JP3534324B2 - 圧力補償弁 - Google Patents
圧力補償弁Info
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- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B13/00—Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
- F15B13/02—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors
- F15B13/04—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor
- F15B13/0416—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor with means or adapted for load sensing
- F15B13/0417—Load sensing elements; Internal fluid connections therefor; Anti-saturation or pressure-compensation valves
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- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D16/00—Control of fluid pressure
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Description
又は複数の油圧ポンプの吐出圧油を複数のアクチュエー
タに流量分配して供給する油圧回路等に用いられる圧力
補償弁に関する。
クチュエータに供給すると、負荷圧の低いアクチュエー
タにのみ圧油が供給されてしまうので、これを解決する
手段として例えば特開昭60−11706号公報に示す
油圧回路が知られている。すなわち各アクチュエータに
接続した方向制御弁の入口側に圧力補償弁をそれぞれ設
け、各圧力補償弁の各アクチュエータの負荷圧における
最も高い負荷圧でセットし、異なる負荷圧の複数のアク
チュエータに油圧ポンプの吐出圧油を流量分配して供給
できるようにした油圧回路である。
3−29099号に示すものが知られている。つまり、
図1に示すように弁本体1に入口ポート2と出口ポート
3を連通・遮断する弁4を設けてチェック弁部5とし、
前記弁本体1に、第1ポート6に連通した第1圧力室7
の圧力で第2ポート8と第3ポート9を連通し、第3ポ
ート9に連通した第2圧力室10の圧力で第2ポート8
と第3ポート9を遮断するスプール11を設けて減圧弁
部12とし、前記スプール11をばね13で第2ポート
8と第3ポート9を遮断する方向に押して前記弁4に当
接した圧力補償弁。
の圧力が第2圧力室10の圧力よりも高い時にはスプー
ル11が弁4より離れて入口ポート2の圧力と出口ポー
ト3の圧力が等しくなると共に、第1圧力室7の圧力と
第2圧力室10の圧力が等しくなり、第1圧力室7の圧
力が第2圧力室10の圧力よりも低い時にはスプール1
1で弁4が遮断方向に押されて出口ポート3の圧力が入
口ポート2の圧力よりも第2圧力室10と第1圧力室7
の圧力差だけ低くなる。
制御弁14のポンプポート15に接続し、第1ポート6
を方向制御弁14の出力ポート16に接続して自己の負
荷圧P1 を第1圧力室7に導入し、第3ポート9を負荷
圧検出路17に接続して制御圧PLSを第2圧力室10に
導入すると共に、油圧ポンプ18の吐出路19を入口ポ
ート2と第2ポート8に連通することで、ポンプ吐出圧
P0 を制御圧PLSと自己の負荷圧P1 の差圧(PLS−P
1 )だけ減圧して出力ポート3に出力できる。例えばP
0 =120kg/cm2 、PLSとP1 が100kg/c
m2 の時には出力圧P2 は120kg/cm2 となり、
P0 =120kg/cm2 ,P1 =10kg/cm2 ,
PLS=100kg/cm2 の時には出力圧P2 が30k
g/cm2 となる。
えば図2に示すように、1つの油圧ポンプ18の吐出路
19に設けられた複数の方向制御弁14の入口側にそれ
ぞれ設けられ、各第3ポート9を負荷圧検出路17で連
通して各第2圧力室10には各圧力補償弁の自己の負荷
圧P1 、つまり各アクチュエータ20の負荷圧における
最も高い圧力が作用するようにしている。なお、図2に
おいて圧力補償弁は模式的に表現してある。
御弁14を同時操作して各アクチュエータ20を同時操
作する時に、1つのアクチュエータ20がストロークエ
ンドになるとその方向制御弁14のメータイン開口部に
圧油が流れずに油圧ポンプ18のポンプ吐出圧P0 が主
リリーフ弁21のセット圧まで上昇し、そのストローク
エンドになったアクチュエータ20の負荷圧P1 がポン
プ吐出圧P0 と等しくなり、負荷圧PLSもポンプ吐出圧
P0 と等しくなる。つまり、第2ポート8と第3ポート
9が直接連通するために負荷圧PLSとポンプ吐出圧P0
が等しくなる。
ない他のアクチュエータ20に接続した圧力補償弁の第
2圧力室10に前記主リリーフ弁21のセット圧が作用
し、その第1圧力室7には主リリーフ弁21のセット圧
よりも低い自己の負荷圧P1が作用してスプール11が
圧力補償弁のチェック弁部5を構成する弁4を入口ポー
ト2と出口ポート3を遮断方向に押し、入口ポート2と
出口ポート3が遮断するのでストロークエンドに達して
いない他のアクチュエータ20に圧油を供給できないか
ら、他のアクチュエータ20が停止してしまう。
出流量を制御する斜板、23はサーボシリンダ、24は
ポンプ斜板角制御弁であり、このポンプ斜板角制御弁2
4はポンプ吐出圧P0 と負荷圧PLSとの差圧によって切
換え作動してポンプ吐出圧をサーボシリンダ23に供給
して斜板25の角度を変更してポンプ吐出圧P0 と負荷
圧PLSの差圧を常に一定としている。なお、負荷圧検出
路17は絞り25でタンク26に接続してある。
うにした圧力補償弁を提供することを目的とする。
油が供給される入口ポート34と方向制御弁14の入力
側に接続される出口ポート35との間の開口面積を制御
する弁36を有するチェック弁部38と、第1圧力室4
4に供給される自己の負荷圧P1 で押されて一方向に摺
動し、第2圧力室45内の圧力で押されて他方向に摺動
するスプール43と、このスプール43の内部に形成さ
れ、スプール43が一方向に所定ストローク以上摺動し
た時に前記第2圧力室45に油圧ポンプ18の吐出圧油
を供給する内部通路61と、この内部通路61を、絞り
25でタンク26に接続した負荷圧検出路17に連通す
る絞り62を備え、前記スプール43が一方向に摺動す
ると前記チェック弁部38の弁36が開口面積増方向に
摺動することを許容し、かつ前記スプール43が他方向
に摺動すると前記チェック弁部38の弁36を開口面積
減方向に押すようにして成る減圧弁部63より構成した
ことを特徴とする圧力補償弁。
て負荷圧検出路17に流出し、その圧油の一部は負荷圧
検出路17の絞り25を経てタンク26に流出するから
絞り62の前後に圧力差が生じ、負荷圧検出路17の負
荷圧PLSは第2圧力室45の圧力よりも低圧となる。こ
れにより1つの油圧ポンプの吐出圧油を複数の方向制御
弁によって各アクチュエータに供給する油圧回路におけ
る各方向制御弁の入口側に圧力補償弁をそれぞれ設け、
その各負荷圧検出路17を連通して各圧力補償弁が最も
高い負荷圧によってセットされるようにした場合に、1
つのアクチュエータがストロークエンドになってポンプ
吐出圧P0 と自己の負荷圧P1 が等しくなっても負荷圧
PLSがポンプ吐出圧P0 より低くなるからストロークエ
ンドに達しない他のアクチュエータの圧力補償弁におけ
る減圧弁部63の第2圧力室45内の圧力はポンプ吐出
圧P0 より低圧となり、その圧力補償弁のチェック弁部
の弁36が閉じることがないので他のアクチュエータに
ポンプ吐出圧油を供給できる。
孔32と他側孔33が相対向して形成され、その一側孔
32には入口ポート34と出口ポート35が形成してあ
ると共に、弁36が嵌挿され、その弁36はプラグ37
で図示位置より左方に摺動しないように規制されてチェ
ック弁部38を構成している。
ト40,41,42が形成されていると共に、スプール
43が嵌挿されて第1ポート40に開口した第1圧力室
44と第3ポート42に連通・遮断する第2圧力室45
を構成し、そのスプール43はプラグ46との間に設け
たばね47で左方に押されてスプール43に一体的に設
けた押杆48が透孔49より突出して前記弁36をプラ
グ37に当接している。
トン51が嵌挿されて盲穴50の底部寄りに受圧室52
を形成し、この受圧室52は径方向の第1孔53により
スプール43の第1小径部54に開口して受圧室52は
第2ポート41に常時連通している。前記ロードピスト
ン51には軸方向の油孔55が形成され、この油孔55
は径方向の第2孔56で第2圧力室45に常時連通して
いると共に、径方向の第3孔57と小径部58で外周面
に開口し、その小径部58はピストン43に形成した径
方向の第4孔59、第2小径部60で第3ポート42に
常時連通し、第1小径部54と第1孔53と受圧室52
と小径部58と第3孔57と油孔55と第2孔56でス
プール43内部に第2ポート41と第2圧力室45を連
通する内部通路61を形成し、その内部通路61は細孔
等の絞り62と第4孔59を経て第3ポート42に連通
して減圧弁部63を構成している。
スプール43が第1圧力室44内の自己の負荷圧P1 で
右方に押され、そのストロークがSとなると受圧室52
がロードピストン51の小径部58に開口して内部通路
61によって第2ポート41が第2圧力室45に連通
し、第2圧力室45にポンプ吐出圧P0 が作用してスプ
ール43が減圧作動(左方に摺動して弁36を遮断方向
に押す)して第1圧力室44内の自己の負荷圧P1 と第
2圧力室45内の圧力が等しくなった位置でスプール4
3が停止する。
第4孔59、第2小径部60より第3ポート42に流出
して負荷圧検出路17に流れるが、この負荷圧検出路1
7は絞り25でタンク26に接続しているために絞り6
2の前後に差圧が生じ、負荷圧PLSが第2圧力室45の
圧力よりも低圧となる。
トロークエンドになって負荷圧P1とポンプ吐出圧P0
が等しくなって第2圧力室45内の圧力がポンプ吐出圧
P0となった時に第3ポート42に出力される負荷圧P
LSはポンプ吐出圧P0 よりも絞り62の径に見合うだけ
低圧となる。
合に1つのアクチュエータがストロークエンドになって
も負荷圧検出路17内の負荷圧PLSがポンプ吐出圧P0
より低圧となるから、ストロークエンドに達しない他の
アクチュエータに接続した圧力補償弁の減圧弁部63の
第2圧力室45内の圧力はポンプ吐出圧P0 より低圧と
なって弁36が入口ポート34のポンプ吐出圧P0 によ
って連通方向に押されて入口ポート3と出口ポート35
を閉じることがなく、他のアクチュエータにポンプ吐出
圧油を供給できる。
圧力室45内の圧力と負荷圧PLSとの圧力差を任意に変
更できるから、圧力補償弁の圧力補償特性を任意なもの
にできてアクチュエータの制御性能を向上できる。
って負荷圧検出路17に流出し、その圧油の一部は負荷
圧検出路17の絞り25を経てタンク26に流出するか
ら絞り62の前後に圧力差が生じ、負荷圧検出路17の
負荷圧PLSは第2圧力室45の圧力よりも低圧となる。
したがって、1つの油圧ポンプの吐出圧油を複数の方向
制御弁によって各アクチュエータに供給する油圧回路に
おける各方向制御弁の入口側に圧力補償弁をそれぞれ設
け、その各負荷圧検出路17を連通して各圧力補償弁が
最も高い負荷圧によってセットされるようにした場合
に、1つのアクチュエータがストロークエンドになって
ポンプ吐出圧P0 と自己の負荷圧P1 が等しくなっても
負荷圧PLSがポンプ吐出圧P0 より低くなるからストロ
ークエンドに達しない他のアクチュエータの圧力補償弁
における減圧弁部63の第2圧力室45内の圧力はポン
プ吐出圧P0 より低圧となり、その圧力補償弁のチェッ
ク弁部の弁36が閉じることがないので他のアクチュエ
ータにポンプ吐出圧油を供給できる。
る。
路、25…絞り、26…タンク、31…弁本体、34…
入口ポート、35…出口ポート、35…弁、38…チェ
ック弁部、40…第1ポート、41…第2ポート、42
…第3ポート、43…スプール、44…第1受圧室、4
5…第2受圧室、47…ばね、61…内部通路、62…
絞り、63…減圧弁部。
Claims (2)
- 【請求項1】 油圧ポンプ18の吐出圧油が供給される
入口ポート34と方向制御弁14の入力側に接続される
出口ポート35との間の開口面積を制御する弁36を有
するチェック弁部38と、 第1圧力室44に供給される自己の負荷圧P1 で押され
て一方向に摺動し、第2圧力室45内の圧力で押されて
他方向に摺動するスプール43と、このスプール43の
内部に形成され、スプール43が一方向に所定ストロー
ク以上摺動した時に前記第2圧力室45に油圧ポンプ1
8の吐出圧油を供給する内部通路61と、この内部通路
61を、絞り25でタンク26に接続した負荷圧検出路
17に連通する絞り62を備え、前記スプール43が一
方向に摺動すると前記チェック弁部38の弁36が開口
面積増方向に摺動することを許容し、 かつ前記スプール43が他方向に摺動すると前記チェッ
ク弁部38の弁36を開口面積減方向に押すようにして
成る 減圧弁部63より構成したことを特徴とする圧力補
償弁。 - 【請求項2】 前記弁36と前記スプール43を弁本体
31に、相対向して摺動自在に設け、この弁本体31に
入口ポート34と出口ポート35とポートを形成し、前
記弁36がスプール43側に所定ストローク摺動すると
入口ポート34と出口ポート35が開口し、スプール4
3は第1圧力室44の圧力で弁36より離れる一方向に
摺動し、かつ第2圧力室45の圧力で弁36に向う他方
向に摺動するようにし、 前記入口ポート34とポートを油圧ポンプ18の吐出路
19にそれぞれ接続し、前記スプール43の内部通路6
1はスプール43が所定ストローク一方向に摺動すると
前記ポートと第2圧力室45を連通するようしたことを
特徴とする請求項1記載の圧力補償弁。
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