請求書のフォローアップ

支払期限を過ぎた場合、顧客にフォローアップメッセージを送信することができます。Odooは支払遅延の特定をサポートし、延滞日数に応じて自動的に1つ以上のアクションを実行する フォローアップアクション を使用して、適切なリマインダのスケジュールと送信が可能です。フォローアップはEメール、郵便、SMSなど様々な方法で送信できます。

設定

フォローアップアクション を設定するには、 会計 ‣ 設定 ‣ フォローアップレベル に進み、新しいフォローアップレベルを選択または作成します。デフォルトでは 通知 タブの下にいくつかのフォローアップアクションが用意されており、日数 だけでなく 名前 も変更することができます。利用可能なフォローアップ アクション は以下の通りです:

コンテンツテンプレート を選択することで、あらかじめ入力されているテンプレートをメッセージに使用することができます。使用するテンプレートを変更するには、フィールドにカーソルを合わせて --> をクリックして下さい。有効になっている場合、SMSメッセージには特定の SMSテンプレート フィールドがあります。

自動化 オプションを有効にすることで自動的にリマインダを送信し、請求書添付 オプションを有効にすることで特定のフォローアップアクションに 未払 請求書を添付することが可能です。

活動 タブをクリックすると活動(タスク)のスケジューリングが可能になります。これにより、フォローアップがトリガされると自動的に活動がスケジュールされます。そのためには 活動をスケジュール を有効にし、タスクの 担当 者を選択します。活動タイプ を選択し、必要であれば活動をどのように処理するかの 概要 を入力します。

ちなみに

実際の期日前にリマインダを送信する場合は、マイナスの日数を設定します。

フォローアップレポート

フォローアップが必要な滞納請求書は 会計 ‣ 顧客 ‣ フォローアップレポート で確認できます。デフォルトでは、Odooは 滞納請求書 でフィルタリングしますが、 フィルタ メニューで 要アクション でフィルタリングすることもできます。

請求書を選択すると、顧客の全ての未払請求書(滞納か否か)が表示され、滞納請求書は赤く表示されます。フォローアップから除外 をクリックすると、請求書を督促から除外することができます。リマインダは 自動化 または 手動 のどちらか、またその顧客の 担当 者を設定することができます。

リマインダを送信するには、フォローアップ をクリックし、実行したいアクションを選択します:

  • 印刷;

  • Eメール;

  • SMS;

  • 郵送

このビューから 請求書の添付 や内容のテンプレートを変更することができます。完了したら 送信 または 送信 & 印刷 をクリックします。

注釈

  • リマインダの送信には、請求書またはお問い合わせフォームに記載されている連絡先情報が使用されます。

  • リマインダーが送信されると、請求書のチャッタに記録されます。

  • リマインダのタイミングでない場合は、 次のリマインダ の日付を指定することができます。設定された次のリマインダの日付に従って、次のレポートを取得します。

ちなみに

すでに支払済みの顧客に督促を送るのを避けるため、督促処理を開始する直前に、全ての銀行明細を消込します。

債務者の信用度

顧客が通常支払いが遅いかどうかを知るには、フォローアップレポートで 良い普通悪い としてマークすることで信頼レベルを設定できます。これを行うには、顧客名の横にある黒点をクリックし、信頼レベルを選択します。

債務者の信用度を設定

リマインダの一括送信

リマインダーメールは フォローアップレポート ページから一括して送信することができます。そのためには、処理したいレポートを全て選択し、 アクション 歯車アイコンをクリックし、 督促処理 を選択します。