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JPS626796Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS626796Y2
JPS626796Y2 JP8690281U JP8690281U JPS626796Y2 JP S626796 Y2 JPS626796 Y2 JP S626796Y2 JP 8690281 U JP8690281 U JP 8690281U JP 8690281 U JP8690281 U JP 8690281U JP S626796 Y2 JPS626796 Y2 JP S626796Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
diaphragm
resonance
joining
cone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8690281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57198197U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8690281U priority Critical patent/JPS626796Y2/ja
Publication of JPS57198197U publication Critical patent/JPS57198197U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS626796Y2 publication Critical patent/JPS626796Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、矩形振動板の第1次共振と第2次共
振の振動モードを同時に駆動する方式の動電型ス
ピーカに関するものであり、とくに低域における
ローリングの発生を少なくすることを目的とする
ものである。
一般に矩形振動板を有する動電型スピーカでは
振動板の分割共振によつて高域限界が決まつてし
まうため、上記振動板の共振時における節をボイ
スコイルによつて駆動する節駆動方式によつて、
低次における共振を制御して再生帯域の拡大を図
つている。とくに上記矩形振動板の第1次共振モ
ードにおける2つの節の内の1つと、第2次共振
モードにおける4つの節の内の1つとをそれぞれ
1個のボイスコイルで同時に駆動することによ
り、振動板の第3次共振まで再生帯域を拡大する
ことができる。第1図は振動板の第1次共振モー
ド及び第2次共振モードとボイスコイルの接合位
置との関係を示している。図中、1つのボイスコ
イル21は節が2つとなる振動板23における第
1次共振モードAの1つの節に、他の1つのボイ
スコイル21は節が4つとなる振動板23におけ
る第2次共振モードBの1つの節にそれぞれ接合
している。この2つのボイスコイル21,22に
よる節駆動によつて振動板23の第1次及び第2
次共振による音圧の乱れを改善し、実用上問題と
ならない程度まで音圧周波数特性を平坦とするこ
とができるものであり、振動板23はさらに高次
の共振周波数まで再生帯域の拡大が図れる。しか
し、このような駆動方式においては第2図に示す
ように振動板23の中央に対して非対称な位置で
駆動力が作用するため、エツジ24による引張り
力Feとボイスコイル21,22による駆動力
F1,F2との間で回転モーメントが生じ、破線で
示すようなローリングが発生し、特に大入力時に
はボイスコイル21,22が磁気空隙を形成する
センターポールの外周及びプレートの内周とに接
触し、異常音を生じてしまうという欠点があつ
た。また節駆動のための磁気回路が2つ必要であ
り、コストが高くなる欠点があつた。
本考案はこのような従来の欠点を解消するもの
であり、以下、本考案について実施例の図面と共
に説明する。
第3図および第4図は本考案の一実施例を示し
ており、図中8はセンターポールあり、ヨーク7
に一体に形成されている。6はヨーク7上に固定
された環状のマグネツト、5はマグネツト6上に
固定された環状のプレートであり、このプレート
5の内周面と上記センターポール8の外周面との
間に環状の磁気ギヤツプが形成されている。上記
磁気回路はフレーム10の底面に固定されてい
る。1は矩形平面振動板であり、この矩形振動板
1はエツジ部材2によりフレーム10の開口部に
支持されている。3はボイスコイル9を備えるボ
ビンであり、ボイスコイル9が磁気ギヤツプ内に
配置されてダンパー4にてプレート5に支持され
ている。上記磁気回路はフレーム10の中央つま
り振動板1の中央に配置されており、ボイスコイ
ルボビン3と振動板1との間を接合用コーン11
で接合している。上記接合用コーン11は第6図
に示すように付け根部分にボビン挿入用の穴を有
しており開口部が矩形の形状を有している。そし
て上記接合用コーン11の矩形開口部の一辺は矩
形振動板1の第1次共振モードの1つの節に、他
の1辺は第2次共振モードの1つの節に接合され
ており、これによつて第1次及び第2次の共振モ
ードの同時節駆動を実現している。
このように接合用コーン11により駆動すると
ボイスコイル9からの駆動力F1,F2は接合用コ
ーン11によつてそのまま伝達されるためにF1
=F2となる。駆動力の非対称による回転モーメ
ントをなくするためには振動板1に対する垂直方
向の力F1′,F2′と振動板1中央から第1次共振モ
ードの節までの距離をl1、第2次共振モードの節
までの距離をl2として各モーメントF1′l1,F2′l2
の間にF1′l1=F2′l2の関係を満足すれば良い。そ
してこのモーメントの関係を満足するためにはボ
イスコイルボビンの接合部から第1次共振モード
の節まで伸びた接合用コーン11の辺と振動板1
の垂直軸とのなす角度をθ、同様に第2次共振
モードの節まで伸びた接合用コーン11の辺と垂
直軸とのなす角度をθとすれば F1′=F1cosθ F2′=F2cosθ となるように接合用コーンを形成すればよい。上
記の関係式より本例では回転モーメントをなくす
るためにθ及びθとl1及びl2が cosθ/cosθ=l/l ただし F1′l1=F2′l2 F1cosθ1l1=F2cosθ2l2(F1=F2) cosθ1l1=cosθ2l2 となるように接合用コーン11の形状を決めてい
る。
上記のように本考案によれば、駆動力の非対称
性による回転モーメントが生じないためにローリ
ングがなくなり、大入力のスピーカを実現するこ
とができるとともに、1つの磁気回路によつて第
1次共振及び第2次共振の節駆動が可能となるた
めに低コストでスピーカを実現することができる
ものである。
尚、接合用コーンについては他に第7図に示す
ように開口部が楕円形状となつていても同様の効
果が期待できることは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来スピーカにおける振動板の振動モ
ードとボイスコイル接合位置の関係図、第2図は
同スピーカの駆動力の関係図、第3図は本考案の
スピーカの一実施例における上面図、第4図は同
スピーカの断面図、第5図は同スピーカの駆動力
の関係図、第6図は同スピーカの接合用コーンの
斜視図、第7図は同スピーカにおける接合用コー
ンの他の例を示す斜視図である。 1……振動板、2……エツジ、3……ボビン、
4……ダンパー、5……プレート、6……マグネ
ツト、7……ヨーク、8……センターポール、9
……コイル、10……フレーム、11……接合用
コーン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外周部がエツジ部材を介してフレームに支持
    された矩形平面振動板と、この振動板の中央部
    に対向するように上記フレームに取付けた磁気
    回路と、この磁気回路の磁気ギヤツプ内でピス
    トン運動されるボイスコイルと、上記振動板と
    上記ボイスコイルとの間を結合する接合用コー
    ンを備えてなり、上記接合用コーンはその開口
    部の一辺を上記矩形平面振動板の自由振動の振
    動モードの内、節が2つとなる第1次共振の振
    動モードの1つの節に接合すると共に他の1辺
    を節が4つとなる第2次共振の振動モードの1
    つの節に接合し、第1次共振の振動モードの1
    つの節と、第2次共振の振動モードの1つの節
    とを同時に駆動するように構成した動電型スピ
    ーカ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の動電型
    スピーカにおいて、接合用コーンの開口部は楕
    円又は矩形の形状としたことを特徴とする動電
    型スピーカ。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記
    載の動電型スピーカにおいて、振動板中央から
    第1次共振モードの節までの距離をl1、第2次
    共振モードの節までの距離をl2とし、ボイスコ
    イル接合部から第1次共振モードの節まで伸び
    た接合用コーンの辺と振動板の垂直軸とのなす
    角度θ、同様に第2次共振モードの節まで伸
    びた接合用コーンの辺の角度をθとした時、
    θ及びθの角度が cosθ/cosθ=l/l を満足することを特徴とする動電型スピーカ。
JP8690281U 1981-06-12 1981-06-12 Expired JPS626796Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8690281U JPS626796Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

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JP8690281U JPS626796Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57198197U JPS57198197U (ja) 1982-12-16
JPS626796Y2 true JPS626796Y2 (ja) 1987-02-17

Family

ID=29882114

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JP8690281U Expired JPS626796Y2 (ja) 1981-06-12 1981-06-12

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JPS57198197U (ja) 1982-12-16

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