JPS6333647B2 - - Google Patents
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- JPS6333647B2 JPS6333647B2 JP56004012A JP401281A JPS6333647B2 JP S6333647 B2 JPS6333647 B2 JP S6333647B2 JP 56004012 A JP56004012 A JP 56004012A JP 401281 A JP401281 A JP 401281A JP S6333647 B2 JPS6333647 B2 JP S6333647B2
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- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L5/00—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
- G01L5/16—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force
- G01L5/161—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance
- G01L5/1627—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance of strain gauges
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、単一体で6分力まで検出できるよう
にした多分力検出器に関する。
にした多分力検出器に関する。
ある物体に外部から種々の力を加えた場合、そ
の物体には最大6種類の力およびモーメントが作
用する。これらの分力を計測手段として、従来は
ロードセルを用いていた。しかしながら、ロード
セルは、力の作用系としては最も単純な方向の力
のみが加わることを前提にし、その方向の力を計
測するだけであり、計測すべき力以外の他の分力
が作用した場合には、その干渉を避けることがで
きない。他の分力の影響を少なくするため、種々
の技術的考慮がなされているけれども、完全では
ない。
の物体には最大6種類の力およびモーメントが作
用する。これらの分力を計測手段として、従来は
ロードセルを用いていた。しかしながら、ロード
セルは、力の作用系としては最も単純な方向の力
のみが加わることを前提にし、その方向の力を計
測するだけであり、計測すべき力以外の他の分力
が作用した場合には、その干渉を避けることがで
きない。他の分力の影響を少なくするため、種々
の技術的考慮がなされているけれども、完全では
ない。
本発明は、分力相互間の干渉を生じることなく
最大6分力まで精度良く検出することの可能な多
分力検出器を提供することを目的とする。
最大6分力まで精度良く検出することの可能な多
分力検出器を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明に係る多分力
検出器は、間隔をおいて対向する測定側フランジ
と固定側フランジとをビームによつて接続固定
し、前記2つのフランジの配設方向をZ軸とする
X、Y、Zの3軸直交座標系を仮想したとき、各
軸方向の分力Fx,Fy,Fz及び各軸まわりの回転
モーメントMx,My,Mzの全部または一部を、
前記ビームに貼着した歪ゲージを用いたブリツジ
回路によつて互いに独立して検出する多分力検出
器において、前記ビームは前記測定側フランジ及
び前記固定側フランジ上のZ軸のまわりのX軸及
びY軸上に各軸に対称に4本以上配置し、X軸上
に配置された2本の主要ビームはX軸方向で見た
厚みがY軸方向で見た幅よりも小さい断面四角形
状の歪ゲージ貼着部を有し、Y軸上に配置された
2本の主要ビームはY軸方向で見た厚みがX軸方
向で見た幅よりも小さい断面四角形状の歪ゲージ
貼着部を有し、分力Fxを検出するブリツジ回路
はY軸上に配置された2本の主要ビームの前記歪
ゲージ貼着部において剪断応力に感応するように
厚み方向の面に貼着された歪ゲージを含んで構成
し、分力Fyを検出するブリツジ回路はX軸上に
配置された2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着
部において剪断応力に感応するように厚み方向の
面に貼着された歪ゲージを含んで構成し、分力
Fzを検出するブリツジ回路は4本の主要ビーム
のそれぞれの歪ゲージ貼着部において直応力に感
応するように貼着された歪ゲージの組合せを含ん
で構成し、回転モーメントMxを検出するブリツ
ジ回路はY軸上に配置された2本の主要ビームの
前記歪ゲージ貼着部において直応力に感応するよ
うに貼着された歪ゲージを含んで構成し、回転モ
ーメントMyを検出するブリツジ回路はX軸上に
配置された2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着
部において直応力に感応するように貼着された歪
ゲージを含んで構成し、回転モーメントMzは4
本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着部において剪
断応力に感応するように厚み方向の面に貼着され
た歪ゲージの組合せを含んで構成したことを特徴
とする。
検出器は、間隔をおいて対向する測定側フランジ
と固定側フランジとをビームによつて接続固定
し、前記2つのフランジの配設方向をZ軸とする
X、Y、Zの3軸直交座標系を仮想したとき、各
軸方向の分力Fx,Fy,Fz及び各軸まわりの回転
モーメントMx,My,Mzの全部または一部を、
前記ビームに貼着した歪ゲージを用いたブリツジ
回路によつて互いに独立して検出する多分力検出
器において、前記ビームは前記測定側フランジ及
び前記固定側フランジ上のZ軸のまわりのX軸及
びY軸上に各軸に対称に4本以上配置し、X軸上
に配置された2本の主要ビームはX軸方向で見た
厚みがY軸方向で見た幅よりも小さい断面四角形
状の歪ゲージ貼着部を有し、Y軸上に配置された
2本の主要ビームはY軸方向で見た厚みがX軸方
向で見た幅よりも小さい断面四角形状の歪ゲージ
貼着部を有し、分力Fxを検出するブリツジ回路
はY軸上に配置された2本の主要ビームの前記歪
ゲージ貼着部において剪断応力に感応するように
厚み方向の面に貼着された歪ゲージを含んで構成
し、分力Fyを検出するブリツジ回路はX軸上に
配置された2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着
部において剪断応力に感応するように厚み方向の
面に貼着された歪ゲージを含んで構成し、分力
Fzを検出するブリツジ回路は4本の主要ビーム
のそれぞれの歪ゲージ貼着部において直応力に感
応するように貼着された歪ゲージの組合せを含ん
で構成し、回転モーメントMxを検出するブリツ
ジ回路はY軸上に配置された2本の主要ビームの
前記歪ゲージ貼着部において直応力に感応するよ
うに貼着された歪ゲージを含んで構成し、回転モ
ーメントMyを検出するブリツジ回路はX軸上に
配置された2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着
部において直応力に感応するように貼着された歪
ゲージを含んで構成し、回転モーメントMzは4
本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着部において剪
断応力に感応するように厚み方向の面に貼着され
た歪ゲージの組合せを含んで構成したことを特徴
とする。
以下実施例たる添付図面を参照し、本発明の内
容を具体的に説明する。第1図aは本発明に係る
多分力検出器の正面図、第1図bは第1図aの
C1−C1線上における断面図である。ただし、分
力検出に当つて必須の4本の主要ビーム以外のビ
ーム(例えば補強ビーム等)及び歪ゲージは省略
して示してある。
容を具体的に説明する。第1図aは本発明に係る
多分力検出器の正面図、第1図bは第1図aの
C1−C1線上における断面図である。ただし、分
力検出に当つて必須の4本の主要ビーム以外のビ
ーム(例えば補強ビーム等)及び歪ゲージは省略
して示してある。
図において、1は測定側のフランジ、2は固定
側のフランジであり、これらのフランジ1,2は
間隔Kをおいて、4本の主要ビーム(以下この実
施例ではビームと称する)3〜6によつて互に接
続固定してある。
側のフランジであり、これらのフランジ1,2は
間隔Kをおいて、4本の主要ビーム(以下この実
施例ではビームと称する)3〜6によつて互に接
続固定してある。
上記構造の多分力検出器において、ビーム4−
6方向にX軸をとり、ビーム3−5方向にY軸を
とり、フランジ1−2方向にZ軸をとり、各軸
X,Y,Z方向の分力をそれぞれ分力Fx,Fy,
Fzとし、各軸X,Y,Zのまわりの回転モーメ
ントをそれぞれMx,My,Mzとしたとする。
6方向にX軸をとり、ビーム3−5方向にY軸を
とり、フランジ1−2方向にZ軸をとり、各軸
X,Y,Z方向の分力をそれぞれ分力Fx,Fy,
Fzとし、各軸X,Y,Zのまわりの回転モーメ
ントをそれぞれMx,My,Mzとしたとする。
測定側のフランジ1に分力Fyの力が作用する
と、ビール3,5は第2図aの如く変形し、ビー
ム4,6は第2図bの如くに変形する。そして各
ビーム3〜6に伝わる力は、それぞれのビームの
分力Fyに対するバネ定数に比例して按分される。
いま、説明を簡単にするため、 B1≒B2 B1≫T1、B2≫T2 とし、分力Fyに関しては、ビーム3,5の反力
を無視する。分力Fyに基づいてビーム4,6に
作用する力は、ビーム4,6を曲げるモーメント
による曲げ応力σと剪断応力τを生じさせる。第
3図a,b,cはこの場合の応力分布の状況を示
す図で、曲げ応力σの分布は第3図bのようにな
り剪断応力τの分布は第3図cのようになる。す
なわち、ビーム4,6のY軸方向の両面の中間位
置7,9では曲げ応力σは最大σnaxとなるが、剪
断応力τは零となる。またビーム4,6の幅B2
の中間位置8では曲げ応力σは零であるが、剪断
応力τは最大τnaxとなる。したがつて、中間位置
8において、Z軸に対してたとえば45度の方向に
歪ゲージを貼付けることにより、分力Fyを剪断
応力τとして検出することができる。
と、ビール3,5は第2図aの如く変形し、ビー
ム4,6は第2図bの如くに変形する。そして各
ビーム3〜6に伝わる力は、それぞれのビームの
分力Fyに対するバネ定数に比例して按分される。
いま、説明を簡単にするため、 B1≒B2 B1≫T1、B2≫T2 とし、分力Fyに関しては、ビーム3,5の反力
を無視する。分力Fyに基づいてビーム4,6に
作用する力は、ビーム4,6を曲げるモーメント
による曲げ応力σと剪断応力τを生じさせる。第
3図a,b,cはこの場合の応力分布の状況を示
す図で、曲げ応力σの分布は第3図bのようにな
り剪断応力τの分布は第3図cのようになる。す
なわち、ビーム4,6のY軸方向の両面の中間位
置7,9では曲げ応力σは最大σnaxとなるが、剪
断応力τは零となる。またビーム4,6の幅B2
の中間位置8では曲げ応力σは零であるが、剪断
応力τは最大τnaxとなる。したがつて、中間位置
8において、Z軸に対してたとえば45度の方向に
歪ゲージを貼付けることにより、分力Fyを剪断
応力τとして検出することができる。
分力Fxに対しては、分力Fyの場合のビーム
4,6が、ビーム3,5に代るだけで、全く同じ
考え方が成立する。
4,6が、ビーム3,5に代るだけで、全く同じ
考え方が成立する。
次に、第4図aに示すように、フランジ1に回
転モーメントMxが作用した場合は、ビーム3〜
6には第4図bに示すような曲げ応力σが生じ
る。すなわち、回転モーメントMxに対しては、
ビーム3,5のY軸方向の外端面10,11に最
大の曲げ応力σnaxが生じる。したがつて、ビーム
3,5の外端面10,11に歪ゲージを貼付ける
ことにより、回転モーメントMxを曲げ応力σと
して検出することができる。
転モーメントMxが作用した場合は、ビーム3〜
6には第4図bに示すような曲げ応力σが生じ
る。すなわち、回転モーメントMxに対しては、
ビーム3,5のY軸方向の外端面10,11に最
大の曲げ応力σnaxが生じる。したがつて、ビーム
3,5の外端面10,11に歪ゲージを貼付ける
ことにより、回転モーメントMxを曲げ応力σと
して検出することができる。
回転モーメントMyに対しては、回転モーメン
トMxの場合のビーム3,5がビーム4,6に代
るだけで、全く同じ考え方が成立する。
トMxの場合のビーム3,5がビーム4,6に代
るだけで、全く同じ考え方が成立する。
また、回転モーメントMzが作用した時は、各
ビーム3〜6に剪断応力が生じる。説明を簡単に
するため、 B1=B2=B H1=H2=H L1=L2=L T1=T2=T とすると、この場合の剪断力FMZは、 FMZ=MZ/2L となり、各々のビーム3〜6については、分力
Fx,Fyと同様に剪断力が生じる。ただし、分力
Fx,Fyの場合、ビーム3とビーム5、ビーム4
とビーム6の剪断応力の方向が同じであるのに対
し、回転モーメントMzの場合、ビーム3とビー
ム5、ビーム4とビーム6の剪断応力の方向が逆
になるから、回転モーメントMzを分力Fx,Fy
から分離して、剪断力として検出することができ
る。
ビーム3〜6に剪断応力が生じる。説明を簡単に
するため、 B1=B2=B H1=H2=H L1=L2=L T1=T2=T とすると、この場合の剪断力FMZは、 FMZ=MZ/2L となり、各々のビーム3〜6については、分力
Fx,Fyと同様に剪断力が生じる。ただし、分力
Fx,Fyの場合、ビーム3とビーム5、ビーム4
とビーム6の剪断応力の方向が同じであるのに対
し、回転モーメントMzの場合、ビーム3とビー
ム5、ビーム4とビーム6の剪断応力の方向が逆
になるから、回転モーメントMzを分力Fx,Fy
から分離して、剪断力として検出することができ
る。
更に、分力Fzが作用した時は、4本のビーム
3〜6に共に同じ応力が生じる。したがつて、分
力Fzに関しても、他の分力Fx,Fy,Mx,My,
Mzから分離して検出することができる。
3〜6に共に同じ応力が生じる。したがつて、分
力Fzに関しても、他の分力Fx,Fy,Mx,My,
Mzから分離して検出することができる。
以上の応力分布の説明から、6分力Fx,Fy,
Fz,Mx,My,Mzの検出が可能であることがわ
かつた。次に上述の応力分布に対する歪ゲージの
貼着方法およびこの歪ゲージにより各分力の相互
干渉をなくすブリツジ回路の具体例について説明
する。
Fz,Mx,My,Mzの検出が可能であることがわ
かつた。次に上述の応力分布に対する歪ゲージの
貼着方法およびこの歪ゲージにより各分力の相互
干渉をなくすブリツジ回路の具体例について説明
する。
第5図a,bは、歪ゲージの貼着方向及び位置
を示す図である。第5図aの矢印イ〜ホは歪ゲー
ジの感ずる方向を示している。まず、ビーム6に
注目すると、分力Fx,Fyに対する剪断応力が最
大となる外面側の中央部および内面側の中央部
に、歪ゲージ6−イ,6−ロ,6−ハおよび歪ゲ
ージ6−チ,6−リ,6−ヌをそれぞれ貼着す
る。歪ゲージ6−イと6−チはZ軸に直交する方
向(Y軸方向)に、歪ゲージ6−ロと6−リはZ
軸に対して45度となる同一方向に、また歪ゲージ
6−ハと6−チは歪ゲージ6−ロ,6−リに対し
て直交しZ軸に対して45度の角度で交叉するよう
に貼着する。
を示す図である。第5図aの矢印イ〜ホは歪ゲー
ジの感ずる方向を示している。まず、ビーム6に
注目すると、分力Fx,Fyに対する剪断応力が最
大となる外面側の中央部および内面側の中央部
に、歪ゲージ6−イ,6−ロ,6−ハおよび歪ゲ
ージ6−チ,6−リ,6−ヌをそれぞれ貼着す
る。歪ゲージ6−イと6−チはZ軸に直交する方
向(Y軸方向)に、歪ゲージ6−ロと6−リはZ
軸に対して45度となる同一方向に、また歪ゲージ
6−ハと6−チは歪ゲージ6−ロ,6−リに対し
て直交しZ軸に対して45度の角度で交叉するよう
に貼着する。
更に、ビーム6の外面側および内面側の両端部
即ち曲げ応力が最大となる部分には、歪ゲージ6
−ニ,6−ホおよび6−ル,6−オをそれぞれ貼
着し、またビーム6の幅方向の両端面には、歪ゲ
ージ6−ヘ,6−トをそれぞれ貼着する。
即ち曲げ応力が最大となる部分には、歪ゲージ6
−ニ,6−ホおよび6−ル,6−オをそれぞれ貼
着し、またビーム6の幅方向の両端面には、歪ゲ
ージ6−ヘ,6−トをそれぞれ貼着する。
他のビーム3〜5に対しても、Z軸まわりで考
えて、同一方向に同一の順序で同一数の歪ゲージ
を貼着する。以下の説明では、各ビーム3〜5に
おける歪ゲージに関しても、ビーム6の場合と同
様に、ビームの符号3,4,5にイ〜オの符号を
付して表示する。なお、歪ゲージイ,ロ,ハ、
チ,リ,ヌは3軸ロゼツトゲージで構成すること
を基本とするが、4軸ロゼツトゲージを用いて構
成することもできる。4軸ロゼツトゲージを用い
た場合には、その内の一つのゲージを歪ゲージヘ
またはトとして利用できるので、歪ゲージヘ,ト
をビーム3〜6の幅方向の両端面に貼着する必要
がなくなる。なお、4軸ロゼツトゲージとは、4
つの歪ゲージを同一平面上で45度の角度で順次交
叉させて構成したゲージである。
えて、同一方向に同一の順序で同一数の歪ゲージ
を貼着する。以下の説明では、各ビーム3〜5に
おける歪ゲージに関しても、ビーム6の場合と同
様に、ビームの符号3,4,5にイ〜オの符号を
付して表示する。なお、歪ゲージイ,ロ,ハ、
チ,リ,ヌは3軸ロゼツトゲージで構成すること
を基本とするが、4軸ロゼツトゲージを用いて構
成することもできる。4軸ロゼツトゲージを用い
た場合には、その内の一つのゲージを歪ゲージヘ
またはトとして利用できるので、歪ゲージヘ,ト
をビーム3〜6の幅方向の両端面に貼着する必要
がなくなる。なお、4軸ロゼツトゲージとは、4
つの歪ゲージを同一平面上で45度の角度で順次交
叉させて構成したゲージである。
第6図a〜fは、上述のようにして各ビーム3
〜6に貼着された歪ゲージによつて構成された分
力Fx,Fy,Mx,My,Fz,Mzの各検出力ブリ
ツジ回路をそれぞれ示している。まず、分力Fx
の検出回路は、歪ゲージ3−ロの対辺に歪ゲージ
5−ハを、また歪ゲージ3−ヌの対辺に歪ゲージ
5−リを設けた回路構成となつている。今、測定
側のフランジ1に第5図bに示す方向の分力Fx
が作用した場合、その時の剪断応力に応じて、歪
ゲージ3−ロ,5−ハに正の抵抗変化が生じ、歪
ゲージ3−ヌ,5−リに負の抵抗変化が生じる。
このため、ブリツジ回路の電気的平衡が崩れて不
平衡となるので、出力信号が得られる。すなわ
ち、分力Fxが検出される。
〜6に貼着された歪ゲージによつて構成された分
力Fx,Fy,Mx,My,Fz,Mzの各検出力ブリ
ツジ回路をそれぞれ示している。まず、分力Fx
の検出回路は、歪ゲージ3−ロの対辺に歪ゲージ
5−ハを、また歪ゲージ3−ヌの対辺に歪ゲージ
5−リを設けた回路構成となつている。今、測定
側のフランジ1に第5図bに示す方向の分力Fx
が作用した場合、その時の剪断応力に応じて、歪
ゲージ3−ロ,5−ハに正の抵抗変化が生じ、歪
ゲージ3−ヌ,5−リに負の抵抗変化が生じる。
このため、ブリツジ回路の電気的平衡が崩れて不
平衡となるので、出力信号が得られる。すなわ
ち、分力Fxが検出される。
次に、他の分力Fy,Fz,Mx,My,Mzの相
互干渉が上記のブリツジ回路によつて解消される
理由について説明する。
互干渉が上記のブリツジ回路によつて解消される
理由について説明する。
まず、分力Fyが作用した場合、歪ゲージ3−
ロ,3−ヌ,5−リ,5−ハが分力Fyに対して
感応しない位置にあるので、ブリツジ回路の平衡
が保たれ、出力は生じない。また、第5図aに示
す方向の分力Fzに対しては、歪ゲージ3−ロ,
3−ヌ,5−リ,5−ハの全てが正の等しい抵抗
変化を示すので、やはりブリツジ回路の平衡が保
たれ、出力は生じない。
ロ,3−ヌ,5−リ,5−ハが分力Fyに対して
感応しない位置にあるので、ブリツジ回路の平衡
が保たれ、出力は生じない。また、第5図aに示
す方向の分力Fzに対しては、歪ゲージ3−ロ,
3−ヌ,5−リ,5−ハの全てが正の等しい抵抗
変化を示すので、やはりブリツジ回路の平衡が保
たれ、出力は生じない。
回転モーメントMxが作用した場合には、歪ゲ
ージ3−ロが正の抵抗変化を示すのに対し、歪ゲ
ージ5−ハがこれと絶対値のほぼ等しい負の抵抗
変化を示す。また、歪ゲージ3−ヌが正の抵抗変
化を示すのに対し、歪ゲージ5−リがこれと絶対
値のほぼ等しい負の抵抗変化を示す。このため、
ブリツジ回路全体の電気的平衡が保たれ、出力は
生じない。
ージ3−ロが正の抵抗変化を示すのに対し、歪ゲ
ージ5−ハがこれと絶対値のほぼ等しい負の抵抗
変化を示す。また、歪ゲージ3−ヌが正の抵抗変
化を示すのに対し、歪ゲージ5−リがこれと絶対
値のほぼ等しい負の抵抗変化を示す。このため、
ブリツジ回路全体の電気的平衡が保たれ、出力は
生じない。
分力Myが作用したときは、歪ゲージ3−ロ,
3−ヌ,5−リ,5−ハの貼着位置が分力Myに
対して中立位置となるので、歪ゲージ3−ロ,3
−ヌ,5−リ,5−ハの抵抗変化がなく、ブリツ
ジ回路の平衡が保たれ、出力は生じない。
3−ヌ,5−リ,5−ハの貼着位置が分力Myに
対して中立位置となるので、歪ゲージ3−ロ,3
−ヌ,5−リ,5−ハの抵抗変化がなく、ブリツ
ジ回路の平衡が保たれ、出力は生じない。
最後に、分力Mzが作用したときは、歪ゲージ
3−ロ,5−リが負の抵抗変化を示すのに対し、
歪ゲージ3−ヌ,5−ハが正の抵抗変化を示すの
で、抵抗の増減が互に打消し合い、ブリツジ回路
の平衡が保たれ、出力は生じない。
3−ロ,5−リが負の抵抗変化を示すのに対し、
歪ゲージ3−ヌ,5−ハが正の抵抗変化を示すの
で、抵抗の増減が互に打消し合い、ブリツジ回路
の平衡が保たれ、出力は生じない。
第6図b〜fの各ブリツジ回路についても、各
検出対象の分力Fy,Mx,My,Fz,Mzを他の
分力による干渉から分離して検出できることを、
同様の手法により解明することができる。なお、
第6図fの抵抗r1,R1は回転モーメントMx,
Myによる干渉をなくすための補償抵抗である。
検出対象の分力Fy,Mx,My,Fz,Mzを他の
分力による干渉から分離して検出できることを、
同様の手法により解明することができる。なお、
第6図fの抵抗r1,R1は回転モーメントMx,
Myによる干渉をなくすための補償抵抗である。
第7図a,bは、第6図a〜fに示したブリツ
ジ回路において、各分力が作用した場合の歪ゲー
ジの抵抗変化と出力の関係を示す図である。図中
歪ゲージの抵抗の増加は(+)で表示し、減少は
(−)で表示してある。(+)、(−)の下方に付し
たアルフアベツトA〜Jは抵抗変化量を示すもの
で、同一アルフアベツトはほぼ同一の変化量を表
わしている。ただし、A>B、C>D、E>F、
G>HおよびI>Jの関係にある。
ジ回路において、各分力が作用した場合の歪ゲー
ジの抵抗変化と出力の関係を示す図である。図中
歪ゲージの抵抗の増加は(+)で表示し、減少は
(−)で表示してある。(+)、(−)の下方に付し
たアルフアベツトA〜Jは抵抗変化量を示すもの
で、同一アルフアベツトはほぼ同一の変化量を表
わしている。ただし、A>B、C>D、E>F、
G>HおよびI>Jの関係にある。
第7図a,bに示すように、第6図a〜fに示
すブリツジ回路を構成することにより、各検出対
象の分力Fx,Fy,Mx,My,Fz,Mzを分力相
互間の干渉を生じることなく、高精度で検出でき
ることがわかる。
すブリツジ回路を構成することにより、各検出対
象の分力Fx,Fy,Mx,My,Fz,Mzを分力相
互間の干渉を生じることなく、高精度で検出でき
ることがわかる。
また、分力Fx,Fyおよび回転モーメントMz
は、第8図a,b,cに示すようなブリツジ回路
によつても検出することができる。第8図a,b
の抵抗(r2,R2)、(r3,R3)は、回転モーメント
Mx,Myによる干渉を零にするための補償抵抗
である。
は、第8図a,b,cに示すようなブリツジ回路
によつても検出することができる。第8図a,b
の抵抗(r2,R2)、(r3,R3)は、回転モーメント
Mx,Myによる干渉を零にするための補償抵抗
である。
上記実施例では、6分力検出器を示したが、6
分力中のいくつかの分力を集めた多分力検出器と
しても実現することができる。また、歪ゲージの
組合せ配列を変えたり、ポアソン比の歪出力を生
じる歪ゲージ3−イ〜6−イの代りに、歪の出な
い部分に貼付けられた歪ゲージをダミーとして用
いることも自由である。更に、歪ゲージの貼着位
置は必ずしも実施例に限定するものではなく、剪
断応力、曲げ応力に感応し得る位置であればよ
い。
分力中のいくつかの分力を集めた多分力検出器と
しても実現することができる。また、歪ゲージの
組合せ配列を変えたり、ポアソン比の歪出力を生
じる歪ゲージ3−イ〜6−イの代りに、歪の出な
い部分に貼付けられた歪ゲージをダミーとして用
いることも自由である。更に、歪ゲージの貼着位
置は必ずしも実施例に限定するものではなく、剪
断応力、曲げ応力に感応し得る位置であればよ
い。
以上の説明では、歪ゲージの枚数が非常に多く
無駄であるように見える。しかし、分力Fzの力
が作用した時、フランジ1,2が第9図の如く変
形すると、それに伴つてビーム3,5も図のよう
に変形する。ビーム4,6も同様である。外側の
ゲージをA、その歪をξA、内側のゲージをB、そ
の歪をξBとすると、分力Fzによる歪ξzは ξz=ξA+ξB/2 となる。従つて、分力Fx〜Mzの各ブリツジは分
力Fzによる曲げの影響を受けないように、ビー
ム3〜6の外側及び内側に貼着した歪ゲージを組
合わせて、出力が平均化されるように組込む必要
がある。これが、歪ゲージの枚数を多くしている
理由であり、これにより、分力Fzによるフラン
ジ1,2の曲げが大きい場合でも分力Fx〜Mzを
精度良く検出することが可能となる。分力Fzに
よるフランジ1,2の曲げの影響が少ない場合
は、歪ゲージはビーム3〜6の外側または内側の
いずれか一方に設けるだけで良く、歪ゲージの枚
数を大幅に減少することができる。なお、計測す
る分力の数が少ない場合も、歪ゲージの枚数を少
くし得ることは勿論である。
無駄であるように見える。しかし、分力Fzの力
が作用した時、フランジ1,2が第9図の如く変
形すると、それに伴つてビーム3,5も図のよう
に変形する。ビーム4,6も同様である。外側の
ゲージをA、その歪をξA、内側のゲージをB、そ
の歪をξBとすると、分力Fzによる歪ξzは ξz=ξA+ξB/2 となる。従つて、分力Fx〜Mzの各ブリツジは分
力Fzによる曲げの影響を受けないように、ビー
ム3〜6の外側及び内側に貼着した歪ゲージを組
合わせて、出力が平均化されるように組込む必要
がある。これが、歪ゲージの枚数を多くしている
理由であり、これにより、分力Fzによるフラン
ジ1,2の曲げが大きい場合でも分力Fx〜Mzを
精度良く検出することが可能となる。分力Fzに
よるフランジ1,2の曲げの影響が少ない場合
は、歪ゲージはビーム3〜6の外側または内側の
いずれか一方に設けるだけで良く、歪ゲージの枚
数を大幅に減少することができる。なお、計測す
る分力の数が少ない場合も、歪ゲージの枚数を少
くし得ることは勿論である。
以上述べたように、本発明に係る多分力検出器
は、間隔をおいて対向する測定側フランジと固定
側フランジとをビームによつて接続固定し、前記
2つのフランジの配設方向をZ軸とするX、Y、
Zの3軸直交座標系を仮想したとき、各軸方向の
分力Fx,Fy,Fz及び各軸まわりの回転モーメン
トMx,My,Mzの全部または一部を、前記ビー
ムに貼着した歪ゲージを用いたブリツジ回路によ
つて互いに独立して検出する多分力検出器におい
て、前記ビームは前記測定側フランジ及び前記固
定側フランジ上のZ軸のまわりのX軸及びY軸上
に各軸に対称に4本以上配置し、X軸上に配置さ
れた2本の主要ビームはX軸方向で見た厚みがY
軸方向で見た幅よりも小さい断面四角形状の歪ゲ
ージ貼着部を有し、Y軸上に配置された2本の主
要ビームはY軸方向で見た厚みがX軸方向で見た
幅よりも小さい断面四角形状の歪ゲージ貼着部を
有し、分力Fxを検出するブリツジ回路はY軸上
に配置された2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼
着部において剪断応力に感応するように厚み方向
の面に貼着された歪ゲージを含んで構成し、分力
Fyを検出するブリツジ回路はX軸上に配置され
た2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着部におい
て剪断応力に感応するように厚み方向の面に貼着
された歪ゲージを含んで構成し、分力Fzを検出
するブリツジ回路は4本の主要ビームのそれぞれ
の歪ゲージ貼着部において直応力に感応するよう
に貼着された歪ゲージの組合せを含んで構成し、
回転モーメントMxを検出するブリツジ回路はY
軸上に配置された2本の主要ビームの前記歪ゲー
ジ貼着部において直応力に感応するように貼着さ
れた歪ゲージを含んで構成し、回転モーメント
Myを検出するブリツジ回路はX軸上に配置され
た2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着部におい
て直応力に感応するように貼着された歪ゲージを
含んで構成し、回転モーメントMzは4本の主要
ビームの前記歪ゲージ貼着部において剪断応力に
感応するように厚み方向の面に貼着された歪ゲー
ジの組合せを含んで構成したことを特徴とするか
ら、たとえば断面矩形状等の加工の容易なビーム
を用いて、分力相互間の干渉をブリツジ回路によ
つて打消しながら、最大6分力まで検出し得る高
性能かつ高精度の多分力検出器を提供することが
できる。
は、間隔をおいて対向する測定側フランジと固定
側フランジとをビームによつて接続固定し、前記
2つのフランジの配設方向をZ軸とするX、Y、
Zの3軸直交座標系を仮想したとき、各軸方向の
分力Fx,Fy,Fz及び各軸まわりの回転モーメン
トMx,My,Mzの全部または一部を、前記ビー
ムに貼着した歪ゲージを用いたブリツジ回路によ
つて互いに独立して検出する多分力検出器におい
て、前記ビームは前記測定側フランジ及び前記固
定側フランジ上のZ軸のまわりのX軸及びY軸上
に各軸に対称に4本以上配置し、X軸上に配置さ
れた2本の主要ビームはX軸方向で見た厚みがY
軸方向で見た幅よりも小さい断面四角形状の歪ゲ
ージ貼着部を有し、Y軸上に配置された2本の主
要ビームはY軸方向で見た厚みがX軸方向で見た
幅よりも小さい断面四角形状の歪ゲージ貼着部を
有し、分力Fxを検出するブリツジ回路はY軸上
に配置された2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼
着部において剪断応力に感応するように厚み方向
の面に貼着された歪ゲージを含んで構成し、分力
Fyを検出するブリツジ回路はX軸上に配置され
た2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着部におい
て剪断応力に感応するように厚み方向の面に貼着
された歪ゲージを含んで構成し、分力Fzを検出
するブリツジ回路は4本の主要ビームのそれぞれ
の歪ゲージ貼着部において直応力に感応するよう
に貼着された歪ゲージの組合せを含んで構成し、
回転モーメントMxを検出するブリツジ回路はY
軸上に配置された2本の主要ビームの前記歪ゲー
ジ貼着部において直応力に感応するように貼着さ
れた歪ゲージを含んで構成し、回転モーメント
Myを検出するブリツジ回路はX軸上に配置され
た2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着部におい
て直応力に感応するように貼着された歪ゲージを
含んで構成し、回転モーメントMzは4本の主要
ビームの前記歪ゲージ貼着部において剪断応力に
感応するように厚み方向の面に貼着された歪ゲー
ジの組合せを含んで構成したことを特徴とするか
ら、たとえば断面矩形状等の加工の容易なビーム
を用いて、分力相互間の干渉をブリツジ回路によ
つて打消しながら、最大6分力まで検出し得る高
性能かつ高精度の多分力検出器を提供することが
できる。
第1図aは本発明に係る多分力検出器の正面図
第1図bは第1図aのC1−C1線上における断面
図、第2図a,bは分力Fyに対するビームの変
形状態を示す図、第3図a,b,cは分力Fyに
対するビームの応力分布を説明する図、第4図
a,bは回転モーメントMxに対するビームの応
力分布を説明する図、第5図a,bは歪ゲージの
貼着位置、方向を示す図、第6図a〜fは分力
Fx,Fy,Mx,My,Fz,Mzを検出するための
各ブリツジ回路、第7図a,bは第6図a〜fに
示した各ブリツジ回路において、各分力が作用し
たときの歪ゲージの抵抗変化と出力の関係を示す
図、第8図a,b,cは分力Fx,Fyおよび回転
モーメントMzを検出するためのブリツジ回路の
他の実施例における各電気回路図、第9図はフラ
ンジ1,2に分力Fzが作用した場合のビーム3
〜6の変形を示す図である。 1……測定側のフランジ、2……固定側のフラ
ンジ、3〜6……ビーム、イ〜オ……歪ゲージ。
第1図bは第1図aのC1−C1線上における断面
図、第2図a,bは分力Fyに対するビームの変
形状態を示す図、第3図a,b,cは分力Fyに
対するビームの応力分布を説明する図、第4図
a,bは回転モーメントMxに対するビームの応
力分布を説明する図、第5図a,bは歪ゲージの
貼着位置、方向を示す図、第6図a〜fは分力
Fx,Fy,Mx,My,Fz,Mzを検出するための
各ブリツジ回路、第7図a,bは第6図a〜fに
示した各ブリツジ回路において、各分力が作用し
たときの歪ゲージの抵抗変化と出力の関係を示す
図、第8図a,b,cは分力Fx,Fyおよび回転
モーメントMzを検出するためのブリツジ回路の
他の実施例における各電気回路図、第9図はフラ
ンジ1,2に分力Fzが作用した場合のビーム3
〜6の変形を示す図である。 1……測定側のフランジ、2……固定側のフラ
ンジ、3〜6……ビーム、イ〜オ……歪ゲージ。
Claims (1)
- 1 間隔をおいて対向する測定側フランジと固定
側フランジとをビームによつて接続固定し、前記
2つのフランジの配設方向をZ軸とするX、Y、
Zの3軸直交座標系を仮想したとき、各軸方向の
分力Fx,Fy,Fz及び各軸まわりの回転モーメン
トMx,My,Mzの全部または一部を、前記ビー
ムに貼着した歪ゲージを用いたブリツジ回路によ
つて互いに独立して検出する多分力検出器におい
て、前記ビームは前記測定側フランジ及び前記固
定側フランジ上のZ軸のまわりのX軸及びY軸上
に各軸に対称に4本以上配置し、X軸上に配置さ
れた2本の主要ビームはX軸方向で見た厚みがY
軸方向で見た幅よりも小さい断面四角形状の歪ゲ
ージ貼着部を有し、Y軸上に配置された2本の主
要ビームはY軸方向で見た厚みがX軸方向で見た
幅よりも小さい断面四角形状の歪ゲージ貼着部を
有し、分力Fxを検出するブリツジ回路はY軸上
に配置された2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼
着部において剪断応力に感応するように厚み方向
の面に貼着された歪ゲージを含んで構成し、分力
Fyを検出するブリツジ回路はX軸上に配置され
た2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着部におい
て剪断応力に感応するように厚み方向の面に貼着
された歪ゲージを含んで構成し、分力Fzを検出
するブリツジ回路は4本の主要ビームのそれぞれ
の歪ゲージ貼着部において直応力に感応するよう
に貼着された歪ゲージの組合せを含んで構成し、
回転モーメントMxを検出するブリツジ回路はY
軸上に配置された2本の主要ビームの前記歪ゲー
ジ貼着部において直応力に感応するように貼着さ
れた歪ゲージを含んで構成し、回転モーメント
Myを検出するブリツジ回路はX軸上に配置され
た2本の主要ビームの前記歪ゲージ貼着部におい
て直応力に感応するように貼着された歪ゲージを
含んで構成し、回転モーメントMzは4本の主要
ビームの前記歪ゲージ貼着部において剪断応力に
感応するように厚み方向の面に貼着された歪ゲー
ジの組合せを含んで構成したことを特徴とする多
分力検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56004012A JPS57118132A (en) | 1981-01-13 | 1981-01-13 | Detector for multiple components of force |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56004012A JPS57118132A (en) | 1981-01-13 | 1981-01-13 | Detector for multiple components of force |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57118132A JPS57118132A (en) | 1982-07-22 |
JPS6333647B2 true JPS6333647B2 (ja) | 1988-07-06 |
Family
ID=11573051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56004012A Granted JPS57118132A (en) | 1981-01-13 | 1981-01-13 | Detector for multiple components of force |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57118132A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004097360A1 (ja) * | 2003-04-28 | 2004-11-11 | Wacoh Corporation | 力検出装置 |
JP2009271083A (ja) * | 2009-08-17 | 2009-11-19 | Wacoh Corp | 力検出装置 |
DE102010004576B4 (de) * | 2009-05-22 | 2020-06-10 | Mitsubishi Electric Corp. | Fahrzeugsteuervorrichtung |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60221288A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-05 | 株式会社 富士電機総合研究所 | 圧覚認識制御装置 |
JPH03128833U (ja) * | 1990-04-09 | 1991-12-25 | ||
JP2690626B2 (ja) * | 1991-03-15 | 1997-12-10 | 東島 鎮▼かく▲ | 多分力検出器 |
DE4311903A1 (de) * | 1993-04-10 | 1994-10-13 | Audi Ag | Meßrad |
JP2007040774A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Ono Sokki Co Ltd | トルク計 |
JP4933838B2 (ja) * | 2006-05-25 | 2012-05-16 | 株式会社共和電業 | センタホール型荷重変換器 |
CN102589765B (zh) * | 2012-03-19 | 2014-07-23 | 南宁宇立汽车安全技术研发有限公司 | 多维力传感器 |
-
1981
- 1981-01-13 JP JP56004012A patent/JPS57118132A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004097360A1 (ja) * | 2003-04-28 | 2004-11-11 | Wacoh Corporation | 力検出装置 |
DE102010004576B4 (de) * | 2009-05-22 | 2020-06-10 | Mitsubishi Electric Corp. | Fahrzeugsteuervorrichtung |
JP2009271083A (ja) * | 2009-08-17 | 2009-11-19 | Wacoh Corp | 力検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57118132A (en) | 1982-07-22 |
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