ポーランドの首都ワルシャワの議会本会議場で、ウクライナ情勢について演説するドナルド・トゥスク首相(2025年3月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】ポーランドのドナルド・トゥスク首相は7日、防衛力強化を目的とした一連の措置を発表し、対人地雷禁止条約(オタワ条約)からの脱退の可能性や、成人男性全員を対象にした大規模な軍事訓練を実施する考えを示した。 【写真】米ウ首脳会談のトランプ氏、「共産主義」時代をほうふつ ワレサ・ポーランド元大統領 ドナルド・トランプ米大統領が欧州諸国に対し自国の防衛にもっと責任を持つよう呼び掛ける中、ウクライナの忠実な同盟国であるポーランドは、ロシアを警戒して軍備強化を進めている。 ポーランドの今年の国防予算は対GDP比で4.7%と、既に多くの同盟国を上回っているが、今度は新たな措置を検討している。 トゥスク氏は議会で「われわれは非常に深刻