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JPWO2014196353A1 - 同期電動機 - Google Patents

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JPWO2014196353A1
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Abstract

隣り合う3個ずつの3相に区分される9つのティース2bを有する10極9スロットの同期電動機であって、固定子鉄心2に形成されたティース2bの内径側に設けられたティース先端部2cとティース2bとの付根部2b1からティース先端部2cの周方向端部2c1までにおけるティース先端部2cの幅をaとし、付根部2b1からティース先端部2cの内径側面2c2までにおけるティース先端部2cの厚みをbとしたとき、固定子鉄心2は、bをaで除した値が0.5より大きくなるように形成されている。

Description

本発明は、同期電動機に関するものである。
永久磁石を用いた同期電動機において、特に固定子の巻線をティースに集中的に巻回する3相の同期電動機では、回転子に用いる永久磁石の磁極数と固定子のスロット数(=ティース数)との比率が2:3で構成されることが多い。
磁極数と固定子のスロット数との比率が2:3で構成される同期電動機では、隣り合うティースの間に開口部を設けることが多い。これは、回転子に配置される永久磁石から発生する磁束が固定子の巻線に鎖交し易くすると共に、固定子の巻線に電流が流れることで生じる磁束が回転子へ向かわずに固定間で短絡することを防止するためである。ただし、この開口部付近では、固定子と回転子との間のギャップの磁束密度分布が乱れるためコギングトルクが発生し、コギングトルクが振動や騒音の要因となる。
このようなコギングトルクを低減するため、例えば下記特許文献1に代表される従来の同期電動機では、8極または10極の磁極を有する回転子と、9つのスロットを有する固定子とが用いられ、固定子において3相ある巻線がそれぞれ連続して集中的に配置されている。この種の同期電動機では、固定子に9つの巻線が配置されているため、各巻線とティースが機械的に40°毎に配置され、各相3つの巻線が機械的に40°の角度で連続して配置されている。そして回転子は8極または10極であるため、8極の場合には1つの磁極の幅が45°、10極の場合には1つの磁極の幅が36°である。
具体的に説明すると、回転子が1回転する間に発生する脈動は、固定子のスロット数と回転子の極数との最小公倍数で決まる。磁極数と固定子のスロット数との比率が2:3で構成される同期電動機が8極12スロットの場合、脈動が24回である。これに対して、8極9スロットの同期電動機では脈動が72回であり、10極9スロットの同期電動機では脈動が90回である。
このように脈動数が多いほどコギングトルクのエネルギーが分散されるため、コギングトルクの振幅は小さくなる。すなわち、8極9スロットまたは10極9スロットの同期電動機は、磁極数と固定子のスロット数との比率が2:3で構成される同期電動機よりもコギングトルクを抑えることができる。
特開2004−153886号公報
しかしながら、上記特許文献1に代表される従来の同期電動機では、1相を構成する巻線が連続して集中的に配置されるため、固定子の巻線に電流を通電して発生させる回転磁界が回転子の回転軸に対して不均等に発生することになる。そのため、回転子の永久磁石との間で吸引、反発する力が回転軸に対してアンバランスな状態となり、ラジアル方向に大きな加振力が発生し、この加振力が振動、騒音を発生させる要因となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、更なる低振動化および低騒音化を図ることができる同期電動機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、隣り合う3個ずつの3相に区分される9つのティースを有する10極9スロットの同期電動機であって、固定子鉄心に形成されたティースの内径側に設けられたティース先端部と前記ティースとの付根部から前記ティース先端部の周方向端部までにおける前記ティース先端部の幅をaとし、前記付根部から前記ティース先端部の内径側面までにおける前記ティース先端部の厚みをbとしたとき、前記固定子鉄心は、前記bを前記aで除した値が0.5より大きくなるように形成されている。
この発明によれば、更なる低振動化および低騒音化を図ることができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る同期電動機の横断面図である。 図2は、図1に示される同期電動機の要部拡大図である。 図3は、8極または10極の磁極を有する回転子と9つのスロットを有する固定子とを組み合わせた同期電動機の横断面図である。 図4は、8極の磁極を有する回転子を用いた同期電動機へ正弦波電流を通電した際に発生する回転子の加振力を示す図である。 図5は、図3に示される同期電動機の回転子で発生する加振力の軌跡を示す図である。 図6は、同期電動機で発生するトルクと加振力との関係を示す図である。 図7は、10極9スロットの同期電動機で発生するトルクと加振力との関係を示す図である。 図8は、10極9スロットの同期電動機における固定子鉄心の寸法と加振力との関係を示す図である。 図9は、8極9スロットの同期電動機における固定子鉄心の寸法と加振力との関係を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態2に係る同期電動機の加振力を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態3に係る同期電動機の断面図であり、要部を拡大示した図である。 図12は、b/aの値を0.3とした場合におけるD/Pの値と加振力との関係を示す図である。 図13は、b/aの値を0.5とした場合におけるD/Pの値と加振力との関係を示す図である。 図14は、b/aの値を0.7とした場合におけるD/Pの値と加振力との関係を示す図である。
以下に、本発明に係る同期電動機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る同期電動機10の横断面図である。図2は、図1に示される同期電動機10の要部拡大図である。
図1には固定子1と回転子4とから成る同期電動機10が示されている。回転子4は、固定子1の内径側の空隙8を介して配置され、回転子4の中心には回転軸7が設けられている。回転子4を構成するヨーク鉄心5の外径面には、互いに異なる極性の永久磁石6が周方向に交互に配置されている。図示例の回転子4では永久磁石6の極数が10極である。
永久磁石6には、比較的安価で磁力が低い材料が用いられ、例えばフェライト磁石が用いられている。出力の比較的小さい送風機用などに同期電動機10が用いられる場合、永久磁石6には瓦状の焼結磁石が用いられる。なお、永久磁石6には、樹脂と磁粉を混合した材料をリング状に成形したボンドマグネットを用いてもよい。フェライト磁石は希土類磁石に比べて安価であるため永久磁石6としてフェライト磁石を用いた場合、コスト低減を図りながら後述する加振力を低減することができる。
固定子1は、環状に形成された固定子鉄心2と、外部からの電力が供給される巻線3とから成る。
固定子鉄心2の内周側には周方向に等間隔に配置された複数のティース2bが形成されている。図示例の固定子1では9つのティース2bが設けられている。
隣接するティース先端部2cの周方向端部2c1が対向する部分には、固定子鉄心2を構成するヨーク鉄心2aとティース2bとティース先端部2cとで囲まれるスロット2eが形成される。図示例の固定子1では9つのスロット2eが設けられている。
隣接するティース先端部2cの周方向端部2c1が対向する部分には、スロット2eに巻線3を挿入するためのスロット開口部2fが形成される。各スロット開口部2fは略同じ幅を有している。
U相を構成する3つのティース2b、V相を構成する3つのティース2b、およびW相を構成する3つのティース2bには、各相を構成する巻線3が集中的に配置される。
各相を構成する3つのティース2bの内、中央に設けられたティース2bに巻かれている巻線3の向きは、その両側に設けられたティース2bに巻かれている巻線3の向きと逆向きである。
また、本実施の形態に係る同期電動機10では、固定子1が以下のように構成されている。例えば、固定子1の中心位置をAとし、ティース2bとティース先端部2cの付根部2b1と中心位置Aとを結ぶ線をBとし、ティース先端部2cの内径側面2c2と線Bとの交点をCとし、交点Cから周方向端部2c1までの幅をaとし、付根部2b1から交点Cまでの厚さをbとする。このとき、固定子鉄心2は、aに対するbの比率(bをaで除した値:b/a)が0.5より大きくなるように構成されている。以下、このように構成されている理由を説明する。
図3は、8極または10極の磁極を有する回転子と9つのスロットを有する固定子とを組み合わせた同期電動機の横断面図である。図4は、8極の磁極を有する回転子を用いた同期電動機へ正弦波電流を通電した際に発生する回転子の加振力を示す図である。
前述したように、磁極数とスロット数との組合せが10極9スロットまたは8極9スロットの同期電動機では、1相を構成する巻線3が集中的に配置されている。そのため、固定子1の巻線3に電流が流れたときに発生する回転磁界が回転子4の回転軸7に対して不均等に発生する。このことにより回転軸7に対してラジアル方向に大きな加振力(磁気吸引力)が発生する。
図3に示されるように回転子4は反時計回りに回転する。同期電動機10では、磁極位置にあわせて、固定子1の各相の巻線3へ電流が流れることによりトルクが発生する。同期電動機10の横方向をX軸とし、同期電動機10の縦方向をY軸とした場合において、回転子4の回転時に発生する加振力を磁界解析により求めると、図4のようになる。
図4に示される曲線は、8極9スロットの同期電動機の巻線3に正弦波電流を流したときに発生する加振力を表している。図示例のように回転子4に発生する加振力は、回転子4の回転にあわせてX軸方向またはY軸方向に対して、略正弦波状に変化する。従って8極9スロットの同期電動機では、回転子4が1回転するとき、正弦波状に変動する加振力が8回発生する。なお、図1に示される10極9スロットの同期電動機10では回転子4が1回転するとき、正弦波状に変動する加振力が10回発生する。
図5は、図3に示される同期電動機の回転子で発生する加振力の軌跡を示す図である。加振力の大きさと向きを把握するため、図3のX軸方向の加振力をx軸にとり、Y軸方向の加振力をy軸にとった場合、加振力は、図示例のように略円状の軌跡を描き、回転子4の回転にあわせて略一定の力で方向を変えながら発生する。なお、ラジアル方向の加振力の大きさは、同期電動機10が出力するトルクに従って大きくなる傾向を示す。
図6は、同期電動機で発生するトルクと加振力との関係を示す図である。図7は、10極9スロットの同期電動機で発生するトルクと加振力との関係を示す図である。
図6には、8極9スロットの同期電動機におけるトルクと加振力との関係を示す曲線Aと、10極9スロットの同期電動機におけるトルクと加振力との関係を示す曲線Bとが示されている。これらの同期電動機では同一形状の固定子(9スロット)が用いられている。またこれらの同期電動機の回転子4には、磁力が同等の永久磁石6が用いられている。
電動機の大きさや出力トルクによって加振力の絶対値は異なってくるため、図6では、8極9スロットの同期電動機と10極9スロットの同期電動機とで発生する加振力の傾向のみを示しており、具体的な数値は省略されている。
図6に示されるように、10極9スロットの同期電動機における加振力と8極9スロットの同期電動機における加振力とは、何れも発生トルクに比例して増加している。ただし、10極9スロットの同期電動機における加振力は、8極9スロットの同期電動機における加振力に対して十分に小さく、8極9スロットの加振力の1/4以下を示す。
図6の曲線Bの変化を分かり易くするため、図7の縦軸の目盛りの値は図6の縦軸の目盛りの値と異なるように設定されている。図7に示すように10極9スロットの同期電動機10における加振力は発生トルクに対して2次関数に近い特性を示している。このように10極9スロットの同期電動機10では、回転子4の加振力がトルクの上昇に対して急激に大きくなる傾向がある。これは固定子鉄心2の磁束密度が影響しているものと推定される。
図8は、10極9スロットの同期電動機における固定子鉄心の寸法と加振力との関係を示す図である。横軸には前述した固定子鉄心2の寸法(b/a)が示され、縦軸には加振力が示されている。このときの発生トルクは同期電動機10の定格出力相当である。
図8に示される複数の曲線は、ティース先端部2cの厚みbを一定の値として、スロット開口部2fの幅(すなわちティース先端部2cの幅a)を異なる値にした同期電動機の電磁界解析の結果である。
3種類の曲線の内、「model A」の曲線はティース先端部2cの幅aが最も広い同期電動機のものであり、「model C」の曲線はティース先端部2cの幅aが最も狭い同期電動機のものである。すなわち「model A」、「model B」、「model C」の順でティース先端部2cの幅aが狭くなる。換言すると、スロット開口部2fの寸法が最も狭いものが「model A」であり、スロット開口部2fの寸法が最も広いものが「model C」である。
b/aの値がある程度大きい領域(例えば0.5以上の領域)では加振力は略一定値を示す。一方、この領域より小さい領域ではb/aの値が小さくなるほど加振力が増加する傾向を示す。従ってb/aの値が0.5以上になるように固定子鉄心2を構成することにより加振力を小さくすることができる。
図9は、8極9スロットの同期電動機における固定子鉄心の寸法と加振力との関係を示す図である。図8と同様に、横軸には前述した固定子鉄心2の寸法(b/a)が示され、縦軸には加振力が示されている。このときの発生トルクは同期電動機10の定格出力相当である。そして固定子1の形状は図8の「model A」のものと同じである。
8極9スロットの同期電動機の場合、b/aの値を変化させた場合でも加振力の値はほとんど変化せず、固定子鉄心2の回転子4に対向する部分の形状を変化させても加振力の変化が殆ど無いことがわかる。図8と図9の結果から明らかなように、b/aの値を最適値に調整することにより回転子4の加振力を抑えることができるものは、10極9スロットの同期電動機10である。
なお、磁極数と固定子のスロット数との比率が2:3で構成される同期電動機では、同じ相の巻線3が回転軸に対して対称に配置されている場合には、磁気吸引力は、回転軸に対して打ち消し合うため、上記の様な回転子の加振力は発生しない。従って、このように構成される同期電動機では、固定子鉄心2の寸法を上記のように設定した場合でも加振力の変化が無く、同様の効果は得られない。
以上に説明したように本実施の形態に係る同期電動機10は、隣り合う3個ずつの3相に区分される9つのティース2bを有する10極9スロットの同期電動機10であって、固定子鉄心2に形成されたティース2bの内径側に設けられたティース先端部2cとティース2bとの付根部2b1からティース先端部2cの周方向端部2c1までにおけるティース先端部2cの幅をaとし、付根部2b1からティース先端部2cの内径側面2c2までにおけるティース先端部2cの厚みをbとしたとき、固定子鉄心2は、bをaで除した値が0.5より大きくなるように形成されている。b/aの値を大きく設定することにより、10極9スロットの同期電動機10において、スロット開口部2fの寸法に拘わらず加振力を小さくすることができ、その結果、振動と騒音の増大を抑えて高トルク化を図ることが可能である。
実施の形態2.
図10は、本発明の実施の形態2に係る同期電動機10の加振力を示す図である。実施の形態2に係る同期電動機10は、回転子4の永久磁石6として希土類磁石を用いると共に、固定子鉄心2がb/a>0.6となるように構成されている。なお、同期電動機10の基本的な構成は図1および図2に示される構成と同様であるため、ここでは同期電動機10の構成は図示を省略している。
実施の形態2の永久磁石6には、例えば希土類磁石の磁粉と樹脂とを混合したボンド磁石をリング状に成形したものが用いられている。なお、希土類磁石はフェライト磁石と比較して高価であるため、材料コストを抑えるためには永久磁石6を薄肉のリング状に形成することが望ましい。
また、実施の形態2の回転子4は、同一形状の固定子1に鎖交する磁束量がフェライト磁石を用いた場合に比べて約1.5倍となるように構成されている。そのため、回転子4から発生して固定子1に流れる磁束の量は、実施の形態1より多くなっている。従って、実施の形態2に係る同期電動機10では、実施の形態1の同期電動機10と比較して、固定子1の回転子4に対向する部分の磁束密度が高くなっている。その結果、回転子に発生する加振力は実施の形態1よりも大きくなる。
しかしながら、実施の形態2に係る同期電動機10は、b/aの値が0.6より大きくなるように構成されているため、図10に示されるように加振力を相対的に減少させることができる。すなわち、b/aの値を0.6より大きな値にすることによって、実施の形態2に係る同期電動機10の回転子4で発生する加振力は、実施の形態1に係る同期電動機10の回転子4で発生する加振力のレベルと同程度まで抑えることができる。このように、回転子4に磁力の高い永久磁石6を用いる場合、それにあわせたb/aの値を設定することによって、回転子4に発生する加振力を小さく抑えることができる。
以上に説明したように実施の形態2に係る同期電動機10では、磁力の高い永久磁石6を用いると共に、b/aの値を0.6より大きな値にすることによって、回転子4の加振力を抑えながら高出力化および高効率化を図ることができる。その結果、実施の形態1の効果(低振動化および低騒音化)と共に、高磁力化による効率の向上を図ることが可能である。
実施の形態3.
図11は、本発明の実施の形態3に係る同期電動機10の断面図であり、要部を拡大示した図である。同期電動機10の基本的な構成は、図1および図2に示される構成と同様であるため、ここでは図示を省略している。実施の形態3に係る同期電動機10の固定子鉄心2は、実施の形態1、2の同期電動機10と同様にb/aの値が0.5より大きくなるように形成されると共に、固定子1の巻線3を巻回する部分(ティース2b)の幅であるティース幅DとスロットピッチPとがD/P<0.5の関係となるように構成されている。すなわちティース幅DをスロットピッチPで除した値が0.5より小さくなるように構成されている。スロットピッチPとは、隣り合う二つのスロット開口部2fの周方向中心間の長さを表す。具体的には、図11に示されるティース2bのティース先端部2cの一方の周方向端部2c11から一方のスロット開口部2f1の周方向中心2f11までの長さと、このティース先端部2cの他方の周方向端部2c12から他方のスロット開口部2f2の周方向中心2f21までの長さと、ティース先端部2cの内径側面2c2の周方向幅を足し合わせた値である。なお以下の説明では、特に言及する場合を除いて、ティース幅DをスロットピッチPで除した値を「D/Pの値」と称する。
図12は、b/aの値を0.3とした場合におけるD/Pの値と加振力との関係を示す図である。図13は、b/aの値を0.5とした場合におけるD/Pの値と加振力との関係を示す図である。図14は、b/aの値を0.7とした場合におけるD/Pの値と加振力との関係を示す図である。図12から図14では横軸にD/Pの値が示され、縦軸には加振力が示されている。このときの発生トルクは、同期電動機の定格出力相当である。
各図に示される2種類の曲線は、スロット開口部2fの寸法が異なる同期電動機のものであり、例えば「model D」の曲線の同期電動機におけるスロット開口部2fの寸法は、「model E」の曲線の同期電動機におけるスロット開口部2fの寸法よりも広い。
図12のようにb/aの値が0.3の場合、D/Pの値がある程度小さい領域(0.5より小さい領域)では、加振力は略一定値を示す。一方、この領域より大きい領域ではD/Pの値が大きくなるほど加振力が低下する傾向を示す。
これに対して、図13、図14に示すようにb/aの値が0.3よりも大きい場合、D/Pの値が0.5より小さい領域の加振力と、D/Pの値が0.5以上の領域とでは、D/Pの値によらず加振力が略一定の値となる。
図12から図14のデータによれば、D/Pの値が大きいほど、すなわちティース幅Dの値がスロットピッチPの値に近づくほど、b/aの値を大きくしなくとも加振力を小さくすることが可能である。
しかしながら、ティース幅Dの値がスロットピッチPの値に近づくほどスロット2eの断面積は小さくなるため、ティース2bには細い巻線3を巻回しなければならなくなり、巻線3の抵抗が大きくなり、巻線3に電流を流すことで発生する損失(銅損)が増加する。特に送風機用途の同期電動機の場合、低回転、高トルクとなる負荷条件で使用されることが多いため、損失に占める銅損の割合が多く、同期電動機の効率を向上させるためにはスロット2eの断面積を大きくとり、巻線3の抵抗を低く抑える必要がある。このことからスロット2eの断面積を大きくとるためにはティース幅Dの値が必然的に小さくなる傾向となり、ティース幅Dの値を小さくして、例えばD/Pの値が0.5より小さくなるように構成した同期電動機では、図12に示すようにb/aの値が0.5より小さい値(図示例では0.3)に設定されている場合、加振力が大きくなる。
そのため、D/Pの値が0.5より小さくなるように構成された同期電動機においては、b/aの値を0.5より大きい値とすることで、加振力を抑えながら高出力化および高効率化を図ることができる。特にD/Pの値が0.5より小さくなるように構成された10極9スロットの同期電動機では、b/aの値を0.5より大きくすることによる加振力の低減効果が大きい。
なお、実施の形態1および実施の形態2に示した同期電動機10は、D/Pの値が0.35であり、かつ、b/aの値が0.5または0.6より大きくなるように構成したものである。例えば送風機用途に用いられる場合には、効率が良く、加振力が小さい低振動,低騒音な同期電動機が実現可能となっている。
以上に説明したように本実施の形態に係る10極9スロットの同期電動機10は、ティース2bの巻線3が巻かれる部分の幅をDとし、隣接する2つのスロット開口部2f1,2f2の間のスロットピッチをPとしたとき、固定子鉄心2は、bをaで除した値が0.5より大きくなるように形成され、かつ、DをPで除した値が0.5より小さくなるように形成されている。この構成により、加振力を抑えることができると共に、スロット2eの断面積を大きくすることができるため巻線3における銅損の増加が抑制され高出力化および高効率化を図ることができる。
また、実施の形態1〜3に係る同期電動機10の固定子鉄心2は、付根部2b1から周方向端部2c1までの領域における磁束密度の上昇を抑えるように、aの値が大きくなるほどbの値が大きくなり、かつ、bをaで除した値が0.5より大きくなるように形成されている。以下、具体的に説明する。上記特許文献1の従来技術では、H/P比およびS/P比を従来よりも小さくして磁極ティースの先端部の磁路を積極的に磁気飽和させ、歯元部内を通らずに隣接する先端部に漏洩する磁束を低減している。すなわち特許文献1の従来技術では、歯元部の付根から先端部の内周までの寸法を相対的に小さくすることで、磁極ティースの先端部の磁路を積極的に磁気飽和させることで、歯元部内を通らずに隣接する先端部へ漏洩する磁束を低減させ、トルクリニアリティを向上させている。ここで、図2に示されるように、ティース先端部2cの付根部2b1から周方向端部2c1までの幅を長くしてスロット2eに巻線3を多く巻きたいが、交点Cから周方向端部2c1までの幅a(図1参照)が長くなるほど、周方向端部2c1からティース先端部2cの付根部2b1までの間の領域に流れる磁束が相対的に多くなり、この領域の磁束密度が高くなり、ティース2bへ磁束が通り難くなる。前述したように10極9スロットの同期電動機では、回転子4の加振力がトルクの上昇に対して急激に大きくなる傾向がある。すなわち上記領域(周方向端部2c1からティース先端部2cの付根部2b1までの間の領域)の磁束密度が高くなるほど加振力が高くなる傾向がある。これは固定子鉄心2の磁束密度が影響しているものと推定される。上記特許文献1の従来技術は、トルクリニアリティを向上させることを目的として、歯元部の付根から先端部の内周までの寸法を相対的に小さくすることで、磁極ティースの先端部の磁路を積極的に磁気飽和させる、すなわち磁束密度を高めるように構成されている。これに対して本発明の実施の形態1〜3に係る10極9スロットの同期電動機10は、上記領域の磁束密度の上昇に起因した加振力の上昇を抑制する対策として、付根部2b1から周方向端部2c1までの領域における磁束密度の上昇を抑えるように、aの値が大きくなるほどbの値が大きくなり、かつ、bをaで除した値が0.5より大きくなるように形成されている。
なお、本発明の実施の形態は、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、同期電動機に適用可能である。
1 固定子、2 固定子鉄心、2a ヨーク鉄心、2b ティース、2b1 付根部、2c ティース先端部、2c1,2c11,2c12 周方向端部、2c2 内径側面、2e スロット、2f,2f1,2f2 スロット開口部、2f11,2f21 周方向中心、3 巻線、4 回転子、5 ヨーク鉄心、6 永久磁石、7 回転軸、8 空隙、10 同期電動機。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、隣り合う3個ずつの3相に区分される9つのティースを有する10極9スロットの同期電動機であって、固定子鉄心に形成されたティースの内径側に設けられたティース先端部と前記ティースとの付根部から前記ティース先端部の周方向端部までにおける前記ティース先端部の幅をaとし、前記付根部から前記ティース先端部の内径側面までにおける前記ティース先端部の厚みをbとしたとき、前記固定子鉄心は、前記bを前記aで除した値が0.5より大きくなるように形成され、前記付根部から前記周方向端部までの領域における磁束密度の上昇を抑えるように、前記aの値が大きくなるほど前記bの値が大きくなり、かつ、前記bを前記aで除した値が0.5より大きくなるように形成されている。

Claims (5)

  1. 隣り合う3個ずつの3相に区分される9つのティースを有する10極9スロットの同期電動機であって、
    固定子鉄心に形成されたティースの内径側に設けられたティース先端部と前記ティースとの付根部から前記ティース先端部の周方向端部までにおける前記ティース先端部の幅をaとし、前記付根部から前記ティース先端部の内径側面までにおける前記ティース先端部の厚みをbとしたとき、前記固定子鉄心は、前記bを前記aで除した値が0.5より大きくなるように形成されている同期電動機。
  2. 回転子の永久磁石にはフェライト磁石が用いられている請求項1に記載の同期電動機。
  3. 回転子の永久磁石には希土類磁石が用いられ、
    前記固定子鉄心は、前記bを前記aで除した値が0.6より大きくなるように形成されている請求項1に記載の同期電動機。
  4. 前記ティースの巻線が巻かれる部分の幅をDとし、隣接する2つのスロット開口部の間のスロットピッチをPとしたとき、前記固定子鉄心は、前記Dを前記Pで除した値が0.5より小さくなるように形成されている請求項1から3の何れか1項に記載の同期電動機。
  5. 前記固定子鉄心は、前記付根部から前記周方向端部までの領域における磁束密度の上昇を抑えるように、前記aの値が大きくなるほど前記bの値が大きくなり、かつ、前記bを前記aで除した値が0.5より大きくなるように形成されている請求項1から4の何れか1項に記載の同期電動機。
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