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帝銀事件 死刑囚に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『帝銀事件 死刑囚』に投稿された感想・評価

どうやって自白に追い込んだのか、警察とメディアの動きを作品にしている
そして死刑判決、冤罪による親族の苦しみ
作中でも、刑事が面通し後に「それじゃあ白じゃん!」と言っている

この事件が起きた事によ…

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内藤
2.0
犯行シーンのドライな演出はよかったが真実を突き止めるために奔走する記者とか印象操作に踊らされる民衆だとかは興味持てず。画面を埋め尽くすほどの人、人、人なショットもパノラマ。

熊井啓の最高作。冤罪が作り上げられる経緯。退職金の前借までして執念を燃やす刑事は、正義感があったことまでは理解できるのだが…。当時の椎名町の銀行のセットが素晴らしい。銀行に掛けてくる電話の声は、加藤…

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邦画黄金期を思わせる、人、人、人の熱気溢れる画面構成がグイグイ迫る骨太映画。

帝国銀行椎名町支店のセットは実際の建物を完コピしたといい、旧陸軍登戸研究所の場面も実際の跡地(明治大学)を使って撮影し…

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秋元
3.0

いろいろと噂の絶えないこの事件
当時は簡単に印象操作できただろうし
冤罪なんて簡単にでっち上げられただろうなあ

実際の事件も結局のところはわからずじまいなわけですが…

集団心理ってこわいわねえ

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1948年に起こった謎多き帝銀事件。
毒薬を使った殺人シーンなど、再現性が高く熊井啓監督の拘りを感じます。
4.2

1948年に起きた帝銀事件を題材に、ナレーションや記録映像を織り交ぜたドキュメンタリータッチで事件の真相に迫る社会派ドラマ。

冒頭、事件の経緯を犯人目線の主観ショットを用いて描く。被害者の行員たち…

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5.0
占領軍がいた時代。奴らが黒といえば白も黒。捜査技術だけではなく様々な限界があった。真相は永遠に闇。
主演の纏う素晴らしい雰囲気。
なむ
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このレビューはネタバレを含みます

1985年の松竹版と比較しますと、熊井啓版は記者と被害者とのロマンスや、記者どうしの友情にウェイトを置いたため、真相を探るには不必要な時間があります。よって松竹版よりもかなりぼんやりとした結果となっ…

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帝銀事件のことはあらかた知っていたが、この映画をみてなんと理不尽な捜査、裁判だったかと思った。真相はよくわからないが、映画自体はとてもよくできた、重厚な作品だと思う。