JPS63265391A - 交通信号制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は交通信号、すなわち道路の信号に関する制御
方法に関するもので、さらに詳しく述べると自動車専用
道路のトンネル内、又はトンネル近傍に地震動センサを
設けるとともにトンネルの入口から単の到来方向ｌこ向
って所定の間隔で信号機および可変標識と、トンネルの
入口に向って走行して来る車の速度を検知する速度検知
器と、地震か発生した場合にそれをドライバーに知らせ
るべく表示を行う表示器とを設け、地震動か検出さｎ、
それか予じめ設定してある震度以上の場合には上記の信
号機を「′ｔ」力）ら「赤」ｌζ切換えるととも６ζ、
速度検知器によって検知された車の走行速度にもとづい
て可変標識を制御してトンネル内へ車の進入を規制させ
るようにした点を特徴とするものである。

〔従来の技術〕

従来より列車関係では地震感知器か作動した場合１列車
を停止させることか行われているか、道路においてはい
まだ十分に行われていない。

〔発明か解決しようきする問題点〕

自動車専用道路においては、そのトンネル内に地震感知
器を設け、そしてその感知信号によって信号を制御する
などの工夫かなされていないため地震の際にも危険なト
ンネル内を通常の速度で車か通行することｌζなりきわ
めて危険である。

この発明はこのような点に着目し、特に地震の際にその
震度か予じめ定めである震度以上の場合には、被害が起
き易いトンネルへの進入を規制するようにしたものであ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

トンネル内、又はトンネル近傍に地震感知器を設けると
ともに、トンネルの入口から車の到来方向に向って一つ
の信号機と複数の可変標識と車の速度を計測する速度検
知器と地震か発生した場合そ、ｒｌをドライバーに知ら
せるための表示を行う表示器とを設け、上記感知器の作
動状態によって表示器およびトンネル入口に向って走行
して来る車の速度ｌζ応じて信号機及び標識を制御する
ようＪｍした。

〔作用〕

地震動か検知され、それか予じめ定めである震度以上の
場合には、まず表示器に地震が発生したことを表示し、
トンネルの入口に向って走行して来る車の速度に応じて
標識の標示を変えるとともＩζ、標識を表示器♂共に点
滅させ、信号ａｌ！を「宵」から「赤」に変えてトンネ
ルの入口に向って走行して来る車の速度を段階的に低下
させて信号機のところで停止させる。

〔実施例〕

第１図において、（１）は自動車専用道路、（２）はト
ンネル、　＋３Ｌｌｊ　Ｉ−ンネル内に設けられた地震
動センサ、（４Ｉは上記地震動センサおよび周知のレー
ダスピードメータのような速度検知器Ｓにつながり。

後述する信号機および標識を制御する制御器であって１
例えはマイクロコンピュータのような演算および制御機
能を備えた機能侠素を主体として構成されている。この
制御器からは通常は制御信号（１０ａＪを出力している
か、地震か発生し、その震度か所定以上の場合には信号
機および標識を切換えるための制御信号（１０ｂ）を出
力する。（５１はトンネル（２）の入口（６，から距１
１１　／　１　　だけ車の到来方向に離ｎた位置に設置
さｎた信号機、（７）は信号機（５１から１２　だけ車
の到来方向に離れた位置に設置された第１の可変標識で
制限速度を可変標示する。（８）は上記標＠　＋７）か
ら７５　だけ車の到来方向に階れた位置に設置さｎた可
変第２の標識である。

なお、１１＝ｈ＝ｌｓの関係に限らすｌ＋＜ｈ＜１５．
あるいはｌｔ　＝　／２　＜　ｈの関係など直線通路、
カーブあるいは横風注意箇所など種々の道路状況１周囲
環境などによって決定される。■は地震か発生した時に
それを表示してドライバーに知らせる表示器であって、
前記した標識と共に点滅動作をする。なお表示器きして
は昼夜の別なく視認し易いように、ドツト式の電光表示
方式のようなものかよい。（９）は矢印方向に進行する
車である。

ＩＰＳは制御器（４１内の点滅信号（フリッカ信号ン発
生部であって上記標識と９表示器を点滅させるもので、
標識は感知器か作動したのち所定の標示に切換ったあと
で、また表示器＠は第５図のような表示をしたあとで点
滅信号によって点滅する。

なお、速度検知器Ｓはトンネルの入口から最も離れた位
置に設置さｎている第２の標識ｔ８１から車の到来方向
に所定の距障をおいた位−に設置さｎており、走行して
来る車（９）の速度を検知し、検知信号を制御器＋４１
に与える。制御器はこの検翅信号を受けて、車の速度に
応じた制限速度標示信号を標ｔａ　（７１＋８１に与え
る。すなわち、制限速度は実測した速度をもとに信号機
（５１までの距離を制御距離として決定される。

このような構成において、地震か発生しない場合には制
御信号（１０ａＪで信号機（５１は「青」であり。

標識（７）および（８１は轟該自動車専用道路の最高速
度（例えば１１００ｋ／ｈ）＆して標示しておく。この
ような状態において、地震動か生じ、センサ（３）から
制御器（４１に感知信号を与えられ、かつ負度か所定以
上であれば制御器（４１は制御信号（１０ｔＱを出力し
０表示器＠に所定の表示を行わせるとともに信号機（５
１，標識（７）および（８）を制御する。

すなわち、制御信号（１０ｂ）によって信号機（５１を
「赤」にするとともに、前記した速度検出器の出力に応
じて第１の標識（７）の速度標示を例えば３０ｋｍ／ｈ
、第２の標識（８）の速度標示を例えば６〇−／ｈとす
る。

さらに詳しくのべる七トンネルの入口の手前においてト
ンネルに向ってくる走行車の速度を段階的に下げさせ、
トンネルの入口手前で停止させる。

なお、このようにするには／２　、１ｓの距離は制動距
離を考慮し、速度降下に十分対応できるものでなければ
ならないこ七は言うまでもない。

次に標識＋７１１８１の構成例を第２図、第３図、第４
図を用いて説明する。

第２図は標識の構成例を示すもので、αυは表示文字等
の最小単位となるドツトａ３（透明または不透明）を除
いて不透明な板状ガラス、またはプラスチックを用いて
形成した前面板、α３は一本又は複数本で一つのドツト
を形成する丸棒状光導体であって、透明なプラスチック
で形成さｎ、かつフレキシビリティを有し、透明または
半透明の各ドツトα２に対応させである。なおドツトα
２は後述する文字記号、あるいは固形ｌ絵柄）の最小単
位をなすものである。上記光導体の一端は前面板α力の
ドツト（１２の部分に固定され、他端は光発生装置Ｉに
位置する。

すなわち１元発生装＃ＬＩは光源（例えばハロゲンラン
プンａＳと、この光源（１５から発せられた光を反射す
る反射体（ＲＥＦＬＥＯＴＯＲ，）　（１Ｇとから構成
されており、上記光導体α３の他端は上記反射体ａｌｌ
の焦点に位置する。

したかって、電源αηからの電力によって光源α３が点
灯すれば、その光は光導体（１３の他端から入射し、一
端部ｌζ達する。

第３図は第２図のような構成のもとに所要の標示を行う
場合の一例であって実際には速度、すなわち数字か標示
される。

第４図は第２図および第３因のように構成されている標
識において標示を変える手段を付加したもので、αυは
前面板、（１５−リ〜（１３−ｎ、）は光導体。

Ｉは発生装置、αＳは光源、αｅは反射体、ａηは電源
。

（１８−１）〜（１Ｂ−１１１光スイツチであって、そ
れぞｎの光導体（１６−リ〜（１３−ｎ）の途中に設け
られ。

個々に選択回路＋１９によって選択制御される。（４１
は制御器であって、この制御器ｆ４＋から火災感知によ
って生ずる信号によって、上記選択回路ａ９は上記元ス
イッチを選択制御する。また、制御器（４Ｉの点滅信号
発生部Ｆ８から生ずるフリッカ信号は１１！源ａηと表
示器部に与えらｎ、それらをＯＮ、ＯＦＦ’制御する。

従って、制御器（４１が所定の震度の地震の際に表示器
■に第５図に示すような表示を行い、かつ走行して来る
車の速度に応じて速度標示を変えるように制御信号を出
力すれば選択回路α３は元スイッチの選択を行い１通常
の速度標示より低い速度標示を行う。

そのため標３１（７１１８１にそｎぞｎ走行して来る車
を信号＠（５１の手前で停止させるべく実測値に対する
制動距離を考慮した減速のための速度を標示することか
できる。

この発明は以上のようになっているから地震動か感知さ
れ、それか所定の′Ｍ度以上の場合には表示器に所定の
表示かなされ、トンネルの入口に向って走行してくる車
の速度を標識の指示に従って段階的に降下させてトンネ
ルの入口の手前で停止させることになり、それによって
事故を防ぐことかできる。

なお、上記実施例では光導体として透明なプラスチック
で形成した丸棒状のものを例に上げたか。

これを光ファイバにおきかえてもよいこ♂は言うまでも
ない。

才た。地震度センサはトンネル内に設けられているか、
トンネル近傍のトンネル外Ｅζ設けてもよいことは１゛
うまでもない。

ところで、実施例のように光導体と、光源と。

反射体とを組付せた標識は従来一般に使用されている光
源と０表示マスク（表示文字等の形を表わすもの〕を使
用した標識に比べて消費電力も小さく、Ｌカ）も光源ｌ
ζ通電していない時Ｉζおこりがちな錯覚イメージ（従
来の標識において明るい太陽光のもとでは光源か点灯し
ていないのに表示マスク表面の太陽光反射によってあた
かも点灯しているようｌこ見える現象）をなくすことが
でき、ドライバー等にとってはきわめて見易い標識とな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による信号制御方法を説明するための
図、第２図〜第４図はこの発明に用いられる標識の一例
を示す図、第５図は表示Ｏの表示例を示す図であり、（
１）は道路、（２）はトンネル、（３）は地震動センサ
、（４Ｉは制御器、（５１は信号機、（６：はトンネル
の入口、　（７８８１は標ｇｌ、＜９１は車、　　（１
（ｌａ八（１０ｂ）は制御信号、（ＩＤは前面板、（１
３はドツト、（１３は光導体、（Ｉ４は光発生装置、　
（１５１は光源、　ａｔ９は反射体、α力は電源、錦は
光スィッチ、σＳは選択回路。 山は表示器、Ｓは速度検知器、ＦＢは点滅信号発生部で
ある。 なお９図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示してある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　自動車専用道路のトンネル内、又はトンネル近傍に地
   震動検知センサを設けるとともに、そのセンサを地震動
   の震度に応じた制御信号を出力する制御器に接続し、さ
   らにトンネルの入口から車の到来方向に所定の距離をお
   いた位置に「青」、「赤」切換が可能な信号機を、そし
   てその信号機から所定の距離をおいて車の到来方向に標
   示が切換可能な制限速度標示用標識を所定の間隔で複数
   個配置し、さらに上記信号機から最も離れた位置に設置
   されている標識から車の到来方向に所定の距離をおいた
   位置に車の走行速度検知器と、地震が発生した場合に、
   それをドライバーに知らせるための表示を行う表示器と
   を配置し、上記センサが地震動を感知し、その震度が予
   じめ設定してある震度以上の場合には、上記表示器に地
   震が発生したことを表示するとともに上記走行速度検知
   器によつて検知され、かつトンネルの入口に向つて走行
   する車の速度をもとにしてトンネルの入口から最も遠い
   位置にある標識の標示を当該自動車専用道路の最高速度
   より低い制限速度に切換え、さらにこの標識と上記信号
   機との間に位置する他の標識の標示をトンネルの入口か
   ら最も遠い所に位置する標識の切換後の標示より低い制
   限速度に切換え、そして上記標識の全部と、上記の表示
   器とを制御器の作用によつて点滅させるとともに、上記
   信号機を「青」から「赤」に切換えてトンネルの入口に
   向つて走行してくる車の速度を段階的に降下させたのち
   、トンネルの手前で停止させるようにしたことを特徴と
   する交通信号制御方法。