親父を殺した奴らの復讐を果たそうとするクリフ・リチャードソンは、対象者たちを自らの手で殺めることはないし、ゲームを楽しんでいいるかのようにどんな場面でも余裕をかましている。30年後ならショーン・ペン…
>>続きを読む『勝手にしやがれ』の様なラストだが、こっちの方が後発でゴダールへのオマージュ返しらしい。
殺人地帯〜としか言いようがない無常感。
暴力的なほどの省略&作劇の効率性で、逆に陳腐になっている所はある。…
真正面から捉えられる顔、特にドロレス・ドーンを同軸でアップから引きで捉えたショットの気持ち悪さはなんなのか。一瞬、性別不明で異質な存在として認識させられる。
そしてラストにおける銃撃後の逃走。これは…
引き締まったノアール。殺人の影、クローゼットの暗闇、ドアの隙間から覗く顔など映画的アイデアで存分に楽しませる。子供を轢き殺す場面や生きたまま人焼くとこのテンポが完璧。登り詰めた屋上から路地裏の犬死ま…
>>続きを読む超クローズアップの切り返しとあまりに速い序盤の展開。ノワールを見事に継承しつつ、非遵法と暴力がヘイズコードの来たる終焉を表していると思ったしドロレス・ドーンのクローズアップはゴダールを思い出した。
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スゴイ。『彼奴は顔役だ!』『勝手にしやがれ』など。大通りではよろけてゴミ箱をかろうじて倒しただけだったので消化不良だったものの、裏通りのゴミ箱は倒してちゃんとゴミくずを撒き散らした。ドロレス・ドーン…
>>続きを読むクッソ面白かった!
序盤の時間経過描写のタイトさにシビれる。
金庫を開ける手のアップからシーンを切り替えるなどところどころで手が印象的に切り取られるがそれが最後にああ回収されるとはね〜。暴力の映画が…
ちょっとアウトレイジの3作目みたいな話で面白かった。ヒロインの氷舐め始め、眉間に寄って視線の移動を挟むとか、序盤と最終盤の結構長い疾走するシーンの移動撮影とか、ヒーローもヒロインもカタギになれないの…
>>続きを読む復讐する奴が四人いる、という設定がやはり楽しい。一人ひとりどうなって行くのか、作戦は成功するのかなど、ストーリーにワクワクする。切れ者の前科者には、『突破口!』を思い出したし、ラストの切れ味は『その…
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