JPS6317732A - パレツト荷積み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、パレット荷積み装置に関するものである。

（従来の技術） たとえば、生ビールの樽のような品物は、鮮度の問題等
により、流通の最終段階では１個ないし数個ずつ取引さ
れるが、出荷時点では多数がまとまっている状態の方が
便利であるため、流通過程で段階的に小分けにするのが
望ましく、しかも、この樽のような円筒形状の品物は、
そのままでは安定した積重ねが困難なこともあって、パ
レットと１段分の複数個の品物とを交互に積重ねて、最
下部のパレットの他に各段の品物の間にパレットを介在
させた状態に荷積みし、この状態で出荷され、流通過程
で、フォークリフト等によりパレットごと１段ずつに分
けられ、さらに、１個ずつパレットから降ろされる。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、従来は、パレットと品物を交互に積重ねて多
段に荷積みするのに適した装置が無く、パレット上に品
物を１段だけ乗せたものをフォークリフトで多段に積重
ねていた。

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、パレッ
トと１段分の品物とを交互に積重ねることのできるパレ
ット荷積み装置を提供するものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明のパレット荷積み装置は、パレットＰ上に品物Ｗ
を荷積みする荷積みステーション１に隣接してパレット
Ｐが供給されるパレットステーション２及び品物〜Ｖが
供給される品物ステーション３を配設し、これらの各ス
テーション１，２゜３に対して水平方向及び上下方向に
移動可能な移動体１３を設け、この移動体１３にパレッ
トＰの両側部に係合する両側のフック体２Ｇを開閉可能
に設け、上記移動体１３に品物Ｗの両側部に当接する両
側のガイド体３２．３５を開閉可能に設けるとともに、
上記移動体１３に両側のガイド体３２．３５の一方の外
側下部から両側のガイド体３２．３５間の品物Ｗの下部
に進退するフォーク体３９を設けたものである。

（作用） 本発明のパレット荷積み装置は、パレットステーション
２のパレットＰの両側部に対し両側のフック体２６を閉
じて係合し、この両側のフック体２６に係合したパレッ
トＰを移動体１３の移動によって荷積みステーション１
に移動した後、両側のフック体２６を開いてパレットＰ
を離し、また、品物ステーション３の品物Ｗの両側部に
対し両側のガイド体３２．３５を閉じて当接するととも
に、この品物Ｗの下部に対してフォーク体３９を進出し
、この品物Ｗを移動体１３の移動によってフォーク体３
９ですくい上げて荷積みステーション１に移動した後、
フォーク体３９を品物Ｗの下部から退避することにより
両側のガイド体３２．３５に沿って品物ＷをパレットＰ
上に降ろすものである。

（実施例） 本発明のパレット荷積み装置の一実施例を図面を参照し
て具体的に説明する。

第１図及び第２図において、１はパレットＰ上に樽のよ
うな円筒形状の品物Ｗを荷積みする荷積みステーション
で、この荷積みステーション１の図示右側部に隣接して
パレットＰが供給されるパレットステーション２が配設
されているとともに、反対側の荷積みステーション１の
図示左側部に隣接して品物Ｗが供給される品物ステーシ
ョン３が配設されている。

上記荷積みステーション１にはヂエーンコンベヤから成
る荷積みパレット搬出用のコンベヤ４の搬送方向の上流
側部分が設置され、このコンベヤ４の下流側端部には水
平方向旋回可能のローラコンベヤから成る方向転換機構
５が接続されている。

上記パレットステーション２にはヂエーンコンベヤから
成るパレット供給用のコンベヤ６の搬送方向の下流側部
分が設置され、このコンベヤ６の上流側部分の上部には
パレット収納供給機構７が設けられている。なお、この
パレット収納供給機構７は、多数のパレットＰを積重状
態で収納するとともに、この収納したパレットＰを１枚
ずつ下方のコンベヤ６上に供給するものである。

上記品物ステーション３にはローラコンベヤから成る品
物整列用のコンベヤ８が設置され、このコンベヤ８の搬
送方向の下流側端部にはローラコンベヤから成る品物供
給用のコンベヤ９が接続されている。なお、品物整列用
のコンベヤ８上では３個の直立状態の品物Ｗがコンベヤ
８の搬送方向に沿って前後方向に１列に整列するように
なっている。

ここで、上記各ステーション１，２．３に設置されたコ
ンベヤ４．６．８は、互いに平行で、各ステーション１
．２．３が並んだ左右方向と直角の前後方向を向いてい
る。

そして、上記荷積みステーション１のコンベヤ４の搬送
方向上流側の延長９硲に支柱１１が垂直に立設され、こ
の支柱１１の上記各ステーション１゜２．３側に各ステ
ーション１，２．３が並んだ左右方向に沿って水平に長
くかつ支社１１に沿って上下動する貸降体１２がられ、
この昇降体１２の各ステーション１．２．３側に昇降体
１２に沿って水平左右方向に移動する移動体１３が設け
られ、第３図ないし第６図に示すように、この移動体１
３に支枠２１を介してパレット用の保持機構２２及び品
物用の保持機構２３が設けられている。

上記パレット用の保持機構２２は、上記支枠２１の前後
側下部に前後一対の平行な軸２４を設け、この一対の軸
２４の左右両端部にく字板状のアーム２５を取付け、こ
の各アーム２５の先端部に断面し８字板状のフック体２
６を前後方向に対向して取付け、上記前後の軸２４をそ
れぞれ支枠２１に設けたエアシリンダ２７でレバー２８
を介して回動するもので、この各エアシリンダ２７で各
軸２４を同期して反対の方向に回動することにより、支
枠２１の下方において前後のフック体２６が前後方向に
開閉するようになっている。

上記品物用の保持機構２３は、上記支枠２１の下部に支
持杆３１を介して垂直板状のガイド体３２を上記品物整
列用のコンベヤ８の搬送方向と同じ前後方向に向けて固
定するとともに、支枠２１の右側下部に上記移動体１３
の移動方向と同じ左右方向移動自在のスライダ３３及び
支持杆３４を介して上記固定のガイド体３２と平行な垂
直板状の可動のガイド体３５を設け、さらに、支枠２１
の左側下部に左右方向移動自在のスライダ３６及び支持
杆３７を介して多数のＬ７棒状のフォーク３８を備えた
フォーク体３９をそのフォーク３８を右方に向けて設け
、各スライダ３３、３６をそれぞれ支枠２１に設けたエ
アシリンダ４０゜４１で駆動するもので、エアシリンダ
４０でスライダ３３を移動すると、左側の固定のガイド
体３２に対して右側の可動のガイド体３５が進退して左
右のガイド体３２．３５が上記フック体２６及びフォー
ク体３９よりも高い位置で開閉するようになっており、
エアシリンダ４１でスライダ３６を移動すると、フォー
ク体３９のフォーク３８が上記フック体２６よりも高い
位置で左側の固定のガイド体３２の外側下部から左右の
ガイド体３２．３５間の下側に進退するようになってい
る。

なお、上記左右のガイド体３２．３５の内側部には１列
３個の品物Ｗを前後方向に位置決めする複数の三角形の
位置決め用の突部４２が設けられ、フォーク体３９のフ
ォーク２８は上記品物ステーション３の品物整列用のコ
ンベヤ８のローラ間の間隙に対応するようになっている
。

次に、作動を説明する。

パレット収納供給様溝７から下方のパレット供給用のコ
ンベヤ６にパレットＰを１枚ずつ順次に供給し、このパ
レットＰをコンベヤ６でパレットステーション２に搬送
し、また、品物供給用のコンベヤ９から品物ステーショ
ン３の品物整列用のコンベヤ８に直立状態の品物Ｗを１
個ずつ順次に供給し、コンベヤ８上で３個の直立状態の
品物Ｗをコンベヤ８の搬送方向に沿って前後方向に１列
に整列させる。

そして、移動体１３をパレットステーション２の上方に
移動した状態で、昇降体１２を下降することによって、
パレット用の保持機構２２の前後側のフック体２６をパ
レットステーション２のパレットＰの前後に位置決めし
、その後、各エアシリンダ２７によりパレットＰの前後
側部に対し各フック体２６を閉じて引掛は状に係合する
。

ついで、昇降体１２を上昇して各フック体２６に係合し
たパレットＰを持上げ、移動体１３を荷積みステーショ
ン１の上方に移動した後、昇降体１２を下降することに
よαて、各フック体２６に係合したパレットＰを荷積み
ステーション１の荷積みパレット搬出用のコンベヤ４上
に降ろし、その後、各エアシリンダ２７により各フック
体２６を開いてパレットＰの前後側部から離す。

ついで、昇降体１２を上昇し、移動体１３を品物ステー
ション３の上方に移動した後、昇降体１２を下降するこ
とによって、品物用の保持機構２３の左右側のガイド体
３２．３５を品物ステーション３のコンベヤ８上に整列
した１列３個の品物Ｗの左右に位置決めし、その後、エ
アシリンダ４０により可動のガイド体３５を固定のガイ
ド体３２に向かって進出させて１列３個の品物Ｗの左右
側部に対し各ガイド体３２．’　３５を閉じて当接する
とともに、エアシリンダ４１によりフォーク体３９のフ
ォーク３８を固定のガイド体３２の外側下部から、コン
ベヤ８のローラ間の間隙を介して、左右のガイド体３２
．３５間の下側つまり１列３個の品物Ｗの下部に選出す
る。

ついで、昇降体１２を上昇してフォーク体３９で１列３
個の品物Ｗをすくい上げ、移動体１３を荷積みステーシ
ョン１の上方に移動した後、昇降体１２を下降すること
によって、フォーク体３９ですくい上げた品物Ｗを荷積
みステーション１のパレットＰの直上に降ろし、その後
、エアシリンダ４１によりフォーク体３９のフォーク３
８を左右のガイド体３２゜３５間の下側から固定のガイ
ド体３２の外側下部に退避させて１列３個の品物Ｗの下
部から引抜くことによって、１列３個の品物Ｗが自重で
左右のガイド体３２．３５に沿って位置決め状態でパレ
ットＰ上に降りる。

ついで、昇降体１２を上昇し、各ガイド体３２゜３５が
品物Ｗから離れたら、エアシリンダ４０により可動のガ
イド体３５を固定のガイド体３２と反対の方向に退避さ
せて各ガイド体３２．３５を開く。

そうして、このようにして、品物用の保持機構２３を用
いて、品物ステーション３のコンベヤ８から荷積みステ
ーション１のパレットＰ上に対しパレットＰ上の右側部
から左側部に向かって順次に１列ずつ品物Ｗを移載し、
４列の品物Ｗを移載すると、１段分が構成され、１段分
４列の品物Ｗを移載したら、再び、パレット用の保持機
構２２を用いて、この荷積みステーション１のパレット
Ｐ上の１段分の品物Ｗの上部にパレットステーション２
からパレットＰを移載し、これによって、パレットＰと
１段分の品物Ｗとを交互に荷積みする。

そして、パレットＰと品物Ｗを交互に所定の段数に伺積
みしたら、この荷積みステージフン１の荷積みパレット
Ｐを荷積みパレット搬出用のコンベヤ４から方向転換機
構５に搬送し、この方向転換ｔａｖ４５から先はフォー
クリフトで搬送する。

なお、コンベヤ４から荷積みパレットＰを受取るときの
方向転換機構５は第１図において二点鎖線の状態で、フ
ォークリフトが荷積みパレットＰを持ち去るときには方
向転換機構５を実線のように旋回するが、これは、フォ
ークリフトの移動を容易にするためである。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明のパレット荷積み装置は、パレ
ットステーションのパレットの両側部に対し両側のフッ
ク体を閉じて係合し、この両側のフック体に係合したパ
レットを移動体の移動によって荷積みステーションに移
動した後、両側のフック体を開いてパレットを離し、ま
た、品物ステーションの品物の両側部に対し両側のガイ
ド体を閉じて当接するとともに、この品物の下部に対し
てフォーク体を進出し、この品物を移動体の移動によっ
てフォーク体ですくい上げて荷積みステーションに移動
した後、フォーク体を品物の下部から退避することによ
り両側のガイド体に沿って品物をパレットＰ上に降ろす
ので、パレットと品物を交互に荷積みすることができ、
たとえば、安定した積重ねが困難な円筒状の品物も、パ
レットと交互にｖ４重ねることにより安定的に荷積みす
ることができ、しかも、パレットと品物を交互に積重ね
ることにより、流通過程で、フォークリフト等によりパ
レットごと１段ずつに分けることができ、さらに、１個
ずつパレットから降ろすことができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実滴例を示し、第１図はパレット荷積み
装置の平面図、第２図はその正面図、第３図はそのパレ
ット及び品物の保持１ａ構部分の側面図、第４図はその
パレットの保持Ｒ横部分の正面図、第５図はその品物の
保持機構部分の平面図、第６図はその品物の保持機構部
分の正面図である。 Ｐ・・パレット、Ｗ・・品物、１・・荷積みステーショ
ン、２・・パレットステーション、３・・品物ステーシ
ョン、１３・・移動体、２６・・フック体、３２．３５
・・ガイド体、３９・・フォーク体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）パレット上に品物を荷積みする荷積みステーショ
   ンに隣接してパレットが供給されるパレットステーショ
   ン及び品物が供給される品物ステーシヨンを配設し、こ
   れらの各ステーションに対して水平方向及び上下方向に
   移動可能な移動体を設け、この移動体にパレットの両側
   部に係合する両側のフック体を開閉可能に設け、上記移
   動体に品物の両側部に当接する両側のガイド体を開閉可
   能に設けるとともに、上記移動体に両側のガイド体の一
   方の外側下部から両側のガイド体間の品物の下部に進退
   するフォーク体を設けたことを特徴とするパレット荷積
   み装置。