となり国道135号のバイパスを整備するものとなっている。2008年度(平成20年度)に基礎調査を実施し、2009年度(平成21年度)以降に設計、都市計画決定やルート選定を実施する。神奈川新聞によると静岡県熱海市もこの計画について歓迎の意向を示すコメントを出している[7]。
拡幅事業
[編集]静岡県熱海土木事務所では平成20年代後半の供用に向けて、伊東市吉田の三の原入口交差点 - 同市川奈の殿山交差点において、4車線化拡幅事業中である[8]。
有料道路
[編集]- 真鶴道路(真鶴ブルーライン)
無料開放
[編集]道路施設
[編集]道の駅
[編集]交通量
[編集]道路交通センサスより
地名 | 2005年 | 2010年 | 2015年 |
---|---|---|---|
下田市外ヶ岡 | 17,262 | 16,494 | 16,705 |
河津町浜 | 8,973 | 8,352 | 8,850 |
東伊豆町稲取 | 10,867 | 11,095 | 11,825 |
伊東市赤沢 | 13,218 | 12,336 | 11,660 |
伊東市富戸 | 18,369 | 18,569 | 18,903 |
伊東市川奈 | 21,446 | 20,109 | 21,728 |
伊東市玖須美 | 13,369 | 13,016 | 13,542 |
伊東市東松原町 | 17,248 | 17,029 | 18,954 |
伊東市湯川 | 21,759 | 21,993 | 24,094 |
伊東市宇佐美 | 13,371 | 14,039 | 13,044 |
熱海市下多賀 | 19,225 | 19,594 | 19,809 |
熱海市熱海 | 19,734 | 19,181 | 20,420 |
熱海市東海岸町 | 17,381 | 18,031 | 18,670 |
熱海市泉 | 14,209 | 20,203 | 19,505 |
湯河原町吉浜 | 24,152 | 23,060 | 22,982 |
真鶴町岩 | 8,002 | 15,623 | 16,422 |
小田原市石橋 | 27,121 | 29,747 | 29,169 |
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]- 国道136号(下田市新下田橋東詰)
- 熱海ビーチライン(熱海市泉元門川分(門川信号))
- 西湘バイパス 石橋IC(小田原市)
- 西湘バイパス 早川IC(小田原市)
- 国道1号・国道138号(重複区間)(小田原市早川口交差点)
ギャラリー
[編集]-
静岡県賀茂郡東伊豆町
-
静岡県賀茂郡河津町
-
静岡県伊東市湯川
-
静岡県境
静岡県熱海市泉元門川分 -
神奈川県足柄下郡真鶴町
大規模な交通障害
[編集]- 2021年(令和3年)7月3日 - 梅雨前線に伴う豪雨に伴い、熱海市伊豆山地区の山麓で、土石流が発生した(熱海市伊豆山土石流災害)、逢初川を伝うように家屋を破壊しながら、相模湾まで達した。その途中の当道の逢初橋付近においても数台の車・バスを巻き込みながら道路や周辺の建物が土砂で覆い尽くされ、通行不能となる(並走する熱海ビーチラインなどもこの豪雨によって通行止めとなっており、熱海市 - 湯河原町間の自動車での移動は大幅な迂回が必要となった。東海道線も7月4日昼過ぎまで運転を見合わせており、発生当日は熱海市 - 湯河原町間が完全に遮断されていた)[10]。行方不明者の捜索や復旧作業が行われ、2021年(令和3年)7月29日15時に、26日ぶりに通行止めが解除された[11]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年9月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月8日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年9月23日閲覧。
- ^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
- ^ “国道135号と県道740号(小田原湯河原)について” (PDF). 神奈川県小田原土木事務所. 2012年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月11日閲覧。
- ^ “神奈川・小田原市で土砂崩れ 一部国道で通行止”. テレ朝ニュース (2021年8月15日). 2021年8月15日閲覧。
- ^ “西湘バイパスを延伸/県主体で渋滞緩和目指す”. カナロコ (神奈川新聞社). (2008年2月9日). オリジナルの2008年2月10日時点におけるアーカイブ。 2008年2月9日閲覧。
- ^ “伊豆東海岸の道路を改良する事業を進めています。” (PDF). 静岡県. 2015年4月26日閲覧。
- ^ “パトカー、高波で流される=国道冠水、救助活動中-神奈川・小田原”. 時事通信社 (2018年7月28日). 2018年7月28日閲覧。
- ^ 吹き上がる泥・打ちつける土砂の塊、建物も路線バスものみ込んでいった…熱海の土石流ルポ(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
- ^ 熱海つらぬく主要道26日ぶり復旧 土石流被害の国道135号が通行止め解除 ただし「雨注意」 | 乗りものニュース
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 静岡県
- 神奈川県
- 県西土木事務所小田原土木センター:神奈川県内の区間を管理
- 国道135号に関連する地理データ - オープンストリートマップ