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JPS62276933A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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Publication number
JPS62276933A
JPS62276933A JP61119233A JP11923386A JPS62276933A JP S62276933 A JPS62276933 A JP S62276933A JP 61119233 A JP61119233 A JP 61119233A JP 11923386 A JP11923386 A JP 11923386A JP S62276933 A JPS62276933 A JP S62276933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
package
wire
optical fiber
diode chip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61119233A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Aiki
相木 国男
Atsushi Sasayama
佐々山 厚
Tsugio Nemoto
根本 次男
Haruo Kugimiya
釘宮 晴夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61119233A priority Critical patent/JPS62276933A/ja
Priority to US07/054,392 priority patent/US4803361A/en
Publication of JPS62276933A publication Critical patent/JPS62276933A/ja
Priority to US07/305,542 priority patent/US4920262A/en
Priority to US07/490,456 priority patent/US4997243A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子部品、特に、組立時、超音波ワイヤボンデ
ィングが確実に行える構造を有する高周波特性が安定し
た光通信用の光電子装置等の電子部品に関する。
〔従来の技術〕
光通信用光源の一つとして、半導体レーザ装置が使用さ
れている。この光通信用レーザモジュール(半導体レー
ザ装置)については、たとえば、rNEC技報JVo1
.38、No、2/1985、P84〜P89に記載さ
れている。
この文献には、レーザ光を発光するレーザ素子、このレ
ーザ素子から発光される後方放射光をモニターするQe
−PD(受光素子)、前記レーザ素子の温度をモニター
するサーミスタ、温度調整用のターラ(ベルチェ素子)
がそれぞれパッケージに内蔵されているとともに、レー
ザ光をパンケージ外に案内する光ファイバが配設されて
いる。前記ベルチェ素子の低温側はソルダーによって放
熱板に固定されている。また、外部端子となるリードは
デュアルインライン型となっている。前記デュアルイン
ライン型リードの構造の一つとして、リードが絶縁性の
ガラスを介してパッケージの底に貫通状態で取り付けら
れたものが記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記文献にも記載されているように、リードをデュアル
インライン型とする一つの構造としては、パッケージの
底に直径0.45mmのリードを配設する構造がある。
しかし、このような構造の半導体レーザ装置にあっては
、リードがパッケージ底を貫通するようにして取り付け
られているため、パッケージ底からリード上端迄のリー
ドの長さが長くなり、リード上端にワイヤを超音波ワイ
ヤボンディングによって接続する場合、リードが振動し
てワイヤボンディングが確実に行えないことが本発明者
によってあきらかにされた。
また、前述のようにリードが長くなることによってリー
ドの寄生インダクタン スが大きくなり、高周波域での
特性が劣化することも本発明者によってあきらかにされ
た。
本発明の目的は超音波ワイヤボンディングが確実に行え
る構造の電子部品を提供することにある。
本発明の他の目的はリード等の寄生インダクタンスが軽
減できる構造の電子部品を提供することにある。
本発明の他の目的は高周波域での使用が可能な電子部品
を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明の光通信用光電子装置にあっては、パ
ッケージの内外に亘って延在するリードはパッケージの
外のリード部分は市場規格に合わせて直径φ0.45m
mとなっているが、パンケージ内部に延在するリードは
直径φ0.75mmと外方部分よりも太(しである。ま
た、パッケージの内部に配設されるレーザダイオードチ
ップはパッケージの中心線から外れてレーザダイオード
チップの電極と電気的に接続されるリード側に近接する
ように偏って配設されている。
〔作用〕
上記した手段によれば、光通信用光電子装置にあっては
、リードがパッケージ内部では太くなっていることから
、寄生インダクタンスが小さくなり、たとえば、565
Mbit/sec以上の高周波域での特性が安定する。
また、前記リードとレーザダイオードチップとを接続す
るワイヤの長さは前記レーザダイオードチップがリード
側に近接するように配設されているため、短くなり寄生
インダクタンスが小さくなり、高周波特性が改善される
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
ここで、図面について簡単に説明する。第1図は本発明
の一実施例による光電子装置におけるリード固定状態を
示す模式図、第2図は同じく光電子装置の要部を示す斜
視図、第3図は同じくサブキャリアを示す斜視図、第4
図は同じくサブキャリアにおけるヒートシンクの平面図
、第5図は同じく位置決め固定体の内端の半田リングを
示す断面図、第6図は同じくサブキャリアにおけるレー
ザダイオードチップの搭載状態を示す斜視図、第7図は
同じく光ファイバの固定状態を示す模式図である。
この実施例では、波長が1.3μmあるいは1゜5μm
となるレーザ光を発光するレーザダイオードチップを内
蔵した光通信における発信装置としての光電子装置に本
発明を適用した例について説明する。
ここで、本発明の光電子装置の構造について説明する。
光電子装置は、第2図に示されるように、パンケージ1
は箱型となるとともに、このパンケージ1の一端にパッ
ケージ1を取り付けるための取付孔2を設けたフランジ
3を有し、かつ他端にファイバ支持体4を有して光フア
イバケーブル5を案内する構造となっている。この光電
子装置は、前記パッケージ1の底から2列に亘ってリー
ド6を突出させ、デュアルインライン構造を構成してい
る。前記パッケージ1は、一端にフランジ3を有しかつ
上部が開口した箱型のパッケージ本体7と、このパッケ
ージ本体7の開口部を機密的に被うパッケージ蓋8とか
らなっている。また、前記パッケージ本体7の底上には
台座9が固定されているとともに、この台座9上にはベ
ルチェ素子10が固定され、このベルチェ素子10上に
はサブキャリア11が固定されている。このサブキャリ
ア11は、搭載部12および支持部13なる突部を主面
に有するヒートシンク14を台座部材とし、このヒート
シンク14上に、レーザダイオードチップ15.このレ
ーザダイオードチップ15から発光されるレーザ光を先
端(内端)から取り込む光ファイバ16を案内する筒状
の位置決め固定体17、前記レーザ光をモニターする受
光素子18゜前記ヒートシンク13の温度をモニターす
るサーミスタ19が、それぞれ固定されている。そして
、前記光フアイバケーブル5のパッケージ1内における
部分は、ジャケットが除去されてコアとこのコアを被う
クラッドからなる光ファイバ16となり、かつ前記位置
決め固定体17に案内されてその先端を前記レーザダイ
オードチップ15の一方の出射面に対面させている。ま
た、各素子の電極と所定のリード6間は導電性のワイヤ
20によって電気的に接続されている。なお、この光電
子装置はそのパッケージ内に樹脂や半田付は用のフラッ
クスを内在させないものとし、これら樹脂等に起因する
特性劣化を生じさせないように配慮されている。
このような光電子装置は、前記レーザダイオードチップ
15からレーザ光を発光させ、この発光させたレーザ光
を光フアイバケーブル5によって所望個所に伝送するこ
とによって光通信を行う。
この際、この光電子装置は、受光素子18でレーザ光を
モニターし、この情報に基づいてレーザダイオードチッ
プ15の出力を制御し、安定した光通信を行う。また、
この光電子装置は、前記サーミスタ19でヒートシンク
14の温度をモニターし、この情報に基づいてベルチェ
素子10を制御して常時レーザダイオードチップ15が
一定の温度域で駆動するようにし、光通信の安定を図る
ようになっている。
この光電子装置は鉄−二・7ケルーコバルト(Fe−N
i−Co)合金からなるコバールによって形成された平
板なパッケージM8.光ファイバケーブル5.ベルチェ
素子10のような個別部品といくつかのサブアセンブリ
部品によって構成されている。
つぎに、このような光電子装置の各部について説明する
パンケージ本体7を主要構成部品とするバ・7ケ一ジ本
体サブアセンブリ部品は、第2図に示されるように、パ
ッケージ本体7.フランジ3.ファイバ支持体4.リー
ド6、台座9からなっている。
パッケージ本体7は、その一端に取付孔2を有するフラ
ンジ3を張り付けた構造となっている。また、パンケー
ジ本体7の底には2列に亘ってそれぞれ7本のり一ド6
が配設されている。各リード6はパンケージ本体7の底
板を貫通するとともに、底板を構成するコバールと熱膨
張係数が略等しいコバールガラスからなる絶縁性支持体
21によってパッケージ本体7に絶縁的に固定されてい
る。
これらのり一ド6は、これが本発明の特徴的な構造の一
つであるが、第1図に示されるように、パッケージ本体
7の内側に延在する部分は、直径φ0.75mmと太い
リード部分22となっているとともに、パッケージ1か
ら突出する部分は、直径がφ0.45mmと細いリード
部分23となっている。また、このリード6は、その製
造にあっては、前記細いリード部分23の一端の直径が
0.75mmφからなる頭部24の部分に溶接によって
前記太いリード部分22の一端が固定されることによっ
て製造される。
これらのリード6にあって、前記ベルチェ素子10と接
続されるワイヤ20は溶接等によってす−ド6に接続さ
れるが、それ以外のワイヤ20は、リード6に超音波ワ
イヤボンディングによって接続される。超音波ワイヤボ
ンディングは超音波振動を利用してワイヤボンディング
を行うが、この実施例のリード6は太くなっていること
からり一部6の上端にワイヤ20を接続しても、リード
6は振動せず、ワイヤボンディングは確実に行える。
また、このようにリード6が部分的であっても、太く形
成されていることは、リード6の寄生インダクタンスを
低くすることとなり、565Mb it以上にも及ぶ高
周波域での光通信も安定して行えるようになる特長があ
る。
一方、前記リード6の接続形態は、第2図に示されるよ
うに、手前および後側のり一[列の左端のり−ド6がそ
れぞれ受光素子18の外部端子となるとともに、手前側
のリード列の左から2木目および3木目のり一部6はレ
ーザダイオードチップ15の外部端子となり、かつ、手
前側のリード列の左から4本口および5木目のり一部6
はサーミスタ19の外部端子となる。また、手前および
後側のリード列の右端のり−ド6は、それぞれベルチェ
素子10の外部端子となる。そして、他のリード6はこ
の実施例では使用しない空きリードとなる。
他方、このパッケージ本体サブアセンブリ部品は、パッ
ケージ本体7のフランジ3とは逆となる端面にファイバ
支持体4が取り付けられている。
このファイバ支持体4は、それぞれ筒体からなるアウタ
ー支持体25と、このアウター支持体25の内端に嵌合
されるインナー支持体26とからなっている。アウター
支持体25はその内端をパンケージ本体7の端に貫通状
態でかつ気密的に鑞接されている。また、このアウター
支持体25の外端部は薄肉管構造となり、カシメによっ
て容易に潰れるようになっている。また、前記インナー
支持体26は外端を前記アウター支持体25の内端に嵌
合させる構造となるとともに、内端は細く延在しかつ先
端は傾斜面となっている。
このようなファイバ支持体4にあって、光フアイバケー
ブル5は、ファイバ支持体4に挿入されるに先立って、
その先端側は一定の長さに亘ってジャケットが除去され
るが、そのジャケットが除去された光フアイバ16部分
が前記インナー支持体26全域およびアウター支持体2
5の一部に亘って延在し、ジャケットが付いた部分がア
ウター支持体25の外端部分に延在するようになる。光
ファイバ16は、このファイバガイド4の外端のカシメ
によってジャケットのある部分が固定され、内端の半田
付けによって気密的に固定されている。
また、パッケージ本体サブアセンブリ部品は、その底上
に台座9が固定されている。この台座9はパッケージ本
体7のフランジ3側底面にフラフクスを必要としない鑞
付けによって固定されている。この台座9は前記ベルチ
ェ素子10の上下の電極板27が熱膨張係数が6.7X
10−’/’C程度となるアルミナセラミックによって
構成されていることからこの電極板27と熱膨張係数が
6゜0〜7.0xlO−’/’Cとなる銅タングステン
(CuW)によって構成されている。また、このCuW
は熱伝導度が0. 5〜0. 67 c a l 7c
m−sec・0Cと高くなり、ベルチェ素子10の熱放
散性を高めるようになっている。また、前記台座9の一
端はフランジ3例のパッケージ本体7の周壁に接触し、
台座9から周壁を介してフランジ3に熱が伝わるように
なっている。
サブアセンブリ部品としてのサブキャリア11は、第3
図に示されるような構造となっている。
このサブキャリア11は、第4図に示されるように、矩
形板からなるヒートシンク14を主構成部品としている
。このヒートシンク14はその主面に搭載部12および
支持部13を存している。これら搭載部12および支持
部13は突状となっている。搭載部12はヒートシンク
14の主面の中央領域を横切るように配設されるととも
に、支持部13は一端側にかつ前記搭載部12に平行に
延在している。また、これら搭載部12および支持部1
3は、第4図に示されるように、ヒートシンク14の中
心線に対してθはど傾斜した傾斜軸に直交する方向に延
在している。また、前記支持部13には筒状の位置決め
固定体17が貫通固定されている。この位置決め固定体
17は、光ファイバ16を案内する支持体軸となるとと
もに、光ファイバ16の先端位置を調整できる調整可能
な軸となっている。このため、位置決め固定体17は塑
性変形し易い材料、たとえば、キュプラニッケルで形成
されるとともに、第4図に示されるように、支持部13
に挿嵌される細い変形可能な調整軸28と、支持部13
の外側壁に段付面が当接する大径の支持体軸29とから
なっている。光ファイバ16は、この位置決め固定体1
7に案内され、その先端をレーザダイオードチップ15
の一方の出射面に対面させている。また、光ファイバ1
6は、調整軸28のはすに切られた内端に半田30によ
って固定されている。
一方、前記位置決め固定体17の先端、すなわち、調整
軸28の先端延長線上の搭載部12上には、サブマウン
ト32がフラックスレスの低融点半田、たとえば、Pb
−3n−Inからなる半田で固定される。前記サブマウ
ント32は、熱伝導度が高くかつ熱膨張係数αがSiや
化合物半導体に近似した絶縁性のSiC(α:3.7X
10−”/@C)で構成されている。また、第1図およ
び第6図に示されるように、前記サブマウント32の主
面には、導電性のメタライズ層33が設けられている。
そして、このメタライズ層33上には、それぞれAu−
3n共晶層34.35を介してそれぞれ独立してレーザ
ダイオードチップ15およびAuからなるペデスタル3
6が固定されている。
したがって、前記レーザダイオードチップ15の下部電
極はメタライズ層33を介して前記ペデスタル36と電
気的に接続されている。前記レーザダイオードチップ1
5は、第6図に示されるように、レーザ光37を出射す
る共振器38がサブマウント32から遠く離れる、いわ
ゆるp−upの状態でサブマウント32に固定されてい
る。また、前記レーザダイオードチップ15の上面の電
極は2本のワイヤ20によって搭載部12に電気的に接
続されるとともに、前記ペデスタル36とり一部6とは
、第2図に示されるように、2本のワイヤ20で電気的
に接続される。これは、前記レーザダイオードチップ1
5の上部電極の搭載部12との接続、ペデスタル36と
リード6とのワイヤ20による接続は、この光電子装置
にあっては、レーザダイオードチップ15をドライブす
る側を高速トランジスタの関係からマイナスとして使用
するための極性変更のためである。なお、前記レーザダ
イオードチップ15はサブマウント32に搭載された状
態で搭載部12上に固定される。
また、この実施例の光電子装置では、レーザダイオード
チップ15をヒートシンク14の中心線から外して一方
に偏らせている。これは、前記ペデスタル36とリード
6との間に張られるワイヤ20の長さを短くするためで
あり、ワイヤ20の長さを短くすることによって寄生イ
ンダクタンスの軽減を図り、光電子装置を高周波域でも
安定して駆動させるためである。
また、前記レーザダイオードチップ15がヒートシンク
14の中心線から外れ、かつ光ファイバ16を案内する
位置決め固定体17が中心線から外れていることから、
パンケージ本体サブアセンブリ部品のファイバ支持体4
の延長線上には位置決め固定体17は位置しなくなる。
この結果、ファイバ支持体4から位置決め固定体17に
亘って延在する光ファイバ16を無理な力が加わらない
ように配設すると、第7図に示されるように、光ファイ
バ16は曲線を描いて延在することになる。
このように、光ファイバ16が固定される2点間で曲線
を描いて延在することは、温度変動に伴って固定2点間
距離が変化しても、光ファイバ16に無理な力が加わら
なくなり、通信に支障を来さなくなる。すなわち、固定
2点間において光ファイバ16が直線的にビンと張った
状態となっていると、熱膨張・熱収縮によって、前記光
ファイバ16の2個所の相対的位置関係が変化した場合
、光ファイバ16に力が加わり、あるいは光ファイバ1
6が破断したりするが、第7図に示されるように、光フ
ァイバ16が曲線を描いて延在していることから、光フ
ァイバ16の2点間の間隔が常温状態のA点から高温状
態のB点に延びたりあるいはA点から低温状態の0点に
縮んだりした場合、光ファイバ16は一点鎖線あるいは
二点鎖線で示すように屈曲して変化対応するため、光フ
ァイバ16に無理な応力が加わらなくなり、光ファイバ
16の損傷は防止できるようになる。
また、前記ヒートシンク14の主面には受光素子18を
取り付けたチップキャリア39がAu −3i共品層を
介して固定されている。前記チップキャリア39はセラ
ミックのブロックからなるとともに、その−側面(主面
)および上面に亘って素子固定用メタライズ層40およ
びワイヤ固定用メタライズ層41がそれぞれ設けられて
いる。受光素子18は前記素子固定用メタライズ層40
上にAu−5i共晶層を介して固定されている。また、
この受光素子18の上面の電極と、前記ワイヤ固定用メ
タライズ層41とはワイヤ42で電気的に接続されてい
る。なお、前記チップキャリア39はチップキャリア3
9の矩形の一辺がヒートシンク14の一辺と一致するよ
うにヒートシンク14に固定されるため、受光素子18
の受光面は、レーザ光37に対して垂直とはならず傾斜
する。
このため、受光素子18の受光面での反射光がレーザダ
イオードチップ15の出射面に戻らないことから、戻り
光による雑音の発生は防げる。
また、前記ヒートシンク14の支持部13の上面には、
ヒートシンク14の温度をモニターするサーミスタ19
がサーミスタ支持チップ43を介して固定されている。
前記サーミスタ支持チップ43はセラミックブロックか
らなるとともに、その表裏面に図示しないメタライズ層
を有している。
そして、サーミスタ19はAu−3n共晶層によってサ
ーミスタ支持チップ43の上面に固定される。この結果
、サーミスタ支持チップ43の露出するメタライズ層部
分はサーミスタ19の下部電極に導通状態となる。そこ
で、サーミスタ19の電極とリード6との導通を図る場
合は、第2図に示されるように、所定のり一部6とサー
ミスタ19の上部電極とが2本のワイヤ20で接続され
、所定のリード6とサーミスタ支持チップ43のメタラ
イズ層とが2本のワイヤ20で接続されることになる。
また、前記ヒートシンク14には、第3図に示されるよ
うに、窪み44あるいは孔45が設けられている。これ
らの窪み44および孔45には、レーザダイオードチッ
プ15と光ファイバ16との光軸合わせ時、同図の二点
鎖線に示されるように、位置調整用レバー46等の先端
が入れられ、窪み44や孔45の周壁の一部を前記位置
調整用レバー46の支点として動かし、位置調整用レバ
ー46の他端側で位置決め固定体17の調整軸28を上
下左右に塑性変形させることによって光軸合わせが行わ
れるようになっている。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る。
(1)本発明によれば、光電子装置にあって、パンケー
ジの内外に亘って延在するリードは、パンケージの外の
部分は規格通りの直径寸法としであるが、パンケージの
中の部分は太くしであることから、リードの寄生インダ
クタンスが小さくなり、光電子装置の高周波域での特性
が安定するという効果が得られる。
(2)本発明によれば、光電子装置にあって、レーザダ
イオードチップはレーザダイオ−トチ1.プの電極と電
気的に接続されるリード側に偏って配設されているため
、レーザダイオードチップの電極とリードを電気的に接
続するワイヤの長さが短くなり、ワイヤの寄生インダク
タンスが小さくなるため、光電子装置の高周波域での特
性が安定するという効果が得られる。
(3)上記(1)および(2)により、本発明の光電子
装置は、高周波域での特性が安定するという効果が得ら
れる。
(4)上記(1)により、本発明の光電子装置にあって
は、ワイヤが接続されるリートはその直径が太いことか
ら、リードの上端に超音波ワイヤボンディングによって
ワイヤを接続する場合、リードが太い故に振動しないた
め、ワイヤボンディングが確実に行えるという効果が得
られる。
(5)本発明の光電子装置の組立に用いられる段付軸状
のリードは、細いリードと太いリードとを溶接によって
製造するため、製造コストが安価となるという効果が得
られる。
(6)本発明によれば、レーザダイオードチップ。
受光素子、サーミスタ、光ファイバを案内する位置決め
固定体はヒートシンクに一体的に組み込まれてサブキャ
リアとなっている。また、パッケージ本体、フランジ、
リード、台座、ファイバガイドは一体となってパッケー
ジ本体サブアセンブリ部品となっている。したがって、
光電子装置の組立にあっては、このサブキャリアをパッ
ケージ本体サブアセンブリ部品に固定されたペルチェ素
子上に固定すること、前記サブキャリアの位置決め固定
体に固定された光ファイバとレーザダイオードチップと
の光軸合わせを行うことによって、重要部分の組立が終
了するため、高精度の組立が可能となるという効果が得
られる。
(7)上記(6)により、本発明によれば、2つのサブ
アセンブリ部品と数個の個別部品による組立によるため
、生産性が高くなるという効果が得られる。
(8)本発明の光電子装置は、その組立において、レー
ザダイオードチップと光ファイバとの光軸合わせは、サ
ブキャリアの位置決め固定体の首振り状の位置調整で行
われるため高精度の光軸合わせが行えるため、品質が高
いという効果が得られる。
(9)本発明の光電子装置は、レーザダイオードチップ
と光ファイバとの光軸合わせ時、位置決め固定体を位置
変動させるが、この位置変動は位置決め固定体の塑性変
形によって行われるため、塑性変形させた後は、元に戻
ったりすることもないので、常に設定時の光結合状態を
維持できることになり信頬性が安定するという効果が得
られる。
(10)本発明の光電子装置は、パッケージ内において
、光ファイバは固定2点間では曲線を描Xように延在し
ていることから、温度変動があっても、光ファイバはそ
の曲率を変えて延在するだけであることから光ファイバ
に損傷が一切発生せず特性が安定する。
(11)上記(1)〜(10)により、本発明によれば
、ワイヤボンディングが確実に行えるとともに、高周波
域で特性が安定した光電子装置を安価に提供することが
できるという相乗効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、たとえば、前記リードは
機械加工によって製造してもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である光通信用光電子装置
の製造技術に適用した場合について説明したが、それに
限定されるものではない。
本発明は少なくとも超音波によってワイヤボンディング
が行われる電子部品および高周波域で使用する電子部品
には適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
本発明の光通信用光電子装置にあっては、パッケージの
内外に亘って延在するリードはパンケージの外のリード
部分は規格に合わせてφ0.45mmとなっているが、
パンケージ内部に延在するリードはφ0.75mmと外
方部分よりも太(しである。また、パンケージの内部に
配設されるレーザダイオードチップはパッケージの中心
線から外れてレーザダイオードチップの電極と電気的に
接続されるリード側に近接するように偏って配設されて
いる。したがって、リードがパッケージ内部では太くな
っていることから、寄生インダクタンスが小さくなり、
光電子装置の高周波域での特性が安定する。また、前記
リードとレーザダイオードチップとを接続するワイヤの
長さは前記レーザダイオードチップがリード側に近接す
るように配設されているため、短くなり寄生インダクタ
ンスが小さくなることから、光電子装置の高周波特性が
安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による光電子装置におけるリ
ード固定状態を示す模式図、 第2図は同じく光電子装置の要部を示す斜視図、第3図
は同じくサブキャリアを示す斜視図、第4図は同じくサ
ブキャリアにおけるヒートシンクの平面図、 第5図は同じく位置決め固定体の内端の半田リングを示
す断面図、 第6図は同じくサブキャリアにおけるレーザダイオード
チップの搭載状態を示す斜視図、第7図は同じく光ファ
イバの固定状態を示す模式図である。 1・・・パッケージ、2・・・取付孔、3・・・フラン
ジ、4・・・ファイバ支持体、5・・・光フアイバケー
ブル、6・・・リード、7・・・パッケージ本体、8・
・・パッケージ蓋、9・・・台座、10・・・ペルチェ
素子、11・・・サブキャリア、12・・・搭載部、1
3・・・支持部、14・・・ヒートシンク、15・・・
レーザダイオードチップ、16・・・光ファイバ、17
・・・位置決め固定体、18・・・受光素子、19・・
・サーミスタ、20・・・ワイヤ、21・・・絶縁性支
持体、22・・・太いリード部分、23・・・細いリー
ド部分、24・・・頭部、25・・・アウター支持体、
26・・・インナー支持体、27・・・電極板、28・
・・調整軸、29・・・支持体軸、30・・・半田、3
2・・・サブマウント、33・・・メタライズ層、34
゜35・・・Au−3n共晶層、36・・・ペデスタル
、37・・・レーザ光、38・・・共振器、39・・・
チップキャリア、40・・・素子固定用メタライズ層、
41・・・ワイヤ固定用メタライズ層、42・・・ワイ
ヤ、43・・・サーミスタ支持チップ、44・・・窪み
、45・・・孔、46・・・位置調整用レバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パッケージと、このパッケージの内外に亘って延在
    するリードとを有する電子部品であって、前記リードの
    少なくともパッケージ内に延在する部分は他の部分より
    も太くなっていることを特徴とする電子部品。 2、パッケージと、このパッケージの内外に亘って延在
    するリードと、前記パッケージに内蔵されるチップとを
    有する電子部品であって、前記リードの少なくともパッ
    ケージ内に延在する部分は他の部分よりも太くなってい
    るとともに、前記チップの電極とリードとを電気的に接
    続するワイヤの長さが短くなるように前記チップはパッ
    ケージの中心から外れてチップの電極と電気的に接続さ
    れるリード側に偏って配設されていることを特徴とする
    電子部品。
JP61119233A 1986-05-26 1986-05-26 電子部品 Pending JPS62276933A (ja)

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JP61119233A JPS62276933A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 電子部品
US07/054,392 US4803361A (en) 1986-05-26 1987-05-26 Photoelectric device with optical fiber and laser emitting chip
US07/305,542 US4920262A (en) 1986-05-26 1989-02-03 Photoelectric device with leads
US07/490,456 US4997243A (en) 1986-05-26 1990-03-08 Method of mounting a light emitting chip and an optical fiber on a photoelectric device

Applications Claiming Priority (1)

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