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iPhoneでヒアリングデバイスを使用する
iPhoneで「Made For iPhone(MFi)」補聴器またはサウンドプロセッサを使用したり、その設定を調整したりすることができます。
ヒアリングデバイスをiPhoneとペアリングする
お使いのヒアリングデバイスが「設定」 >「アクセシビリティ」>「ヒアリングデバイス」にリストされていない場合は、ヒアリングデバイスをiPhoneとペアリングする必要があります。
ヒアリングデバイスのバッテリーカバーを開きます。
iPhoneで、「設定」>「Bluetooth」と選択してから、Bluetoothがオンになっていることを確認します。
「設定」>「アクセシビリティ」>「ヒアリングデバイス」と選択します。
ヒアリングデバイスのバッテリーカバーを閉じます。
名前が「MFiヒアリングデバイス」の下に表示されたら(1分ほどかかることがあります)、名前をタップしてペアリングリクエストに対応します。
ペアリングは最大で60秒かかる場合があります。ペアリングが完了するまで、オーディオをストリーム再生したり、その他の方法でヒアリングデバイスを使用したりしないでください。ペアリングが完了すると、一連のビープ音とトーンが鳴り、「デバイス」リストのヒアリングデバイスの横にチェックマークが表示されます。
デバイスのペアリングが必要なのは1度だけです(聴覚訓練士にペアリングしてもらうこともできます)。その後は、ヒアリングデバイスの電源をオンにするたびに、自動的にiPhoneに再接続されます。
ヒアリングデバイス設定を調整する/ステータスを表示する
「設定」で: 「設定」 >「アクセシビリティ」>「ヒアリングデバイス」>「MFiヒアリングデバイス」と選択します。
アクセシビリティのショートカットを使用する: iPhoneでアクセシビリティのショートカットを使用するを参照してください。
ロック画面で: 「設定」>「アクセシビリティ」>「ヒアリングデバイス」>「MFiヒアリングデバイス」と選択してから、「ロック画面からのコントロール」をオンにします。ロック画面から以下のことができます:
バッテリー状況を確認する。
周囲の音のマイク音量とイコライゼーションを調整する。
ストリーミングオーディオを受信するヒアリングデバイス(左、右、または両方)を選択する。
ライブリスニングを操作する。
通話オーディオとメディアオーディオをヒアリングデバイスに送るかどうかを選択する。
ヒアリングデバイスで着信音を再生することを選択する。
ヒアリングデバイスを複数のデバイスと使用する
ヒアリングデバイスを複数のデバイス(例えばiPhoneとiPadの両方)とペアリングした場合は、他方のデバイスでオーディオを再生する操作を実行したり、iPhoneで電話を着信したりしたときに、ヒアリングデバイスの接続が自動的にデバイス間で切り替わります。
1つのデバイスでヒアリングデバイスの設定に加えた変更は、ほかのデバイスに自動的に送信されます。
すべてのデバイスでApple IDを使ってサインインします。
すべてのデバイスを同じWi-Fiネットワークに接続します。
補聴器両立性をオンにする
補聴器両立性によって、一部の補聴器モデルの電波妨害が低減され、音質が向上する場合があります。
「設定」 >「アクセシビリティ」>「ヒアリングデバイス」と選択します。
「補聴器の互換性」をオンにします。
FCCの補聴器両立性規定には、米国規格協会(ANSI)C63.19の補聴器両立性規格に従って、特定の電話機をテストし、格付けすることが定められています。
補聴器両立性に関するANSI規格には、2種類の格付けがあります:
M: テレコイルモードで動作していない補聴器との音響結合を可能にするための無線周波妨害の低減に関する格付け
T: テレコイルモードで動作している補聴器との誘導結合に関する格付け
これらの格付けには1~4の段階があり、4の両立性が最も高くなります。FCCの要件では、音響結合の場合はM3またはM4の格付けの電話機、誘導結合の場合はT3またはT4の格付けの電話機が補聴器両立性があると見なされます。
iPhoneの補聴器両立性の格付けについては、Appleサポートの記事「iPhoneの補聴器両立性(HAC)について」を参照してください。
補聴器両立性の格付けは、特定の補聴器が特定の電話機で機能することを保証するものではありません。補聴器によっては、FCCの補聴器両立性要件を満たさない電話機でうまく機能する場合もあります。特定の補聴器が特定の電話機で機能するかどうかを確認するには、購入する前に一緒に使用してみてください。
この携帯電話は、搭載されている一部のワイヤレス技術について、補聴器と併用するためのテストと格付けが行われています。ただし、この携帯電話で使用されている一部の新しいワイヤレス技術については、補聴器との併用に関してまだテストされていない場合があります。補聴器または人工内耳をお使いのときに、さまざまな場所でこの携帯電話の全機能を試して、雑音が聴こえるかどうかを確認してください。補聴器両立性に関する情報については、ご利用のサービスプロバイダまたはこの電話機の製造元にお問い合わせください。返品または交換ポリシーについては、ご利用のサービスプロバイダまたは携帯電話の販売店にお問い合わせください。