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JPS62282578A - さらさらした冷凍粒状イ−ストおよび冷凍ドウにおけるこれら新規イ−ストの使用法 - Google Patents

さらさらした冷凍粒状イ−ストおよび冷凍ドウにおけるこれら新規イ−ストの使用法

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Publication number
JPS62282578A
JPS62282578A JP5123187A JP5123187A JPS62282578A JP S62282578 A JPS62282578 A JP S62282578A JP 5123187 A JP5123187 A JP 5123187A JP 5123187 A JP5123187 A JP 5123187A JP S62282578 A JPS62282578 A JP S62282578A
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JP
Japan
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yeast
frozen
dry matter
dough
baker
Prior art date
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Pending
Application number
JP5123187A
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English (en)
Inventor
ジヤン グー
フイリツプ クレマン
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RESAFUULE E CO
Original Assignee
RESAFUULE E CO
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Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25282562&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS62282578(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by RESAFUULE E CO filed Critical RESAFUULE E CO
Publication of JPS62282578A publication Critical patent/JPS62282578A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/04Preserving or maintaining viable microorganisms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D6/00Other treatment of flour or dough before baking, e.g. cooling, irradiating, heating
    • A21D6/001Cooling

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生イーストと乾燥イーストとの利点を結合し
た、ベーカー用イーストの新規な形状に関する。本発明
は、ドウ(doughs)に直接混入することのできる
、さらさらした粒子状で、乾燥物質含有量が30〜85
%、好ましくは少くとも70%、より好ましくは72〜
80%である冷凍イーストに関する。本発明は、またそ
の新規なイーストを得る方法および冷凍ドウの製造にお
けるその使用法に関する。
〔従来の技術および問題点〕
ベーカー用イーストは、本質的には2つの形状で売られ
ている。
その一つは500i!−またはl kgのブロックとな
っている、乾燥物質含有量27〜35%の生イーストの
形状、または11〜251C90袋詰になっている粉状
(divided forrn)(ハ/I/クイ−スト
または粉イースト)で市販されている。そこで生イース
トがばらばらのままであって再凝集することのないよう
に、英国特許第1,530,866号および第1,56
0,478号または欧州特許出願第0153117号に
記載されているようなある数の添加剤をそれに添加する
ことがしばしば必要である。4℃で貯蔵したこの生イー
ストは、遅くとも1ケ月以内、好ましくは2週間以内に
使用しなければならない。実際には、生イーストの貯蔵
条件は、理想的なのは稀であって、4℃というこの基準
温度は、はとんど守られていない。
4℃で貯蔵しなければならない生イーストの他に、冷凍
状態で、500y−または1 kgのブロックとして生
イーストが僅かに商品化されている。
冷凍すると、イーストのブロックの生成を必然的にもた
らし、バルク状粉状イーストは添加剤を含有していても
、冷凍に際して凝集してブロックとなる。このイースト
は解凍してドウに混入し、解凍した後速かに使用しなけ
ればならない。冷凍−解凍処理は、イーストにとって僅
かではあるが不利であシ、ブロック状態の冷凍イースト
の使用は不便である。
他の一つは少くとも92%の乾燥物質を有する乾燥イー
ストの形である。活性乾燥イーストは、乾燥中そのガス
発生力の1部が失われ′るという欠点を有し、イースト
セルの膜は多少変化している。上記活性乾燥イーストは
、長期貯蔵の利点を有し、真空または中性ガス入シ包装
された最もよく作用するインスタント乾燥イーストは、
20℃において1ケ月当り1部程度の発酵活性またはガ
ス発生力の損失がある。これらの乾燥イーストは、少く
とも16℃において、ドウまたは液体中で常に再水和さ
れなけれ゛ばならない。
米国特許第3,089,774号によって開示されてい
る先行技術は、中間水分含有率を有するイーストを製造
しようとするものであるが、この中間湿分含有イースト
は、少くとも西欧諸国では製造されていない(Yeas
t Technology 1973゜貯蔵性は、+4
℃で貯蔵された乾燥物質含有量約30%の生イーストの
それよりも充分すぐれているものではない。加えて、中
間水分含有イーストは、温度上昇に非常に敏感である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、流動によって、粉状のベーカー用イーストを
冷凍して、5分ないし数時間、例えば7〜120分また
は10〜40分で、0℃以上の温度から、−5℃〜−3
0℃1好ましくは一18℃または一20℃の温度に、イ
ースト粒子を冷凍するようにすることにある。
−10℃〜−40℃1好ましくは一20℃〜−40℃1
なおより好ましくは一18℃〜−30℃における空気ま
たは中性ガスの流れにおける流動による冷凍は、一方に
おいて、イーストを破壊するような非常に低い温度にと
どめることなく、ガスと固体(流動床中のイースト粒子
)との間における速かな熱移動を可能にし、他方におい
て、再凝集することない粒子の個別化を7牝If a−
7夙遣%吐郡hiL1片 塙翻イレ小?の後者の特性で
ある。なぜならば、イーストは、温度のゆるやかな低下
には容易に耐えるものでちゃ、冷凍することが速すぎな
いことが好ましいからである。
もし必要ならば、この方法は、非固結性であって凝集す
ることなく流動化しうる、乾燥物質含有量30〜40%
、好ましくは少くとも35チのベーカー用の圧縮生イー
ストにも適用することができる。流動床冷凍装置の設計
およびこれらの生イーストの流動化操作にあたっては、
よく個別化された粒子が得られるように、充分注意しな
ければならない。冷凍速度は速すぎてはならず、0℃よ
り低い場合、温度低下は゛毎分1℃以下でなければなら
ない。得られた製品は、なお合着して固まりまたは塊と
なり、また完全に凝集し易い傾向があり、このことが大
きな欠点である。
この方法は、流動化に際し何ら困難性のない予備乾燥し
たイーストに適用するのが好ましい。
予備乾燥は、その重量低下のために、その冷凍イースト
の貯蔵および輸送コストを低減する利点をも有する。乾
燥物質が少くとも72%、好ましくは74%までの予備
乾燥は、ノぐツケーノ状態で合着して固まりとなるすべ
ての危険性のないことを保証し、イースト粒子を完全に
さらさらした状態に保つ。
この予備乾燥は、イーストセルからの内部水の除去によ
るセル膜の崩壊が現れるまで行なうことができる。乾燥
物質85%を決して超えてはならず、好ましくは乾燥物
質約77%まで、すなわち乾燥物質74〜80%を得る
ために、予備菟燥が続けられる。
乾燥物質含有量70〜85%の、予備乾燥されたベーカ
ー用イーストは、−1℃〜+4℃の温度となるまで、で
きるだけ速かに冷却されなければならない。なぜならば
、これらの乾燥物質含有量を有するイーストは非常に速
かに加熱され易く、15℃より高い温度に放置してはな
らないからである。さらに、イーストの冷凍速度は、そ
れが速すぎない限り、決定的な・ぐラメ−ターではない
。換言すれば、その速度が5〜10分よシ長い限シ、た
とえO″Cから一20℃への温度低下が10分あるいは
12時間かかったとしても、得られるイーストの性質に
何ら変りはない。
乾燥物質含有量70〜85%、好ましくは72〜80%
ま゛で予備乾燥されたイースト、シたがってもはや外部
水または弱く結合した水を含有しないイーストの流動床
における冷凍は、セルの本質に影響を及ぼすことがらシ
うる結晶化の危険性を大幅に低下させる。
乾燥物質含有量70〜85%、好ましくは72〜80%
、なおよシ好ましくは74〜80゛チの、好ましい形状
におけるベーカー用粒状冷凍イーストは、取扱いが容易
であること、前もって解凍することなくドウ中罠直接混
入または分散させることが容易であること、および生産
された当初の生イーストの性質を実質上無期限に保存す
ることの諸利点を有する。
太を日月の飴、l+冷:市イーストHhケ目間杵跡され
、次いで解凍され、発酵して焼かれることを目的とする
冷凍ドウの製造に特に有利である。
出願人の実−験室でなされた研究の結果、これらの冷凍
ドウの製造は、均一かつ再現性よく所望の展開(dev
elopment)を有する・やン製品を得るためには
、貯蔵物質、特にトレハロースに富み、本来の膜を有す
るイーストの使用を必要とすることがわかった。実際に
は、流通経路を考慮すると、生イーストは工場を出てか
ら数日後にならなければ使用できず、しばしば4 ’C
に充分保たれておらず、むしろ10℃程度の温度に保た
れている。したがって、そのドウを解凍後書られる結果
は、不均一であって不良なパン製品が得られることとな
る。製造してすぐに、流動化によって冷凍された粒状イ
ーストを使用すると、何らの変化もなく、これらのすべ
ての性質を保持したイーストの使用が可能となり、これ
らの欠点が解消される。この粒状冷凍イーストを冷凍ド
ウに用いると、満足すべき・ぐン製品をもたらす、より
よくかつより一様な結果が得られる。
微粒状でさらさらした冷凍イーストは、冷凍を目的とす
る低温ドウ中に直接混入するか、または分散することの
できる利点を有しておシ、その結果イーストはその冷凍
前にドウ中でますます活性が低下し、冷凍前のイースト
の零または非常に低い活性は非常に望ましい。
この目的のために、乾燥物質を約77%含むさらさらし
た冷凍イーストを混線の終期に、ドウ中に全体に分散す
るのに充分な時間をとって加えるとよい。乾燥物質を約
77%含む粒状イーストをおそく加えることは乾燥物質
を30%含む生の圧縮イーストをおそ〈加えることとは
逆にドウの展開に支障を与えるものではな゛い。
実際には生の圧縮イースト中に含まれ、ドウの展開に必
要な水はさらさらした粒子状冷凍イーストは部分的に脱
水和されているから混練の始めに直接ドウに加えること
ができる。
乾燥物質70%〜85%、好ましくは72〜80%の好
ましい状態における、微粒状冷凍イーストは、生産直後
のものであって、同じ媒質に分散された乾燥物質約32
%の生イーストよシも、低温における再水和において特
に多い排出物または漏れを示すことはなく、このことは
その膜が生来のものであることを示し、冷凍ドウの製造
における前記微粒状冷凍イーストの利点を形成するもの
である。
本発明による流動床中で冷凍されたイーストは、3 g
m・未満の粒状で存在する。好ましくは、乾燥物質含有
量70〜85%の本発明の冷凍イーストは、経1龍未満
のパーミセリの状態で存在する。
本発明の冷凍イーストは、もし必要ならば、英国特許第
1,530,866号および同第t、s 6 o、47
8号または米国特許第4,232,045号、または欧
州特許出願第153,117号(これらを参照されたい
)に開示されている添加剤を含有することが可能であシ
、これらの添加剤は、例えばシリカおよびその誘導体で
もよい。本発明の冷凍イーストは、また必要ならば、米
国特許第4,328,250号、同第4,370,42
0号および同第4,396,632号(これらを参照さ
れたい)に開示されているような一般に乾燥に用いられ
る添加剤をも含有することが可能であシ、これらの添加
剤は、例えば、ソルビタンモノステアレート、モノ−お
よびノグリセリドのポリグリセロールエステルまたはく
えん酸エステルおよび/またはアルギン酸塩、ガム、お
よびセルロース誘導体である。
本発明の冷凍イーストは、またラクトース、ラクトセラ
ムまたはスキムミルク、ソルビトール、クリセロール、
ゼラチン、すなわち低温保護特性を有するものとして知
られる物質を含有することも可能である。これらの添加
剤の添加は本発明の修飾された実質態様を示すものでは
あるが、決して不可欠のものではない。
本発明の、粒径3間未満の粒子としたベーカー用冷凍イ
ーストは、空気中または中性ガス中で包装され、中性ガ
ス中での包装は、もしイーストが使用される前に3ケ月
を超えて貯蔵されなければならない場に関係するものに
すぎない。
冷屡粒飲イーストは、冷1食品、例冴は冷凍野菜の包装
に通常用いられる、ビニルアセテートを含有するポリエ
チレンのような物質からなる1〜251C9のバッグで
包装され、この包装材料は、粒状冷凍イーストが中性ガ
ス中で包装される場合にはアルミニウムシートである。
〔実施例〕
実施例1 ベーカー用生イーストは、欧州特許出願公開第8,55
4号、第5頁第14行から記載されているようにして、
または米国特許第4,370,420号実施例に記載さ
れているように、または米国特許第4,396,632
号の実施例に記載されているように製造される(これら
の特許を参照されたい)。
乾燥物質含有量33%であって、乾燥物質について窒素
7.3%を含有するイーストを得た。
このイーストに、該イーストの乾燥物質に対して約1.
5%の比率でソルビトールエステルまたはポリグリセロ
ールエステルよりなる微細エマルジョ/を添加した。こ
のイーストを、幅05〜3mm、好ましくは05〜1韮
の孔を有するグリッドを通して押し出し、特におだやか
な乾燥、すなわちイーストの温度が35℃1好ましくは
30℃を超えない条件下での乾燥によって、乾燥物質含
有量約74〜75%まで乾燥した。
乾燥物質含有量約75〜78%のイーストバーミセリを
、冷凍機ユニットによシー25℃の空気が供給されてい
る振動流動化装置に送り込み、全体を注意深く断熱する
か、またはサーモスタットを備えた閉鎖容器に入れた。
一般に、流動化によるイーストの乾燥て通常用いられる
ものと同じ型の流動化装置を用いることが可能であシ、
本質的な相違点はマイナス温度での空気の供給にある。
使用される原理は同じであって、固体製品(粒状イース
ト)の間を、流体(マイナス温度、例えば−25゛Cの
空気)の上昇流が通過するが、その上昇流の速度が固体
製品の重量と釣り合い、個別化され流動性の固体粒子の
層を膨張させて流動床を形成する。
流動床における冷凍の際、0〜1%のイースト粒子の乾
燥物質含有量の増大が認められた。
イーストバーミセリを、−18℃〜−20℃で、約20
〜30分間冷凍し、冷凍後一方では空、気中で、他方で
は中性ガス中で包装した。
これらのバッグを一20゛Cに保ち、乾燥および冷凍前
の生イースト、および得られたままの乾燥物質含有量約
77%の粒状冷凍イーストのガス発生力を、−20℃に
おける貯蔵1ケ月後、2ケ月後および3ケ月後に測定し
た。
ここに先行技術として引用した米国特許第4.370,
420号または同第4,396,632号に記載された
テストA工によるビュローズ・アンド・ハリンン骨ファ
ーメントメーター(the 13urrows and
)(arrison fermentometer)で
測定し、得られた発酵活性またはがス発生力は、乾燥物
質含有量約77%の粒状冷凍イーストについて、該粒状
冷凍イー ストを得るのに用いられた乾燥物質含有量3
3%の生イーストの、同量の乾燥物質含有量について得
られた値の97%〜101%の範囲内に、貯蔵に際し維
持されたままであった。
発酵活性の有意な損失は全く認められなかった。
乾燥物質含有量約77%であって、パーミセリの形で存
在する冷凍イーストは、流動体のままであり、すなわち
、短いバーミセリの粒状物は、非常に解塊し易く、シた
がって取9扱い易く、使用し易い。短いバーミセリ粒状
物は、良好な、さらさらした流動性を有する。
実施例2 乾燥物質含有量約77%であって、径0.5〜1間の短
いバーミセリ状のベーカー用冷凍イーストを、実施例1
におけると同様にして製造した。出発物質は、乾燥物質
て対して窒素含有量約7%で、乾燥物質に対してトレノ
・ローズ含有量が15%を超える生イーストである。得
られた冷凍粒状イーストを一20℃で11週間保持した
上記粒状冷凍イースト製造中、冷凍前乾燥物質含有量約
77%のイーストの試料を採取し、この試料を11週間
+4℃に保った。
1ポンドブロツクの形で市販されている、アメリカの市
販生イーストを、その製造後間もなく試料として採取し
、+4゛Cの試験場所まで空輸した。この生イーストは
、以下に開示される冷凍ドウの製造試験の時点で、30
%の乾燥物質含有量および9.1%の、乾燥物質に対す
る窒素含有量を有した。
乾燥物質99%の良品質の、市販インスタントドライイ
ーストも用いた。
これら4種のイーストを、米国ホヮイソト・ブレンド型
の・ぐン製造実験、冷凍ドウからのスキム−ノータイム
−ドウ(scheme No−timedough)に
おいてテストした。この4種のイーストを、小麦粉とブ
レンドすることにより直接混入したが、該粉(は3℃の
水および非常に低温のドウと接触することになる イン
スタントドライイーストに対して有害である。少くとも
30”Cにおいて良好な条件下に再水和され、そのセル
膜を再構成できたインスタントドライイーストは、少く
とも対照アメリカン生イーストに等しい性能を示す。−
20℃で11週間貯蔵され、乾燥物質含有量約77チの
粒状吟声イーストを、前もって解凍することなく直接混
入した。
使用した米国ホワイットブレッドの配合処方は下記の通
り: 米国小麦粉         100重量部水    
                 571食塩   
         2.25  /Fイースト乾燥物質
       1.6〃砂糖            
 8 〃ショート二/グ       5 〃 ノぐノダン90〔グラインドステッド (GRINDSTED)製モノグリセライドのノアセチ
ル酒石酸エステル)      0.3   pアスコ
ルビン酸        i o o ppmブロメー
ト50150       20ppm(純ブロメー)
 : 10ppm) 混練の終点におけるドウの温度は15℃で、得られたド
ウを、成型後直ちに一40″Cの容器に入れてコアで一
20℃まで冷凍するようにした。混練の終点と成型終点
、したがって冷凍開始との間隔を一定に保ち25分とし
た。得られた冷凍ドウ片を一20℃に保った。該ドウ片
を、1週間後、4週間後、8週間後、12週間後および
16週間後に解凍したが、その場合ドウ片を+26℃の
容器中で135分間でコアにおいて4℃とした。次いで
、43℃で相対湿度94チの培7養器中で、一定容量に
おけるドウ展開(development)すなわちテ
ングレート(template)に対する保証時間を測
定した。
得られた結果は下記の通り: 分単位で表わした保証時間 対照US生対照ドライ4℃に11週間−20℃で11イ
ースト イースト 貯蔵された、乾週間貯蔵された、燥
物質77%の乾燥物質77% 粒状イースト の粒状冷凍イー スト 1週間後 105  145    110     
954週間後 115  158    125   
 1008週間後 124  168    131 
   10212週間後 136  175     
138    11016週間後 145  182 
   150    118冷凍ドウの、−20℃にお
ける貯蔵の1週間当りの分単位で表わした保証時間の増
大が、数回にわたるテストの平均として以下の通シ認め
られた。
対照US生イースト・・・・・・・・・・−+ 2.6
分/週対照ドライイースト・・・・・・・・・・・・+
2.4分/週−20’Cで11週間貯蔵された、乾燥物
質約77%の、微粉状でさらさらし た冷凍イースト       ・・・・・・・・・+1
.6分/週実施例3 乾燥物質含有1約77%であって径0.5〜1朋の短い
パーミセリ状の冷凍ベーカー用イーストを、実施例1と
同様にして調製した。
このストレインの培養は比較的高い窒素含有lすなわち
8%以上の生イーストを得るように行われた。
生イーストには、イーストの乾物1当り0,3チのンル
ビタンモノステアレートを乳化剤として加えた。
得られたさらさらした粒状冷凍イーストの分析は次の通
りである。(8点の結果) 平均 乾燥物質       74〜80% 77%乾燥物質
当シの窒素  7.9〜8.6% 8.2%USP4,
396,632に開示されたテストA1 2時間によるビュローズ・アンド・ ハリソン・ファーメンタ−により159〜17Qatj
  162a+を測定された発酵活性      (C
02ガス)(CO2カス)得られたさらさらした冷凍粒
状イーストは非常に活性のある生の圧縮イーストと同じ
範囲の発酵活性またはガス発生力と、最もよい乾燥イー
ストと少くとも同等の貯蔵性とこれら乾燥イーストより
25%のオーダーですぐれた活性を持っている。
実施例4 乾燥物質含有1約77%であって径0.5〜1關の短い
パーミセリ状の冷凍ベーカー用イーストを、実施例1と
同様にして調製した。使用したストレインは、U、S、
P、NlX4,328,250 。
4.318,930、および4,396,632に開示
されたNCYCR30、NCYC878、NCYC99
6またはNCYC890のストレイン群に属するオスモ
トレラントである。これらのストレインは前記のU。
S、特許にしたがって増殖した。乳化剤としてイースト
の乾燥量当り0.3%のソルビタンモノステアレートを
加えた。
得られたさらさらしたイーストは約77%の乾燥物質を
含有し、前述のU、 S、特許に記載されたテストA4
.1時間における値が少くとも30dに等しく、好まし
くはテストA4.1時間におけるC02値が少くとも4
Qmlに等しい発酵活性すなわちガス発生量をもつもの
である。′このさらさらした粒状イーストは、次のタイ
プの処方に従ってダニツンユ・ぐストリーラ作ルために
使われた。
小麦粉                 100重量
部砂糖              15〃シヨートニ
ング         15〃US生イースト、食塩、
酸化体および乳化剤  15 〃水         
             50重量部混線は一18℃
の氷水を入れた二重ケーシングの横型混合機中で3段階
で行った。開始時のドウの温度はO″Cで最終のドウの
温度は最高10℃であった。
このようなプロセスでは、少くとも20゛Cでイースト
を再水和しない限シ、乾燥イーストの使用はきわめて困
難であり、1時間後に、そのイーストクリームは冷却さ
れた。
少くとも同じドウ展開を得るためには、生の圧縮イース
ト15重量部の代わりに、3〜5重量部のさらさらした
粒状イーストを直接ドウに加えればよかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、さらさらした粒状のベーカー用冷凍イースト。 2、乾燥物質含有量70%〜85%であつて、さらさら
    した粒状のベーカー用冷凍イースト。 3、乾燥物質含有量が74%〜80%である特許請求の
    範囲第2項記載のベーカー用イースト。 4、さらさらした粒状のベーカー用冷凍イーストの製造
    方法であつて、3mm未満の大きさに粒状化されたイー
    ストが、所望の乾燥物質含有量となつた後、−10℃〜
    −40℃のマイナス温度の空気流中、流動化によつて冷
    凍されることを特徴とする前記ベーカー用冷凍イースト
    の製造方法。 5、乾燥物質含有量30〜35%のベーカー用イースト
    が、押出によつて分割されて径3mm未満の大きさとな
    り、乾燥物質含有量が70〜85%となるまでおだやか
    な乾燥によつて乾燥され、−18℃〜−40℃の温度の
    空気流中、流動化によつて冷凍される特許請求の範囲第
    4項記載の方法。 6、ベーカー用イーストが、押出により分割されて径1
    mm未満の大きさとなる特許請求の範囲第4項記載の方
    法。 7、流動化によつて冷凍する前のベーカー用イーストが
    74%〜80%の乾燥物質含有量を有する特許請求の範
    囲第4項記載の方法。 8 イーストの押出前に、保護添加剤がイーストに添加
    される特許請求の範囲第4項記載の方法。 9、特許請求の範囲第4項記載の方法によつて得られる
    製品。 10、イーストが発酵ドウの製造に用いられる場合であ
    つて、冷凍ドウを製造する方法において、特許請求の範
    囲第1項記載のベーカー用イーストを用いることを特徴
    とする方法。
JP5123187A 1986-03-07 1987-03-07 さらさらした冷凍粒状イ−ストおよび冷凍ドウにおけるこれら新規イ−ストの使用法 Pending JPS62282578A (ja)

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