JPS62277209A - 圧延ロ−ルの節溝加工方法 - Google Patents
圧延ロ−ルの節溝加工方法Info
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- JPS62277209A JPS62277209A JP11858286A JP11858286A JPS62277209A JP S62277209 A JPS62277209 A JP S62277209A JP 11858286 A JP11858286 A JP 11858286A JP 11858286 A JP11858286 A JP 11858286A JP S62277209 A JPS62277209 A JP S62277209A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 39
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Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
(産業上の利用分野)
本発明は、エンドミルを用いて、圧延ロールのカリバー
に節溝を加工する方法に関する。
に節溝を加工する方法に関する。
(従来技術)
従来、建築構造物の配筋として、コンクリートとの付着
強度、施工の簡便さなどから、棒鋼に、波形の節、平行
形の節、ねじ形の節などを形成した各種の異形棒鋼が提
案されている。
強度、施工の簡便さなどから、棒鋼に、波形の節、平行
形の節、ねじ形の節などを形成した各種の異形棒鋼が提
案されている。
ところで、このような異形棒鋼を圧延するために、圧延
ロールのカリバーには、棒鋼に節を形成するための部面
を加工する必要がある。
ロールのカリバーには、棒鋼に節を形成するための部面
を加工する必要がある。
そして、この部面を加工する方法としては、従来、放電
加工方法が一般的に採用されてきたが、放電加工におけ
る加工性の低さと相まって、加工時間が長くかかるので
、予備の圧延ロールを数多く保有する必要があった。
加工方法が一般的に採用されてきたが、放電加工におけ
る加工性の低さと相まって、加工時間が長くかかるので
、予備の圧延ロールを数多く保有する必要があった。
また、圧延ロールの反復使用時における再切削(リグラ
インド)に際して、ロールの外周に対する部面を等分割
するためには、自ずと外径的制約を受けることから、切
削量が必然的に大きなものとなり、圧延費に占めるロー
ル費が増大することにより、生産コストの上昇をもたら
していた。
インド)に際して、ロールの外周に対する部面を等分割
するためには、自ずと外径的制約を受けることから、切
削量が必然的に大きなものとなり、圧延費に占めるロー
ル費が増大することにより、生産コストの上昇をもたら
していた。
かかる観点から、上記放電加工方法に代わり、機械的な
切削加工方法についての検討が行なわれているが、各種
の部面を、圧延ロールの外周であって、かつ、カリバー
の底部及び肩部に加工するという特異性があるため、機
械加工はきわめて困難で、加工時間が長くかかるという
問題があった。
切削加工方法についての検討が行なわれているが、各種
の部面を、圧延ロールの外周であって、かつ、カリバー
の底部及び肩部に加工するという特異性があるため、機
械加工はきわめて困難で、加工時間が長くかかるという
問題があった。
かかる問題を解決するために、本出願人は、先に圧延ロ
ールのカリバーに平行形節の部面の他、波形やねじ形の
部面などを正確かつ迅速に加工し得ることを可能とした
圧延ロールの節片加工方法を提案した。
ールのカリバーに平行形節の部面の他、波形やねじ形の
部面などを正確かつ迅速に加工し得ることを可能とした
圧延ロールの節片加工方法を提案した。
(発明の目的)
本発明は、前記圧延ロールの節片加工方法の改善に係る
もので、製品の品質安定、圧延ロールの耐久性向上やコ
ストダウン化などを可能とした圧延ロールの節片加工方
法を提供することを目的とするものである。
もので、製品の品質安定、圧延ロールの耐久性向上やコ
ストダウン化などを可能とした圧延ロールの節片加工方
法を提供することを目的とするものである。
(発明の構成)
このため第1番目の本発明は、エンドミルを用いて圧延
ロールのカリバーに部面を加工する方法であって、カリ
バー中心よりも前方の縮径位置を揺動中心として、後部
がカリバー肩部に接触しない角度範囲でエンドミルを揺
動させながら、カリバー底部に部面を加工する工程と、
後部がカリバー肩部に接触しない角度にエンドミルを傾
動させ、該エンドミルの揺動中心を上記縮径位置に対し
て所定の軌跡で移動させながら、カリバー肩部に上記カ
リバー底部の部面よりも浅い部面を加工する工程とから
成る構成である。
ロールのカリバーに部面を加工する方法であって、カリ
バー中心よりも前方の縮径位置を揺動中心として、後部
がカリバー肩部に接触しない角度範囲でエンドミルを揺
動させながら、カリバー底部に部面を加工する工程と、
後部がカリバー肩部に接触しない角度にエンドミルを傾
動させ、該エンドミルの揺動中心を上記縮径位置に対し
て所定の軌跡で移動させながら、カリバー肩部に上記カ
リバー底部の部面よりも浅い部面を加工する工程とから
成る構成である。
また、第2番目の本発明は、第1番目の発明に加えて、
上記各工程に同期して、圧延ロールを回転させる工程と
から成る構成である。
上記各工程に同期して、圧延ロールを回転させる工程と
から成る構成である。
(発明の効果)
第1番目の本発明によれば、エンドミルを揺動させなが
ら、エンドミルの揺動中心をカリバー中心よりも前方の
縮径位置と、この縮径位置に対して所定の軌跡で移動さ
せることにより、カリバーの底部に所要深さの部面を加
工するとともに、カリバーの肩部に、カリバー底部の部
面よりも浅い部面を加工するようにしたものであるから
、平行形節の部面を正確かつ迅速に加工することができ
る。
ら、エンドミルの揺動中心をカリバー中心よりも前方の
縮径位置と、この縮径位置に対して所定の軌跡で移動さ
せることにより、カリバーの底部に所要深さの部面を加
工するとともに、カリバーの肩部に、カリバー底部の部
面よりも浅い部面を加工するようにしたものであるから
、平行形節の部面を正確かつ迅速に加工することができ
る。
また、カリバー肩部の部面を、カリバー底部の所要深さ
の部面よりも浅くするようにしたから、圧延時に、製品
の節部に蹴り上げによる形くずれや−h T−II A
(a/j= l )−?〆t?ハ E1丁+t +L
Ma3の摩耗、変形等が減少して耐久性が向上すると同
時に、製品のコーナー節部の歩留まりが向上する。
の部面よりも浅くするようにしたから、圧延時に、製品
の節部に蹴り上げによる形くずれや−h T−II A
(a/j= l )−?〆t?ハ E1丁+t +L
Ma3の摩耗、変形等が減少して耐久性が向上すると同
時に、製品のコーナー節部の歩留まりが向上する。
さらに、圧延ロールの反復使用時に部面を完全に除去す
る必要がないので、外径切削量が小さくなり、ロール費
がコスト安になる。
る必要がないので、外径切削量が小さくなり、ロール費
がコスト安になる。
第2番目の本発明によれば、エンドミルを揺動させなが
ら、エンドミルの揺動中心を、カリバー中心よりも前方
の縮径位置と、この縮径位置に対して所定の軌跡で移動
させるのと同期して、圧延ロールを回転させるようにし
たものであるから、第1番目の発明の効果を波形やねじ
形の部面などにも奏することができる。
ら、エンドミルの揺動中心を、カリバー中心よりも前方
の縮径位置と、この縮径位置に対して所定の軌跡で移動
させるのと同期して、圧延ロールを回転させるようにし
たものであるから、第1番目の発明の効果を波形やねじ
形の部面などにも奏することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
る。
第1図及び第2図に示すように、作業床10上に、圧延
ロール11を支持する基台(ベッド)12が設置され、
該基台12の一側(左側)には、圧延ロール11の一端
部11aを支持する主軸13を備えた主軸ヘッド14が
設けられ、該基台12の他側(右側)には、圧延ロール
11の他端部flbを支持するセンター軸15を備えた
テールストック16が設けられている。
ロール11を支持する基台(ベッド)12が設置され、
該基台12の一側(左側)には、圧延ロール11の一端
部11aを支持する主軸13を備えた主軸ヘッド14が
設けられ、該基台12の他側(右側)には、圧延ロール
11の他端部flbを支持するセンター軸15を備えた
テールストック16が設けられている。
上記主軸13と圧延ロール11の一端部11aとは、連
結金具17(第4図参照)で連結されていて、主軸モー
タ18の駆動により、主軸13によって圧延ロールll
が所定速度で回転されるようになる。
結金具17(第4図参照)で連結されていて、主軸モー
タ18の駆動により、主軸13によって圧延ロールll
が所定速度で回転されるようになる。
上記基台I2には、圧延ロール11と平行に伸長するレ
ール部20が形成され、該レール部20には、平行移動
台21が、圧延ロール11に対して平行方向に往復移動
自在に支持されている。
ール部20が形成され、該レール部20には、平行移動
台21が、圧延ロール11に対して平行方向に往復移動
自在に支持されている。
該平行移動台2Iは、基台の他側(右側)に設置された
平行移動モータ22で駆動されるねじ軸23に連結され
ていて、該平行移動モータ22の駆動により、ねじ軸2
3によって平行移動台21が所定速度で往復移動される
ようになっている。
平行移動モータ22で駆動されるねじ軸23に連結され
ていて、該平行移動モータ22の駆動により、ねじ軸2
3によって平行移動台21が所定速度で往復移動される
ようになっている。
上記平行移動台21には、圧延ロール11と直角に伸長
するレール部25が形成され、該レール部25には、直
角移動台26が、圧延ロール11に対して直角方向に往
復移動自在に支持されている。
するレール部25が形成され、該レール部25には、直
角移動台26が、圧延ロール11に対して直角方向に往
復移動自在に支持されている。
該直角移動台26は、平行移動台21の下部に設置され
た直角移動モータ27で駆動されるねじ軸(不図示)に
連結されていて、該直角移動モータ27の駆動により、
ねじ軸によって直角移動台26が所定速度で往復移動さ
れるようになっている。
た直角移動モータ27で駆動されるねじ軸(不図示)に
連結されていて、該直角移動モータ27の駆動により、
ねじ軸によって直角移動台26が所定速度で往復移動さ
れるようになっている。
第3図、第4図及び第5図にも示すように、該直角移動
台26には、直角移動台26の前部に立設された揺動軸
28を中心に、圧延ロールIIに対して水平方向に往復
揺動自在な揺動台29が支持されている。
台26には、直角移動台26の前部に立設された揺動軸
28を中心に、圧延ロールIIに対して水平方向に往復
揺動自在な揺動台29が支持されている。
該揺動台29は、揺動台29の後部に設置された揺動モ
ータ30で駆動されるピニオン31(第8図参照)が、
直角移動台26上に取り付けられた半円形歯車32に噛
合されていて、該揺動モータ30の駆動により、ピニオ
ン31の遊星回転運動によって揺動台29が揺動軸28
を中心に所定速度で往復揺動されるようになっている。
ータ30で駆動されるピニオン31(第8図参照)が、
直角移動台26上に取り付けられた半円形歯車32に噛
合されていて、該揺動モータ30の駆動により、ピニオ
ン31の遊星回転運動によって揺動台29が揺動軸28
を中心に所定速度で往復揺動されるようになっている。
なお、直角移動台26と揺動台29の詳細は、第7図及
び第8図によって後に説明する。
び第8図によって後に説明する。
該揺動台29には、圧延ロール11のカリバー9に、例
えば第6図(a)、第6図(b)に示すような波形の箱
荷33(C)を加工するエンドミル34をチャック35
を介して回転自在に支持したヘッド36が取り付けられ
ている。
えば第6図(a)、第6図(b)に示すような波形の箱
荷33(C)を加工するエンドミル34をチャック35
を介して回転自在に支持したヘッド36が取り付けられ
ている。
第3図に示したように、上記チャック35で支持された
エンドミル34のセンターECは、圧延ロール11のセ
ンターRCと一致するように設定されている。
エンドミル34のセンターECは、圧延ロール11のセ
ンターRCと一致するように設定されている。
上記エンドミル34は、ヘッド36の後部に設置された
カッタモータ37の駆動により、所定速度で回転される
ようになっている。
カッタモータ37の駆動により、所定速度で回転される
ようになっている。
上記エンドミル34には、必要により部面加工と面取り
加工とを同時に行なえるように、刃先に面取り部(第1
0図参照)34aが形成されているのが好ましい。
加工とを同時に行なえるように、刃先に面取り部(第1
0図参照)34aが形成されているのが好ましい。
なお、ヘッド36の詳細は、第9図によって後に説明す
る。
る。
第7図及び第8図に詳細に示すように、上記直角移動台
26は、揺動軸28を中心とした半円形に形成され(第
5図参照)、該直角移動台26上には、揺動軸28を中
心とする上記半円形歯車32が取り付けられている(同
図参照)。
26は、揺動軸28を中心とした半円形に形成され(第
5図参照)、該直角移動台26上には、揺動軸28を中
心とする上記半円形歯車32が取り付けられている(同
図参照)。
上記揺動台29は、先部の中心穴29aが上記揺動軸2
8に嵌合されるとともに、後下部のフック29bが直角
移動台26の外周溝26aに係合されて、直角移動台2
6上を、圧延ロール11に対して水平方向に摺動して往
復揺動されるようになっている。
8に嵌合されるとともに、後下部のフック29bが直角
移動台26の外周溝26aに係合されて、直角移動台2
6上を、圧延ロール11に対して水平方向に摺動して往
復揺動されるようになっている。
上記揺動台29(こは、軸受部材39.39で支持され
た水平軸40が設けられ、該水平軸40は上記揺動モー
タ30に連結されるとともに、該水平軸40には、ウオ
ーム41が形成されている。
た水平軸40が設けられ、該水平軸40は上記揺動モー
タ30に連結されるとともに、該水平軸40には、ウオ
ーム41が形成されている。
また、揺動台29には、軸受部材42.42で支持され
た垂直軸43が設けられ、該垂直軸43には、上記水平
軸40のウオーム4!と噛合するウオームホイール44
が形成されるとともに、該水平軸40の下部には、上記
半円形歯車32と噛合する上記ピニオン31が固定され
ている。
た垂直軸43が設けられ、該垂直軸43には、上記水平
軸40のウオーム4!と噛合するウオームホイール44
が形成されるとともに、該水平軸40の下部には、上記
半円形歯車32と噛合する上記ピニオン31が固定され
ている。
従って、揺動モータ30が駆動されると、水平軸40.
ウオーム41.ウオームホイール44゜垂直軸43を介
してビニオン31が回転され、該ピニオン31が半円形
歯車32に噛合しながら遊星回転運動することにより、
揺動台29が揺動軸28を中心に、圧延ロール11に対
して水平方向に往復揺動するようになる。
ウオーム41.ウオームホイール44゜垂直軸43を介
してビニオン31が回転され、該ピニオン31が半円形
歯車32に噛合しながら遊星回転運動することにより、
揺動台29が揺動軸28を中心に、圧延ロール11に対
して水平方向に往復揺動するようになる。
第9図に詳細に示すように、上記ヘッド36の前部には
、摺動スリーブ46に軸受部材47.47を介して上記
チャック35の軸部35aが支持されるとともに、ヘッ
ド36の後部には、チャック35の軸部35aと同軸に
、軸受部材48.・・・、48で支持された中空回転軸
49が設けられ、該中空回転軸49の中空部に上記チャ
ック35の軸部35aの後部が嵌合されて、セレーショ
ン部50により連結されている。
、摺動スリーブ46に軸受部材47.47を介して上記
チャック35の軸部35aが支持されるとともに、ヘッ
ド36の後部には、チャック35の軸部35aと同軸に
、軸受部材48.・・・、48で支持された中空回転軸
49が設けられ、該中空回転軸49の中空部に上記チャ
ック35の軸部35aの後部が嵌合されて、セレーショ
ン部50により連結されている。
該中空回転軸49に取り付けられた歯車51と上記カッ
タモータ37の出力軸52の歯車53とは、歯車系54
で連結されている。
タモータ37の出力軸52の歯車53とは、歯車系54
で連結されている。
上記ヘッド36の上部には、チャック35及び中空回転
軸4つと平行に、軸受部材56で支持されたねじ軸57
が設けられ、該ねじ軸57の傘歯車59を、ヘッド36
の上面に設けられた手槙作ハンドル60のハンドル軸6
1の傘歯車62に噛合させるとともに、上記ねじ軸57
に噛合されためねじブロック63を上記摺動スリーブ4
6の後部に連結する。
軸4つと平行に、軸受部材56で支持されたねじ軸57
が設けられ、該ねじ軸57の傘歯車59を、ヘッド36
の上面に設けられた手槙作ハンドル60のハンドル軸6
1の傘歯車62に噛合させるとともに、上記ねじ軸57
に噛合されためねじブロック63を上記摺動スリーブ4
6の後部に連結する。
従って、手操作ハンドル60を回転操作すると、ハンド
ル軸61.傘歯車62.傘歯車59を介してねじ軸57
が回転され、該ねじ軸57によりめねじブロック63を
介して摺動スリーブ46によりチャック35が前後動さ
れて、エンドミル34の伸長位置を調整することができ
る。
ル軸61.傘歯車62.傘歯車59を介してねじ軸57
が回転され、該ねじ軸57によりめねじブロック63を
介して摺動スリーブ46によりチャック35が前後動さ
れて、エンドミル34の伸長位置を調整することができ
る。
また、カッタモータ37が駆動されると、歯車53.5
L中空回転軸49、セレーション部50を介してチャッ
ク35によりエンドミル34が回転される。
L中空回転軸49、セレーション部50を介してチャッ
ク35によりエンドミル34が回転される。
第1図及び第2図に戻って、平行移動台21には、各モ
ータ18,22,27.30等を制御するための操作盤
65が設けられ、該操作盤65は制御(NG)装置66
に連結されている。
ータ18,22,27.30等を制御するための操作盤
65が設けられ、該操作盤65は制御(NG)装置66
に連結されている。
該制御装置66には、第10図に示すように、上記エン
ドミル34が、カリバー9の中心Pよりも前方の縮径位
置P°を揺動中心として、後部がカリバー肩部9aに接
触しない角度範囲θ、で揺動するように、上記揺動台2
9の揺動角を制御する回路装置Aと、上記エンドミル3
4の揺動中心が、上記縮径位置P°に対して所定の軌跡
σ、e″で移動するように、上記直角移動台26と平行
移動台21の相対移動量を制御する回路装置Bと、上記
平行移動台21と直角移動台26の移動量及び上記揺動
台29の揺動角に同期して、圧延ロール11の回転角R
を制御(第14図参照)を制御する回路装置Cとが内蔵
されている。
ドミル34が、カリバー9の中心Pよりも前方の縮径位
置P°を揺動中心として、後部がカリバー肩部9aに接
触しない角度範囲θ、で揺動するように、上記揺動台2
9の揺動角を制御する回路装置Aと、上記エンドミル3
4の揺動中心が、上記縮径位置P°に対して所定の軌跡
σ、e″で移動するように、上記直角移動台26と平行
移動台21の相対移動量を制御する回路装置Bと、上記
平行移動台21と直角移動台26の移動量及び上記揺動
台29の揺動角に同期して、圧延ロール11の回転角R
を制御(第14図参照)を制御する回路装置Cとが内蔵
されている。
つぎに、エンドミル34の揺動θ1〜θ3と移動軌跡L
R’との関係を説明する。
R’との関係を説明する。
第10図に示すように、エンドミル34が、カリバー9
の中心Pよりら前方の縮径位置P°を揺動中心として、
カリバー9の内周面に所定の深さで切込む半径rに設定
された状態で揺動させた場合、エンドミル34の後部が
カリバー肩部9aに接触しない角度範囲(揺動加工範囲
)θ、において、カリバー底部9bに部面33を加工す
ることができる。
の中心Pよりら前方の縮径位置P°を揺動中心として、
カリバー9の内周面に所定の深さで切込む半径rに設定
された状態で揺動させた場合、エンドミル34の後部が
カリバー肩部9aに接触しない角度範囲(揺動加工範囲
)θ、において、カリバー底部9bに部面33を加工す
ることができる。
しかし、この状態でエンドミル34を、さらに角度範囲
(移動角度範囲)θ1またはθ、で揺動させると、エン
ドミル34の後部がカリバー肩部9aに接触するので、
このままではカリバー肩部9aに部面33を加工するこ
とができない。
(移動角度範囲)θ1またはθ、で揺動させると、エン
ドミル34の後部がカリバー肩部9aに接触するので、
このままではカリバー肩部9aに部面33を加工するこ
とができない。
このため、エンドミル34の角度範囲θ2における刃先
中心の最大角度の位置を加工モード変更点b(c)とし
て設定し、エンドミル34をこの最大角の状態で、刃先
中心が加工モード変更点b(c)から加工開始(終了)
点a(d)まで至るように、エンドミル34の揺動中心
を所定の軌跡&(12’)で移動させる(二点鎖線参照
)と、カリバー肩部9a、9aに部面33を加工するこ
とができる。
中心の最大角度の位置を加工モード変更点b(c)とし
て設定し、エンドミル34をこの最大角の状態で、刃先
中心が加工モード変更点b(c)から加工開始(終了)
点a(d)まで至るように、エンドミル34の揺動中心
を所定の軌跡&(12’)で移動させる(二点鎖線参照
)と、カリバー肩部9a、9aに部面33を加工するこ
とができる。
エンドミル34は、上記各移動台21,26、揺動台2
9や制御装置66などで、実際には以下のように制御さ
れる。
9や制御装置66などで、実際には以下のように制御さ
れる。
第1I図(a)において、平行移動台2Iが右動され、
直角移動台26が後退され、揺動台29が右揺動されて
、エンドミル34の揺動中心が21点(準備位置)にあ
る。
直角移動台26が後退され、揺動台29が右揺動されて
、エンドミル34の揺動中心が21点(準備位置)にあ
る。
第11図(b)において、直角移動台26を前進X1さ
せて、エンドミル34の揺動中心を22点(開始位置)
に移動させる。
せて、エンドミル34の揺動中心を22点(開始位置)
に移動させる。
この位置では、エンドミル34の刃先中心が加工開始点
aに一致する。
aに一致する。
第1I図(C)において、直角移動台26をさらに前進
X、させながら平行移動台21を左動Z/2させて、エ
ンドミル34の揺動中心を、軌跡Qで22点から縮径位
置P°まで移動させると、エンドミル34の刃先中心が
、加工開始点aから加工モード変更点すまでの移動加工
範囲θ、で移動して、右側のカリバー肩部9aに、後述
するカリバー底部9bの部面33より浅い部面33が加
工される。
X、させながら平行移動台21を左動Z/2させて、エ
ンドミル34の揺動中心を、軌跡Qで22点から縮径位
置P°まで移動させると、エンドミル34の刃先中心が
、加工開始点aから加工モード変更点すまでの移動加工
範囲θ、で移動して、右側のカリバー肩部9aに、後述
するカリバー底部9bの部面33より浅い部面33が加
工される。
第1I図(d)〜第1I図(e)において、揺動台29
を左揺動させて、エンドミル34を、縮径位置P。
を左揺動させて、エンドミル34を、縮径位置P。
を揺動支点として揺動させると、エンドミル34の刃先
中心が加工モード変更点すから加工モード変更点Cまで
の揺動加工範囲θ、で移動して、カリバー底部9bに部
面33が加工される。
中心が加工モード変更点すから加工モード変更点Cまで
の揺動加工範囲θ、で移動して、カリバー底部9bに部
面33が加工される。
第11図(Dにおいて、直角移動台26を後退X2させ
ながら平行移動台21を左動Z/2させて、エンドミル
34の揺動中心を、軌跡ジで縮径位置P°から21点(
終了位置)まで移動させると、エンドミル34の刃先中
心が、加工モード変更点Cから加工終了変更点dまでの
移動加工範囲θ3で移動して、左側のカリバー肩部9a
に、前述する底部9bの部面33よりも浅い部面33が
加工される。
ながら平行移動台21を左動Z/2させて、エンドミル
34の揺動中心を、軌跡ジで縮径位置P°から21点(
終了位置)まで移動させると、エンドミル34の刃先中
心が、加工モード変更点Cから加工終了変更点dまでの
移動加工範囲θ3で移動して、左側のカリバー肩部9a
に、前述する底部9bの部面33よりも浅い部面33が
加工される。
第11図(g)において、直角移動台26を後退X、さ
せてエンドミル34の揺動中心を24点(退避位置)に
移動させる。
せてエンドミル34の揺動中心を24点(退避位置)に
移動させる。
その後、平行移動台21を右動Zさせ、揺動台29を右
揺動させて、エンドミル34の揺動中心を21点(準備
位置)に戻すと、第11図(a)の状態になる。
揺動させて、エンドミル34の揺動中心を21点(準備
位置)に戻すと、第11図(a)の状態になる。
上述した本制御方法に代えて、エンドミル34を、縮径
中心P′ではなくカリバー中〒C・Pを揺動支点として
揺動させてカリバー底部9bに部面33を加工し、かつ
、エンドミル34の揺動中心を、縮径中心P°ではなく
カリバー中心Pから軌跡ρ。
中心P′ではなくカリバー中〒C・Pを揺動支点として
揺動させてカリバー底部9bに部面33を加工し、かつ
、エンドミル34の揺動中心を、縮径中心P°ではなく
カリバー中心Pから軌跡ρ。
ρ゛で移動させてカリバー肩部9a、9aに部面33を
加工する制御方法では、第10図においてクロスハンチ
ングで示すように、カリバー底部9bとカリバー肩部9
a、9aの箱荷深さは同じであったから、圧延時の製品
の節部に蹴り上げによる形くずれ等が発生し、圧延ロー
ル11の部面の摩耗等が増加して耐久性が低下し、また
、圧延ロール11の反復使用時に部面を完全に除去する
必要があり、ロール費コストが高くなるなどの問題があ
った。
加工する制御方法では、第10図においてクロスハンチ
ングで示すように、カリバー底部9bとカリバー肩部9
a、9aの箱荷深さは同じであったから、圧延時の製品
の節部に蹴り上げによる形くずれ等が発生し、圧延ロー
ル11の部面の摩耗等が増加して耐久性が低下し、また
、圧延ロール11の反復使用時に部面を完全に除去する
必要があり、ロール費コストが高くなるなどの問題があ
った。
しかるに、本制御方法によれば、カリバー底部9bより
もカリバー肩部9a、9aの箱荷深さが浅くするように
したから、上述の問題が解決されるようになった。
もカリバー肩部9a、9aの箱荷深さが浅くするように
したから、上述の問題が解決されるようになった。
第11図(a)〜第11図(b)は、平行形部溝33(
A’V、hn”r−t−;i*6百)’y i I 、
?−t−のア ノっ l” を2fmWt33
(B)、波形部面33(C)、33(D)の加工は、平
行形部溝33(A)の加工要領を基礎にして、圧延ロー
ル11を同期回転させることにより行なう。
A’V、hn”r−t−;i*6百)’y i I 、
?−t−のア ノっ l” を2fmWt33
(B)、波形部面33(C)、33(D)の加工は、平
行形部溝33(A)の加工要領を基礎にして、圧延ロー
ル11を同期回転させることにより行なう。
その詳細は、後に説明する。
エンドミル34の伸長量(切り込み量)を設定するには
、第12図(a)のように、カリバー中心Pに設定した
基準設定ゲージ71をチャック70に取り付け、このゲ
ージ71にエンドミル34の刃先を当て、ついで、第1
2図(b)のように、チャック70からゲージ71を抜
き、エンドミル34をゲージ71の半径分だけ前進させ
て縮径位置P′にエンドミル34の刃先を一致させ、そ
の後、第12図(C)のように、エンドミル34を半径
r(第1O図参照)まで前進させると、縮径位置P°に
エンドミル34の揺動中心が一致する。
、第12図(a)のように、カリバー中心Pに設定した
基準設定ゲージ71をチャック70に取り付け、このゲ
ージ71にエンドミル34の刃先を当て、ついで、第1
2図(b)のように、チャック70からゲージ71を抜
き、エンドミル34をゲージ71の半径分だけ前進させ
て縮径位置P′にエンドミル34の刃先を一致させ、そ
の後、第12図(C)のように、エンドミル34を半径
r(第1O図参照)まで前進させると、縮径位置P°に
エンドミル34の揺動中心が一致する。
以下、各種部M33(A)〜33(C)の加工要領を説
明する。
明する。
(+)平行形部溝33(A)の加工要領第13図に示す
ように、平行形部溝33(A)の場合は、第11図(a
)〜第11図(g)の手順の通り、エンドミル34の揺
動中心を、21点から22点に移動させ、22点から軌
跡Qで縮径位置P゛まて移動させ、加工開始点aから加
工モード変更点すまでの移動加工範囲θ1てカリバー肩
部(右)9aに浅い節溝を加工し、ついで、エンドミル
34を、縮径位置P°を揺動中心として揺動させて、加
工モード変更点すから加工モード変更点Cまでの揺動加
工範囲θ、でカリバー底部9bに所要深さの部面を加工
し、さらに、エンドミル34の揺動中心を、軌跡Q′で
23点まで移動させて、加工モード変更点Cから加工終
了点dまでの移動加工範囲θ3でカリバー肩部(左)9
aに浅い部面を加工する。
ように、平行形部溝33(A)の場合は、第11図(a
)〜第11図(g)の手順の通り、エンドミル34の揺
動中心を、21点から22点に移動させ、22点から軌
跡Qで縮径位置P゛まて移動させ、加工開始点aから加
工モード変更点すまでの移動加工範囲θ1てカリバー肩
部(右)9aに浅い節溝を加工し、ついで、エンドミル
34を、縮径位置P°を揺動中心として揺動させて、加
工モード変更点すから加工モード変更点Cまでの揺動加
工範囲θ、でカリバー底部9bに所要深さの部面を加工
し、さらに、エンドミル34の揺動中心を、軌跡Q′で
23点まで移動させて、加工モード変更点Cから加工終
了点dまでの移動加工範囲θ3でカリバー肩部(左)9
aに浅い部面を加工する。
そして、エンドミル34の揺動中心を24点からP、点
に移動させる間に、圧延ロールItを、平行形部′fI
t33(A)の1ピッチ分回転させて、上記手順を繰り
返す。
に移動させる間に、圧延ロールItを、平行形部′fI
t33(A)の1ピッチ分回転させて、上記手順を繰り
返す。
(2)ねじ形部溝33(B)の加工要領第14図に示す
ように、所定の傾き角θaを有するねじ形部溝33(B
)の場合は、第11図(a)〜第1+図(g)の手順と
ほぼ同様に、エンドミル3・1の揺動中心を、21点か
ら27点まで移動させ、26点から軌跡ρで縮径位置P
゛まで移動させると同時に、圧延ロール11を回転量R
1て回転させて、加工開始点aから加工モード変更点す
まての移動加工範囲θ、でカリバー肩部(右)9aに浅
い左上がりの部面を加工し、ついで、エンドミル34を
、縮径位置P°を揺動支点として揺動させると同時に、
圧延ロール11を回転量R7で回転させて、加工モード
変更点すから加工モード変更点Cまでの揺動加工範囲θ
、でカリバー底部9bに左上がりの所要深さの部面を加
工し、さらに、エンドミル34の揺動中心を、軌跡C′
でP、まで移動させると同時に、圧延ロール11を回転
量R3で回転させて、加工モード変更点Cから加工モー
ド変更点dまでの移動加工範囲θ3でカリバー肩部(左
)9aに左上がりの浅い部面を加工する。
ように、所定の傾き角θaを有するねじ形部溝33(B
)の場合は、第11図(a)〜第1+図(g)の手順と
ほぼ同様に、エンドミル3・1の揺動中心を、21点か
ら27点まで移動させ、26点から軌跡ρで縮径位置P
゛まで移動させると同時に、圧延ロール11を回転量R
1て回転させて、加工開始点aから加工モード変更点す
まての移動加工範囲θ、でカリバー肩部(右)9aに浅
い左上がりの部面を加工し、ついで、エンドミル34を
、縮径位置P°を揺動支点として揺動させると同時に、
圧延ロール11を回転量R7で回転させて、加工モード
変更点すから加工モード変更点Cまでの揺動加工範囲θ
、でカリバー底部9bに左上がりの所要深さの部面を加
工し、さらに、エンドミル34の揺動中心を、軌跡C′
でP、まで移動させると同時に、圧延ロール11を回転
量R3で回転させて、加工モード変更点Cから加工モー
ド変更点dまでの移動加工範囲θ3でカリバー肩部(左
)9aに左上がりの浅い部面を加工する。
そして、エンドミル34の揺動中心をP4から21点に
移動させる間に、圧延ロールIIをねじ形部p33(B
)の1ピッチ分回転させて、上記手順を操り返す。
移動させる間に、圧延ロールIIをねじ形部p33(B
)の1ピッチ分回転させて、上記手順を操り返す。
(3)波形(V形)部面33(C)の加工要領第15図
(a)に示すような、V形部溝33(C)の場合は、2
回加工を行なう。
(a)に示すような、V形部溝33(C)の場合は、2
回加工を行なう。
(a)第1加工工程
第11図(a)〜第11図(g)の手順とほぼ同様に、
エンドミル34の揺動中心を、P、点から27点まで移
動させ、22点から軌跡りで縮径位RP’まで移動させ
ると同時に、圧延ロールIIを回転量R1で回転させて
、加工開始点aから加工モード変更点すまでの移動加工
範囲θ、でカリバー肩部(右)9aに左上がりの浅い部
面を加工し、ついで、エンドミル34を、縮径位置P′
を揺動支点として左廻りに揺動させると同時に、圧延ロ
ール■1を回転Wk Rzで回転させて、加工モード変
更点すから加工モード変更点Cまでの揺動加工範囲θ2
でカリバー底部9bに左上がりの所要深さの部面を加工
し、さらに、エンドミル34の揺動中心を、軌跡ρ゛で
23点まで移動させると同時に、圧延ロールIIを回転
量R3で回転さけて、加工モード変更点Cから加工終了
点dまでの移動加工範囲θ3でカリバー肩部(左)9a
に左上がりの浅い部面を加工する。
エンドミル34の揺動中心を、P、点から27点まで移
動させ、22点から軌跡りで縮径位RP’まで移動させ
ると同時に、圧延ロールIIを回転量R1で回転させて
、加工開始点aから加工モード変更点すまでの移動加工
範囲θ、でカリバー肩部(右)9aに左上がりの浅い部
面を加工し、ついで、エンドミル34を、縮径位置P′
を揺動支点として左廻りに揺動させると同時に、圧延ロ
ール■1を回転Wk Rzで回転させて、加工モード変
更点すから加工モード変更点Cまでの揺動加工範囲θ2
でカリバー底部9bに左上がりの所要深さの部面を加工
し、さらに、エンドミル34の揺動中心を、軌跡ρ゛で
23点まで移動させると同時に、圧延ロールIIを回転
量R3で回転さけて、加工モード変更点Cから加工終了
点dまでの移動加工範囲θ3でカリバー肩部(左)9a
に左上がりの浅い部面を加工する。
つづいて、上記と逆の手順で、エンドミル34の揺動中
心を23点から軌跡Q°で縮径位置P゛まで移動させる
と同時に、圧延ロール11を回転量R1°で回転させて
、加工終了点dから加工モード変更点C゛までの移動加
工範囲θ、でカリバー肩部(左)9aに右上がりの浅い
部面を加工し、ついで、エンドミル34を、縮径位置P
″を揺動支点として右回りに揺動させると同時に、圧延
ロール11を回転1.’で回転させて、加工モード変更
点C′から加工モード変更点b°までの揺動加工範囲θ
。
心を23点から軌跡Q°で縮径位置P゛まで移動させる
と同時に、圧延ロール11を回転量R1°で回転させて
、加工終了点dから加工モード変更点C゛までの移動加
工範囲θ、でカリバー肩部(左)9aに右上がりの浅い
部面を加工し、ついで、エンドミル34を、縮径位置P
″を揺動支点として右回りに揺動させると同時に、圧延
ロール11を回転1.’で回転させて、加工モード変更
点C′から加工モード変更点b°までの揺動加工範囲θ
。
でカリバー底部9bに右上がりの所要深さの節溝を加工
し、さらにエンドミル34の揺動中心を、軌跡りで27
点まで移動させると同時に、圧延ロールIIを回転f1
3’で加工モード変更点b′から加工開始点aまでの移
動加工範囲θ1でカリバー肩部(右)9aに右上がりの
浅い部面を加工する。
し、さらにエンドミル34の揺動中心を、軌跡りで27
点まで移動させると同時に、圧延ロールIIを回転f1
3’で加工モード変更点b′から加工開始点aまでの移
動加工範囲θ1でカリバー肩部(右)9aに右上がりの
浅い部面を加工する。
上記のような手順を繰り返して、カリバー9の全体にV
形の第1節溝を加工する。
形の第1節溝を加工する。
(b)第2加工工程
第1加工工程の終了後、エンドミル34の揺動中心を縮
径位置P゛まで移動させて、エンドミル34の揺動を、
揺動加工範囲θ、内に設定し、揺動加工範囲θ、内に、
加工モード変更点e、 f、 gを設定する。
径位置P゛まで移動させて、エンドミル34の揺動を、
揺動加工範囲θ、内に設定し、揺動加工範囲θ、内に、
加工モード変更点e、 f、 gを設定する。
そして、エンドミル34の刃先中心を、例えば第1節溝
内の加工モード変更点eに設定して、エンドミル34を
、縮径位置P′を揺動支点として左回りに揺動させると
同時に、圧延ロール11を回転量R4で回転させて、加
工モード変更点eから加工モード変更点fまでの揺動加
工範囲θ4で第1節溝内を早送りし、ついで、エンドミ
ル34の刃先中心か加工モード変更点fに達すると、第
15図(c)にも示すように、加工モード変更点r、r
’の間の揺動加工範囲θ、でカリバー底部9bに円弧状
の所要深さの箱荷が加工されるように、エンドミル34
を、縮径位置P°を揺動支点として左回りに揺動させる
と同時に、圧延ロール11を回転量R5で回転させ、加
工モード変更点gで、エンドミル34を、縮径位置P゛
を揺動支点として右回りに揺動させると同時に、圧延ロ
ールIfを回転量Rs’で回転させる。
内の加工モード変更点eに設定して、エンドミル34を
、縮径位置P′を揺動支点として左回りに揺動させると
同時に、圧延ロール11を回転量R4で回転させて、加
工モード変更点eから加工モード変更点fまでの揺動加
工範囲θ4で第1節溝内を早送りし、ついで、エンドミ
ル34の刃先中心か加工モード変更点fに達すると、第
15図(c)にも示すように、加工モード変更点r、r
’の間の揺動加工範囲θ、でカリバー底部9bに円弧状
の所要深さの箱荷が加工されるように、エンドミル34
を、縮径位置P°を揺動支点として左回りに揺動させる
と同時に、圧延ロール11を回転量R5で回転させ、加
工モード変更点gで、エンドミル34を、縮径位置P゛
を揺動支点として右回りに揺動させると同時に、圧延ロ
ールIfを回転量Rs’で回転させる。
つづいて、エンドミル34を、縮径位置P′を揺動支点
として右回りに揺動させると同時に、圧延ロール11を
回転IR,’で回転させて、加工モード変更点f°から
加工モード変更点e°までの揺動加工範囲θ4で第1節
溝内を早送りする。
として右回りに揺動させると同時に、圧延ロール11を
回転IR,’で回転させて、加工モード変更点f°から
加工モード変更点e°までの揺動加工範囲θ4で第1節
溝内を早送りする。
上記のような手順を繰り返して、第1加工工程によるV
型の第1節溝の内側に、円弧状の第2節溝を加工する。
型の第1節溝の内側に、円弧状の第2節溝を加工する。
この第2節溝の加工時、第15図(b)にら示すように
、第1節溝の折り返し部分と第2節溝の円弧部分との間
に三角形状の切り残し部分(ハッヂング参照)が生じる
ので、エンドミル34の刃先中心が加工モード変更点g
に達すると、圧延ロール11の回転を停止させ、エンド
ミル34を、縮径位置P°を揺動支点として、左回りに
加工モード変更点g′までさらに揺動させて、切り残し
部分の切除加工を行わせる。
、第1節溝の折り返し部分と第2節溝の円弧部分との間
に三角形状の切り残し部分(ハッヂング参照)が生じる
ので、エンドミル34の刃先中心が加工モード変更点g
に達すると、圧延ロール11の回転を停止させ、エンド
ミル34を、縮径位置P°を揺動支点として、左回りに
加工モード変更点g′までさらに揺動させて、切り残し
部分の切除加工を行わせる。
その後、エンドミル34を、縮径位置P°を揺動支点と
して、右回りに加工変更点gまで揺動させて、上述の加
工工程を続行させるようにする。
して、右回りに加工変更点gまで揺動させて、上述の加
工工程を続行させるようにする。
(4)波形(U形)箱荷33(D)の加工要領第16図
に示すようなU形部溝33(D)の場合は、2回加工を
行なう。
に示すようなU形部溝33(D)の場合は、2回加工を
行なう。
(a)第1加工工程
第11図(a)〜第11図(g)の手順とほぼ同様に、
エンドミル34の揺動中心を縮径位置P°まで移動させ
て、エンドミル34の移動加工範囲θ1゜03内に、加
工モード変更点gを設定する。
エンドミル34の揺動中心を縮径位置P°まで移動させ
て、エンドミル34の移動加工範囲θ1゜03内に、加
工モード変更点gを設定する。
そして、エンドミル34の刃先中心を、例えば加工モー
ド変更点りに設定して、エンドミル34を、縮径位置P
°を揺動支点として左回りに揺動させると同時に、圧延
ロール11を回転量R6で回転させて、加工モード変更
点すから加工モード変更点Cまでの揺動加工範囲θ、で
カリバー底部9bに左上がりの所要深さの箱荷を加工し
、ついで、エンドミル34の刃先中心が加工モード変更
点fに達すると、第15図(c)の場合と同様に、モー
ド変更点c、 c’の間の揺動加工範囲θ、でカリバー
肩部(左)9aに円弧状の浅い箱荷が加工されるように
、エンドミル34の揺動中心を軌跡Q゛で21点の手前
まで移動させると同時に、圧延ロールIIを回転11R
7で回転させ、加工モード変更点gで、エンドミル34
の揺動中心を軌跡Q′で縮径位置P°まで移動させると
同時に、圧延ロール11を回転量R7゛で回転させて、
カリバー肩部(左)9aに円弧状の浅い箱荷を加工し、
さらに、エンドミル34を、縮径位置P°を揺動支点と
して右回りに揺動させると同時に、圧延ロール11を回
転量R6″で回転させて、加工モード変更点C。
ド変更点りに設定して、エンドミル34を、縮径位置P
°を揺動支点として左回りに揺動させると同時に、圧延
ロール11を回転量R6で回転させて、加工モード変更
点すから加工モード変更点Cまでの揺動加工範囲θ、で
カリバー底部9bに左上がりの所要深さの箱荷を加工し
、ついで、エンドミル34の刃先中心が加工モード変更
点fに達すると、第15図(c)の場合と同様に、モー
ド変更点c、 c’の間の揺動加工範囲θ、でカリバー
肩部(左)9aに円弧状の浅い箱荷が加工されるように
、エンドミル34の揺動中心を軌跡Q゛で21点の手前
まで移動させると同時に、圧延ロールIIを回転11R
7で回転させ、加工モード変更点gで、エンドミル34
の揺動中心を軌跡Q′で縮径位置P°まで移動させると
同時に、圧延ロール11を回転量R7゛で回転させて、
カリバー肩部(左)9aに円弧状の浅い箱荷を加工し、
さらに、エンドミル34を、縮径位置P°を揺動支点と
して右回りに揺動させると同時に、圧延ロール11を回
転量R6″で回転させて、加工モード変更点C。
から加工モード変更点b″までの揺動加工範囲θ。
でカリバー底部9bに右上がりの所要深さの箱荷を加工
する。
する。
上記のような手順を繰り返して、カリバー9の全体にU
形の第1節溝を加工する。
形の第1節溝を加工する。
(b)第2加工工程
第1加工工程の終了後、エンドミル34の揺動中心を、
Pt点から軌跡aで縮径位置P°まで移動させると同時
に、圧延ロール11を回転11Raで回転させて、加工
開始点aから加工モード変更点すまでの移動加工範囲θ
1でカリバー肩部(右)9aに左上がりの浅い筋溝を加
工し、ついで、エンドミル34を、縮径位置P′を揺動
支点として左回りに揺動させると同時に、圧延ロール1
1を回転ff1Rsで回転させて、加工モード変更点す
と加工モード変更点Cまでの揺動加工範囲θ6で第1節
溝内を早送りし、ついで、エンドミル34の刃先中心か
加工モード変更点Cに達すると、エンドミル34の揺動
中心を、軌跡a゛で縮径位置P′から23点まで移動さ
せると同時に、圧延ロール11を回転量RI。で回転さ
せて、加工モード変更点Cから加工終了点dまでの移動
加工範囲θ、でカリバー肩部(左)9aに左上がりの浅
い筋溝を加工し、ついで加工モード変更点dから加工モ
ード変更点d゛まではエンドミル34の揺動を停止させ
、圧延ロール11を回転量R,,で回転させてカリバー
肩部(左)9aに円周方向の浅い筋溝を加工する。
Pt点から軌跡aで縮径位置P°まで移動させると同時
に、圧延ロール11を回転11Raで回転させて、加工
開始点aから加工モード変更点すまでの移動加工範囲θ
1でカリバー肩部(右)9aに左上がりの浅い筋溝を加
工し、ついで、エンドミル34を、縮径位置P′を揺動
支点として左回りに揺動させると同時に、圧延ロール1
1を回転ff1Rsで回転させて、加工モード変更点す
と加工モード変更点Cまでの揺動加工範囲θ6で第1節
溝内を早送りし、ついで、エンドミル34の刃先中心か
加工モード変更点Cに達すると、エンドミル34の揺動
中心を、軌跡a゛で縮径位置P′から23点まで移動さ
せると同時に、圧延ロール11を回転量RI。で回転さ
せて、加工モード変更点Cから加工終了点dまでの移動
加工範囲θ、でカリバー肩部(左)9aに左上がりの浅
い筋溝を加工し、ついで加工モード変更点dから加工モ
ード変更点d゛まではエンドミル34の揺動を停止させ
、圧延ロール11を回転量R,,で回転させてカリバー
肩部(左)9aに円周方向の浅い筋溝を加工する。
エンドミル34の刃先中心が加工モード変更点d°に達
すると、エンドミル34の揺動中心を、軌跡Q゛で、2
3点から縮径位置P°まで移動させると同時に、圧延ロ
ール11を回転量RIo’ で回転さけて、加工モード
変更点d′から加工モード変更点C°までの移動加工範
囲θ3でカリバー肩部(左)9aに右上がりの浅い筋溝
を加工し、ついで、エンドミル34を、縮径位置P゛を
揺動支点として右回りに揺動させると同時に、圧延ロー
ル11を回転ffi R9°で回転させて、加工モード
変更点C”から加工モード変更点b″までの揺動加工範
囲θ6で第1節溝内を早送りする。
すると、エンドミル34の揺動中心を、軌跡Q゛で、2
3点から縮径位置P°まで移動させると同時に、圧延ロ
ール11を回転量RIo’ で回転さけて、加工モード
変更点d′から加工モード変更点C°までの移動加工範
囲θ3でカリバー肩部(左)9aに右上がりの浅い筋溝
を加工し、ついで、エンドミル34を、縮径位置P゛を
揺動支点として右回りに揺動させると同時に、圧延ロー
ル11を回転ffi R9°で回転させて、加工モード
変更点C”から加工モード変更点b″までの揺動加工範
囲θ6で第1節溝内を早送りする。
この第2節溝の加工により、第1加工工程で第1節溝の
円弧部分の外側に円弧状の切り残し部分か生じるので、
切り残し部分の切除加工を行なわせる。
円弧部分の外側に円弧状の切り残し部分か生じるので、
切り残し部分の切除加工を行なわせる。
第1図は本発明に係る箱荷加工装置の全体平面図、第2
図は第1図の正面図、第3図は第2図の左側面図、第4
図は第2図の背面図、第5図は第2図の要部平面図、第
6図(a)及び第6図(b)は筋溝の例を示す正面図、
第7図は揺動台の平面断面図、第8図は第7図の正面断
面図、第9図はヘッドの正面断面図、第10図はエンド
ミルの揺動と移動軌跡との関係を示す平面図、第11図
(a)〜第1t図(g)はエンドミルの揺動と揺動中心
移動とを分解的に示す平面図、第12図(a)〜第12
図(c)はエンドミルの伸長量設定要領を示す側面図、
第13図は平行形部溝の正面図、第14図はねじ形部溝
の正面図、第15図(a)はV形部溝の正面図、第15
図(b)は切り残し部分を切除する要領を示す正面図、
第15図(C)は円弧部を加工する要領を示す正面図、
第16図はU形部溝の正面図である。 9・・・カリバー、 9a・・・肩部、9b・・
・底部、 1!・・・圧延ロール、12・・・
基台、 21・・・平行移動台、26・・・直
角移動台、 29・・・感動台、33(A、B、C,
D)・・・筋溝、 34・・・エンドミル、 66・・・制御装置、P・
・・カリバー中心、 Po・・・縮径位置7フ4 B5
図は第1図の正面図、第3図は第2図の左側面図、第4
図は第2図の背面図、第5図は第2図の要部平面図、第
6図(a)及び第6図(b)は筋溝の例を示す正面図、
第7図は揺動台の平面断面図、第8図は第7図の正面断
面図、第9図はヘッドの正面断面図、第10図はエンド
ミルの揺動と移動軌跡との関係を示す平面図、第11図
(a)〜第1t図(g)はエンドミルの揺動と揺動中心
移動とを分解的に示す平面図、第12図(a)〜第12
図(c)はエンドミルの伸長量設定要領を示す側面図、
第13図は平行形部溝の正面図、第14図はねじ形部溝
の正面図、第15図(a)はV形部溝の正面図、第15
図(b)は切り残し部分を切除する要領を示す正面図、
第15図(C)は円弧部を加工する要領を示す正面図、
第16図はU形部溝の正面図である。 9・・・カリバー、 9a・・・肩部、9b・・
・底部、 1!・・・圧延ロール、12・・・
基台、 21・・・平行移動台、26・・・直
角移動台、 29・・・感動台、33(A、B、C,
D)・・・筋溝、 34・・・エンドミル、 66・・・制御装置、P・
・・カリバー中心、 Po・・・縮径位置7フ4 B5
Claims (2)
- (1)エンドミルを用いて、圧延ロールのカリバーに節
溝を加工する方法であって、 カリバー中心よりも前方の縮径位置を揺動中心として、
後部がカリバー肩部に接触しない角度範囲でエンドミル
を揺動させながら、カリバー底部に節溝を加工する工程
と、 後部がカリバー肩部に接触しない角度にエンドミルを傾
動させ、該エンドミルの揺動中心を上記縮径位置に対し
て、所定の軌跡で移動させながら、カリバー肩部に上記
カリバー底部の節溝よりも浅い節溝を加工する工程とか
ら成ることを特徴とする圧延ロールの節溝加工方法。 - (2)エンドミルを用いて、圧延ロールのカリバーに節
溝を加工する方法であって、 カリバー中心よりも前方の縮径位置を揺動中心として、
後部がカリバー肩部に接触しない角度範囲でエンドミル
を揺動させなかせら、カリバー底部に節溝を加工する工
程と、 後部がカリバー肩部に接触しない角度にエンドミルを揺
動させ、該エンドミルの揺動中心を上記縮径位置に対し
て所定の軌跡で移動させながら、カリバー肩部に、上記
カリバー底部の節溝よりも浅い節溝を加工する工程と、 上記各工程に同期して、圧延ロールを回転させる工程 とから成ることを特徴とする圧延ロールの節溝加工方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11858286A JPS62277209A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 圧延ロ−ルの節溝加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11858286A JPS62277209A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 圧延ロ−ルの節溝加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62277209A true JPS62277209A (ja) | 1987-12-02 |
JPH0555244B2 JPH0555244B2 (ja) | 1993-08-16 |
Family
ID=14740157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11858286A Granted JPS62277209A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 圧延ロ−ルの節溝加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62277209A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106270689A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-04 | 云南德胜钢铁有限公司 | 一种使不同铣床加工的轧辊月牙槽尺寸一致的方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599777U (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-21 | 助川電気工業株式会社 | 環状流路型リニア誘導電磁ポンプの誘導コイル部 |
JPS6056415U (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-19 | 新日本工機株式会社 | 溝加工装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6056415B2 (ja) * | 1980-09-05 | 1985-12-10 | 株式会社神戸製鋼所 | 磁気デイスク用Al合金板の製造方法 |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP11858286A patent/JPS62277209A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599777U (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-21 | 助川電気工業株式会社 | 環状流路型リニア誘導電磁ポンプの誘導コイル部 |
JPS6056415U (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-19 | 新日本工機株式会社 | 溝加工装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106270689A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-04 | 云南德胜钢铁有限公司 | 一种使不同铣床加工的轧辊月牙槽尺寸一致的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0555244B2 (ja) | 1993-08-16 |
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