どうしたらこんな話しを思いつくのかしら?もののけ姫ほどではないけれど、壮大な物語です。そこここに監督が今の時代に問いたいことが、千尋やその他のキャラクターを通して表現されているように感じました。ハクが>>続きを読む
レスリー・ハワード出演の他の作品が観たくてなんとなく選んだもの。イングリッド・バーグマンも出てるし良いかな、と思いまして。やっぱり不倫物ってモヤモヤしますね。ラストの締め方もどうなんだか…。帰ってきた>>続きを読む
今の時期にうってつけの作品かと…。桜なんて綺麗で良いイメージしかなかったのにこれ観て暗部もあるのかも?と違う目線で見ることになりそうです。山賊に襲われて死にたくなかったら従順になるか、この作品の女のよ>>続きを読む
ベティ・デイヴィス見たさに鑑賞してみました。若い頃から非常に演技力が有り、男を翻弄する悪女っぷりに嫌悪感を催すほど…。ミルドレッドの最後は凄みすら感じました。翻弄される駄目男はレスリー・ハワード。彼が>>続きを読む
2019年にリバイバルで初めて観てからのお気に入り作品。初見、こんな面白い作品知らなかったなんて…と思ったものです。戦争のバカバカしさと虚しさというものをギュッとして表現したらこんな感じになりました、>>続きを読む
ケン・ラッセルの『ゴシック』みたいにホラー仕立てのフィクションならば面白いのですが、実際の話しとなると辛い内容になってしまうのですね…。『フランケンシュタイン』の作者メアリー・シェリーが同作を出版する>>続きを読む
いわゆるマカロニ・ウエスタンの作品の一つです。監督はセルジオ・コルブッチ、音楽はエンニオ・モリコーネです。ジャン・ルイ・トランティニャンが口がきけない役柄だったのでお声が聞けず少々ガッカリ…。でも何か>>続きを読む
天才犯罪者、マフィア、泥棒がNATOの軍資金を狙ってのドタバタコメディです。アルトゥールとアナトールの泥棒コンビと天才犯罪者・ブレインがかち合いそうでかち合わないギリギリな感じの演出が上手いですね。終>>続きを読む
『冒険者たち』のロベール・アンリコ監督作です。同作のジョアンナ・シムカスもヒロイン役で出演しています。主演はジャン・ポール・ベルモンドです。頭は悪くないんだろうけど詰めの甘い悪人フランソワ。悪事で名を>>続きを読む
こんなに若いアンソニー・ホプキンスを見たのは初めてかも?若い頃から独特な雰囲気ありますね。人間の狂気を演じるのが上手い役者の一人なのだな、と改めて思いました。腹話術は自分の二重人格を上手く隠すための手>>続きを読む
マリオ・バーヴァ3作品目。サディスト男子が死んでからも美女に鞭をふるうという怪奇映画です。クリストファー・リーがサディスト男子を演じております。勘当されたのに舞い戻ってきたクルト。弟と結婚してしまった>>続きを読む
冒頭、植物の成長を早回しで見せられるのですがこれが素晴らしくて期待感増します。植物ってなんてグロテスクで艶かしいんでしょう。巻き戻して何回か観てしまいました。何でしょう、フリークス+ザ・フライと言った>>続きを読む
マリオ・バーヴァ2作品目。イタリアのホラーって(あくまで昔です)エレガントさといかがわしさのバランスが良いですね。『クレイジー〜』と同じで、ファッションデザイナーがらみのお話です。美人のモデル達が次々>>続きを読む
撮影ドキュメンタリーで監督が『原作をあまり変えていない。』と言っていたけど、そんなことないんじやないか?と思いました。原作の登場人物達の意味不明な行動が、こちらの作品では理解できるものになっており、あ>>続きを読む
花嫁衣装を着た女子を主に殺害する変態デザイナーのお話です。何故故に殺人を繰り返すのか?財布の紐を握る奥方へ憎しみや、最愛の母の死などが絡んでいるのか?となんとなく読める展開。マザコン男にありがちな理由>>続きを読む
私にはこの作品の面白さがよくわからなかった。映像の構成も気に入らない。配役にも疑問…。周りを虜にするほどの美男子には見えないんですよね、松田龍平が…。演技もぜんぜん良くないしセリフも棒読みで他の役者と>>続きを読む
時々聴きたくなる、という程度でスライ・ストーンのことはよく知らなかったのです。逮捕されたり裁判沙汰で、なんだかお騒がせな人なのかな?と思いました。確かに彼の名前を聞かないよなぁ、と思ったら隠遁生活を送>>続きを読む
内容を知らずに題名で選んでしまった。自分の分身が自分を乗っ取っていく、というのは確かに悪魔の仕業か?と思うも、どうもそうではなく…。悪魔と対決とはならず結局分身に負けて命を落とす、というオチでした。作>>続きを読む
『嘘つきは泥棒の始まり』とはこのことか、というお話。私が鈍感なのか、話しの展開が読めず後半になってやっと気がつくという…。でも鈍感なぶん非常に楽しめたかも?最初はマーゴの我儘で気分屋な所が鼻についてし>>続きを読む
今更ながらやっと観ました。ジブリ作品はあまり興味が無かったのてすが、ここ最近気になり始めて観てみることにしました。表現が強烈。たたり神って本当にあるような気がします。サンのあの人間への恨み、どうすれば>>続きを読む
この作品へのオマージュとして作られたのがタランティーノの『イングロリアス・バスターズ』。観てみたいと思いつつ今更になってしまいました…。非常に面白かったです。"ならず者"って普通の人にはない変な度胸や>>続きを読む
朝鮮戦争時のお話です。一人生き延びた軍曹ザック。戦争孤児の韓国人の男の子に助けられます。最初は邪魔者扱いしてたけど、男の子の人懐こさ、無邪気さにほだされるのです。鬼軍曹とありますがぶっきら棒だけど、鬼>>続きを読む
タル・ベーラの初期作です。その後の彼の作品の片鱗は伺えます。カラー作は初めてで新鮮でした。ドキュメンタリー要素もある作品です。社会主義の時代の様子は先の見えない閉塞感を感じますね。なんだろう?このネガ>>続きを読む
久し振りにペドロ・アルモドバル作を観ました。役者さんの演技が非常に印象に残った感じです。アントニオ・バンデラスってなんだかギラついた男前な俳優さんと思ってました。けれどこの作品ではそんな影もない、病に>>続きを読む
ベルイマン作ということを意識して観ると違和感を感じるこの作品。そこは考えず純粋にサスペンス映画、と割り切ってしまえばなかなかの良作です。知らず知らずに実験台になっているなんてこんな怖いことあるでしょう>>続きを読む
エイリアン2などで有名な特殊メイクアーティスト、スタン・ウィンストン監督作です。中学生の時よく読んでいたホラー系の漫画雑誌に、新作として紹介されていたので観たのでした。だいぶ前に観たので話しはなんとな>>続きを読む
ナチス、ファシストからイタリアを解放しようとしたパルチザン達。そのレジスタンス運動を描いた作品です。決して忘れてはいけないことだという監督の思いからできた作品でしょうか。大人のそんな戦いを見てか、子供>>続きを読む
不倫のお話なのですが、エヴリーヌの心の内が上手く表現されていて観ている側もなんだか彼女が気の毒になるような…。いけないことだとわかっていても、どうにもできなくなってパリまでレミに会いに行くエヴリーヌ。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ノーボディが何のためにボーレガードにつきまとうのか?最後に理由がわかって『なんて粋な計らい!』と膝を打ちましたね。伝説のガンマン、ボーレガードをヒーローとして引退させ、且つ今後誰にも命を狙われず余生を>>続きを読む
戦争という極限状態に身を置くとその人の本性、醜い部分などが露骨に出てくるのかなと色々考えさせられた。それにしても西看護婦の行動が理解できないし、この人菩薩じゃないかしら?と思えてくる。自分を強姦した男>>続きを読む
気になっていた作品。なんと評していいんだか…。半分羊で半分人間の子供が目の前に現れたら彼らのように普通の子供として育てようと思うかな?なぜこんな子がうまれたのか追求もせず受け入れて育てる夫婦もなんだか>>続きを読む
自分にとっては得るものが無かった作品。確かに映像の美しさはあるけど、内容が内容なので無駄に美しい感じがしてしまう。それを狙ってるのかな?マイクがキモい…。つきまとうほどスーザンが魅力的だとは思えないん>>続きを読む
親もその子供も同じ所で働くなんて、今の時代ではあまりないであろう田舎町のお話。親の仕事を継ぐのではなく、仕事がないから同じ紡績工場て働くしかないなんて、選択肢が無さすぎる。たくさんの家族をかかえる工場>>続きを読む
資金難で潰されそうな音楽学校を救おう、というお話。ヤッシャ・ハイフェッツの存在は知りませんでしたが、苗字が聞いたことあるような?彼の演奏は素晴らしいのですが演奏の尺が長くて、この作品の大事な部分が疎か>>続きを読む
ずっと手が出なかった黒澤作品。やっと観てみることにしました。演者はロシア人ばかりだからか、黒澤色があまり感じられず。自分が感じ取れていないだけなのかもしれませんが…。大自然の厳しさの中で生きてきたデル>>続きを読む
彼らの音楽に出会ったのは中学生になったかならないか?くらいの時でした。"This Town〜"、"Amateur Hour"を初めて聴いた時、衝撃だったのを覚えています。ボーカルは女性だと信じて疑わな>>続きを読む