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JPS6245360Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6245360Y2
JPS6245360Y2 JP11009883U JP11009883U JPS6245360Y2 JP S6245360 Y2 JPS6245360 Y2 JP S6245360Y2 JP 11009883 U JP11009883 U JP 11009883U JP 11009883 U JP11009883 U JP 11009883U JP S6245360 Y2 JPS6245360 Y2 JP S6245360Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
hold
field effect
point
circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP11009883U
Other languages
English (en)
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JPS6020100U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11009883U priority Critical patent/JPS6020100U/ja
Publication of JPS6020100U publication Critical patent/JPS6020100U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6245360Y2 publication Critical patent/JPS6245360Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサンプルアンドホールド回路に関す
る。
(従来技術) 従来のサンプルアンドホールド回路は、たとえ
ば第1図に示す如く、入力端子INに供給された
電圧を直列接続した電界効果トランジスタQ1
Q2を介してホールドコンデンサCに供給し、ホ
ールドコンデンサCの電圧はボルテージホロワA
を介して出力するように構成するとともに、出力
電圧を抵抗R4を介して電界効果トランジスタQ1
のソースと電界効果トランジスタQ2のドレイン
との共通接続点に供給して、電界効果トランジス
タQ1,Q2のオフ時、すなわちホールドモード時
における電界効果トランジスタQ2のドレインと
ソースとの間の電圧を低減させて、電界効果トラ
ンジスタQ2のドレイン・ソース間の漏れ電流を
低減させ、ホールドコンデンサCの電荷放電を抑
圧している。なお、第1図においてD1,D2はブ
ロツキング用のダイオードであり、陰極は共通接
続されてサンプリングパルスが供給されるサンプ
リングパルス入力端子INに接続してある。また
R1およびR2はゲート・ソース間のバイアス抵抗
である。
しかし、上記した如き従来のサンプルアンドホ
ールド回路において、ホールド期間が長くなると
ホールドコンデンサCの電荷は除々に放電され、
ホールドコンデンサCの電圧はグランドレベルに
近ずく、このため長期間のホールドは困難である
という欠点があつた。
(考案の目的) 本考案は上記にかんがみなされたもので、上記
の欠点を解消して、従来よりも長期間にわたりサ
ンプリングされた電圧をホールドすることができ
るサンプルアンドホールド回路を提供することを
目的とする。
以下、本考案を実施例により説明する。
(考案の構成) 第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。
本実施例においては、入力端子INに供給され
た入力電圧が供給される電界効果トランジスタ
Q1に直列に電界効果トランジスタQ2,Q3が接続
してあり、電界効果トランジスタQ1,Q2および
Q3は同時にオン・オフするように構成してあ
る。
電界効果トランジスタQ1およびQ2を介して、
一端が電圧+Vの電源に接続されたコンデンサ
C1に入力電圧を供給し、電界効果トランジスタ
Q1およびQ3を介して、一端が電圧−Vの電源に
接続されたコンデンサC2に入力電圧を供給する
ように構成してある。ホールドコンデンサC1
電圧はボルテージホロワA1を介して出力し、ホ
ールドコンデンサC2の電圧はボルテージホロワ
A2を介して出力する。ボルテージホロワA1およ
びA2の出力は同一抵抗値rの抵抗R4,R5および
R6からなる合成回路Bに供給して、ボルテージ
ホロワA1およびA2の出力を1/2に分圧し加算した
合成出力epを得るように構成してある。合成回
路Bの出力epは利得1のバツフア増幅器A3を介
して出力するとともに、電界効果トランジスタ
Q1のドレインと電界効果トランジスタQ2,Q3
ソースとの共通接続点Pに帰還してある。
なお、D1,D2,D3はブロツキング用のダイオ
ードであり、R1,R2,R3は電界効果トランジス
タQ1,Q2,Q3のゲート・ソース間のバイアス抵
抗である。抵抗R1,R2,R3の抵抗値は等しくrB
としたとき、rB≫rに設定してあり、ホールド
コンデンサC1,C2の容量は等しく設定してあ
る。
(考案の作用) 以上の如く構成した本考案の一実施例におい
て、サンプリングパルス入力端子INsに第2図に
示す如きサンプリングパルスを供給する。サンプ
リングパルスがV1のとき所謂サンプリングモー
ドであつて、電界効果トランジスタQ1,Q2およ
びQ3はオン状態に制御され、入力電圧eiがホー
ルドコンデンサC1,C2に導かれてホールドコン
デンサC1,C2は充電される。サンプリングパル
スが−V1になると電界効果トランジスタQ1,Q2
およびQ3はオフ状態に制御され、所謂ホールド
モードとなる。
いま、合成回路BからP点への帰還が十分でな
い場合について説明する。ホールドモードにおい
てホールドコンデンサC1の他端a点の電位は第
3図aに示す如く電圧eiから経時的に電圧+V
に近ずき、ホールドコンデンサC2の他端b点の
電位は第3図bに示す如く電圧eiから経時的に
電圧−Vに近ずく、いまホールドモードの期間に
おけるa点の電位変化率を+Δv、b点の電圧変
化率を−Δvとする。
ボルテージホロワA1,A2の利得はOdBであ
る。したがつて合成回路Bの出力電圧epは、ホ
ールドモード開始直後においてep=1/2(ei+ei )=ei、ホールドモード開始時から時間T経過時
においてはep=1/2〔(ei+ΔV)+(ei−ΔV
)〕= eiであつて、第3図Cに示す如く合成回路Bの
出力電圧は経時的に変化のない出力電圧epが得
られ、バツフア増幅器A3を介して出力される。
ここでΔVは前記時間T経過時におけるa点およ
びb点における電圧の変化値である。
しかし、帰還が十分でない場合に何らかの理由
で平衡がくずれたときは出力電圧epの保持が困
難な場合が生ずる。
つぎに合成回路BからP点への帰還が十分の場
合には、電界効果トランジスタQ2のドレイン・
ソース間の電圧VDS2は VDS2=(ei+ΔV)−ep(=ei)=ΔV となり、電界効果トランジスタQ3のドレイン・
ソース間の電圧VDS3は VDS3=(ei−ΔV)−ep(=ei)=−ΔV となる。
したがつて電界効果トランジスタQ2には電位
差ΔVにもとずく漏れ電流が電界効果トランジス
タQ2のドレインからソースを介して合成回路B
に流れ、ホールドコンデンサC1の電圧は降下
し、a点の電位は第3図dに示す如く電圧ei
保持される。一方電界効果トランジスタQ3には
電位差ΔVにもとずく漏れ電流が合成回路Bから
電界効果トランジスタQ3のソースを介してドレ
インに流れ、ホールドコンデンサC2の電圧は上
昇し、b点の電位は第3図eに示す如く電圧ei
に保持される。
そこで電界効果トランジスタQ2,Q3の避ける
ことのできない漏れ電流を利用して、上記の如く
電界効果トランジスタQ2の漏れ電流によりホー
ルドコンデンサC1の電荷の放電をし、ホールド
コンデンサC2を電界効果トランジスタQ3の漏れ
電流により充電することにより補償され、かつ合
成回路Bにより分圧し加算のうえ出力するため、
ホールドモードが長期間にわたつても、サンプル
アンドホールド回路の出力電圧の変動は殆んど無
くなり、第3図fに示す如く電圧eiになる。
また、ホールドコンデンサC1のa点における
電圧変化率とホールドコンデンサC2のb点にお
ける電圧変化率が僅かに相異して+Δva,−Δvb
であつた場合においても、p点の電位はep+1/2× (ΔVa−ΔVb)であり、P点とa点との間の電位
差は1/2(ΔVa+ΔVb)であつてa点の電位が高 く、b点とP点との間の電位差は1/2(ΔVa+Δ Vb)であつてp点の電位が高くなる。ここでΔ
Va,ΔVbはホールドモード開始直後から期間T
経過したときのa点,b点に電圧の変化値であ
る。したがつて、1/2(ΔVa+ΔVb)の電位差によ る電界効果トランジスタQ2の漏れ電流によりa
点の電位は下降させられるが、1/2(ΔVa+ΔVb) の電位差による電界効果トランジスタQ3の漏れ
電流によりb点の電位は上昇させられ、前記した
場合と同様にサンプルアンドホールド回路の出力
電圧の変動は殆んど無くなる。
なお、電界効果トランジスタQ1の漏れ電流の
供給源は、r≪rBに設定してあるため合成回路
Bである。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によれば一端が電圧+
Vの電源に接続された第1のホールドコンデンサ
と、他端が電圧−Vの電源に接続された第2のホ
ールドコンデンサと、一端に被サンプリング電圧
が供給されかつサンプリングパルスによつて同時
にオン・オフされて被サンプリング電圧を第1お
よび第2のホールドコンデンサの他端に各別に供
給する第1および第2のスイツチング素子と、第
1および第2のホールドコンデンサの他端の電圧
をそれぞれ1/2に分圧して合成する合成回路とを
設け、合成回路の出力電圧を第1および第2のス
イツチング素子の一端に帰還するように構成した
ため、スイツチング素子の漏れ電流によるホール
ドコンデンサ他端の電圧変化は相殺されることに
なり、ホールド期間が長期間にわたつてもサンプ
ルアンドホールド回路の出力電圧の変化は抑圧さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサンプルアンドホールド回路の
回路図。第2図は本考案の一実施例を示す回路
図。第3図は本考案の一実施例の作用の説明に供
する説明図。 Q1,Q2およびQ3……電界効果トランジスタ、
A1およびA2……ボルテージホロワ、C1およびC2
……ホールドコンデンサ、B……合成回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が電圧+Vの電源に接続された第1のホー
    ルドコンデンサと、一端が電圧−Vの電源に接続
    された第2のホールドコンデンサと、一端に被サ
    ンプリング電圧が供給されかつサンプリングパル
    スによつて同時にオン・オフされてオン状態のと
    きに被サンプリング電圧を第1および第2のホー
    ルドコンデンサの他端に各別に供給する第1およ
    び第2のスイツチング素子と、第1および第2の
    ホールドコンデンサの他端の電圧をそれぞれ1/2
    に分圧しかつこの分圧電圧を合成する合成回路と
    を備え、合成回路の出力電圧を第1および第2の
    スイツチング素子の一端に帰還するようにしてな
    ることを特徴とするサンプルアンドホールド回
    路。
JP11009883U 1983-07-18 1983-07-18 サンプルアンドホ−ルド回路 Granted JPS6020100U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11009883U JPS6020100U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 サンプルアンドホ−ルド回路

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JP11009883U JPS6020100U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 サンプルアンドホ−ルド回路

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Publication Number Publication Date
JPS6020100U JPS6020100U (ja) 1985-02-12
JPS6245360Y2 true JPS6245360Y2 (ja) 1987-12-03

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JP11009883U Granted JPS6020100U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 サンプルアンドホ−ルド回路

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KR100447822B1 (ko) * 2001-03-23 2004-09-22 주식회사 이산바이오텍 공구의 성형 및 표면개질 장치 및 그 방법
US7746119B2 (en) * 2008-09-18 2010-06-29 Power Integrations, Inc. Leakage compensation for sample and hold devices

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JPS6020100U (ja) 1985-02-12

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