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JPS6331165B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6331165B2
JPS6331165B2 JP58176505A JP17650583A JPS6331165B2 JP S6331165 B2 JPS6331165 B2 JP S6331165B2 JP 58176505 A JP58176505 A JP 58176505A JP 17650583 A JP17650583 A JP 17650583A JP S6331165 B2 JPS6331165 B2 JP S6331165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fatty acid
oil
sour cream
acid esters
oils
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58176505A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS6070032A (en
Inventor
Masaru Shibuki
Masami Kajiura
Hiroshi Kihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAUSU SHOKUHIN KOGYO KK
NIPPON YUSHI KK
Original Assignee
HAUSU SHOKUHIN KOGYO KK
NIPPON YUSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAUSU SHOKUHIN KOGYO KK, NIPPON YUSHI KK filed Critical HAUSU SHOKUHIN KOGYO KK
Priority to JP58176505A priority Critical patent/JPS6070032A/en
Publication of JPS6070032A publication Critical patent/JPS6070032A/en
Publication of JPS6331165B2 publication Critical patent/JPS6331165B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Dairy Products (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は、油脂、乳固形物、乳化剤を急冷〓和
して得られる配合物を懸濁した流動状の新しいサ
ワークリームペーストおよびその製造方法に関す
るものである。 個々の食品素材を新しい形に組み合わせて構成
したフアブリケーテツドフーズ(Fabricated
foods)の代表的なものとして、スナツク、乳製
品代替品、ソフトドリンクス、サラダドレツシン
グ、ダイエツトフーズ等がある。特に、乳製品タ
イプのよく知られている例として、マーガリン、
イミテーシヨンアイスクリーム、ホイツプドトツ
ピング、サワークリームなどがある。 ヨーロツパを中心とした乳利用文化圏における
バターやクリームは、すべて、あるいはほとんど
が醗酵バター、サワークリーム(醗酵クリーム)
であり、日本でバター、クリームと称されている
ものと風味の点で異なつている。 最近、日本でもヨーグルトやナチユラルチーズ
の一般大衆化がすすむにつれ、また海外旅行者が
多くなつたこともあつて、バターやクリームに対
しても醗酵させたものが求められるようになり、
料理の面からもそれを要求するようになつてい
る。 また、最近になつて保存性を高める目的で活性
水分を細菌が生育できなくなるまで低下させた新
しい中間水分食品(通常活性水分が0.6〜0.9程度
の範囲)も開発されるようになつてきた。すなわ
ち、多くの微生物は活生水分が0.995〜0.980の範
囲で最も良く生育するが、活性水分がこれ以下に
なると増殖速度が低下して誘導期間が長くなり、
さらに低い活性水分においては誘導期が無限大に
近づき増殖しなくなる。 しかし、サワークリームタイプの乳製品におい
て、流動性、乳化性および風味が良好な製品はい
まだ開発されていない。 本発明者らは、風味および保存・乳化安定性の
良好な乳製品代替品の開発について鋭意研究を重
ねた結果、新しいタイプのサワークリームペース
トを完成するに至つた。 本発明の第1の発明は、油脂、醗酵乳パウダー
を含む乳固形物、およびグリセリン脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、大豆
レシチン、ソルビタン脂肪酸エステルから選ばれ
る2種以上の乳化剤の配合物を急冷〓和してな
る、活性水分が0.8以下であるサワークリームペ
ーストを提供するものであり、第2の発明は油脂
を加熱溶融し、上記に特定した乳化剤を添加して
完全に溶解し、さらに上記に特定した乳固形物を
添加して分散させ、ついで急冷〓和した後、貯槽
中で静かに撹拌することを特徴とする活性水分が
0.8以下であるサワークリームペーストの製造方
法を提供するものである。 ここで本発明に用いる油脂とは、動物、植物ま
たは微性物を原料とする油脂、たとえば魚油、豚
脂、牛脂、チキンフアツト、大豆油、綿実油、サ
フラワー油、米油、コーン油、やし油、パーム
油、落花生油、ナタネ油およびこれらの硬化油、
エステル交換油、または合成油などであつて、こ
れらは単独で、または適宜組み合わせて用いるこ
とができる。特に、大豆油、ナタネ油、コメ油な
どの液体油と高融点油脂フレークおよび/または
天然ロウとの混合油脂が好ましい。高融点油脂フ
レークの例としてはナタネ極度硬化油や牛脂極度
硬化油などがあり、天然ロウの例としてはライス
ワツクスやミツロウなどがある。これらの油脂を
用いたサワークリームペーストは、室温では十分
な流動性を保つており、長期間安定で相分離や乳
固形物の分離などを起さない。 また、本発明に用いる乳固形物とは、動物、植
物または微生物を原料とする蛋白質で、たとえ
ば、カゼイン、脱脂粉乳、全脂粉乳、醗酵乳パウ
ダー、ヨーグルトパウダー、魚肉蛋白質、カゼイ
ンを含む粉末油脂、大豆蛋白質、グルテン、石油
蛋白質、クロレラ、スピルリナなどであつて、こ
れらを醗酵乳パウダーを含むように適宜組合せて
用いる。特に、全脂粉乳、醗酵乳パウダーおよび
カゼインを含む粉末油脂を組み合わせて得られる
サワークリームペーストは、外観、嗜好性、栄養
価などに優れており、フアブリケーテツドフーズ
として消費者に受け入れられやすい特徴を持つて
いる。 さらに、本発明に用いる乳化剤とは、グリセリ
ン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸
エステル、大豆レシチン、ソルビタン脂肪酸エス
テルから選ばれる2種以上を適宜組合せて用いる
ことができる。特に、グリセリン脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、大豆
レシチンを組み合わせて製造したサワークリーム
ペーストは、長期間安定で相分離や乳固形物の分
離などを起こさない。 本発明における油脂、乳固形物および乳化剤の
好ましい配合例を示すと、油脂45〜79.5重量%、
乳固形物20〜50重量%、および乳化剤0.5〜5重
量%をあげることができる。油脂、乳固形物およ
び乳化剤を上記のような特定の範囲に配合するこ
とにおいて特に、室温では十分な流動性またはペ
ースト性を良好に保つており、長期間安定で相分
離や乳固形物の分離などを起さず、外観、嗜好
性、栄養価などの優れているサワークリームペー
ストを製造できる。 本発明のサワークリームペーストには、油脂、
乳固形物および乳化剤のほかに、必要に応じて調
味物質、たとえば食塩、糖類、有機酸、香辛料、
フレーバーなどを乳化安定性を損わない範囲で添
加することができる。 本発明のサワークリームペーストを製造するに
当つては、例えばまず、油脂を60〜90℃で加熱溶
融し、乳化剤を添加して完全に溶解し、さらに、
乳固形物を添加して分離させた後、急冷〓和して
品温20℃±4℃のサワークリームペーストを製造
する。ここで、急冷〓和しないものは乳化状態が
悪く乳固形物が分離してくる。 このようにして得たサワークリームペーストを
貯槽中において静かに撹拌すると、乳化安定性が
一層改善され、室温で十分な流動性を保つてお
り、長期間安定で相分離や乳固形物の分離などを
防止することができる。 本発明のサワークリームペーストは、以下の特
長を有している。 (1) 油脂、乳固形物および乳化剤から構成されて
おり、水を全くまたはごく少量しか添加してい
ないので、活性水分が0.8以下に保持されてお
り、細菌、カビ等の微生物の増殖が阻止され長
期間保存できる。 (2) サワークリームペーストは、室温では十分に
流動性またはペースト性を保つており、長期間
安定で相分離や乳固形物の分離などを起さな
い。 (3) サワークリームペーストの構成成分が油脂、
乳固形物および乳化剤であるので安全で、嗜好
性、栄養価などが優れている。 (4) サワークリームペーストは流動状またはペー
スト状であり、水に容易に乳化分散するので、
簡単にハンドリングや充填ができる。 以上の特長を有する本発明のサワークリームペ
ーストは、食品素材として優れており、消費者の
使用目的に応じて、そのままで、または水、果
汁、牛乳などに溶いたり、さらに他の食品に添加
して使用することができる。 以下に実施例および比較例をあげて本発明をさ
らに詳細に説明する。これらにおいて部は、重量
部である。 実施例 1 ナタネ油63.5部、ナタネ極度硬化油20部、ライ
スワツクス(野田ワツクス社・商品名ライスワツ
クスF−1)0.07部を80℃で加熱溶融し、グリセ
リン脂肪酸エステル(理研ビタミン社・商品名エ
マルジーMS)0.5部、プロピレングリコール脂肪
酸エステル(イーストマンコダツク社・マイベロ
ールP−06)0.95部、大豆レシチン(味の素社)
0.31部を添加して完全に溶解し、さらに醗酵乳パ
ウダー(九州乳業社・商品名醗酵乳パウダーN−
30)6.35部、全脂粉乳(明治乳業社)21.55部、
粉末油脂(日本油脂社・商品名Nネオパウダー
WS)6.35部、微細塩(日本精塩社・商品名やき
塩)0.62部、クエン酸(フアイザー社)0.19部、
β−カロチン(目本ロツシユ社)0.0006部を添加
して分散させた後、ボテーターで急冷〓和して品
温20℃のサワークリームペーストを製造した。 このサワークリームペーストは、粘度25000C.
P.のペースト状で、40℃で2カ月間保存した結
果、(1)相分離や乳固形物の分離などを起さず、(2)
活性水分が0.50と低く、微生物の増殖もなく、(3)
サワークリームの良好な風味を有しており、新し
いフアブリケーテツドフーズであることが明らか
になつた。 なお、NネオパウダーWSは油脂成分(パーム
油)75%、カゼインソーダ4%、乳糖10%、デキ
ストリン9.5%、その他グリセリン脂肪酸エステ
ル、ヘキサメタリン酸ソーダを含む粉末油脂であ
る。本発明において、活性水分はシバウラAWメ
ータWA−350((株)芝浦電子製作所)で測定した。 水分活性とは、化学反応や微生物の生育に利用
しうる水についてひとつの指標である。ある食品
あるいは水溶液において同じ温度におけるその食
品の蒸気圧をP、純水の蒸気圧をPoとするとき、
水分活性AwはAw=P/Poで表わされる。 また、ある食品を容器に密封した場合、その容
器の空間の示す平衝相対湿度がその食品の活性水
分である。ただ相対湿度は99%というふうに表わ
すのに対し、活性水分は小数で0.99というふうに
表わされる。 実施例 2 実施例1で製造したサワークリームペーストを
貯槽中において2時間静かに撹拌して、より一層
流動性の改善されたサワークリームペースト(粘
度4500C.P.)を製造した。 このサワークリームペーストは、流動状で、40
℃で2カ月間保存した結果、(1)相分離や乳固形物
の分離を起さず、(2)流動性を維持し、(3)活性水分
が0.50と低く、微生物の増殖もなく、(4)サワーク
リームの良好な風味を有しており、新しいフアブ
リケーテツドフーズであることが明らかになつ
た。 実施例 3〜11 表−1のように油脂、乳固形物および乳化剤の
種類や配合割合を変えて、実施例1または2の製
造方法に準じて、サワークリームペーストを製造
し、同様に40℃、2カ月間の保存テストを行なつ
た。その結果を表−1に示す。 なお、実施例1で用いた以外の乳化剤のメーカ
ー・商品名は次のとおりである。 ソルビタン脂肪酸エステルは、日本油脂社・商
品名ノニオンOP−80R、シヨ糖脂肪酸エステル
は、第一工業製薬社・商品名DKエステルF−
10、ポリグリセロール脂肪酸エステルは、阪本薬
品工業社・商品名SYグリスターMS−500であ
る。 比較例 1 (製造法) 実施例3と同じ配合割合で、貯槽中で撹拌しな
がら徐冷を行ない、サワークリームペーストを製
造し、同様に保存テストを行なつた。その結果を
表−1に示す。 表−1の結果から明らかなように、急冷〓和ま
たは急冷〓和後貯槽中撹拌を用いて製造した本発
明品はすべて、比較例1に比べて長期間安定で乳
固形物の分離などを起さず、風味も優れているこ
とが認められる。なお、比較例1は、徐冷撹拌を
停止すると、直ちに乳固形物が分離した。 比較例 2 表−1のように乳固形物を含まない配合割合
で、実施例2に準じて比較例2を製造し、同様に
保存テストを行なつた。その結果を表−1に示
す。 表−1の結果から明らかなように、比較例2は
流動状シヨートニングであり、サワークリームの
風味を有しておらず個々の食品素材を新しい形に
組み合わせ構成したフアブリケーテツドフーズで
ないことが認められる。 比較例 3 表−1のように乳化剤を含まない配合割合で、
実施例2に準じて比較例3を製造し、同様の保存
テストを行なつた。その結果を表−1に示す。 表−1の結果から明らかなように、比較例3は
乳化剤を含んでいないので、直ちに乳固形物の分
離などを起すことが認められる。 比較例 4 実施例3と同じ配合割合のものに、さらに水17
部を加えて実施例1と同様にしてマーガリン様ペ
ーストを製造し、同様に保在テストを行なつた。
このものの活性水分は0.98であり、40℃で2カ月
間保存したものは微生物の増殖が著しかつた。
The present invention relates to a new fluid sour cream paste in which a mixture obtained by rapidly cooling and quenching fats and oils, milk solids, and emulsifiers is suspended, and a method for producing the same. Fabricated foods are made by combining individual food ingredients into new shapes.
Typical foods include snacks, dairy substitutes, soft drinks, salad dressings, and diet foods. In particular, well-known examples of dairy types include margarine,
They include imitation ice cream, whipped toppings, and sour cream. All or most of the butter and cream in the milk-using cultures of Europe are fermented butter and sour cream (fermented cream).
It is different from what is called butter and cream in Japan in terms of flavor. Recently, as yogurt and natural cheese have become more popular in Japan, and as the number of overseas travelers has increased, fermented butter and cream have also become sought after.
People are starting to demand this from a cooking perspective as well. In addition, recently, new intermediate moisture foods (usually active moisture in the range of about 0.6 to 0.9) have been developed in which the active moisture content is reduced to the point where bacteria cannot grow, in order to improve shelf life. In other words, many microorganisms grow best when the active moisture is in the range of 0.995 to 0.980, but when the active moisture falls below this, the growth rate decreases and the induction period becomes longer.
At even lower active moisture levels, the lag period approaches infinity and no growth occurs. However, sour cream-type dairy products with good fluidity, emulsifying properties, and flavor have not yet been developed. The inventors of the present invention have conducted extensive research into developing a dairy product substitute with good flavor and storage/emulsion stability, and as a result, have completed a new type of sour cream paste. The first aspect of the present invention is to rapidly cool a mixture of milk solids including fats and oils, fermented milk powder, and two or more emulsifiers selected from glycerin fatty acid ester, propylene glycol fatty acid ester, soybean lecithin, and sorbitan fatty acid ester. The second invention provides a sour cream paste having an active water content of 0.8 or less, which is obtained by heating and melting fats and oils, adding the emulsifier specified above to completely dissolve the fat, and further adding the emulsifier specified above. Active water is produced by adding and dispersing milk solids, which are then rapidly cooled and then gently stirred in a storage tank.
The present invention provides a method for producing a sour cream paste having a concentration of 0.8 or less. Here, the fats and oils used in the present invention refer to fats and oils made from animals, plants, or microorganisms, such as fish oil, lard, beef tallow, chicken fat, soybean oil, cottonseed oil, safflower oil, rice oil, corn oil, and coconut oil. oils, palm oil, peanut oil, rapeseed oil and their hydrogenated oils,
These include transesterified oils and synthetic oils, and these can be used alone or in appropriate combinations. Particularly preferred is a mixture of liquid oil such as soybean oil, rapeseed oil, rice oil, etc., and high melting point fat flakes and/or natural wax. Examples of high melting point oil flakes include extremely hardened rapeseed oil and extremely hardened beef tallow oil, and examples of natural waxes include rice wax and beeswax. Sour cream pastes using these fats and oils maintain sufficient fluidity at room temperature, are stable for long periods of time, and do not cause phase separation or separation of milk solids. The milk solids used in the present invention are proteins made from animals, plants, or microorganisms, such as casein, skim milk powder, whole milk powder, fermented milk powder, yogurt powder, fish protein, and powdered oils and fats containing casein. , soybean protein, gluten, petroleum protein, chlorella, spirulina, etc., and these are used in an appropriate combination so as to contain fermented milk powder. In particular, sour cream paste obtained by combining whole milk powder, fermented milk powder, and powdered oil containing casein has excellent appearance, palatability, and nutritional value, and has characteristics that make it easy to be accepted by consumers as a fabricated food. have. Further, as the emulsifier used in the present invention, two or more selected from glycerin fatty acid ester, propylene glycol fatty acid ester, soybean lecithin, and sorbitan fatty acid ester can be used in an appropriate combination. In particular, sour cream paste produced by combining glycerin fatty acid ester, propylene glycol fatty acid ester, and soybean lecithin is stable for a long period of time and does not cause phase separation or separation of milk solids. Preferred blending examples of fats and oils, milk solids, and emulsifiers in the present invention include 45 to 79.5% by weight of fats and oils,
20-50% by weight of milk solids and 0.5-5% by weight of emulsifier can be mentioned. In particular, when blending fats, oils, milk solids, and emulsifiers in the specific ranges mentioned above, sufficient fluidity or pastiness is maintained at room temperature, and it is stable for a long period of time to prevent phase separation and separation of milk solids. It is possible to produce a sour cream paste that is excellent in appearance, palatability, nutritional value, etc. without causing any problems. The sour cream paste of the present invention contains fats and oils,
In addition to milk solids and emulsifiers, seasoning substances such as salt, sugars, organic acids, spices,
Flavors and the like can be added within a range that does not impair emulsion stability. In producing the sour cream paste of the present invention, for example, first, fats and oils are heated and melted at 60 to 90°C, an emulsifier is added to completely dissolve them, and further,
After adding and separating the milk solids, the mixture is rapidly cooled and combined to produce a sour cream paste with a product temperature of 20°C ± 4°C. If the milk is not rapidly cooled and quenched, the emulsification state will be poor and the milk solids will separate. When the sour cream paste obtained in this way is gently stirred in a storage tank, the emulsion stability is further improved, it maintains sufficient fluidity at room temperature, and is stable for a long period of time, preventing phase separation and separation of milk solids. It can be prevented. The sour cream paste of the present invention has the following features. (1) Composed of fats and oils, milk solids, and emulsifiers, with no or only a small amount of water added, so the active moisture content is maintained at 0.8 or less, inhibiting the growth of microorganisms such as bacteria and mold. and can be stored for a long time. (2) Sour cream paste maintains sufficient fluidity or paste properties at room temperature, is stable for a long period of time, and does not cause phase separation or separation of milk solids. (3) The constituent components of sour cream paste are fats and oils,
Since it is a milk solid and an emulsifier, it is safe and has excellent palatability and nutritional value. (4) Sour cream paste is fluid or paste-like and easily emulsified and dispersed in water.
Easy handling and filling. The sour cream paste of the present invention having the above features is excellent as a food material, and can be used as is, dissolved in water, fruit juice, milk, etc., or added to other foods, depending on the purpose of use by consumers. can be used. EXAMPLES The present invention will be explained in more detail with reference to Examples and Comparative Examples below. In these, parts are parts by weight. Example 1 63.5 parts of rapeseed oil, 20 parts of extremely hardened rapeseed oil, and 0.07 part of rice wax (Noda Wax Co., Ltd., trade name Rice Wax F-1) were heated and melted at 80°C, and glycerin fatty acid ester (Riken Vitamin Co., Ltd., trade name Emulgy MS) was heated and melted. ) 0.5 part, propylene glycol fatty acid ester (Eastman Kodatsu Co., Ltd., Myverol P-06) 0.95 part, soybean lecithin (Ajinomoto Co., Ltd.)
Add 0.31 part of fermented milk powder (Kyushu Dairy Co., Ltd., trade name: Fermented Milk Powder N-) to completely dissolve it.
30) 6.35 parts, whole milk powder (Meiji Dairies) 21.55 parts,
Powdered oil (Nippon Yushisha, product name N Neo Powder)
WS) 6.35 parts, fine salt (Nippon Seisho Co., Ltd., trade name: Yakishio) 0.62 parts, citric acid (Phaiser Co., Ltd.) 0.19 parts,
After adding and dispersing 0.0006 part of β-carotene (Memoto Rotsuyu Co., Ltd.), the mixture was rapidly cooled down using a votator to produce a sour cream paste with a product temperature of 20°C. This sour cream paste has a viscosity of 25000C.
As a result of storing P. in paste form at 40℃ for 2 months, (1) no phase separation or separation of milk solids occurred; (2)
Low active moisture content of 0.50, no growth of microorganisms, (3)
It was revealed that it has a good sour cream flavor and is a new fabricated food. N Neo Powder WS is a powdered oil containing 75% oil and fat components (palm oil), 4% casein soda, 10% lactose, 9.5% dextrin, and other glycerin fatty acid esters and sodium hexametaphosphate. In the present invention, active water was measured with a Shibaura AW meter WA-350 (Shibaura Denshi Seisakusho Co., Ltd.). Water activity is one indicator of water that can be used for chemical reactions and the growth of microorganisms. When the vapor pressure of a certain food or aqueous solution at the same temperature is P and the vapor pressure of pure water is Po,
Water activity Aw is expressed as Aw=P/Po. Furthermore, when a food is sealed in a container, the average relative humidity in the space of the container is the active moisture content of the food. However, while relative humidity is expressed as 99%, active moisture is expressed as a decimal number of 0.99. Example 2 The sour cream paste produced in Example 1 was gently stirred in a storage tank for 2 hours to produce a sour cream paste (viscosity 4500 C.P.) with further improved fluidity. This sour cream paste is in liquid form and has 40
As a result of storage at ℃ for 2 months, (1) no phase separation or separation of milk solids occurred, (2) fluidity was maintained, (3) active moisture was low at 0.50, and there was no growth of microorganisms. (4) It was revealed that it has a good sour cream flavor and is a new fabricated food. Examples 3 to 11 Sour cream pastes were manufactured according to the manufacturing method of Example 1 or 2, changing the types and blending ratios of oils and fats, milk solids, and emulsifiers as shown in Table 1, and heated at 40°C in the same manner. A two-month storage test was conducted. The results are shown in Table-1. The manufacturers and product names of emulsifiers other than those used in Example 1 are as follows. Sorbitan fatty acid ester is produced by Nihon Yushi Co., Ltd., trade name Nonion OP-80R, and sucrose fatty acid ester is produced by Daiichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd., trade name DK Ester F-.
10. Polyglycerol fatty acid ester is Sakamoto Pharmaceutical Co., Ltd., trade name SY Glister MS-500. Comparative Example 1 (Manufacturing method) A sour cream paste was prepared using the same blending ratio as in Example 3 and slowly cooled while stirring in a storage tank, and a storage test was conducted in the same manner. The results are shown in Table-1. As is clear from the results in Table 1, all of the products of the present invention manufactured using rapid cooling/warming or rapid cooling/warming followed by stirring in a storage tank were more stable for a long period of time than Comparative Example 1, and were effective in separating milk solids. It is recognized that the product does not cause any oxidation and has an excellent flavor. In addition, in Comparative Example 1, the milk solids separated immediately after the slow cooling stirring was stopped. Comparative Example 2 Comparative Example 2 was produced according to Example 2 using a blending ratio that did not contain milk solids as shown in Table 1, and a storage test was conducted in the same manner. The results are shown in Table-1. As is clear from the results in Table 1, Comparative Example 2 is a fluidized shortening that does not have the flavor of sour cream and is not a fabricated food made by combining individual food ingredients into a new form. It will be done. Comparative Example 3 With a blending ratio that does not contain an emulsifier as shown in Table-1,
Comparative Example 3 was manufactured according to Example 2, and the same storage test was conducted. The results are shown in Table-1. As is clear from the results in Table 1, since Comparative Example 3 does not contain an emulsifier, it is recognized that milk solids immediately separate. Comparative Example 4 In addition to the same blending ratio as Example 3, 17% water was added.
A margarine-like paste was prepared in the same manner as in Example 1 by adding 50% of the above amount, and a retention test was conducted in the same manner.
The active moisture content of this product was 0.98, and when it was stored at 40°C for 2 months, the growth of microorganisms was significant.

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 油脂、醗酵乳パウダーを含む乳固形物、およ
びグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコ
ール脂肪酸エステル、大豆レシチン、ソルビタン
脂肪酸エステルから選ばれる2種以上の乳化剤の
配合物を急冷〓和してなる、活性水分が0.8以下
であるサワークリームペースト。 2 油脂45〜79.5重量%、乳固形物20〜50重量%
および乳化剤0.5〜5重量%を配合してなる特許
請求の範囲第1項記載のサワークリームペース
ト。 3 油脂が、大豆油、ナタネ油、コメ油などの液
体油と高融点油脂フレークおよび/または天然ロ
ウとの混合油脂である特許請求の範囲第1項また
は第2項記載のサワークリームペースト。 4 乳固形物が全脂粉乳、醗酵乳パウダーおよび
カゼインを含む粉末油脂である特許請求の範囲第
1項または第2項記載のサワークリームペース
ト。 5 乳化剤がグリセリン脂肪酸エステル、プロピ
レングリコール脂肪酸エステルおよび大豆レシチ
ンである特許請求の範囲第1項または第2項記載
のサワークリームペースト。 6 油脂を加熱溶融し、グリセリン脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、大豆
レシチン、ソルビタン脂肪酸エステルから選ばれ
る2種以上の乳化剤を添加して完全に溶解し、さ
らに、醗酵乳パウダーを含む乳固形物を添加して
分散させ、ついで急冷〓和した後、貯槽中で静か
に撹拌することを特徴とする活性水分が0.8以下
であるサワークリームペーストの製造方法。
[Claims] 1. A mixture of milk solids including fats and oils, fermented milk powder, and two or more emulsifiers selected from glycerin fatty acid esters, propylene glycol fatty acid esters, soybean lecithin, and sorbitan fatty acid esters is rapidly cooled and softened. A sour cream paste with an active moisture content of 0.8 or less. 2 Fats and oils 45-79.5% by weight, milk solids 20-50% by weight
and 0.5 to 5% by weight of an emulsifier. 3. The sour cream paste according to claim 1 or 2, wherein the oil is a mixture of liquid oil such as soybean oil, rapeseed oil, rice oil, etc., and high melting point oil flakes and/or natural wax. 4. The sour cream paste according to claim 1 or 2, wherein the milk solids are whole milk powder, fermented milk powder, and powdered fat and oil containing casein. 5. The sour cream paste according to claim 1 or 2, wherein the emulsifier is glycerin fatty acid ester, propylene glycol fatty acid ester, and soybean lecithin. 6 Heat and melt fats and oils, add two or more emulsifiers selected from glycerin fatty acid esters, propylene glycol fatty acid esters, soy lecithin, and sorbitan fatty acid esters to completely dissolve them, and then add milk solids including fermented milk powder. A method for producing a sour cream paste having an active water content of 0.8 or less, which comprises adding and dispersing the paste, followed by quenching, then gently stirring in a storage tank.
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