王 買徳(おう ばいとく)は、五胡十六国時代の夏の部将。 初代皇帝の赫連勃勃にたびたび献策し、長安攻略では王買徳の作戦が勃勃を勝利に導いたと言われる。生没年などの詳細は不明であるが、『晋書』の「赫連勃勃載記」などに登場し、『十六国春秋』には伝が立てられている。