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JPS6350658Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6350658Y2
JPS6350658Y2 JP1978000674U JP67478U JPS6350658Y2 JP S6350658 Y2 JPS6350658 Y2 JP S6350658Y2 JP 1978000674 U JP1978000674 U JP 1978000674U JP 67478 U JP67478 U JP 67478U JP S6350658 Y2 JPS6350658 Y2 JP S6350658Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
aperture
cover plate
blade
protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978000674U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54104835U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1978000674U priority Critical patent/JPS6350658Y2/ja
Publication of JPS54104835U publication Critical patent/JPS54104835U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6350658Y2 publication Critical patent/JPS6350658Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、不透明な薄板状の複数のブレードを
積み重ね、この重なり量を変え得るようにしたも
のを1組のシヤツタブレードとし、これを2組設
けてそれぞれシヤツタ開き用と閉じ用とし、これ
らによつてアパーチユアの遮光と露光とを制御す
るようにした、いわゆるブレードタイプのフオー
カルプレーンシヤツタを備えたカメラに関するも
のである。
〔考案の背景〕
上記したようなカメラにおいて、ブレードタイ
プのシヤツタは、概ねその構成として、シヤツタ
駆動などのメカ部分を取り付けるベースプレート
と、これに密着した状態でシヤツタ開き用あるい
は閉じ用の1組のシヤツタブレードを組み付け、
つぎに薄板からなるセパレートプレードを隔てて
もう一組のシヤツタブレードを組み付け、最後に
カバープレートを取り付けるようにして構成され
ており、その後、該フオーカルプレーンシヤツタ
をボデイに組み付ける際には、各々に形成されて
いるアパーチユアの位置合わせを行いながらカメ
ラを組み立てるようにしている。
以上のごとく、ブレードタイプのフオーカルプ
レーンシヤツタにおいては、第1のシヤツタブレ
ードと第2のシヤツタブレードとは、セパレート
プレートとベースプレートおよびカバープレート
のあいだに組み込まれ、シヤツタブレード相互が
直接接触しないように構成され、これによつてシ
ヤツタ開閉作動の終了時あるいはシヤツタチヤー
ジ時などにおけるシヤツタブレードの干渉を避け
るようにされる。
上記したような構成によつて、シヤツタブレー
ド間の干渉−羽根噛みなど−は避けられるが、さ
らにアパーチユアのヘリの部分とシヤツタブレー
ドとの衝突などをも防止しなくてはならない。
従来、こうした衝突防止のため、第1図および
第2図で示したように、ベースプレード1のアパ
ーチユア1aのヘリにメントリ1bを施し、また
カバープレート2にもそのアパーチユア2aのヘ
リにメントリ2bを施し、これらメントリ1b,
2bとセパレートプレート3とのあいだにシヤツ
タブレード4,5を配設するようにし、これによ
つて衝突を避けていた。なお、セパレートプレー
ト3とシヤツタブレード4,5のあいだでは、セ
パレートプレート3のアパーチユア3aに斜面3
bを設け、シヤツタブレード4,5と点で出会う
ようにして羽根噛みを避けることができる。
従来のブレードタイプのフオーカルプレーンシ
ヤツタは、以上のようにカメラボデイ6のアパー
チユア6aに各プレートのアパーチユア1a,2
a,3aを合致させるようにして組みつけられて
いた。
ところで、カメラの大きさや重量を小さくし
て、よりコンパクト化しようとする要求は従来か
らあり、これを達成するためには部品を1点づつ
検討し、小型軽量化を図らなくてはならない。し
たがつて、ブレードタイプのフオーカルプレーン
シヤツタにおいてもこのことは等しく言えること
であるが、このタイプのシヤツタにおいて、最も
大型であつて且つ重い部品は前記したベースプレ
ート1であり、次いでカバープレート2である。
そのうちでベースプレート1については他の部
品の取り付けの基礎となるものであつて、充分な
る強度を必要とし薄くすることはできない。
カバープレート2については特に強度を必要と
はしないが、前述したように、シヤツタブレード
との干渉を避けるために、メントリを施さなくて
はならず、このメントリを施すためだけのために
一定の厚さが与えられていたものである。
また、シヤツタブレード4が前記アパーチユア
2aのメントリ2bと当接するため、この当接箇
所から漏光の恐れがあり、遮光の信頼性が落ちる
という問題もあつた。(なお、シヤツタブレード
4がメントリ2bと当接しないように、シヤツタ
ブレード4とカバープレート2のアパーチユア2
aとの占有空間を別個にし、シヤツタブレード4
を遮光に充分な位置でストツプさせることも考え
られるが、これはカメラの薄型化に反する。) 〔考案の目的〕 本考案の目的とするところは、以上の従来例に
かんがみ、特に機能上強度を必要としないカバー
プレートを薄くして軽量化を図るとともに、アパ
ーチユアを形成するヘリに斜面を有する突き出し
を形成することにより羽根噛みを防止することの
できるブレードタイプのフオーカルプレーンシヤ
ツタを具備し、前記カバープレートの突き出しが
はまるクボミの形成されているボデイを備えたカ
メラを提供することにある。
〔考案の構成〕
上述した本考案の目的は、アパーチユアを形成
され、シヤツタ構成部材が取り付けられるベース
プレートと、アパーチユアを形成され、シヤツタ
ブレードをカバーするカバープレートと、アパー
チユアを形成され、2組のブレードタイプを隔て
るセパレートプレートとからなるフオーカルプレ
ーンシヤツタと、前記フオーカルプレーンシヤツ
タを具備するボデイとを含むカメラにおいて、前
記カバープレートは、アパーチユアを形成するヘ
リの略全周には内側と外側にシヤツタブレードか
ら離れる方向に斜面を有してなる突き出しが設け
られていて、前記ボデイは、前記カバープレート
の突き出しがはまるようにクボミが形成されてい
るカメラとすることにより達成される。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第3図において、前記した突き出しは、カバー
プレート12のアパーチユア12a部において符
号12bによつて示される。
この突き出し12bは、内側12b1において第
2図で示されるメントリ2bと同様にシヤツタブ
レード4との羽根噛み或は図示してあるように、
周知のブレード保持アーム或は該アームとブレー
ドとの枢着リベツト頭部との係合を防止するとと
もに、外側12b2に対してカメラボデイ16のア
パーチユア16aの周囲にクボミ16bを形成し
て、ここへ外側12b2をはまり込ませるようにし
ている。
またこれとともに、突き出し12bの斜面を前
記アパーチユア12aのヘリから離間しておくこ
とにより、前記内側12b1とシヤツタブレード4
との間に隙間が生じても、この部分によつて遮光
せしめることも可能となる。
なお、このときの突き出し12bはアパーチユ
ア12aを形成するヘリの全周に亘つて設けるこ
とによつて、より効果的となる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、以上のごとくカバープレート
12のアパーチユア12aを形成するヘリにシヤ
ツタブレード4から離れる方向に斜面を有してな
る突き出し12b1を設けることによつて、その内
側によりシヤツタブレード4との衝突を回避なし
得るとともに、外側によりカメラボデイ16のク
ボミ16bにはめ込まれるようにすれば、組立て
の際に位置合わせも容易となる。
また、突き出し12bの斜面は前記アパーチユ
アのヘリから離間させ、且つ全周に設けることに
より、遮光信頼性も高めることとなる。
本考案によれば、上述したようにカバープレー
ト12に突き出し12bを設けるようにしたこと
によつて、強度を必要としないのにメントリを施
すだけのために厚い材料を用いていたカバープレ
ートを薄くすることができ、重量軽減ができると
ともに、メントリ加工のための切削加工工程がな
くなり、コストダウンさえ図れるなど、きわめて
実用的な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブレードタイプのフオーカルプ
レーンシヤツタの概要を示す要部の正面図、第2
図は第1図の矢印A−A部の断面図、第3図は本
考案の実施例を示し、第2図の断面図に相当する
断面図である。 1……ベースプレート、2……カバープレー
ト、3……セパレートプレート、4,5……シヤ
ツタブレード、6,16……カメラボデイ、16
b……クボミ、12……カバープレート、12a
……アパーチユア、12b……突き出し、12b1
……内側、12b2……外側。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アパーチユア1aを形成され、シヤツタ構成部
    材が取り付けられるベースプレート1と、 アパーチユア12aを形成され、シヤツタブレ
    ードをカバーするカバープレート12と、 アパーチユア3aを形成され、2組のシヤツタ
    ブレードを隔てるセパレートプレート3と、 からなるフオーカルプレーンシヤツタと、 前記フオーカルプレーンシヤツタを具備するボ
    デイ16とを含むカメラにおいて、 前記カバープレート12は、アパーチユア12
    aを形成するヘリの略全周には内側12b1と外側
    12b2にシヤツタブレードから離れる方向に斜面
    を有してなる突き出し12bが設けられていて、 前記ボデイ16は、前記カバープレート12の
    突き出し12bがはまるようにクボミ16bが形
    成されている ことを特徴とするカメラ。
JP1978000674U 1978-01-07 1978-01-07 Expired JPS6350658Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978000674U JPS6350658Y2 (ja) 1978-01-07 1978-01-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978000674U JPS6350658Y2 (ja) 1978-01-07 1978-01-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54104835U JPS54104835U (ja) 1979-07-24
JPS6350658Y2 true JPS6350658Y2 (ja) 1988-12-27

Family

ID=28802143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978000674U Expired JPS6350658Y2 (ja) 1978-01-07 1978-01-07

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2589063Y2 (ja) * 1991-12-04 1999-01-20 株式会社コパル フォーカルプレンシャッタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4917642U (ja) * 1972-05-19 1974-02-14
JPS5048919A (ja) * 1973-08-31 1975-05-01

Patent Citations (2)

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JPS4917642U (ja) * 1972-05-19 1974-02-14
JPS5048919A (ja) * 1973-08-31 1975-05-01

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JPS54104835U (ja) 1979-07-24

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