JPH031389Y2 - - Google Patents
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- JPH031389Y2 JPH031389Y2 JP1986177383U JP17738386U JPH031389Y2 JP H031389 Y2 JPH031389 Y2 JP H031389Y2 JP 1986177383 U JP1986177383 U JP 1986177383U JP 17738386 U JP17738386 U JP 17738386U JP H031389 Y2 JPH031389 Y2 JP H031389Y2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/023—Neck construction
- B65D1/0238—Integral frangible closures
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D51/00—Closures not otherwise provided for
- B65D51/24—Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65D2251/00—Details relating to container closures
- B65D2251/0003—Two or more closures
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- Ceramic Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の目的
[産業上の利用分野]
この考案は易開口キヤツプに関し、特に流動物
を包装するボトル容器等に適するものである。
を包装するボトル容器等に適するものである。
[従来の技術]
調味料、洗剤、その他の流動物の包装容器とし
てプラスチツク型ボトル容器、特にボトルの口部
に注出ノズル部を設けたものは注出操作のコント
ロールが容易であるため広く用いられている。
てプラスチツク型ボトル容器、特にボトルの口部
に注出ノズル部を設けたものは注出操作のコント
ロールが容易であるため広く用いられている。
第2図に示すように、従来、このような注出ノ
ズル部を有するプラスチツク容器101では、筒
状の注出ノズル部102の開口部103をこれと
一体成形された閉塞部材104で塞ぎ、ここで開
口部103と閉塞部材104とは薄肉部105等
の弱部で連結するようにし、開口するときは薄肉
部105を刃物で切断するか又は閉塞部材104
を手で摘まんでもぎ取るように構成されていた。
ここで、「もぎ取る」とは、「注出ノズル部102
の軸106を含む平面上の有向線分107で表さ
れる力→fによつて弱部105を破壊して閉塞部
材104を分離すること」であり、もぎ取り操作
を何段階かに分けて、異なる方向にそれぞれ力
f1,f2…を加える場合も含む。
ズル部を有するプラスチツク容器101では、筒
状の注出ノズル部102の開口部103をこれと
一体成形された閉塞部材104で塞ぎ、ここで開
口部103と閉塞部材104とは薄肉部105等
の弱部で連結するようにし、開口するときは薄肉
部105を刃物で切断するか又は閉塞部材104
を手で摘まんでもぎ取るように構成されていた。
ここで、「もぎ取る」とは、「注出ノズル部102
の軸106を含む平面上の有向線分107で表さ
れる力→fによつて弱部105を破壊して閉塞部
材104を分離すること」であり、もぎ取り操作
を何段階かに分けて、異なる方向にそれぞれ力
f1,f2…を加える場合も含む。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、このように構成された容器においては
開口に当つて刃物を要し、若しくは、もぎ取りに
力を要し、また注出ノズル部が力→fによつて軸
106の一方の側に押されることになるから、開
口の弾みで内容物が飛出さないように力のコント
ロールが必要となる。また、一方の側に引張つて
切るために開口部103の切り口の端面形状は微
視的には、初期開口部分は内側に、最期に切れる
部分は外側に、そして中間の部分は接線方向に延
伸される結果、均一でなくなり、不整形になりや
すい。従つて、注出方向が狂つたり開口部を再密
封しにくくかつ不潔になりやすい、等の問題があ
る。
開口に当つて刃物を要し、若しくは、もぎ取りに
力を要し、また注出ノズル部が力→fによつて軸
106の一方の側に押されることになるから、開
口の弾みで内容物が飛出さないように力のコント
ロールが必要となる。また、一方の側に引張つて
切るために開口部103の切り口の端面形状は微
視的には、初期開口部分は内側に、最期に切れる
部分は外側に、そして中間の部分は接線方向に延
伸される結果、均一でなくなり、不整形になりや
すい。従つて、注出方向が狂つたり開口部を再密
封しにくくかつ不潔になりやすい、等の問題があ
る。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、開口に当つて刃物を要さず、閉塞部
材の捩じ切りには大きな力を要さずかつ力のコン
トロールが不要で、弾みで内容物が飛出す恐れが
なく、開口部の端面形状が均一で、注出方向が不
規則に狂うことがなく、開口部の再密封が可能で
あり、清潔に保ちやすい、ボトル容器用の易開口
キヤツプを提供することを目的としている。
のであつて、開口に当つて刃物を要さず、閉塞部
材の捩じ切りには大きな力を要さずかつ力のコン
トロールが不要で、弾みで内容物が飛出す恐れが
なく、開口部の端面形状が均一で、注出方向が不
規則に狂うことがなく、開口部の再密封が可能で
あり、清潔に保ちやすい、ボトル容器用の易開口
キヤツプを提供することを目的としている。
(ロ) 考案の構成
[問題を解決するための手段]
この目的に対応して、この考案の易開口キヤツ
プは、容器の開口端と連通する開口部を閉じてい
る捩じ切りつまみ部を捩じ切り部を介して一体成
形して具備する筒状体を有し前記容器の前記開口
端に固着されて前記開口端を密封し得る栓本体
と、前記筒状体に嵌合して前記開口部を覆い得る
カバーキヤツプとを備え、前記カバーキヤツプは
前記捩じ切りつまみ部と係合可能な係合部を有
し、前記捩じ切りつまみ部は外側面間の幅のうち
中央部の幅W2が両端部の幅W1より小さく形成さ
れており、前記係合部は前記カバーキヤツプの頂
部外側に設けられていて前記捩じ切りつまみ部を
両側から挟持可能なほぼ平行な内側面を有するこ
とを特徴としいてる。
プは、容器の開口端と連通する開口部を閉じてい
る捩じ切りつまみ部を捩じ切り部を介して一体成
形して具備する筒状体を有し前記容器の前記開口
端に固着されて前記開口端を密封し得る栓本体
と、前記筒状体に嵌合して前記開口部を覆い得る
カバーキヤツプとを備え、前記カバーキヤツプは
前記捩じ切りつまみ部と係合可能な係合部を有
し、前記捩じ切りつまみ部は外側面間の幅のうち
中央部の幅W2が両端部の幅W1より小さく形成さ
れており、前記係合部は前記カバーキヤツプの頂
部外側に設けられていて前記捩じ切りつまみ部を
両側から挟持可能なほぼ平行な内側面を有するこ
とを特徴としいてる。
ここで、この考案における「捩じ切り」とは
「1つの軸上に位置する2つの部分が弱部を介し
て一体に連結しているとき前記2つの部分を前記
軸の回りに反対の方向に相対回転させて前記弱部
を切断して前記2つの部分を分離させる」という
意味である。
「1つの軸上に位置する2つの部分が弱部を介し
て一体に連結しているとき前記2つの部分を前記
軸の回りに反対の方向に相対回転させて前記弱部
を切断して前記2つの部分を分離させる」という
意味である。
以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図a,b,c,d,e,f及びgにおい
て、1は易開口キヤツプである。易開口キヤツプ
1は、フランジ5を有してフランジ5において容
器6に固着された栓本体2と、栓本体2に螺合す
るカバーキヤツプ3とからなる。
て、1は易開口キヤツプである。易開口キヤツプ
1は、フランジ5を有してフランジ5において容
器6に固着された栓本体2と、栓本体2に螺合す
るカバーキヤツプ3とからなる。
栓本体2は軸11を軸とする円筒状体12を有
する。円筒状体12は、開放した一端13から外
側に軸11に垂直に張出す環状のフランジ5を有
し、フランジ5は容器6の開口端7に形成された
フランジ8にヒートシール等の手段で固着され得
る。円筒状体12の外周面10の軸11方向前方
側部分には、カバーキヤツプ3との螺合用の捩子
14が突出形成されている。円筒状体12の他端
16の近傍からノズル部17が接続し、ノズル部
17は軸11方向前方に突出して軸11を軸とす
る先細りの中空円錐状をなし、ノズル部17の先
端部は円形の開口部18をなし、開口部18は容
器6の開口端7と連通する。
する。円筒状体12は、開放した一端13から外
側に軸11に垂直に張出す環状のフランジ5を有
し、フランジ5は容器6の開口端7に形成された
フランジ8にヒートシール等の手段で固着され得
る。円筒状体12の外周面10の軸11方向前方
側部分には、カバーキヤツプ3との螺合用の捩子
14が突出形成されている。円筒状体12の他端
16の近傍からノズル部17が接続し、ノズル部
17は軸11方向前方に突出して軸11を軸とす
る先細りの中空円錐状をなし、ノズル部17の先
端部は円形の開口部18をなし、開口部18は容
器6の開口端7と連通する。
ノズル部17の壁の肉厚は前方に向かつて減少
し、開口部18の先端21の部分において最小の
肉厚tとなる(第1図c)。先端21には捩じ切
りつまみ部22が一体成形により接続して、開口
部18を閉じているが、このノズル部17と捩じ
切りつまみ部22との境界部分は、その前後で外
径、肉厚とも直線的減少から直線的増加に変わり
縦断面がV字状に括れた捩じ切り部23となつて
いる。従つて捩じ切り部23は軸11を軸とする
環状の弱部をなす。
し、開口部18の先端21の部分において最小の
肉厚tとなる(第1図c)。先端21には捩じ切
りつまみ部22が一体成形により接続して、開口
部18を閉じているが、このノズル部17と捩じ
切りつまみ部22との境界部分は、その前後で外
径、肉厚とも直線的減少から直線的増加に変わり
縦断面がV字状に括れた捩じ切り部23となつて
いる。従つて捩じ切り部23は軸11を軸とする
環状の弱部をなす。
捩じ切りつまみ部22は、捩じ切り部23の前
方に中空の逆円錐部分24と、その前方に接続す
るつまみ部25とからなる。つまみ部25は1つ
の直径26方向に長い概略直方体の外形をなし、
軸11に関して前後、左右に対称で、つまみ部2
5の左右の端25aに軸11を中心とする一組の
偶力Fを作用させ、捩じ切りつまみ部22を、軸
11を軸としてノズル部17に対し相対回転さ
せ、捩じ切り部23を捩じ切ることが可能であ
る。
方に中空の逆円錐部分24と、その前方に接続す
るつまみ部25とからなる。つまみ部25は1つ
の直径26方向に長い概略直方体の外形をなし、
軸11に関して前後、左右に対称で、つまみ部2
5の左右の端25aに軸11を中心とする一組の
偶力Fを作用させ、捩じ切りつまみ部22を、軸
11を軸としてノズル部17に対し相対回転さ
せ、捩じ切り部23を捩じ切ることが可能であ
る。
後述する捩じ切り操作中のつまみ部25と係合
部33との直径26方向の相対変位を防止するた
め、つまみ部25の幅は直径26方向の中央部で
は両端部の幅W1より幾分大きいW2とされ(第1
図d)、係合部33(後述)との摩擦力を増大す
るようにされている。
部33との直径26方向の相対変位を防止するた
め、つまみ部25の幅は直径26方向の中央部で
は両端部の幅W1より幾分大きいW2とされ(第1
図d)、係合部33(後述)との摩擦力を増大す
るようにされている。
カバーキヤツプ3は、円筒状体12の捩子14
と嵌合可能な捩子27を内周面に形成された筒体
28を有する。捩子27は筒体28の軸11方向
の全長にわたつて成形されており、かつ筒体28
の軸11方向前方端は天板部31によつて閉じら
れており、天板部31の内面の開口部18と軸1
1方向に対向する位置に、ほぼ球面の一部をなし
て下方に突出する突部32が形成されており、捩
じ切り部23を捩じ切つて取り去つた状態では、
捩子14と捩子27の嵌合を更に進めることによ
つて開口部18を軸11方向に閉塞し得る(第1
図g)。
と嵌合可能な捩子27を内周面に形成された筒体
28を有する。捩子27は筒体28の軸11方向
の全長にわたつて成形されており、かつ筒体28
の軸11方向前方端は天板部31によつて閉じら
れており、天板部31の内面の開口部18と軸1
1方向に対向する位置に、ほぼ球面の一部をなし
て下方に突出する突部32が形成されており、捩
じ切り部23を捩じ切つて取り去つた状態では、
捩子14と捩子27の嵌合を更に進めることによ
つて開口部18を軸11方向に閉塞し得る(第1
図g)。
天板部31の外面には捩じ切りつまみ部22と
係合可能な係合部33が形成されている。係合部
33は1つの直径26の両側に平行に対向位置す
る一対の嵌合壁34を有する。嵌合壁34は天板
部31の天面31aから軸11方向前方に突出形
成され、天面31aから前方に隔たるに従つて互
いに接近し、天面31aと共働して断面形状略逆
Ω字形の溝30をなす。この溝30の断面形状は
捩じ切りつまみ部22の天面22aと側面22b
とがなす断面形状と補形的であり、カバーキヤツ
プ32を持つて直径26の方向にスライドさせつ
つ溝30をつまみ部25に係合させることがで
き、このときキヤツプ3の軸が、軸11と(従つ
て捩じ切り部23の軸と)一致した状態で係合さ
せ得る点が重要である。この係合時、係合部33
とつまみ部25とは、直径26の方向への相対変
位に関しては両者の前記摩擦力によつて拘束され
るのであるが、軸11方向及び軸11の回りの回
転方向への相対変位はこれを許容しないように一
体的に嵌合しており、従つてこの係合状態で容器
6の円筒状体12とカバーキヤツプ3の筒体28
とをその共通の軸11の回りに相対回転させるこ
とにより、捩じ切りつまみ部22は、係合部33
に追随してノズル部17に対し、軸11の回りに
相対回転し、捩じ切り部23が捩じ切られ得る。
しかも捩じ切られたつまみ部25は係合部33の
溝30内に嵌合保持され、脱落散乱することがな
いようにされている(第1図f)。
係合可能な係合部33が形成されている。係合部
33は1つの直径26の両側に平行に対向位置す
る一対の嵌合壁34を有する。嵌合壁34は天板
部31の天面31aから軸11方向前方に突出形
成され、天面31aから前方に隔たるに従つて互
いに接近し、天面31aと共働して断面形状略逆
Ω字形の溝30をなす。この溝30の断面形状は
捩じ切りつまみ部22の天面22aと側面22b
とがなす断面形状と補形的であり、カバーキヤツ
プ32を持つて直径26の方向にスライドさせつ
つ溝30をつまみ部25に係合させることがで
き、このときキヤツプ3の軸が、軸11と(従つ
て捩じ切り部23の軸と)一致した状態で係合さ
せ得る点が重要である。この係合時、係合部33
とつまみ部25とは、直径26の方向への相対変
位に関しては両者の前記摩擦力によつて拘束され
るのであるが、軸11方向及び軸11の回りの回
転方向への相対変位はこれを許容しないように一
体的に嵌合しており、従つてこの係合状態で容器
6の円筒状体12とカバーキヤツプ3の筒体28
とをその共通の軸11の回りに相対回転させるこ
とにより、捩じ切りつまみ部22は、係合部33
に追随してノズル部17に対し、軸11の回りに
相対回転し、捩じ切り部23が捩じ切られ得る。
しかも捩じ切られたつまみ部25は係合部33の
溝30内に嵌合保持され、脱落散乱することがな
いようにされている(第1図f)。
[作用・効果]
このように構成された易開口キヤツプ1によつ
て容器6を密封するときは、フランジ5をフラン
ジ8に固着するが、第1図aに示すように円筒状
体12の一端部13の外周面10にスペーサ4を
巻付け配置してカバーキヤツプ3の下部のみが円
筒状体12と螺合し、それ以上の螺合が進まない
ように制限すれば、つまみ部25が確実に保護さ
れかつカバーキヤツプ3の緩み防止となり、また
衛生上も更に望ましい。
て容器6を密封するときは、フランジ5をフラン
ジ8に固着するが、第1図aに示すように円筒状
体12の一端部13の外周面10にスペーサ4を
巻付け配置してカバーキヤツプ3の下部のみが円
筒状体12と螺合し、それ以上の螺合が進まない
ように制限すれば、つまみ部25が確実に保護さ
れかつカバーキヤツプ3の緩み防止となり、また
衛生上も更に望ましい。
内容物を取出すときは、カバーキヤツプ3を外
して、天地を逆にし、係合部33につまみ部25
を係合させて、カバーキヤツプ3を軸11の回り
に回転させると、捩じ切り部23で捩じ切りつま
み部22は捩じ切られて分離し、開口部18が開
口する。開口端面は微視的にはすべての点で接線
方向に均一に延ばされることとなるため綺麗であ
り、注出方向が不規則に狂うことがない。また、
切れた捩じ切りつまみ部はカバーキヤツプ3の係
合部33内に保持され、散乱することがなく、内
容物取出し後スペーサ4を除去した状態の円筒状
体12に再びカバーキヤツプを螺合させると、突
部32が開口部18に密着して、容器6は再密封
される。
して、天地を逆にし、係合部33につまみ部25
を係合させて、カバーキヤツプ3を軸11の回り
に回転させると、捩じ切り部23で捩じ切りつま
み部22は捩じ切られて分離し、開口部18が開
口する。開口端面は微視的にはすべての点で接線
方向に均一に延ばされることとなるため綺麗であ
り、注出方向が不規則に狂うことがない。また、
切れた捩じ切りつまみ部はカバーキヤツプ3の係
合部33内に保持され、散乱することがなく、内
容物取出し後スペーサ4を除去した状態の円筒状
体12に再びカバーキヤツプを螺合させると、突
部32が開口部18に密着して、容器6は再密封
される。
ここで、重要なこととして、この捩じ切り操作
には、捩じ切り部23を一定の軸すなわちその軸
の回りに回転させ、この回転を持続させる必要が
あり、これをフリーハンドで行つた場合には、回
転の中心軸がずれ易く、従つて捩じ切り端面が不
整形になりがちであるが、この考案の易開口キヤ
ツプ1においては、この問題は容易に解決され得
る。
には、捩じ切り部23を一定の軸すなわちその軸
の回りに回転させ、この回転を持続させる必要が
あり、これをフリーハンドで行つた場合には、回
転の中心軸がずれ易く、従つて捩じ切り端面が不
整形になりがちであるが、この考案の易開口キヤ
ツプ1においては、この問題は容易に解決され得
る。
すなわち、捩じ切り部23の軸をこの実施例の
如く容器側の円筒状体12の軸に一致するように
選択し、かつカバーキヤツプ3側の係合部33で
は、係合時に捩じ切り部23の軸が筒体28の軸
に一致するように、係合部33の形成位置を選択
することが可能であり、この場合、捩じ切り操作
に当つて回転の中心軸がずれないようにするため
には、円筒状体12の軸と筒体28の軸とが一致
した状態で相対回転すればよいが、両者の外形は
操作中常に目視や手での接触により確認可能であ
るから、これは極めて容易である。また捩じ切り
のための力は、カバーキヤツプの筒体28の側面
に作用する偶力によつて与え得るから、カバーキ
ヤツプがテコの作用をなし小さな力で足りると共
にはずみで内容物が飛出すことがない。
如く容器側の円筒状体12の軸に一致するように
選択し、かつカバーキヤツプ3側の係合部33で
は、係合時に捩じ切り部23の軸が筒体28の軸
に一致するように、係合部33の形成位置を選択
することが可能であり、この場合、捩じ切り操作
に当つて回転の中心軸がずれないようにするため
には、円筒状体12の軸と筒体28の軸とが一致
した状態で相対回転すればよいが、両者の外形は
操作中常に目視や手での接触により確認可能であ
るから、これは極めて容易である。また捩じ切り
のための力は、カバーキヤツプの筒体28の側面
に作用する偶力によつて与え得るから、カバーキ
ヤツプがテコの作用をなし小さな力で足りると共
にはずみで内容物が飛出すことがない。
以上の説明から明らかな通りこの考案によれ
ば、開口に当つて刃物を要さず、閉塞部材の捩じ
切りには大きな力を要さずかつ力のコントロール
が不要で、弾みで内容物が飛出す恐れがなく、開
口部の端面形状が内側にも外側にも延びず均一
で、注出が不規則になることがなく、開口部の再
密封が可能であり、清潔に保ちやすい、ボトル容
器用の易開口キヤツプを得ることができる。
ば、開口に当つて刃物を要さず、閉塞部材の捩じ
切りには大きな力を要さずかつ力のコントロール
が不要で、弾みで内容物が飛出す恐れがなく、開
口部の端面形状が内側にも外側にも延びず均一
で、注出が不規則になることがなく、開口部の再
密封が可能であり、清潔に保ちやすい、ボトル容
器用の易開口キヤツプを得ることができる。
[他の実施例]
つまみ部25と係合部33の代りに、第1図h
及びiに示すようなつまみ部25′と係合部33
aとしてもよい。即ち係合部33aでは、嵌合壁
34a,34aは天板部からそれぞれ軸11方向
前方に垂直に立上り、共働して溝30aを形成す
るとともに、各々の先端近傍の内面に直径26と
平行な直線状のアンダーカツト部34b,34b
を相対向させて備える。つまみ部25′はこれに
対応して溝30aと補形的形状とする。これによ
りこれらつまみ部、係合部の形状が単純化され成
形が容易となる。
及びiに示すようなつまみ部25′と係合部33
aとしてもよい。即ち係合部33aでは、嵌合壁
34a,34aは天板部からそれぞれ軸11方向
前方に垂直に立上り、共働して溝30aを形成す
るとともに、各々の先端近傍の内面に直径26と
平行な直線状のアンダーカツト部34b,34b
を相対向させて備える。つまみ部25′はこれに
対応して溝30aと補形的形状とする。これによ
りこれらつまみ部、係合部の形状が単純化され成
形が容易となる。
第1図aはこの考案の一実施例に係わる易開口
キヤツプの一部縦断面正面図、第1図bは第1図
に示す易開口キヤツプのカバーキヤツプの平面
図、第1図cは第1図aに示す易開口キヤツプの
カバーキヤツプを外した状態を示す正面図、第1
図dは第1図aに示す易開口キヤツプのカバーキ
ヤツプを外した状態を示す平面図、第1図eは第
1図aに示す易開口キヤツプのカバーキヤツプの
捩じ切り中の状態を示す側面図、第1図fは第1
図aに示す易開口キヤツプのカバーキヤツプの捩
じ切り後のカバーキヤツプを示す平面図、第1図
gは第1図に示す易開口キヤツプの捩じ切り後再
密封した状態を示す一部縦断面側面図、第1図h
は第1図aに示す易開口キヤツプのつまみ部の変
形例を示す図、第1図iは第1図hに対応する係
合部の変形例を示す図、及び第2図は従来の容器
の易開口部を示す正面図である。 1,1a,1b……易開口キヤツプ、2……栓
本体、3……カバーキヤツプ、4……スペーサ、
5……フランジ、6……容器、7……開口端、8
……フランジ、10……外周面、11……軸、1
2……円筒状体、13……一端部、14……捩
子、15……後方側部分、16……他端、17…
…ノズル部、18……開口部、21……先端、2
2,22a,22b……捩じ切りつまみ部、23
……捩じ切り部、24……円錐部分、25,25
a,25b……つまみ部、26……直径、27…
…捩子、28……筒体、30……溝、31……天
板部、31a……天面、32……突部、33,3
3a,33b……係合部、34……壁。
キヤツプの一部縦断面正面図、第1図bは第1図
に示す易開口キヤツプのカバーキヤツプの平面
図、第1図cは第1図aに示す易開口キヤツプの
カバーキヤツプを外した状態を示す正面図、第1
図dは第1図aに示す易開口キヤツプのカバーキ
ヤツプを外した状態を示す平面図、第1図eは第
1図aに示す易開口キヤツプのカバーキヤツプの
捩じ切り中の状態を示す側面図、第1図fは第1
図aに示す易開口キヤツプのカバーキヤツプの捩
じ切り後のカバーキヤツプを示す平面図、第1図
gは第1図に示す易開口キヤツプの捩じ切り後再
密封した状態を示す一部縦断面側面図、第1図h
は第1図aに示す易開口キヤツプのつまみ部の変
形例を示す図、第1図iは第1図hに対応する係
合部の変形例を示す図、及び第2図は従来の容器
の易開口部を示す正面図である。 1,1a,1b……易開口キヤツプ、2……栓
本体、3……カバーキヤツプ、4……スペーサ、
5……フランジ、6……容器、7……開口端、8
……フランジ、10……外周面、11……軸、1
2……円筒状体、13……一端部、14……捩
子、15……後方側部分、16……他端、17…
…ノズル部、18……開口部、21……先端、2
2,22a,22b……捩じ切りつまみ部、23
……捩じ切り部、24……円錐部分、25,25
a,25b……つまみ部、26……直径、27…
…捩子、28……筒体、30……溝、31……天
板部、31a……天面、32……突部、33,3
3a,33b……係合部、34……壁。
Claims (1)
- 容器の開口端と連通する開口部を閉じている捩
じ切りつまみ部を捩じ切り部を介して一体成形し
て具備する筒状体を有し前記容器の前記開口端に
固着されて前記開口端を密封し得る栓本体と、前
記筒状体に嵌合して前記開口部を覆い得るカバー
キヤツプとを備え、前記カバーキヤツプは前記捩
じ切りつまみ部と係合可能な係合部を有し、前記
捩じ切りつまみ部は外側面間の幅のうち中央部の
幅W2が両端部の幅W1より小さく形成されてお
り、前記係合部は前記カバーキヤツプの頂部外側
に設けられていて前記捩じ切りつまみ部を両側か
ら挟持可能なほぼ平行な内側面を有することを特
徴とする易開口キヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986177383U JPH031389Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986177383U JPH031389Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6382729U JPS6382729U (ja) | 1988-05-31 |
JPH031389Y2 true JPH031389Y2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=31118534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986177383U Expired JPH031389Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH031389Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002225907A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Kyoraku Co Ltd | 易開口キャップ |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2003242226A1 (en) * | 2002-06-13 | 2004-01-06 | Nang Kuang Pharmaceutical Co., Ltd. | Liquid container, cap structure used therefor, and cap cover |
JP4749788B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2011-08-17 | 株式会社大塚製薬工場 | 口部材およびそれを使用した容器 |
JP4802513B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2011-10-26 | 凸版印刷株式会社 | 易開封性を有する口栓 |
IT1394520B1 (it) * | 2008-12-18 | 2012-07-05 | Casa Del Dolce S R L | Contenitore per bevande in genere, con mezzi di apertura facilitata. |
JP5483435B2 (ja) * | 2010-05-31 | 2014-05-07 | 株式会社吉野工業所 | 中栓 |
JP5419310B2 (ja) * | 2013-01-16 | 2014-02-19 | 大和製罐株式会社 | 保護カバーを備えた破断開口容易な容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61190446A (ja) * | 1985-02-16 | 1986-08-25 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | チユーブ形状の容器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5628117Y2 (ja) * | 1974-05-02 | 1981-07-04 |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP1986177383U patent/JPH031389Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61190446A (ja) * | 1985-02-16 | 1986-08-25 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | チユーブ形状の容器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002225907A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Kyoraku Co Ltd | 易開口キャップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6382729U (ja) | 1988-05-31 |
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