装置

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明治時代に英語 apparatusの訳語として作られたもの^[1]。

• (東京式) そ​ーち [sóꜜòchì] (頭高型 – [1])
• IPA^(?): [so̞ːt͡ɕi]

装置 (そうち)

1. 機械や器具を組み合わせて作った仕掛けや設備を配置し、備え付けること。また、その仕掛けや設備。「安全装置」「記憶装置」のように、前に単語を伴って複合語を構成することも多い。
   • 大洪水は別として、排水の装置が実際に適しておるならば、一日や二日の雨の為に、この町中（まちなか）へ水を湛うるような事は無いのである。（伊藤左千夫『水害雑録』）
   • このアパートは最新式の設備で、贅沢な暖房装置がある。（夢野久作『けむりを吐かぬ煙突』）
2. 「舞台装置」の略。
   • 役者が下手でもその熱心さに打たれ、装置が貧弱でも、百方工夫の跡が見えればよい。（岸田國士『「悲劇喜劇」の編輯者として』）

• 複合語

• 「機器」、「機構」も参照。

1. 機械や器具を組み合わせて作った仕掛けや設備を配置し、備え付ける。
   • 次郎^{（じろう）}は床柱（とこばしら）のほうへ寄って、自分で装置したラジオの受話器を耳にあてがった。（島崎藤村『嵐』）
   • さすがに巧妙に出来ていて、外形はどう見ても普通のステッキと少しも違（ちがい）はなかったが、折り曲げて見ると、中には極めて精巧なピストルが装置されてあった。（河上肇『随筆「断片」』）

装置  (繁): 裝置 (zhuāngzhì)

1. （日本語に同じ）装置

装置　(繁): 裝置 (zhuāngzhì)

1. 備（そな）え付（つ）ける