緒形拳と安田道代(後の大楠道代)が出演とあり、なんだかな?なタイトルだけど観てみました。緒形拳て強引で自分勝手な男をやらせると上手いですね。しかしこの宮路という男、気持ち悪いし嫌悪しか感じません。彼に>>続きを読む
タイトルほど面白い内容では無かったので非常に残念…。畸形の鶏ができてしまってから何か面白い展開になるのかと思いきや、あっさり殺して終わってしまい??に。馬鹿みたいな展開だろうとそこは問題ではなく、いか>>続きを読む
オリジナル版ではなくリコンストラクションなので163分の方を鑑賞。そういえば若いマーク・ハミルをスターウォーズ以外でみるのは初めてでした。ルーク色は無く、なかなか上手い役者さんなのではないか?と思いま>>続きを読む
人間の欲望や弱さに巧みにつけ込んでくる悪魔。あの手この手でファウスト博士を誘惑するのです。良くないことだと解っていても、一度良い思いをしてしまうとそれを手放すのが惜しくなるのが人の性…。それでも自分の>>続きを読む
任侠と怪談のドッキング&梶芽衣子が主演というのでこれは面白いに違いない、と思いました。予想は外れておらずなかなか面白かったです。ホキ徳田さん(懐かしいお名前!)が映画に出演しているとはまったく知りませ>>続きを読む
ギレルモ・デル・トロのアニメーション、しかもストップモーションアニメで題材はあのだれでも知っているピノキオです。なんでピノキオ?と思っていましたが期待を裏切らぎらない素晴らしい作品でした。原作の内容も>>続きを読む
初のダグラス・サーク作を鑑賞。題名と内容がなんか違うのだが?と思ったら作中で歌われる曲がそのままタイトルになっているだけで内容とはあまり関係ないそうです。肝心の作品についてですが、コメディだから展開の>>続きを読む
非常に知れた話しなので展開わかるし、まして1938年と古い作品だし楽しめるだろうか?と思ったがそんな思いは不要でしたね。ケチで強欲なスクルージが心を入れ替えて、優しく寛大な人間になるまでのお話です。特>>続きを読む
人間の狂気を描いた作品なのでしょうか。ジャンヌには自分勝手に相手に抱く妬みや嫉みが、ソフィーには自分の秘密を知られる恐怖が…。その二人が一緒になったことで狂気が増幅したのかな、と思いました。ジャンヌと>>続きを読む
好きな男性のために、にわか探偵としてジェーン・ワイマン演ずるイヴが活躍するサスペンスです。マレーネ・ディートリッヒが主役かと思ったのですが、違うのですね。ヒッチコックですから単純なお話しでは終わりませ>>続きを読む
テレビの時代劇並の時間で、色々なものを凝縮しており凄いです。コメディ調で長屋の人達との絡みも良いですし、後に堀部安兵衛になる伏線もちゃんとあったり。一番大事なのは阪妻って凄いんだなぁ、ということでしょ>>続きを読む
『こころ』は時折無性に読みたくなる小説の一つ。あの名作が映画化されているのはなんとなく知っていたけど監督は市川崑だったけ?というくらいの無知っぷりでした。しかも森雅之に新珠三千代なんて期待してしまうで>>続きを読む
何これ…。よくこんな馬鹿みたい(褒めている)な話し考えついたな、と感心してしまった。無人島で助けを待つも誰も来ず。そんなとこにやっと誰かが!と思ったら死体さんだった…。だけどその死体さんはスイスアーミ>>続きを読む
馬鹿みたいな実験を始めてみたら、歯止めが効かなくなってしまったおじさん4人。一見人生が好転するかに見えて、元々巣食っていたダークサイドが露わになってくる辺り笑えない話しだなと思いました。結局お酒の力で>>続きを読む
アニエス・ヴァルダ自身が住むダゲール街の日常を撮った作品。ドキュメンタリーというにはラフ過ぎるし、映画というには物語が無い。いつも顔を見合わせる人々にあらためて視線を向けたらなんだか良いものが撮れまし>>続きを読む
今年1月に亡くなっていたのですね。ティク・ナット・ハン氏のことは知っていましたがマインドフルネス本が巷に溢れていて、何を読んでも同じなため氏の本に手が出ませんでした。たまたまAmazonにこのドキュメ>>続きを読む
私が小さい頃から新宿で見かけていたタイガーさん。親と新宿へ買い物に行く度に見かけるのです。いったいあの人はなんなんだ?とずっと思っておりました。新聞配達員だと知ったのは大学生の頃かな?新聞の束を抱えて>>続きを読む
ドタバタの顛末を90分ちょっとで上手くまとめていて、そこは評価できるのでは…。あり得ない話し、と言ってしまえば身も蓋もないないのだけど少々やり過ぎな感じに思いました。内容的にあまり好きになれないタイプ>>続きを読む
どこかで観たことがあるような内容だがまったく思い出せない。自分が開発に関わったものを戦争に使われることに怒りを覚えるウェリントン教授。核兵器の製造を進めるならロンドンの破壊も辞さないと首相を脅します。>>続きを読む
話しに無理があるのですがそこをツッコんでは野暮ですよ、という感じの作品です。主人公の二人は余命幾ばくもないのだから大目に見てよ、ということでしょうか(悪人でない人達は大迷惑で可哀想…)。もうすぐ死んで>>続きを読む
16mmフィルムで撮影された巨大建造物、音楽、ナレーションだけで立派なSF作品が出来てしまうのですね。夢の中で未来の人から啓示を受取ってしまった、というような趣きの作品。昨今の世界情勢や気候変動からす>>続きを読む
あの『ベニスに死す』の美少年の人生がこんなにも過酷な人生を歩んでいようとは知りませんでした。まだ世の中を知らず、頼る者が必要な子供時代に彼のような経験をしたら何を指針に生きていけば良いのか分からなくな>>続きを読む
公開当時観に行ったのですが、このなんとももどかしい恋のお話に高校生の自分は?な感じでした。受験前の気晴らしに観に行ったのに気晴らしにならなかったのを思い出しました…。やっと理解できるお年頃になったよう>>続きを読む
昨今話題になっている某新興宗教団体の方達に見て欲しい、というかこれ見て顔洗ってでなおして来いと言ってやりたくなりました。ドノヴァンの甘〜い感じの曲と時代もあったのかと思いますが、いささかロマンチックに>>続きを読む
日本にもスパイを養成する所があったのですね。スパイ養成所に行ってしまい消息を経つ主人公、三好君。いつまで経っても帰ってこない婚約者を探すため、陸軍の参謀本部でタイピストとして働く雪子さん。この二人が繋>>続きを読む
ヒマラヤ山麓に尼僧院を開き、子供達の学校と医療施設を任された主人公クローダー含む尼僧達。志は高くとも、過酷な環境と暮らしの違いやらで困難に苦しみます。信仰心が薄れる者、男に恋する者、彼女達に心の変化を>>続きを読む
観ていて途中で嫌になってくる醜い人間の欲望のお話です。欲望のままに不誠実なことすれば罰が下るんでしょう。愛と憎しみは表裏一体なんですね。非常に怖いはなしです。エドウィーナの豹変はちょっと驚きました。演>>続きを読む
いつまでたってもDVD化してくれないので捨てられないVHS。時々観たくなって観るのですが、昔の四角いテレビならよくても最近の横長のテレビだと映像が潰れてしまってなんだかなな感じ…。擦り切れてるのか映像>>続きを読む
82年製作のホラー。チープさ丸出しなとこもあるのだけど、グロなシーンはやけに気合入っていたのかなかなかの完成度。その差がチグハグでなんだか奇妙。普通アブダクションならそのままの状態で地球に帰されるだろ>>続きを読む
リチャード・ドーキンスの著書でFSMのことを知りました。既存の宗教を批判するパロディと思いきや、真剣に宗教として信じる人達がいて驚いた。何を信じるかはその人の自由。でも信心深くない私から見ると理解はで>>続きを読む
初のケン・ローチ監督作品です。なんだか手が出なかったのですが、『イギリスから来た男』での回想シーンがこの作品から引用されいると知り観たくなったのです。
当時のありのままのイギリスの街の風景、人の暮らし>>続きを読む
最初と最後の葬儀のシーンが重なるところが皮肉。作中の登場人物や背景等、この作品の陰鬱さが滲み出るように感じました。モノクロだからこその光の具合が印象的。追跡のシーンは面白かったです。迷路のような下水道>>続きを読む
男から疎まれる女のタイプ、ナンバーワンなエレンさん。好きな男を独占するために彼の弟、自分の子供(お腹の中)まで殺してしまうのです。ビョーキですね、ここまでくると…。夫から別れると言われると自殺行為に及>>続きを読む
マイク・ニコルズの作品は"エンジェルス・イン・アメリカ"しか観たことなかったが、とても好きな作品なのでこちらも期待が大きかったかな。期待を裏切らない傑作です、私的には。冒頭の夜明けの静けさから、それを>>続きを読む
久し振りに鑑賞。映画館の大画面で観るのは初めて。冒頭からして40年も前の作品とは思えぬクオリティに改めてビックリしてしまう。洋画にありがちな、可笑しな"日本的なもの"には時代を感じてしまうけど。
"こ>>続きを読む
世にはまだ観ぬ傑作がまだまだあるんじゃないの?と思えて仕方ないです。大人の事情やなんやかやで封印されてしまった良作が埋もれてたら、掘り返さねばなりませんよほんとに…。
55年前の作品とは思えぬ壮大なス>>続きを読む