保管カテゴリ

保管カテゴリ置場規則 と併せて使用されます。 追加のロケーション属性として、プロダクトに最適な保管場所を自動的に提案します。

以下のステップに従い、設定を完了させて下さい:

  1. 保管カテゴリ機能を有効化する

  2. 特定の制限で 保管カテゴリを定義する

  3. カテゴリを保管場所に 割当てます。

  4. 置場規則 に属性として置場カテゴリを追加します。

参考

置場

注釈

保管場所にカテゴリを割当てることで、Odooにその場所が温度やアクセス性などの特定の要件を満たしていることを伝えます。Odooは、定義された容量に基づいてこれらの場所を評価し、倉庫移動フォーム上で最適な場所を推奨します。

設定

保管カテゴリを有効にするには、 在庫アプリ ‣ 設定 ‣ 管理設定 に移動します。次に、倉庫 セクションで、保管場所 と:guilabel:複数ステップルート 機能が有効になっていることを確認します。

次に、保管カテゴリ 機能を有効にしたら、 保管 をクリックします。

保管カテゴリ機能を表示します。

保管カテゴリの定義

最適な保管場所を決定するために、ロケーションに適用する前に、特定の制限のある保管カテゴリをまず作成する 必要があります

保管カテゴリを作成するには 在庫アプリ ‣ 設定 ‣ 保管カテゴリ に 行き、作成 をクリックします。

保管カテゴリフォームから、カテゴリの名前を 保管カテゴリ フィールドに入力します。

重量、プロダクト、梱包タイプ別に容量を制限するオプションも利用できます。

注釈

重量制限は、梱包またはプロダクトごとに容量と組み合わせることができます (例:合計重量200キログラムのプロダクトを最大100個)。

同一の場所でプロダクトや梱包タイプごとに容量を制限することも可能ですが、この例 :ref:`梱包ごとの容量 <inventory/routes/set-capacity-package>`のように、様々なロケーションに異なる量の商品を保管する方が実用的かもしれません。

新規プロダクトを許可 フィールドは、プロダクトを保存するのにそのロケーションが利用可能であるとみなされる条件を定義します:

  • ロケーションが空の場合: ロケーションが空の場合のみプロダクトを追加できます。

  • プロダクトが同じ場合: 同じプロダクトが既にある場合のみ、そこにプロダクトを追加することができます。

  • プロダクトの混在を許可: 複数の異なるプロダクトを同時にこの場所に保管することができます。

ちなみに

クリックすると、ロケーション スマートボタンは、カテゴリがどの保管場所に割当てられているかを表示します。

重量ごとの容量

保管カテゴリフォーム (在庫アプリ ‣ 設定 ‣ 保管カテゴリ)で、最大重量 フィールドにプロダクトの最大重量を設定します。この制限は、この保管カテゴリが割当てられた各ロケーションに適用されます。

プロダクトごとの容量

プロダクトごとの容量 タブで、明細追加 をクリックして項目を入力し、容量 フィールドにそれぞれの容量を入力します。

Example

保管カテゴリフォームの プロダクトごとの容量 タブでそれらの数量を指定することで、1つの保管場所に保管される 大型キャビネット は最大5つ、 コーナーデスク右向き は最大2つに抑えることができます。

プロダクト数による保管カテゴリの制限を表示します。

梱包ごとの容量

For companies using packages, it becomes possible to ensure real-time storage capacity checks, based on package types (e.g., crates, bins, boxes, etc.).

重要

梱包 機能を有効にするには、在庫アプリ ‣ 設定 ‣ 管理設定梱包別容量 タブを表示します。

Example

高頻度パレット の保管カテゴリを作成することで、パレット保管の物品の置場規則を作成します。

梱包ごとの容量 タブで、指定した 梱包タイプ の梱包数を指定し、特定の場所の最大数を 2.00 パレット に設定します。

ページに収納カテゴリを作成します。

ロケーションに割当る

保管カテゴリが作成されたら、それをロケーションに割当てます。在庫アプリ ‣ 設定 ‣ ロケーション に移動してロケーションを選択します。次に、保管カテゴリ フィールドで作成したカテゴリを選択します。

Example

高頻度パレット 保管カテゴリ (いずれのロケーションでも保管されるパレットを制限する) を WH/Stock/pallets/PAL 1 サブロケーションに割当ます。

保管カテゴリが作成されると、倉庫ロケーションにリンクすることができます。

置場規則

With the storage category and location set up, create the putaway rule by navigating to Inventory app ‣ Configuration ‣ Putaway Rules.

作成 ボタンをクリックして置場規則を作成します。新しい置場規則フォームで、カテゴリあり フィールドを選択して下さい。

Example

前の例の続きで、レモネードを積んだパレットを、ロケーションに割当られた 高頻度パレット の保管カテゴリを持つロケーションに誘導する置場規則に対して 高頻度パレット の保管カテゴリが割当てられています。

様々な置場規則で使用される保管カテゴリ。

使用例: 梱包ごとに容量を制限します

保管場所の容量を特定の梱包数に制限するには、パッケージごとの容量で保管カテゴリを作成 します。

上の例の続きで、高頻度パレット 保管カテゴリは`PAL1` と PAL2 ロケーションに割当られます。

その後、 置場規則 が設定され、 倉庫に入荷したパレットは全て`PAL1` および PAL2 ロケーションに保管されるよう誘導されます。

各保管場所に保管されているパレットの数に応じて、レモネードのパレットが1つ届くと、次のような状況が発生します。

  • PAL1 および PAL2 が空の場合、パレットは WH/在庫/パレット/PAL1 に再配置されます。

  • PAL1 が満杯の場合、パレットは WH/在庫/パレット/PAL2 にリダイレクトされます。

  • PAL1 および PAL2 が満杯の場合パレットは`WH/在庫/パレット` に再配置されます。