あの多田哲哉のクルマQ&A
多田 哲哉
1957年生まれの自動車エンジニア。大学卒業後、コンピューターシステム開発のベンチャー企業を立ち上げた後、トヨタ自動車に入社(1987年)。ABSやWRカーのシャシー制御システム開発を経て、「bB」「パッソ」「ラクティス」の初代モデルなどを開発した。2011年には製品企画本部ZRチーフエンジニアに就任。富士重工業(現スバル)との共同開発でFRスポーツカー「86」を、BMWとの共同開発で「GRスープラ」を世に送り出した。トヨタ社内で最高ランクの運転資格を持つなど、ドライビングの腕前でも知られる。2021年1月に退職。
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2024.9.3 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
「ポルシェ911」のハイブリッド化をどう思うか?
車両開発のプロとして、ポルシェのクルマ、なかでも「911」を高く評価している多田哲哉さん。では、その911がついにハイブリッド化されたことについてはどう思うのか? 率直な感想を聞いてみた。
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2024.8.27 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
「わくわくドキドキするクルマ」って何ですか?
「わくわくドキドキするクルマ」とはどんなクルマで、どうすれば製品化がかなうのか? 多くのユーザーから寄せられた理想像を元に、車両開発のプロである多田哲哉さんに語ってもらった。
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2024.8.20 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
「日本車の強み」とは何か?
多くのクルマがグローバルな製品として扱われるなかで、“日本車ならではの強みや良さ”というものはあるのだろうか? 長年トヨタで車両開発を取りまとめてきた多田哲哉さんに考えを聞いた。
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2024.8.13 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
「〇円のコストの違い」は車両開発にどう影響する?
車両開発では数百円、数千円のコストカットが大きな成果であると聞くが、その程度の差であれば、むしろお金をかけて製品のレベルアップを図ってもいいのでは……? コスト配分の現実について、元トヨタの多田さんに聞いた。
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2024.8.6 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
「他社と似たようなクルマ」の開発にはどう取り組みますか?
市場で流行している車種を開発する場合、意地でも他社とは違うものにしようと思うか、たとえ似せてでも、とことんユーザーのニーズに沿うものをつくるべきか? 車両開発のプロである多田哲哉さんの考えを聞いた。
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2024.7.30 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
多田哲哉さんが“復活”を願うクルマは?
代を重ねるクルマもあれば、モデルチェンジせずに消えたクルマもある。そのなかで、プロのエンジニアが「あれを今の技術で復活できたらいいのに……」と願うモデルは何か? 元トヨタの多田哲哉さんに語ってもらった。
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2024.7.23 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
モータースポーツに未来はあるか?
人々の関心が薄れているといわれる一方で、カテゴリーによっては大きな盛り上がりが見られるモータースポーツ。車両開発のプロである多田哲哉さんは、その将来性についてどのように考えているのか、話を聞いた。
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2024.7.16 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
多田さんの「燃料電池車は主流になりうる」説の根拠とは?
多田哲哉さんが“クルマの未来”を語るとき、しばしば燃料電池車の優位性に触れることがある。長きにわたって車両開発にたずさわってきたプロが、このパワーソースに一目置くのはどうしてか? その理由と今後の課題を聞いた。
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2024.7.9 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
「なんだかクルマがつまらない」のはどうしてか?
最近のクルマはどれも何だかつまらない印象で、かつてのようにわくわくドキドキすることがないような……? その点、車両開発のプロはどう思うのか、元トヨタの多田哲哉さんに話を聞いた。
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2024.7.2 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
クルマの価格はどう決まる?
コスト管理が極めて厳しいといわれる自動車業界なのに、しばしば確かな根拠のなさそうな強気の価格がつけられるのはなぜか? クルマの価格設定について、元トヨタの多田哲哉さんに話を聞いた。
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2024.6.25 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
長い納車待ちはなぜ解消されないのか?
コロナ禍や半導体不足は落ち着いたというのに、クルマの納期については元どおりになっていないように思われる。それはどうしてなのか? 長年トヨタで車両開発にたずさわってきた多田哲哉さんは、こう考える。
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2024.6.18 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
トヨタのハイブリッドシステムの将来性について
多くのメーカーのEV化戦略に陰りがみえ、再びハイブリッドに注目が集まりつつある昨今。ハイブリッドといえばトヨタだが、そのOBである多田哲哉さんは、このパワーソースの将来性をどのように見ているのだろうか?
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2024.6.11 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
交通事故はなくせるか?
年々減ってはいるものの、なくなってはいない交通事故。この先、テクノロジーの発達で根絶することはできるのだろうか? 長年トヨタで車両開発にたずさわってきた多田哲哉さんは、こう考える。
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2024.6.4 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
超小型モビリティーはどうあるべきか?
さまざまモデルがリリースされるも、現実的に普及が進んでいるようには見えない超小型モビリティー。どのような点が問題なのか? そして今後はどうあるべきなのか。クルマという輸送機器の開発のプロである多田哲哉さんに聞いた。
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2024.5.28 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
SUVブームの次に流行(はや)るのは?
自動車業界は今、空前のSUVブーム。右を見ても左を見てもSUVばかりという状況だが、この次にはどんなクルマが主役の座を占めるのか? 長年トヨタで車両開発にたずさわってきた多田哲哉さんに聞いた。
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2024.5.21 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
自動車開発の“意外な専門職”とは?
自動車の開発スタッフのなかには、一般のユーザーが想像もできない特殊な専門家がいるとか? それはどんな役割の職種なのか、長年トヨタで車両開発にたずさわってきた多田哲哉さんに聞いてみた。
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2024.5.14 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
海外生産車と国内生産車にクオリティーの違いはあるか?
日本車のなかには、海外の工場で生産され、国内販売されているものがある。果たして、生産工場によって、クルマの品質には差が出るのだろうか? 長年自動車の開発にたずさわってきた多田哲哉さんに聞いた。
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2024.5.7 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
あとからのボディー補強に“害”はある?
クルマの基本性能を語るうえで重要な「ボディー剛性」。固ければ固いほど好ましいようにも思えるが、アフターパーツや溶接などで独自の剛性アップを図るのはいいことなのか? 改悪もあり得るのか? 自動車のプロである多田さんに聞いた。
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2024.4.30 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
ポルシェの何がそんなにすごいのか?
トヨタでさまざまクルマを開発してきた多田哲哉さんは、しばしばポルシェのプロダクトを“理想的な例”として引用する。では、ポルシェという組織と製品のすごさの秘密はどこにあるのか? その決め手について聞いた。
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2024.4.23 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
タイヤのサイズはどう決まる?
タイヤには、直径に偏平率、幅など、さまざまなスペックがある。では、あるクルマの“適合サイズ”は、どのような理由やプロセスで決まるのか? 長年にわたり自動車開発に関わってきた多田哲哉さんに聞いた。