JPS6312695Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312695Y2 JPS6312695Y2 JP1980155070U JP15507080U JPS6312695Y2 JP S6312695 Y2 JPS6312695 Y2 JP S6312695Y2 JP 1980155070 U JP1980155070 U JP 1980155070U JP 15507080 U JP15507080 U JP 15507080U JP S6312695 Y2 JPS6312695 Y2 JP S6312695Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- threshing
- threshing clutch
- residue
- clutch
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 239000010903 husk Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は例えばコンバインなどに搭載し、刈取
部で刈取つた穀稈を脱穀処理する脱穀装置に関す
るものである。
部で刈取つた穀稈を脱穀処理する脱穀装置に関す
るものである。
「従来の技術」
従来、特開昭52−88104号公報に示す如く、エ
ンジンの回転数を検出し、エンジンの設定回転以
上で制御装置を作動させる技術があつた。
ンジンの回転数を検出し、エンジンの設定回転以
上で制御装置を作動させる技術があつた。
「考案が解決しようとする問題点」
しかし乍ら前記従来技術は、エンジンの回転数
を検出するだけであるから、脱穀部内に籾及び塵
などの残留物がないときでもエンジン回転数を無
駄に上昇させてから脱穀部を駆動する必要があ
り、脱穀部の駆動効率の向上などを容易に図り得
ない等の問題があつた。
を検出するだけであるから、脱穀部内に籾及び塵
などの残留物がないときでもエンジン回転数を無
駄に上昇させてから脱穀部を駆動する必要があ
り、脱穀部の駆動効率の向上などを容易に図り得
ない等の問題があつた。
また前記従来技術は、脱穀クラツチレバー操作
により脱穀クラツチを入切する場合、前記レバー
を入支持してエンジンの回転が上昇するまで待機
する必要があり、作業者が脱穀クラツチの入時期
を明確に把握し得ない等の機能上の問題があつ
た。
により脱穀クラツチを入切する場合、前記レバー
を入支持してエンジンの回転が上昇するまで待機
する必要があり、作業者が脱穀クラツチの入時期
を明確に把握し得ない等の機能上の問題があつ
た。
「問題点を解決するための手段」
然るに、本考案は、エンジン回転数を検出する
回転センサと、脱穀部内の残留物を検出する残留
物感知センサとを備えると共に、脱穀クラツチレ
バーの入操作に係わらず脱穀クラツチを切維持す
る脱穀クラツチ解除部材を設け、脱穀部内の残留
物が検出されたときでエンジン回転数が設定以下
に下降したときに前記各センサ出力に基づいて脱
穀クラツチレバー入操作により脱穀クラツチを入
作動不可能に前記各センサに前記解除部材を連動
連結させたことを特徴とするものである。
回転センサと、脱穀部内の残留物を検出する残留
物感知センサとを備えると共に、脱穀クラツチレ
バーの入操作に係わらず脱穀クラツチを切維持す
る脱穀クラツチ解除部材を設け、脱穀部内の残留
物が検出されたときでエンジン回転数が設定以下
に下降したときに前記各センサ出力に基づいて脱
穀クラツチレバー入操作により脱穀クラツチを入
作動不可能に前記各センサに前記解除部材を連動
連結させたことを特徴とするものである。
「作用」
従つて、脱穀部内の残留物を検出して残留物が
あるときはエンジンが設定回転以上のときだけ脱
穀クラツチを入作動させることにより、低回転駆
動によりその残留物を詰まらせる等の不具合をな
くし得、簡単な操作で安全に脱穀部を始動させ得
ると共に、脱穀部に残留物がないときはエンジン
が低回転でも脱穀部を始動し得、従来に比べて取
扱い操作の簡略化並びに脱穀部の駆動効率の向上
などを容易に図り得、また前記解除部材による脱
穀クラツチ切維持により前記各センサ出力を優先
して脱穀クラツチの入作動を阻止し得ると共に、
前記レバー操作を優先して脱穀クラツチを切作動
させ得、作業者が脱穀クラツチの入時期を明確に
把握し得、従来に比べて脱穀クラツチ機能の向上
並びに取扱い操作の簡略化などを容易に図り得る
ものである。
あるときはエンジンが設定回転以上のときだけ脱
穀クラツチを入作動させることにより、低回転駆
動によりその残留物を詰まらせる等の不具合をな
くし得、簡単な操作で安全に脱穀部を始動させ得
ると共に、脱穀部に残留物がないときはエンジン
が低回転でも脱穀部を始動し得、従来に比べて取
扱い操作の簡略化並びに脱穀部の駆動効率の向上
などを容易に図り得、また前記解除部材による脱
穀クラツチ切維持により前記各センサ出力を優先
して脱穀クラツチの入作動を阻止し得ると共に、
前記レバー操作を優先して脱穀クラツチを切作動
させ得、作業者が脱穀クラツチの入時期を明確に
把握し得、従来に比べて脱穀クラツチ機能の向上
並びに取扱い操作の簡略化などを容易に図り得る
ものである。
「実施例」
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
する。
第1図はコンバインの側面図、第2図は同平面
図であり、図中1は左右に走行クローラ2,2を
装設するトラツクフレーム、3は前記トラツクフ
レーム1に固定支持する機台、4はフイードチエ
ン5を左側に張架すると共に扱胴6を内蔵する脱
穀部、7は回動支点軸8を中心に油圧シリンダ9
でもつて昇降させる刈取部、10は前記フイード
チエーン5終端に連結させる排藁チエン11を臨
ませる排藁カツター、12は前記チエン11を介
して排藁を未処理状態で取出す排藁集束台、13
は揚穀筒14を臨ませてなる籾タンク、15は前
記タンク13後部に連設する吸気筒16を備えた
エンジン、17は運転席18及び運転操作部19
を備えた運転台であり、前記刈取部7で連続的に
刈取つた穀稈を脱穀部4で脱穀処理するように構
成している。
図であり、図中1は左右に走行クローラ2,2を
装設するトラツクフレーム、3は前記トラツクフ
レーム1に固定支持する機台、4はフイードチエ
ン5を左側に張架すると共に扱胴6を内蔵する脱
穀部、7は回動支点軸8を中心に油圧シリンダ9
でもつて昇降させる刈取部、10は前記フイード
チエーン5終端に連結させる排藁チエン11を臨
ませる排藁カツター、12は前記チエン11を介
して排藁を未処理状態で取出す排藁集束台、13
は揚穀筒14を臨ませてなる籾タンク、15は前
記タンク13後部に連設する吸気筒16を備えた
エンジン、17は運転席18及び運転操作部19
を備えた運転台であり、前記刈取部7で連続的に
刈取つた穀稈を脱穀部4で脱穀処理するように構
成している。
第3図は脱穀部の断面側面図であり、図中20
は扱胴6を内蔵する扱室21下方に張架させるク
リンプ網、22は揺動リンク23,24を介して
前後方向に揺動自在に支持する揺動選別盤で、該
選別盤22はクリンプ網20下方に位置させるフ
イードパン25と、クリンプ網20及び排塵口2
6の下方に位置させるチヤフシーブ27と、該シ
ヤフシーブ27下方に位置させる選別網28と、
前記チヤフシーブ27後部に連設するストローラ
ツク29と、ストローラツク29の後部下方に位
置させる流穀板30とから構成している。
は扱胴6を内蔵する扱室21下方に張架させるク
リンプ網、22は揺動リンク23,24を介して
前後方向に揺動自在に支持する揺動選別盤で、該
選別盤22はクリンプ網20下方に位置させるフ
イードパン25と、クリンプ網20及び排塵口2
6の下方に位置させるチヤフシーブ27と、該シ
ヤフシーブ27下方に位置させる選別網28と、
前記チヤフシーブ27後部に連設するストローラ
ツク29と、ストローラツク29の後部下方に位
置させる流穀板30とから構成している。
また、図中31は選別網28方向に起風する唐
箕、32は一番樋33に内設して揚穀筒14期端
を連結させ精粒を取出す一番コンベア、34は二
番樋35に内設して二番還元スロワ36に連結さ
せ二番還元物(籾及び藁屑)を扱室21に戻す二
番コンベア、37は藁屑を外部に放出する三番口
38を形成する三番樋、39は揺動選別盤22の
後部上方に位置させる吸排塵フアン、40は前記
フアン39の上部を覆う四番樋、41,42は前
記カツター10上面を開閉する排藁処理切換板で
ある。
箕、32は一番樋33に内設して揚穀筒14期端
を連結させ精粒を取出す一番コンベア、34は二
番樋35に内設して二番還元スロワ36に連結さ
せ二番還元物(籾及び藁屑)を扱室21に戻す二
番コンベア、37は藁屑を外部に放出する三番口
38を形成する三番樋、39は揺動選別盤22の
後部上方に位置させる吸排塵フアン、40は前記
フアン39の上部を覆う四番樋、41,42は前
記カツター10上面を開閉する排藁処理切換板で
ある。
第4図は前記運転操作部19に設ける脱穀クラ
ツチレバー43の要部説明図であり、該レバー4
3の基端筒部44を運転操作コラム45内に軸架
させるクラツチレバー軸46に支持させ、該筒部
44一側にはクラツチ面47を形成するように構
成している。
ツチレバー43の要部説明図であり、該レバー4
3の基端筒部44を運転操作コラム45内に軸架
させるクラツチレバー軸46に支持させ、該筒部
44一側にはクラツチ面47を形成するように構
成している。
また、前記レバー43の入操作に係わらず脱穀
クラツチを切維持する脱穀クラツチ解除部材であ
るソレノイド49を備え、前記レバー軸46には
前記クラツチ面47に噛合うクラツチ面48を有
するソレノイド49のプランジヤ50がスライド
自在に支持されていて、ソレノイド49が励磁さ
れていないとき、つまりコイル51に電流が流れ
ていないとき、スプリング52によつて前記プラ
ンジヤ50を筒部44側に移動させ、これらクラ
ツチ面47,48を噛合連結させると共に、ソレ
ノイド49が励磁されたとき、つまり前記コイル
51が通電状態のとき、前記スプリング52に抗
してプランジヤ50を前述とは逆方向に移動させ
てそのクラツチ面47,48の噛合連結を解除さ
せるように構成している。そして、前記プランジ
ヤ50にはクラツチリンク53基端を固設してい
て、該リンク53先端をクラツチワイヤ54を介
して脱穀クラツチ(図示省略)に連結させ、前記
レバー43を「入」操作したとき、該ワイヤ54
を介して脱穀クラツチを継続動作とさせ脱穀駆動
を行わしめるように構成している。
クラツチを切維持する脱穀クラツチ解除部材であ
るソレノイド49を備え、前記レバー軸46には
前記クラツチ面47に噛合うクラツチ面48を有
するソレノイド49のプランジヤ50がスライド
自在に支持されていて、ソレノイド49が励磁さ
れていないとき、つまりコイル51に電流が流れ
ていないとき、スプリング52によつて前記プラ
ンジヤ50を筒部44側に移動させ、これらクラ
ツチ面47,48を噛合連結させると共に、ソレ
ノイド49が励磁されたとき、つまり前記コイル
51が通電状態のとき、前記スプリング52に抗
してプランジヤ50を前述とは逆方向に移動させ
てそのクラツチ面47,48の噛合連結を解除さ
せるように構成している。そして、前記プランジ
ヤ50にはクラツチリンク53基端を固設してい
て、該リンク53先端をクラツチワイヤ54を介
して脱穀クラツチ(図示省略)に連結させ、前記
レバー43を「入」操作したとき、該ワイヤ54
を介して脱穀クラツチを継続動作とさせ脱穀駆動
を行わしめるように構成している。
さらに、第5図は要部の電気系統図であり、前
記エンジン15と連動回転する排磁性体製円板5
5を設け、該円板55の外周縁部に等間隔に永久
磁石55a…を固設すると共に、前記円板55に
近接させてリードスイツチ56を固定支持し、前
記磁石55a…の回転によつてリードスイツチ5
6をオンオフ作動するエンジン回転センサ57を
構成する。
記エンジン15と連動回転する排磁性体製円板5
5を設け、該円板55の外周縁部に等間隔に永久
磁石55a…を固設すると共に、前記円板55に
近接させてリードスイツチ56を固定支持し、前
記磁石55a…の回転によつてリードスイツチ5
6をオンオフ作動するエンジン回転センサ57を
構成する。
そして積分器58を前記リードスイツチ56に
回路接続させてエンジン回転検出回路59を構成
する。また、可変抵抗器60によつて設定した値
よりも前記回路59の出力レベルが低いときに出
力を生じる比較器61を接続すると共に、該比較
器61の出力側に残留物感知センサ62のスイツ
チ接点63を介して前記ソレノイド49のコイル
51を回路接続させる。前記残留物感知センサ6
2は第3図に示す如く前記脱穀部4内の一番樋3
3底部に組込んで、該一番樋上面に穀粒が残留し
ているときこれを検出して前記スイツチ接点63
をオン動作させるように構成している。
回路接続させてエンジン回転検出回路59を構成
する。また、可変抵抗器60によつて設定した値
よりも前記回路59の出力レベルが低いときに出
力を生じる比較器61を接続すると共に、該比較
器61の出力側に残留物感知センサ62のスイツ
チ接点63を介して前記ソレノイド49のコイル
51を回路接続させる。前記残留物感知センサ6
2は第3図に示す如く前記脱穀部4内の一番樋3
3底部に組込んで、該一番樋上面に穀粒が残留し
ているときこれを検出して前記スイツチ接点63
をオン動作させるように構成している。
本実施例は上記の如く構成しており、例えばコ
ンバインを走行させて刈取り並びに脱穀作業を行
うに際し、エンジン15の回転が規定回転数に達
していない状態で脱穀クラツチレバー43「入」
操作しようとする場合においては、前記比較器6
1は出力を生じる状態にあつて、前記残留物感知
センサ62が残留物を検出しているときはスイツ
チ接点63をオンにしてソレノイド49を励磁
し、前記筒部44とプランジヤ50の各クラツチ
面47,48の噛合連結を解除状態とさせ、例え
前記クラツチレバー43を「入」操作しても脱穀
クラツチは「入」動作とならないものである。ま
た、この規定回転数に達していない状態下で前記
センサ62が残留物を検出していないとき、つま
り脱穀部4内に残留物がない状態のときには前記
スイツチ接点63はオフとなるため、前記ソレノ
イド49への通電は遮断され、前記各クラツチ面
47,48は噛合状態となつて、例えエンジン回
転数が規定回転数に達していなくても前記レバー
43操作によつて脱穀クラツチは「入」動作可能
となるものである。
ンバインを走行させて刈取り並びに脱穀作業を行
うに際し、エンジン15の回転が規定回転数に達
していない状態で脱穀クラツチレバー43「入」
操作しようとする場合においては、前記比較器6
1は出力を生じる状態にあつて、前記残留物感知
センサ62が残留物を検出しているときはスイツ
チ接点63をオンにしてソレノイド49を励磁
し、前記筒部44とプランジヤ50の各クラツチ
面47,48の噛合連結を解除状態とさせ、例え
前記クラツチレバー43を「入」操作しても脱穀
クラツチは「入」動作とならないものである。ま
た、この規定回転数に達していない状態下で前記
センサ62が残留物を検出していないとき、つま
り脱穀部4内に残留物がない状態のときには前記
スイツチ接点63はオフとなるため、前記ソレノ
イド49への通電は遮断され、前記各クラツチ面
47,48は噛合状態となつて、例えエンジン回
転数が規定回転数に達していなくても前記レバー
43操作によつて脱穀クラツチは「入」動作可能
となるものである。
一方、エンジン回転数が規定回転数以上の状態
においては前記比較器61からの出力はないた
め、前記残留物感知センサ62での検出如何にか
かわらず前記ソレノイド49への通電は遮断さ
れ、前記各クラツチ面47,48は噛合状態とな
つて、常時前記レバー43操作により脱穀クラツ
チを「入」動作にさせることができるものであ
る。
においては前記比較器61からの出力はないた
め、前記残留物感知センサ62での検出如何にか
かわらず前記ソレノイド49への通電は遮断さ
れ、前記各クラツチ面47,48は噛合状態とな
つて、常時前記レバー43操作により脱穀クラツ
チを「入」動作にさせることができるものであ
る。
なお、前述実施例においては前記残留物感知セ
ンサ62を脱穀部4内の一番樋33底部に設ける
構成としたが、二番樋35底部に残留物感知セン
サ62aを組込む構造とし、該二番樋35に残留
する籾及び塵などを検出するように構成しても同
様である。
ンサ62を脱穀部4内の一番樋33底部に設ける
構成としたが、二番樋35底部に残留物感知セン
サ62aを組込む構造とし、該二番樋35に残留
する籾及び塵などを検出するように構成しても同
様である。
「考案の効果」
以上実施例から明らかなように本考案は、エン
ジン15回転数を検出する回転センサ57と、脱
穀部4内の残留物を検出する残留物感知センサ6
2とを備えると共に、脱穀クラツチレバー43の
入操作に係わらず脱穀クラツチを切維持する脱穀
クラツチ解除部材49を設け、脱穀部4内の残留
物が検出されたときでエンジン15回転数が設定
以下に下降したときに前記各センサ57,62出
力に基づいて脱穀クラツチレバー43入操作によ
り脱穀クラツチを入作動不可能に前記各センサ5
7,62に前記解除部材49を連動連結させたも
ので、脱穀部4内の残留物を検出して残留物があ
るときはエンジン15が設定回転以上のときだけ
脱穀クラツチを入作動させることにより、低回転
駆動によりその残留物を詰まらせる等の不具合を
なくすことができ、簡単な操作で安全に脱穀部4
を始動させることができると共に、脱穀部4に残
留物がないときはエンジン15が低回転でも脱穀
部4を始動でき、従来に比べて取扱い操作の簡略
化並びに脱穀部4の駆動効率の向上などを容易に
図ることができ、また前記解除部材49による脱
穀クラツチ切維持により前記各センサ57,62
出力を優先して脱穀クラツチの入作動を阻止する
ことができると共に、前記レバー43操作を優先
して脱穀クラツチを切作動させることができ、作
業者が脱穀クラツチの入時期を明確に把握でき、
従来に比べて脱穀クラツチ機能の向上並びに取扱
い操作の簡略化などを容易に図ることができる等
の実用的な効果を奏するものである。
ジン15回転数を検出する回転センサ57と、脱
穀部4内の残留物を検出する残留物感知センサ6
2とを備えると共に、脱穀クラツチレバー43の
入操作に係わらず脱穀クラツチを切維持する脱穀
クラツチ解除部材49を設け、脱穀部4内の残留
物が検出されたときでエンジン15回転数が設定
以下に下降したときに前記各センサ57,62出
力に基づいて脱穀クラツチレバー43入操作によ
り脱穀クラツチを入作動不可能に前記各センサ5
7,62に前記解除部材49を連動連結させたも
ので、脱穀部4内の残留物を検出して残留物があ
るときはエンジン15が設定回転以上のときだけ
脱穀クラツチを入作動させることにより、低回転
駆動によりその残留物を詰まらせる等の不具合を
なくすことができ、簡単な操作で安全に脱穀部4
を始動させることができると共に、脱穀部4に残
留物がないときはエンジン15が低回転でも脱穀
部4を始動でき、従来に比べて取扱い操作の簡略
化並びに脱穀部4の駆動効率の向上などを容易に
図ることができ、また前記解除部材49による脱
穀クラツチ切維持により前記各センサ57,62
出力を優先して脱穀クラツチの入作動を阻止する
ことができると共に、前記レバー43操作を優先
して脱穀クラツチを切作動させることができ、作
業者が脱穀クラツチの入時期を明確に把握でき、
従来に比べて脱穀クラツチ機能の向上並びに取扱
い操作の簡略化などを容易に図ることができる等
の実用的な効果を奏するものである。
第1図は本考案の一実施例を示すコンバインの
側面図、第2図は同平面図、第3図は脱穀部内の
断面側面図、第4図は要部の断面説明図、第5図
は電気系統図である。 4……脱穀部、15……エンジン、43……脱
穀クラツチレバー、49……ソレノイド(脱穀ク
ラツチ解除部材)、57……回転センサ、62…
…残留物感知センサ。
側面図、第2図は同平面図、第3図は脱穀部内の
断面側面図、第4図は要部の断面説明図、第5図
は電気系統図である。 4……脱穀部、15……エンジン、43……脱
穀クラツチレバー、49……ソレノイド(脱穀ク
ラツチ解除部材)、57……回転センサ、62…
…残留物感知センサ。
Claims (1)
- エンジン15回転数を検出する回転センサ57
と、脱穀部4内の残留物を検出する残留物感知セ
ンサ62とを備えると共に、脱穀クラツチレバー
43の入操作に係わらず脱穀クラツチを切維持す
る脱穀クラツチ解除部材49を設け、脱穀部4内
の残留物が検出されたときでエンジン15回転数
が設定以下に下降したときに前記各センサ57,
62出力に基づいて脱穀クラツチレバー43入操
作により脱穀クラツチを入作動不可能に前記各セ
ンサ57,62に前記解除部材49を連動連結さ
せたことを特徴とする脱穀装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980155070U JPS6312695Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980155070U JPS6312695Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5776458U JPS5776458U (ja) | 1982-05-12 |
JPS6312695Y2 true JPS6312695Y2 (ja) | 1988-04-12 |
Family
ID=29514285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980155070U Expired JPS6312695Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6312695Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155943U (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-18 | ヤンマー農機株式会社 | コンバインの脱穀停止装置 |
JPS61249304A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-06 | 金子農機株式会社 | 農作業車における作業機のクラッチ |
JP6071698B2 (ja) * | 2013-03-28 | 2017-02-01 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5288104A (en) * | 1976-01-12 | 1977-07-23 | Kubota Ltd | Soil treating implement |
-
1980
- 1980-10-29 JP JP1980155070U patent/JPS6312695Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5288104A (en) * | 1976-01-12 | 1977-07-23 | Kubota Ltd | Soil treating implement |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5776458U (ja) | 1982-05-12 |
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