JPS626864B2 - - Google Patents
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- JPS626864B2 JPS626864B2 JP54041421A JP4142179A JPS626864B2 JP S626864 B2 JPS626864 B2 JP S626864B2 JP 54041421 A JP54041421 A JP 54041421A JP 4142179 A JP4142179 A JP 4142179A JP S626864 B2 JPS626864 B2 JP S626864B2
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D1/00—Processes for applying liquids or other fluent materials
- B05D1/28—Processes for applying liquids or other fluent materials performed by transfer from the surfaces of elements carrying the liquid or other fluent material, e.g. brushes, pads, rollers
-
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- B05D1/002—Processes for applying liquids or other fluent materials the substrate being rotated
-
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- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D7/00—Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials
- B05D7/14—Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials to metal, e.g. car bodies
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-
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- B05D7/50—Multilayers
- B05D7/52—Two layers
- B05D7/54—No clear coat specified
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は円筒缶体の胴部外面の白色塗料の塗装
法に関する。
法に関する。
円筒缶体の中には、アルミのような軟質金属や
鋼を主体とするメツキ板或いはメツキなし板等か
ら深絞り、多段絞り、絞りとしごき等、絞りを含
む加工法によつて成形されるものであるが、この
ような加工法で作られる缶体では普通、円筒缶体
に成形、した後に、その外面、もしくは内外両面
を保護塗料で被覆するようにしている(予め塗つ
ておいても、絞り加工中に損傷されるからであ
る)。而してその外面塗料としては、印刷の下地
を兼ねて白チタンを含む白色塗料が多く使用され
ている。
鋼を主体とするメツキ板或いはメツキなし板等か
ら深絞り、多段絞り、絞りとしごき等、絞りを含
む加工法によつて成形されるものであるが、この
ような加工法で作られる缶体では普通、円筒缶体
に成形、した後に、その外面、もしくは内外両面
を保護塗料で被覆するようにしている(予め塗つ
ておいても、絞り加工中に損傷されるからであ
る)。而してその外面塗料としては、印刷の下地
を兼ねて白チタンを含む白色塗料が多く使用され
ている。
この白色塗料の従来の塗装法の一例を第1図に
よつて説明する。図中、Aは缶体、1は缶導入部
品、2は缶体が移送される垂直方向の円形通路、
3は該通路に設けられた塗装個所、4は該塗装個
所に対応する位置に設けられた回転する塗布ロー
ルで塗装個所3で缶体と接する。5,6は夫々塗
料貯溜ロールで互いに接触し、且つロール5は塗
装ロール4に接触個所11で接している。なお、
以下では、4,5,6を一緒にして、塗装部品と
いう。7は塗布ロール4とその下方で接し、塗布
ロール3に残着している塗料を拭きとるためのス
クレーパーロールである。
よつて説明する。図中、Aは缶体、1は缶導入部
品、2は缶体が移送される垂直方向の円形通路、
3は該通路に設けられた塗装個所、4は該塗装個
所に対応する位置に設けられた回転する塗布ロー
ルで塗装個所3で缶体と接する。5,6は夫々塗
料貯溜ロールで互いに接触し、且つロール5は塗
装ロール4に接触個所11で接している。なお、
以下では、4,5,6を一緒にして、塗装部品と
いう。7は塗布ロール4とその下方で接し、塗布
ロール3に残着している塗料を拭きとるためのス
クレーパーロールである。
さて円筒缶体Aは缶導入部品1に案内されて、
円形通路2に至り、こゝで該通路に直交する方向
にのびているマンドレルで支持され、その支持さ
れた状態で該円形通路2上を進行し、塗装個所3
に至る。その缶体は個所3の通過中、その胴部全
体が塗布ロール4と接する。一方、塗料貯溜ロー
ル5,6の間に貯溜されている白色塗料9は、ロ
ール5の外周面10に付着して該ロール5の回転
と共に送られ、該ロール5と塗布ロール4との接
触個所11でその一部が塗布ロール上に移る(第
2図参照)。こうして塗布ロール4の外周面8上
に移行した塗料は、塗装個所3で缶体胴部外面
に、その一部が第2図図示と同じように移行す
る。この缶体胴外面への塗料の移行は、通常缶体
Aと塗布ロール4とをころがり接触させて缶体が
2〜3回転強回転する間に行われ所望塗布量の塗
布がなされる。
円形通路2に至り、こゝで該通路に直交する方向
にのびているマンドレルで支持され、その支持さ
れた状態で該円形通路2上を進行し、塗装個所3
に至る。その缶体は個所3の通過中、その胴部全
体が塗布ロール4と接する。一方、塗料貯溜ロー
ル5,6の間に貯溜されている白色塗料9は、ロ
ール5の外周面10に付着して該ロール5の回転
と共に送られ、該ロール5と塗布ロール4との接
触個所11でその一部が塗布ロール上に移る(第
2図参照)。こうして塗布ロール4の外周面8上
に移行した塗料は、塗装個所3で缶体胴部外面
に、その一部が第2図図示と同じように移行す
る。この缶体胴外面への塗料の移行は、通常缶体
Aと塗布ロール4とをころがり接触させて缶体が
2〜3回転強回転する間に行われ所望塗布量の塗
布がなされる。
ところで、通常、塗装個所3の長さは缶胴の周
長の倍数よりも僅かに長くなつているので、その
部分では他の部分よりも1回多く重ね塗りされる
結果となり、その重ね塗りされた部分は、他のそ
うでない部分よりも白く見え、はつきりと色差を
生じる。
長の倍数よりも僅かに長くなつているので、その
部分では他の部分よりも1回多く重ね塗りされる
結果となり、その重ね塗りされた部分は、他のそ
うでない部分よりも白く見え、はつきりと色差を
生じる。
又単位時間当りの塗布缶体数を増加させた場合
には、各缶の塗装個所3の区間通過時間が短かく
なり、その短かい時間内に缶体が所定数回転強の
回転をして所望塗布量の塗布がなされることにな
るので、缶体胴部の周速をそれだけ早くしなけれ
ばならない。而して、塗布ロール4と缶体胴部と
はころがり接触をしているから、缶胴周速を早く
するためには、塗布ロール4の回転も早くしなけ
ればならない。然しそうすると第2図図示の如く
塗料が分れる個所での塗料の飛散が大きくなり、
塗装装置に付着して装置の円滑な運転を阻害し、
又缶支持マンドレルに付着して該マンドレルで支
持した缶の内面を汚すこともある。
には、各缶の塗装個所3の区間通過時間が短かく
なり、その短かい時間内に缶体が所定数回転強の
回転をして所望塗布量の塗布がなされることにな
るので、缶体胴部の周速をそれだけ早くしなけれ
ばならない。而して、塗布ロール4と缶体胴部と
はころがり接触をしているから、缶胴周速を早く
するためには、塗布ロール4の回転も早くしなけ
ればならない。然しそうすると第2図図示の如く
塗料が分れる個所での塗料の飛散が大きくなり、
塗装装置に付着して装置の円滑な運転を阻害し、
又缶支持マンドレルに付着して該マンドレルで支
持した缶の内面を汚すこともある。
本発明は上記欠点の排除を目的とするものであ
り、これによれば、所定進路を進行する円筒缶体
の胴部外面全体を、回転している塗布ロールで
ほゞ均一に塗装する塗装法において、缶体胴部外
面全体を、先づ第1の塗装個所で塗装し、その上
に第2の塗装個所で重ねて塗装することを特徴と
する円筒缶体の塗装法が得られる。
り、これによれば、所定進路を進行する円筒缶体
の胴部外面全体を、回転している塗布ロールで
ほゞ均一に塗装する塗装法において、缶体胴部外
面全体を、先づ第1の塗装個所で塗装し、その上
に第2の塗装個所で重ねて塗装することを特徴と
する円筒缶体の塗装法が得られる。
本発明方法の実施例について説明する。
第3図は本実施例に用いた塗装装置の要部の説
明図で、第1図の塗装装置とちがうところは、塗
装部品を1組多く具備している点であり、図中、
A,1から11までは第1図におけるそれと同じ
部分を示し、3′から11′までは新たに加えられ
た塗装部品とそれに関連して新たに付加された個
所を示すもので、夫々第1図の3から11までに
対応する。即ち、4′,5′,6′,7′は夫々新た
に加えられた塗布ロール、塗料貯溜ロール、スク
レーバーロールであり、3′,11′は夫々該塗布
ロール4′と缶体Aとの付加された塗装個所、該
塗布ロール4′と塗料貯溜ロール5′との接触個所
であり、9′は塗料、8′は塗布ロール4′の外周
面、10′はロール5′の外周面である。
明図で、第1図の塗装装置とちがうところは、塗
装部品を1組多く具備している点であり、図中、
A,1から11までは第1図におけるそれと同じ
部分を示し、3′から11′までは新たに加えられ
た塗装部品とそれに関連して新たに付加された個
所を示すもので、夫々第1図の3から11までに
対応する。即ち、4′,5′,6′,7′は夫々新た
に加えられた塗布ロール、塗料貯溜ロール、スク
レーバーロールであり、3′,11′は夫々該塗布
ロール4′と缶体Aとの付加された塗装個所、該
塗布ロール4′と塗料貯溜ロール5′との接触個所
であり、9′は塗料、8′は塗布ロール4′の外周
面、10′はロール5′の外周面である。
この装置により本発明を実施した例を、対照例
と共に示す。
と共に示す。
202径で缶高約130mmの、一端が開放され、他端
に一体成形の底をもつ金属缶体に、白塗料(アク
リル樹脂系塗料に白チタンを重量比で10:15の割
合で混合)を、第1の塗装部品における塗布ロー
ル4で、乾燥塗膜重量が約110mg/dm2になるよ
うに塗布し、その上に第2の塗装部品における塗
布ロール4′で、合計乾燥塗膜重量が約200mg/d
m2になるように塗布した。塗装缶は毎分700缶の
割合で移送され、各缶の重ね塗り、(缶胴周長が
塗装個所の長さより僅かに短いことに起因する重
ね塗りのこと)個所の巾は約2.5mm平均であり、
僅かに他の個所との色差が見られた。しかし、塗
料の飛散はなく、従つて缶の汚れや装置の汚染は
なかつた。
に一体成形の底をもつ金属缶体に、白塗料(アク
リル樹脂系塗料に白チタンを重量比で10:15の割
合で混合)を、第1の塗装部品における塗布ロー
ル4で、乾燥塗膜重量が約110mg/dm2になるよ
うに塗布し、その上に第2の塗装部品における塗
布ロール4′で、合計乾燥塗膜重量が約200mg/d
m2になるように塗布した。塗装缶は毎分700缶の
割合で移送され、各缶の重ね塗り、(缶胴周長が
塗装個所の長さより僅かに短いことに起因する重
ね塗りのこと)個所の巾は約2.5mm平均であり、
僅かに他の個所との色差が見られた。しかし、塗
料の飛散はなく、従つて缶の汚れや装置の汚染は
なかつた。
第1対照缶として、第1図図示の装置で、上記
実施例に用いたと同一の白塗料を用い、1回塗装
で乾燥塗膜重量が約20mg/dm2になるように毎分
700缶の速度で塗装した。この場合には、塗布ロ
ール4と塗料貯溜ロール5との接触個所11で塗
料の飛散が見られ、缶体塗装個所でも、若干の塗
料の飛散が見られた。そしてまれに缶がまだ挿着
されてないマンドレルへの塗料の付着も見られ
た。これは本発明方法に比べて、それらロール
4,5の外周面上の塗料の厚さの差によるものと
考えられる。而してこれら対照缶の重ね塗り(塗
装個所3の長さが缶胴周長より僅かに長くなつて
いることに起因する重ね塗りのこと)個所とその
他の個所とでは肉眼で歴然とした色差があり、本
発明方法による缶体に於る色差に比べて顕著であ
つた。
実施例に用いたと同一の白塗料を用い、1回塗装
で乾燥塗膜重量が約20mg/dm2になるように毎分
700缶の速度で塗装した。この場合には、塗布ロ
ール4と塗料貯溜ロール5との接触個所11で塗
料の飛散が見られ、缶体塗装個所でも、若干の塗
料の飛散が見られた。そしてまれに缶がまだ挿着
されてないマンドレルへの塗料の付着も見られ
た。これは本発明方法に比べて、それらロール
4,5の外周面上の塗料の厚さの差によるものと
考えられる。而してこれら対照缶の重ね塗り(塗
装個所3の長さが缶胴周長より僅かに長くなつて
いることに起因する重ね塗りのこと)個所とその
他の個所とでは肉眼で歴然とした色差があり、本
発明方法による缶体に於る色差に比べて顕著であ
つた。
次に第2対照缶として第1図図示の装置を用い
て、上記実施例に用いた白塗料と同一の白塗料を
用い、塗装個所3で缶体を2回転強、回転させ、
その間に缶体胴部外面に乾燥塗膜重量約200mg/
dm2になるよう700缶/分の割合で塗装した。こ
のときの塗布ロール4の回転数は、第1対照缶を
作つたときの回転数の2倍であり、この高速回転
のために、塗布ロール4上の塗料は1回塗りのと
きよりも少ないにも拘らず、塗料の大量の飛散が
あつた。そして理由は判らないが、この第2対照
缶の重ね塗り(塗装個所の長さが缶胴周長より僅
かに長いことによる重ね塗りのこと)部分の色差
は本発明方法による缶体よりも顕著であつた。
て、上記実施例に用いた白塗料と同一の白塗料を
用い、塗装個所3で缶体を2回転強、回転させ、
その間に缶体胴部外面に乾燥塗膜重量約200mg/
dm2になるよう700缶/分の割合で塗装した。こ
のときの塗布ロール4の回転数は、第1対照缶を
作つたときの回転数の2倍であり、この高速回転
のために、塗布ロール4上の塗料は1回塗りのと
きよりも少ないにも拘らず、塗料の大量の飛散が
あつた。そして理由は判らないが、この第2対照
缶の重ね塗り(塗装個所の長さが缶胴周長より僅
かに長いことによる重ね塗りのこと)部分の色差
は本発明方法による缶体よりも顕著であつた。
さらに、本発明方法により第1塗布ロールと缶
体とを、缶体が2回転強回転する間、転り接触さ
せ、次に、第1塗布ロールで塗布した白色塗料と
同一の白色塗料を、第2塗布ロールと缶体とを、
缶体が2回転強回転する間、転り接触させて、缶
体に乾燥重量で約350mg/dm2塗装し、乾燥した
缶体について、1個の缶体につき缶胴の円周方向
の4ケ所で、白色の明度を測定した。測定缶数は
20缶である。
体とを、缶体が2回転強回転する間、転り接触さ
せ、次に、第1塗布ロールで塗布した白色塗料と
同一の白色塗料を、第2塗布ロールと缶体とを、
缶体が2回転強回転する間、転り接触させて、缶
体に乾燥重量で約350mg/dm2塗装し、乾燥した
缶体について、1個の缶体につき缶胴の円周方向
の4ケ所で、白色の明度を測定した。測定缶数は
20缶である。
この平均明度は約88であつた。
一方、従来方法で、1個所で、缶体を4回転強
の間塗布ロールと接触させ、上記本発明の缶体に
塗布した塗料と同一の塗料を約350mg/dm2にな
るように塗装し、乾燥した缶体について、上記と
同様にして缶体20個について明度を測定した。そ
の平均明度は約87であつた。
の間塗布ロールと接触させ、上記本発明の缶体に
塗布した塗料と同一の塗料を約350mg/dm2にな
るように塗装し、乾燥した缶体について、上記と
同様にして缶体20個について明度を測定した。そ
の平均明度は約87であつた。
従つて本発明方法によるときは、従来の1個所
で塗装する場合に比べて、塗布量が同じであると
きには、明度が高くなり、換言すると、同じ明度
にするのであれば、本発明方法により塗布した缶
体の塗布量は、従来方法により塗布した缶体の塗
布量より少なくてすむから、本発明方法は塗料
(白色塗料)の節約に貢献するものである。
で塗装する場合に比べて、塗布量が同じであると
きには、明度が高くなり、換言すると、同じ明度
にするのであれば、本発明方法により塗布した缶
体の塗布量は、従来方法により塗布した缶体の塗
布量より少なくてすむから、本発明方法は塗料
(白色塗料)の節約に貢献するものである。
以上述べた通り、本発明方法によつて塗装缶を
製作するときは、塗料を第1塗装個所と第2塗装
個所との2個所で塗布し、所望塗布量とするの
で、1個所の塗装個所のみで塗装する場合に比
べ、塗料の飛散が少なく、且つ塗装缶自体は重ね
塗り部と他の部分との差が少ないという効果があ
り、さらに塗料を節約できるという効果がある。
製作するときは、塗料を第1塗装個所と第2塗装
個所との2個所で塗布し、所望塗布量とするの
で、1個所の塗装個所のみで塗装する場合に比
べ、塗料の飛散が少なく、且つ塗装缶自体は重ね
塗り部と他の部分との差が少ないという効果があ
り、さらに塗料を節約できるという効果がある。
上記実施例は、1つの塗装個所で1回づつ塗装
する場合であるが、それぞれの塗装個所で2回塗
り、3回塗りするときにも1個所の塗装個所のみ
で所要量を塗布する場合に比べて優れた効果を示
す。又上記実施例は缶体が移動中に塗布する装置
に適用した例であるが塗布個所では缶体は移動を
停止する装置にも適用できる。
する場合であるが、それぞれの塗装個所で2回塗
り、3回塗りするときにも1個所の塗装個所のみ
で所要量を塗布する場合に比べて優れた効果を示
す。又上記実施例は缶体が移動中に塗布する装置
に適用した例であるが塗布個所では缶体は移動を
停止する装置にも適用できる。
尚、本発明方法は、第1の塗装個所の白塗料の
白チタン含有量と、第2の塗装個所の白塗料の白
チタン含有量とを変えて塗装する場合にも適用で
きる。
白チタン含有量と、第2の塗装個所の白塗料の白
チタン含有量とを変えて塗装する場合にも適用で
きる。
第1図は従来の塗装法における装置の要部説明
図、第2図は塗料貯溜ロール5と塗布ロールとの
接触個所で、塗料の一部が塗布ロールに移行する
状態の説明図、第3図は本発明塗装法における装
置の要部説明図。図中、 A:缶体、1:缶導入部品、2:缶通路、3,
3′:塗装個所、4,4′:塗布ロール、5,
5′,6,6′:塗料貯溜ロール、9,9′:塗
料、11,11′:塗布ロール4と塗料貯溜ロー
ル5,5′との各接触個所。
図、第2図は塗料貯溜ロール5と塗布ロールとの
接触個所で、塗料の一部が塗布ロールに移行する
状態の説明図、第3図は本発明塗装法における装
置の要部説明図。図中、 A:缶体、1:缶導入部品、2:缶通路、3,
3′:塗装個所、4,4′:塗布ロール、5,
5′,6,6′:塗料貯溜ロール、9,9′:塗
料、11,11′:塗布ロール4と塗料貯溜ロー
ル5,5′との各接触個所。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定通路を進行する円筒缶体の胴部外面全体
を、回転している塗布ロールでほゞ均一に塗装す
る塗装法において、 缶体胴部外面全体を、先づ第1の塗装個所で塗
装し、その上に第2の塗装個所で重ねて塗装する
ことを特徴とする円筒缶体の塗装法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142179A JPS55134664A (en) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | Coating of cylindrical can body |
US06/131,683 US4271216A (en) | 1979-04-05 | 1980-03-18 | Method for coating a cylindrical can body |
DE19803012534 DE3012534A1 (de) | 1979-04-05 | 1980-03-31 | Verfahren zum beschichten eines zylinderfoermigen dosenkoerpers |
AU57108/80A AU538775B2 (en) | 1979-04-05 | 1980-04-02 | Method of coating a cylindrical can |
GB8011157A GB2046638B (en) | 1979-04-05 | 1980-04-02 | Coating a cylindrical can body |
CA000349084A CA1146022A (en) | 1979-04-05 | 1980-04-02 | Method for coating a cylindrical can body |
IT48328/80A IT1127421B (it) | 1979-04-05 | 1980-04-03 | Procedimento per rivestire un corpo di barattolo cilindrico |
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