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JPS6253909A - 植物種子蛋白の水溶性加水分解物を含有する化粧料 - Google Patents

植物種子蛋白の水溶性加水分解物を含有する化粧料

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Publication number
JPS6253909A
JPS6253909A JP60193369A JP19336985A JPS6253909A JP S6253909 A JPS6253909 A JP S6253909A JP 60193369 A JP60193369 A JP 60193369A JP 19336985 A JP19336985 A JP 19336985A JP S6253909 A JPS6253909 A JP S6253909A
Authority
JP
Japan
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hair
cosmetic
water
vegetable seed
filtrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP60193369A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoo Hasegawa
長谷川 素夫
Tomoyo Takeha
竹葉 智世
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUROODA JAPAN KK
Original Assignee
KUROODA JAPAN KK
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Publication date
Application filed by KUROODA JAPAN KK filed Critical KUROODA JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は植物種子蛋白の水溶性加水分解物を含有する
化粧料に係り、その目的は植物蛋白質を加水分解して生
成する水溶性ペプチド及び/又は、アミノ酸を配合した
化粧料を提供することにより、化粧料の水分保持性を高
め、又造膜作用を高め、皮膚の荒れを防止し好ましい肌
目を保持し、毛髪に於いては柔軟性、マネーシビリテイ
、を改善することができる化粧料を提供することを目的
とするものである。
(従来技術及びその欠点) 従来から、化粧料に蛋白質又はその加水分解物を配合す
ると、化粧料のモイスチャー効果、保護効果を高めるこ
とは既に知られている。
その例として汎用化粧品原料集(日本化粧品工業連合会
発行、技術資料)には加水分解された、エラスチン、ケ
ラチン、コラーゲン、シルク及びそられの誘導体が記載
されている。
しかしながら、これらはいずれも動物超厚の物質であり
、化粧料に配合された時或いは人体に通用された時に程
度の差はあっても動物的なにおいがあり、この動物的な
においを嫌う人も多く問題であった。
しかしながら、その動物嗅を完全に除去した上記動物蛋
白分解物をjllMすることは困難であった。
更に加えて、これら動物蛋白原料は入手しにくく従って
、比較的高価で大量生産に通さず、そのためこれら化粧
料製品も高価になることは免れ得なかった。
(解決手段) 以上のような従来の欠点を解決するためになされたのが
この発明で、即ちこの発明は(iL来の動物超厚の蛋白
質を用いないで植物性の蛋白質をその原料として使用す
ることにより、特に[1本人には異質として感じやすい
動物嗅から開放され又安価で大量にある入手しやすい原
料を用いて大量生産に適する化粧料を提供することに成
功し、この発明の目的を達成した。
(発明の構成) この発明において好適に使用される水溶性蛋白分解物を
得る植物種子としては、種子中に蛋白質を6重量%以上
含む種子であれば全てよく例えば、はと麦、ひえ、ライ
麦、小麦、大麦、あわ、きび、玄米(白米)、そば、カ
シューナツツ、かぼちゃの種、麻の実、けしの実、ゴマ
、ココナツツ、すいかの種、ひじの実、ピスタチオ、ひ
まわりの実、ブラジルナツツ、ヘーゼルナツツ、マカデ
ミアナツツ、落花生、松の実、あずき、いんげん豆、ラ
イママメ、とうもろこし、″アーモンド等穀物及びマメ
類等から得られるものでよい。
大豆等の種子であって比較的油脂分の含有量の多いもの
については、脱脂工程を経た脱脂大豆等の脱脂物の方が
好ましい。
形状としては粉末状のものの方が加水分解が円滑に進行
するので好ましい。
この発明において、このような植物種子から水溶性加水
分解物を得るための加水分解方法としては、常法に準じ
て行えばよく例えば酸分解、酵素分解法が採用できる。
酸分解の場合は塩酸、硫酸等の鉱酸を使用することがで
き、酵素分解の場合酵素としては、蛋白分解酵素として
、ペプシン、パパイン、トリプシン或いは各種の細菌プ
ロテアーゼを使用することができる。
この発明において、酵素による加水分解を行う場合には
その酵素に適合した水素イオン濃度と温度、時間及び添
加剤を選択することが重要である。
加水分解後のスラリー状物質を濾過し、固型部分を除去
することにより透明な溶液が得られる。
この液はペプチドとアミノ酸を含むが、加水分解物の平
均分子量が高過ぎると水溶性に問題があり、逆に低すぎ
ると化粧料に配合した時の造膜性が低く品質は劣り、結
局この発明において水溶性蛋白分解物の平均分子量は1
000−10.000程度が最も好ましく使用できる。
この溶液を常圧又は減圧で加熱濃縮して濃縮液としたも
の或いは完全に乾燥して粉末状にしたものが化粧料に配
合される水溶性蛋白分解物原料となる。
この発明において、このような原料を用いてこの発明に
係る化粧料とするには、皮膚用の化粧料例えばローショ
ン、クリーム、乳液、パック等に配合する場合は、濃度
20χの濃厚溶液を原料として使用する場合、化粧料の
0.5〜5χ程度配合すればよく、この配合によって水
分保持、造膜による皮膚保護作用があられれ肌荒れを防
ぎ肌目を整える効果がある。
頭髪用化粧料例えばヘアリンス、ヘアクリーム等の化粧
料とする場合には、1〜10重量%程度(濃縮液として
)配合すれば毛髪の柔軟性、マネーシビリテイを向上し
又パーマネントウェーブ液等による毛髪の劣化を防止す
る作用も得られる。
このような水溶性蛋白分解物を使用して、この発明に係
る化粧料組成物とするには、上述の如く2ozに濃縮さ
れた濃縮液として0.5〜20w tχ、乾燥粉末とし
ては0.1〜10w tX程度配合すればよく、その最
終化粧品形態としては上記の如くローション、クリーム
、乳液、パック剤、ヘアリンス、ヘアクリーム、ヘアト
ニック等が例示できる。
このような化粧料を開裂するために、増量剤、賦形剤、
香料等を常法に準じて配合してもよい。
以下、この発明の実施例を挙げこの発明の効果をより明
らかなものとするが、この発明はこれらの例に限定され
るものではない。
実施例 1 食品用脱脂大豆粉100部を2000部の水に分散させ
水酸化ナトリウムでPH7,0に調整した。
これにシスティン1部とパパイン1部を加え40℃で8
時間加水分解した。
この間PHが下がるので2時間毎に水酸化ナトリウムで
PH7になるよう調整した。
加水分解後70℃で30分間加熱し、酵素の活性を失わ
せた。
その後塩酸でPH5,0に調整し濾過し固型残分を除去
した。
この液を約250部になるまで減圧濃縮し滅菌剤フェノ
ニップ1部を加え3日間冷蔵後回濾過して透明で淡褐色
の液を得た。
この液は約20χの固型分を含み天分は1%以下であっ
た。この液は原料液として化粧料に配合できる。(原料
液1) 実施例 2 下記の処方でA、82種類のモイスチャライザークリー
ムを作った。
(以下余白) A        B 油相部Oを78℃に加熱し、攪拌しておくそこへ水相部
Wを78℃に加熱したのを徐々に加え乳化した。
これを攪拌しながら室温まで冷却した。
A、Bのモイスチャライザークリームを10名の被検者
それぞれに使用させ比較した結果明らかにAの方が肌の
柔軟性、しっとり感がすぐれていると判断したものが8
名であった。
他の2名はあまり差を感じなかった。又勿論Aに動物嗅
を感じたものはなかった。
実施例 3 食品用強力小麦粉から水洗法によって澱粉質を除去して
グルテンを得た。
このグルテンは固型分32χ、水分6B?4で、その固
型分中の粗蛋白質は76χであった。
グルテンをnヘキサンで充分洗浄し、脂質を除去した後
nヘキサンを減圧下で留去したもの100gに水900
ccを加え、そのP)lを塩酸で1.5になるように調
整し、これにペプシン(1:10.0OO)0.5gを
加え40℃で5時間加水分解した。
その後70℃に30分加熱して酵素を失活させた。
これを水酸化ナトリウムでPH5,0に調整し濾過して
清澄液を得た。
これを減圧下70℃で濃縮し少量の防腐剤(ソルビン酸
)を加えて3日間放置後更に濾過して透明で淡褐色の濾
液120ccを得た。
この液は約18χの固型分を含み灰分は1%以下であっ
た。
この液を原料液として化粧料に配合した。(原料液2) 実施例 4 次の処方でクリームリンスを作った。
B 塩化ステアリルジメチル    1.4χ  1.4ベ
ンジルアンモニウム ステアリルアルコール     0.6  0.6グリ
セリルモノステアレート  1.5  1.5実施例3
の原料液2      5  0食塩        
     0.2  0.2水           
       91.3  96.3このリンス^、B
を女性20人(16〜25才)に−日間隔をへだてて使
用させ、結果を見た。
リンス八使用後の頭髪はBにくらべ著しくしっとりした
感触となりつやもよかった。
異嗅を感じた人は全く存在しなかった。
以上の結果から明らかな如く、この発明に係る化粧料は
優れた効果を持つことが判る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)植物種子蛋白の水溶性加水分解物を含有する化粧
    料。
  2. (2)前記植物種子が少なくとも蛋白質含量が6重量%
    以上含有する植物種子から選択されてなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の植物種子蛋白の水溶性
    加水分解物を含有する化粧料組成物。
JP60193369A 1985-09-02 1985-09-02 植物種子蛋白の水溶性加水分解物を含有する化粧料 Pending JPS6253909A (ja)

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