はてなキーワード: バツイチとは
当方、今年40歳なので記念に何か形に残る良いもの買いたいなと思い、ジュエリー有識者の知人に案内をお願いしてお伊勢参りをしてきたよ。
(ジュエリー沼の界隈では伊勢丹に行くことをお伊勢参りと言うそうな)
(ちなみに私はバツイチ独身なので自分で稼いだお金で買います)
前提として、20代の頃は300円ショップのアクセサリーをよく使ってた。
30代では身につけるアクセサリーはageteやヴァンドーム青山で、一桁万円の指輪やピアスを複数持ってて毎日使い回していた。普通に満足してる。
結婚の時はティファニーの一粒ダイヤ0.39カラットで当時40万円くらいのをもらった(相手には同額の時計を贈った)。そのダイヤは一粒だったけど、同僚からはパッと見は二粒だと勘違いされた事があるくらい輝いてたらしい。
で、本題。
数百円数千円のアクセサリーと数万円のアクセサリーの違いは、輝き、パーツの仕上がり、長期間の使用に耐えるかどうかが大きいと思う。300円のはパーツが明らかに雑。そして錆びたり変色したりベタベタしたりする。ピアスだと接着部分が雑とか。(追記、数百円はそもそもプラスチックやガラス玉なので宝石じゃないのが最も大きな違いだね)
3万円のものは加工がちゃんとしてるし、何年も使ってるけど錆びも変色もベタつきもない。
そんで数万円と数十万円の違いは、石の質と大きさと輝きとブランド体験が大きいと思う。
今回お伊勢りをして、色石メインで探して4つブランドをまわって40-60万円くらいの指輪を何個もつけたんだけどね、やっぱり輝きが全然違った。
その時身につけていたageteは控えめなデザインということもあるけど、同じ照明の環境下で見ても輝きが全然違った。
地金も各ブランドで全然違った。しっかりしたタイプ、薄めのタイプなど。これは好みもあると思う。
あと、ヴァンクリは最初から半個室に通され、おしぼりと水とメゾンドショコラの特製チョコが出てきた。買ってもないのにこのサービス。
巨乳好きかつオナニーも好きであり、グラビアアイドルと二次元格闘女性を二本柱に自慰行為を繰り返している。グラドルの最近のお気に入りは菊地姫奈と豊島心桜、永遠のナンバーワンは平田裕香。二次元格闘女性というのは、春麗とかティファとか、巨乳かつ筋肉質というファンタジーボディを駆使して肉弾戦を行っているあの辺の人たちのこと。AVは気持ち悪いのでほぼ見たことがない。
過去付き合ってきた女性は3人だが、元彼女・前妻・現妻の全員がA〜Bカップの貧乳で、若いころから巨乳のみをオカズにしているのに45年間大きなおっぱいを揉んだことが一度もない。風俗に行けばいいやんと自分でも思うのだが、増田は貞操観念が強く、妻を裏切りたくないので風俗嬢を抱く気はない。また増田はまあまあモテるので、20代のころから彼女が途切れた期間がほぼないので、風俗にいく機会もなかった。ずっと巨乳を揉みたいなと〜思いながらシコること幾星霜、気づけばもう45歳だ。オレの中での巨乳への幻想は、パンパンに膨れ上がっている。菊地姫奈のおっぱいのように。
このままオレは、巨乳の揉み心地を知らずにたった一度の人生を終えるのだろうか。そう考えると、時折虚しくなる。
とはいえ、巨乳といっても脂肪の塊みたいなもんであり、揉んでみたらオレのたるんだ腹を揉んでるのと大して変わりはしないのかもしれない。となると、この膨れ上がった幻想を壊さずにオナニーを続け、死んで灰になるのがいいのかもしれぬ。本は一度読んでしまったら、読まなかったときには戻れない。たった一度の人生、巨大な美しい幻想がひとつくらいあってもいいではないか。
タイトルの通り。
あまりにもショックでここ数日眠れていない。
相手バレ怖いからプロフは若干フェイクありで書くけど、当方バツイチ幼児持ち猫持ちのアラフォーシングルマザー。
男を見る目がないのでもう結婚はこりごりと、子供を1人育てる決意で燃えていた矢先に、同僚だった現事実婚相手が好きになった。
それから私が告白して、最初は子供に遠慮しながらの付き合いだったけど、私と同じ目線で子供と猫を大事にしてくれる彼の人間性と深い愛情のおかげで、数年かけて家族に近い関係になった。
んで、この春から彼が地元にUターン転職することになり、遠距離が始まろうとしている矢先に、タイトルの件よ。
いや、隠してたAVコレクション見ちゃった、とかなら良いのよ。こちとらそれなりに男性経験もあるし、そこは「そういうもんだからね」で目つぶれるよ。
でもね、見ちゃったのが彼のスマホの写真に保存され隠し撮りで。明らかにAVとかのダウンロードじゃなくて、店舗で動画回して撮影してるやつで。具体的に言うと、ミニスカ履いてる女の子のお尻とか太ももを下からのアングルで撮影してる動画で。アングル的に絶対スマホ隠して持って撮ってるんだよ。ミニスカのななめ下から、っていうか。
あーもう書いてて吐きそう。思い出したくないけどフラッシュバックする。胃がムカムカする。気持ち悪い。
しかも昔じゃないんだよ。動画の撮影日が昨日とか先々週とかなの。その撮影時間は彼が出かけてたり、何なら私と出かけて彼が待ってる時間だったりしてさ。
え、1人で居ても居なくてもその衝動抑えられずにやっちゃってるの?って思って。(1人なら良いってわけじゃない)
社会的に、倫理的に、やっちゃダメな行為、てか犯罪なんだよ。私は自分が若いときキャバでバイトしてたのもあって、性犯罪というか女性側が承諾してない状況で性的な目を向ける、あるいは行動をしてくる男性側、みたいな構造はまじで心理的に無理。というか許せなくて。
ちなみにスマホを見てしまったのは、彼がスマホ片手に寝落ちしてて、画面開いたままでうっかり見てしまった。これは私が悪い、だけどUターン先に子供と猫も一緒に連れて引っ越すか?悩んでる矢先だったから「考え直せ」という神様(無宗教です)のおぼしめしなのかとも思ってしまった。
さらにちなみに、彼との性生活はオープンかつ順風満帆でお互いなんの不満もない。性欲は強いほうではあるが、ちゃんと社会人やってきてる人間。借金は奨学金くらいで、ギャンブル風俗浮気は「興味がないから」と距離を置いてるタイプの人。ただ、カメラ好きでその片鱗が性生活でも見えるときはある。いわゆる撮りながら、みたいなことね。
毎日一緒に過ごしてるので態度でバレそうだから「ごめん、いまちょっと考えたいことあって」とだけ伝えて家の中では距離置いてる。子供にはもちろんバレないように平穏装いながら。
普段ほんと優しいしデキる人なんだよ。私にはもったいないくらいで、この人にはもう何も求めない、一緒にいてくれるだけで心底感謝してるんだ。人に言えない趣味の一つや二つ、誰にだってある。見なかったことにする?
でもさ、盗撮はだめだよ。犯罪だよ?バレなきゃいい?その女の子は何も知らずに生きてるのに?そんな倫理観の人と、子供暮らさせて良いのかな。
まずお前年齢詐称してるわけじゃん。バツイチも隠してるわけじゃん。出会いのノッケから嘘で出来てるんだわ。
いつもコンビニに来る女子大生にアラサーのオッサン店員が連絡先渡すか迷ってるのと同じ構図だよな?
女子大生が気さくで雑談が盛り上がるからワンチャンいけるんじゃないかってオッサンと同じだよな?
そんで何より気持ち悪いのが冷静になりたいとか言いながら浮かれ気分を隠せてないところだよ。
罵倒なんかよりマジで冷静になる方法教えるけど、さっさと実年齢とバツイチなこと、でも君のこと好きになっちゃったって本人に言うことだよ。
相手にドン引きされたら流石に冷静になるだろ?可及的速やかに告白をし、それを終わらせろ。
相手がかわいそうもクソもない。そんなことで男はトラウマにはならない。笑い話のネタになるだけだ。終わらせろ。
引かれるのはいいけど嫌われたくないなら「タダでやらせてあげるから!」って言ったら感謝はされるかな?
あくまでも彼が好意を抱いてくれているのは20代前半の夢に向かって金を貯める健気な女の子な訳で、ただの目的の無い漠然とした貯金の為に働いてるアラサーバツイチを好きなわけでは無いんですよね
仮に好意を伝えるとして、こんな真実言ったら風俗トラウマになっちゃうよ。化け物から好かれた恐怖体験で。若い子にそんな怖い思いして欲しくない。
きつすぎる
私はアラサーバツイチで、理由は割愛するけど20歳の時から3年ほどフリーターをしながら風俗で働いていた(一応言っておくとホストとか推し活に使う為では無いよ)
もちろんその時に客の事を好きになった事は無いし、そういった体験談読んでもプロ意識低すぎるなと嫌悪感すら抱く程だった
客に恋をした事はないけど、指名客と接してて楽しかったし、人として好きな人ばかりだった
わりと楽しく仕事をさせて貰えてたと思う
あと単純に風俗に凄く向いていたとも思う
元夫と出会って、付き合う前に風俗辞めてお付き合いが始まってから彼の地元に引っ越して同棲結婚して、完全に昼職一本に
離婚の原因が元夫の借金だったから、やっぱりお金は必要だなと思いすっからかんになった貯金を安定させる為半年間全力で貯めてから新しい仕事に就きたいと思って風俗に復帰した
とは言え年齢的に地元でするのは知り合いが客として来るリスクが高いなと思って出稼ぎをする事にした、までは良かったんだけど…
この間行った出稼ぎ先は大衆店だからか若い子も多く来る店で、それに合わせて私の年齢も20代前半に設定をしてもらっている
年齢もプロフの通りだよ〜と客には伝えてて、自分で言うのも何だけど見た目は俯瞰的に見ても若いので全然問題無く仕事は出来ていた
支障と言えば若い子が来ると本当はアラサーでごめんね…と毎回心の中が罪悪感で埋まるくらい
その時は普通に風俗嬢として仕事して、めちゃくちゃいい子だな〜話してて楽しいな〜
くらいで、特別感は無かった
物凄く褒めてくれるから、その子のタイプで良かったな〜せっかく若い子が真っ当な仕事で稼いだお金を無駄にしなくて良かったな〜、って考えてたくらい
そして出稼ぎ先の最終日にいきなりその時が来た
ぶっちゃけこの人指名客になるな、ならないなって言うのは感覚で分かる
けど、その子はならないと思ってたから顔見た時に心の奥底からビックリしたし、余計に嬉しかった
会うなりまたベタ褒めされて、前回よりもずっとベタ褒めされて、そんなに気に入ってくれたんだ!良かった!と最初は思っていた
話が驚く程盛り上がったあたりで、おや?と自分に違和感を覚え始めた
いつもは相手に会話の波長を合わせるようにしていて、友達や家族であっても自分のチャンネルを切り替える?って言うのかな…別に意図しているわけでは決してないけれど、この人にとっての私、あの人にとっての私、みたいな感じでいつも会話をしている
なのに何も考えなくても、その子との会話の心地が良すぎて話が止まらなかった
お互いが何言っても爆笑の状態。別に特別面白い事も言ってないのに。
話盛り上がりすぎてさすがに時間やばいからプレイに移ったんだけど、プレイでも違和感
いつも彼氏とか夫とする時ですら次はこうして…ああして…って考えながらセックスするのに、なんかこう無意識に自然な流れでプレイが出来て、いつも時間感覚は必ずあるのにその時は一瞬で過ぎた
本当に秒で過ぎた
プレイ終わってからはまた話しながらシャワー浴びて、時間来たからお見送りをした
完全に恋だ
いつも人を好きになる時、その人の素敵だなと思う所が一つ二つ見つかってから徐々に気になって好きになるタイプ
唯一、中学生の頃もう本能的にその人の事が好きだと思うくらい急に人を好きになった事があった
中学の好きになった人は完全に諦めるまで物凄く時間がかかったし、大人になってから一回だけ遊んだ事があって、とっくに完全に吹っ切れて私は別に好きな人がいたのに会った時にやっぱり本能が揺さぶられた感覚があった
前職が飲食で、学生の子達に指導をする立場だったからその年齢を恋愛対象として見てしまった自分が心底気持ち悪い
はじめは話が盛り上がったせいだな、と冷静になろうとしていたけれど、時間が経てば経つほど頭から消えない
自分風俗で指名した事無いしこんなすぐ来た事も無い、お姉さんが初めてなんですって言われた言葉を反芻してしまっている
そんなの客の常套句だしいつもは本気にしない
けれど、そんな嘘をつくような人にも見えない
とかまで考えてる自分が気持ち悪い、何だよ誰にでも言ってるに決まってるって冷静な自分は分かるのに、盲目でいたい自分がいる事が気持ち悪すぎる
たった2回しか会っていない
すごく年下の子
こんな事誰にも相談出来ない
ただただ苦しい、この状況の全てが
何で私は20歳じゃないんだろう
何でバツイチなんだろう
何でまともな昼職をしていないんだろう
第三者に徹底的に否定される事でこの感情を冷静に落ち着かせたい
洗脳という言い方だからアレだけど、ロールモデルを示すと言う話だと思うんだよ。
ネットを見ると結婚したら地獄だみたいな話が溢れているし、そればっかり目に入ってくる。テレビドラマには一人の自立した女性・男性の物語が多くある一方で、恋愛結婚という事を真正面から扱うものは減った。
家族は核家族が基本で、世代を同居家族の方が珍しい。すると、従兄弟の家がどんな風に結婚してどんな風に暮らしているかという事がなんとなくでも見る機会が無い。
見る機会があってもサンプルが狭いから、この生き方しか選択肢がないならば、なっても仕方が無いとか、無理とかになっちゃう。
そうじゃ無くて、幸せに恋愛して、あるいは幸せに幸せに暮らしている家庭は無数にあるんだから、そういうのを示すべきなんだよね。
ネットのネガティブな情報に対抗できるぐらいはあるといいよね。
高校生からのカップルが大学卒業して結婚して3人子どもを設けました、とか
三十路を過ぎてから社会人スポーツクラブで知り合って結婚しました、とか、
仕事が楽しくてアラフォーになってから寂しくなって、通ったスナックの店員と知り合って結婚した、とか
16歳でできちゃって男が逃亡、発覚時点でもう卸せないから家族が団結して子育てし、長男が高校生になったので一緒に通信制の高校に入り直したところ、バツイチ子持ちの男と知り合って4人の子育てをしてる人とか
いろんなのがあっていいんだよ。
ばあちゃんが死んだ。
僕の40の誕生日の前日に死んだ。
葬式など諸々終え、家に帰ってきて、やっと落ち着いたところ。
今の心情を自分自身でもいまいち掴みきれてないので、書いてみる。
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とにかく人が多かった。
子ども4人、孫12人、ひ孫19人、子どもや孫の配偶者、ばあちゃんの兄弟、その子、その孫。
サマーウォーズより多いんじゃね?
ばあちゃんは寺の娘だったので、親戚には坊さんがいる。
3人の坊さんが経を読む。
先頭で経を読んだのは、ばあちゃんの甥の中で一番下の甥。
ゆるい良い葬式だった。
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完全に場違いのフルートに、皆ポカーンとし、奏者も可哀想だな…と思いつつ聴いて、葬式を終えた。
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僕も火葬場に向かった。
普通と違ったのは、坊さんも参列者と同じように、最後に声をかけた。
一番下の甥の坊さんは泣いていた。
僕は泣けなかったからか、何か知らんがそれを見て僕自身が救われた気がした。
その後棺は焼くことになり、焼けるまで1時間程度待つことになった。
後で聞いたのだが、そのドサクサに紛れて義理の息子である親父は泣いていたらしい。
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孫の中で僕は上から2番目。
年長の孫であるいとこ、一番下の甥の坊さん、3人で話をした。
最初に、一番下の甥の坊さんに、フルートの時プルプルしてたから泣いてたかと思ってたらアレ笑いを堪えてなかった?とツッコむところから話は始まった。
ばあちゃんがいつからゲームやってたのか、とか、何故やってたのか、とか、どんなゲームをやってたのか、とか色々話した。
俺の初めてゲームはばあちゃんのお下がりでディスクシステムのやつだった、パチンコにハマってたから抜け出すために息子(僕から見ると伯父)が買った、そういえばパチンコにハマってた時期もあった気がする、その前はルービックキューブだったらしい、俺が持ってないPS4とか持ってたぞ、ゲーム好きだったけど上手いわけじゃなかったからレベルアップでのゴリ押しが結構多くて1セーブプレイ時間400時間とか700時間だったぞ、、、。
僕らは子どもの頃に話して以降30年近く話をしてなかったが、話題は尽きなかった。
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なんというか、あっけなかった。
色々終わって帰ってきた、子どもらも寝かしつけ、一息ついたのが今。
微妙に落ち着かずふわふわする感じがあったので、消化するために文章に残すことにした。
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ばあちゃんがどんな人だったのか。
性格、キャラ的なものを今風に言えば、天然系、不思議ちゃん、なのに、生命力強い、どんな環境でも楽しんで生きる、そんな感じ。
やたら印象に残る言動をする人だったので、ばあちゃんの話題には事欠かない。エピソード力が強い人だった。
何故か鞄を持ち歩かず、ショルダーバックくらいの袋に荷物を詰め、そして下着の胸の辺り、ちょうどブラのパッドのあたりに、その袋を縫いつけ、小太りというか巨乳に見える感じになっていた。
何かを出す時は胸元から出すことになるが、昔は服の中に手を突っ込みゴソゴソして荷物を取り出してたが、そのうち上手く取り出せないからと、半分脱いで取り出すようになった。
普通に外でもそれをやるようになったので、買い物行く時は子どもや孫の誰かが連れていき、事前に財布を預かって、ばあちゃんの財布から支払う、というのが慣習となった。
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そういえば、ばあちゃんから直接昔の話を聞いたことはほぼなかったことに気付いた。
年寄りは昔話が好きな印象あるけど、ばあちゃんから思い出話をほとんど聞いたことない。昔手に入れた意味の分からん謎のハックテクニック、を教えてもらえる程度。こちらの心配する、子どもや孫など周りのこと、ゲームのこと、とにかく今の話しかしなかったからかもれしない。
でも、ばあちゃんの周りからは、ばあちゃんの今まであったことはよく聞いた。
ここからのばあちゃんの昔の話は、皆の話の集合での話なので、何が本当なのかは分からない。
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ばあちゃんは、山奥の陸の孤島のような村にあるお寺の娘だった。
結果、じいちゃんが良いとこの人だと分かり、許してもらい帰ってきた。昔っぽい。
あとで聞いたのだが、じいちゃんはバツイチ?寡夫?だったらしく、ばあちゃんが結婚した当時、ばあちゃんは20、じいちゃんは44。そりゃ反対するわな。
それに加え、じいちゃんを知るであろう寺近くの老人達から稀にじいちゃんの話を聞いたことがあるのだが、どれも掴みどころがない。水墨画を描いてた、木こりだった、スキー板を作って売ってた、馬に乗って駆けてた、等々。皆のいうことが毎回違いすぎて何をしてた人なのかがマジで分からない。今で言うフリーターだったのでは、と思ってる。
その後、ばあちゃんは子どもを4人産んだが、3番目の子である僕の母が4,5歳のときに、じいちゃんが結核で死んだ。
生活ができないので、子どもらは、伝手のある寺が運営する児童養護施設で生活することに。
何年かそんな生活が続き、長男(僕から見れば伯父)が中学を卒業してすぐ働き始め、生活ができるようになったので、ばあちゃんや兄弟らを集め、また一緒に生活し始めた。なんという「ひとつ屋根の下」。(ひとつ屋根の下、当時母はめっちゃハマって見てた)
その後しばらく経ってから長男は僕の母を除いた兄弟とばあちゃんで自営業を始めた。
ここからの人生に関しては、ばあちゃんにとって比較的順風満帆な人生だったと思う。
たぶん。
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僕はばあちゃんに一番可愛がってもらった孫だったように思う。
ばあちゃんがファミコンをやるひざの上に乗ってたのが僕だった。
今思えば理由は単純で、高橋名人が名言「ゲームは1日1時間!!」を家では親が守らせようとするが、ばあちゃんの家では、朝から晩までゲームをやっていても怒られない。
ばあちゃんも、ゲームの攻略に詰まると、孫を積極的に呼んで、攻略方法を聞いたり、分からなくてもプレイしてやってみてくれとせがんだ。
僕が一番可愛がられたが、他の孫達も顔を出せば、同じように攻略をせがまれたので、孫らは皆ばあちゃんとみんなゲームをした経験が一度はあるように思う。
息子(僕から見て伯父)の自営業の職場とばあちゃんの家が一緒になっていて、ばあちゃんの生活は、昼間は働き、ご飯風呂、趣味の畑仕事、残った時間はほぼゲーム、が大半だった。
昔はマリオとかアクションをよくやっていたが、途中からドラクエやFFといったRPGが好きだった。
先にも書いたようにゲームやるからといって賢かったり上手かったりするわけじゃなかった、いわゆる下手の横好きだったので、とにかく朝から晩までゲームをし、攻略ノートを作ってメモをし、自分の攻略ノートを見ながらプレイしていた。
何度も何度も飽きずにトライ&エラーを繰り返しまくるので、ばあちゃんのセーブデータは、装備やアイテムが微妙なのに、レベルが異常に高いことが多かった。
おかげで、途中からやった僕ら孫たちは、ばあちゃんが説明するハマりポイントをひと通り振り返ったあと、装備を整え、ちゃんとゲーム内の説明みてやれば、案外すんなり先に進めた。
他の孫たちもゲームをプレイし終わったら、中古屋でなく、ばあちゃんにゲームを流した。
ばあちゃんが自分でゲームを買っていた印象がほぼないが、とにかくばあちゃんの家にはゲームがたくさんあった。
ベッドの下の収納ボックスには、ソフトがギッシリ詰まっていた、
初代ファミコン、スーパーファミコン、PS、PS2、64、ゲームキューブ、xbox…僕も大きくなるにつれ頻度が減り、就職で地元を離れてからはさらに頻度が減ったので、僕の知らないゲームハードもありそう。
見た記憶では、古いハードのソフトはなかった気がするので、時折捨ててたのかも。
孫らで集まって話をした際に出てきたゲームタイトルは皆違ってた。
FF、ドラクエ、テイルズ、スターオーシャン、ゼルダ、武蔵伝、等々。
ばあちゃんの妹の孫とかいう若い男の子も来てて、ばあちゃんとのゲームの思い出話をしてたのは驚いた。
それもあって、親族のみの家族葬だったのに、縁のある親戚までも集まり、やたら人数の多い通夜、葬式になった。
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義理の息子である親父もかなり溺愛してたので、本物の息子一堂から、本物の息子より息子してる、と親父も笑われていた。
ばあちゃんは、下駄が好きでよく履いてたのに、胸元に袋が入っていたから、ハキハキ歩くことができず、ペンギンみたいな歩き方になっていた。
不安定なゆっくりな歩き方だったので、当然荷物はまともに持てないし、隣を歩く僕の服の袖のあたりをつかんだりすることが多かった。
僕がいない時は、親父が並んで服の袖をつかまれていた。
僕や親父はその認識だったのだが、妹いわく、妹と一緒だと、不安定な歩きのままズカズカ先に歩いて荷物を持ってる妹に早く行くぞと先行してく、僕や親父の前だと猫を被ってる!!男尊女卑だ!!と愚痴っていた。
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孫らから流れてきたゲームで躓くと、当然元々ゲームの持ち主の孫に攻略を聞くことが多かった。
雷平原〜マカラーニャの森あたりにいて、攻略手伝って欲しいからと、泊まって欲しいと、ばあちゃんにせがまれ、泊まることになった。
一緒にプレイし、ご飯も食べ、風呂も入り、寝る前にもう1プレイ。
ちょうどそこで、マカラーニャの森の超ロマンティックなラブシーン。
当時、高校生だった僕は、真夜中に部屋を暗くして、ばあちゃんと並んで何観てるんだろう……と絶妙な気分になっていた。
ふと、横目でばあちゃんを観ると、キラキラした目で、★★素敵★★みたいなリアクションで、滅茶苦茶一生懸命みてたので、まぁいいか、と諦めにも近い気持ちになった。
その後少し経って、新しい孫がまた産まれ、ちょうどその孫の名前がFF10のヒロインと同じ名前だったので、滅茶苦茶喜んで良い名前だ、と褒めていた。
葬式の最後のフルートが、美空ひばりの「川の流れのように」だったので、「ザナルカンドにて」をかけてあげれば良かったのにな、とフルートの演奏を聴きながら、このことを思い出していた。
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葬式の参列者の話などを聞くに、僕がばあちゃんのところにあまり行けなくなった後も、他の親戚やゲームの関わりもあって、楽しくは過ごせていたようだった。
それが、6年前、真夏の早朝に、もうひとつの趣味であった畑仕事の途中で、脳卒中で倒れ、近くの通行人に発見され救急車で運ばれた。
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主治医や長年お世話になっているかかりつけ医によると、意識が回復する可能性は万に一つもない、そんな状態とのことだった。
ばあちゃんは、これまで大病患って、入院して死にかけたことは何度かあった。
入院のなか、どうしても回復傾向が見られない、という状況になってから、僕に連絡が来て、急遽地元に帰ってお見舞いに行くと、ばあちゃんとゲームの話になり、そういえばプレイ中だったあのゲームの続きがやりたい、早く治して退院せねば!!と急にやる気になって、そこから超回復、という展開があった。
今回は流石にダメそうだった。
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流石にばあちゃんももう90だったので、そういう覚悟をしておかなきゃ行けないことは分かっていた。
病院に見舞いに行った際、分かっていても、それがただ寝ているようにしか感じられなかった。
手術のあとに寝てます、みたいな感じで、ただ寝てるだけ。
もう起きることは無いのに、そんなふうにしか感じられなかった。
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僕がその後ばあちゃんの顔を見れたのは、少し経って、ばあちゃんの家で介護するようになってからだった。
病院よりも設備が簡素になったためか、ああ、これは本当にもう目覚めないんだな、と今さらながら実感した。
そんな中、母はばあちゃんの世話をしながら、前よりちょっと良くなったとか、こうやってやると反応する、など色々話をした。
もう目覚めない、と分かると同時に、まだ生きてる、とも感じられる。
死んでるのだが、生きてる。
ばあちゃんが死んだと聞いて、葬儀の一連の流れを終えた今、本当に死んだ今この時よりも、あの瞬間が正直しんどかった。
今、思い出すだけでも、心が重い。
死が突きつけられるのに、世話をすればちゃんと生を感じられる。
その中で世話をし続けられるのか。
母すごいな……と。
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あとは死ぬだけ。
それを受け入れるための有余の時間が与えられた感じだった。
ゲームができない、楽しみに一生懸命になれないばあちゃんは、ばあちゃんなのか。
身体なのか、脳なのか、心なのか、それとも人格なのか、習慣なのか。
生と死に対することをぼんやり思いにふける。
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そういえば、ばあちゃんは霊感が強い、というのがもっぱら周りの評価だった。
悪霊や死んだ人が見える、というより、死ぬ寸前の人が魂だけになって飛んでいるのを虫の知らせのような感じで分かるのだ、とか。
それで、遠方や疎遠になった知人の安否を確認し、それを当てることが多かったので、霊感が強いとされていた。
稀に、じいちゃんが迎えに来ると、まだやりたいことがあるから迎えに来んどいてくれーー!!と必死にお経を読むことがあるのだ、とか。
僕は実際にどの話にも立ち会ったことは無いが、確かにばあちゃんはその辺りの勘が冴えているような雰囲気があった。
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ばあちゃんの話を信じるとすると、脳死のばあちゃんには、ばあちゃんはいないことになる。
ばあちゃんがどこに行ったかは分からないが、ばあちゃんは生きているが死んだ。
幸い、受け入れるまでの時間を6年も貰ったので、ばあちゃんの死、葬儀はなんとか受け入れることができた。
コレがポックリいかれていたら、悲しすぎてどうなっていたかは想像できない。
正直助かった。
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心の準備は整えていたとはいえ、僕の誕生日の前日に亡くなり、僕の40歳の誕生日がばあちゃんの通夜になるとは、流石に予想つかなかった。
何もできないはずの死ぬ瞬間まで、印象を残す人だった。
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ばあちゃんの教え、みたいなのは、本当に全然覚えてないのに、ばあちゃんとの思い出はたくさん出てくる。
老人介護用おむつを買いに行った際には、コレ凄く便利でトイレに行かなくても良いからゲームができる!!とドヤ顔したり……
我が弟が母の付き添いでばあちゃんの買い物に付き合うため家に呼びに行ったら全裸でゲームしてたり……(前日夜風呂上がりに服着替える前にゲームをやり始めたら止まらなくて翌朝までやり続けていたのが真相)
僕がいとこと一緒に富士山近くに旅行した際、いとこに「富士山のかけらだ」と言って渡したそこら辺に落ちてた溶岩石が、何故か数年後ばあちゃんちの神棚に飾ってあり、いつの間にか凄い石だとして御神体みたいになってたり……
なんかあり過ぎて、もう思い出せない。
でも、何かあるたび、何気ない面白かった思い出が掘り返される。
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僕自身もばあちゃんと同じく、子どもが4人いるので、悲しみに暮れている暇はない。
悲しくてしんどい、みたいな感覚はないのだが、なんか気持ちがふわふわして落ち着かず、何かにつけてやる気が起きない。
この文章も、このままではいけないと思いを決して、何度かに書き分けながら、書き進めている。
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やる気がでないので、ぼーっと異世界転生もののアニメを観ても、ばあちゃんだったらマジで異世界にすら行きそうだな、行ってて欲しいな…と想像してしまう。
ココまで書いた文章を自分でも振り返ってみると、ばあちゃんの最大の教えは楽しむこと、それ自体のような気がしてきた。
昔から初七日とか四十九日とかに法要やるってことは、亡くなってからそれくらいの日数はこの感覚は抜けないのかもしれない、と諦めることにした。
とりあえず楽しめるようになるまで、このままぼーっとふわふわすることにしよう。
似たような状態。私の場合、セフレがバツイチ独身で私が夫とは夫由来のレス。それが要因で作ったセフレと馬があってまる六年目になる感じ。
セフレが政治的な信条とか含めて一番気が合う、考え方があう、話も合う相手だと思ってるけど、まあこんな関係は一生は続かんし、遅かれ早かれどっかで破綻すんだろうなと思う。当初思ってたよりだいぶ長くなってきて驚いてるくらい。
いつか終わるそのときまではすごく性格が合ってセックスもできる貴重な相手との交流を楽しみたいと思ってる。
増田もいつかは絶対破綻すると割り切ってつきあってたらいい気がする。
でも夫とレスじゃないならわざわざよそでやんなくてよかったじゃんとは思う。
「絶対に自分が被害者に立てる(この場合は告白→きっぱり拒否、のLINEスクショが職場に対して最強カードになる)トリガー引かれたらそこで切る、それまで彼氏の欠点の穴埋め要員」って
決めてたんだろう。怪物です。でも多分、パパ活やキャバ経験あります。
なんなら高校生の時点で「男をいいように使う」技術を使いはじめてたんだと思います。(私の周りを観察してるとそう)
普通の女じゃないです。
おそらく「社会的に非常にいい女」です。その気になれば簡単に女を武器にして稼げる、所謂プロ彼女系。
つまりあなたに足りないのはそういう
「いい女に惚れられてる俺、を疑えないところ」です
あなたがいいなって思う相手=高嶺の花、から、あなたが惚れられることは基本ないと思ってください。
あなたが惚れられてもどうでもいいって感じる女性が、増田の本来の「釣り合う相手」です。
ここ男女関係無く間違えるんだけど
「自分が惹かれる相手」=釣り合わない相手、手に入らないから欲しい
例)メンヘラ女から見たホスト→ホストなんか行ったことない女性と結婚 一般人からみたアイドル→芸能人と結婚 職場の年下の女性→職場の外の彼氏と交際
「自分が全く惹かれない相手」=釣り合う相手、手に入るから欲しくない
例)お見合いでイマイチと感じた人 職場の40代のバツイチ女性
現状ピンとこない相手こそ、自分の本来の恋愛相手なんだ、って意識を持ってほしい
で怪物はこれ(手に入らない格上だからこそ手に入れたくなる心理)を理解したうえで
俺でも手に入りそう!っていう射幸心を煽ってくる。
ゲーセンのクレーンゲームみたいに。とれそう、落ちそう、金を入れる限り何度も挑戦できる。ね!
そういうことです。
増田の書き込みは「マジで取れそうなクレーンだったんだよ!!ほんとに!さすがにとれるだろ!俺がおかしい!?」って嘆きなのね。
友達が、そういうこと叫んでたらどう思うか考えよう。
モゼーラ・リリアノのW友情エンド久しぶりに目指したけど日数足りなくて出来なかったゲソ
モゼーラは好愛はガンガン上がるけど好友上がりづらいゲソ
主人公の振る舞いが「かっこいい・頼れる」ところでも好愛上がるし
「かよわい・守護りたい」な感じでもピコンピコン好愛上がるんだよな
好友上がるツボが難しい
リリアノは「かっこいい」だと好友が上がり、「かよわい」だと好愛が上がるのでそこはわかりやすい
でもイベント優先順の問題でW友情エンドに必要なイベントを中々開けず日数足りなくなる
10代でプレイした時はモゼーラもリリアノも萌えどころがわからなかった
リリアノは17歳の息子がいる36歳バツイチ一人称「我」の女ってのが今でも上級者向けだけど