WO2022102592A1

WO2022102592A1 - 化粧料

Info

Publication number: WO2022102592A1
Application number: PCT/JP2021/041079
Authority: WO
Inventors: 淵羅
Original assignee: 株式会社資生堂
Priority date: 2020-11-11
Filing date: 2021-11-09
Publication date: 2022-05-19
Also published as: CN116456958A; JP2022077263A; US20230372217A1

Abstract

本発明は、粉末の表面処理剤のみならず、化粧料自体がシリコーン化合物を含まないシリコーンフリー化粧料であって、粉末の分散性に優れ、安定でクリアな外観を持ち、なおかつ使用感触も良好な化粧料を提供することを課題とする。本発明は、（Ａ）少なくとも２種の処理剤を含む表面処理剤で表面処理された粉末であって、前記少なくとも２種の処理剤の１種がＮ－アシルアミノ酸又はその塩である粉末、及び、（Ｂ）脂肪酸ポリグリセリンエステルから選択される少なくとも１種の界面活性剤を含み、シリコーン化合物を含まないことを特徴とする化粧料に関する。

Description

化粧料

　本発明は、シリコーン化合物を含まない化粧料に関する。より詳細には、シリコーン化合物を含まず、なおかつ安定性に優れ、使用感が良好な化粧料、特にメーキャップ化粧料に関する。

　シリコーンオイル等のシリコーン化合物は、シャンプー等の毛髪化粧料のみならず、ファンデーション等の肌に適用する化粧料にも汎用されている。シリコーン化合物は、撥水性が高い、べたつきがなく軽い使用感触がある、毛髪や皮膚上へののび広がりが良好である、という特徴を有する。シリコーン化合物には、それを配合した化粧料の耐水性、使用感、また他の配合成分の分散性を向上させる効果がある。さらに、シリコーン化合物は、粉末成分の表面処理剤としても広く用いられている。

　シリコーン化合物は、上記のような利点を有するが、その高い撥水性に起因して化粧を水で落としにくくし、洗浄するためのクレンジングが肌に負担をかけるといった問題も有している。さらに、シリコーン化合物は通常生分解性ではないため、環境中に長期間蓄積され、環境を汚染し生態系を乱すリスクがあることが懸念されている。そこで近年、シリコーン化合物を配合しない「シリコーンフリー」あるいは「ノンシリコーン」と呼ばれる化粧料が注目されている。

しかしながら、従来の化粧料において粉末等の他の配合成分の分散性向上に寄与していたシリコーン化合物を除くと、化粧料の安定性を維持することが困難になる等の問題を生じる。また、粉末の表面処理剤についても、シリコーン化合物ではなくＮ－アシルアミノ酸を用いることにより洗浄性を改善することも提案されている。特許文献１では、Ｎ－アシルアミノ酸又はその塩で表面処理された粉体と特定の界面活性剤とを組み合わせて配合した油中水型乳化化粧料が化粧持ち及び洗浄性ともに優れることが記載されている。

　しかし、特許文献１に記載された化粧料は、表面処理剤としてのシリコーン化合物は含んでいないが、化粧料の媒体としてのシリコーンオイルを含んでいるので、シリコーンフリーの化粧料には該当しない。特許文献１に記載された化粧料からシリコーンオイルを除いてシリコーンフリーの化粧料にすると、当該化粧料は保存中に粉末が再凝集する傾向があるため、優れた粉末の分散性、安定かつクリアな外観、良好な使用感触を得ることができなかった。

特許第６５７４６１３号公報

　本発明は、粉末の表面処理剤のみならず、化粧料自体がシリコーン化合物を含まないシリコーンフリー化粧料であって、粉末の分散性に優れ、経時で粉末が再凝集せず、安定でクリアな外観を持ち、なおかつ使用感触も良好な化粧料を提供することを課題とする。

　本発明者は、前記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定の表面処理剤で処理した粉末（特に顔料）を、特定構造の界面活性剤と組み合わせることにより、シリコーン化合物を配合しなくても、粉末の分散性、顔料の発色性、及び化粧料の使用感触（なめらかさ）に優れた安定な化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。

　すなわち本発明は、
（Ａ）少なくとも２種の処理剤を含む表面処理剤で表面処理された粉末であって、前記少なくとも２種の処理剤の１種がＮ－アシルアミノ酸又はその塩である粉末、及び、
（Ｂ）脂肪酸ポリグリセリンエステルから選択される少なくとも１種の界面活性剤、
を含み、
シリコーン化合物を含まない、ことを特徴とする化粧料を提供する。

　本発明の化粧料は、シリコーン化合物を配合しなくても、配合された粉末の分散性が良好で安定である。また、粉末（顔料）の発色性に優れ、有機ポリマー球状粉末を配合しなくてもなめらかな使用感が得られる。

（Ａ）粉末
　本発明の化粧料に配合される粉末（「Ａ成分」ともいう）は、表面が下記の表面処理剤で処理されたものであれば、化粧料に配合される粉末成分から適宜選択でき、特に限定されるものではない。本発明における（Ａ）粉末は、好ましくは、酸化チタン及び酸化亜鉛等を含む白色顔料、赤酸化鉄（ベンガラ）、黄酸化鉄、黒酸化鉄等の酸化鉄を含む着色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、合成金雲母、及び硫酸バリウム等を含む体質顔料、微粒子酸化チタン及び微粒子酸化亜鉛等を含む紫外線散乱剤から選択される。

　本発明の化粧料における（Ａ）粉末は、少なくとも２種の処理剤を含む表面処理剤で表面処理された粉末であって、前記少なくとも２種の処理剤の１種がＮ－アシルアミノ酸又はその塩である。このような特定の処理剤で表面処理された粉末を用いることにより、粉末の分散性、発色性、及び使用性に優れた化粧料となる。

　本発明における表面処理剤に含まれる「Ｎ－アシルアミノ酸又はその塩」とは、アミノ酸のアミノ基にアシル基、好ましくは、炭素数１２～２０の飽和脂肪酸が縮合した化合物又はその塩である。「アミノ酸」は、グルタミン酸またはアスパラギン酸が好ましい。「Ｎ－アシル基」としては、ステアロイル基、ラウロイル基等を挙げることができる。「塩」は、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩などから選択できるが、ナトリウム塩が好ましい。具体例として、Ｎ－ステアロイルグルタミン酸２ナトリウム、Ｎ－ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルアスパラギン酸ナトリウムが挙げられる。

　本発明における表面処理剤は、前記の「Ｎ－アシルアミノ酸又はその塩」に加えて、他の処理剤を少なくとも１種含む。「他の処理剤」は、「アミノ酸」、「エステル」及び「エステルの金属錯体」から選択するのが好ましい。「アミノ酸」は、特に限定されないが、アスパラギン酸、グルタミン酸、及びリシンから選択するのが好ましく、中でもリシンが特に好ましい。「エステル」は、炭素数８～１２の一価又は二価の脂肪酸と、炭素数１２～２０の飽和脂肪族アルコールとがエステル結合を介して結合した化合物であり、前記脂肪酸及び脂肪族アルコールのアルキル鎖は直鎖状でも分岐鎖状でもよい。特に、セバシン酸イソステアリルが好ましく用いられる。「エステルの金属錯体」とは、金属原子にエステルが配位結合した化合物であり、例えば、トリイソステアリン酸イソプロピルチタンが好ましい例として挙げられる。

　本発明で用いられる（Ａ）粉末としては、Ｎ－ステアロイルグルタミン酸２ナトリウムとセバシン酸イソステアリルとを含む表面処理剤（ＮＨＳ処理剤）、Ｎ－ラウロイルグルタミン酸ナトリウムとリシンとを含む表面処理剤（ＡＳＬ処理剤）、あるいはラウロイルアスパラギン酸ナトリウムとトリイソステアリン酸イソプロピルチタンとを含む表面処理剤（ＡＳＩ処理剤）で表面処理された粉末が好ましい。中でも、ＮＨＳ処理剤又はＡＳＬ処理剤で表面処理された粉末が特に好ましい。

　（Ａ）粉末は市販品を使用することもでき、好ましい市販品としては、例えば、ＮＨＳ－チタンＣＲ－５０、ＮＨＳ－レッドＲ５１６ＰＳ、ＮＨＳ－イエローＬＬ－１００Ｐ、ＮＨＳ－ブラックＢＬ－１００Ｐ、ＮＨＳ－マイカＭ－１０２、ＮＨＳ－タルクＪＡ－４６ＲなどのＮＨＳ処理粉末（以上、三好化成工業（株）製）、ＡＳＬ－１　ＴｉＯ２　ＣＲ－５０、ＡＳＬ－レッドＲ５１６Ｐ、ＡＳＬ－イエローＬＬ－１００Ｐ、ＡＳＬ－ブラックＢＬ－１００ＰなどのＡＳＬ処理粉末、ＡＳＩ　ＴｉＯ２　ＣＲ－５０、ＡＳＩ－レッドＲ５１６Ｐ、ＡＳＩ－イエローＬＬ－１００Ｐ、ＡＳＩ－ブラックＢＬ－１００Ｐ、ＡＳＩ－タルクＪＡ４６ＲなどのＡＳＩ処理粉末（以上、大東化成工業（株）製）などが挙げられる。

　本発明の化粧料は、前記の表面処理剤で処理された粉末（Ａ）を、１種または２種以上組み合わせて配合してよく、その合計配合量は、化粧料全量に対して０．５～４０質量％、好ましくは５～３０質量％である。

（Ｂ）界面活性剤
　本発明の化粧料に用いられる界面活性剤（「Ｂ成分」ともいう）は、脂肪酸ポリグリセリンエステルから選択される少なくとも１種である。脂肪酸ポリグリセリンエステルを構成する脂肪酸としては、炭素数１２～２２の一価（モノヒドロキシ）脂肪酸から選択するのが好ましい。例えば、イソステアリン酸等の飽和一価脂肪酸、リシノレイン酸等の不飽和一価脂肪酸が好ましく、中でもリシノレイン酸の重合体が特に好ましい。

　脂肪酸ポリグリセリンエステルとしては、ポリグリセリンの繰り返し単位数が３～８であるものを選択するのが好ましい。本発明にあっては、（Ｂ）界面活性剤として、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル－６を用いるのが特に好ましい。

　本発明の化粧料における（Ｂ）界面活性剤の配合量は、上記成分（Ａ）粉末の比表面積、粒子径、配合量に応じて適宜決定することができるが、化粧料全量に対して通常は０．１～１５質量％であり、好ましくは０．５～１０質量％である。上記の範囲内であれば、粉末の分散性に優れ、経時で粉末が再凝集せず、安定でクリアな外観を持ち、なおかつ使用感触も良好な化粧料を得ることができる。

　本発明の化粧料はシリコーン化合物を含まない「シリコーンフリー」化粧料である。
本明細書における「シリコーン化合物」とは、分子内にシロキサン構造（－Ｓｉ－Ｏ－Ｓｉ－）を持つ化合物（例えば、シリコーン類及びシロキサン類）及びシラン類（モノシラン、オリゴシラン、ポリシラン、及びシラン誘導体、例えば、アルキルシラン、アルコキシシラン等）を意味し、シリコーンオイル、シリコーンエラストマー、シリコーン系界面活性剤、さらにはシリコーン化合物で表面処理された粉末を包含する。なお、二酸化ケイ素（シリカ）は、本発明における「シリコーン化合物」には含まれない。

　本発明の化粧料は、上記特定の表面処理剤で処理された粉末（Ａ）と、上記特定の界面活性剤（Ｂ）とを組み合わせることで、シリコーンフリー化粧料としても、粉末の分散性に優れ、安定でクリアな外観を持ち、なおかつ使用感触も良好である。

　本発明の化粧料は、油中水型乳化化粧料、水中油型乳化化粧料あるいは油性液型化粧料として調製できるが、油中水型乳化化粧料としたときに本発明の有利な効果が発揮されやすいので好ましい。

　油相を構成する油分としては、シリコーンオイル以外の油分、例えば、炭化水素油、エステル油、炭素数１２～２２の高級アルコール、炭素数１２～２２の脂肪酸などが挙げられる。

　炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、水添ポリイソブテン等の流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、流動オゾケライト、スクワラン、プリスタン、スクワレン、揮発性炭化水素油（例えば、イソドデカン、イソヘキサデカン、ウンデカン、トリデカン等）などが挙げられる。

　エステル油としては、例えば、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソセチル、安息香酸アルキル（Ｃ１２～Ｃ１５）等の安息香酸アルキル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチルヘキシル、パルミチン酸２－ヘキシルデシル等のモノエステル油、セバシン酸ジ２－エチルヘキシル、セバシン酸ジイソプロピル、ジカプリン酸ジエチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ２－エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル等のジエステル油、トリ２－エチルヘキサン酸グリセリル、トリ（カプリル酸／カプリン酸）グリセリル等のトリエステル油等が挙げられる。

　炭素数１２～２２の高級アルコールとしては、例えば、オレイルアルコール、２－デシルテトラデシノール、ドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等が挙げられる。炭素数１２～２２の脂肪酸としては、例えば、オレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸等が挙げられる。

　本発明の化粧料には、上記に加えて、化粧料等に通常使用される他の任意成分を、本発明の効果を阻害しない範囲で配合してもよい。他の任意成分としては、例えば、前記（Ａ）以外の粉末、前記（Ｂ）以外の界面活性剤、高分子化合物、紫外線吸収剤、酸化防止剤、香料、色素、防腐剤、殺菌剤、各種薬剤、保湿剤等が挙げられる。

　前記（Ａ）以外の粉末は、特に限定されるものではないが、近年の環境保護の観点から、マイクロプラスチックビーズ（ＭＰＢ）を含まないものが好ましい。「マイクロプラスチックビーズ（ＭＰＢ）」とは、狭義には、「角質除去や洗浄の目的で、パーソナルケア製品に意図的に配合される、大きさ５ｍｍ未満、合成の非水溶性固体プラスチック粒子」と解されるが、本明細書における「ＭＰＢ」は、前記狭義のＭＰＢに加え、従来は化粧料の使用性を改善する目的で配合されていた有機ポリマー球状粒子やポリマー化表面処理剤で処理された粉末を含むものとする。本発明の化粧料は、前記（Ａ）及び（Ｂ）成分を組み合わせることでなめらかな使用感触が達成されている。

　本発明の化粧料は、通常の方法に従って製造することができ、液状、乳液状、ペースト状、クリーム状、ジェル状、固形状等の剤型にすることができる。
　本発明の化粧料は、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、ほお紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、オーバーコート剤、口紅等のメーキャップ化粧料；日焼け止め等のスキンケア化粧料として提供できるが、メーキャップ化粧料、特にリキッドファンデーションとするのに適している。

　以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。配合量については特記しない限り質量％を示す。

　下記の表１に掲げる処方１又は処方２に従って、油中水型乳化化粧料を、常法を用いて調製した。

　表１における「顔料」（＊）として、下記表２に示した表面処理剤で処理した顔料を用い、各化粧料についての粉末分散性、発色性、及び使用性（なめらかさ）を評価した。その評価結果を表２に併せて示す。
　Ａ：良好
　Ｂ：普通
　Ｃ：やや劣る
　Ｄ：劣る

　表２に示すように、Ｎ－ステアロイルグルタミン酸２ナトリウムとセバシン酸イソステアリルとを含む表面処理剤（ＮＨＳ処理）、Ｎ－ラウロイルグルタミン酸ナトリウムとリシンとを含む表面処理剤（ＡＳＬ処理）、又はラウロイルアスパラギン酸ナトリウムとトリイソステアリン酸イソプロピルチタンを含む表面処理剤（ＡＳＩ処理）、即ち、Ｎ－アシルアミノ酸またはその塩を含む２種以上の処理剤を含有する表面処理剤で処理した顔料を配合した化粧料は、評価した全ての特性において優れていた。それらの中でも、Ｎ－ステアロイルグルタミン酸２ナトリウムとセバシン酸イソステアリルとを含む表面処理剤（ＮＨＳ処理）又はＮ－ラウロイルグルタミン酸ナトリウムとリシンとを含む表面処理剤（ＡＳＬ処理）で表面処理した顔料を配合した化粧料が特に優れた特性を有していた。

　次に、下記の表３に掲げる処方で油性液型化粧料を常法に従って調製し、各化粧料についての粉末分散性を評価した。評価方法及び特性のランク付けは表２と同様である。その評価結果を表３に併せて示す。

　表３に示すように、油性液型（液状）化粧料における油分として揮発性炭化水素油あるいは不揮発性エステル油のいずれを用いても、特定の表面処理をした粉末（Ａ）と特定の界面活性剤（Ｂ）とを組み合わせることで、良好な粉末分散性が得られた（実施例４、５）。これに対して、本発明における脂肪酸ポリグリセリンエステル以外の界面活性剤を用いた例及び界面活性剤を添加しない例では分散性が低下した（比較例３～８）。また、油分としてシリコーン化合物を用いた例では、界面活性剤の種類によらず分散性が不良となった（比較例９～１３）。

　次に、下記の表４に掲げる処方で化粧料を調製し、粉末の分散性、塗布時の使用感（なめらかさ）、及び経時（４週間）での乳化状態の安定性を評価した。粉末の分散性の評価方法及びランク付けは表２及び表３と同様である。塗布時の使用感（なめらかさ）は、５名の専門パネルに評価してもらい、使用感（なめらかさ）を「＋」の数で表した。「＋」の数が多いほど評価が高いことを意味する（但し、「＋」１個でも実用上問題を生じないレベルである）。乳化状態の安定性は、外観変化の有無を目視観察し、粘度変化の有無をブルックフィールド型粘度計（ＢＬ型）にて測定した。
　○：外観及び粘度変化が観察されなかった。
　×：外観又は粘度変化が観察された。

　表４に示すように、（Ｂ）界面活性剤としてジイソステアリン酸ポリグリセリル－２のみを用いた比較例１４は、調製直後から数日間は安定で問題なく使用できたが、４週間経過後に乳化破壊が生じた。また、シリコーンオイルを用いた比較例１５は、調製直後から粉末の分散性が低下して乳化安定性が不十分となり、クリアな外観の化粧料を得ることができなかった。これらに対して、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル－６を用いた実施例６～９は、４週間後でも優れた安定性を維持していた。

Claims

（Ａ）少なくとも２種の処理剤を含む表面処理剤で表面処理された粉末であって、前記少なくとも２種の処理剤の１種がＮ－アシルアミノ酸又はその塩である粉末、及び、
（Ｂ）脂肪酸ポリグリセリンエステルから選択される少なくとも１種の界面活性剤、
を含み、
シリコーン化合物を含まないことを特徴とする化粧料。
前記（Ａ）粉末が、Ｎ－ステアロイルグルタミン酸２ナトリウムとセバシン酸イソステアリルとを含む表面処理剤で表面処理された粉末、あるいは、Ｎ－ラウロイルグルタミン酸ナトリウムとリシンとを含む表面処理剤で表面処理された粉末である、請求項１に記載の化粧料。
前記（Ｂ）界面活性剤が、炭素数１２～２２のモノヒドロキシ脂肪酸のポリグリセリンエステルである、請求項１又は２に記載の化粧料。
前記（Ｂ）界面活性剤が、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル－６である、請求項１から３のいずれか一項に記載の化粧料。
油中水型乳化化粧料である、請求項１から４のいずれか一項に記載の化粧料。
油性液型化粧料である、請求項１から４のいずれか一項に記載の化粧料。