JPS63106623A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
- Publication number
- JPS63106623A JPS63106623A JP25226786A JP25226786A JPS63106623A JP S63106623 A JPS63106623 A JP S63106623A JP 25226786 A JP25226786 A JP 25226786A JP 25226786 A JP25226786 A JP 25226786A JP S63106623 A JPS63106623 A JP S63106623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- display element
- ion plating
- crystal display
- oriented film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims abstract description 38
- 238000007733 ion plating Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 claims abstract description 9
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims abstract description 7
- CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N magnesium oxide Inorganic materials [Mg]=O CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 239000000395 magnesium oxide Substances 0.000 claims abstract description 6
- AXZKOIWUVFPNLO-UHFFFAOYSA-N magnesium;oxygen(2-) Chemical compound [O-2].[Mg+2] AXZKOIWUVFPNLO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- ORUIBWPALBXDOA-UHFFFAOYSA-L magnesium fluoride Chemical compound [F-].[F-].[Mg+2] ORUIBWPALBXDOA-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims abstract description 4
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 6
- 229910001635 magnesium fluoride Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 16
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 15
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 7
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 10
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 5
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 3
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003098 cholesteric effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000004986 Cholesteric liquid crystals (ChLC) Substances 0.000 description 1
- 239000004988 Nematic liquid crystal Substances 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 229910003437 indium oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- PJXISJQVUVHSOJ-UHFFFAOYSA-N indium(iii) oxide Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[In+3].[In+3] PJXISJQVUVHSOJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 230000003446 memory effect Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000002310 reflectometry Methods 0.000 description 1
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N tin dioxide Chemical compound O=[Sn]=O XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001887 tin oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
双安定駆動を行うのに充分な電圧ヒステリシス幅を備え
、製造再現性が高く、経時変化が少なく、且つ信顧性の
高い液晶表示素子を得る方法として対向電極上に膜形成
する無機配向膜をイオンプレーティングにより形成する
か、或いはイオンビームを照射しながらイオンプレーテ
ィングを行って形成した液晶表示素子。
、製造再現性が高く、経時変化が少なく、且つ信顧性の
高い液晶表示素子を得る方法として対向電極上に膜形成
する無機配向膜をイオンプレーティングにより形成する
か、或いはイオンビームを照射しながらイオンプレーテ
ィングを行って形成した液晶表示素子。
本発明は製造再現性が高く、経時変化が少なく、且つ信
頼性の高い液晶表示素子に関する。
頼性の高い液晶表示素子に関する。
第1図は液晶表示素子の模式図であって、少なくとも一
方が透明金属からなる電極パターン1を備え°たガラス
基板2がそれぞれ電極パターン1を内側にし、電極パタ
ーンlがマトリックス状に配列するように対向せしめ、
この間に液晶3を封入して電圧印加ができるよう構成さ
れている。
方が透明金属からなる電極パターン1を備え°たガラス
基板2がそれぞれ電極パターン1を内側にし、電極パタ
ーンlがマトリックス状に配列するように対向せしめ、
この間に液晶3を封入して電圧印加ができるよう構成さ
れている。
例えばドツトマトリックス形の場合を例にとると、平行
平板からなるガラス基板2の内面には線幅が200〜3
00μm、線間隔が100μm程度の平行な電極パター
ンlが多数形成されて透明電極と対向電極とが作られて
おり、これらの電極パターン1は厚さが約10μmのグ
ラスファイバチップなどからなるセパレータにより微小
間隙を隔て\対向すると共に電極パターン1が互いに直
交するように配置され、この隙間に液晶3が封入されて
いる。
平板からなるガラス基板2の内面には線幅が200〜3
00μm、線間隔が100μm程度の平行な電極パター
ンlが多数形成されて透明電極と対向電極とが作られて
おり、これらの電極パターン1は厚さが約10μmのグ
ラスファイバチップなどからなるセパレータにより微小
間隙を隔て\対向すると共に電極パターン1が互いに直
交するように配置され、この隙間に液晶3が封入されて
いる。
ここで、透明電極は酸化インジウム(Inz03)と酸
化錫(SnO□)との固溶体(略称I TO)を用いて
形成されており、一方、対向電極は表示方法が透過形の
構成をとる場合は透明電極を用い、反射形の場合はアル
ミニウム(Al)など反射率の良い金属膜を用いて形成
されている。
化錫(SnO□)との固溶体(略称I TO)を用いて
形成されており、一方、対向電極は表示方法が透過形の
構成をとる場合は透明電極を用い、反射形の場合はアル
ミニウム(Al)など反射率の良い金属膜を用いて形成
されている。
そして、表示素子の駆動は直交するX電極とY電極にそ
れぞれ走査電圧と信号電圧を印加して走査し、選択点に
両方の電圧が重畳して加わり、液晶の相転移が起こるに
必要な電界に達するよう構成されている。
れぞれ走査電圧と信号電圧を印加して走査し、選択点に
両方の電圧が重畳して加わり、液晶の相転移が起こるに
必要な電界に達するよう構成されている。
本発明は電界によるネマティック−コレステリック相転
移に伴う電圧−光透過率の双安定性を利用する表示素子
の改良に関するものである。
移に伴う電圧−光透過率の双安定性を利用する表示素子
の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
ネマティック−コレステリック相転移に伴う電圧−光透
過率の双安定性を利用する表示素子は発明者等が提案し
ている表示方式であって、液晶としてはネマティック液
晶にコレステリンク液晶を加えたものを使用している。
過率の双安定性を利用する表示素子は発明者等が提案し
ている表示方式であって、液晶としてはネマティック液
晶にコレステリンク液晶を加えたものを使用している。
第2図はか\る相転移型液晶の印加電圧と透過率との関
係図である。
係図である。
すなわち、無電界の許では液晶分子は螺旋構造をとるコ
レステリック相であって白濁しており、光は散乱されて
透過率が低いホーカルコニック状Li(略してF状態)
をしているが、電界が増加して液晶分子が電界の方向に
配向し、ネマティック相に相転移するに従って透過率は
上昇して透明となり透過率の大きなホメオトロピック状
態(略してH状M)になる。
レステリック相であって白濁しており、光は散乱されて
透過率が低いホーカルコニック状Li(略してF状態)
をしているが、電界が増加して液晶分子が電界の方向に
配向し、ネマティック相に相転移するに従って透過率は
上昇して透明となり透過率の大きなホメオトロピック状
態(略してH状M)になる。
次に、このH状態から電界を減少して行くとネマティッ
ク相から再びコレステリック相からなるF状態に戻るが
、この際に電界に対する透過率カーブは同一の行程を通
らず同図に示すようなヒステリシスループを描く。
ク相から再びコレステリック相からなるF状態に戻るが
、この際に電界に対する透過率カーブは同一の行程を通
らず同図に示すようなヒステリシスループを描く。
そのため、同一の印加電圧値Vdで透明なH状態と白濁
したF状態が存在することになる。
したF状態が存在することになる。
相転移型液晶表示はか\る双安定状態を利用して表示を
行うもので、液晶のメモリ効果によりそれぞれの状態維
持が容易に行われるために大容量表示が可能であり、ま
た従来のTN(Twist NematiC)表示に必
要な偏光板は不要であり、そのため投写光量の減衰が少
ないと云う特徴がある。
行うもので、液晶のメモリ効果によりそれぞれの状態維
持が容易に行われるために大容量表示が可能であり、ま
た従来のTN(Twist NematiC)表示に必
要な偏光板は不要であり、そのため投写光量の減衰が少
ないと云う特徴がある。
さて、かかる相転移型液晶表示素子の必要条件はヒステ
リシスループの立ち上がり曲線4と立ち下がり曲線5の
電圧幅(ヒステリシス幅)Δが充分に広いことが必要で
ある。
リシスループの立ち上がり曲線4と立ち下がり曲線5の
電圧幅(ヒステリシス幅)Δが充分に広いことが必要で
ある。
ここでヒステリシス幅Δは立ち下がり曲線5で透過率が
90%を示す印加電圧値と、立ち上がり曲線4で透過率
が20%を示す印加電圧値の差として定義されている。
90%を示す印加電圧値と、立ち上がり曲線4で透過率
が20%を示す印加電圧値の差として定義されている。
さて、相転移型液晶表示素子において、電極パターン1
を含み液晶3と接するガラス基板2の上に厚さが100
0〜2000人の配向膜が形成されていて、液晶分子の
配向を助けているが、ヒステリシス幅Δは配向膜の組成
および形成状態の良否に大きく影響している。
を含み液晶3と接するガラス基板2の上に厚さが100
0〜2000人の配向膜が形成されていて、液晶分子の
配向を助けているが、ヒステリシス幅Δは配向膜の組成
および形成状態の良否に大きく影響している。
すなわち、ヒステリシス幅Δを大きくするには表面極性
の大きな材料を用いる必要があり、また均一に形成する
ことが必要で、不均一部が存在すると、その部分のヒス
テリシス幅が表示素子のヒステリシス幅Δを決めてしま
う。
の大きな材料を用いる必要があり、また均一に形成する
ことが必要で、不均一部が存在すると、その部分のヒス
テリシス幅が表示素子のヒステリシス幅Δを決めてしま
う。
従来は、相転移型液晶表示素子の配向膜としてはポリビ
ニルアルコール(略称PVA)や−酸化珪素(Sin)
などが使われていた。
ニルアルコール(略称PVA)や−酸化珪素(Sin)
などが使われていた。
ここで、PVAは表面極性の大きな材料であり、スピン
コード法で成膜されているが、ガラス基板表面の極く僅
かな汚れ、 PVA塗布液の濃度むら。
コード法で成膜されているが、ガラス基板表面の極く僅
かな汚れ、 PVA塗布液の濃度むら。
熱処理時の温度分布などが原因して配向むらを生ずると
云う欠点があった。
云う欠点があった。
配向むらが存在すると電界を加えて表示を行う場合にそ
の部分の液晶分子の傾斜角が他の部分と違うようになり
、液晶分子の屈折率に異方性が存在するために表示画像
に明暗を生じてしまう。
の部分の液晶分子の傾斜角が他の部分と違うようになり
、液晶分子の屈折率に異方性が存在するために表示画像
に明暗を生じてしまう。
また、PVAからなる配向膜は経時変化が起こり易く、
温度変化の激しい環境での使用は信頼性に問題があった
。
温度変化の激しい環境での使用は信頼性に問題があった
。
また、SiO膜は信頼性の点で優れているもの\、ガラ
ス基板の掻く僅かの汚染が原因して表面状態がばらつき
、そのために相転移型液晶表示素子の駆動特性がばらつ
くと云う問題があった。
ス基板の掻く僅かの汚染が原因して表面状態がばらつき
、そのために相転移型液晶表示素子の駆動特性がばらつ
くと云う問題があった。
以上記したように相転移型液晶表示素子においてヒステ
リシス幅Δを大きく形成し、安定に駆動させるにはガラ
ス基板の表面に表面極性の大きな材料からなる配向膜を
均一に形成することが必要であるが、製造再現性に優れ
、配向むらのない配向膜の形成が難しいことが問題であ
る。
リシス幅Δを大きく形成し、安定に駆動させるにはガラ
ス基板の表面に表面極性の大きな材料からなる配向膜を
均一に形成することが必要であるが、製造再現性に優れ
、配向むらのない配向膜の形成が難しいことが問題であ
る。
上記の問題はネマティック−コレステリック相転移型液
晶を媒体として表示を行う液晶表示素子において、対向
する電極面上に表面極性の強い無機配向膜をイオンプレ
ーティングにより形成するか、或いはイオンビームを照
射しながらイオンプレーティングを行って形成する液晶
表示素子により解決することができる。
晶を媒体として表示を行う液晶表示素子において、対向
する電極面上に表面極性の強い無機配向膜をイオンプレ
ーティングにより形成するか、或いはイオンビームを照
射しながらイオンプレーティングを行って形成する液晶
表示素子により解決することができる。
本発明は表面極性の大きな材料として弗化マグネシウム
(Mgh)或いは酸化マグネシウム(MgO)を選び、
これをイオンプレーティング法で形成することによって
電極パターンを含むガラス基板上に密着性よく且つ均質
な配向膜を形成するものである。
(Mgh)或いは酸化マグネシウム(MgO)を選び、
これをイオンプレーティング法で形成することによって
電極パターンを含むガラス基板上に密着性よく且つ均質
な配向膜を形成するものである。
ここで、イオンプレーティング法としてはとりわけ高周
波励起方式がよく、更に成膜に際してアルゴン(Ar)
などの不活性ガスをイオンビームとしてガラス基板に照
射しながら行うと、より均一な配向膜を形成できること
が判った。
波励起方式がよく、更に成膜に際してアルゴン(Ar)
などの不活性ガスをイオンビームとしてガラス基板に照
射しながら行うと、より均一な配向膜を形成できること
が判った。
すなわち、10− ’ torr程度の真空度で高周波
コイルに13.56 Mn2の電流を通じて不活性ガス
のプラズマを作り、この中をMgF を或しN4;il
’1gOの蒸発分子が飛翔するようにすると蒸発分子は
イオン化したArガスによりイオン化し、ガラス基板に
衝突し放電することにより密着性の良く、均質な蒸着膜
を得ることができる。
コイルに13.56 Mn2の電流を通じて不活性ガス
のプラズマを作り、この中をMgF を或しN4;il
’1gOの蒸発分子が飛翔するようにすると蒸発分子は
イオン化したArガスによりイオン化し、ガラス基板に
衝突し放電することにより密着性の良く、均質な蒸着膜
を得ることができる。
更に、発明者等は、この蒸着装置中にイオンガンを備え
ておき、蒸着中に計などの不活性ガスをイオンビームと
してガラス基板に照射すると、より均一な配向膜が形成
できることを見出したものである。
ておき、蒸着中に計などの不活性ガスをイオンビームと
してガラス基板に照射すると、より均一な配向膜が形成
できることを見出したものである。
実施例1:
大きさが130 X160 m、厚さが1.1fiで、
この上にITOの電極パターンが形成されているガラス
基板を15組準備し、これを洗滌し乾燥した後、順次高
周波励起式イオンプレーディング装置に装着し、装置内
を2 X 10−’torrの真空度にまで排気した後
、Arガスを導入して2 X 10−’torrに保ち
なから40Wのプラズマ出力で2分間に亙って基板洗滌
を行った後、次のように処理条件を変えて配向膜の形成
を行い、液晶表示素子を製作した。
この上にITOの電極パターンが形成されているガラス
基板を15組準備し、これを洗滌し乾燥した後、順次高
周波励起式イオンプレーディング装置に装着し、装置内
を2 X 10−’torrの真空度にまで排気した後
、Arガスを導入して2 X 10−’torrに保ち
なから40Wのプラズマ出力で2分間に亙って基板洗滌
を行った後、次のように処理条件を変えて配向膜の形成
を行い、液晶表示素子を製作した。
■MgF、を抵抗加熱方式で蒸発させながら高周波コイ
ル内を通すイオンプレーティングを行った。
ル内を通すイオンプレーティングを行った。
この場合、Arガス圧は2 Xl0−’torrとし、
またプラズマ形成のための印加電力は100Wとした。
またプラズマ形成のための印加電力は100Wとした。
(試料A)
■ Arのイオンビームでガラス基板を照射しなから■
と同じ条件で蒸発を行った。(試料B)■ −gFgを
通常の抵抗加熱方式で蒸発させて配向膜を形成した。(
試料C) 上記3種類の配向膜を備えた相転移型液晶表示素子につ
いて目視により配向むらを観察すると試料A、Bを用い
た表示素子ではむらが認められなかったのに対し、試料
Cを用いた素子では数鶴〜2cm程度のむらが多数検出
された。
と同じ条件で蒸発を行った。(試料B)■ −gFgを
通常の抵抗加熱方式で蒸発させて配向膜を形成した。(
試料C) 上記3種類の配向膜を備えた相転移型液晶表示素子につ
いて目視により配向むらを観察すると試料A、Bを用い
た表示素子ではむらが認められなかったのに対し、試料
Cを用いた素子では数鶴〜2cm程度のむらが多数検出
された。
また、それぞれ5個づつの表示素子についてヒステリシ
ス幅Δを測定したところ、試料AとBでは安定駆動に必
要な4vの値が常に得られたのに対し、試料Cでは変動
が大きかった。
ス幅Δを測定したところ、試料AとBでは安定駆動に必
要な4vの値が常に得られたのに対し、試料Cでは変動
が大きかった。
これらの測定値は、
試料A : 4.1.4.0.4.0.4.1.4.0
平均4.04V′試料B : 4.1.4.2.4.2
.4.2.4.2平均4.18V試料C’: 4.0.
2.7.2.9.4.1.3.5平均3.44Vであっ
た。
平均4.04V′試料B : 4.1.4.2.4.2
.4.2.4.2平均4.18V試料C’: 4.0.
2.7.2.9.4.1.3.5平均3.44Vであっ
た。
実施例2:
配向膜の形成材料としてMgF2の代わりにMgOを用
い、実施例1と同じ条件でガラス基板上に配向膜を形成
し、これについて目視により配向むらを観察し、またこ
れを用いて製作した相転移型液晶表示素子についてヒス
テリシス幅Δを測定したが実施例1の場合と同様に従来
の蒸着法で形成した配向膜には配向むらが多数認めれ、
またヒステリシス幅Δの変動が大きかったのに対し、本
発明を適用したものは配向むらがなく、またイオンビー
ムを照射しながらイオンプレーティングを行った場合は
実施例1と同様により大きなヒステリシス幅Δを得るこ
とができた。
い、実施例1と同じ条件でガラス基板上に配向膜を形成
し、これについて目視により配向むらを観察し、またこ
れを用いて製作した相転移型液晶表示素子についてヒス
テリシス幅Δを測定したが実施例1の場合と同様に従来
の蒸着法で形成した配向膜には配向むらが多数認めれ、
またヒステリシス幅Δの変動が大きかったのに対し、本
発明を適用したものは配向むらがなく、またイオンビー
ムを照射しながらイオンプレーティングを行った場合は
実施例1と同様により大きなヒステリシス幅Δを得るこ
とができた。
以上記したように本発明の実施により双安定駆動を行う
のに充分なヒステリシス幅Δをもち、製造再現性が高く
、信顛性の高い相転移型液晶表示素子の製造が可能とな
る。
のに充分なヒステリシス幅Δをもち、製造再現性が高く
、信顛性の高い相転移型液晶表示素子の製造が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は液晶表示素子の構成を示す断面図、第2図は相
転移型液晶の印加電圧と透過率との関係図、 である。 図において、 1は電極パターン、 2はガラス基板、3は液晶
、 である。
転移型液晶の印加電圧と透過率との関係図、 である。 図において、 1は電極パターン、 2はガラス基板、3は液晶
、 である。
Claims (2)
- (1)ネマティック−コレステリック相転移型液晶を媒
体として表示を行う液晶表示素子において、対向する電
極面上に表面極性の強い無機配向膜をイオンプレーティ
ングにより形成するか、或いはイオンビームを照射しな
がらイオンプレーティングを行って形成することを特徴
とする液晶表示素子。 - (2)対向する電極面上に形成する無機配向膜が弗化マ
グネシウム或いは酸化マグネシウムからなることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25226786A JPS63106623A (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25226786A JPS63106623A (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63106623A true JPS63106623A (ja) | 1988-05-11 |
Family
ID=17234860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25226786A Pending JPS63106623A (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63106623A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007047252A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Seiko Epson Corp | 液晶装置、液晶装置の製造方法及び投射型表示装置 |
US7223449B2 (en) * | 2001-09-20 | 2007-05-29 | Shinmaywa Industries, Ltd. | Film deposition method |
CN1324370C (zh) * | 2003-09-04 | 2007-07-04 | 精工爱普生株式会社 | 无机取向膜的形成方法、无机取向膜、电子设备用基板 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50142194A (ja) * | 1974-05-07 | 1975-11-15 | ||
JPS5355143A (en) * | 1976-10-29 | 1978-05-19 | Sharp Corp | Electrode forming method in full surface mirror type liquid crystal displaydevice |
JPS54158948A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-15 | Citizen Watch Co Ltd | Liquid crystal display device |
JPS55133703A (en) * | 1979-04-06 | 1980-10-17 | Nippon Electric Co | Method of producing transparent conductive film |
JPS55140818A (en) * | 1979-04-20 | 1980-11-04 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Phase transition type liquid crystal display device and its manufacture |
JPS57204025A (en) * | 1981-06-10 | 1982-12-14 | Canon Inc | Electrooptic device |
JPS5981624A (ja) * | 1982-11-01 | 1984-05-11 | Stanley Electric Co Ltd | 液晶セル及びその製造方法 |
JPS6157926A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-25 | Fujitsu Ltd | 液晶表示素子 |
JPS61151683A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-10 | 日本電気株式会社 | 薄膜二端子素子型アクテイブマトリツクス液晶表示装置の製造方法 |
JPS6378127A (ja) * | 1986-09-20 | 1988-04-08 | Fujitsu Ltd | 相転移型液晶表示素子及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-10-23 JP JP25226786A patent/JPS63106623A/ja active Pending
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50142194A (ja) * | 1974-05-07 | 1975-11-15 | ||
JPS5355143A (en) * | 1976-10-29 | 1978-05-19 | Sharp Corp | Electrode forming method in full surface mirror type liquid crystal displaydevice |
JPS54158948A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-15 | Citizen Watch Co Ltd | Liquid crystal display device |
JPS55133703A (en) * | 1979-04-06 | 1980-10-17 | Nippon Electric Co | Method of producing transparent conductive film |
JPS55140818A (en) * | 1979-04-20 | 1980-11-04 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Phase transition type liquid crystal display device and its manufacture |
JPS57204025A (en) * | 1981-06-10 | 1982-12-14 | Canon Inc | Electrooptic device |
JPS5981624A (ja) * | 1982-11-01 | 1984-05-11 | Stanley Electric Co Ltd | 液晶セル及びその製造方法 |
JPS6157926A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-25 | Fujitsu Ltd | 液晶表示素子 |
JPS61151683A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-10 | 日本電気株式会社 | 薄膜二端子素子型アクテイブマトリツクス液晶表示装置の製造方法 |
JPS6378127A (ja) * | 1986-09-20 | 1988-04-08 | Fujitsu Ltd | 相転移型液晶表示素子及びその製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7223449B2 (en) * | 2001-09-20 | 2007-05-29 | Shinmaywa Industries, Ltd. | Film deposition method |
CN1324370C (zh) * | 2003-09-04 | 2007-07-04 | 精工爱普生株式会社 | 无机取向膜的形成方法、无机取向膜、电子设备用基板 |
JP2007047252A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Seiko Epson Corp | 液晶装置、液晶装置の製造方法及び投射型表示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3132193B2 (ja) | 液晶表示デバイス及び液晶表示デバイスの製造方法 | |
KR100368349B1 (ko) | 액정 디스플레이 디바이스 및 그 제조방법과, 경사진 호메오트로픽 배향 액정 디스플레이 디바이스 및 그 제조방법과, 호메오트로픽 배향 액정 디스플레이 디바이스, 멀티 도메인 액정 디바이스 및 멀티 도메인 호메오트로픽 배향 액정 디스플레이 디바이스 | |
US4261650A (en) | Method for producing uniform parallel alignment in liquid crystal cells | |
JP3738990B2 (ja) | 液晶配向膜、該液晶配向膜の製造方法、液晶パネルおよび液晶表示装置 | |
JPS63106623A (ja) | 液晶表示素子 | |
JP2558072B2 (ja) | 液晶セル基板の表面処理方法 | |
KR20050017593A (ko) | 액정 디스플레이 장치 및 그 제조방법 | |
JPH08106093A (ja) | 液晶ライトバルブ | |
US20030063252A1 (en) | Optically transparent film, method of manufacturing optically transparent film, alignment film, and liquid crystal panel and display including alignment film | |
JPH05203961A (ja) | 強誘電性液晶素子 | |
KR0141909B1 (ko) | 액정 표시 디바이스 제조 방법 | |
US6801280B2 (en) | Reflective liquid crystal displays having multilayer rear substrates | |
JP2006162686A (ja) | 光偏向素子、該素子を備えた光偏向装置及び画像表示装置 | |
JP3074805B2 (ja) | 表示素子 | |
Chabicovsky et al. | Liquid-crystal cells with special electrodes for the generation of uniform colors by optical birefringence | |
JPH01172817A (ja) | 強誘電性液晶素子 | |
JPS6280620A (ja) | 液晶表示装置 | |
Little et al. | A New Method for Inducing Homogeneous Alignment of Nematic Liquid Crystals | |
JPH0117134B2 (ja) | ||
JPS63106625A (ja) | 液晶表示素子 | |
JPS6378127A (ja) | 相転移型液晶表示素子及びその製造方法 | |
JPS62257121A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPS62217221A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPS6365421A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH0268518A (ja) | 液晶装置 |