警官が自殺した。
不審な点は見られなかったが、それを揺さぶるような証言者が現れたことで、敏腕刑事の主人公は捜査にのめり込み、警察も迂闊に手出しできない暗黒街の大物に迫っていくが…というあらすじ。
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結構複雑な話だと思うけど、90分で明快に語ってしまうフリッツ・ラングの語り口のスマートさが光る
的確なショット構成と驚きのある展開のツイストに、ソリッドかつ迫力あるガンアクション
やや苦みある着地含…
2025.3.7 4-7
Cinémathèque françaiseにて。
シネマテークで行うイベントの予告が流れた時点で、観客は音楽に合わせて手拍子と歓声。盛り上がりのレベルが桁違い。もちろ…
カメラの動きと位置に迷いがない感じが好き
ブレッソンよりも好きなタイプの省略
ラガナーの家に入る時、デビーがダンカン夫人を撃った後に銃を投げる時、たまらん構図
あれだけ魅力的なキスシーンを置いとき…
主人公と関わった女性が次々と殺されてるんだけど… 周りで色々起こってるだけで実は主人公何もしてない。ただカッコつけてただけ。犠牲者いっぱい出しといて良かったねなラストは何かモヤモヤする。リー・マーヴ…
>>続きを読む劇伴がよすぎる、スーと回ってピタッと止まるカメラワークもかっこいい
むちゃくちゃ短い映画で、筋書きもコンパクトではありますがバシバシキーパーソンも出てきて盛り上げ方も台詞もカットも無駄がなさすぎて張…
ラングの激情迸る演出が相変わらず出色。
真っ直ぐな人物の描き方はあざとさ皆無で、等身大の人間であり、我々の心を掴む。
尺はコンパクトながら、濃密な展開。
巨悪の苛烈さは底なし沼に誘い、現代映画にはな…
いつの間にかアマプラにやってきたラング監督のフィルムノワール。王道な展開で飽きずに楽しめた。
ダンカンという警官が自殺し、その調査を任されたデイヴだが、警察署長から手を引くように命じられてしまう。…
© Columbia Pictures