JP2020075870A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
Description
たとえば、化粧料の粉体に使用可能な基体と、該基体の表面に被覆されたハイドロキシアパタイトと、該ハイドロキシアパタイトの被覆層に固着する酸化亜鉛とを含有する粉体が、遊離脂肪酸(特に不飽和脂肪酸)を特異的に吸着すると共に分泌する皮脂をも吸着、固化させ、固体膜を形成させることにより皮膚生理を阻害せず、素肌表面と同じ反射光曲線を持ち、素肌感を有し化粧持ち効果と抗菌効果に優れる化粧料が提案されている。(特許文献1参照)
また、化粧持続効果を維持するために、皮膜形成樹脂が従来から用いられてきた。具体的には、特定変性率のフッ素変性シリコーン、微粒子酸化亜鉛、疎水化処理粉体及びトリメチルシロキシケイ酸を含有する化粧料が、塗布後のつっぱり感やムラづきが抑制され、化粧のりに優れることが提案されている。(特許文献2参照)また、トリメチルシロキシケイ酸、フッ素変性シリコーン樹脂、微粒子酸化亜鉛、シリカを含有する化粧料が、塗布後のベタツキを抑制しつつ、肌の乾燥感やつっぱり感が抑制され、肌に滑らかに均一に塗布できることが提案されている。(特許文献3参照)。
斯様にして、本発明者は、本発明を完成させ、本発明は以下の通りである。
次の成分(A)〜(C);
(A):(a)複合粉体を(b)疎水化処理剤で表面処理した粉体 0.01〜30質量%、
(B):シロキサン鎖を主骨格とする樹脂 0.01〜30質量%
(C):揮発性油剤
を含有し、(a)複合粉体が、ハイドロキシアパタイトを5〜30質量%、及び酸化亜鉛を10〜50質量%を含む薄片状粉体である、化粧料。
[2]
前記成分(A)の疎水化処理剤(b)が、炭素数14から18のアシル基を有する物質 、及び/又は両親媒性物質である1種または2種以上を含む[1]記載の化粧料。
[3]
更に成分(B)と(A)の質量割合が、(B)/(A)=0.05〜2.0である[1]〜[2]の何れかに記載の化粧料。
[4]
更に、前記成分(B)として下記一般式(1)
R1 aSiO(4-a)/2 (1)
(式中、R1は炭素数1〜8の炭化水素基、フェニル基、水酸基又は一般式-R2-Rf(R2は炭素数2〜6の2価のアルキレン基を示し、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基を示す)であって、水酸基及び一般式-R2-Rfを必須とする官能基から任意に選ばれ、aは平均数で1.0≦a≦1.8である)で表される構造を有し、25℃で固体であるフッ素変性シリコーン樹脂0.01〜20質量%から選ばれることを特徴とする[1]〜[3]の何れかに記載の化粧料。
[5]
更に、成分(D)としてフッ素変性油剤を含有する[1]〜[4]の何れかに記載の化粧料。
[6]
前記(A)の疎水化処理剤(b)が、リン脂質、またはN−アシル化アミノ酸を含む1種または2種以上である請求項1〜5の何れかに記載の化粧料。
[7]
前記化粧料が、油性化粧料、または油中水型乳化化粧料である[1]〜[6]の何れかに記載の化粧料。
[8]
前記化粧料が、皮脂崩れ対応化粧料である[1]〜[7]の何れかに記載の化粧料。
ただし、本発明に用いられる屈折率1.47以上の油剤は、特に構造や粘度は限定されないが、テカリを想起させるようなツヤを油剤によって付与しないことが好ましく、ツヤを付与しやすい油剤が肌の表面に存在しないのであれば特に限定しない。「化粧膜の最表面に位置」とは、化粧膜の最上層に近赤外線において顔をマッピングをした際に確認できないことが条件である。したがって、屈折率1.47以上の油剤が、含有されていないこと、または屈折率1.47以上の油剤が別の固形素材で表面が覆われている内包・カプセル化されている状態は、今回の「化粧膜の最表面に位置しない」条件に含まれるものである。具体的な屈折率1.47以上の油剤の例として、酢酸液状ラノリン、ペンタヒドロキシステアリン酸スクロース、(ヘキサデセン/ビニルピロリドン)コポリマー、トリメリト酸トリトリデシル、ヒマシ油、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビスイソステアリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、水添ポリイソブテン、水添ポリイソブチレン、重質流動イソパラフィン、ポリブテン、重質流動イソパラフィン、メチルフェニルポリシロキサン、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、水素添加アビエチン酸メチル、トリフェニルジメチルビニルジシロキサンが挙げられる。特に、メチルフェニルポリシロキサン、パラオキシケイ皮酸2−エチルヘキシルが化粧膜の最表面に位置しないことが好ましい。
表1に、(a)の製造実施例1〜6・製造比較例1の薄片状粉体の種類と粉体中の各成分質量%を示す。
反応容器中で、精製水2000mlにセリサイト※1(JS−1(テイカ社製))152gを分散させ、この分散液に酢酸カルシウム51.84gを加えて85℃まで加温した。85℃になった時点で精製水320mlに水酸化ナトリウム9.6gとリン酸第二ナトリウム25.7gを溶解させた溶液を加えてpH値を9.4に調整した。その後、これに精製水226mlに水酸化ナトリウム2.26gを溶解させた溶液を加えてp H 値を11.4に調整し、1時間反応熟成を行った。熟成が終了した時点で、60℃まで冷却し、5N水酸化ナトリウム溶液を224.3ml用いpH値を12に保持しながら1M塩化亜鉛溶液を560.7ml滴下した。滴下が終了した時点で冷却し、濾過、水洗浄を繰り返し実施し、120℃で16時間乾燥後、粉砕し複合粉体を製造した。
(特開2004−315467参照)
上記製造例1における各成分の使用量については、下記表に記載の各成分の質量%に準じて替え、薄片状粉体の種類を随時変えること以外は、何ら変更することなく対応するものとする。具体的には、製造実施例2〜4、製造比較例1はセリサイト※1(JS−1(テイカ社製))、製造実施例5は合成金雲母※2:PDM−10L(トピー工業社製)、製造実施例6はタルク※3:JA−46R(浅田製粉社製)で適宜製造した。なお、酸化亜鉛の含有率(重量%)については、蛍光X線分析等により求めることができる。
溶媒として表面処理剤(b)が溶解しやすく化粧品使用に安全性上問題ない揮発性溶媒、例えば、具体的にはイソプロパノール、エタノール、ヘキサン、水等を用い、表面処理剤(b)を加温して混合溶解、または均一分散し、前記記載の(a)製造方法にて作製した複合粉体(a)と攪拌混合を行った。後に加熱乾燥を行い、溶媒を除去した。粉砕機器を用いて解砕を行い本発明の処理粉体(A)を製造した。
表2、3に示す日焼け止め料を調製し、化粧持続性、肌負担感のなさ、分散安定性について下記の評価を実施し、下記判定基準により判定した。その結果も併せて示す。
A.成分1〜24を均一に混合する。
B.Aに、成分25〜41を均一に混合する。
C.Bに成分42〜45の溶解物を添加し、乳化混合をする。
D.Cを脱泡し、油中水型日焼け止め化粧料を得た。
下記評価項目について各々下記方法により評価を行った。
(評価項目)
イ. 化粧持続性
ロ. 肌負担感のなさ
ハ. 分散安定性
前記日焼け止め化粧料について専門評価パネル20名による使用テストを行い、パネル各人が下記絶対評価にて6段階に評価し評点を付け、試料ごとにパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記3段階判定基準により判定した。イ.化粧持続性は、各試料を肌上に塗布し、8時間後に皮脂崩れが起きているか否かを評価した。ロ.肌負担感のなさは各試料を肌上に塗布し、肌上においてつっぱり感を感じるか否かを評価した。
<評価基準>
(評価結果):(評点)
非常に良好 :6点
良好 :5点
やや良好 :4点
普通 :3点
やや不良 :2点
不良 :1点
<4段階判定基準>
(判定):(評価基準)
◎ :4.0点を超える:(非常に良好)
○ :3.5点を超える4.0点以下:(良好)
△ :2.0点を超える3.5点以下:(やや不良)
× :2.0点以下:(不良)
ガラス板の上に前記日焼け止め化粧料を0.1gのせ、ドクターブレードにて膜厚25μmになるよう調製して、得られた塗布膜を3時間放置した後に目視観察し、下記4段階判定基準により判定した。
<4段階判定基準>
(判定):(評価基準)
◎ :粉体の凝集物が確認されない
○ :粉体の凝集物がほとんど確認されない
△ :粉体の凝集物が少し確認される
× :粉体の凝集物が多く確認される
表2、3の結果から明らかなように、実施例1〜19は、化粧持続性を有し、肌負担感がなく、分散安定性に優れた化粧料であった。
一方、成分(b)を含まない比較例1は、表面処理を施していないため、複合化紛体の分散性が悪く、時間の経過により凝集物の増加がみられ、ケーキングも観察された。製造比較例1の成分(a)を含有した比較例2は肌負担感のなさや分散安定性に優れているものの、成分(a)中の酸化亜鉛量が少ないため、化粧持続効果が不良であった。成分(a)の複合粉体を含まない比較例3は、塗布時に肌負担感を感じ、時間の経過により凝集物が見られ、ケーキングが発生し、加えて化粧持続効果も不良であった。比較例4では時間の経過による負担感のなさに優れているものの、均一に酸化亜鉛やハイドロキシアパタイトが存在しないため、比較例2と同様に時間の経時による皮脂崩れがみられ、満足のいく化粧持続性が得られなかった。さらに、比較例5では、(B)を含まないことにより、比較例6では、酸化亜鉛、ハイドロキシアパタイト自体を含まないことにより、化粧持続性が不十分であった。
(成分) (質量%)
1.本発明の成分(A)(表2のNO.7) 10.0
2.酸化鉄 3.0
3.酸化チタン(平均粒径0.7μm) 10.0
4.(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/
メタクリル酸ジメチコン)コポリマー*4 2.0
5.メチルトリメチコン 10.0
6.ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/
ステアリル/ベヘニル) *14 3.0
7.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
8.ジメチルポリシロキサン(2cs) 5.0
9.トリメチルシロキシケイ酸*8 10.0
10.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン 0.5
11.球状ポリエチレン 3.0
12.マイカ 10.0
13.フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 2.0
14.エタノール 10.0
15.トリエタノールアミン 1.0
16.アスコルビン酸グルコシド 1.0
17.精製水 残量
*14:PLANDOOL−H(日本精化社製)
A.成分を1〜4を3本ローラーで均一に分散する。
B.成分6〜10を80℃で溶解混合し、室温冷却後Aおよび5、11〜12を加え分散する。
C.成分13〜17を均一に混合溶解する。
D.BにCを加え乳化し、油中水型ファンデーションを得た。
(成分) (質量%)
1.ステアリン酸 1.0
2.モノステアリン酸グリセリル 0.5
3.セタノール 0.5
4.セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
5.ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 0.2
6.PEG−9ジメチコン 0.3
7.水添レシチン 0.1
8.流動パラフィン 3.0
9.デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
10.ジメチルポリシロキサン 3.0
11.トリフルオロアルキルジメチル
トリメチルシロキシケイ酸 *15 2.0
12.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 3.0
13.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1.0
14.PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン*16 1.0
15.精製水 残量
16.カルボキシビニルポリマー 1.0
17.トリエタノールアミン 0.1
18.1,3−ブチレングリコール 10.0
19.フェノキシエタノール 1.0
20.本発明の成分(A)表2のNO.10 3.0
21.微粒子酸化チタン *17 2.0
22.酸化チタン(平均粒子径0.27μm) 8.0
23.酸化鉄 2.5
24.タルク(平均粒子径5μm) 2.0
25.球状セルロース(平均粒径8μm) 1.0
26.シリカ 0.5
*15:XS66−B8226(純分50%、シクロペンタシロキサン溶液)(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)
*16:KF−6028(信越化学工業株式会社製)
*17:SMT−500SAM(テイカ株式会社製)
A.成分16〜26を均一に混合する。
B.成分1〜14を約90℃に加熱し、均一に混合する。
C.Bに約90℃に加熱した成分15を添加し、乳化後、冷却する。
D.CにAを加え混合し、水中油型リキッドファンデーションを得た。
(成分) (質量%)
1.本発明の成分(A)(表2のNO.11) 15.0
2.ジメチコン処理酸化チタン(平均粒子径0.4μm) 8.0
3.(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/
メタクリル酸ジメチコン)コポリマー *4 2.0
4.トリフルオロプロピルシクロペンタシロキサン/トリフルオロ
プロピルシクロテトラシロキサン*6 2.0
5.デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
6.トリメチルシロキシケイ酸*18 3.0
7.イソヘキサデカン 10.0
8.流動パラフィン 5.0
9.デキストリン脂肪酸エステル 2.0
10.キャンデリラロウ(融点70℃) 2.0
11.ステアリン酸イヌリン 2.0
12.トリベヘン酸グリセリル(融点60℃) 2.0
13.メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール 2.0
14.シリコーン処理酸化チタン(平均粒子径:0.035μm) 10.0
15.酸化鉄 12.0
16.(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シル
セスキオキサン)クロスポリマー*19 2.0
17.L−メントール 0.01
18.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
19.1,3−ブチレングリコール 5.0
20.L−グルタミン酸ナトリウム 0.2
21.精製水 残量
*18:シリコンX-21-5250L(50%揮発性ジメチコン溶液)(信越化学工業株式会社製)
*19:KSP−300(信越化学工業株式会社製)
A.成分1〜16を75℃でホモミキサーにて混合する。
B.成分17〜21を混合する。
C.AにBを徐々に注入して乳化し、60℃まで冷却して容器に流し込み、室温まで冷却して、固形状油中水型ファンデーションを得た。
(成分) (質量%)
1.本発明の成分(A)(表2のNO.12) 7.0
2.ステアロイルグルタミン酸亜鉛処理酸化チタン
(平均粒子径:0.035μm) 5.0
3.赤色226号 0.15
4.ステアリン酸処理黄酸化鉄 0.5
5.メチルトリメチコン 20.0
6.ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン*20
2.0
7.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
8.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1.0
9.ビスエチルヘキシルオキシフェノール
メトキシフェニルトリアジン 1.0
10.トリイソステアリン酸グリセリル 5.0
11.(トリフルオロプロピルジメチルシロキシ/トリメチルシロキシ)
シルセスキオキサン*21 3.0
12.アクリレーツ/ジメチコンコポリマー*10 3.0
13.ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1.0
14.メチルパラベン 0.1
15.エチルアルコール 5.0
16.グリセリン 3.0
17.ローズマリーエキス 0.1
18.精製水 残量
19.香料 適量
20.塩化ナトリウム 1.0
21.メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール
2.0
*20:KF−6038(信越化学工業株式会社製)
*21:FR−5(純分50%:ジメチコン溶液)(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)
A.成分4〜10を80℃に加熱し、混合溶解する。
B.Aに成分1〜3、11〜13を分散し、室温に冷却する。
C.成分14〜20を混合溶解する。
D.Cに成分21を分散する。
E.BにDを加え乳化し、容器に充填して油中水型下地を得た。
(成分) (質量%)
1.本発明の成分(A)(表2のNO.8) 10.0
2.シリコーン処理酸化チタン(平均粒径0.08μm) 20.0
3.メトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
4.ジメチコン 5.0
5.トリメチルシロキシケイ酸*18 3.0
6.ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル
/セチル/ステアリル/ベヘニル) *14 3.0
7.(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/
メタクリル酸ジメチコン)コポリマー *4 2.0
8.ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体 12.0
9.カラギーナン 0.2
10.精製水 残量
A.成分1〜8を50℃で加熱混合し、均一に分散させる。
B.成分9、10をBに添加し、常温で乳化し、原液を得た。
C.Bで得られた原液6gをアルミ製耐圧容器に充填した後バルブを固着し、バルブを通じてLPG0.15 6gを耐圧容器に充填し、エアゾール型日焼け止め料を得た。
(成分) (質量%)
1.酸化亜鉛(六角板状:平均粒径0.3μm) 10.0
2.赤色酸化鉄粉末 0.8
3.黄色酸化鉄粉末 1.5
4.黒色酸化鉄粉末 0.5
5.本発明の成分(A)(表2のNO.4) 10.0
6.ポリグリセリル−3
ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 1.0
7.デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
8.ジメチルポリシロキサン 残量
9.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル
安息香酸ヘキシル 2.0
10.メトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 8.0
11.(トリフルオロプロイルジメチルシロキシ/
トリメチルシロキシ)シルセスキオキサン)*21 5.0
13.PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン*16 2.0
14.部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物の混合物 2.0
15.ステアロキシジメチコン 0.5
16.カンテン 0.1
17.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニル
トリアジンのエマルジョン 2.0
18.トリプロピレングリコール 3.0
19.精製水 15.0
A.成分1〜6を3本ローラーにて混練する。
B.Aと成分7〜16を50℃で加熱混合し、均一に分散させる。
C.成分17〜19を混合し、Bに添加し、常温で乳化し、原液を得た。
D.Cで得られた原液9gをアルミ製耐圧容器に充填した後バルブを固着し、バルブを通じてLPG0.15 10gおよびジメチルエーテル 2gを耐圧容器に充填し、エアゾール型ファンデーションを得た。
Claims (8)
- 次の成分(A)〜(C);
(A):(a)複合粉体を(b)疎水化処理剤で表面処理した粉体 0.01〜30質量%、
(B):シロキサン鎖を主骨格とする樹脂 0.01〜30質量%
(C):揮発性油剤
を含有し、(a)複合粉体が、ハイドロキシアパタイトを5〜30質量%、及び酸化亜鉛を10〜50質量%を含む薄片状粉体である、化粧料。 - 前記成分(A)の疎水化処理剤(b)が、炭素数14から18のアシル基を有する物質、及び/又は両親媒性物質である1種または2種以上を含む請求項1記載の化粧料。
- 更に成分(B)と(A)の質量割合が、(B)/(A)=0.05〜2.0である請求項1〜2の何れかに記載の化粧料。
- 更に、前記成分(B)として下記一般式(1)
R1 aSiO(4-a)/2 (1)
(式中、R1は炭素数1〜8の炭化水素基、フェニル基、水酸基又は一般式-R2-Rf(R2は炭素数2〜6の2価のアルキレン基を示し、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基を示す)であって、水酸基及び一般式-R2-Rfを必須とする官能基から任意に選ばれ、aは平均数で1.0≦a≦1.8である)で表される構造を有し、25℃で固体であるフッ素変性シリコーン樹脂0.01〜20質量%から選ばれることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の化粧料。 - 更に、成分(D)としてフッ素変性油剤を含有する請求項1〜4の何れかに記載の化粧料。
- 前記(A)の疎水化処理剤(b)が、リン脂質、またはN−アシル化アミノ酸を含む1種または2種以上である請求項1〜5の何れかに記載の化粧料。
- 前記化粧料が、油性化粧料、または油中水型乳化化粧料である請求項1〜6の何れかに記載の化粧料。
- 前記化粧料が、皮脂崩れ対応化粧料である請求項1〜7の何れかに記載の化粧料。
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