JPS6328143Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6328143Y2 JPS6328143Y2 JP1981157951U JP15795181U JPS6328143Y2 JP S6328143 Y2 JPS6328143 Y2 JP S6328143Y2 JP 1981157951 U JP1981157951 U JP 1981157951U JP 15795181 U JP15795181 U JP 15795181U JP S6328143 Y2 JPS6328143 Y2 JP S6328143Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- cap
- opening
- inner stopper
- circumferential wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は瘉着性内容物のキヤツプ付容器におけ
る中栓の離脱防止装置に関する。
る中栓の離脱防止装置に関する。
従来、容器、キヤツプ及び中栓が、墨汁や接着
剤等の瘉着性内容物によつて瘉着した場合、キヤ
ツプを取外すとき、キヤツプに中栓が一体に瘉着
したまま容器から外れてくるため、中栓として役
に立たなくなる問題があり、その対策として中栓
とボトルの当接をきつくしてその防止がなされて
いたが、完壁ではなく、また、容器の口が開き過
ぎてキヤツプが閉らなくなるなどの幣害があつ
た。
剤等の瘉着性内容物によつて瘉着した場合、キヤ
ツプを取外すとき、キヤツプに中栓が一体に瘉着
したまま容器から外れてくるため、中栓として役
に立たなくなる問題があり、その対策として中栓
とボトルの当接をきつくしてその防止がなされて
いたが、完壁ではなく、また、容器の口が開き過
ぎてキヤツプが閉らなくなるなどの幣害があつ
た。
そこで本考案は、中栓と容器との嵌着部にロー
レツトを設けることによつて、キヤツプを取り外
す際に中栓の回転を阻止し、中栓は容器に瘉着し
たままにして、キヤツプと中栓との瘉着部分のみ
外れるようにしたキヤツプ付容器の中栓離脱防止
装置を提供しようとするものである。
レツトを設けることによつて、キヤツプを取り外
す際に中栓の回転を阻止し、中栓は容器に瘉着し
たままにして、キヤツプと中栓との瘉着部分のみ
外れるようにしたキヤツプ付容器の中栓離脱防止
装置を提供しようとするものである。
以下図示する実施例により本考案を詳細に説明
すると、１は容器で、その開口部の外周壁にはキ
ヤツプ１０の螺合する雄ネジ部２が設けてある。
３はキヤツプ１０の内壁に設けた雌ネジ部で、前
記雄ネジ部２に螺合するように構成してある。４
は容器１の開口部の内周壁に所定間隔で縦方向に
突設したローレツト部で、開口上端から第３図示
の如く距離D1だけ下がつた位置に設けてある。
２０は容器１に嵌着する中栓で、内空状に形成し
てあり、上辺段部５から距離D1だけ下がつた位
置に容器１のローレツト部４と咬合するローレツ
ト部６が設けてある。実施例の場合、中栓２０の
ローレツト部６の山数は、嵌合に際してガタが生
じないように、例えば容器１のローレツト部４の
山数16に対して32とするように倍数に設定してあ
る。また、ローレツト部４の上端とローレツト部
６の下端にはテーパ面４ａ，６ａが夫々設けてあ
り、中栓２０と容器１の嵌合が機械締で円滑に行
うことができるように構成してある。。そして、
容器１及び中栓２０の距離D1部分が嵌合時に相
互に密着する密着面７，８となる。その他、９は
キヤツプ１０の底部の押蓋部である。
すると、１は容器で、その開口部の外周壁にはキ
ヤツプ１０の螺合する雄ネジ部２が設けてある。
３はキヤツプ１０の内壁に設けた雌ネジ部で、前
記雄ネジ部２に螺合するように構成してある。４
は容器１の開口部の内周壁に所定間隔で縦方向に
突設したローレツト部で、開口上端から第３図示
の如く距離D1だけ下がつた位置に設けてある。
２０は容器１に嵌着する中栓で、内空状に形成し
てあり、上辺段部５から距離D1だけ下がつた位
置に容器１のローレツト部４と咬合するローレツ
ト部６が設けてある。実施例の場合、中栓２０の
ローレツト部６の山数は、嵌合に際してガタが生
じないように、例えば容器１のローレツト部４の
山数16に対して32とするように倍数に設定してあ
る。また、ローレツト部４の上端とローレツト部
６の下端にはテーパ面４ａ，６ａが夫々設けてあ
り、中栓２０と容器１の嵌合が機械締で円滑に行
うことができるように構成してある。。そして、
容器１及び中栓２０の距離D1部分が嵌合時に相
互に密着する密着面７，８となる。その他、９は
キヤツプ１０の底部の押蓋部である。
上記の構成からなる実施例において、容器１の
開口部に中栓２０を嵌合すると、容器１と中栓２
０のローレツト部４，６は相互に咬合し、その上
方の距離D1の部分が相互に密着面７，８となる。
従つて、その上から容器１にキヤツプ１０を螺合
した第１図示の状態において、容器１内の内容物
によつて容器１と中栓２０とキヤツプ１０との間
に瘉着が生じた場合でも、キヤツプ１０を回転し
て外す際に、容器１と中栓２０とはローレツト部
４，６が相互に咬合して回転せず、キヤツプ１０
だけを取り外すことができる。
開口部に中栓２０を嵌合すると、容器１と中栓２
０のローレツト部４，６は相互に咬合し、その上
方の距離D1の部分が相互に密着面７，８となる。
従つて、その上から容器１にキヤツプ１０を螺合
した第１図示の状態において、容器１内の内容物
によつて容器１と中栓２０とキヤツプ１０との間
に瘉着が生じた場合でも、キヤツプ１０を回転し
て外す際に、容器１と中栓２０とはローレツト部
４，６が相互に咬合して回転せず、キヤツプ１０
だけを取り外すことができる。
以上の通り、本考案装置によれば、中栓と独立
に容器からキヤツプを回転を伴つて離脱するよう
に構成した瘉着性内容物のキヤツプ付容器におい
て、容器開口部とこれに嵌着する中栓との密着部
に、相互に回転することなく咬合するローレツト
部を設けたから、容器内の瘉着性内容物によつて
容器、中栓及びキヤツプが相互に瘉着してしまつ
た場合でも、キヤツプを取り外す際に、内容物が
開口に達する程度に容器を傾けても、中栓と容器
とは回転することなく瘉着した状態を維持し、そ
のままキヤツプのみを瘉着解除して取り外すこと
ができ、内容物が不用意に吐出するようなことな
く安心してキヤツプを離脱することができる効果
があり、且つ、容器の開口部の内周壁と、これに
嵌着する中栓の外周壁との密着部に、開口上方に
位置して密着面を設けると共に、開口内奥方向に
位置して前記ローレツト部を設けた構成であるか
ら、ローレツト部には瘉着性内容物がそのまま大
量に侵入することとなるが、接着剤のような瘉着
性の内容物はローレツト部の隙間で相互に密封し
た状態に維持されて瘉着が生じ難くなる効果があ
り、従つて、容器開口上方の密着面の幅もそれだ
け小さく構成することができ、更に前記密着面で
の瘉着も生じ難くなるため、容器から中栓を容易
に離脱することができる効果がある。
に容器からキヤツプを回転を伴つて離脱するよう
に構成した瘉着性内容物のキヤツプ付容器におい
て、容器開口部とこれに嵌着する中栓との密着部
に、相互に回転することなく咬合するローレツト
部を設けたから、容器内の瘉着性内容物によつて
容器、中栓及びキヤツプが相互に瘉着してしまつ
た場合でも、キヤツプを取り外す際に、内容物が
開口に達する程度に容器を傾けても、中栓と容器
とは回転することなく瘉着した状態を維持し、そ
のままキヤツプのみを瘉着解除して取り外すこと
ができ、内容物が不用意に吐出するようなことな
く安心してキヤツプを離脱することができる効果
があり、且つ、容器の開口部の内周壁と、これに
嵌着する中栓の外周壁との密着部に、開口上方に
位置して密着面を設けると共に、開口内奥方向に
位置して前記ローレツト部を設けた構成であるか
ら、ローレツト部には瘉着性内容物がそのまま大
量に侵入することとなるが、接着剤のような瘉着
性の内容物はローレツト部の隙間で相互に密封し
た状態に維持されて瘉着が生じ難くなる効果があ
り、従つて、容器開口上方の密着面の幅もそれだ
け小さく構成することができ、更に前記密着面で
の瘉着も生じ難くなるため、容器から中栓を容易
に離脱することができる効果がある。
第１図は本考案の一実施例の要部を示す縦断正
面図、第２図はその要部の平面図、第３図はその
一部切欠正面図、第４図は他の要部の正面図であ
る。 １…容器、４，６…ローレツト部、７，８…密
着面、１０…キヤツプ、２０…中栓。
面図、第２図はその要部の平面図、第３図はその
一部切欠正面図、第４図は他の要部の正面図であ
る。 １…容器、４，６…ローレツト部、７，８…密
着面、１０…キヤツプ、２０…中栓。
Claims (1)
- 容器の開口部の外周壁に雄ネジ部を設け、該雄
ネジ部に螺合する雌ネジ部を内周壁に有するキヤ
ツプを設けると共に、該キヤツプとは独立に前記
容器の開口部の内周壁に嵌着する中栓を設けてな
る瘉着性内容物を収容するキヤツプ付容器におい
て、前記容器の開口部の内周壁と、これに嵌着す
る前記中栓の外周壁との密着部に、開口上方に位
置して密着面を設けると共に、開口内奥方向に位
置して相互に回転することなく咬合するローレツ
ト部を設け、キヤツプを回転を伴つて離脱する際
に容器の開口部から前記中栓が同時に離脱しない
ように構成したことを特徴とする瘉着性内容物の
キヤツプ付容器における中栓の離脱防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15795181U JPS5861743U (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | キヤツプ付容器における中栓の離脱防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15795181U JPS5861743U (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | キヤツプ付容器における中栓の離脱防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5861743U JPS5861743U (ja) | 1983-04-26 |
| JPS6328143Y2 true JPS6328143Y2 (ja) | 1988-07-29 |
Family
ID=29950454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15795181U Granted JPS5861743U (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | キヤツプ付容器における中栓の離脱防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5861743U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE44685E1 (en) | 1994-04-28 | 2013-12-31 | Opentv, Inc. | Apparatus for transmitting and receiving executable applications as for a multimedia system, and method and system to order an item using a distributed computing system |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005100190A1 (en) * | 2004-04-17 | 2005-10-27 | Jeong-Min Lee | Structure of cap having inner cap |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5732129Y2 (ja) * | 1979-05-23 | 1982-07-14 | ||
| JPS5850761Y2 (ja) * | 1979-10-22 | 1983-11-18 | 東洋製罐株式会社 | 中栓を具えた容器 |
-
1981
- 1981-10-23 JP JP15795181U patent/JPS5861743U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE44685E1 (en) | 1994-04-28 | 2013-12-31 | Opentv, Inc. | Apparatus for transmitting and receiving executable applications as for a multimedia system, and method and system to order an item using a distributed computing system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5861743U (ja) | 1983-04-26 |
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