JPS6363832A - 油圧駆動車両の走行油圧制御装置 - Google Patents
油圧駆動車両の走行油圧制御装置Info
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- JPS6363832A JPS6363832A JP20908586A JP20908586A JPS6363832A JP S6363832 A JPS6363832 A JP S6363832A JP 20908586 A JP20908586 A JP 20908586A JP 20908586 A JP20908586 A JP 20908586A JP S6363832 A JPS6363832 A JP S6363832A
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 17
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 13
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 208000012661 Dyskinesia Diseases 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、ホイール式油圧ショベルなどの油圧駆動車両
の走行油圧制御装置に関する。
の走行油圧制御装置に関する。
B、従来の技術
第3図に従来の油圧駆動車両の走行油圧回路の一例を示
す。
す。
図示しない原動機に駆動される油圧ポンプ1から吐出さ
れる圧油は油圧パイロット式制御弁2でその方向、流量
が制御され、カウンタバランス弁3を経て油圧モータ4
に供給される。油圧モータ4の出力軸には図示していな
い走行駆動軸が接続されており、油圧モータ4の回転に
より工両が走行される。
れる圧油は油圧パイロット式制御弁2でその方向、流量
が制御され、カウンタバランス弁3を経て油圧モータ4
に供給される。油圧モータ4の出力軸には図示していな
い走行駆動軸が接続されており、油圧モータ4の回転に
より工両が走行される。
パイロット式制御弁2はパイロット油圧回路からのパイ
ロット圧力によってそのストローク量が制御される。パ
イロット油圧回路は、パイロット用油圧ポンプ5と、油
圧ポンプ5に後続し制御弁2のストローク量を制御する
ことにより車両の走行速度を制御するパイロット弁6と
、このパイロット弁6に後続しパイロット弁6への戻り
油を遅延させるスローリターン弁7と、このスローリタ
ーン弁7に後続し車両の前進、後進、中立を選択する前
後進切換弁8とを有する。
ロット圧力によってそのストローク量が制御される。パ
イロット油圧回路は、パイロット用油圧ポンプ5と、油
圧ポンプ5に後続し制御弁2のストローク量を制御する
ことにより車両の走行速度を制御するパイロット弁6と
、このパイロット弁6に後続しパイロット弁6への戻り
油を遅延させるスローリターン弁7と、このスローリタ
ーン弁7に後続し車両の前進、後進、中立を選択する前
後進切換弁8とを有する。
第3図は、前後進切換弁8が中立(N位置)、パイロッ
ト弁6が操作されていない状態を示しており、したがっ
て、パイロット式制御弁2が中立位=にあって、油圧ポ
ンプ1からの圧油はタンク9に戻り車両は停止している
0前後進切換弁8を前進(F位置)または後進(R位置
)に切換えパイロット弁6のペダル6aを操作すると、
油圧ポンプ5からの吐出油がパイロット式制御弁2のパ
イロットポート2aまたは2bに達っしてこの制御弁2
がパイロット油圧に応じたストローク量で切換ねり、油
圧ポンプ1からの吐出油により油圧モータ4が駆動され
て車両が走行する。車両の速度はパイロット弁6の踏込
量に依存する。
ト弁6が操作されていない状態を示しており、したがっ
て、パイロット式制御弁2が中立位=にあって、油圧ポ
ンプ1からの圧油はタンク9に戻り車両は停止している
0前後進切換弁8を前進(F位置)または後進(R位置
)に切換えパイロット弁6のペダル6aを操作すると、
油圧ポンプ5からの吐出油がパイロット式制御弁2のパ
イロットポート2aまたは2bに達っしてこの制御弁2
がパイロット油圧に応じたストローク量で切換ねり、油
圧ポンプ1からの吐出油により油圧モータ4が駆動され
て車両が走行する。車両の速度はパイロット弁6の踏込
量に依存する。
走行中にペダル6aを離すとパイロット弁6が圧油を遮
断しその出口ボートがタンク10と連通される。この結
果、パイロットポート2aまたは2bに作用していた圧
油が前後進切換弁8、スローリターン弁7、パイロット
弁6を介してタンク10、に戻る。このとき、スローリ
ターン弁7の絞り7aにより戻り油が絞られるからパイ
ロット式制御弁2は徐々に中立位置に切換ねる。パイロ
ット式制御弁2が中立位置へ戻ると油圧ポンプ1の吐出
油はタンク9へ戻り、カウンタバランス弁3は図示の中
立位置に切換ねり、その絞り効果により油圧モータ4に
油圧ブレーキが勤<。
断しその出口ボートがタンク10と連通される。この結
果、パイロットポート2aまたは2bに作用していた圧
油が前後進切換弁8、スローリターン弁7、パイロット
弁6を介してタンク10、に戻る。このとき、スローリ
ターン弁7の絞り7aにより戻り油が絞られるからパイ
ロット式制御弁2は徐々に中立位置に切換ねる。パイロ
ット式制御弁2が中立位置へ戻ると油圧ポンプ1の吐出
油はタンク9へ戻り、カウンタバランス弁3は図示の中
立位置に切換ねり、その絞り効果により油圧モータ4に
油圧ブレーキが勤<。
また、図示はしていないが、この種の油圧駆動走行装置
には、変速装置が設けられ、予め設定された複数段の変
速比のうち選択されたいずれかの変速比で油圧モータ4
の出力を減速して走行駆動軸を駆動する。通常、高速用
および低速用の2段の変速比が設定され、所望に応じて
いずれか一方が選択される。
には、変速装置が設けられ、予め設定された複数段の変
速比のうち選択されたいずれかの変速比で油圧モータ4
の出力を減速して走行駆動軸を駆動する。通常、高速用
および低速用の2段の変速比が設定され、所望に応じて
いずれか一方が選択される。
C1発明が解決しようとする問題点
この従来回路では、走行中にパイロット弁6のペダル6
aを急に離しても絞り7aの作用によりパイロット式制
御弁2が直ぐに中立位置に戻らないように構成され、こ
れにより、キャビテーションの防止、急激な油圧ブレー
キの作用を防止している。
aを急に離しても絞り7aの作用によりパイロット式制
御弁2が直ぐに中立位置に戻らないように構成され、こ
れにより、キャビテーションの防止、急激な油圧ブレー
キの作用を防止している。
このため、ペダル6aを離してからパイロット式制御弁
2が中立位置に戻るまでの所定時間の間は、ペダル6a
を離しているにもかかわらず油圧モータ4への送油が続
行され走行駆動軸が駆動される。高速用の変速比が選択
されている場合には、ペダル6aを離して減速あるいは
停車する際に動く油圧ブレーキの運転フィーリングがよ
いが、低速用の変速比が選択されている場合には、走行
駆動力が大きいため、運転フィーリングが芳しくないの
に加えて寸動性能がよくない。
2が中立位置に戻るまでの所定時間の間は、ペダル6a
を離しているにもかかわらず油圧モータ4への送油が続
行され走行駆動軸が駆動される。高速用の変速比が選択
されている場合には、ペダル6aを離して減速あるいは
停車する際に動く油圧ブレーキの運転フィーリングがよ
いが、低速用の変速比が選択されている場合には、走行
駆動力が大きいため、運転フィーリングが芳しくないの
に加えて寸動性能がよくない。
本発明の目的は、走行用変速装置の変速比が大きいとき
には走行用パイロット式制御弁が直ちに中立位置に戻る
ようにして上述した問題を解決した油圧駆動車両の走行
油圧制御装置を提供することにある。
には走行用パイロット式制御弁が直ちに中立位置に戻る
ようにして上述した問題を解決した油圧駆動車両の走行
油圧制御装置を提供することにある。
D0問題点を解決するための手段
本発明が適用される油圧′TA動車動車筒1の実施例を
示す第1図により説明すると、この車両においては、パ
イロット弁6を操作してパイロット式制御弁2のスロー
ク量を制御し、これにより油圧ポンプ1からの吐出油の
方向および流量を制御して油圧モータ4を駆動する。ま
た、パイロット弁6の操作を中立するとパイロット式制
御弁2のパイロットポートからの戻り浦が絞り手段10
0で絞られる。油圧モータ4の出力は、選択された変速
比で変速装置30により減速され、減速された回転数で
走行駆動軸が回転する。
示す第1図により説明すると、この車両においては、パ
イロット弁6を操作してパイロット式制御弁2のスロー
ク量を制御し、これにより油圧ポンプ1からの吐出油の
方向および流量を制御して油圧モータ4を駆動する。ま
た、パイロット弁6の操作を中立するとパイロット式制
御弁2のパイロットポートからの戻り浦が絞り手段10
0で絞られる。油圧モータ4の出力は、選択された変速
比で変速装置30により減速され、減速された回転数で
走行駆動軸が回転する。
本発明では、絞り手段100の戻り通路断面積は予め設
定された複数の大きさの断面積からひとつを選択的に設
定可能とし、変速装置30の変速比を判定する判定手段
51と、この判定手段51によって変速比が大きいと判
定されているときには絞り手段100の通路断面積を大
きく設定する選択手段21とを有する。
定された複数の大きさの断面積からひとつを選択的に設
定可能とし、変速装置30の変速比を判定する判定手段
51と、この判定手段51によって変速比が大きいと判
定されているときには絞り手段100の通路断面積を大
きく設定する選択手段21とを有する。
E0作用
判定手段51によって、選択されている変速比が大きい
と判定されていると、選択手段21は、戻り油の通路断
面積が大きくなるように絞り手段100を制御する。し
たがって、大きな変速比で車両が走行しているときに、
パイロット弁6の操作を中止するとパイロット式制御弁
2は直ちに中立位置に復帰する。変速比が小さい場合に
は絞り手段100の戻り油の通路断面積が小さくされる
から、パイロット弁6の操作を中止すると、ある遅延時
間を伴ってパイロット式制御弁2は徐々に中立位置に復
帰する。
と判定されていると、選択手段21は、戻り油の通路断
面積が大きくなるように絞り手段100を制御する。し
たがって、大きな変速比で車両が走行しているときに、
パイロット弁6の操作を中止するとパイロット式制御弁
2は直ちに中立位置に復帰する。変速比が小さい場合に
は絞り手段100の戻り油の通路断面積が小さくされる
から、パイロット弁6の操作を中止すると、ある遅延時
間を伴ってパイロット式制御弁2は徐々に中立位置に復
帰する。
F、実施例
一第1の実施例−
第1図により本発明の第1の実施例について説明する。
なお、第1図では、第3図に示した前後進切換弁8、油
圧ポンプ1、パイロット式制御弁2、カウンタバランス
弁、油圧モータ4を簡略して示し、また、第3図と同様
の箇所には同一の符号を付して説明は省略する。
圧ポンプ1、パイロット式制御弁2、カウンタバランス
弁、油圧モータ4を簡略して示し、また、第3図と同様
の箇所には同一の符号を付して説明は省略する。
パイロット弁6の出口ポートは電磁切換弁21の入口ボ
ートと接続され、その切換弁21の出口ボートの一方は
、第3図に示したスローリターン弁7を介して前後進切
換弁8の入口ボートと接続され、他方の出口ポートは、
スローリターン弁7と並列して設けられたスローリター
ン弁22の入口ボートに接続される。このスローリター
ン弁22の出口ボートはスローリターン弁7の出口側と
合流されている。ここで、スローリターン弁22におけ
る絞り22aの断面積は、スローリターン弁7における
絞り7aの断面積よりも大きくされている。なお、スロ
ーリターン弁22を省略して単なる通路としてもよい。
ートと接続され、その切換弁21の出口ボートの一方は
、第3図に示したスローリターン弁7を介して前後進切
換弁8の入口ボートと接続され、他方の出口ポートは、
スローリターン弁7と並列して設けられたスローリター
ン弁22の入口ボートに接続される。このスローリター
ン弁22の出口ボートはスローリターン弁7の出口側と
合流されている。ここで、スローリターン弁22におけ
る絞り22aの断面積は、スローリターン弁7における
絞り7aの断面積よりも大きくされている。なお、スロ
ーリターン弁22を省略して単なる通路としてもよい。
第1図には、油圧モータ4の圧力を減速する変速装@3
0と、その変速比を選択的に切換える空圧回路40も示
している。
0と、その変速比を選択的に切換える空圧回路40も示
している。
変速装置30は高低速切換用空圧シリンダ31を有し、
この空圧シリンダ31により、図示していない周知の変
速機構のシフターを移動させ互いに噛み合う歯車を選択
して変速比が切換えられるように構成される。空圧回路
40は、圧気源41と手動式の変速比切換弁42とから
成り、変速比切換弁42を介して圧気が空圧シリンダ3
1に供給されると低速用の大きな変速比となる。
この空圧シリンダ31により、図示していない周知の変
速機構のシフターを移動させ互いに噛み合う歯車を選択
して変速比が切換えられるように構成される。空圧回路
40は、圧気源41と手動式の変速比切換弁42とから
成り、変速比切換弁42を介して圧気が空圧シリンダ3
1に供給されると低速用の大きな変速比となる。
そして、空圧シリンダ31に連通する管路43の圧力に
よって開閉する圧力スイッチ51が設置され、圧力スイ
ッチ51を介してバッテリ52が電磁切換弁21のソレ
ノイド部と接続されている。
よって開閉する圧力スイッチ51が設置され、圧力スイ
ッチ51を介してバッテリ52が電磁切換弁21のソレ
ノイド部と接続されている。
以上の構成において、スローリターン弁7と22とが絞
り手段100を、圧力スイッチ51が判定手段を、電磁
切換弁21が選択手段を構成する。
り手段100を、圧力スイッチ51が判定手段を、電磁
切換弁21が選択手段を構成する。
次にこの実施例の動作について説明する。
第1図は、パイロット弁6および変速比切換弁42がと
もに操作されていない状態を示している。
もに操作されていない状態を示している。
したがって、変速装置30が高速用の変速比に切換ねっ
た状態で油圧モータ4が停止し車両も停止している。パ
イロット弁6のペダル6aを踏込むと上述したと同様に
、前後進切換弁8の切換位置に応じてパイロット式制御
弁2が切換わり油圧モータ4が回転し高速用変速比にて
車両が走行する。
た状態で油圧モータ4が停止し車両も停止している。パ
イロット弁6のペダル6aを踏込むと上述したと同様に
、前後進切換弁8の切換位置に応じてパイロット式制御
弁2が切換わり油圧モータ4が回転し高速用変速比にて
車両が走行する。
走行中にペダル6aを離すとパイロット弁6の出口ボー
トがタンク10に連通し、パイロット式制御弁2のパイ
ロットポートに作用していた圧油が、前後進切換弁8、
スローリターン弁7、電磁切換弁21を経てタンクlO
に戻る。ここまでは従来と全く同様である。
トがタンク10に連通し、パイロット式制御弁2のパイ
ロットポートに作用していた圧油が、前後進切換弁8、
スローリターン弁7、電磁切換弁21を経てタンクlO
に戻る。ここまでは従来と全く同様である。
変速比切換弁42が操作され空圧シリンダ31に圧気が
供給されて低速用変速比が選択されると、管路43の圧
力によって圧力スイッチ51が閉じ、2Fa切換弁21
のソレノイド部にバッテリ52から給電され電磁弁21
が「口」に切換わる。これにより、スローリターン弁7
がタンク10から遮断されスローリターン弁22がタン
ク10と連通する。この状態でペダル6aを踏み込むと
電磁切換弁21、スローリターン弁22、前後進切換弁
8を介して圧油がパイロット式制御弁2のいずれかのパ
イ口ソトボートに供給されて車両が走行する。ペダル6
aを離すと、パイロット弁6の出口ボートがタンク10
と連通し、パイロット式制御弁2のパイロットポートか
らの戻り油が断面積の大きい絞り22aを介してタンク
へ戻る。この結果、パイロット式制御弁2は直ちに中立
位置に切換わり、油圧モータ4には油圧ブレーキが作用
し、車両が速やかに停止する。
供給されて低速用変速比が選択されると、管路43の圧
力によって圧力スイッチ51が閉じ、2Fa切換弁21
のソレノイド部にバッテリ52から給電され電磁弁21
が「口」に切換わる。これにより、スローリターン弁7
がタンク10から遮断されスローリターン弁22がタン
ク10と連通する。この状態でペダル6aを踏み込むと
電磁切換弁21、スローリターン弁22、前後進切換弁
8を介して圧油がパイロット式制御弁2のいずれかのパ
イ口ソトボートに供給されて車両が走行する。ペダル6
aを離すと、パイロット弁6の出口ボートがタンク10
と連通し、パイロット式制御弁2のパイロットポートか
らの戻り油が断面積の大きい絞り22aを介してタンク
へ戻る。この結果、パイロット式制御弁2は直ちに中立
位置に切換わり、油圧モータ4には油圧ブレーキが作用
し、車両が速やかに停止する。
−第2の実施例−
第2図により本発明の第2の実施例について説明する。
第1図と同様な箇所には同一の符号を付すとともに、油
圧ポンプ1、パイロット式制御弁2、カウンタバランス
弁3、油圧モータ4の図示は省略した。
圧ポンプ1、パイロット式制御弁2、カウンタバランス
弁3、油圧モータ4の図示は省略した。
この実施例は、スローリターン弁7をバイパスする通路
61を設け、そこに、スローリターン弁22と電磁切換
弁62とを直列に接続し、電磁切換弁62を圧力スイッ
チ51の開閉によって切換えるようにしたものである。
61を設け、そこに、スローリターン弁22と電磁切換
弁62とを直列に接続し、電磁切換弁62を圧力スイッ
チ51の開閉によって切換えるようにしたものである。
この実施例では、低速用の変速比が選択されているとき
に電磁切換弁62が「口」に切換ねるから、パイロット
式制御弁2のパイロットポートからの戻り油がスローリ
ターン弁7,22の双方からタンク10へ戻り、第1の
実施例以上にパイロット式制御弁2が速やかに中立位置
に戻る。
に電磁切換弁62が「口」に切換ねるから、パイロット
式制御弁2のパイロットポートからの戻り油がスローリ
ターン弁7,22の双方からタンク10へ戻り、第1の
実施例以上にパイロット式制御弁2が速やかに中立位置
に戻る。
この実施例では、同一断面積の絞りを有する2つのスロ
ーリターン弁を並列に設置してもよい。
ーリターン弁を並列に設置してもよい。
また、変速比の判定を変速比切換弁42の操作レバー4
2aの動きによりオン、オフするスイッチや、空圧シリ
ンダ31の動きによりオン、オフするスイッチ等によっ
てもよい。更にまた、上記実施例では高低速2つの変速
比によって走行する場合について述べたか、高・中・低
3つの変速比等、2以上の変速比を設定してもよく、こ
の場合、中速用のギア比の設定によっては、低速用と同
様にパイロット制御弁からの戻り油を大きな通路断面積
の絞り通路を介して戻してもよい。さらに、絞り通路の
断面積を3つ設定し、適当な寸動性、キャビテーション
を考慮して各々のギア比に見合った断面積の絞り通路を
介して戻しても良い。
2aの動きによりオン、オフするスイッチや、空圧シリ
ンダ31の動きによりオン、オフするスイッチ等によっ
てもよい。更にまた、上記実施例では高低速2つの変速
比によって走行する場合について述べたか、高・中・低
3つの変速比等、2以上の変速比を設定してもよく、こ
の場合、中速用のギア比の設定によっては、低速用と同
様にパイロット制御弁からの戻り油を大きな通路断面積
の絞り通路を介して戻してもよい。さらに、絞り通路の
断面積を3つ設定し、適当な寸動性、キャビテーション
を考慮して各々のギア比に見合った断面積の絞り通路を
介して戻しても良い。
なお、前後進切換弁8を省き、前進用および後進用のパ
イロット弁6を一対設け、1本のレバーを前に倒すと前
進、後に倒すと後進するようにした油圧走行車両にも本
発明を適用できる。
イロット弁6を一対設け、1本のレバーを前に倒すと前
進、後に倒すと後進するようにした油圧走行車両にも本
発明を適用できる。
G0発明の効果
本発明によれば、大きな変速比で走行している際に走行
用パイロット弁の操作を中止すると、走行用油圧モータ
への圧油の方向および流量を制御するパイロット式制御
弁が速やかに中立位置に戻るので、速やかに油圧ブレー
キが働き車両が停車し、減速や停車時の運転フィーリン
グおよび寸動性が向上する。
用パイロット弁の操作を中止すると、走行用油圧モータ
への圧油の方向および流量を制御するパイロット式制御
弁が速やかに中立位置に戻るので、速やかに油圧ブレー
キが働き車両が停車し、減速や停車時の運転フィーリン
グおよび寸動性が向上する。
第1図および第2図は本発明の第1および第2の実施例
を示す構成図、第3図は従来例を示す構成図である。 1:油圧ポンプ 2:パイロット式制御弁3:カウ
ンタバランス弁 4;油圧モータ 5;油圧ポンプ 6:パイロツト弁 7.22ニスローリターン弁 8:前後進切換弁 21.62:電磁切換弁30:変
速装置 41:圧気源 42:変速比切換弁 51:圧力スイッチ61:バイ
パス通路
を示す構成図、第3図は従来例を示す構成図である。 1:油圧ポンプ 2:パイロット式制御弁3:カウ
ンタバランス弁 4;油圧モータ 5;油圧ポンプ 6:パイロツト弁 7.22ニスローリターン弁 8:前後進切換弁 21.62:電磁切換弁30:変
速装置 41:圧気源 42:変速比切換弁 51:圧力スイッチ61:バイ
パス通路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 原動機により駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプ
から吐出される圧油により駆動され走行駆動軸を駆動す
る油圧モータと、この油圧モータに流入する前記油圧ポ
ンプからの圧油の流量および方向を制御する油圧パイロ
ット式制御弁と、操作量に応じて油圧パイロット制御弁
のストローク量を制御するパイロット弁と、このパイロ
ット弁の操作量を減少させたときに前記油圧パイロット
式制御弁のパイロットポートからの戻り油を絞り、その
制御弁の中立位置への復帰を遅延させる絞り手段と、複
数段の変速比のうち選択されたいずれかの変速比で前記
油圧モータの出力を減速する変速装置とを備えた油圧駆
動車両の走行油圧制御装置において、 前記絞り手段の戻り通路の断面積は、予め設定された複
数の断面積から1つを選択的に設定可能とするとともに
、 前記変速比を判定する判定手段と、 この判定手段によって前記変速装置の変速比が大きいと
判定されているときには前記絞り手段の通路断面積を大
きく設定する選択手段と、を具備したことを特徴とする
油圧駆動車両の走行油圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20908586A JPH064974B2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | 油圧駆動車両の走行油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20908586A JPH064974B2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | 油圧駆動車両の走行油圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6363832A true JPS6363832A (ja) | 1988-03-22 |
JPH064974B2 JPH064974B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=16567022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20908586A Expired - Fee Related JPH064974B2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | 油圧駆動車両の走行油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064974B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248602U (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-04 | ||
WO2016051815A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | 株式会社クボタ | 作業機の油圧システム及び作業機 |
CN107859664A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-03-30 | 刘剑 | 行走和支腿油缸联动装置 |
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1986
- 1986-09-04 JP JP20908586A patent/JPH064974B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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