JPS63177165A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明はマルチカラー（２色もしくは３色以上の単色カ
ラー）又はフルカラー電子写真複写機やコンピュータ、
ファクシミリ等の出力部を構成するカラー記録装置等の
画像形成装置に用いられる現像装置に関する。

（従来技術） 例えば感光ドラムの如き単一の潜像担持体に対して複数
の異なる色トナーを用いた複数の現像器を配置する構成
として、この潜像担持体の周面に複数の現像器を並べて
配置するものと、複数の現像器を回転体により支持し、
この回転体を回転駆動することで所望する色トナーに対
応する現像器のみを潜像担持体に対向させるものとが提
案されている。

特に後者の場合、潜像担持体には常時１つの現像器が対
向するため潜像担持体の周長を極力小さくすることが可
能となり、装置の小型化が図れる。

このような現像装置を適用した画像形成装置第２図はそ
の提案例を示す。図において、潜像担持体である感光ド
ラム１は矢印３方向に回転する。その感光ドラム１の周
囲には帯電器４゜現像装置１００．転写系５そしてクリ
ーニング器６が配設されている。光学系１０は原稿走査
系１１゜１２．１３．１４．１５，１６．１８と色分解
フィルター１７を有する。現像装置１００はイエロート
ナーを用いるイエロー現像器１０１Ｙ、マゼンタトナー
を用いるマゼンタ現像器１０１　Ｍ、シアントナーを用
いるシアン現像器１０１　Ｃ，ブラックトナーを用いる
ブラック現像器１０１８Ｋを一体に有する。各現像器は
図示の如く回転体３００に着脱可能に保持され、中心軸
３２０を中心に回転することで、感光ドラムに対向する
現像位置に対する現像器の交換を行う。

一方、転写系５はグリッパ−５１を有した転写ドラム５
３とその内側の転写用放電器５７等を有している。

フルカラー画像形成は、上記転写ドラム５３上に支持し
た転写材上に順次色トナーを転写することで形成する。

この転写材はカセット３１又は３２から供給され、転写
工程終了後、分離手段６５により転写ドラム５３から分
離され、搬送手段２５によって定着器２０へ搬送した後
、トレイ２３上に排出される。

現像器を支持する回転体３００は、第３図示の様に前側
板３０１と後側板３０２そして両者を連結するステー３
０３により構成され、各ステー３０３間で仕切られる空
間に各現像器１０１が支持される。現像器１０１は回転
体３００に対し第３図矢印の方向に回転体３００に対し
着脱可能になっており、現像器の装着時においては現像
器上部のビン２１１ａ、２１１ｂを中心として、回転体
３００に対し揺動可能に支持される（第４図参照）、そ
して押圧部材２１２により現像器１０１を押圧して、現
像器１０１の現像ローラ１１０の両端部同軸上の突当て
コロ１７０が感光体１に当接することにより、現像時必
要な現像ギャップが保証されるものである。

しかしながら上述のような現像器の支持方法では、現像
器を現像位置に位置決めした時に、未だ上記現像ギャッ
プの保証が不安定であった。

（発明の目的〕 本発明は上述従来例に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とする処は回転体に対する現像器の支持方法の最
適化を図った現像装置を提供することにある。

（発明の概要） 本発明は複数の現像器を回転体に支持し、所望の現像器
を被現像体に対向する現像位置に回転移動して現像を行
う現像装置において、前記回転体を前側板と、後側板と
、その両者を連結する連結部材から構成するとともに、
前記前側板に揺動可能に支持される第１の現像器支持部
材と、前記後側板に揺動可能に支持される第２の現像器
支持部材とを設け、前記第１．第２に現像器支持部材に
前記現像器をそれぞれが支持させたことを特徴とするも
のである。

〔実施例〕

第５図及び第６図は、本発明の現像装置へ外部よりトナ
ーを供給するためのホッパ一部と現像装置との関係を示
したものである。

各現像器に対応して、イエロー現像器１０１Ｙ用のイエ
ローホッパー２０１Ｙ、マゼンタ現像器用のマゼンタホ
ッパー２０１Ｍ、シアン現像器用のシアンホッパー２０
１０．ブラック現像器用のブラックホッパー２０１８Ｋ
が回転体上部に配置され、各ホッパー２０１よりホッパ
ースクリュー２０３、その搬送ガイドをするホッパーホ
ース２０２により回転体３００の中心軸である中空軸３
１０の内部まで導かれ、回転体内部より各現像器１０１
に供給される。尚、各図において符号添字Ｙ、Ｍ、Ｃ，
ＢＫはそれぞれイエロー用、マゼンタ用、シアン用、ブ
ラック用を意味する。

中空軸３１０内部まで導くスクリュー２０３は各包中空
軸３１０の軸方向にスクリュー終端を異らせである。中
空軸３１０と同軸上には、円筒状の補給リング３５０が
設けられ、中空軸３１０と補給リング３５０及びその両
端部のオイルシール３５２により閉ざされた環状室３５
１を形成する。

また、補給リング３５０の両端部（オイルシールの更に
外側）には、補給リング３５０と中空軸３１０との同軸
度を保つための円板状支持部材３５３がとなり合う補給
リングとの間にまたがっている。

４つのＢ補給リングの両端部（第１図の３５０Ｙと３５
０８Ｋ）では、円板状支持部材３５３の倒れを防止する
ためのスラスト止め３５５が中空軸３１０に固定されて
いる。各色の補給リング３５０は同一形状をしており、
第８図示の様に一端面に凸部を他端面に凹部を９０°位
相をずらして有しており、となり合う補給リング間でそ
の凸部と凹が嵌合している。そして補給リング３５０の
外周面にトナー補給用ノズル部３５ＯＮを有し、このノ
ズル部に現像器１０１の補給受入口１０１１が挿入され
る（第５図参照）。

補給リング３５０のノズル部３５ＯＮと現像器１０１の
トナー受入口１０１１との接合部は、発泡性のシール部
材（例えばウレタンフオーム）３５６によりシールされ
ている。

第８図は第５図のＡ部での断面図を示したものであり、
ホッパ一部よりホッパースクリュー２０３により搬送さ
れるトナーは、補給位置において（第８図状態）補給リ
ング３５０のノズル部３５ＯＮ及び現像器１０１のトナ
ー受入口１０１１を介して図のように現像器内に導かれ
る。補給リング３５０は回転体と共に回転移動し、現像
位置においては第９図示の状態となる。

このように回転体内部より現像器へのトナー補給は補給
リングで形成される環状室３５１を介して行うため、補
給時トナー飛散がない。

また現像器は回転体３００のビン３００１を中心に揺動
可能に支持され、現像時においては現像ローラ１０１２
の両面同軸上支持された突当てコロ１フ０が、感光ドラ
ムに当接することにより現像時必要なギャップが維持さ
れる。この現像器の揺動に対しては、シール３５６の伸
縮によりトナー受渡し部からのトナー漏れは防がれる。

次に回転体３００に対する現像器１０１の支持方法につ
いて説明する。尚、支持方法は各現像器とも同様である
ので、本例では１つの現像器について説明する。

第１０図は回転体構成を示し、前側円板３００ａ、後側
円板３００ｂと両日板を結ぶ４枚のステー３０１により
、現像器１０１の収納する４つの部屋を仕切っている。

ステー３０１にある開口３４０は、現像器１０１のトナ
ー受入口１０１１の押入される穴であり、丸長穴３４１
は回転体に対する現像器長手方向の位置を決める位置決
め穴である。

回転体３００の後側円板３００Ｂには、現像器を支持す
る揺動板３００２が後側円板３００ｂに固定されたビン
３００１を中心に揺動可能に支持されている。また揺動
板３００２上の長穴３００５には段ビス３００６が固定
されており、揺動板３００２は長穴３００５の長さに応
じて揺動量が決定される。

また揺動板３００２上には、Ｕ字状ブロック３００３と
Ｕ字状曲げ部３００４が固定されており、揺動板３００
２全体はバネ３００７の付勢力によって回転体より外側
方向への力が働いているアーム３０１０は、現像器を固
定するためのもので揺動板３００２の揺動中心点である
ビン３００１に対し回転可能に支持され、そのアーム３
０１Ｏを矢印方向に回転させると、アーム３０１０内の
ビス３０１１が揺動板３００２上のタップ３００８と対
応する位置にある。

第１図は第１０図を裏側より見たものである。

現像器の回転体への着脱位置は現像位置より１８０°離
れており、その位置において現像器は矢印中方向から装
着される。現像器１０１の後側面には現像ローラ軸方向
に平行なスタッドが２本１００１及び１００２が設けら
れ、スタッド１００２は揺動板３００２上のＵ字状曲げ
部３００４に係合させ、スタッド１００１はＵ字状ブロ
ック３００３のＵ字溝に係合させ、アーム３０１０を矢
印方向に回転させ、アーム内のビス３０１１を揺動板３
００２上のタップ３００８に締めつけることにより現像
器は揺動板に固定される。

第１１図はアーム３０１０を固定した状態図を示してお
り、スタッド１００２はＵ字状曲げ部３００４のＵ字溝
に係合し、スタッド１００１は０字ブロック３００３の
Ｕ字溝及びアーム３０１０の当接面３０１０ａにより押
えつけられている。

一方、現像器１０１の前側面については、スタッド１０
０３のみがスタッド１００１と同軸上に設けられており
、そのスタッド１００３が前側円板３００ａ上に揺動板
３００２上の０字ブロック３００３とアーム３０１０に
より固定されている。また現像器のスラスト位置決めビ
ン１００４が第１０図示の丸長穴３４１に係合して、回
転体３００に対するスラスト位置が決定される（第１２
図参朋）。

本実施例では、現像器手前側にスタッド１本（１００３
）、奥側にスタッド２本（ｔｏｏｔ。

１００２）を設け、それぞれのスタッドを介しそれぞれ
の揺動板に現像器を固定しているが、スタッドの数は特
にこれに限定されるものではない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、各々の現像器が回
転体の前・後の両側板上でそれぞれ独立して揺動可能で
あるので、現像器を現像位置に移動した際、良好に位置
決めを行うことができ、安定した現像ギャップを維持で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明現像装置を後側から見た平面図である。 第２図は本発明が適用可能な画像形成装置を示す概略図
である。 第３図は従来の回転体を示す斜視図である。 第４図は第３図の回転体の場合の現像器の位置決めを示
す概略図である。 第５図は本発明の実施例を示す現像装置のトナー補給装
置を説明する断面図である。 第６図は第５図のトナー補給装置の斜視図である。 第７図は本発明の実施例を示す現像装置における回転体
の中空軸を示す斜視図である。 第８図は現像器がトナー補給位置にある状態を示す断面
図である。 第９図は現像器が現像位置にある状態を示す断面図であ
る。 第１０図は本発明の実施例を示す現像装置の回転体につ
いて説明する斜視図である。 第１１図は揺動板に現像装置が支持固定された時の後側
揺動板を示す平面図である。 第１２図は揺動板に現像装置が支持固定された時の状態
を、現像器の長手方向に関して示した概略図である。 １０１Ｙ、ＩＯＩＭ、ｌ０ＩＣ，ｌ０ＩＢＫ−一一一一
一一一現像器、 ３００−−−−一−−−回転体、 ３００　ａ　−−−−−一回転体の前側板、３００　ｂ
　−−−−−一回転体の後側板、３０１−−−−−−−
一連結部材（ステー）、３００２−−−−−一揺動板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の現像器を回転体に支持し、所望の現像器を
   被現像体に対向する現像位置に回転移動して現像を行う
   現像装置において、前記回転体を前側板と、後側板と、
   その両者を連結する連結部材から構成するとともに、前
   記前側板に揺動可能に支持される第１の現像器支持部材
   と、前記後側板に揺動可能に支持される第２の現像器支
   持部材とを設け、前記第１、第２の現像器支持部材に前
   記現像器をそれぞれ支持させたことを特徴とする現像装
   置。