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ブックマーク / www.cinra.net (20)

  • ミツメ×STUTS対談 今は、創作への前向きな気持ちが救いになる | CINRA

    ミツメが6枚目となるニューアルバム『Ⅵ』(シックス)を完成させた。多くの同業者と同じく、活動の縮小を余儀なくされた2020年を彼らは楽曲制作に費やした。時勢の影響もあり、制作の方法論も変化した。リモートでデモ作りを進め、メンバーそれぞれがこれまで以上に独立した状態で各パートのフレーズやソングライティングと向き合いながら1曲1曲を作り上げ、アルバムとして編んだ。その結果、ノーコンセプトでありながら、バンドグルーヴには宅録感と肉体性がナチュラルに融和し、歌には平熱のポジティビティが宿り、ミツメのスタンダードを再構築したような作品が仕上がった。 ボーナストラックにはミツメにとって初のコラボレーション楽曲となる“Basic(feat. STUTS)”を収録。nakayaanとSTUTSは小学校の同級生であり、かつてSTUTSのライブと制作にnakayaanが参加した縁もあり、今回の共作が実現した。

    ミツメ×STUTS対談 今は、創作への前向きな気持ちが救いになる | CINRA
  • YMOが世界に拡散したオリエンタリズムと、テクノ先進国としての栄光と衰退。いま日本文化の選ぶべき道は | CINRA

    いまから45年前、1978年にデビューしたYellow Magic Orchestra(YMO)は、翌1979年にアメリカの大手レーベル「A&M Records」から1stアルバムをリリースした。このUS版1stアルバムには、国内版1stアルバム(1978年)とは異なるミックスが施されたことに加え、独自の、非常に象徴的なアートワークも作成された。 扇子を手に、顔の半分を覆うほど大きなサングラスをかけ、頭からはメデューサを想起させるカラフルなケーブルが伸びた芸者……ジャケットに描かれた鮮烈なモチーフ「エレクトロニック・ファン・ガール」(通称・電線芸者)とともに、YMOは世界に広まっていくことになる。 そのエレクトロニック・ファン・ガールがあしらわれた金屏風が今年3月、音楽レーベル「U/M/A/A Inc.」の設立20周年プロジェクトTechnoByobu』の第1弾プロダクト「Electro

    YMOが世界に拡散したオリエンタリズムと、テクノ先進国としての栄光と衰退。いま日本文化の選ぶべき道は | CINRA
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    forcutie 2023/06/13
    瀧によるYMOとKraftwerkの比較の解説、凄いな
  • ザ・リバティーンズが明かすサマソニの真相と本音。ゲイリーに訊く日本への思いと再結成後の決意 | CINRA

    「やっぱりリバティーンズは来なかった」。今年8月に開催された『SUMMER SONIC 2022』の約1週間前にThe Libertinesの出演キャンセルが決定した。チケットを購入していた多くのファンが、落胆すると同時に妙に納得してしまったのではないだろうか。 なぜならドラッグとアルコールによる問題やトラブルの数々を起こしてきたThe Libertinesは、「来日するのはほぼ不可能」というのが定説とされてきたからである。それだけに、今回の件では、「ようやく4人揃ったリバティーンズが日で見れると思ったのに」というショックと「やっぱりね」というあきらめが入り乱れるような、多くのファンをモヤモヤさせる結果となった。 そして現時点で、The Libertines人たちがこの結果をどうとらえているのかという音は、いまだメディアではあまり取り上げられていない。そこで今回、The Libert

    ザ・リバティーンズが明かすサマソニの真相と本音。ゲイリーに訊く日本への思いと再結成後の決意 | CINRA
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    forcutie 2022/10/13
  • クリトリック・リスが愛されるワケ 「ハゲ!」の野次も力に変えて | CINRA

    2019年4月20日、ひとりの男が東京・日比谷野外大音楽堂のステージに立つ。彼の名はスギム、49歳。「クリトリック・リス」というスカムユニットとして注目を集めているアーティストだ。ハゲ頭にパンツ一丁という風変わりなスタイルで、1年に200以上のライブに出演。大阪に拠点を置きながら全国津々浦々を回り続け、2017年にはメジャーデビューも果たしている。 彼はかつて、広告系の会社で部長までのぼりつめたエリートサラリーマンだった。それがなぜ、脱サラして音楽の道へ進んだのか。現在のスタイルにたどり着くまでに、いったいどんな紆余曲折があったのか。そして、50歳を目前にして初の日比谷野音ワンマンに挑む心境とは。 彼の活動を追い続けてきた編集者で音楽ライターの西澤裕郎は、会社員時代にクリトリック・リスのライブを観て衝撃を受け、人生を変えられてしまったという。では、西澤はスギムのどんなところに魅了され、い

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  • 山田智和監督・脚本のショートフィルム『Somewhere in The Snow』公開 | CINRA

    山田智和監督・脚のオリジナルショートフィルム『Somewhere in The Snow』が公開された。 同作のストーリーは、受験に失敗して浪人することになった18歳の主人公が、ある日東京を飛び出し、を14匹飼っているという祖母が暮らす北海道で大自然に触れ、祖母と会話する中で何かを見つけるというもの。山田が監督を務めた米津玄師“Flamingo”のPVや、Nulbarich“VOICE”のPVにダンサーとして出演したアオイヤマダが主人公役、我マリが祖母役を演じている。 音楽は小瀬村晶が映像を見て感じたままをピアノで奏でたという。

    山田智和監督・脚本のショートフィルム『Somewhere in The Snow』公開 | CINRA
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    forcutie 2022/01/03
  • 羊文学を形づくる「音」 6つの日本語曲を選んで3人で語り合う | CINRA

    昨年12月にメジャー1stアルバム『POWERS』をリリースした羊文学。オルタナティブロックやシューゲイザー、ドリームポップといった要素を絶妙なバランス感覚で3ピースのアンサンブルへと落とし込んでいくセンス、卓越した演奏力、そして喜怒哀楽全てを乗せたような塩塚モエカの歌声でもって、いまや次世代シーンの代表格として存在感を獲得しつつある。 CINRA.NETでは初めてのメンバー全員取材となった今回、事前に3人のルーツとなる、もしくはいまの羊文学に影響を与えた邦楽作品を1人2曲ずつセレクトしてもらって話を聞くことに。AVIOTの完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01m」で試聴しながら、その魅力について語り合ってもらった。 羊文学(ひつじぶんがく) 左から:河西ゆりか、塩塚モエカ、フクダヒロア 塩塚モエカ(Vo,Gt)、河西ゆりか(Ba)、フクダヒロア(Dr)からなる、繊細ながらも力強いサウンドが

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  • ケンドリック・ラマーの黒塗り広告が突如、霞ヶ関駅&国会議事堂前駅に出現 | CINRA

    霞ヶ関に突如現れた黒塗り広告。その企画意図は? ケンドリック・ラマーのセンセーショナルな広告が、突如東京メトロ国会議事堂前駅、霞ヶ関駅に出現した。 公的文書のような紙に書かれた文字を黒く塗りつぶし、その上にはケンドリック・ラマーの最新アルバムタイトルである『DAMN.』の文字、そしてケンドリックのサインが記されている。 ケンドリック・ラマーの広告が掲出された霞ヶ関駅構内 国会議事堂前駅、霞ヶ関駅に掲出されたケンドリック・ラマーの広告 日に住む私たちには見覚えのある黒塗り文書。広告は全部で8種類あるが、塗りつぶされた文面をよくよく見ると、森友・加計問題を巡って国や自治体が公表した文書、そしてパワハラ告発に対してレスリング協会が出した見解文書をパロディーしているようだ。 これまでも自身の音楽を通して、社会的・政治的なメッセージを発信してきたケンドリック・ラマー。不都合なものを隠す黒塗りの文書

    ケンドリック・ラマーの黒塗り広告が突如、霞ヶ関駅&国会議事堂前駅に出現 | CINRA
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    forcutie 2021/05/31
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  • bloodthirsty butchersの二人が語る、吉村秀樹の豪快で繊細な姿 | CINRA

    2017.02.14 Tue Sponsored by bloodthirsty butchers『kocorono 最終盤』 bloodthirsty butchersが1996年に発表した4枚目のフルアルバム『kocorono』は、今も日のロックシーンに燦然と輝き続ける名盤である。当時のアメリカのハードコアパンクシーンとリンクした音楽性、実験的なサウンドプロダクション、2月から12月までをタイトルに冠した11曲で心情の移ろいを描くというコンセプト、そのすべてが秀逸であり、バンドのオリジナリティーを決定付けた作品だったと言っていいだろう。もし、bloodthirsty butchersについて詳しくなかったとしても、「あのBIG MUFFのジャケットのやつ」と言えば、ピンと来る人も少なくないはずだ。 今回、吉村の弾き語りによる未発表曲“kocorono”を収録した「最終盤」のリリースを

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  • 『TENET』考察。「知っている / 知らない」は等しく孤立への道 | CINRA

    クリストファー・ノーランの作品には、人間が孤立してしまうことへの屈折した美学がある。 例えば『メメント』(2000年)では、10分しか記憶を保てない男が、過去の自分の行動を忘れてしまっているがために永久に満たされない殺しの犯人への復讐に衝き動かされ続ける。あるいは『インターステラー』(2014年)では、人類滅亡を打開する策を見つけるべく外宇宙へと旅立つ父と、地球でその帰還を待つ娘のドラマを軸とするが、冒頭で起きた超常現象がじつは量子世界に辿り着いた父からのメッセージだと判明する。それによって滅亡は免れたものの、再会した娘は父よりも遥かに年老いてしまっている。『TENET』同様のスパイ映画である『インセプション』(2010年)にしても、多重構造の夢の世界から帰還した主人公が当に現実の世界に戻って来れたのかを曖昧にしたまま終わる。 こうしたノーランの孤立へのオブセッションは物語にのみ見られ

    『TENET』考察。「知っている / 知らない」は等しく孤立への道 | CINRA
  • 大友良英が『いだてん』音楽で伝える「敗者がいて歴史ができる」 | CINRA

    オリンピックと日の近代化を扱ってきた『大河ドラマ「いだてん」』もいよいよ完結間近。日初のオリンピック日本代表、金栗四三(かなくり しそう)から始まり、1964年の『東京オリンピック』誘致の立役者である田畑政治(たばた まさじ)へと主役をバトンタッチして進んできた1年間は、スポーツのみならず戦争政治、さらには落語の世界から見た近代史をテーマに含み入れ、時代が大きく揺れるいまだからこそ見られるべき物語へと拡張してきた。 CINRA.NETでは、その音楽を担当した大友良英に7月のサントラ後編のリリースで1度インタビューをしているが、11月にリリースされたばかりの最後のサントラ「完結編」について、あらためて話を聞く機会を得た。たった約4か月のあいだに芸術文化政治の関係はめまぐるしく変わったが、大友はこの急激な状況の変化をどのように受け止めているのだろうか? また、この変化は『いだてん』後半

    大友良英が『いだてん』音楽で伝える「敗者がいて歴史ができる」 | CINRA
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    forcutie 2019/12/07
  • ビリー・アイリッシュという「現象」の正体 なぜ世界中で熱狂が? | CINRA

    2019.08.15 Thu Sponsored by ビリー・アイリッシュ『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』 今年3月に1stアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』を発表し、今や時代を象徴する存在として世界中を席巻しているビリー・アイリッシュ。 CINRA.NETで始動したビリー・アイリッシュを複数の視点で捉える短期連載、第2弾のテーマは「時代がビリー・アイリッシュに熱狂する背景」。2019年、ビリー・アイリッシュを取り巻く数々の「現象」の背後にあるものの正体は何か? ライター・辰巳JUNKのテキストから迫る。 「ストリーミング時代を象徴するポップスター」はいかにして生まれたのか? デビューアルバムがリリースされる前から、ビリー・アイリッシュは「ポップスターに必要なもの」すべてを持って

    ビリー・アイリッシュという「現象」の正体 なぜ世界中で熱狂が? | CINRA
  • 記事一覧 | CINRA

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  • 深津貴之が語る合理的思考術 世の中の大半のことは悩む必要がない - インタビュー : CINRA.NET

    深津貴之(fladdict)という名前が知られるようになったのは、ブログが普及しはじめ、「個人の情報発信が世界を変える」と騒がれていたころ。当時まだ学生だった深津は、留学先からデザインとテクノロジーの話題を頻繁に発信していた。 Flashを使ったインタラクティブなWebサイトが話題を席巻していた時代、そのコミュニティー内で抜きん出た情報発信力で頭角を現し、iPhoneの登場を期に開発したカメラアプリがヒット。その後、フリーランスのクリエイターが所属するクリエイティブチームTHE GUILDを設立し、自身もユーザーの行動を設計するデザイナーとしてUX / UIデザインに携わっている。2017年にはnoteを運営するピースオブケイクのCXOに就任するなど、移り変わりの激しい業界内において、十数年という長きにわたり、変わらず要注目の存在として知られている。 なぜ深津貴之の言動は常に注目を集め続け

    深津貴之が語る合理的思考術 世の中の大半のことは悩む必要がない - インタビュー : CINRA.NET
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    forcutie 2018/10/31
  • くるり約4年ぶりAL『ソングライン』9月発売 新曲PV公開&10月にワンマンも | CINRA

    くるりのニューアルバム『ソングライン』が9月19日にリリースされる。 くるりにとって約4年ぶり、通算12枚目のオリジナルアルバムとなる『ソングライン』。先行で発表された“How Can I Do?”“特別な日”“その線は水平線”“春を待つ”“だいじなこと”“忘れないように”を含む全12曲を収録する。通常盤、初回限定盤A、B、アナログ盤の4形態でリリース。 初回限定盤A、Bには3月に東京・お台場のZepp Tokyoで行なわれたライブツアー『線』最終公演で演奏された全20曲を収めたBlu-ray、DVDが付属。くるりのアルバムにライブ全体の映像が収められるのは今回が初となる。 あわせて奥山由之による新たなビジュアル、日6月27日にリリースされたカセットシングル『だいじなこと/忘れないように』のタイトル曲“忘れないように”のPVが公開。PVの監督は“その線は水平線”に引き続き、遠藤薫が務めた

    くるり約4年ぶりAL『ソングライン』9月発売 新曲PV公開&10月にワンマンも | CINRA
  • BOOM BOOM SATELLITES、活動終了。最後の歌に涙はいらない | CINRA

    2016.06.20 Mon Sponsored by BOOM BOOM SATELLITES『LAY YOUR HANDS ON ME』 BOOM BOOM SATELLITES、活動終了を発表 6月22日、BOOM BOOM SATELLITES(以下、BBS)が10枚目のアルバム『LAY YOUR HANDS ON ME』をリリースする。そして今作が、26年間活動してきた彼らにとって、最後の作品となる。「活動終了」――それは決して、川島道行(Vo,Gt)と中野雅之(Prog,Ba)が望んで選んだものではなく、選ばざるを得ない道であった。 左から:川島道行、中野雅之 BBSの活動終了が発表されたのは、先月の31日。ヨーロッパデビューを果たした1997年に川島が脳腫瘍を発症して以来、彼は4度の再発と闘ってきた。昨年2月には、4度目の脳腫瘍を治験段階の放射線治療で克服し、傑作『SHINE

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  • 退廃的な姿勢はなぜ魅力的? 愛すべき奇人 J・マスキス(Dinosaur Jr.)が生んだピュアなソロ作 | CINRA

    退廃的な姿勢はなぜ魅力的? 愛すべき奇人 J・マスキス(Dinosaur Jr.)が生んだピュアなソロ作 Sonic Youthに認められ、NIRVANAなど同世代バンドにも影響を与えたJ・マスキス Dinosaur Jr.のボーカル&ギター、J・マスキス(ファミリーネームの日語表記が「マスキス」と「マスシス」の2種類混在しているが、稿ではリリース元の商品表記に準じて「マスキス」とする)がスタジオレコーディング作品としては通算2枚目のソロアルバム『Tied to a Star』をリリースする。レーベルは前作『Several Shades of Why』(2011年)に引き続き、NIRVANAやThe Shins、Fleet Foxesなどを輩出してきたシアトルを拠点とするUSインディーの代表格、Sub Pop。Dinosaur Jr.のトレードマークの1つは、轟音ギターによるノイジーな

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    forcutie 2015/05/25
  • BOOM BOOM SATELLITES、残酷な運命から希望を描いた傑作 | CINRA

    運命とは、ときにとても残酷だ。「神様は乗り越えられる試練しか与えない」なんて言葉は、残酷な運命と対峙しなければならない人生の場面においては、単なる綺麗事でしかなくなってしまう。しかし、絶望に突き落とされたときにこそ、不貞腐されたり、エゴイスティックに生きたりするのではなく、「人のために生きたい」と思えたのであれば、その瞬間、人間は誰かの心を気で救える偉大なパワーを発揮できるのではないだろうか。 BOOM BOOM SATELLITESは、これまで実に希有な人生を歩んできた。そしてその都度、自分たちの人生音楽にリアルに反映させながら、ときに攻撃的に、ときに優しく包み込むようなサウンド、ビート、そして歌で、私たちに多彩な情感を湧き起こさせてくれた。川島(Vo,Gt)に初めて脳腫瘍が発見されたのは1997年、デビューを果たした年である。その2年後、同じ症状を再び患い2度目の手術を受ける。そし

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    forcutie 2015/02/05
  • 「普遍性」の理由 ジェームス・イハインタビュー | CINRA

    不朽の名作として長く愛され続けている『Let It Come Down』以来、実に14年ぶりの新作『Look To The Sky』を発表したジェームス・イハ。生楽器を基調としたシンプルなスタイルで、美しいメロディを閉じ込めた前作に対し、プロデュースや楽曲提供からスタジオの運営まで、14年間の様々な活動が反映された新作は、曲調のバリエーションが大きく広がっている。しかし、作品から感じられる「普遍性」に関しては、前作と全く同様のものがあるのだ。なぜ、彼の作品からは常に「普遍性」が感じられるのか? イハ人の話をもとに、その理由を探ってみた。 空白の14年間? NIRVANAやPEARL JAMと並ぶ、90年代のUSオルタナティブシーンを代表するバンドのひとつ、THE SMASHING PUMPKINSのギタリストとして活躍していたジェームス・イハが、初のソロアルバム『Let It Come

    「普遍性」の理由 ジェームス・イハインタビュー | CINRA
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    forcutie 2014/10/21
  • ムダってなんぞや? SAKEROCKインタビュー | CINRA

    いまや完全に市民権を得たインストバンドのなかでも、独特という言葉では表しきれない個性で確固たる地位を築いたSAKEROCKが、前作『ホニャララ』以来2年ぶりとなるオリジナルアルバム『MUDA』をリリースした。別バンドやソロ活動、俳優業など、メンバー各自の様々な経験を通したうえで制作された今作は、タイトルに反して、その経験をひとつもムダにすることなく産み落とされた快心作! 無限に想像力を掻き立てるムダスパイラルとは何なのか? SAKEROCKを論じるうえで欠くことのできない素晴らしきムダについて、星野、伊藤、浜野の3名(都合により田中は欠席)に語ってもらった。 (インタビュー・テキスト:タナカヒロシ 撮影:柏井万作) 今回は4人だけで、あんまりお化粧をせずに、ストレートにやろうと。 ―SAKEROCKとしては2年ぶりのオリジナルアルバムになりますが、その間のそれぞれの活動を振り返っていただけ

    ムダってなんぞや? SAKEROCKインタビュー | CINRA
  • ハンバート ハンバートの『さすらい記』 | CINRA

    フォーク、トラッド、童謡などをバックボーンとした温もり溢れる音楽で幅広いリスナーから支持され、クリエイターなどからも高い評価を得ているハンバートハンバートが、約2年半ぶりとなるアルバム『さすらい記』をリリースする。ユニバーサル移籍後第一弾となる今作は、彼らならではのやさしい楽曲が並ぶと同時に、ここ数年の活動で生まれたタイアップ曲を一挙収録。今後のさらなるステップアップを予感させてくれる普遍的魅力に満ちた1枚に仕上がっている。インタビューをしたこちらが驚くほど自然体で新たなフィールドへ向かう彼らが愛される理由とは何なのか。想像していた「アーティスト像」とは違い、予想外の返答に困惑しながらも、その遥か先をさすらっているハンバートハンバートの背中を追った。 (インタビュー・テキスト:タナカヒロシ 撮影:柏井万作) 12年間、「失敗」と「改善」を繰り返してきた 誰の耳にもすっと馴染むやさしいメロデ

    ハンバート ハンバートの『さすらい記』 | CINRA
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