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JPS62279279A - 液圧ポンプ装置 - Google Patents

液圧ポンプ装置

Info

Publication number
JPS62279279A
JPS62279279A JP61122550A JP12255086A JPS62279279A JP S62279279 A JPS62279279 A JP S62279279A JP 61122550 A JP61122550 A JP 61122550A JP 12255086 A JP12255086 A JP 12255086A JP S62279279 A JPS62279279 A JP S62279279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
discharge
pressure
valve
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61122550A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Handa
半田 毅
Masataka Inuzuka
犬塚 雅隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyooki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toyooki Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyooki Kogyo Co Ltd filed Critical Toyooki Kogyo Co Ltd
Priority to JP61122550A priority Critical patent/JPS62279279A/ja
Publication of JPS62279279A publication Critical patent/JPS62279279A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種の液圧シリンダ、液圧モータ等液圧アク
チュエータに圧液を供給するための液圧ポンプ装置に関
し、特に、一つの可変容量型液圧ポンプと制御弁と切換
弁を具備して液圧アクチュエータに必要な大容量の吐出
と小容量の吐出が行なえる液圧ポンプ装置に関する。
〔従来技術〕
この種の液圧ポンプ装置は、従来、特公昭60−531
94号公報Gこて提案されている。同公報にて提案され
ている液圧ポンプ装置は、吐出量を最大、中間又は零と
し得る可変容量型液圧ポンプと、低圧にて作動して可変
容量型液圧ポンプにその吐出量を最大から中間に切換え
るに必要な液圧を与える第1制御弁と、高圧にて作動し
て可変容量型液圧ポンプにその吐出量を零に切換えるに
必要な液圧を与える第2制御弁と、可変容量型液圧ポン
プの吐出流路から分岐したパイロット流路を第1制御弁
又は第1と第2制御弁に切換接続する切換弁を備えてい
る。このため、当該液圧ポンプ装置においては、切換弁
にてパイロット流路を第1制御弁のみに接続すれば、第
1制御弁が作動するまでの低圧領域にて吐出量は最大と
され、また第1制御弁が作動した後の高圧領域にて吐出
量は中間とされる。一方、切換弁にてパイロット流路を
第1と第2制御弁に接続すれば、第1制御弁が作動する
までの低圧領域にて吐出量は最大とされ、また第1制御
弁が作動した後第2制御弁が作動するまでの高圧領域に
て吐出量は中間とされ、更に第2制御弁が作動した後の
高圧領域にて吐出量は零とされる。(第4図の特性線図
参照)(発明が解決しようとする問題点〕 上記した従来の液圧ポンプ装置は、一つの可変容量型液
圧ポンプに第1と第2制御弁及び切換弁を組合せて構成
したコンパクトなものであり、低圧大容量と高圧小容量
の吐出が安定して得られるといった利点を有しているも
のの、第3図fa+、 (bl。
(C1にて示したような各特性は得ることができない。
なお、第3図(al、 (bl、 (C1の各特性は、
吐出量の大なる液圧ポンプとこれに設けたリリーフ弁、
及び吐出量の小なる液圧ポンプとこれに設けたリリーフ
弁を備えた装置によって得ることができるものの、同装
置は大型で高価な液圧ポンプを二つ必要とするため装置
の大型化やコスト高は避けられない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、第3図(a)、 (bl、 tc+の各特性
を得ることができる小型で安価な液圧ポンプ装置を堤供
すべくなされたもので、当該液圧ポンプ装置を、吐出量
を規定する可変制御要素と、この可変制御要素の背部に
設けられて同可変制御要素を最大位置に向けて押圧する
押圧体と、前記可変制御要素の前部に前記押圧体に対向
して移動可能に設けられて先端にて前記可変制御要素に
当接し背部に形成した作用室に付与される液圧によって
押動されるプランジャと、このプランジャの背部に同プ
ランジャと同一方向へ移動可能に設けられて先端にて前
記プランジャに当接可能で後端に液室を形成するピスト
ンを一体的に有するプッシュロッドと・このプッシュロ
ッドが前記液室に供給される圧液によって前記プランジ
ャに向けて押動されたときその一部と当接可能なストッ
パ部を一体的に有して前記プッシュロッドの前記プラン
ジャに向かう移動量を調整可能な調整体とを備えて、前
記可変制御要素の位置の変化により吐出量が変化するよ
うにした可変容量型液圧ポンプと、第1流出路の液圧を
一側に受けまた他側に第1ばね手段からのばね力を受け
る弁体を有して、前記第1流出路の液圧が前記第1ばね
手段によって設定される第1圧力未満のとき、前記作用
室に連通ずる連通流路を排出流路に接続させ、また前記
第1流出路の液圧が前記第1圧力以上のとき、前記連通
流路を排出流路から遮断して前記第1流出路に接続させ
る第1弁と、前記液室に接続される第2流出路の液圧を
一側に受けまた他側に第2ばね手段からのばね力を受け
る弁体を有して、前記第2流出路の液圧が前記第2ばね
手段によって設定される第2圧力未満のとき、前記連通
流路を前記第2流出路から遮断して排出流路に接続させ
、また前記第2流出路の液圧が前記第2圧力以上のとき
、前記連通流路を排出流路から遮断して前記第2流出路
に接続させる第2弁を備える制御弁と、前記液圧ポンプ
の吐出流路から分岐したパイロット流路を前記第1流出
路又は第2流出路に接続するとともに前記第2流出路又
は第1流出路を排出流路に接続する切換弁 を具備する構成としたことに特徴がある。
〔発明の作用〕
本発明による液体ポンプ装置においては、切換弁にてバ
イロフト流路を第1流出路に接続させるとともに第2流
出路を排出流路に接続させた状態にて可変容量型液圧ポ
ンプを作動させると、同液圧ポンプの吐出流路から吐出
液体の一部がパイロット流路を通して第1流出路に導入
される。しかして、第1流出路の液圧が第1ばね手段に
よって設定される第1圧力P1未満であるときには、制
御弁の第1弁が作用室に連通ずる連通流路を排出流路に
接続させているため、作用室には吐出液体が供給されず
、液圧ポンプの可変制御要素は押圧体により最大位置に
保持され、液圧ポンプの吐出量は最大吐出量Q1に保持
される。ところで、第1流出路の液圧が第1圧力P1以
上になると、制御弁の第1弁が作用室に連通ずる連通流
路を排出流路から遮断して第1流出路に接続させるため
、第1流出路に導入されている吐出液体が作用室に供給
され、プランジャが押圧体に抗して可変制御要素を押動
する。したがって、液圧ポンプの吐出量は減少し最小と
なる。
また、切換弁にてパイロ・ノド流路を第2流出路に接続
させるとともに第1流出路を排出流路に接続させた状態
にて可変容量型液圧ポンプを作動させると、同液圧ポン
プの吐出流路から吐出液体の一部がバイロフト流路を通
して第2流出路に導入され、同第2流出路から液室に流
入してプッシュロッドを調整体のストツバ部に当接する
までプランジャに向けて所定量押動する。このため、プ
ランジャと可変制御要素がプッシュロッドにより押圧体
に抗して所定量押動され、液圧ポンプの吐出量は最大吐
出量Q1から所定量減少した中間吐出量Q2とされる。
しかして、第2流出路の液圧が第2ばね手段によって設
定される第2圧力P2未満であるときには、制御弁の第
2弁が作用室に連通ずる連通流路を第2流出路から遮断
して排出流路に接続させているため、作用室には吐出液
体が供給されず、液圧ポンプの可変制御要素は押圧体と
プッシュロッドの協働作用により中間位置に保持され、
液圧ポンプの吐出量は中間吐出IQ2に保持される。と
ころで、第2流出路の液圧が第2圧力P2以上になると
、制御弁の第2弁が作用室に連通ずる連通流路を排出流
路から遮断して第2流出路に接続させるため、第2流出
路に導入されている吐出液体が作用室に供給され、プラ
ンジャが押圧体に抗して可変制御要素を押動する。した
がって、液圧ポンプの吐出量は減少し最小となる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明による液圧ポン
プ装置においては、第1ばね手段によって設定される第
1圧力P1を第2ばね手段によって設定される第2圧力
P2より低(することにより、第3図fa)にて示した
各特性1.IIを得ることができ、また第1圧力P1と
第2圧力P2を同一とすることにより第3図(blにて
示した各特性!a。
11aを得ることができ、更に第1圧力P1を第2圧力
P2により高くすることにより第3図tc+にて示した
各特性Ib、nbを得ることができる。
また、本発明による液圧ポンプ装置は、一つの可変容量
型液圧ポンプと制御弁と切換弁によって構成されていて
、大型で高価な液圧ポンプを一つしか必要としないため
、同様の特性を得ることができる装置、すなわち吐出量
の大なる液圧ポンプとこれに設けたリリーフ弁、及び吐
出量の小なる液圧ポンプとこれに設けたリリーフ弁を備
えた装置に比して、装置の小型、軽量化を図ることがで
きるとともに、大巾なコスト低減を図ることができる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面の簡単な説明する。
第1図及び第2図は本発明による液圧ポンプ装置を示し
ていて、同液圧ポンプ装置は可変容量型液圧ポンプAと
同液体ポンプAに組付けた制御弁Bと切換弁Cによって
構成されている。
可変容量型液圧ポンプAば、斜板式のピストンポンプで
あり、中空のハウジング本体11の一側面には側板12
が固定されている。ハウジング本体11の内部には軸受
13,14を介して主軸15が回転可能に支持されてお
り、主軸15には中間部に形成したスプライン部16を
介してシリンダブロック17が一体回転可能に支持され
ている。
シリンダブロック17には、多数のピストン18が所定
のストロークで往復動可能に設けられており、ピストン
18の球状先端にはリテーナ21により支持されたシュ
ー22がそれぞれ取付けられ、同シュー22を介してピ
ストン18が斜板23に接続されている。また、シリン
ダブロック17の側Fi12側にはバルブプレート24
が設けられていて、同バルブプレート24は側板12に
一体的に組付けられている。また、バルブプレート24
には吸入ボート25と吐出ボート26が設けられていて
、吸入ボート25には吸入流路27が連通し、吐出ボー
ト26には吐出流路28が連通しており、吐出流路28
からはパイロット流路29が分岐して設けられている。
一方、斜板23はトラニオン軸31を支点として一定の
傾斜角度の範囲内で揺動可能となっていて、シュー22
が接触する側の背部とハウジング本体11の内側面間に
介装したばね32により常にその傾斜角度が最大になる
位置(図示位置)に向けて押圧されており、その前部に
はプランジャ33が設けられている。プランジャ33は
、側板12よりハウジング本体11内に吐出して設けた
ガイド34上にばね32に対向して移動可能(軸方向へ
移動可能)に組付けられていて、先端にて斜板23に当
接しており、背部に作用室ROを形成している。このプ
ランジャ33は、作用室ROに連通流路36を通して付
与される液圧によって押動されるとともに、同プランジ
ャ33の背部に設けたプッシュロッド37により押動さ
れるようになっている。
プッシュロッド37は、側板12にプランジャ33と同
軸的に組付けられていて、プランジャ33と同一方向へ
移動可能であり、先端にてプランジャ33に当接可能で
ある。このプッシュロッド37は後端にピストン38を
一体的に有していて、同ピストン38のプランジャ33
側には流路41に連通ずる第1室R1が形成され、他側
には流路42に連通ずる第2室R2が形成されている。
またプッシュロッド37は、側板12に進退可能に組付
けた調整ボルト43によりプランジャ33側への移動量
りが調整できるようになっている。調整ポルト43は内
端にピストン38と当接可能なストッパ部44を一体的
に有していて、外部から進退調整可能となっており、プ
ッシュロッド37を介してプランジャ33や斜板23を
ばね32に抗して押動することも可能であり、斜板23
の最大1頃斜角度もfIliI整可能である。
制御弁Bは、上記した液圧ポンプAの作動室R0、第1
゛室R1,第2室R2への圧液の給排を制御する弁であ
り、その弁本体46には両側に大径孔47.48を有し
弁体50を軸方向へ摺動可能に収容する挿通孔49が設
けられるとともに、リザーバに連通しているハウジング
本体11内に接続されている排出流路51に接続された
流路52と、連通流路36に接続された流路53・54
と、流路41と流路42にそれぞれ接続された流路55
・56が挿通孔49の中央部より順次両側に軸方向の間
隔を有して設けられている。
弁体50は、中央部に流路52と流路53・54間を連
通遮断するランド部57を有するとともに、ランド部5
7の両側に流路53と流路52・55間をそれぞれ連通
遮断するランド部58と、流路54と流路52,56間
をそれぞれ連通遮断するランド部59を有していて、左
端には流路55と連通孔61 (弁体50に設けた孔)
を通して付与される圧力が作用する第1作用面62が形
成され、右端には流路56と通孔63 (弁体50に設
けた孔)を通して付与される圧力が作用する第2作用面
64が形成されている。また弁体50は、大径孔48内
に収容した第1ばね65にばね受け66を介して当接す
るとともに、大径孔47内に収容した第2ばね67にば
ね受け68を介して当接していて、図示位置において流
路53と流路55間を遮断するとともに流路54と流路
56間を遮断し、かつ両流路53,54を流路52に連
通させている。第1ばね65は弁体50の右動による啓
開圧力(流路53が流路52との連通を遮断されかつ流
路55と連通する第1圧力PL)を設定するためのもの
であり、弁本体46に螺合したプラグ71の進退により
啓開圧力を任意に調整できるようになっている。第2ば
ね67は弁体50の左動による啓開圧力(流路54が流
路52との連通を遮断されかつ流路56と連通する第2
圧力P2)を設定するためのものであり、弁本体46に
螺合したプラグ72の進退により啓開圧力を任意に調整
できるようになっている。なお、本実施例においては、
第2ばね67による啓開圧力P2が第1ばね65による
啓開圧力P1よりも高く設定されている。
切換弁Cは、4ボ一ト2位置電磁切換弁であり、その弁
本体73には弁体74を軸方向へ摺動可能に収容する挿
通孔75が設けられるとともに、制御弁Bの弁本体46
に設けた貫通流路76を通して液圧ポンプAのパイロッ
ト流路29に連通ずる流入路77と、制御弁Bの流路5
5・56にそれぞれ接続された第1及び第2の流出路7
8・79と、制御弁Bの流路52に接続された流路81
・82が挿通孔75の中央部より順次両側に軸方・向の
間隔を有して設けられている。
弁体74は、流出路78と流入路77・流路81間をそ
れぞれ連通遮断するランド部83を有するとともに、流
出路79と流入路77・流路82間をそれぞれ連通遮断
するランド部84を有していて、左端にてばね受け85
を介してばね86に当接しまた右端にてばね受け87を
介してばね88に当接しており、図示位置において流入
路77を流出路78に連通させかつ流出路79を流路8
2に連通させている。また弁体74は、弁本体73の一
側面に配設した電磁気装置89への通電により図示位置
より右方へ押動されるようになっていて、右方へ移動し
た状態にては流入路77を流出路79に連通させかつ流
出路78を流路81に連通させる。なお、弁体74の右
方への移動時には、両流出路78・79が流入路77と
両流路81・82から一時的に遮断されるようになって
いる。
上記のように構成した本実施例においては、切換弁Cの
電磁気装置89が非通電であれば、液圧ポンプAの作用
室ROが流路36.流路53・54・52を通して排出
流路51に連通し、第1室R1が流路41.流路55.
流出路78.流入路77、貫通流路76を通してパイロ
ット流路29に連通し、第2室R2が流路42.流路5
6.流出路79.流路82・81.流路52を通して排
出流路51に連通している。このため、この状態で主軸
15を駆動し、ピストン18を往復動させてポンプ作動
させると、吐出流路28の吐出液体の一部はパイロット
流路29から第1室R1に流れてプッシュロッド37を
調整ボルト43のストッパ部44に当接するまで後退さ
せるとともに、流路55内の圧力(吐出圧力)が通孔6
1を通って弁体50の第1作用面62に作用する。しか
して、第1作用面62に作用する吐出流路28の吐出圧
力が第1ばね65による啓開圧力21未満のときには、
弁体50のランド部58が流路55と流路53の連通を
遮断し続けるため、作用室R。
には吐出液体が供給されず、斜板23はばね32のばね
力により傾斜角度を図示のごとく最大に保持され、液圧
ポンプAの吐出量は最大吐出NQ1に維持される。とこ
ろで、吐出流路28の吐出圧力が第1ばね65による啓
開圧力21以上になると、制御弁Bにおいて弁体50が
第1ばね65のばね力に抗して右方向へ移動し、ランド
部58が流路53を流路52と遮断して流路55に連通
させるとともに、ランド部57が流路54を流路52と
遮断するため、流路55に導入されている吐出液体が流
路53と連通流路36を通して作用室ROに供給され、
プランジャ33がばね32のばね力に抗して斜板23を
傾斜角度を減少する方向に押動する。したがって、液圧
ポンプAの吐出量は減少し最小すなわち零となる。
なお、吐出量の減少により吐出流路28の吐出圧力が第
1ばね65による啓開圧力21未満になると、制御弁B
が図示状態に復帰し、作用室R。
内の液体は連通流路36.流路53・54・52゜排出
流路51を通して排出されるため、斜板23やプランジ
ャ33はばね32のばね力により図示状態に復帰し、液
圧ポンプAの吐出量が再び最大吐出量Q1になる。(第
3図(alの特性線■参照)また、図示状態より電磁気
装置89に通電して切換弁Cを切換操作すると、切換弁
Cにおいて弁体74が右方向へ移動し流出路78を流入
路77と遮断して流路81に連通させかつ流出路79を
流路82と遮断して流入路77に連通させる。このため
、液圧ポンプAの作用室ROが排出流路51に連通ずる
ことは変わらないものの、第1室R1が流路41.流路
55.流出路78.流路81゜流路52を通して排出流
路51に連通し、第2室R2が流路42.流路56.流
出路79.流入路77、貫通流路76を通してパイロッ
ト流路29に連通ずることになる。したがって、吐出流
路28の吐出液体の一部はバイロフト流路29から第2
室R2に流れてプッシュロッド37を調整ボルト43の
ストッパ部44に当接するまで前進させるとともに、流
路56内の圧力(吐出圧力)が通孔63を通って弁体5
0の第2作用面64に作用する。プッシュロッド37の
前進時には、プッシュロッド37によりプランジャ33
と斜板23がばね32のばね力に抗して所定量押動され
るため、液圧ポンプAの吐出量は最大吐出量Q1より所
定量減少した中間吐出量Q2とされる。しかして、第2
作用面64に作用する吐出流路28の吐出圧力が第2ば
ね67による啓開圧力22未満のときには、弁体50の
ランド部59が流路56と流路54の連通を遮断し続け
るため、作用室Roには吐出液体が供給されず、斜板2
3はばね32のばね力とプッシュロッド37の協働作用
により傾斜角度を最大位置から所定量減少された中間位
置に保持され、液圧ポンプAの吐出量は中間吐出量Q2
に維持される。ところで、吐出流路28の吐出圧力が第
2ばね67による啓開圧力22以上になると、制御弁B
において弁体50が第2ばね67のばね力に抗して左方
向へ移動し、ランド部59が流路54を流路52と遮断
して流路56に連通させるとともに、ランド部57が流
路53を流路52と遮断するため、流路56に導入され
ている吐出液体が流路54と連通流路36を通して作用
室Roに供給され、プランジャ33がばね32のばね力
に抗して斜板23を傾斜角度を減少する方向に押動する
。したがって、液圧ポンプAの吐出量は減少し最小すな
わち零となる。(第3図(alの特性線n参照)なお、
電磁気装置89を非通電状態にすると、切換弁Cは図示
状態に切換操作される。
ところで、上記した本実施例においては、第1ばね65
のばね力をプラグ71によって調整して第2ばね67に
よるばね力と同じにすれば、制御弁Bにおける第1ばね
65による啓開圧力P1と第2ばね67による啓開圧力
P2を同一にすることができ、切換弁Cの切換操作によ
って第3図(blの特性線1a又はIlaにて示したよ
うな吐出量の制御が可能となる。更に、第1ばね65の
ばね力をプラグ71によって調整するとともに第2ばね
67によるばね力をプラグ72によって調整して第1ば
ね65のばね力を第2ばね67のばね力より大きくすれ
ば、制御弁Bにおける第1ばね65による啓開圧力P1
を第2ばね67による啓開圧力P2よりも高くすること
ができ、切換弁Cの切換操作によって第3図(C)の特
性線rb又は■bにて示したような吐出量の制御が可能
となる。
また、上記した本実施例においては、第3図の(al、
 (bl、 +01にてそれぞれ示した異なる二種類の
吐出圧−吐出量特性(1,n又はIa、Ila或いはI
b、nb)を、一つの可変容量型液圧ポンプAと同液圧
ポンプAと同液圧ポンプAの作用室Ro。
第1室R1,第2室R2の圧液給排を制御する制御弁B
及び切換弁Cとによって構成される液圧ポンプ装置によ
って得るようにしたため、同様の特性を得ることができ
る装置、すなわち吐出量の大なる液圧ポンプ(吐出iQ
1の液圧ポンプ)とこれに設けたリリーフ弁(リリーフ
圧P1の弁)及び吐出量の小なる液圧ポンプ(吐出量Q
2の液圧ポンプ)とこれに設けたリリーフ弁(リリーフ
圧P2の弁)からなる装置に比して、装置の小型・軽量
化を図ることができるとともに、大巾なコスト低減を図
ることができる。
〔変形例〕
上記実施例においては、液圧ポンプAの第1.室R1に
連通する流路41を制御弁Bの流路55に接続して本発
明を実施したが、流路41を流路55に接続する代りに
、第5図にて示したように、直接ハウジング本体11内
に接続しても上記実施例と実質的に同じ作動を得ること
ができる。しかして、第5図にて示したように、流路4
2と流路56間に流路56内圧力が第3圧力P3(通宜
開整可能)以上であるとき動作して両流路42・56を
連通させる切換弁りを介装すれば、第6図(a)。
(bl、 (C1にて示した各特性を得ることができる
また、上記実施例においては、制御弁として、弁体50
の一端及び他端に第1作用面62及び第2作用面64を
形成するとともに第1ばね65及び第2ばね67を配設
してなる比較的簡単な構成の制御弁B(第1弁の弁体と
第2弁の弁体を弁体50が兼ねるもの)を採用したが、
同制御弁として第1弁の弁体と第2弁の弁体を別個に備
える制御弁を採用することも可能である。
更に、上記実施例においては、切換弁として、操作方式
が電磁式の切換弁Cを採用したが、同切換弁Cに代えて
操作方式が手動式1機械式、パイロット液圧式又は電磁
液正式の切換弁を採用することも可能である。
また、上記実施例においては、・可変容量型液圧ポンプ
として、斜板式ピストンポンプAを採用したが、同液圧
ポンプAに代えて可変容量型ベーンポンプを採用するこ
とも可能である。可変容量型ベーンポンプの場合には、
カムリングが可変制御要素であり、このカムリングに上
記実施例のプランジャ33と実質的に同じプランジャを
当接させればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による液圧ポンプ装置の一実施例を示す
断面図、第2図は第1図に示した装置を記号にて示した
図、第3図は本発明による液圧ポンプ装置によって得ら
れる吐出圧−吐出量特性線図、第4図は特公昭60−5
3194号公報にて提案された装置によって得られる吐
出圧−吐出量特性線図、第5図は本発明による液圧ポン
プ装置の変形例を示す要部断面図、第6図は第5図に示
した装置によって得られる吐出圧−吐出量特性線図であ
る。 符号の説明 23・・・斜板(可変制御要素)、28・・・吐出流路
、29・・・パイロット流路、32・・・ばね(押圧体
)、33・・・プランジャ、36・・・連通流路、37
・・・プッシュロッド、38・・・ピストン、43・・
・調整ボルト(調整体)、44・・・ストッパ部、50
・・・弁体、51・・・排出流路、65・・・第1ばね
(手段)、67・・・第2ばね(手段)、78・・・ 
(第1)流出路、79・・・ (第2)流出路、A・・
・可変容量型液圧ポンプ、B・・・制御弁、C・・・切
換弁、RO・・・作用室、R2・・・第2室(液室)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  吐出量を規定する可変制御要素と、この可変制御要素
    の背部に設けられて同可変制御要素を最大位置に向けて
    押圧する押圧体と、前記可変制御要素の前部に前記押圧
    体に対向して移動可能に設けられて先端にて前記可変制
    御要素に当接し背部に形成した作用室に付与される液圧
    によって押動されるプランジャと、このプランジャの背
    部に同プランジャと同一方向へ移動可能に設けられて先
    端にて前記プランジャに当接可能で後端に液室を形成す
    るピストンを一体的に有するプッシュロッドと、このプ
    ッシュロッドが前記液室に供給される圧液によって前記
    プランジャに向けて押動されたときその一部と当接可能
    なストッパ部を一体的に有して前記プッシュロッドの前
    記プランジャに向かう移動量を調整可能な調整体とを備
    えて、前記可変制御要素の位置の変化により吐出量が変
    化するようにした可変容量型液圧ポンプと、 第1流出路の液圧を一側に受けまた他側に第1ばね手段
    からのばね力を受ける弁体を有して、前記第1流出路の
    液圧が前記第1ばね手段によって設定される第1圧力未
    満のとき、前記作用室に連通する連通流路を排出流路に
    接続させ、また前記第1流出路の液圧が前記第1圧力以
    上のとき、前記連通流路を排出流路から遮断して前記第
    1流出路に接続させる第1弁と、前記液室に接続される
    第2流出路の液圧を一側に受けまた他側に第2ばね手段
    からのばね力を受ける弁体を有して、前記第2流出路の
    液圧が前記第2ばね手段によって設定される第2圧力未
    満のとき、前記連通流路を前記第2流出路から遮断して
    排出流路に接続させ、また前記第2流出路の液圧が前記
    第2圧力以上のとき、前記連通流路を排出流路から遮断
    して前記第2流出路に接続させる第2弁を備える制御弁
    と、前記液圧ポンプの吐出流路から分岐したパイロット
    流路を前記第1流出路又は第2流出路に接続するととも
    に前記第2流出路又は第1流出路を排出流路に接続する
    切換弁 を具備してなる液圧ポンプ装置。
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